市販で買えるドッグフードでおすすめは?30種類の餌を徹底検証!

市販のドッグフードと言えば、自分の買い物ついでに気軽に買えることや、うっかり愛犬のフードを切らしてしまった時にもすぐに買い足せることが強みですよね。

また、実際に自分の手にとって確認してから買える、という安心感もあります。

その一方で、「市販のドッグフードはあまり良くない」というイメージを持っている愛犬家も少なくありません。

そこでこの記事では、市販で買えるドッグフードの選び方や、市販で買えるおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

目次
  1. 市販で買えるドッグフードの選び方
    1. 主原料として肉・魚が使われているか
    2. 良質な原材料が使われているか
    3. 不要な添加物が使われていないか
  2. 市販で買える評判のいいドッグフード30種
  3. 市販で買えるおすすめのドッグフード10選
    1. アカナ
    2. ウェルネス
    3. プラチナムナチュラル
    4. シュプレモ
    5. オリジン
    6. ソルビダ
    7. アーテミス
    8. ピュリナワン
    9. サイエンスダイエット
    10. ウェルケア
  4. 市販で買えるドッグフード選びで迷った時はアカナがおすすめ
  5. 市販で買えるドッグフードに関するQ&A
    1. 市販で買える食いつきのいいおすすめのドッグフードは?
    2. 市販で買えるヒューマングレードのドッグフードはある?
    3. 市販で買える無添加ドッグフードはある?
    4. 子犬(幼犬・パピー)におすすめの市販のドッグフードは?
    5. 老犬(シニア犬)におすすめの市販のドッグフードは?
    6. 安くてコスパのいい市販のドッグフードでおすすめは?
    7. 市販で買える低脂肪のおすすめドッグフードは?
    8. 市販で買える高カロリーのおすすめドッグフードは?
    9. ドライタイプで超小粒の市販のドッグフードでおすすめは?
    10. 市販で買える半生タイプのドッグフードでおすすめは?
    11. 市販で買える缶詰タイプのドッグフードでおすすめは?
    12. 市販で買える小分けタイプのドッグフードでおすすめは?
    13. チワワやトイプードルにおすすめの市販で買えるドッグフードは?
    14. 柴犬やパグなどの小型犬におすすめの市販のドッグフードは?
    15. フレンチブルドッグなど中型犬におすすめの市販のドッグフードは?
    16. ゴールデンレトリバーなど大型犬におすすめの市販のドッグフードは?
    17. 小麦グルテンフリーの市販のドッグフードでおすすめは?
    18. 市販で買えるグレインフリーのドッグフードでおすすめは?
    19. 市販で買えるおすすめの国産ドッグフードはある?
    20. 市販で買えるチキンメインのおすすめドッグフードは?
  6. まとめ

市販で買えるドッグフードの選び方

市販で買えるドッグフードを選ぶにあたって、いくつか気を配っておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

主原料として肉・魚が使われているか

まず確認しておきたいことは、主原料として肉・魚(動物性原材料)が使われているかどうかです。

なぜなら、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素だからです。

その一方で、ドッグフードの販売価格が安くなればなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にあり、主原料として穀物が使われている市販のドッグフードはかなり多いですが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。

 

このことから特別な事情がない限りは、主原料として肉・魚が使われている高タンパクなドッグフードを選ぶことをおすすめしています。

パッケージや公式サイトに掲載されている原材料一覧には、使われている割合が多い順に記載されているので、最初にチキンやサーモンといった動物性原材料が記載されていれば、主原料として肉・魚が使われているドッグフードということになります。

ただ、中には第二原材料以降に穀物や豆類・イモ類が続いており、全体で見れば肉・魚の割合がそれほど多くないドッグフードもあるので、第二原材料以降と成分表のタンパク質含有量もきちんと確認しておきましょう。

良質な原材料が使われているか

主原料として肉・魚が使われているかだけでなく、原材料の品質にも注目しておきたいところです。

市販のドッグフードの中には、“ミートミール”“家禽ミール”といった原材料が使われているものも少なくありませんが、どちらも具体的に何の動物の肉が使われているのかが分かりません。

また、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。

 

対照的に、品質にこだわりを持って作られているドッグフードは“新鮮骨抜きチキン”、”フレッシュサーモン”といったように原材料が明記されていたり、「人用の食品レベル(ヒューマングレード)の原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。

ただ、ミートミールや家禽ミールが使われているドッグフードでも、公式サイトやパッケージに内容・品質が補足されていることがあるので、公開されている情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。

不要な添加物が使われていないか

そのほかには、不要な添加物が使われていないかにも気を配っておきましょう。

人工の酸化防止剤や着色料が使われている市販のドッグフードは珍しくありませんが、それらの人工添加物がアレルギーや涙やけの原因になることがあります。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤については、ドッグフードの酸化を抑える目的で添加されているものの、ローズマリー抽出物やミックストコフェロールといった天然由来のもので代用することもできます。

 

そして、人工の着色料はドッグフードの見た目を良くするために目的で添加されていますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しています。

そのため、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。

また、食いつきをよくする目的で人工の香料・調味料が使われている市販のドッグフードもありますが、人工の香料・調味料の摂りすぎは体の負担になってしまいます。

その一方で、天然由来の原材料そのものの香りを活かして風味が整えられている市販のドッグフードもあります。

市販で買える評判のいいドッグフード30種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
シュプレモ(成犬用) チキン(肉) 24.0%以上 15.0%以上 10.0%以下 365kcal タンパク加水分解物
アーテミス アガリクスI/S フレッシュチキン 24.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 約358.9kcal
ピュリナワン(ほぐし粒入り 成犬用 チキン) チキン 26%以上 16%以上 12%以下 約399kcal たんぱく加水分解物
INUMESHI(フィースト 1歳以上 大型犬用) 乾燥チキン 25.0% 14.0% 8.0% 377kcal
アカナ(スモールブリード 成犬用) 新鮮鶏肉 31%以上 17%以上 12%以下 351kcal
オリジン(オリジナル) 新鮮鶏肉 38%以上 18%以上 12%以下 386kcal
スーパーゴールド(フィッシュ&ポテト 子犬・成犬用) ポテト 22.0%以上 12.0%以上 10.0%以下 355kcal 動物性脂肪
ナチュラルチョイス(小型犬用[成犬用]チキン&玄米) チキン(肉) 24.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 375kcal タンパク加水分解物
愛犬元気(成犬用) 穀類 22.0%以上 10.0%以上 10.0%以下 約355kcal チキンミール、ビーフパウダー、ササミパウダー、動物性油脂、着色料
プラチナムナチュラル(成犬用 イベリコ) フレッシュポークミート 23.0% 14.0% 19.0% 344.80kcal
リガロ(ラム 子犬・成犬用) ラム生肉 37%以上 14%以上 10%以下 350kcal
カークランド(成犬用 ラム・ライス&ベジタブル) ラム 23.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 約365kcal 香料
ユーカヌバ(小型犬用 成犬用) 肉類 26.0%以上 16.0%以上 9.0%以下 405kcal 動物性脂肪
サイエンスダイエット(小型犬用 成犬用 チキン) トリ肉 21.0%以上 13.0%以上 10.0%以下 373.1kcal 動物性油脂
JPスタイル 和の究み(小粒 1歳から) 穀類 23.5%以上 13.5%以上 10.0%以下 約360kcal チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂
フィッシュ4ドッグ(ファイネスト サーモン) サーモン 23%以上 10%以上 10%以下 367.3kcal
POCHIザ・ドッグフード(ベーシック ワイルドサーモン) サーモン生肉 30%以上 10%以上 10%以下 315kcal
アイムス(成犬用 小型犬用 チキン小粒) 肉類 26.0%以上 15.5%以上 10.0%以下 392kcal チキンミール、家禽ミール、BHA、BHT
ビタワン(全成長段階用) 穀類 20.3%以上 8.0%以上 10.0%以下 350kcal チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、香料
ビューティープロ(成犬用 1歳から) 穀類 25.0%以上 13.5%以上 10.0%以下 380kcal チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂
ペディグリー(大型犬用 ビーフ&チキン&緑黄色野菜味) 穀類 18.0%以上 9.0%以上 10.0%以下 345kcal チキンミール、家禽類、タンパク加水分解物、着色料、BHA、BHT、pH調整剤
ロイヤルカナン(プードル専用フード 成犬用) コーン 28.0%以上 17.0%以上 10.5%以下 407kcal 動物性脂肪、加水分解タンパク
ウェルケア(柴専用 成犬〜シニア犬) 肉類 25.5%以上 11.0%以上 10.0%以下 330kcal チキンミール
セレクトバランス(成犬用 チキン) 乾燥チキン 22.0%以上 13.0%以上 10.0%以下 350kcal
プロフェッショナルバランス(スタンダードタイプ・1歳から) 穀類 24.0%以上 10.0%以上 10.0%以下 約365kcal チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂
アボダーム(ダック&ガルバンゾー) ダック 25.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 357kcal
アルモネイチャー(中型犬用 チキン) 新鮮なチキン 25%以上 15%以上 9%以下 372.0kcal
ソルビダ(グレインフリー チキン 室内飼育成犬用) オーガニックチキン生肉 25%以上 15%以上 10%以下 350kcal
プロプラン(スタンダードレンジ 小型犬用 成犬用) チキン 29%以上 17%以上 12%以下 約403kcal たんぱく加水分解物
ウェルネス(穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚) 白身魚 26.0%以上 12.0%以上 10.0%以下 約356kcal

市販で買える評判のいい人気のドッグフード30種類の主原料と主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました。

それぞれの項目に目を通していくと、主原料として穀物やイモ類が使われているドッグフードや、タンパク質含有量に物足りなさを感じるドッグフードがあることが分かりますね。

また、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフードや、不要な添加物が使われているドッグフードがあることも分かります。

 

なお、”タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”と”動物性油脂(動物性脂肪)”については、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていないというわけではありません。

ただ、ここで取り上げたタンパク加水分解物は、製造工程の説明がないことが気になりました。

動物性油脂に関しては、具体的に何の動物の油が使われているのかが分からないことに加えて、添加されている酸化防止剤の種類についての補足がないことが気がかりです。

市販で買えるおすすめのドッグフード10選

これまでの内容を踏まえつつ、市販で買えるおすすめのドッグフードを10種類紹介します。

なお、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査)

アカナ

アカナドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「スモールブリード 成犬用」のものです

価格/内容量 1,628円/340g
7,480円/2kg
17,380円/6kg
100gあたりの価格
(2kgの販売価格を参照)
約374円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約252円
穀物 不使用
(グレインフリー)

良質な肉・魚が贅沢に使われているだけでなく、低GIの野菜と果物が使われている高タンパク・低炭水化物のドッグフードのアカナ。

それに加えて、犬種(サイズ)や食の好み、年齢や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

この記事で取り上げている「スモールブリード 成犬用」については、高タンパク・高脂質な一方でカロリーはやや控えめに調整されており、適度に運動をする小型犬用フードとして向いています。

 

その一方で、高カロリーなフードや脂質とカロリーが控えめなフードもあり、愛犬の運動量と食事量に合わせてフードを選びやすいです。

なお、アカナはほとんどのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していますが、【クラシック】というシリーズには穀物(オーツ麦)が使われています。

ウェルネス

ウェルネスドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚」のものです

価格/内容量 2,398円/800g
3,901円/1.8kg
100gあたりの価格
(1.8kgの最安値を参照)
約217円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約203円
穀物 不使用
(グレインフリー)

原材料の内容と成分バランスの傾向が違う5つのシリーズがあるウェルネス。

どのラインナップも肉・魚が主原料、小麦グルテンフリー、不要な添加物は不使用という3つの条件を満たしており、ここで取り上げた「穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚」はグレインフリーのレシピを採用しています。

主要な成分バランスについては、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーはやや控えめで、室内飼いでそれほど運動量が多くない成犬用の主食としてぴったりです。

また、先に紹介したアカナと同じように、高脂質・高カロリーなフードもあれば低脂質・低カロリーなフードもあり、状況に合わせてフードを選びやすくなっています。

プラチナムナチュラル

※各項目は「成犬用 イベリコ」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
3,947円/1.5kg 8,756円/5kg
100gあたりの価格
(1.5kgの最安値を参照)
約263円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約224円
穀物 不使用
(グレインフリー)

プラチナムナチュラルは、素材そのものの栄養素と旨みができる限り損なわれないように、水を使わずに素材の水分だけで調理されているドイツ産のドッグフードです。

そして、新鮮な肉の割合は原材料全体の70%以上を占めており、タンパク源の内容が違うドライフードとウェットフードを取り揃えています。

なお、プラチナムナチュラルのドライフードは一般的なドライフードよりも水分量が多く、半生フードと中間くらいの柔らかさの粒になっているので、子犬やシニア犬にも食べやすいです。

また、グレインフリーのドライフードもあるので、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

シュプレモ

シュプレモドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
4,241円/2kg
6,987円/4kg
11,106円/7.5kg
19,283円/13.5kg
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約212円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約191円
穀物 モロコシ、大麦、オーツ麦、玄米、粗挽き米

ニュートロのドッグフードのシュプレモは、(超)小型犬向けのラインナップを中心に取り揃えており、どのフードも肉・魚が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

この記事で取り上げた「成犬用」は全犬種向けフードになっており、やや高脂質でタンパク質とカロリーは標準的な範囲になっています。

その一方で、脂質とカロリーが控えめに調整されたフードもありますし、グレインフリーフードやフリーズドライ原材料がトッピングされたフードもあり、飼育環境や体質、食の好みに配慮して選ぶことができます。

“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、コスパのよさを評価してピックアップしました。

オリジン

オリジンドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「オリジナル」のものです

価格/内容量 1,958円/340g
8,800円/2kg
22,000円/6kg
30,800円/11.4kg
100gあたりの価格
(2kgの販売価格を参照)
約440円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約264円
穀物 不使用
(グレインフリー)

オリジンは先に紹介したアカナと同じチャンピオンペットフーズ社のドッグフードで、アカナ以上に動物性原材料の割合が多くなっています。

また、どのラインナップも非常に高タンパク質かつ脂質とカロリーも高めな傾向があり、ここで取り上げている「オリジナル」も例外ではありません。

こういった成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしておすすめです。

その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしては向いていません。

ソルビダ

ソルビダドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「グレインフリー チキン 室内飼育成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,970円/900g
5,313円/1.8kg
9,889円/3.6kg
14,487円/5.8kg
28,710円/12kg
100gあたりの価格
(1.8kgの最安値を参照)
約295円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約283円
穀物 不使用
(グレインフリー)

動物性原材料が主原料、グレインフリーのレシピを採用、不要な添加物は不使用という3つの条件を満たしていることに加えて、ライフステージ別に成分バランスを調整したフードと全年齢対応フードを取り揃えているソルビダ。

ここで取り上げている「グレインフリー チキン 室内飼育成犬用」は、やや高タンパク・高脂質な一方でカロリーは控えめなドライフードで、どちらかと言えば運動量が少ない成犬向けと捉えることができます。

また、脂質・カロリーともに控えめに調整された成犬用フードもあり、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬にも対応できます。

ただ、全体的にカロリーが控えめという性質上、食が細くてたくさんの量が食べられない愛犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

アーテミス

アーテミス アガリクスI/Sのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「アガリクスI/S 小粒」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,750円/1kg
5,720円/3kg
9,900円/6.8kg
100gあたりの価格
(3kgの最安値を参照)
約191円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約193円
穀物 大麦・玄米・オーツ麦・黍

ほとんどのラインナップに動物性原材料が主原料として使われているほか、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているアーテミス。

この記事で取り上げた「アガリクスI/S」は、タンパク質・脂質・カロリーが標準的な範囲のドライフードで、適度に運動をする成犬の主食としておすすめです。

また、缶詰タイプの主食用ウェットフードも取り揃えており、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、主食用ドライフードの代わりにそのまま与えられることも強みです。

一部のラインナップに穀物が主原料として使われていることに加えて、タンパク質含有量がかなり控えめなことは気になるものの、比較的手に取りやすい価格で販売されていることは評価できます。

ピュリナワン

※各項目は「ほぐし粒入り 成犬用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,980円/2.1kg
100gあたりの価格
(2.1kgの最安値を参照)
約94円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約96円
穀物 米、コーングルテン、とうもろこし、小麦

ピュリナワンはネスレのドッグフードで、年齢や飼育環境に合わせて成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

ここで取り上げた「ほぐし粒入り 成犬用 チキン」については、やや高タンパクかつ高脂質・高カロリーなフードになっており、運動量が多い活発な成犬や少食でたくさんの量が食べられない成犬用フードとして向いています。

ピュリナワンはここまでに紹介したフードとは違い、小麦グルテンフリーのレシピは採用していないものの、非常に手に取りやすい価格で販売されています。

気がかりな要素を挙げるとすれば、ニュートロのドッグフードと同じように“たんぱく加水分解物”の製造工程が不明瞭なことですが、合成保存料や着色料といった犬にとって必要のない添加物は一切使われていません。

サイエンスダイエット

サイエンスダイエットドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「小型犬用 成犬用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,145円/750g
1,973円/1.5kg
3,027円/3kg
4,440円/5kg
100gあたりの価格
(3kgの最安値を参照)
約101円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約101円
穀物 トウモロコシ、小麦、米

「犬を飼っている誰もが知っている」・・・といっても過言ではないくらいメジャーなドッグフードのサイエンスダイエット。

この記事で取り上げた「小型犬用 成犬用 チキン」は、タンパク質がやや控えめな一方で脂質とカロリーは標準的な範囲のドライフードで、「食が細いシニア犬にタンパク質が控えめなドッグフードを与えたい」、と考えている場合に向いています。

そのほかにも、選ぶのを迷ってしまうくらい様々なラインナップを取り揃えていますが、一部のドライフードに穀物が主原料として使われていたり、タンパク質含有量に物足りなさを感じるフードがあること、“動物性油脂”の内容が不明瞭なことは気になります。

ただ、流通量が多くてうっかりフードを切らしてしまった時にもすぐに買い足せること、お手頃な値段のプレミアムドッグフードということは大きな魅力です。

ウェルケア

ウェルケアドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「柴専用 成犬〜シニア犬」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,958円/2.7kg(900g×3袋) 2,909円/5.5kg
100gあたりの価格
(2.7kgの最安値を参照)
約73円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約80円
穀物 小麦粉、米糠、コーングルテンフィード、米粉、コーングルテンミール

ウェルケアはドライタイプの国産ドッグフードで、特定の犬種向けに成分バランスや粒サイズが調整されています。

この記事で取り上げたのは「柴専用 成犬〜シニア犬」ですが、どのラインナップにも肉類が主原料として使われており、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーはやや控えめな傾向があります。

複数の穀物が使われていたり、チキンミールの品質についての補足がされていないことは気になるものの、かなり手に取りやすい価格で販売されていることは大きな魅力です。

また、色味をつけるための着色料が使われていないことも評価できます。

市販で買えるドッグフード選びで迷った時はアカナがおすすめ

アカナドッグフードのパッケージ画像(表面2)

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、アカナをおすすめします。

当サイトが市販で買えるドッグフードの中でも、アカナをおすすめする理由は以下の通りです。

アカナをおすすめする5つの理由
  • 良質な動物性原材料を贅沢に使用
  • グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用
  • 動物性タンパク源が限定されたシリーズもあり
  • 不要な添加物が一切使われていない
  • 運動量や食事量に配慮して選べる

まず言えることは、アカナには良質な動物性原材料が贅沢に使われており、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

また、グレインフリーorグレインフリーのレシピを採用しているだけでなく、動物性タンパク源が1種類だけに限定されたシリーズもあり、複数のタンパク源にアレルギーのある犬たちにも幅広く対応できます。

それに加えて、犬にとって必要のない添加物が一切使われていないことや、高脂質・高カロリーなフードから低脂質・低カロリーなフードまで取り揃えていることから、愛犬の運動量や食事量に配慮して選べることも強みです。

市販で買えるドッグフードに関するQ&A

市販で買えるドッグフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!

市販で買える食いつきのいいおすすめのドッグフードは?

ドッグフードの風味や食感の好みは犬それぞれなので、どんな犬でも食いつきのいいドッグフードはまずありませんが、「食いつきがいい」という評判が多いドッグフードの中から選べば、闇雲に選ぶよりも愛犬が気に入ってくれる可能性は高まります。

このことに加えて、人工の香料・調味料が使われていない市販で買えるドッグフードの中から選ぶとするなら、この記事でも取り上げているアカナをおすすめします。

アカナには良質な動物性原材料が贅沢に使われているだけでなく、メインのタンパク源の内容が違うドライフードを取り揃えており、食にこだわりのある愛犬の好みにも合わせやすいです。

以下の記事では、食いつきにこだわってドッグフードを選ぶ時のポイントや、食いつきがいいと評判のドッグフードを詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

市販で買えるヒューマングレードのドッグフードはある?

ドッグフードの中には“ヒューマングレード”という言葉を押し出しているものもありますが、ヒューマングレードという言葉を使うにあたっての明確な基準はなく、ヒューマングレードを謳っていても原材料の内容には差があります。

このことを踏まえたうえで市販で買えるドッグフードの中から選ぶなら、捕れてから5日以内の生の原材料が使われており、自社工場で原材料そのものの栄養素ができる限り損なわれないように調理されているアカナオリジンをおすすめします。

また、どちらのドッグフードも香料・着色料などの犬に必要のないものは一切使われていませんし、原材料の個々の生産者まで辿れるトレーサビリティシステムが整っていることも評価できます。

なお、ヒューマングレードのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

市販で買える無添加ドッグフードはある?

“無添加”を謳っているドッグフードを何種類も見かけたことがあるかもしれませんが、市販のもの、通販限定のものにかかわらず、実は完全無添加のドッグフードはほとんどありません。

と言っても、全ての添加物が避けた方がいいものというわけでもなく、主食用としての栄養基準を満たすために添加される合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。

そして、“犬に必要のないものが無添加”という意味で市販で買えるドッグフードの中から選ぶなら、アカナオリジンソルビダをおすすめします。

以下の記事では、不要なものが無添加のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードを詳しくまとめているので、よければ参考にしてみてください。

子犬(幼犬・パピー)におすすめの市販のドッグフードは?

“子犬(幼犬・パピー)”の時期という条件で市販で買えるドッグフードの中から選ぶなら、オリジンの子犬用フードか全年齢用フードがおすすめです。

オリジンは良質な動物性原材料の割合が全体の8割以上を占めていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、高タンパク・低炭水化物なドライタイプのドッグフードになっています。

それに加えて、全体的に高脂質・高カロリーな傾向があり、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬の主食としてぴったりです。

なお、子犬(幼犬・パピー)のドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。

老犬(シニア犬)におすすめの市販のドッグフードは?

“市販で買える”という条件に”老犬(シニア犬)向け”という条件を付け加えて選ぶなら、ウェルネスの「ウェルネスコア 高齢犬用」をおすすめします。

「ウェルネスコア 高齢犬用」は歳をとって活動量が落ちた老犬に配慮して、高タンパクかつ脂質とカロリーは控えめに調整されています。

そして、グルコサミン・コンドロイチンが配合されていることも、老犬用として「ウェルネスコア 高齢犬用」を選んだ理由の一つです。

以下の記事では、老犬(シニア犬)のドッグフード選びのポイントを詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

安くてコスパのいい市販のドッグフードでおすすめは?

市販のドッグフードと言えば、手に取りやすい価格で販売されているものが多いですが、やはり値段が安くなるほど穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料や必ずしも使う必要のない添加物が使われている傾向があります。

そのため、安さを最重要視して市販で買えるドッグフードの中から選ぶとなると、自信を持っておすすめできるドッグフードは中々見当たらない・・・というのが正直なところです。

このことを踏まえたうえで、この記事で取り上げた10種類のドッグフードの中から選ぶなら、肉・魚が主原料、合成着色料不使用という条件を満たしたドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されている、ピュリナワンウェルケアをおすすめします。

なお、安くてコスパのいいドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

市販で買える低脂肪のおすすめドッグフードは?

市販で買える低脂肪のドッグフードということであれば、アカナの「ライト&フィット」はおすすめできる内容のドッグフードで、低脂肪だけでなく高タンパク・低カロリーになっています。

その一方で、脂質が控えめなドッグフードの中には、動物性原材料の割合を減らして穀物の割合を増やした低タンパク・高炭水化物のものもあり、該当するドッグフードを選ぶのはおすすめしません。

以下の記事では、低脂肪のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードを掘り下げてまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

市販で買える高カロリーのおすすめドッグフードは?

“高カロリー”という条件で市販で買えるドッグフードの中から選ぶなら、オリジンの全年齢用フードをおすすめします。

良質な動物性原材料が贅沢に使われているグレインフリーのドライフードということもあり、高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、運動量が多い活発な愛犬や少食の愛犬用としてぴったりです。

また、品質・内容が不明瞭な原材料や、犬に必要のないものは一切使われておらず、原材料の内容や品質面・安全性についても文句のつけようがありません。

ドライタイプで超小粒の市販のドッグフードでおすすめは?

市販で買える”超小粒”のドライタイプのドッグフードということなら、シュプレモの「超小型犬用 成犬用」がおすすめです。

商品名から連想できる通り、超小型犬の成犬向けに成分バランスや粒サイズが調整されており、口の小さな愛犬にも食べやすいサイズ感のドライフードになっています。

また、肉類(チキン)が主原料、香料・着色料不使用という条件を満たしていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、比較的手に取りやすい価格で販売されていることもシュプレモの魅力です。

以下の記事では、(超)小粒のドッグフードの選び方のポイントをまとめているので、よければ参考にしてみてください。

市販で買える半生タイプのドッグフードでおすすめは?

柔らかい食感の半生タイプのドッグフードということであれば、プラチナムナチュラルのドライフードをおすすめします。

“ドライフード”と分類されてはいるものの、一般的なドライフードの水分量が10%程度なのに対して、プラチナムナチュラルのドライフードの水分量は19.0%と多くて柔らかめな食感になっています。

そして、新鮮な肉の割合が全体の7割を占めていることや、水を使わずに素材の水分だけで調理されていることも特徴です。

なお、半生タイプのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

市販で買える缶詰タイプのドッグフードでおすすめは?

半生タイプ以上に水分量が多い缶詰タイプのウェットドッグフードということなら、アーテミスの犬用缶詰がおすすめです。

アーテミスはタンパク源の内容が違う4種類の缶詰タイプのドッグフードを取り揃えており、どれもグレインフリーのレシピを採用していることに加えて、着色料などの犬に必要のないものは一切使われていません。

そして、どれもが子犬からシニア犬にまで与えられる主食用フードということで、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、主食としてそのまま与えることもできて使い勝手がいいです。

以下の記事では、缶詰タイプのドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードを詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

市販で買える小分けタイプのドッグフードでおすすめは?

ドライタイプのドッグフードの中には、袋や箱の中で小分け包装されているものがありますが、穀物が主原料として使われていたり、必ずしも使う必要のない添加物が使われている市販のドッグフードも少なくありません。

そんな状況の中、この記事で取り上げているピュリナワンには動物性原材料が主原料として使われていますし、香料・着色料も使われていません。

そして、2.1kgのパッケージに”700g×3袋”といった形で小分け包装されているので、保存方法にそれほど神経質にならずに済みます。

また、年齢やお悩み別のラインナップを取り揃えていることも強みです。

チワワやトイプードルにおすすめの市販で買えるドッグフードは?

チワワやトイプードルなどの超小型犬の愛犬用として、市販で買えるドッグフードの中から選ぶとするなら、アカナの「スモールブリード」やソルビダをおすすめします。

アカナの「スモールブリード」は小型犬向けに、ソルビダは室内飼いの犬向けに成分バランスが調整されており、カロリーは若干控えめになっています。

また、ソルビダについては体重管理が必要な成犬や、シニア犬向けに脂質とカロリーが控えめなドライフードも取り揃えているので、愛犬の年齢や運動量・食事量に配慮して選べます。

なお、チワワとトイプードルのドッグフードの選び方については、以下のそれぞれの記事でまとめています。

柴犬やパグなどの小型犬におすすめの市販のドッグフードは?

柴犬やパグなどの小型犬の愛犬用として市販で買えるドッグフードを選ぶにしても、アカナの「スモールブリード」やソルビダがおすすめです。

一般的に、超小型犬は成犬時の体重が4kg未満、小型犬は成犬時の体重が10kg未満の犬種のことを指しますが、ドッグフードを選ぶにあたっての基本的な考え方は変わりません。

そして、アカナの「スモールブリード」とソルビダは良質な肉・魚が主原料、品質・内容が不明瞭な原材料や犬に必要のないものは不使用という条件を満たしているだけでなく、グレインフリーのレシピを採用しています。

なお、柴犬やパグ向けのドッグフードの選び方についての掘り下げた解説や、(超)小型犬全般のドッグフードの選び方は以下のそれぞれの記事にまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

フレンチブルドッグなど中型犬におすすめの市販のドッグフードは?

フレンチブルドッグなど、成犬時の平均体重が10kgを超える中型犬の愛犬用として市販のドッグフードを選ぶなら、アカナの全犬種向けの成犬用フードやウェルネスの全犬種用フードをおすすめします。

特に、ウェルネスの全犬種用フードはグレインフリーかつ動物性タンパク源が限定された2種類のラインナップがあり、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な中型犬の愛犬にも対応しやすくなっています。

また、2種類とも高タンパクなドライフードということは共通していますが、うち一方は適度に脂質を含みつつカロリーはやや控えめに、もう一方は低脂質・低カロリーになっており、愛犬の運動量・食事量に配慮して選べます。

以下のそれぞれの記事では、フレンチブルドッグ向けのドッグフードの選び方と、中型犬全般のドッグフードの選び方のポイントを解説しているので、よければ参考にしてみてください。

ゴールデンレトリバーなど大型犬におすすめの市販のドッグフードは?

ゴールデンレトリバーなど、中型犬よりも体の大きい大型犬の愛犬用として市販のドッグフードを選ぶとするなら、アカナの「ラージブリード」はおすすめできる内容のドッグフードです。

アカナの原材料の特徴はここまでに何度も取り上げていますが、「ラージブリード」は大型犬向けに主要な成分バランスが調整されているほか、かなり大粒で噛みごたえのある大粒タイプのドライフードになっています。

また、「ラージブリード」には子犬用と成犬用の2種類がありますが、どちらも11.4kgの大容量サイズで販売されており、そのほかのグレインフリーのラインナップの小さめのサイズと比較すると、グラムあたりの価格が安いです。

なお、ゴールデンレトリバー向けのドッグフードの選び方と、大型犬全般のドッグフードの選び方については、以下のそれぞれの記事で詳しく解説しています。

小麦グルテンフリーの市販のドッグフードでおすすめは?

“市販”という条件に”小麦グルテンフリー”という条件を加えて選ぶなら、アカナウェルネスシュプレモはおすすめできる内容のドッグフードです。

どれも肉・魚が主原料、必ずしも使う必要のないものは不使用という条件を満たしており、年齢や犬種(サイズ)、食の好みや飼育環境に配慮して、原材料の内容と成分バランスを調整したラインナップを取り揃えています。

ただ、それぞれのドッグフードで販売価格や店頭での取扱状況が違うので、予算や買いやすさを考慮して選ぶのがいいでしょう。

市販で買えるグレインフリーのドッグフードでおすすめは?

小麦グルテンフリーではなく、”グレインフリー(穀物不使用)”という条件で市販のドッグフードを選ぶとするなら、アカナ(クラシックシリーズを除く)とオリジンをおすすめします。

どちらも同じチャンピオンペットフーズ社のドッグフードですが、それぞれで動物性原材料の割合やラインナップに違いがあり、オリジンはアカナよりも動物性原材料の割合が多い一方でラインナップは少ないです。

そして、オリジンは全体的に高タンパク・高脂質・高カロリーな傾向があるのに対して、アカナはラインナップによっては主要な成分バランスにかなりの差があるので、愛犬の食の好みや運動量・食事量に配慮して選ぶのがおすすめです。

なお、グレインフリーのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

市販で買えるおすすめの国産ドッグフードはある?

“国産”という条件を加えて市販で買えるドッグフードの中から選ぶなら、この記事でも取り上げているウェルケアをおすすめします。

国産ドッグフードというと、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われていたり、色味をつけるために着色料が使われているものも珍しくありません。

そんな状況の中、ウェルケアは肉類が主原料、着色料不使用という条件を満たしており、かなり手に取りやすい価格で販売されている市販の国産ドッグフードです。

以下の記事では、国産ドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容の国産ドッグフードを詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

市販で買えるチキンメインのおすすめドッグフードは?

市販で買えるチキンメインのドッグフードとしておすすめしたいのは、ソルビダ(「ターキー 全年齢用」を除く)です。

ソルビダをおすすめする理由は、日本で暮らす飼い犬は室内飼いされていることが多い傾向があることに対して、ソルビダはどれも室内飼いの子犬や成犬・シニア犬向けに成分バランスが調整されているからです。

そして、動物性タンパク源の種類が少なめなことに加えて、グレインフリーのレシピを採用していることもソルビダをおすすめする理由の一つです。

なお、チキンメインのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

「市販のドッグフードはあまり良くない」というイメージを持っている愛犬家も少なくありませんが、市販のドッグフードだから悪いというわけではなく、品質面・安全性ともにきちんと配慮されているドッグフードもあります。

ただ、通販でしか手に入らないドッグフードと比較すると、犬本来の食事内容に配慮されているとは言いづらいドッグフードや、品質が不明瞭な原材料が使われているドッグフード、犬にとって必要のない添加物が使われているドッグフードが目立つのも事実です。

現在は何百種類ものドッグフードが販売されていますが、最終的にどのドッグフードを買うのかを決めるのは愛犬ではなく飼い主である人間です。

だからこそ愛犬のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくドッグフード選びを心がけたいところですね。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだ愛犬のドッグフード選びに迷っているなら、まずはアカナをお試ししてみることをおすすめします。

なお、公式通販サイトでは割引価格で購入できるキャンペーンが開催されていることがあるので、お得な価格でアカナを手に入れたいと考えている場合には、公式通販サイトもチェックしてみるといいでしょう。