グランツキャットフードのイメージ画像1

グランツキャットフードは美食の国として知られるフランス産のキャットフードで、工程ごとに厳しい品質管理が行われています。

そして、動物性原材料の割合は実に全体の6割以上を占めており、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴です。

今回はそんなグランツキャットフードの口コミ・評判を87件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

グランツキャットフードの悪い口コミ・評判

グランツキャットフードの悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいちだった」、「値段が高いから購入しづらい」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、単純にグランツの風味や粒の形が好みに合わなかったことや、良質な動物性原材料が贅沢に使われているグレインフリーフードということが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(13件)
  • 値段が高い(4件)
  • うちの猫には合わなかった(3件)
  • 粒の形が食べづらそう(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2024年5月にAmazon、X、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

グランツの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

食いつきが悪い理由はいくつか考えられ、例えばグランツには”チキン&サーモン”と”チキン”、”サーモン”といった3種類のラインナップがありますが、単純に選んだ風味が好みに合わなかった可能性が考えられます。

また、グランツは原材料そのものの香りで風味が整えられていますが、人工の香料・調味料が使われているフードを食べ慣れている場合、グランツの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

値段が高い

そのほかに見つかったグランツの悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。

実際、グランツの100gあたりの値段は約400円ということで、ホームセンターやペットショップの店頭でよく見かける市販のフードと比較するとかなり高いです。
(※公式サイトの通常価格を参考にしています)

もちろん値段が高いだけあって、良質な動物性原材料が贅沢に使われていたり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用している・・・などのこだわりがあります。

ただ、どれだけ品質面にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。

 

ちなみに、グランツの公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると初回は500gの本商品1袋と50gのサンプル2袋を送料無料の980円で、2回目以降は本商品3袋を20%オフの値段で購入できるようになっています。

また、定期コースには継続回数の縛りはなく、次回配送日の5営業日前までに手続きすれば何回目からでも解約できるので、お試しにせよ継続して購入するにせよ、定期コースを利用した方がお得です。

うちの猫には合わなかった

グランツの悪い口コミ・評判の中には、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューもあり、具体的には「吐き戻しが増えた」という飼い主の声や、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声を確認できました。

吐き戻しや軟便の理由として考えられるのは、餌の切り替えが急すぎたことや食物アレルギーです。

グランツはグレインフリーのレシピを採用しているものの、猫によってアレルギーの原因は様々で、主原料として使われている動物性タンパク源や、特定のイモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。

そのため、食に敏感な愛猫にグランツを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。

粒の形が食べづらそう

通販サイトとSNSでグランツの口コミ・評判を調査していると、「粒の形が食べづらそう」という内容のレビューも見られました。

グランツの3種類のフードはそれぞれで粒の大きさや形が違い、選んだフードによっては風味の好みと同じように形状の好みが合わない可能性はあります。

どれも小粒と言えるサイズ感にはなっていますが、こればかりは食べさせてみないことには分からない・・・というのが率直な感想です。

▼総合評価をチェックする
グランツキャットフードの総合評価

グランツキャットフードの良い口コミ・評判

グランツキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのフード」、「うちの猫には合っている」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、グランツは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、タンパク源の種類・割合が違う3種類のラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(43件)
  • うちの猫には合っている(10件)
  • 原材料に安心感がある(10件)
  • 小粒で食べやすそう(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

グランツの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが13件、「食いつきがいい」というレビューが43件という件数を踏まえても、グランツはたくさんの猫たちに受け入れられているキャットフードと捉えてよさそうです。

食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、良質な動物性原材料の割合が全体の7割以上を占めており、素材そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

また、3種類の風味(チキン&サーモン/チキン/サーモン)を取り揃えており、食の好みに合わせて選べることも関係していると考えられます。

うちの猫には合っている

次に多かったグランツの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、グランツは肉・魚が主原料かつグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。

対照的に、販売価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

 

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しの原因になりえます。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グレインフリーのレシピを採用しているグランツなら、小麦とトウモロコシはもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「グランツは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

キャットフードの中には香料・保存料・着色料が使われているものもありますが、グランツにはそれらの人工添加物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。

香料が使われていないのはこれまでに触れた通りで、本商品を1袋500gの小袋サイズかつ密封チャック付きにして、開封後のフードの酸化を抑えられるように配慮されています。

着色料についてはフードの見た目を良くするために使われますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

小粒で食べやすそう

通販サイトとSNSで調査したグランツの口コミ・評判の中には、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューもありました。

悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、グランツの3種類のドライフードはどれも小粒になっており、子猫やシニア猫にも食べやすいサイズ感と言えます。

“チキン”については少し厚みのある粒になっているので、もし気になるなら”チキン&サーモン”か”サーモン”を選ぶといいでしょう。

グランツキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
値段が高い
うちの猫には合わなかった
粒の形が食べづらそう
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
原材料に安心感がある
小粒で食べやすそう

グランツキャットフードの悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいちだった」、「値段が高いから購入しづらい」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューを確認できました。

その一方で、グランツキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛猫お気に入りのフード」、「うちの猫には合っている」、「安心して与えられるキャットフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、グランツは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、タンパク源の種類・割合が違う3種類のラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。

グランツキャットフードの種類

商品名 主原料 穀物 タンパク質 脂質 水分 エネルギー
(100gあたり)
チキン&サーモン 脱水チキン 不使用(グレインフリー) 34.50% 16.00% 10.00% 367kcal
チキン 脱水チキン 不使用(グレインフリー) 32.00%以上 15.00%以上 10.00%以下 358kcal
サーモン フレッシュサーモン 不使用(グレインフリー) 32.00%以上 16.00%以上 10.00%以下 361kcal

口コミ・評判の項目で説明した通り、グランツキャットフードのラインナップは「チキン&サーモン」、「チキン」、「サーモン」の3種類です。

そして、どれも良質な動物性タンパク源が主原料、グレインフリーのレシピを採用、香料・保存料・着色料不使用という点は共通しています。

「チキン&サーモン」はそのほかの2種類よりもやや高タンパクになっていますが、主要な成分バランスの傾向自体は変わらないので、単純に食の好みや体質に合わせて選ぶのがいいでしょう。

グランツキャットフードをお試ししてレビュー!

グランツキャットフード(リニューアル前)のパッケージ表面

実際に、グランツキャットフード「チキン&サーモン」をお試ししてみました!
(※リニューアル前の商品をお試しした際のレビューで、現在はパッケージも変更されています)

グランツは国産ではなく海外産のキャットフードですが、原材料や成分、給餌量といった商品情報は日本語で書かれています。

グランツキャットフード(リニューアル前)のパッケージ裏面

グランツの袋を開けて最初に思ったのは、かなり匂いが強めなドライフードということ!

この匂いが我が家の愛猫にとっては食欲をそそる香りのようで、1袋消費するまで食べっぷりがすごかったです(笑)

グランツキャットフード(リニューアル前)の粒の大きさ

グランツ「チキン&サーモン」の粒の大きさには多少のバラつきはあるものの、平均すると直径7〜8mm前後の小粒サイズです。

これくらいのサイズなら、固形物を食べ始めた子猫や歳をとったシニア猫にも食べやすそうと感じましたし、愛猫も食べづらそうな様子は見られませんでした。

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グランツキャットフードの総合評価

グランツキャットフードの原材料の評価

グランツキャットフード(リニューアル前)と愛猫1
※撮影したパッケージはリニューアル前のものです

原材料一覧
脱水チキン 24.5%、フレッシュチキン 15.0%、脱水サーモン 14.0%、チキンファット 8.4%、チキンプロテイン 1.5%、サーモンオイル 0.8%、さつまいも、じゃがいも、エンドウ豆、ベジタブルファイバー、チコリ、マンナンオリゴ糖、ビール酵母、ユッカエキス、クランベリー、ブロッコリー、ブルーベリー、グルコサミン、コンドロイチン、ビタミン類(A、D3、E)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(銅、ヨウ素、鉄、マンガン、セレン、亜鉛)

ここからは、グランツキャットフードの原材料を調査していきます!
(※表は「チキン&サーモン」の原材料一覧です)

動物性原材料の割合は全体の6割以上

グランツの特徴としてまず挙げられるのは、動物性原材料の割合が全体の6割以上も占めていることでしょう。

また、人用の食肉としては出回らない4Dミールは使われておらず、原材料の大半は人用の食品用と変わらない鮮度と部位が使われています。

そして、ドライ(脱水)・フレッシュ(生)の肉・魚がバランスよく配合されていることや、工程ごとに厳しい品質管理が行われている工場で作られていることも見逃せません。

それに加えて、香料・保存料・着色料といった人工添加物が使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。

穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用

グランツは、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることも評価できます。

口コミ・評判の項目でも触れた通り、穀物の中でも小麦トウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グレインフリーのレシピを採用しているグランツなら、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

また、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グランツはどのラインナップに関しても牛肉・大豆が使われていません。

このことから、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な愛猫にも対応しやすいです。

グランツキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 34.50%
脂質 16.00%
粗繊維 5.00%
粗灰分 8.50%
水分 10.00%
オメガ6脂肪酸 0.70%
オメガ3脂肪酸 0.50%
リン 0.90%
マグネシウム 0.09%
ナトリウム 0.40%
カルシウム 1.30%
エネルギー 367kcal/100g

原材料の次は、グランツキャットフードの成分を調査していきます!
(※表は「チキン&サーモン」の成分表です)

子猫からシニア猫まで対応の主食用ドライフード

グランツキャットフードは、子猫からシニア猫にまで与えられる全年齢対応の主食用ドライフードです。

このことを踏まえながら主要な成分値に目を通してみると、タンパク質は32.00〜34.50%、脂質は15.00〜16.00%、水分は10.00%と、適度にタンパク質と脂質が含まれています。

そして、カロリーは100gあたり358〜367kcalと、やや控えめ〜標準的と言えるくらいになっており、室内飼いされていることが多くて運動量が少ない傾向にある日本の飼い猫向け、と捉えることができます。

もちろん、給餌量の調整次第で活発な愛猫にも問題なく与えられますよ。

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グランツキャットフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

公式 楽天 Amazon
500g×1袋 2,500円
500g×2袋 4,500円
500g×3袋 6,000円 6,500円
送料 660円 無料

グランツはペットショップやホームセンターの店頭では販売されていない通販限定のキャットフードで、公式サイトとAmazon以外では取り扱いがありません。
(※販売状況と販売価格は2024年5月に確認しました)

また、Amazonでは1袋だけの単品販売のほかに、2袋セットと3袋セットが販売されているのに対して、公式サイトでは3袋セットのみの販売となっています。

そして、公式サイトの3袋セットの価格は6,000円+送料660円、Amazonの3袋セットの価格は送料無料の6,500円ということで、販売価格と送料の合計金額はAmazonの方が安いです。

これだけ聞くと、公式サイトを通してグランツを購入するメリットがないように思えるかもしれませんが、公式サイトの定期コースを利用するとAmazonよりもお得にグランツを購入できるようになっています。

公式サイトの定期コースについて

初回 2回目以降
販売価格 980円
(500g×1袋+50g×2袋)
4,800円
(500g×3袋)
送料 無料 660円
(6袋以上で無料)

公式サイトの定期コースを利用する場合は、初回は500gの本商品1袋と50gのサンプル2袋を送料無料の980円で購入できます。

そして、2回目以降は3袋セットを20%オフの価格で購入でき、2セット(6袋)以上まとめ買いすると送料無料で注文できます。

配送周期は最長で12ヶ月ごとまで伸ばせるので、グランツを継続して購入するなら配送周期を長めに設定しておき、6袋以上まとめ買いするのがおすすめです。

なお、定期コースと聞くと継続回数の縛りを連想するかもしれませんが、グランツの定期コースには特に継続回数の縛りはなく、次回配送日の5営業日前までに手続きすれば何回目からでも解約できます。

グランツキャットフードとカナガンの違いを比較!

グランツキャットフードとカナガンキャットフードは、どちらも良質な肉・魚が主原料、グレインフリー、香料・着色料不使用という条件を満たしたキャットフードです。

また、3種類のドライフードがあることも共通していますが、動物性タンパク源の内容や粒の大きさ・形状に違いがあるほか、カナガンのドライタイプのキャットフードの方が高カロリーです。

このことから、育ち盛りの子猫や活発な成猫にはカナガンキャットフードを、それほど運動量が多くない成猫やシニア猫にはグランツキャットフードを・・・といった選び方ができます。

以下の記事では、グランツキャットフードとカナガンキャットフードの違いを掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

グランツキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき 4.5
コスパ 3.0
総合評価 Sランク
(S〜Eの6段階評価)
通常購入時の価格 6,000円/500g×3袋
定期購入時の価格 初回:980円/500g×1袋+50g×2袋
2回目以降:4,800円/500g×3袋
※定期初回は63%オフ
※定期2回目以降は20%オフ
対応年齢 全年齢対応
原産国 フランス
販売会社 GRANDS株式会社

当サイトのグランツキャットフードの総合評価はSランクです。

良質な動物性原材料の割合が全体の6割以上、グレインフリーのレシピを採用、香料・保存料・着色料不使用という3つの条件を満たしており、品質面・安全性については文句の付けようがありません。

それに加えて、日本の飼い猫向けの成分バランスになっていることも評価できますし、割引価格で購入できる定期コースが導入されており、特に継続回数の縛りがないことも良心的です。

また、定期コース初回は本商品1袋とサンプル2袋を送料無料の980円でお試しできるので、まずは定期コースを一度利用してみて、愛猫の様子を伺いながら定期コースを継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。

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