厳選された自然素材がたっぷりと使われているドッグフード「Supremo(シュプレモ)」。
主に(超)小型犬向けのドライフードを取り揃えており、年齢や飼育環境、食の好みに合わせて原材料の内容と成分バランスを調整したラインナップがあります。
今回はそんなシュプレモドッグフードの口コミ・評判を119件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
シュプレモドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.5 |
安全性 | 4.5 |
食いつき | 4.5 |
コスパ | 3.5 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,850円/1kg 4,280円/3kg 8,056円/6kg ※小型犬用 成犬用 ※2023年8月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | アメリカ |
販売会社 | マースジャパンリミテッド |
公式サイト | Supremo(シュプレモ)™|ドッグフード|Nutro™ |
当サイトのシュプレモドッグフードの総合評価はAランクです。
主原料として良質な動物性原材料を使用、香料・着色料などの犬に必要のないものは不使用という条件を満たしていることに加えて、小麦グルテンフリーのドッグフードということが魅力的です。
また、年齢・犬種別に成分バランスを調整したラインナップを取り揃えていることや、グレインフリーのレシピを採用したドライフードもあることも評価できます。
そして、プレミアムドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されており、「品質と価格のバランスが取れたコスパのいいドッグフード」という印象を受けました。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
シュプレモドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、シュプレモドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「うちの犬には合わなかった」、「続けていくには値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、シュプレモドッグフードには香料が使われていないことや、良質な肉類が主原料として使われているプレミアムドッグフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合わなかった(9件)
- 値段が高い(7件)
- 食いつきはいまいち(7件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2021年3月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
うちの犬には合わなかった
悪い口コミ・評判で一番多かったのは「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「軟便・下痢気味になった」というレビューや、「吐く回数が増えた」というレビューが目立ちました。
下痢・嘔吐といった消化不良の原因としてまず考えられるのは、餌の切り替えが急すぎたことです。
急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、シュプレモドッグフードに慣れるまで軟便気味になったり吐き戻しが増える可能性があります。
また、食物アレルギーが原因で下痢・嘔吐といった消化不良を起こすこともあります。
シュプレモドッグフードには食物アレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々で、穀物全般にアレルギーのある犬もいれば、牛肉や鶏肉などの特定の動物性タンパク源にアレルギーのある犬もいます。
値段が高い
次に多かった悪い口コミ・評判は、「シュプレモドッグフードは値段が高い」というレビューです。
シュプレモドッグフードの100gあたりの値段は約190円と、確かにホームセンターやペットショップでよく見かける市販の激安ドッグフードと比べると高額です。
(※「小型犬用 成犬用」の1kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)
ただ、シュプレモドッグフードの2〜3倍以上の値段で販売されているプレミアムドッグフードも珍しくありませんし、実際にはシュプレモドッグフードは継続購入しやすい価格帯のプレミアムドッグフードと言えます。
とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。
食いつきはいまいち
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」といった食いつきの悪さを指摘するレビューです。
一般的には香料を使って風味が整えられているドッグフードの方が食いつきがいい傾向にありますが、シュプレモドッグフードは原材料そのものの香りで風味を整えています。
そのため、香料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬の場合、シュプレモドッグフードの香りと味にそれほど魅力を感じないのかもしれません。
また、単純に選んだ風味が愛犬の食の好みではなかった可能性も考えられますね。
シュプレモドッグフードの良い口コミ・評判
シュプレモドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」という内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、シュプレモドッグフードには良質な肉原材料が主原料として使われていることに加えて、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(41件)
- うちの犬には合っている(26件)
- 原材料に安心感がある(10件)
- 粒の形が食べやすそう(9件)
- お手頃な値段(6件)
- 成分バランスがいい(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
今回調査した口コミ・評判で一番多かったのが、「食いつきがいい」というレビューでした。
「あまり食べない」というレビューが7件、「食いつきがいい」というレビューが41件という割合を踏まえても、シュプレモドッグフードは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいドッグフードと捉えてよさそうです。
また、シュプレモのドライタイプのドッグフードには3つのシリーズがあり、”シュプレモ レシピ”と”シュプレモ プレミアムブレンド”というシリーズについては、それぞれで3種類の風味を取り揃えていることも強みです。
それだけでなく、トレイに入ったパテタイプの主食用ウェットフードも製造・販売しているので、それだけでなく、トレイタイプの主食用ウェットフードも販売しているので、ドライフードにトッピングしたり水分補給を兼ねて食べさせたりと、状況に応じて色々な与え方ができます。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、シュプレモドッグフードは小麦が使われていないことに加えて、良質な肉類が主原料として使われている高タンパクなドッグフードということです。
対照的に、安さをウリにしたほとんどのドッグフードには穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や嘔吐、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、シュプレモドッグフードなら小麦アレルギーの愛犬にも与えられますし、グレインフリー(穀物不使用)のドライフードまで取り揃えていることも評価できます。
原材料に安心感がある
通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していく中で、「シュプレモドッグフードは原材料に安心感がある」というレビューも確認できました。
ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているものもありますが、シュプレモドッグフードにはそれらの添加物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために添加されるものの、シュプレモドッグフードには人工のものではなく、天然由来のものが使われています。
着色料についてはドッグフードの見た目を良くするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
粒の形が食べやすそう
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「シュプレモドッグフードは粒の形が食べやすそう」というレビューです。
シュプレモのドライタイプのドッグフードには年齢(子犬用/成犬用/シニア犬用)、犬種(超小型犬/小型犬用/全犬種用)別のラインナップがあり、粒の形も対応した犬に食べやすいよう配慮されています。
とは言っても、当然全ての犬にとって食べやすいというわけではないので、粒の形状についての口コミ・評判はあまり当てにならないと思っておいた方が無難です。
お手頃な値段
「値段が高い」というレビューとは対照的に、「お手頃な値段」というレビューも見つかりました。
悪い口コミ・評判の項目でも説明した通り、シュプレモドッグフードはプレミアムドッグフードの中では手に取りやすい値段で販売されています。
当然、値段が高くなればなるほど肉原材料の割合が多くなったり、製造工程にひと手間かけられているといった傾向はありますが、【品質と価格のバランスが取れている】という理由でシュプレモドッグフードを選んでいるというレビューが印象的でした。
成分バランスがいい
良い口コミ・評判の中には、「シュプレモドッグフードは成分バランスがいい」というレビューもありました。
シュプレモドッグフードは年齢や犬種に合わせて成分バランスを調整したドライフードを取り揃えていますし、良質な肉類が主原料として使われているだけあって、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質もしっかりと含まれています。
また、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある犬向けに、脂質とカロリーが控えめに調整されたドライフードを製造・販売していることも評価できます。
シュプレモドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | うちの犬には合わなかった |
値段が高い | |
あまり食べない | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
原材料に安心感がある | |
粒の形が食べやすそう | |
お手頃な値段 | |
成分バランスがいい |
シュプレモドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「続けていくには値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、シュプレモドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」という内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、シュプレモドッグフードには良質な肉原材料が主原料として使われていることに加えて、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。
シュプレモドッグフードをお試ししてレビュー!
シュプレモドッグフード(超小型犬〜小型犬用 体重管理用)を実際にお試ししてみました!
パッケージの表面と裏面には、使われている原材料のこだわりが詳しく書かれています。
そして、パッケージ側面に原材料一覧と成分表、給餌量の目安が掲載されています。
原材料と成分についてのレビューは後ほどの項目でしていきますが、原材料一つ一つの名称がきちんと書かれていることに加えて、鶏脂に使われている酸化防止剤の種類が補足されていることには好感を持てました。
シュプレモドッグフード(超小型犬〜小型犬用 体重管理用)の袋を開けてまず感じたのは、思っていたよりも香りが薄めなドライフードということです。
ただ、決して匂わないというわけではなく、開け口に顔を近づければしっかりとフードの香りは感じられます。
むしろ、匂いに敏感な飼い主にとっては優しいドライフードと捉えることができますね。
なお、今回は最小サイズの1kgを購入しましたが、1kgサイズにもパッケージ内側にシングルジッパーが付いています。
このような配慮がされていることから密閉保存がしやすく、開封後に別の保存容器に移し替える手間も省けます。
お皿に盛り付けてみるとこんな感じで、平ぺったい楕円形の粒になっています。
こうやって手にとって確認してみると、サイズ感や粒の大きさ・形に多少のバラつきがあることがよく分かると思います。
さらに、いくつかの粒をピックアップしてサイズを測ってみた結果・・・
直径は10〜12mmといったところでした。
それほど厚みのない粒なので、ドライフードを食べ慣れている(超)小型犬の成犬なら問題なく食べられるでしょう。
シュプレモドッグフードの種類
シュプレモドッグフードは主食用ドライフードだけでなく、主食用ウェットフードも取り揃えています。
ドライフード
シリーズ | 商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
シュプレモ | 子犬用 | 30.0% | 19.0% | 10.0% | 380kcal |
超小型犬用[成犬用] | 28.0% | 19.0% | 10.0% | 380kcal | |
小型犬用[成犬用] | 26.0% | 17.0% | 10.0% | 375kcal | |
成犬用 | 24.0% | 15.0% | 10.0% | 365kcal | |
超小型犬〜小型犬用 エイジングケア | 28.0% | 15.0% | 10.0% | 360kcal | |
エイジングケア | 26.0% | 13.0% | 10.0% | 355kcal | |
超小型犬〜小型犬用 体重管理用 | 28.0% | 12.0%(15.0%以下) | 10.0% | 345kcal | |
体重管理用 | 26.0% | 9.0%(12.0%以下) | 10.0% | 335kcal | |
シュプレモ レシピ | 草原のレシピ チキンのロースト[エンドウ豆・ニンジン・パセリ添え]超小型犬〜小型犬用[成犬用] | 30.0% | 16.0% | 10.0% | 365kcal |
牧場のレシピ ビーフのグリル[ポテト・ホウレン草・パセリ添え]超小型犬〜小型犬用[成犬用] | 29.0% | 16.0% | 10.0% | 370kcal | |
地中海のレシピ ラムのグリル[ひよこ豆・トマト・オレガノ添え]超小型犬〜小型犬用[成犬用] | 29.0% | 16.0% | 10.0% | 365kcal | |
シュプレモ プレミアムブレンド | チキン 超小型犬〜小型犬用 成犬用 | 30.0% | 16.0% | 10.0% | 370kcal |
ビーフ 超小型犬〜小型犬用 成犬用 | 29.0% | 16.0% | 10.0% | 375kcal | |
ラム 超小型犬〜小型犬用 成犬用 | 29.0% | 16.0% | 10.0% | 370kcal |
ドライフードには【シュプレモ】、【シュプレモ レシピ】、【シュプレモ プレミアムブレンド】という3種類のシリーズがあります。
【シュプレモ】シリーズは小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、年齢や犬種、飼育環境に合わせて成分バランスが調整された8種類のドライフードを取り揃えています。
【シュプレモ レシピ】シリーズはグレインフリー(穀物不使用)のレシピが採用されており、どれも高タンパク・高脂質な成分バランスになっています。
【シュプレモ プレミアムブレンド】シリーズについては、グレインフリーのレシピを採用していることや、主要な成分バランスの傾向は【シュプレモ レシピ】シリーズと変わりませんが、5種類のフリーズドライ原材料がミックスされているのが特徴です。
(※フリーズドライ原材料=パイナップル・りんご・黄桃・パプリカ・グリーンピース)
子犬用(パピー)フードの特徴
子犬用(パピー)フードの「子犬用」は、全犬種対応の小麦グルテンフリーのドライフードです。
成犬用フードと比較すると高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して成分バランスがしっかりと調整されている印象を受けます。
成犬用フードの特徴
成犬用フードのラインナップは全11種類と多いですが、全体的にはやや高タンパクで脂質とカロリーは標準的なドライフードが多いです。
基本的にはチワワなら超小型犬用、ミニチュアシュナウザーなら小型犬用といったように犬種に合わせて選べば問題ありませんが、穀物全般にアレルギーがある場合はグレインフリーフードを選んであげましょう。
また、脂質とカロリーが控えめに調整されているフードもあることから、愛犬の運動量や食事量に配慮してフードを選ぶこともできます。
シニア犬用(老犬)フードの特徴
シュプレモドッグフードは2種類のシニア犬用(老犬)フードを取り揃えていますが、成分バランスに大きな違いはありませんし、原材料の内容もほぼ変わりません。
成犬用フードと比較すると脂質とカロリーが控えめに調整されており、歳をとって運動量が落ちた7歳以上のシニア犬の主食としてぴったりです。
ウェットフード
シリーズ | 商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
カロリーケア | 子犬用 | 7.0% | 5.5% | 81.0% | 110kcal |
成犬用 | 6.0% | 5.0% | 83.0% | 100kcal | |
シニア犬用 | 6.5% | 5.5% | 82.0% | 110kcal | |
チキン 成犬用[パンプキン&ホウレン草 トッピング入り] | 5.0% | 4.5% | 85.0% | 95kcal | |
ターキー 成犬用[チーズ&野菜 トッピング入り] | 5.0% | 4.0% | 85.0% | 85kcal | |
チキン&サーモン入り 成犬用[ポテト&ディル トッピング入り] | 5.5% | 4.5% | 84.0% | 100kcal |
ウェットフードは子犬用とシニア犬用が1種類ずつ、成犬用が4種類というラインナップになっています。
どれも毎日の主食として与えることができるウェットフードなので、そのまま与えたりドライフードにトッピングして与えたりなど、状況に応じて色々な与え方ができます。
なお、シュプレモドッグフードのウェットフードは全てトレイタイプとなっており、缶詰タイプやパウチタイプのウェットフードは製造・販売されていません。
シュプレモドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキン(肉)、チキンミール、モロコシ、オーツ麦、玄米、鶏脂、タンパク加水分解物、ラムミール、サーモンミール、粗挽き米、ビートパルプ、大麦、亜麻仁、チアシード、ココナッツ、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸) ※気がかりな原材料は赤色で記載 |
ここからは、シュプレモドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「小型犬用 成犬用」の原材料一覧です)
小麦グルテンフリーのドッグフード
シュプレモドッグフードの大きな特徴として挙げられるのは、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているドッグフードということです。
そして、主原料として使われているのは良質な肉原材料で、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質がしっかりと含まれています。
それに対して、安さをウリにしたドッグフードには肉原材料よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、穀物が過剰に使われているドッグフードは肉食傾向の雑食である犬の食生活に配慮されているとは言いづらいです。
また、口コミ・評判の項目でも触れたように、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているシュプレモドッグフードなら、小麦アレルギーの愛犬にも与えられます。
グレインフリーのドライフードもあり
シュプレモドッグフードは小麦グルテンフリーのラインナップだけでなく、穀物全般にアレルギーのある犬に配慮されたグレインフリーフードも製造・販売しています。
また、グレインフリーのレシピを採用している【シュプレモ レシピ】シリーズには4種類の風味が、【シュプレモ プレミアムブレンド】シリーズには3種類の風味があり、愛犬の食の好みに合わせやすいことも強みです。
4Dミールは使われていない
もしかすると、原材料一覧に”ミール”という肉原材料が掲載されていることから、ほとんど栄養がなく人間の食肉として出回らない“4Dミール(副産物)”を連想する方もいるかもしれません。
ただ、シュプレモの公式サイトには【「副産物ミール」は使用していない】と明記されていますし、ミールの品質について神経質になる必要はないでしょう。
原材料一覧の”ミール”という記載も、”粉末状に砕いた状態”という本来の意味で使われているだけです。
犬にとって必要のないものは不使用
シュプレモドッグフードには、犬にとって必要のないものが使われていないことも評価できます。
口コミ・評判の項目でも説明した通り、人工の酸化防止剤や着色料を使っているドッグフードは少なくありませんが、それらの人工添加物は必ずしも使う必要のない添加物です。
それに対して、それらの添加物が一切使われていないシュプレモドッグフードは、人間目線ではなく犬目線で作られたドッグフードと言えるでしょう。
原材料について気になることを挙げるとすれば、”タンパク加水分解物”の製造方法が分からないことくらいです。
シュプレモドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 26.0%以上 |
脂質 | 17.0%以上 |
粗繊維 | 4.0%以下 |
灰分 | 10.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カルシウム | 1.5%以上 |
リン | 1.0%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 3.30%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.65%以上 |
エネルギー | 375kcal/100g |
原材料の次は、シュプレモドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「小型犬用 成犬用」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
シュプレモのドライタイプのドッグフードのタンパク質は24.0〜30.0%以上、脂質は9.0〜19.0%以上、100gあたりのカロリーは335〜380kcalと、ラインナップによって成分バランスにかなりの差があります。
例えば、子犬用フードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、成犬用フードよりも高タンパク・高カロリーに調整されています。
その一方で、シニア犬用フードは歳をとって運動量が落ちるシニア犬に配慮して、成犬用フードよりも脂質とカロリーが控えめになっています。
そして、成犬用フードはやや高タンパク質で脂質とカロリーは標準的なドライフードが多く、平均的な運動量の成犬にはぴったりのフードと言えるでしょう。
また、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬や運動量が少ない成犬向けに、脂質とカロリーが控えめに調整されたフードを取り揃えていることも評価できます。
シュプレモドッグフードの給餌量(給与量)
体重 | グラム数 | カップ (200cc) |
---|---|---|
2kg | 45g | 0.5カップ |
3kg | 60g | 0.6カップ |
4kg | 75g | 0.8カップ |
5kg | 90g | 0.9カップ |
6kg | 100g | 1.0カップ |
7kg | 110g | 1.1カップ |
8kg | 125g | 1.3カップ |
9kg | 135g | 1.4カップ |
10kg | 145g | 1.5カップ |
シュプレモドッグフード「小型犬 成犬用」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この給餌量はあくまで目安でしかありません。
実際には飼育環境や体質によって適量が変わってくるので、定期的に体重を量って分量を調整しましょう。
ちなみに、成犬のご飯の回数は1日2回が目安になりますが、食欲旺盛で給餌量の調整が難しい場合はご飯の回数を増やすことで空腹を感じにくくさせることができるので、愛犬がどうしても餌を食べすぎてしまうなら試してみてください。
シュプレモドッグフードの賞味期限と保存方法
シュプレモのドライタイプのドッグフードの開封前の賞味期限は、製造日から約1年と日持ちします。
ただ、シュプレモドッグフードは人工の酸化防止剤を使っていないので、開封後は直射日光と高温多湿を避けて保存した上で、1ヶ月くらいを目安に使い切れるのが理想的です。
1ヶ月経ったらもう食べられない・・・というわけではありませんが、時間が経つにつれて香りが薄れて食いつきが落ちる原因にもなります。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1kg | 2,548円 | 1,850円 | 2,127円 |
3kg | 6,380円 | 4,280円 | 4,309円 |
6kg | 11,371円 | 8,056円 | 8,163円 |
ニュートロの公式通販サイトと楽天市場、Amazonでシュプレモドッグフードの「小型犬用 成犬用」の販売価格を調査してみたところ、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年8月に確認しました)
店頭でもシュプレモドッグフードを取り扱っている店舗は増えてきましたが、店頭では定価で販売されていることが多いですし、通販サイトは一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いので、継続して購入するなら通販サイトでまとめ買いするのがおすすめです。
通販なら重い大袋をわざわざ持ち運ぶ手間もありませんしね。
ただ、どうしても店頭で直接購入したいというこだわりがある場合には、ニュートロの公式サイトで最寄りの取扱店舗を探してみるといいでしょう。
⇒SHOP LIST|Nutro Japan Website
シュプレモドッグフードのお試しサンプルはある?
ニュートロの公式サイトでは、シュプレモドッグフードのお試しサンプルを0円+送料500円で販売しています。
お試しサンプルの内容量は210g(30g×7袋)ということで、愛犬のざっくりとした食いつきくらいは判断できるでしょう。
ただ、数食分くらいの少量パックだと、開封してからしばらく経った本商品を最後まで食べてくれるかの判断や、愛犬の体質に合っているかどうかの判断ができません。
このことから、当サイトでは少量だけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、最初から1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛犬に合っているかをじっくりと確認することをおすすめしています。
▼お試しサンプルの詳細ページはこちら
お試しサンプル(犬用)|ニュートロ™公式通販
シュプレモとそのほかのドッグフードを比較!
シュプレモとそのほかのドッグフードを比較し、シュプレモとの違いを整理してみました!
シュプレモドッグフードとモグワンの違い
シュプレモドッグフードには様々なラインナップがあるのに対して、モグワンは全犬種・全年齢対応の主食用ドライフードが1種類だけです。
そして、良質な肉・魚が主原料として使われていることや、香料・着色料が使われていないことは変わらず、モグワンはグレインフリーのレシピを採用しています。
このことから、原材料の内容と成分バランスにこだわりがないなら犬種・年齢を問わないモグワンを、年齢や活動量に合わせてドッグフードを選びたいと考えているならシュプレモドッグフードを・・・といった選び方ができます。
以下の記事では、シュプレモドッグフードとモグワンの違いを4つの項目で比較しているので、あわせて参考にしてみてください。
シュプレモドッグフードとミシュワンの違い
シュプレモドッグフードもミシュワンも、肉・魚が主原料として使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していること、香料・着色料が使われていないことは同じです。
また、ミシュワンにも「小型犬用」と「シニア犬用」、「全犬種用」といった年齢や犬種(サイズ)にあわせて成分バランスを調整した3種類のドライフードがあり、「全犬種用」はグレインフリーのレシピを採用しています。
ただ、ラインナップの豊富さという面ではシュプレモドッグフードに分があり、ミシュワンよりも選択肢の幅が広いです。
なお、シュプレモドッグフードとミシュワンの違いについては、以下の記事で掘り下げて解説しています。
まとめ
ニュートロのシュプレモドッグフードは、主に(超)小型犬向けのドライフードを取り揃えており、年齢や体質、飼育環境や食の好みに合わせて原材料の内容と成分バランスを調整したラインナップを取り揃えています。
そして、どのドッグフードにも良質な動物性原材料が主原料として使われていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、プレミアムドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されています。
しいて気になる点を挙げるとするなら、”タンパク加水分解物”の製造工程の補足がされていないことくらいで、香料・着色料などの必ずしも使う必要のないものは使われていません。
「愛犬には品質と価格のバランスが取れたドッグフードを与えたい」と考えているなら、シュプレモドッグフードをお試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。