
良質な魚が主原料として使われているイギリス産プレミアムフードのフィッシュ4ドッグ。
安全性に配慮して人工の酸化防止剤・着色料が使われておらず、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのも特徴です。
今回はそんなフィッシュ4ドッグの口コミ・評判を112件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
フィッシュ4ドッグの悪い口コミ・評判
フィッシュ4ドッグの悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、フィッシュ4ドッグには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことや、良質な魚が主原料として使われているグレインフリーフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(16件)
- 値段が高い(6件)
- うちの犬には合わなかった(5件)
- 大粒で食べづらそう(5件)
という結果になっています。
(※口コミ・評判は2021年5月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)
食いつきはいまいち
フィッシュ4ドッグのフードは、全く食べないけど、ティドラーは凄い食い付きです。
— ミニョパパ (@ttandmo20011211) January 9, 2020
フィッシュ4ドッグの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューでした。
食いつきが悪い原因として考えられるのは、フィッシュ4ドッグには食いつきをよくするための人工添加物が使われていないことです。
一般的には人工の香料・調味料で風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、それらの人工添加物が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、フィッシュ4ドッグの香りにあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、フィッシュ4ドッグは主食用ドライフードとトッピング用ウェットフード(缶詰/ムース)を取り揃えていますが、どれに関しても魚が主原料として使われています。
そのため、魚風味のフードを食べ慣れていない愛犬の場合は餌の切り替えに苦労するかもしれません。
値段が高い
10種類!凄い😳
ありがとうございます。
この先ちゃんと良くなるのか正直不安で不安で😭😭
ちなみにおすすめのフードとかあります?今自分の調べた中ではフィッシュ4ドッグのファイネストサーモンが気になってるのですが…。あまり高価すぎても苦しいし、フードは本当に難しいです😥— 円 (@tuburanamadoka) January 17, 2021
次に多かった悪い口コミ・評判は、「フィッシュ4ドッグは市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」という内容のレビューです。
実際、フィッシュ4ドッグの100gあたりの値段は約270円と安くはありません。
(※”ファイネスト サーモン 小粒”の1.5kgサイズの販売価格を参考にしています)
もちろん、値段が高いだけあって良質な魚が主原料として使われていたり、アレルギーの原因になりにくいグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているといった強みはあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないですし、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
うちの犬には合わなかった
フィッシュ4ドッグ→アーテミス
フィッシュ4は毛艶がそこまで良くならない…なんかパサつく感じ
という事でチェンジ今回のは原材料的にもお値段的にも優しいやつ
そろそろフード固定させたいんだけどなー🤔
これ合うかなー pic.twitter.com/KkWXsbkO8x— おしお🍙 (@uru_fen630) May 26, 2019
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューでした。
具体的には「軟便・下痢気味になった」、「吐き戻しが増えた」、「毛並みが悪くなった気がする」という飼い主の声です。
この原因としてまず考えられるのは、食物アレルギーです。
フィッシュ4ドッグにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われていますが、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、主原料として使われている魚がアレルギーの原因になることもありますし、ポテトやエンドウなどの特定のイモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。
アレルギーの原因は食べさせてみないことには判断しづらいので、フードに含まれているタンパク源の種類に注目しながら餌を切り替え、地道に原因を特定していくしかありません。
また、下痢・嘔吐といった消化不良に関しては、急な餌の切り替えが原因の可能性も考えられます。
急な餌の切り替えは消化の負担になってしまいますし、消化不良の原因を特定しづらくなってしまうので、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。
大粒で食べづらそう
フィッシュ4 ドッグ
食い付き良くなかった…ここまで大きい粒は初めてだから、戸惑ったのかな🤔
今まで食べてたオリジンは臭いが強いから、比べられちゃうとね💦 pic.twitter.com/GYFs5zpo0C— おしお🍙 (@uru_fen630) March 27, 2019
通販サイトとSNSでフィッシュ4ドッグの口コミ・評判を調査していると、「大粒で食べづらそう」というレビューもありました。
ただ、犬によって粒の大きさの好みは様々ですし、フィッシュ4ドッグには小型犬向けに作られている”ファイネスト トイブリード”という超小粒のドライフードもあります。
また、多くのドライフードは小粒サイズになっていることも踏まえると、粒の大きさに関する口コミ・評判はあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。
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フィッシュ4ドッグ・ドッグフードの総合評価
フィッシュ4ドッグの良い口コミ・評判
フィッシュ4ドッグの良い口コミ・評判は「うちの犬には合っている」、「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、フィッシュ4ドッグはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、犬にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合っている(38件)
- 食いつきがいい(31件)
- 粒のサイズがちょうどいい(6件)
- 原材料に安心感がある(5件)
という結果になっています。
うちの犬には合っている
フィッシュ4ドッグの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
その中でも特に目立ったのが、「いい便が出るようになった」という飼い主の声でした。
この理由として考えられるのは、フィッシュ4ドッグは全てのラインナップがグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。
販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にあり、安さをウリにしている激安フードの多くには小麦が使われていますが、小麦はアレルギーの原因になりやすい穀物という問題があります。
また、牛肉や鶏肉がアレルギーの原因になることもありますが、フィッシュ4ドッグにはそれらの動物性タンパク源が含まれていません。
そのため、切り替え前に与えていたフードの内容によっては、フィッシュ4ドッグに切り替えることで下痢や吐き戻しといった消化不良が減る可能性はあります。
また、「毛並み・毛艶が良くなった気がする」というレビューも確認できました。
この理由は、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることや、毛並み・毛艶に関わる成分であるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の含有量が関係していると考えられます。
2つの脂肪酸はバランスよく摂り入れることが大切で、暫定的な見解ではあるものの、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【5:1~10:1】くらいがいいのではないかと考えられています。
そこで、”ファイネスト サーモン 小粒”の成分表を確認してみたところ、オメガ6脂肪酸の含有量は3.3%以上、オメガ3脂肪酸の含有量は1.9%以上と、理想的と考えられているバランスとは開きがありました。
ただ、【5:1~10:1】というバランスはあくまで現状の暫定的な見解ですし、ラインナップによっても脂肪酸の含有量が変わってきます。
そのため、フィッシュ4ドッグに切り替えたことがどこまで関係しているのかは定かではありません。
食いつきがいい
コマさんのご飯をシュプレモからフィッシュ4ドッグに変えてみました。普段ご飯出してもなかなか食べないコマさんが大喜びで駆け寄ってきた。すごい🐟
このまま気に入ってくれるといいけども。コマさんお肉も好きだもんねえ🍖#柴犬 pic.twitter.com/W6oQ2CToBg— 柴犬コマさん (@comacomashiba) September 3, 2020
次に多かった良い口コミ・評判は、「食いつきがいい」というレビューでした。
ただ、「食いつきはいまいち」というレビューが16件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが38件という割合を踏まえると、フィッシュ4ドッグの嗜好性は高くもなく低くもない平均レベルくらい・・・という印象を受けます。
食いつきに関してメリットを挙げるとすれば、フィッシュ4ドッグはトッピング用ウェットフード(缶詰/ムース)を製造・販売しており、いつもの主食の内容に変化を加えられることです。
粒のサイズがちょうどいい
フィッシュ4ドッグのサーモンを
一昨日から本格的に🤔
見た目は大きくて食べにくそうやけど
ゆっくりと噛んで食べてくれる😋
おやつ代わりにあげても良さそう☺️
ゆっくり食べてると取られるので
どっかに移動して
隠れながら食べるワンちゃんたち😅笑#フィッシュ4ドッグ pic.twitter.com/0Y8Guqgv9v— ✩.*˚モコシロfam✩.*˚ (@mocoshirofam) August 26, 2020
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は「フィッシュ4ドッグは粒のサイズがちょうどいい」という内容のレビューで、「小粒で食べやすそう」という飼い主の声もあれば、「大粒で噛みごたえがある」という飼い主の声もありました。
フィッシュ4ドッグのドライフードには【スーペリア】、【ファイネスト】という2つのシリーズがありますが、ファイネストの”サーモン”には小粒と大粒の2種類があります。
また、小型犬向けのファイネストの”トイブリード”は成分バランスだけでなく、粒の大きさも小型犬に配慮して超小粒サイズになっています。
このことから、フィッシュ4ドッグは風味の種類が魚(サーモン/白身魚/イワシ)に限定されている一方で、粒の形状に関しては愛犬の好みに合わせやすいフードと言えますね。
原材料に安心感がある
うちはフィッシュ4ドッグです。魚ベースなのでアレルギー持ちでも大丈夫。4ジャックと1トイプーが問題なく食べています。3kg、5,600円程度。 pic.twitter.com/ynGBYhnQAa
— naomi (@momo___hana) May 9, 2021
良い口コミ・評判の中には、「フィッシュ4ドッグは原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。
まず、食に敏感でお腹が弱い愛犬を飼っている方にとっては、動物性タンパク源が限定されたグレインフリーフードということが安心できる要素と言えるでしょう。
また、ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているものもありますが、フィッシュ4ドッグにはそれらの人工添加物が一切使われていません。
人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために添加されるものの、最近は安全性に配慮して天然由来の酸化防止剤が添加されているフードが増えてきています。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
それなのに着色料を使って色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。
こういった理由もあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは、人工の酸化防止剤や着色料が使われているフードは避けられがちな傾向があります。
それに対して、犬にとって必要のない人工添加物が一切使われていないフィッシュ4ドッグは、人間ではなく犬目線で作られているドッグフードと捉えることができますね。
フィッシュ4ドッグの口コミ・評判まとめ
フィッシュ4ドッグの悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、フィッシュ4ドッグの良い口コミ・評判は「うちの犬には合っている」、「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、フィッシュ4ドッグはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、犬にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことが関係していると考えられます。
- 食いつきはいまいち
- 値段が高い
- うちの犬には合わなかった
- 大粒で食べづらそう
- うちの犬には合っている
- 食いつきがいい
- 粒のサイズがちょうどいい
- 原材料に安心感がある
フィッシュ4ドッグの種類
フィッシュ4ドッグには【ファイネスト】と【スーペリア】という2つのシリーズがあり、それぞれのシリーズで原材料の内容や成分バランス、フードのタイプ(形状)が違います。
ファイネスト
【ファイネスト】はドライフードが7種類、ウェットフードが8種類というラインナップです。
ドライフード
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | エネルギー |
---|---|---|---|---|
トイブリード | 28% | 16% | 8% | 388kcal |
サーモン 小粒 | 26% | 12% | 8% | 367kcal |
サーモン 大粒 | 26% | 12% | 8% | 367kcal |
サーモン シニア | 23% | 8% | 10% | 351kcal |
オーシャンホワイトフィッシュ 小粒 | 26% | 12% | 8% | 367kcal |
サーディン | 25.5% | 15.7% | 8% | 380kcal |
パピー 小粒 | 30% | 14% | 8% | 381kcal |
ドライフードは年齢や食の好み・犬種(サイズ)に合わせて選べるようになっており、「トイブリード」は小型犬向けに、「パピー」は子犬向けに高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されています。
「サーモン(小粒/大粒)」と「オーシャンホワイトフィッシュ」のタンパク質・脂質・カロリーのバランスは変わらず、やや高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的なドライフードです。
そして、「サーモン シニア」は歳をとったシニア犬に配慮して、タンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されています。
「サーディン」に関しては、適度にタンパク質を含みつつ高脂質・高カロリーなドライフードになっています。
ウェットフード
タイプ | 商品名 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | エネルギー |
---|---|---|---|---|---|
缶詰 | ニシンポテト | 9% | 7% | 81% | 93kcal |
サバポテト | 10% | 8% | 78% | 106kcal | |
パウチ | サーモンムース | 9.4% | 13% | 63.3% | 184kcal |
トラウトムース | 9.4% | 13% | 67.5% | 166kcal | |
タラムース | 8.8% | 0.5% | 88.6% | 63kcal | |
サバフレーク | 7.5% | 0.1% | 94.0% | 45kcal | |
ツナフレーク | 9% | 0.8% | 92.3% | 49kcal | |
ホワイトフィッシュフレーク | 6.5% | 0.1% | 96.1% | 36kcal |
ウェットフードは缶詰タイプが2種類、パウチタイプが6種類というラインナップで、どれに関してもおかず用ウェットフードとなっています。
おかず用ウェットフードだけでは必要な栄養をバランスよく摂り入れることができないので、ドライフードにトッピングして与えたり、ご褒美やおやつとして与えるようにしてください。
スーペリア
【スーペリア】はドライフードが3種類というラインナップになっています。
ドライフード
商品名 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | エネルギー |
---|---|---|---|---|
アダルト | 23% | 10% | 10% | 352kcal |
ウェイトコントロール | 19.3% | 5% | 10% | 324kcal |
パピー | 27% | 14% | 10% | 369kcal |
「パピー」に関しては、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、成犬用よりも高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されています。
1歳以上の成犬向けフードは2種類あり、「アダルト」は適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーがやや控えめで、室内飼いで運動量が控えめな成犬・シニア犬向けの成分バランスと言えます。
「ウェイトコントロール」に関しては、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬向けに、タンパク質・脂質・カロリーがかなり控えめに調整されていますが、タンパク質含有量が控えめ過ぎる印象を受けました。
フィッシュ4ドッグのお試しサンプルについて
公式通販サイトと楽天、Amazonを調査してみた限りでは、フィッシュ4ドッグのお試しサンプルの無料配布や有料販売は行われていませんでした。
そのため、フィッシュ4ドッグをお試しするにしても本商品を最低1袋は購入する必要があります。
ただ、どちらにせよ数食分くらいの少量サイズだと、愛犬の食の好みや体質に合っているかの判断がしっかりとできません。
このことから、当サイトでは少量サイズのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入し、本当に愛犬に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。
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フィッシュ4ドッグ・ドッグフードの総合評価
フィッシュ4ドッグの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
サーモン(27.25%)、ポテト(21.45%)、エンドウ(20.98%)、サーモンミール(11.94%)、サーモンオイル(9.69%)、ビートファイバー(4.33%)、ビール酵母(2.16%)、サンフラワーオイル(1.3%)、※ビタミン&ミネラル(0.9%) ※ビタミンA・ビタミンD3・ビタミンE・タウリン・ヨウ素酸カルシウム 酸化防止剤:トコフェロール抽出物 |
ここからは、フィッシュ4ドッグの原材料を評価していきます。
(※表は「ファイネスト サーモン 小粒」の原材料一覧です)
良質な魚を主原料として使用
フィッシュ4ドッグは商品名から連想できる通り、魚が主原料として使われているドッグフードになっています。
ラインナップによって魚の種類は違うものの、【牛肉/鶏肉/豚肉】をはじめとした肉類が使われていないため、魚好きの愛犬向けフードとしてだけでなく、魚以外の動物性タンパク源にアレルギーのある犬にもおすすめです。
なお、ドライフードには【スーペリア】と【ファイネスト】という2つのシリーズがありますが、スーペリアシリーズの主原料は全てサーモンです。
そして、ファイネストシリーズの主原料は【トイブリード/サーモン(小粒・大粒)】がサーモン、【オーシャンホワイトフィッシュ/パピー】が白身魚、【サーディン】がイワシとなっています。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフード
フィッシュ4ドッグはどのラインナップに関しても、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。
安さをウリにした激安フードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、穀物が過剰に使われている低タンパク・高炭水化物のフードは、肉食傾向である雑食の犬の食生活に配慮されたフードとは言いづらいです。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすく、穀物全般にアレルギーのある犬もいます。
それに対して、フィッシュ4ドッグには穀物が一切使われていないので、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛犬にも与えることができます。
ただ、ほとんどのドライフードの第二原材料として、炭水化物量の多いポテトが使われていることが気になるところです。
犬にとって必要のない人工添加物は不使用
フィッシュ4ドッグには人工の酸化防止剤や着色料といった、犬にとって必要のない人工添加物が一切使われていません。
ドッグフードの中にはBHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤を添加しているものも珍しくありませんが、フィッシュ4ドッグには植物油由来のトコフェロール抽出物という酸化防止剤が添加されています。
また、犬にとってはフードに色味をつける意味はないことから、フィッシュ4ドッグには着色料が使われていません。
それに加えて、人工の香料・調味料は使わず、天然由来の原材料そのものの香りで風味を整えていることも評価できます。
賞味期限と保存方法について
フィッシュ4ドッグには人工の酸化防止剤が使われていないこともあり、開封後の賞味期限は1ヶ月程度が目安になります。
賞味期限を過ぎたらもう食べられない・・・というわけではありませんが、開封して空気に触れる時間が長くなれば品質だけでなく、香りが薄れて食いつきが落ちる原因にもなります。
保存方法については、開封後・開封前に関わらず高温多湿や直射日光・照明の当たる場所を避け、開封後はできる限り空気に触れさせないように保存することが大切です。
なお、未開封時の賞味期限は製造日から1年半となっています。
未開封時の賞味期限は袋の裏側に印字されているので、開封前に確認しておきましょう。
例えば、【BB22.06.02】と印字されていた場合、2022年6月2日が賞味期限ということになります。
フィッシュ4ドッグの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 26% |
粗脂肪 | 12% |
粗繊維 | 2.5% |
粗灰分 | 7.5% |
水分 | 8% |
オメガ6脂肪酸 | 3.3% |
オメガ3脂肪酸 | 1.9% |
エネルギー | 367kcal/100g |
原材料の次は、フィッシュ4ドッグの成分を評価していきます。
(※表は「ファイネスト サーモン 小粒」の成分表です)
成犬用の成分の評価
フィッシュ4ドッグのドライフードのタンパク質は19.3〜30%、脂質は5〜16%、水分は8〜10%、100gあたりのカロリーは324〜388kcalと、種類によって成分バランスに開きがあります。
例えば、ファイネストシリーズの「サーモン(小粒/大粒)」と「オーシャンホワイトフィッシュ」はやや高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的で、平均的な運動量の成犬用フードとしてぴったりです。
また、スーペリアシリーズはファイネストシリーズよりカロリーが控えめな傾向があり、愛犬の運動量や食事量に配慮して選ぶこともできます。
子犬(パピー)用の成分の評価
子犬(パピー)用フードに関しては、スーペリアシリーズとファイネストシリーズから1種類ずつ販売されています。
スーペリアシリーズの「パピー」のタンパク質は27%、脂質は14%、100gあたりのカロリーは369kcalと、高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的なドライフードです。
そして、ファイネストシリーズの「パピー」はタンパク質が30%、脂質が14%、100gあたりのカロリーが381kcalと、スーペリアよりタンパク質とカロリーが高くなっています。
特にこだわりがなければ育ち盛りの子犬には高カロリーなファイネストをおすすめしますが、愛犬の食事量を踏まえてどちらかを選ぶのもいいでしょう。
シニア犬用の成分の評価
ファイネストシリーズには「サーモン シニア」というシニア犬向けのドライフードがあり、成犬用ドライフードよりもタンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されています。
こういった成分バランス上、歳をとって運動量が落ちたシニア犬の主食としてぴったりです。
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フィッシュ4ドッグ・ドッグフードの総合評価
フィッシュ4ドッグ・ドッグフードの給餌量
体重 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
1〜5kg | 25〜85g |
6〜10kg | 100〜145g |
11〜15kg | 155〜195g |
16〜20kg | 205〜245g |
21〜25kg | 255〜290g |
26〜30kg | 295〜330g |
31〜35kg | 340〜370g |
36〜40kg | 380〜410g |
フィッシュ4ドッグ・ドッグフードの「ファイネスト サーモン 小粒」の給餌量の目安は表の通りです。
そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
400g | 1,265円 | 1,265円 | 1,265円 |
1.5kg | 3,993円 | 3,993円 | 3,993円 |
3kg | 6,655円 | 6,655円 | 6,655円 |
6kg | 11,330円 | 11,330円 | 11,330円 |
12kg | 18,150円 | 18,150円 | 18,150円 |
フィッシュ4ドッグの公式通販サイトと楽天とAmazonで「ファイネスト サーモン 小粒」の販売状況を調査してみたところ、最安値はどこも同じという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年1月に確認しました)
フィッシュ4ドッグは店頭ではあまり販売されていないプレミアムフードなので、フィッシュ4ドッグをお試しするなら販売状況も一緒に確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
フィッシュ4ドッグ・ドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.5 |
成分 | 4.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 2.5 |
コスパ | 2.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,265円/400g 3,993円/1.5kg 6,655円/3kg 11,330円/6kg 18,150円/12kg ※ファイネスト サーモン 小粒 ※2023年1月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | イギリス |
販売会社 | 株式会社グッドスマイルインターナショナル |
当サイトのフィッシュ4ドッグ・ドッグフードの総合評価はBランクです。
全てのラインナップがグレインフリーのレシピを採用しており、魚以外の動物性タンパク源にアレルギーのある犬にも対応できるのが魅力と言えます。
また、犬にとって必要のない人工添加物が一切使われていないことも強みですが、「食いつきはいまいち」という口コミ・評判がやや多かったことや、決して安いとは言えない販売価格も評価に影響しています。
食いつきについては食べさせてみないことには分からないものの、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。