オリジンドッグフードのパッケージ画像(表面1)

グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているだけでなく、肉原材料の占める割合が全体の85%と非常に多いオリジンドッグフード。

オリジンドッグフードは犬の年齢や犬種、飼育環境や食の好みに配慮して原材料の内容や成分バランスを調整した5種類のドライフードを取り揃えていますが、どれに関しても高タンパク・低炭水化物なフードという点は変わりません。

今回はそんなオリジンドッグフードの口コミ・評判を109件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

オリジンドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 5.0
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 2.0
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,432円/340g
6,160円/2kg
15,840円/6kg
22,880円/11.4kg
※オリジナル
※2023年8月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 カナダ
正規販売代理店 株式会社トランペッツ

当サイトのオリジンドッグフードの総合評価はAランクです。

良質な動物性原材料が贅沢に使われているグレインフリーのドッグフードということで、原材料の内容については文句のつけようがありません。

また、着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことや、動物性タンパク源の種類や成分バランスが違う5種類のラインナップがあることも評価できます。

ただ、全体的に高タンパクかつ高脂質・高カロリーな傾向があるので、育ち盛りの子犬や活発な成犬用フードとしておすすめしています。

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オリジンドッグフードの悪い口コミ・評判

続いて、オリジンドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

オリジンドッグフードの悪い口コミ・評判は「継続して購入するには値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」、「大粒で食べづらそうにしている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、オリジンドッグフードは肉原材料が贅沢に使われている海外産プレミアムドッグフードということや、人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(22件)
  • 食いつきはいまいち(10件)
  • 大粒で食べづらそう(7件)
  • うちの犬には合わなかった(5件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年5月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

値段が高い

オリジンドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのが「継続して購入するには値段が高い」、「市販の国産ドッグフードと比較するとかなり高い」というレビューでした。

人工の酸化防止剤や香料・着色料といった添加物が使われていないだけでなく、肉原材料が贅沢に使われている海外産プレミアムドッグフードということもあり、オリジンドッグフードの100gあたりの値段は約310円と安くはありません。
(※オリジナルの2kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

どれだけ品質にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

食いつきはいまいち

次に多かった悪い口コミ・評判は「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」というレビューでした。

この原因として考えられるのは、オリジンドッグフードには人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

一般的には人工の香料が使われているドッグフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬にとっては、オリジンドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

ただ、オリジンドッグフードには動物性タンパク源の種類が違うラインナップがあるので、風味の種類が限定されているドッグフードに比べれば食の好みに合わせやすいです。

大粒で食べづらそう

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「オリジンドッグフードは大粒で食べづらそう」というレビューです。

オリジンドッグフードは種類によって粒の大きさが違いますが、子犬からシニア犬にまで与えられる全年齢対応フードに関しては、まだ体が小さな子犬やシニア犬にとっては粒が大きいと感じるかもしれません。

また、犬によって粒の大きさの好みは様々なので、年齢や犬種に合わせてフードを選んだとしても愛犬の好みの大きさとは限りません。

ただ、オリジンドッグフードの粒自体は柔らかめになっているため、粒を砕いたりふやかしたりはしやすくなっています。

うちの犬には合わなかった

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していく中で、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューも見つかりました。

具体的には、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声や、「吐く回数が増えた」という飼い主の声です。

下痢や吐き戻しの原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

 

オリジンドッグフードは消化不良の原因になりにくいグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。

例えば、”レジオナルレッド”にはタンパク源として【牛・イノシシ・ヤギ・ラム・豚・魚・卵】が使われていますが、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあります。

肉原材料の中では牛肉が特にアレルギーの原因になりやすいので、食に敏感な愛犬の餌をオリジンドッグフードに切り替えようと検討している場合には、動物性タンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。

オリジンドッグフードの良い口コミ・評判

オリジンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「安心して愛犬に与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、オリジンドッグフードは原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められていることや、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないグレインフリーのドッグフードということが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(34件)
  • 原材料に安心感がある(16件)
  • うちの犬には合っている(15件)

という結果になっています。

食いつきがいい

今回調査したオリジンドッグフードの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが10件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが34件という割合を踏まえても、オリジンドッグフードは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいドッグフードと捉えてよさそうです。

人工の香料が使われていないにもかかわらず、食いつきのよさを評価する飼い主の声がこれだけ多かったのは、良質な原材料そのものの香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められている裏付けにもなりますね。

また、悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、オリジンドッグフードは動物性タンパク源の内容が違う2種類の全年齢対応フードを取り揃えていることも強みと言えます。
(※子犬用・シニア犬用フードの風味は1種類ずつです)

原材料に安心感がある

次に多かった良い口コミ・評判は、「オリジンドッグフードは原材料に安心感がある」といった内容のレビューです。

ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料を使っているものがありますが、オリジンドッグフードにはそれらの人工添加物が一切使われていません。

人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われているものの、最近は天然由来の酸化防止剤が使われているドッグフードが増えてきています。

そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪し判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。

うちの犬には合っている

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューも見つかりました。

この理由として考えられるのは、オリジンドッグフードはどのラインナップも肉原材料が贅沢に使われているだけでなく、穀物不使用のレシピを採用した高タンパク・低炭水化物のドッグフードということです。

対照的に、販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が苦手で、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは肉食傾向である雑食の犬の食生活に配慮されているとは言いづらいです。

また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、グレインフリーのオリジンドッグフードなら小麦はもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも問題なく与えられます。

オリジンドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 値段が高い
食いつきはいまいち
大粒で食べづらそう
うちの犬には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
原材料に安心感がある
うちの犬には合っている

オリジンドッグフードの悪い口コミ・評判は「継続して購入するには値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」、「大粒で食べづらそうにしている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、オリジンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「安心して愛犬に与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、オリジンドッグフードは原材料そのものの香りでしっかりと嗜好性が高められていることや、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないグレインフリーのドッグフードということが関係していると考えられます。

オリジンドッグフードをお試ししてレビュー!

オリジンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

オリジンドッグフード(オリジナル)を実際にお試ししてみました!

オリジンドッグフードのパッケージ画像(裏面2)

オリジンドッグフードのパッケージの商品情報は英語で書かれていますが、裏面には日本語で商品情報が書かれたシールが貼られており、使われている原材料や成分値、給餌量の目安を確認することができます。

原材料と成分を掘り下げたレビューは後ほどの項目でしていきますが、原材料一つ一つの名称が具体的に書かれているだけでなく、動物性原材料(肉・魚)の割合まで補足されていることは好印象です。

オリジンドッグフードの中身

オリジンドッグフード(オリジナル)の袋を開けてまず感じたのは、想像していたよりも香りが薄めのドライフードということです。

とは言え、決して香りが薄すぎるというわけではなく、袋に顔を近づければ自然な優しい香りをしっかりと感じられます。

オリジンドッグフードの盛り付け画像

オリジンドッグフード(オリジナル)の粒は楕円形になっており、かなり大きくて厚みもあります。

オリジンドッグフードの粒

こうやって手にとってみると、大きめの粒ということがよりイメージしやすいのではないかと思います。

また、粒によって大きさや形に若干のバラつきがあることも分かるでしょう。

さらに、いくつかの粒をピックアップしてサイズを測ってみた結果・・・

オリジンドッグフードの粒の大きさ

直径は12mm前後、厚みは6mm前後といったところでした。

大粒で噛みごたえのあるドライフードが好きな愛犬なら問題なく食べられるでしょうが、場合によっては食べやすいように粒を砕いたり、ぬるま湯でふやかしてから与える、などの工夫が必要になるかもしれません。

オリジンドッグフードの種類

オリジンドッグフードのラインナップは「パピー」、「パピーラージ」、「オリジナル」、「レジオナルレッド」、「シニア」の5種類です。

それぞれのフードで原材料の内容や成分バランスに違いはあるものの、全てのラインナップが高タンパク・低炭水化物という点は同じです。

また、以前は「6フィッシュ」という全年齢対応フードと、「フィット&トリム」という成犬用フードが販売されていましたが、現在はどちらも販売されていません。

なお、オリジンドッグフードの種類別の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。

オリジンドッグフードの原材料の評価

オリジンドッグフードの原材料一覧

原材料一覧
新鮮鶏肉(25%)、新鮮七面鳥肉(8%)、新鮮鶏内臓(レバー心臓)(7%)、生の丸ごとニシン(6%)、生の丸ごとヘイク(5%)、新鮮卵(5%)、生七面鳥レバー(5%)、ディハイドレート鶏肉(4%)、ディハイドレート七面鳥肉(4%)、ディハイドレートサバ(4%)、ディハイドレートイワシ(4%)、ディハイドレートニシン(4%)、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、丸ごとエンドウ豆、鶏脂肪(3%)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごと白インゲン豆、レンズ豆繊維、ポロック油(1%)、エンドウ豆スターチ、乾燥ケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとズッキーニ、新鮮丸ごとニンジン、新鮮丸ごとリンゴ、新鮮丸ごと洋梨、乾燥チコリールート、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮ビートの葉、新鮮カブラ菜、丸ごとクランベリー、丸ごとブルーベリー、丸ごとサスカトゥーンベリー、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ 酸化防止剤:植物油から抽出したトコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス

ここからは、オリジンドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「オリジナル」の原材料一覧です)

グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用

オリジンドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したドッグフードということです。

全てのラインナップに穀物が使われていないので、小麦グルテンや穀物全般にアレルギーのある犬にも安心して与えることができます。

また、グレインフリーのドッグフードの中には高炭水化物のイモ類や豆類が使われているものもありますが、オリジンドッグフードにはレンズ豆やひよこ豆といった低炭水化物の原材料が使われているのも特徴です。

良質な肉原材料を贅沢に使用

オリジンドッグフードに使われている肉原材料の割合は全体の実に85%と、良質な肉原材料(動物性タンパク源)が贅沢に使われています。

例えば、全年齢対応フードの「オリジナル」には【鶏肉・七面鳥肉・天然魚・全卵】といった動物性タンパク源が含まれており、非常に高タンパクなドライフードになっています。

それだけでなく、低炭水化物の豆類を使うことで炭水化物の量が20%以内に抑えられており、肉食傾向である雑食の犬本来の食事内容に近いドッグフードと捉えることができます。

人工の酸化防止剤や香料・着色料は不使用

オリジンドッグフードには、人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われていないことも見逃せません。

ドッグフードの中には酸化を抑えるために、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が添加されているものがありますが、オリジンドッグフードにはミックストコフェロールという天然由来の酸化防止剤が添加されています。

また、犬にとってはドッグフードに色味をつける意味は特にないことから、着色料そのものが使われていません。

それに加えて、香料に頼らずに原材料そのものの香りで風味が整えられていることも評価できます。

オリジンドッグフードの成分の評価

オリジンドッグフードの成分表

成分表
粗タンパク質 38%以上
粗脂肪 18%以上
粗繊維 5%以下
粗灰分 9%以下
水分 12%以下
カルシウム 1.4%以上
リン 1.1%以上
エネルギー 386kcal/100g

原材料の次は、オリジンドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「オリジナル」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

オリジンドッグフードのタンパク質は38%以上と、どのラインナップに関しても非常に高タンパクになっています。

全年齢対応フードの「オリジナル」と「レジオナルレッド」は脂質が18%以上、100gあたりのカロリーが386kcalと脂質とカロリーも高く、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬の主食としてぴったりです。

その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしては向いていません。

 

子犬用フードに関しては小型犬向けの「パピー」の脂質が20%以上、100gあたりのカロリーが400kcal、大型犬向けの「パピーラージ」の脂質が16%、100gあたりのカロリーが376kcalと、犬種に配慮して成分バランスが調整されています。

シニア犬用フードの「シニア」については脂質が15%以上、100gあたりのカロリーが371kcalと、シニア犬用フードにしては高タンパクかつ高脂質すぎるのが気になるところです。

オリジンドッグフードの給餌量

オリジンドッグフードの給餌量

体重 通常 活発
2~5kg 30~60g 40~90g
5~10kg 60~120g 90~150g
10~20kg 120~160g 150~240g
20~30kg 160~240g 240~330g
30~40kg 240~280g 330~420g
40~50kg 280~330g 420~480g
50~60kg 330~390g 480~570g

オリジンドッグフード「オリジナル」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。

体質や飼育環境によって適正量が変わってくるので、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

オリジンドッグフードの賞味期限と保存方法

オリジンドッグフードの未開封時の賞味期限は製造日から約1年半となっており、パッケージ裏面に賞味期限が印字されています。
(※【BB】というアルファベット以降に【日/月/年】の順に印字されています)

開封後は賞味期限にかかわらず、なるべく早めに消費するようにしてください。

また、保存方法については高温多湿や直射日光・照明の当たる場所を避け、開封後はできる限り空気に触れさせないように保存することが大切です。

オリジンドッグフードのリニューアル後の変更点

オリジンドッグフードは2017年の春にリニューアルされ、生産工場(原産国)や原材料の内容、販売価格が変更されました。

まず、リニューアル前はカナダの工場で製造されていましたが、リニューアル後はアメリカの工場で製造されています。

次の原材料に関しては、リニューアル前は肉原材料と野菜・果物の割合が【80%:20%】だったのに対して、リニューアル後は【85%:15%】と肉原材料の割合が増えています。

 

また、リニューアル前は何種類もの栄養添加物が使われていましたが、リニューアル後は亜鉛と銅の2種類だけになっています。

この理由は、現在は製造方法の見直しにより、原材料に含まれているビタミンやミネラルをできる限り損なわずに済むようになったからです。

そして、原材料の内容が良くなったこともあってか、グラムあたりの販売価格が値上がりしています。

 

※追記:オリジンドッグフードは2021年秋にアメリカ産からカナダ産にリニューアルとなりました。

肉原材料の割合や成分バランスの傾向は変わっておらず、グラムあたりの価格は若干値上がりしました。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
340g 1,780円 1,432円 1,566円
2kg 8,000円 6,160円 6,500円
6kg 20,000円 15,840円 17,600円
11.3kg 28,000円 22,880円 24,640円

オリジンの公式通販サイトと楽天市場、Amazonでドッグフード「オリジナル」の販売状況を調査してみたところ、どのサイズも最安値は楽天という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年8月に確認しました)

店頭でオリジンドッグフードを取り扱っている販売店もありますが、店頭では定価で販売されていることが多いですし、通販サイトは一定金額以上の注文で送料無料となる販売店も多いので、オリジンドッグフードを購入するなら通販サイトを利用することをおすすめします。

通販なら重い大袋をわざわざ持ち運ぶ手間もありませんしね。

 

ただ、公式以外の通販サイトを通してオリジンドッグフードを購入する場合、賞味期限や管理状態に不安のある非正規品(並行輸入品や転売品)も出品されていることに気をつけてください。

そのため、楽天やAmazonでオリジンドッグフードを購入する場合には事前にレビュー件数と評価、レビュー内容に目を通しておくといいでしょう。

オリジンドッグフードのお試しサンプルはある?

調査した限りでは、オリジンドッグフードのお試しサンプルの無料配布は行われていませんでしたが、楽天でお試しサンプルが販売されていることがあります。

ただ、数食分くらいの少量サンプルだと、愛犬の食の好みや体質に合っているかどうかをしっかりと確認することができません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛犬に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

オリジンとそのほかのドッグフードを比較!

オリジンドッグフードとよく比較される、人気のドッグフードとの違いを整理してみました!

オリジンドッグフードとアカナの違い

オリジンとアカナはどちらもチャンピオンペットフーズ社のドッグフードですが、オリジンドッグフードは肉類含有量と新鮮肉の割合がアカナドッグフード以上に多くなっています。

このような原材料の内容の違いからか、オリジンドッグフードの方が販売価格が高く、アカナドッグフードはオリジンドッグフードに比べればタンパク質含有量はやや控えめです。

また、オリジンドッグフードのラインナップは6種類なのに対して、アカナドッグフードには19種類のラインナップがあり、食欲旺盛な成犬向けの脂質とカロリーが控えめなドライフードもあります。

なお、オリジンドッグフードとアカナドッグフードの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

オリジンドッグフードとカナガンの違い

オリジンドッグフードもカナガンドッグフードも、良質な肉・魚が主原料として使われているグレインフリーのドッグフードということは変わりませんが、オリジンドッグフードの方が動物性原材料の割合が多いです。

そして、カナガンドッグフードには3種類のドライフードと缶詰タイプのウェットフードが1種類ありますが、ドライフードについてはオリジンドッグフードの方が高タンパク・高脂質・高カロリーな傾向があります。

また、オリジンのドライタイプのドッグフードは大きめで噛みごたえのある粒サイズになっているほか、販売価格はカナガンのドライタイプのドッグフードよりも高いです。

以下の記事では、オリジンドッグフードとカナガンドッグフードの違いを掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

オリジンドッグフードとモグワンの違い

オリジンドッグフードには6種類のラインナップがあるのに対して、モグワンは全犬種・全年齢対応のドライフードが1種類だけです。

そして、モグワンはオリジンドッグフードほど高タンパクではなく、脂質は控えめでカロリーは標準的と言えるくらいの範囲になっています。

このことから、育ち盛りの子犬や活発な成犬にはオリジンドッグフードを、それほど運動量が多くない成犬にはモグワンを・・・といった選び方ができます。

オリジンドッグフードとモグワンの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

オリジンドッグフードはカナダ産のプレミアムドッグフードで、動物性原材料の占める割合が全体の85%と非常に多いことに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

そして、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった犬に必要のないものが一切使われていないことも魅力的です。

また、動物性タンパク源の種類や成分バランスが違う5種類のラインナップがあり、愛犬の食の好みや年齢に配慮して選べることも評価できます。

決して安いとは言えないプレミアムドッグフードではあるものの、【愛犬には肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に近いドッグフードを与えたい】と考えているなら、自信を持っておすすめできる内容のドッグフードです。

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