安いキャットフードでおすすめは?コスパのいい猫の餌10選

一概には言えないものの、キャットフードの値段と原材料の品質・内容はある程度は比例しており、値段が高くなればなるほど肉・魚の割合が増えたり、手間ひまのかかる調理法で製造されている、などのこだわりが見られる傾向にあります。

とは言え、毎日の食事として与えるものということもあり、「品質面に配慮しつつも安くてコスパのいいキャットフードを選びたい」、と考えている方がほとんどでしょう。

この記事では、安くてコスパのいいキャットフードの選び方のポイントや、コスパのいいおすすめのキャットフードをまとめているので、ぜひ愛猫のフード選びの参考にしてみてください。

安くてコスパのいいキャットフードの選び方

いくら安いフードを買いたいからと言っても、原材料の品質面と内容に不安のあるフードは本当の意味で【コスパがいい】とは言えません。

そのため、安くてコスパのいいキャットフードを選ぶにあたって、最低限押さえておきたいポイントから順番に見ていきましょう。

主原料に動物性原材料が使われているか

まず確認しておきたいのは、主原料に動物性原材料が使われているかどうかです。

この理由は、肉食動物の猫にとって肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は大切な栄養素だからです。

その一方で、安さをウリにしているフードの多くには穀物が主原料として使われていますが、猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いフードは下痢や吐き戻しの原因になりえます。

 

このことから、コスパを重視して愛猫のフードを選ぶにしても、主原料に動物性原材料が使われているフードを選んであげることをおすすめしています。

キャットフードの原材料一覧には使用割合が多い順に掲載されているので、はじめに鶏肉や白身魚といった動物性原材料が記載されていれば、主原料に動物性原材料が使われているフードということになります。

品質・内容が不明瞭なものが使われていないか

主原料とあわせて、品質・内容が不明瞭なものが使われていないかにも注目しておきましょう。

例えば、“ミートミール”“家禽ミール”“動物性油脂”といった原材料が使われているフードがありますが、どれも具体的に何の動物の肉・油が使われているのかが分かりません。

また、”◯◯ミール”という動物性原材料には、人用の食肉としては出回らない“4Dミール”が使われている可能性も否定できません。

 

そして、”動物性油脂”に使われている酸化防止剤は原材料一覧に記載する必要はなく、酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われている可能性もあります。

ただ、これらの原材料が使われているフードでも、公式サイトやパッケージに内容・品質の補足がされていることがあるので、公開されている情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。

穀物・イモ類・豆類の割合が多すぎないか

キャットフードの中には、主原料(第一原材料)に動物性原材料が使われていても、第二原材料以降に穀物・イモ類・豆類が続いており、全体で見れば動物性原材料の割合がそれほど多くないものもあります。

そのため、はじめに記載されている原材料を確認するだけでなく、穀物・イモ類・豆類の割合にも気を配っておくべきです。

必ずしも当てはまるわけではありませんが、肉・魚の割合が多いほどタンパク質含有量が高くなる傾向があるので、タンパク質含有量も確認しておくといいでしょう。

ちなみに、当サイトでは特別な事情がない限りは子猫と成猫には高タンパクなフードを、シニア猫には適度にタンパク質が含まれているフードを選んであげることをおすすめしています。

猫に必要のない添加物が使われていないか

そのほかに確認しておきたいのは、猫に必要のない添加物が使われていないかです。

例えば、酸化を抑えるためにBHA・BHTといった人工の酸化防止剤が使われているフードがありますが、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。

また、見た目をよくするために着色料が使われているフードもありますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。

つまり、猫目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はない、ということです。

愛猫が食べ切れるサイズかどうか

コスパを重視してフードを選ぶにあたって忘れてはいけないのが、愛猫が食べ切れるサイズかどうかということです。

多くのフードはサイズ(内容量)が多くなるほどグラムあたりの価格が安くなりますが、かと言って愛猫が食べ切れないサイズを購入してしまうと、食べきれなかった分だけ餌代を損することになります。

そのため、ドライフードなら開封して1ヶ月程度で消費できるサイズを購入した方が、結果的に愛猫の月々の餌代を抑えることができます

また、中には定期購入割引やまとめ買い割引が導入されているフードもあるので、それらの割引情報も確認しておくといいでしょう。

コスパがよくて口コミのいいキャットフード30種

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
ファインペッツ アヒル肉 32% 20% 8% 427kcal
カークランド(チキン・ライス) 鶏肉 30.0% 20.0% 10.0% 400kcal 香料
サイエンスダイエット(成猫用 チキン) トリ肉 30.0% 18.0% 6.0% 416kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
ピュリナワン(インドアキャット チキン) チキン 34% 12% 12% 351kcal たんぱく加水分解物
JPスタイル 和の究み(セレクトヘルスケア デリケートなお腹ガード) 肉類 30.0% 12.0% 10.0% 350kcal 動物性油脂
カナガン(チキン) 乾燥チキン 34.0% 16.7% 8.0% 405kcal
ファーストチョイス(成猫 1歳以上 サーモン&チキン) 鶏肉 29% 13% 10% 353kcal たん白加水分解物
ロイヤルカナン(インドア) 小麦 25.0% 11.0% 6.5% 374kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
モンプチ(5種のフィッシュブレンド) 穀類 31.0% 11.0% 12.0% 350kcal 動物性油脂、たんぱく加水分解物、着色料
ホリスティックレセピー(7歳まで) 鶏肉 32% 19% 10% 365kcal
ナチュラルチョイス(室内猫用 成猫用 チキン) チキン 33.0% 14.0% 10.0% 360kcal タンパク加水分解物
ビューティープロ(下部尿路の健康維持 低脂肪 1歳から) 穀類 35.0% 8.1% 10.0% 340kcal 動物性油脂、pH調整剤
キャラットミックス(かつお仕立ての味わいブレンド) 穀類 23.4% 8.1% 10.0% 335kcal 動物性油脂、着色料
セレクトバランス(1才以上の成猫用 チキン) チキン 30.0% 15.0% 10.0% 365kcal
金のだし(かつおだし味) 穀類 28.0% 8.5% 10.0% 340kcal 動物性油脂
キャネットチップ(ミックス) 穀類 27.0% 9.0% 10.0% 350kcal 動物性油脂、着色料
銀のスプーン(贅沢うまみ仕立て) 穀類 30.0% 16.0% 10.0% 400kcal 油脂類、着色料、調味料
ジャガー 肉類 37% 14.88% 8% 387.5kcal
ねこ元気(下部尿路の健康維持用 1歳〜10歳まで まぐろ・かつお・白身魚入り) 穀類 29.0% 10.0% 10.0% 360kcal 動物性油脂、着色料
ミャウミャウ(カリカリ小粒タイプ ささみ味) 穀類 30.0% 10.0% 10.0% 340kcal 動物性油脂
ラシーネ(日本猫) 穀類 27% 10.5% 10.0% 360kcal 動物性油脂、pH調整剤
アイムス(成猫用 インドアキャット チキン) 肉類 30.6% 12.6% 7.5% 366kcal BHA、BHT
ナチュラハ グレインフリー(チキン 室内猫用) チキン 35.0% 16.0% 10.0% 390kcal
メディファス(1歳から チキン味) 穀類 30.0% 12.0% 10.0% 380kcal 動物性油脂
ナチュラルバランス(インドアキャット) チキンミール 30.0% 14.0% 10.0% 357kcal
オールウェル(室内猫用 フィッシュ味) 穀類 30.0% 9.0% 10.0% 340kcal 油脂類
カルカン(まぐろと野菜味) 穀類 28.0% 10.0% 12.0% 355kcal BHA、BHT、着色料
キャットスマック(かつお味) 穀類 27.0% 9.0% 10.0% 330kcal 動物性油脂、pH調整剤
コンボ(まぐろ味・かつお節・小魚添え) 穀類 27.0% 9.0% 10.0% 360kcal 動物性油脂、pH調整剤、着色料
シーバ デュオ(香りのまぐろ味セレクション) 肉類 30.0% 17.0% 12.0% 405kcal 油脂類、着色料、BHA、BHT、香料

コスパがよくて口コミのいいキャットフード30種の主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかをまとめてみました。

まず、ひとつひとつのフードの主原料を比較してみると、動物性原材料ではなく穀物が主原料として使われているフードがかなり多いことが分かりますね。

また、タンパク質含有量に物足りなさを感じるフードや、着色料人工の酸化防止剤(BHA、BHT)などが使われているフードがあることも分かります。

 

なお、“加水分解タンパク(タンパク加水分解物)”は、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありません。

ただ、ここで取り上げたものについては、製造工程の説明がないことが気になりました。

コスパのいいおすすめキャットフード10選

これまでの内容を踏まえつつ、コスパのいいおすすめキャットフードを10種類紹介します。

なお、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年7月に公式サイトとAmazonで調査)

ジャガー

ジャガーキャットフードのパッケージ画像(表面1)

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約285円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約147円
穀物 不使用
(グレインフリー)

メインのタンパク源としてチキン生肉や鴨生肉、生サーモンなどの肉・魚が使われており、動物性原材料の割合が全体の約8割も占めているジャガー。

それに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用、香料・着色料不使用という条件を満たしており、肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたドライタイプのキャットフードと言っていいでしょう。

主要な成分バランスについては、高タンパクかつカロリーは高すぎず、給餌量の調整で幅広い年齢の愛猫(たち)にも対応しやすいです。

そして、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されており、まとめ買い袋数(合計金額)に応じて10〜20%の割引が適用されることも評価できます。

カナガン

カナガンキャットフード チキンのパッケージ画像(表面2)
※各項目はドライフード「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約285円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約143円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナガンキャットフードは3種類のドライフードと缶詰タイプのウェットフードが1種類あり、どれも主原料に良質な動物性原材料が使われていることや、グレインフリーのレシピを採用していること、猫に必要のないものが使われていないことは共通しています。

この記事で取り上げたのはドライフードの「チキン」ですが、残りの2種類のドライフードも適度にタンパク質を含みつつもカロリーはやや高めな傾向があり、運動量が多い活発な成猫用フードとしておすすめです。

また、ドライフードの「サーモン」は動物性タンパク源が魚類だけに限定されているので、食の好みだけでなくアレルギーに配慮して選ぶこともできます。

なお、公式サイトで定期コースが導入されており、まとめ買い袋数(合計金額)に応じて10〜20%の割引が適用されるのは先に取り上げたジャガーと同じで、グレインフリーフードの中では比較的手に取りやすい価格帯に収まっています。

ファインペッツ

ファインペッツキャットフードのパッケージ画像(表面)

通常購入時の価格 初回:3,637円/1.5kg
2回目以降:4,546円/1.5kg
※初回は20%オフ
定期購入時の価格 ~4,091円/1.5kg
※注文回数に応じて10~100%の割引が適用
100gあたりの価格
(定期初回購入時)
約273円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約120円
穀物 全粒米
(グルテンフリー)

ファインペッツは、アヒル肉が主原料として使われているグルテンフリーのオランダ産キャットフードで、適度にタンパク質を含みつつも、高脂質・高カロリーなドライフードになっています。

このような成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や運動量が多い活発な成猫、少食の成猫・シニア猫用フードとして向いています。

また、初回は20%オフの値段で都度買いできることや、継続回数に応じて10〜100%の割引が適用される定期コースが導入されていることもユニークです。

ちなみに、定期コースの割引率は基本的には10%ですが、20回目には20%、50回目には50%といったように、節目の回数に応じた割引率が適用されるようになっています。
(※100回目以降の下一桁が0回目の割引率は一律で100%です)

ナチュラルチョイス

ナチュラルチョイスキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「室内猫用 成猫用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,171円/500g
3,818円/2kg
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約191円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約115円
穀物 粗挽き米、玄米、オーツ麦繊維
(グルテンフリー)

ニュートロのナチュラルチョイスは猫の年齢や食の好み、体質や飼育環境に配慮して、原材料の内容と成分バランスを調整したキャットフードを取り揃えています。

ここで取り上げた「室内猫用 成猫用 チキン」については、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーはやや控えめになっており、室内飼いで運動量が少ない成猫向けにきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

また、脂質とカロリーがかなり控えめなフードもあり、愛猫の運動量や食事量に配慮してフードを選べます。

“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、手に取りやすい価格で販売されていることに加えて、流通量が多くて近場の店舗で気軽に買えることも評価してピックアップしてみました。

ピュリナワン

ピュリナワンキャットフードのパッケージ画像(表面)
※各項目はドライフード「インドアキャット チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,780円/2kg(500g×4袋)
4,698円/4.4kg(400g×11袋)
100gあたりの価格
(4.4kgの最安値を参照)
約107円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約69円
穀物 コーングルテン、小麦、米、小麦たんぱく、大麦

ネスレのキャットフードのピュリナワンも、ナチュラルチョイスと同じように年齢や食の好み、飼育環境に合わせてフードを選べるように、様々なラインナップを取り揃えています。

この記事で取り上げた「インドアキャット チキン」は商品名から連想できる通り、室内飼いの猫向けに脂質とカロリーがやや控えめに調整されたドライフードです。

また、ナチュラルチョイス以上に手に取りやすい価格で販売されていることも見逃せません。

ナチュラルチョイスとの特徴的な違いを挙げるとすれば、小麦・大豆が使われていないナチュラルチョイスとは違い、ピュリナワンはほとんどのラインナップに小麦が使われていることと、グレインフリーフードにも大豆が使われていることです。

カークランド

※各項目は「チキン・ライス」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
4,098円/11kg
100gあたりの価格
(最安値を参照)
約37円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約20円
穀物 玄米、白米
(グルテンフリー)

コストコのプライベートブランドのカークランドには、大容量サイズのドライタイプのキャットフードもあります。

“香料”が使われていることは気になるものの、BHA・BHTといった人工の酸化防止剤や着色料が使われておらず、動物性原材料が主原料という条件を満たしており、非常にお手頃な値段ということからピックアップしました。

ただし、大容量サイズ以外のパッケージは販売されていないので、6〜7匹以上の愛猫たちを多頭飼いしていることが前提になります。

また、コストコでしか販売されていないこともデメリットと言えますが、店頭だけでなく公式サイトから購入することもできますよ。

ナチュラルバランス

ナチュラルバランスキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目はドライフード「インドアキャット」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,640円/1kg
7,194円/2.85kg
100gあたりの価格
(1kgの最安値を参照)
約264円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約132円
穀物 玄米、オートミール
(グルテンフリー)

ナチュラルバランスは飼育環境や体質に配慮して、原材料の内容と成分バランスを調整したキャットフードを取り揃えています。

どのフードも小麦グルテンフリーのレシピを採用しているだけでなく、動物性タンパク源が限定されたグレインフリーフードもあることから、複数のタンパク源にアレルギーのある愛猫にも対応しやすいです。

また、品質・内容が不明瞭な原材料が一切使われていないことや、ドライフードは全体的に脂質とカロリーが控えめで、室内飼いで運動量が控えめな傾向にある日本の飼い猫向けの成分バランスということも評価できます。

販売価格については、ここで取り上げた10種類のフードの中では平均的と言えるくらいです。

ナチュラハ グレインフリー

※各項目は「室内成猫用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,935円/600g
100gあたりの価格
(600gの最安値を参照)
約323円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約132円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ナチュラハ グレインフリーは商品名の通り、穀物不使用のレシピを採用しているキャットフードです。

この記事で取り上げているのはドライフードの「室内成猫用 チキン」ですが、どのドライフードもやや高タンパク・高カロリーかつ適度に脂質が含まれており、活動量が多い成猫用フードとして向いています。

また、価格についても手に取りやすい範囲に収まっていますし、ドライフードの原材料一覧を見た限りでは、BHA・BHTや着色料などの必ずしも使う必要のない添加物は使われていません。

その一方で、動物性原材料の品質が不明瞭なことは気になりました。

セレクトバランス

セレクトバランスキャットフードのパッケージ画像(表面)
※各項目は「1才以上の成猫用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,396円/400g
3,575円/1.6kg
100gあたりの価格
(1.6kgの最安値を参照)
約223円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約154円
穀物 不使用
(グレインフリー)

セレクトバランスは日本の飼い猫向けに製造・販売されているキャットフードで、年齢と飼育環境に配慮して成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

ここで取り上げている「1才以上の成猫用 チキン」については、タンパク質・脂質・カロリーがやや控えめになっており、運動量がそれほど多くない成猫向け・・・という捉え方ができます。

また、どのラインナップもグレインフリーのレシピを採用しており、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられることも強みです。

ただ、高タンパク・高脂質・高カロリーな成猫用フードはないので、活発な成猫や少食の成猫用フードとしてのおすすめ度は下がります。

ホリスティックレセピー

※各項目は「7歳まで」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,050円/330g
3,069円/1.6kg
7,119円/4.8kg
14,121円/15kg
100gあたりの価格
(1.6kgの最安値を参照)
約192円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約173円
穀物 米、オーツ麦繊維
(グルテンフリー)

ホリスティックレセピーはアメリカ産のキャットフードで、4種類あるドライフードの全てが小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった猫に必要のないものは一切使われていません。

ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあるものの、全体的にはカロリーが控えめな傾向があり、個々までに取り上げたナチュラルバランスやセレクトバランスのように、室内飼いの成猫向けと捉えることができます。

それと、ホリスティックレセピーは内容量のバリエーションが豊富で、飼育数に合わせて内容量を選べることも強みです。

まとめ

ジャガーキャットフードのイメージ画像12

愛猫のキャットフードを選ぶにあたってはコスパも気になるところですが、いくら安いフードを買いたいからと言っても、原材料の品質面と内容に不安のあるフードは本当の意味で【コスパがいい】とは言えません。

愛猫の月々の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違うものの、主原料として使われている原材料やタンパク源の割合、猫に必要のない添加物が使われていないかには気を配ってフードを選びたいところです。

また、キャットフードの中には定期購入割引やまとめ買い割引が導入されているものもあるので、それらの割引情報も確認しておくといいでしょう。

 

ここまで読んだところで、もしもまだ愛猫のキャットフード選びに迷っている場合には、まずはジャガーをお試ししてみるのがおすすめです。

当サイトがジャガーをおすすめする理由は以下の通りです。

ジャガーをおすすめする5つの理由
  • 良質な動物性原材料の割合が全体の約8割
  • 高タンパクかつカロリーは高すぎない
  • グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
  • 猫に必要のないものは不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、ジャガーは良質な動物性原材料の割合が全体の約8割も占めており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

また、高タンパクかつカロリーは高すぎないドライフードということから、給餌量の調整で幅広い年齢の愛猫(たち)にも対応しやすいです。

それに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、香料・着色料といった猫に必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。

そして、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されており、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。