ミニチュアピンシャーにおすすめの餌7選|20種のドッグフードを検証!

筋肉質で引き締まった体にスラッと伸びた長い足が印象的なミニチュアピンシャー(ミニピン)は、好奇心旺盛でかなり活発な小型犬です。

そんなミニチュアピンシャーの餌を選ぶにあたっては、タンパク源の割合と種類に注目してフードを選んであげたり、不要な人工添加物が使われていないかどうかに注目してフードを選んであげることが大切です。

この記事ではミニチュアピンシャー向けのドッグフードの選び方や、ミニチュアピンシャーにおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のフード選びの参考にしてみてください。

ミニチュアピンシャーのドッグフードの選び方

ミニチュアピンシャーのドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

動物性タンパク源が主原料として使われているか

最初に確認しておきたいのは、動物性タンパク源(肉・魚)が主原料として使われているかです。

ミニチュアピンシャーに限った話ではありませんが、肉食傾向の雑食である犬にとって肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は大切な栄養素です。

その一方で、ドッグフードの販売価格が安くなるにつれて肉・魚の割合が減り、代わりに小麦やトウモロコシなどの穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良や涙やけの原因になりえます。

 

このことから、ミニチュアピンシャーには動物性タンパク源が主原料かつ、高タンパクなフードを選んであげることをおすすめします。

ドッグフードのパッケージに掲載されている原材料一覧には、使用割合が多い順に原材料が記載されているので、まずは鶏肉や白身魚などの動物性原材料が先頭に記載されているかどうかを確認してみてください。

ただ、フードによっては第二原材料以降に穀物やイモ類・豆類が続いており、実際には動物性原材料の割合がそれほど多くないケースもあるので、第二原材料以降とタンパク質含有量にも目を通しておきましょう。

タンパク源の種類が愛犬に合っているか

特定のタンパク源にアレルギーのあるミニチュアピンシャーも少なくありません。

そのため、タンパク源の割合だけでなく種類にも気を配っておきましょう。

アレルギーの原因は犬によって様々ではあるものの、穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆が特にアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

 

なお、最近はグレインフリー(穀物不使用)フードに注目が集まっていますが、穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではありません。

ただ、タンパク源がシンプルなフードの方がアレルギーの原因を特定しやすいので、食に敏感な愛犬にはグレインフリーフードや、動物性タンパク源が限定されたフードからお試ししてみるのもいいでしょう。

ミニチュアピンシャー向けの成分が含まれているか

そのほかには、ミニチュアピンシャー向けの成分が配合(強化)されているかにも注目しておきたいところです。

具体的には、皮膚・被毛に配慮してフードを選びたいと考えている場合には、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の含有量に注目してみてください。

2つの脂肪酸はバランスよく摂り入れることが重要で、現時点の暫定的な見解ではあるものの、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【5:1〜10:1】くらいがいいのではないかと考えられています。

また、運動量が多い活発な愛犬の関節に配慮したいと考えている場合には、【グルコサミン/コンドロイチン/コラーゲン/ヒアルロン酸/MSM(メチルスルフォニルメタン)】といった成分が配合されているフードが特におすすめです。

不要な人工添加物が使われていないか

不要な人工添加物が使われていないかにも注目すべきです。

ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているものもありますが、これらが涙やけやアレルギーの原因になることがあります。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤については、フードの酸化を抑えるために使われるものの、ローズマリー抽出物やミックストコフェロールといった天然由来のもので代用することもできます。

着色料に関してはフードの見た目をよくするために使われますが、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

ミニチュアピンシャー用として評判のいいフード20種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
オメガ6:オメガ3 気がかりな原材料
カナガン(チキン) チキン生肉 29%以上 15%以上 9%以下 376kcal 3.1:1
モグワン チキン&サーモン 27%以上 10%以上 9%以下 361.5kcal 1.4:1
アカナ(スモールブリード 成犬用) 新鮮鶏肉 31%以上 17%以上 12%以下 351kcal 2.6:1
みらいのドッグフード(幼犬・成犬用) 生肉 30.0%以上 12.5%以上 10.0%以下 354kcal
シュプレモ(小型犬用 成犬用) チキン(肉) 26.0%以上 17.0%以上 10.0%以下 375kcal 5.1:1 タンパク加水分解物
ファインペッツ 鹿肉 27.1% 16.0% 8.0% 440kcal
オリジン(オリジナル) 新鮮鶏肉 38%以上 18%以上 12%以下 386kcal
このこのごはん 鶏肉 20.9%以上 8.0%以上 10.0%以下 343kcal
ドクターケアワン 鶏肉 21.8%以上 8.3%以上 10.0%以下 347kcal
ブッチ(ブラック・レーベル) ビーフ 10.5%以上 8.0%以上 74.5%(最大) 116kcal
ナチュロル 新鮮牛生肉 23〜27% 10%以上 9%以下 400kcal
アーテミス(フレッシュミックス スモールブリード 成犬用) フレッシュチキン 25.0%以上 15.0%以上 10.0%以下 368.3kcal 6:1
アボダーム(スモールブリード チキン) 乾燥チキン 26.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 360kcal
ウェルネスコア(小型犬 成犬用 骨抜き七面鳥) 骨抜き七面鳥 36.0%以上 15.0%以上 10.0%以下 約374kcal 6:1
キアオラ(ラム&サーモン) ラム生肉 30.0%以上 17.0%以上 10.0%以下 約387.4kcal
ソルビダ(グレインフリー チキン 室内飼育体重管理用) オーガニックチキン生肉 24%以上 9%以上 10%以下 310kcal 1:1
ナチュラルハーベスト(マイリトルダーリン) ワイルドボアー 32.5%以上 13.0%以上 10.0%以下 345kcal 3.6:1

ミニチュアピンシャー用として評判のいいドッグフード20種の主原料と主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかをまとめてみました。

それぞれのフードの主原料を見比べてみると、どれも動物性タンパク源が主原料として使われていることが分かります。

その一方で、フードによってタンパク質含有量や脂質とカロリーのバランスが様々なことも分かりますね。

 

なお、“タンパク加水分解物”は、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていない、というわけではありません。

ただ、ここで抜き出したタンパク加水分解物に関しては、製造工程の説明がされていないことが気になりました。

ミニチュアピンシャーにおすすめのドッグフード7選

これまでの内容を踏まえつつ、ミニチュアピンシャーにおすすめの7種類のドッグフードを紹介します。

なお、販売価格や原材料、成分は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2023年12月に公式サイトとAmazonで調査)

カナガン

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/2kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約214円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約171円
穀物 不使用
(グレインフリー)

メインのタンパク源が違う3種類のドライフードがあることに加えて、缶詰タイプの主食用ウェットフードも取り揃えているカナガン。

どのラインナップにも動物性原材料が贅沢に使われているだけでなく、牛肉・穀物・大豆不使用のレシピを採用していることから、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。

ここで取り上げているのは、高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めなドライフードの「チキン」で、好奇心旺盛で活発なミニチュアピンシャーの主食としてぴったりです。

また、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスも【3.1:1】とまずまずですし、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも評価できます。

モグワン

モグワンドッグフードのパッケージ画像(表面1)

通常購入時の価格 5,038円/1.8kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(4袋を定期購入時)
約238円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約205円
穀物 不使用
(グレインフリー)

モグワンはメインのタンパク源としてチキンとサーモンが使われており、カナガンと同じように牛肉・穀物・大豆不使用のレシピを採用しています。

グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されている点も同じですが、カナガン チキンと比べるとタンパク質・脂質・カロリーがやや控えめで、それほど運動量が多くない成犬用フードとして向いています。

また、低脂質かつカロリーが標準的なドライフードということから、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてもおすすめです。

もちろん、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われていません。

アカナ

アカナドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「スモールブリード 成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,950円/340g
4,820円/2kg
11,480円/6kg
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約241円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約163円
穀物 不使用
(グレインフリー)

アカナは良質な動物性原材料が贅沢に使われているだけでなく、年齢や犬種(サイズ)、飼育環境や体質に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えています。

この記事で取り上げた「スモールブリード 成犬用」については、高タンパク・高脂質な一方でカロリーはやや控えめなグレインフリーフードになっており、標準的な運動量の小型犬向けに成分バランスが調整されている印象を受けました。

その一方で、脂質とカロリーがかなり控えめな「ライト&フィット」というフードもあり、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬にも対応できます。

なお、アカナはほとんどのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していますが、【クラシック】というシリーズの3種類のフードには、タンパク源として穀物(オーツ麦)が使われています。

オリジン

オリジンドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「オリジナル」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,738円/340g
6,250円/2kg
15,280円/6kg
24,640円/11.4kg
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約313円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約188円
穀物 不使用
(グレインフリー)

オリジンはアカナと同じくチャンピオンペットフーズ社が製造・販売しているドッグフードで、どのラインナップもグレインフリーのレシピを採用しており、アカナよりも動物性原材料の割合が多くなっています。

そして、どのラインナップも非常に高タンパクかつ脂質とカロリーも高めな傾向があります。

こういった成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬の主食としておすすめです。

その逆に、食べすぎてしまう傾向のある成犬や、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

シュプレモ

シュプレモドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「小型犬用 成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,137円/1kg
4,419円/3kg
8,303円/6kg
100gあたりの価格
(1kgの最安値を参照)
約214円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約192円
穀物 モロコシ、オーツ麦、玄米、粗挽き米、大麦

シュプレモは先に紹介したアカナと同じように、年齢や犬種(サイズ)、飼育環境や体質に配慮した様々なラインナップを取り揃えています。

ここで取り上げた「小型犬用 成犬用」に関しては、やや高タンパク・高カロリーかつ高脂質なドライフードになっており、活発な成犬の主食にぴったりです。

また、全てのラインナップが小麦グルテンフリーのレシピを採用していることや、主食用ウェットフードまで製造・販売していることも見逃せません。

その一方で、“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭な点が気がかりですが、流通量がそれなりに多いことや、手に取りやすい価格で販売されていることも踏まえてピックアップしました。

ファインペッツ

ファインペッツ(犬用)のイメージ画像
※各項目は「小粒」のものです

価格/内容量
(通常購入時)
3,803円/1.5kg
8,048円/4kg
15,991円/8kg
28,839円/16kg
※初回は1.5kgサイズを20%オフの3,042円で購入可
価格/内容量
(定期購入時)
〜3,423円/1.5kg
〜7,244円/4kg
〜14,392円/8kg
〜25,956円/16kg
※注文回数に応じて10〜100%の割引が適用
100gあたりの価格
(1.5kgを定期購入時)
約228円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約126円
穀物 オートミール、大麦、全粒米

主原料として鹿肉を使いつつ、そのほかに鶏肉・サーモン・鶏レバーといった複数の動物性タンパク源が使われているファインペッツ。

動物性原材料の占める割合は全体の8割以上と豊富で、高タンパク・高脂質かつ非常に高カロリーなドライフードになっています。

こういった成分バランス上、育ち盛りの子犬や運動量がかなり多い成犬、少食でたくさんの量が食べられない成犬用フードとしておすすめです。

また、体重5kgの成犬に主食として与えることを想定した場合、1日あたりの餌代は約126円というコスパの良さも魅力です。
(※定期コースの注文回数によってはさらに安くなります)

ブッチ

ブッチ(犬用)のイメージ画像

価格/内容量 1,650円/800g
3,300円/2kg
3,000円/800g×3本(初回限定)
価格/内容量
(定期購入)
1,485円/800g
2,970円/2kg
※定期購入時は10%オフ
100gあたりの価格
(2kgを定期購入時)
約149円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約404円
穀物 コーン、米
(グルテンフリー)

ブッチは生肉と同じ栄養成分と水分含有度にこだわった、ニュージーランド産のチルド(ウェット)タイプのプレミアムフードです。

ブッチには全3種類のラインナップがありますが、どれに関しても良質な動物性原材料が贅沢に使われているほか、小麦・グルテン・イーストといった原材料が使われていません。

そして、水分量が多いウェットフードということもあってカロリーは控えめなので、固形物を食べ慣れていない子犬やシニア犬だけでなく、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしても向いています。

ただ、ブッチだけを主食として与えると餌代がかなり高くなってしまうので、主食用ドライフードにトッピングして与えたり、ローテーションして与えるのがおすすめです。

ミニピンの餌で迷った時にはカナガンがおすすめ

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、カナガンをおすすめします。

当サイトがミニチュアピンシャー用のフードとして、カナガンをおすすめする理由は以下の通りです。

カナガンをおすすめする5つの理由
  • 動物性原材料が全体の半分以上を占めている
  • 高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高め(チキン)
  • 穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用
  • 犬にとって必要のないものは不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、カナガンは動物性原材料の割合が全体の半分以上を占めており、ミニチュアピンシャーにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

また、「チキン」については高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めになっていることから、好奇心旺盛で活発な小型犬であるミニチュアピンシャーの主食としてぴったりです。

それに加えて、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることや、香料・着色料といった犬にとって必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。

そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

ミニチュアピンシャー(ミニピン)の餌の量と回数

活発な小型犬のミニチュアピンシャー(ミニピン)だからといって、そのほかの犬種と給餌量の考え方が違うというわけではなく、基本的にはドッグフードのパッケージや冊子、公式サイトなどに掲載されている給餌量の目安を参考にすれば大丈夫です。

ただ、どのフードの給餌量もあくまで“目安量”でしかなく、実際のところは愛犬の年齢や体重だけでなく、活動量や体質によっても適量が変わってきます。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら給餌量を微調整するようにしてください。

 

便の固さについては、柔らかめの便をする場合は餌の量が多い可能性が、固めの便をする場合は餌の量が少ない可能性があります。

それと、成犬の餌の回数は1日2回が目安になりますが、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬に3回に分けて様子見・・・といったように、食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。

子犬の給餌量と餌の回数の補足

育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬は、それに伴い成犬時と比べると体重に対しての餌の量も多くなります。

そして、成長が緩やかになるにつれて成犬時の給餌量に近づけていきます。

子犬の餌の回数に関しては、生後2〜3ヶ月頃までは1日4〜5回を、生後4〜5ヶ月頃までは1日3〜4回を目安にしつつ、1日の必要量を食べられるようにしましょう。

生後6ヶ月以降の子犬の餌の回数は、成犬と同じ1日2回が目安です。

シニア犬の給餌量と餌の回数の補足

7歳以上のシニア犬の給餌量については、成犬時の1〜2割ほど減らした量が目安になります。

と言っても、7歳になって急に活動量が落ちるわけではありませんし、これといった変化がなければ餌の量は減らさなくても大丈夫です。

それと、シニア犬の餌の回数は1日2〜3回が目安ですが、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合や、食が細くなってたくさんの量が食べられなくなった場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。

ミニチュアピンシャー(ミニピン)の餌代について

ミニチュアピンシャー(ミニピン)の成犬時の体重は4〜6kg程度ということで、それ以上に大きくなる中型犬・大型犬と比べれば月々の餌代は安いです。

ただ、ドッグフードによって価格やカロリーが様々なこともあり、実際には与えるフードによって餌代が大きく変わってきます。

そこで参考までに、ミニチュアピンシャーにおすすめの3種類のドッグフードの餌代を比較してみました。
(※どれも5kgの成犬に毎日の主食として与えることを想定しています)

ファインペッツ
(小粒)
カナガン
(チキン)
ブッチ
1日あたり 約126円 約171円 約404円
1ヶ月あたり 約3,780円 約5,130円 約12,120円
3ヶ月あたり 約11,340円 約15,390円 約36,360円
半年あたり 約22,680円 約30,780円 約72,720円
1年あたり 約45,360円 約61,560円 約145,440円

必ずしも当てはまるわけではありませんが、一般的にはフードの販売価格が高くなるほど肉や魚といった動物性原材料の割合が増えたり、原材料の品質や製造工程にこだわりを持って作られている傾向があります。

その逆に、フードの販売価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増えたり、品質が不明瞭な原材料が使われていたり、不要な人工添加物が使われている傾向があります。

とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。

まとめ

ミニチュアピンシャー(ミニピン)の餌を選ぶにあたっては、タンパク源の割合と種類に注目してフードを選んであげたり、不要な人工添加物が使われていないかどうかに注目してフードを選んであげることが大切です。

また、ミニチュアピンシャー向けの成分が配合(強化)されているかにも注目しておくといいでしょう。

現在は何百種類ものドッグフードが販売されていますが、最終的にどのフードを買うのかを決めるのは愛犬ではなく飼い主である人間です。

だからこそ、愛犬のことを第一に考えた上で自分自身も納得のいくフード選びを心がけたいところですね。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだミニチュアピンシャーのフード選びに迷っているなら、まずはカナガンをお試ししてみることをおすすめします。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でカナガンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。