
「愛犬に毎日与えるドッグフードは安いに越したことはないけど、かと言って安すぎるドッグフードを選ぶのは何となくかわいそうな気がする・・・」
安いドッグフードと高いドッグフードの違いがいまいち分からないものの、このように考え込んでしまう方は少なくないでしょう。
どれだけ値段が安かったとしても、原材料の品質面や安全性に不安のあるドッグフードは”コスパがいい”とは言えません。
そこでこの記事では、安くてコスパのいいドッグフードの選び方や、コスパのいいおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
- 安くてコスパのいいドッグフードの選び方
- コスパがいいと評判のドッグフード30種
- コスパのいいおすすめのドッグフード10選
- コスパのいいドッグフード選びで迷った時はネルソンズがおすすめ
- 安くてコスパのいいドッグフードに関するQ&A
- ホームセンターの安いドッグフードでおすすめは?
- 市販の安いドッグフードでおすすめはある?
- 安くてコスパのいい大型犬におすすめのドッグフードは?
- 安くてコスパのいい中型犬におすすめのドッグフードは?
- 安くてコスパのいい小型犬におすすめのドッグフードは?
- 安くてコスパのいいドッグフードで子犬におすすめなのは?
- 安いドッグフードでシニア犬(老犬・高齢犬)におすすめなのは?
- 安い缶詰タイプのウェットドッグフードでおすすめはある?
- 安いフリーズドライのドッグフードはある?
- 安くてコスパのいいグレインフリーのおすすめドッグフードは?
- 安い小麦グルテンフリーのドッグフードでおすすめはどれ?
- 安くてコスパのいい無添加ドッグフードってある?
- コスパのいいおすすめのプレミアムドッグフードは?
- 安いドッグフードと高いドッグフードの違いは何?
- コスパのいいヒューマングレード品質のおすすめドッグフードは?
- コスパのいいオイルコーティングなしのドッグフードは?
- 低脂肪の安いドッグフードでおすすめはある?
- おすすめの安い大容量(大袋)のドッグフードはどれ?
- 安いラム肉メインのおすすめドッグフードは?
- 安い馬肉メインのおすすめドッグフードは?
- まとめ
安くてコスパのいいドッグフードの選び方
安くてコスパのいいドッグフードを選ぶにあたって、最低限気を配っておきたいポイントがいくつかあります。
順番に見ていきましょう。
肉・魚が主原料として使われている
はじめに確認しておきたいのは、肉・魚(動物性原材料)が主原料として使われているかどうかです。
なぜなら、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素だからです。
その一方で、安さを押し出したドッグフードのほとんどには、肉・魚よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
こういった理由もあり、価格を最優先に考えてドッグフードを選ぶにしても、できれば肉・魚が主原料として使われているドッグフードを選んであげることをおすすめしています。
ドッグフードの原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されており、先頭に鶏肉や白身魚といった動物性原材料が記載されていれば、肉・魚が主原料として使われているドッグフードということになります。
良質な原材料が使われている
肉・魚が主原料として使われているかだけでなく、原材料の品質にも気を配っておきたいところです。
例えば、ドッグフードの中には“ミートミール”や“家禽ミール”といった動物性原材料が使われているものがありますが、どちらも具体的に何の動物の肉が使われているのかが分かりません。
また、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。
対照的に、品質面にきちんと配慮して作られているドッグフードは”新鮮鶏肉”、”脱水チキン”といったように原材料が明記されており、「人用の食品レベルの原材料を使用」といったような補足がされていることがほとんどです。
ただし、ミートミールや家禽ミールが使われているドッグフードでも、公式サイトやパッケージに内容と品質の補足がされていることがあるので、メーカーが公開している情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。
不要な添加物が使われていない
そのほかには、不要な添加物が使われていないかにも注目しておきましょう。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードは珍しくありませんが、これらの人工添加物がアレルギーや涙やけの原因になることがあります。
BHA・BHTといった人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、ローズマリー抽出物やミックストコフェロールといった天然由来のもので代用することができます。
人工の着色料は見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。
つまり、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はない・・・ということです。
また、食いつきをよくする目的で人工の香料・調味料が使われているドッグフードがありますが、人工の香料・調味料の摂りすぎは体の負担になってしまいます。
その一方で、天然由来の原材料そのものの香りを活かして嗜好性を高めているドッグフードもあり、中には原材料の香りや栄養素ができる限り損なわれないように、じっくりと時間をかけて低温調理されているドッグフードもあります。
ドライフード(カリカリ)を選ぶ
コスパを重視してドッグフードを選ぶなら、ドライフード(カリカリ)一択です。
ドッグフードにはドライフードのほかにもセミモイスト(半生)フード、ウェットフードといったタイプがありますが、ドライフードに比べるとグラムあたりの価格が高めなことに加えて、カロリーが低いことからその分だけたくさんの量を与えなければいけません。
このことから必然的に、ドライフードを与えるよりも餌代が高くなります。
中にはドライフードのカリカリとした食感が苦手な愛犬を飼っている方もいると思いますが、そんな場合はぬるま湯でふやかしてから与えるのも一つの手です。
愛犬が食べ切れるサイズを選ぶ
当然のことですが、愛犬が食べ切れるサイズを選ぶことも大切なことです。
愛犬が食べきれないサイズを購入した場合、食べきれなかった分だけ餌代が勿体ないということは誰でも想像できると思います。
ただ、サイズにいくつかのバリエーションのあるドライフードの場合、サイズ(内容量)が大きくなるほどグラムあたりの価格が安くなることがほとんどです。
そのため、ドライフードなら開封して1ヶ月くらいで食べ切れるサイズを購入した方が、結果的に月々の餌代が安くなります。
また、まとめ買い割引や定期購入割引を導入しているドッグフードもあるので、それらの割引情報も見逃さないようにしましょう。
コスパがいいと評判のドッグフード30種
商品名 | 価格/内容量 | 100gあたりの価格 | 主原料 | 気がかりな原材料 |
---|---|---|---|---|
カークランド(成犬用 チキン・ライス・ベジタブル) | 5,642円/12kg | 47円 | 鶏肉 | 香料 |
愛犬元気(成犬用) | 3,600円/6kg | 60円 | 穀類 | チキンミール、ビーフパウダー、ササミパウダー、動物性油脂、着色料 |
ビタワン(全成長段階用) | 2,918円/6.5kg | 45円 | 穀類 | チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、香料 |
ピュリナワン(ほぐし粒入り 成犬用 チキン) | 1,980円/2.1kg | 94円 | チキン | たんぱく加水分解物 |
アイムス(成犬用 健康維持用 小粒 チキン) | 1,480円/1.2kg
2,473円/2.6kg 4,336円/5kg 5,427円/8kg 7,473円/12kg |
62〜123円 | 肉類 | チキンミール、家禽ミール、BHA、BHT |
ウェルケア(チワワ専用 成犬〜シニア犬) | 1,188円/1.35kg | 88円 | 肉類 | チキンミール、動物性油脂 |
スーパーゴールド(フィッシュ&ポテト 子犬・成犬用) | 1,791円/800g
4,745円/2.4kg 8,982円/7.5kg 19,519円/14.5kg |
120〜224円 | ポテト | 動物性脂肪 |
ホリスティックレセピー(ラム&ライス【小粒】成犬用) | 1,452円/800g
3,218円/2.4kg 7,980円/6.4kg 16,250円/18.1kg |
101〜189円 | ラム肉粉 | – |
ヒルズ サイエンスダイエット(小型犬用 成犬用 チキン) | 1,145円/750g
1,973円/1.5kg 3,027円/3kg 4,440円/5kg |
88〜153円 | トリ肉 | 動物性油脂 |
プロマネージ(トイプードル専用) | 2,068円/1.7kg
3,806円/4kg 5,980円/6kg |
100〜122円 | チキンミール | チキンミール、家禽類、BHA、BHT |
ユーカヌバ(小型犬用 成犬用) | 1,980円/800g
4,650円/2.7kg 9,150円/7.5kg 14,900円/15kg |
99〜248円 | 肉類 | 動物性脂肪 |
プラチナムナチュラル(成犬用 チキン) | 3,358円/1.5kg | 224円 | フレッシュチキンミート | – |
アーテミス(フレッシュミックス 成犬用) | 5,830円/3kg
10,560円/6kg 18,920円/13.6kg |
139〜194円 | フレッシュチキン | – |
ニュートロ ナチュラルチョイス(小型犬用[成犬用]チキン&玄米) | 2,227円/1kg
4,813円/3kg 8,989円/6kg |
150〜223円 | チキン(肉) | タンパク加水分解物 |
シュプレモ(成犬用) | 4,241円/2kg
6,987円/4kg 11,106円/7.5kg 19,283円/13.5kg |
143〜212円 | チキン(肉) | タンパク加水分解物 |
ナチュラルバランス(ホールボディヘルス) | 2,255円/1kg
4,403円/2.27kg 10,450円/5.45kg |
192〜226円 | 鶏肉 | – |
ロイヤルカナン(ミニインドア 成犬用) | 2,190円/800g
3,663円/2kg 6,580円/4kg |
165〜274円 | 米 | 動物性油脂、加水分解タンパク |
アカナ(スモールブリード 成犬用) | 1,480円/340g
5,478円/2kg 12,380円/6kg |
206〜435円 | 新鮮鶏肉 | – |
ネルソンズ | 9,196円/5kg | 184円 | 乾燥チキン | – |
ブラバンソンヌ(小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ) | 330円/50g×3袋
3,190円/1kg 5,830円/2.5kg |
233〜319円 | 魚 | – |
グランデリ(カリカリ仕立て 成犬用 味わいビーフ入り セレクト) | 698円/700g
1,236円/1.6kg 1,973円/2.7kg |
73〜100円 | 穀類 | チキンミール、ポークミール、ビーフミール、ササミパウダー、油脂類、プロピレングリコール、調味料、着色料、pH調整剤、エリソルビン酸Na |
プラペ!(CPチキン&ターキー) | 4,620円/2kg
9,020円/4kg 13,200円/6kg 25,300円/12kg |
211〜231円 | チキン&ターキー | – |
ベストバランス(カリカリ仕立て トイプードル用) | 1,155円/1.8kg | 64円 | 穀類 | チキンミール、動物性油脂、pH調整剤 |
オリジン(オリジナル) | 1,762円/340g
7,840円/2kg 19,404円/6kg 27,720円/11.4kg |
243〜518円 | 新鮮鶏肉 | – |
カナガン(チキン) | 5,038円/2kg | 252円 | チキン生肉 | – |
リガロ(ラム) | 3,091円/900g
5,621円/1.8kg 10,120円/3.6kg 15,455円/5.8kg 30,690円/12kg |
256〜343円 | ラム生肉 | – |
アディクション(ル・ラム) | 1,793円/500g
2,871円/900g 4,700円/1.8kg 27,500円/9kg |
306〜359円 | ラム肉粉 | – |
キアオラ(ラム&サーモン) | 1,918円/450g
3,366円/900g 8,580円/2.7kg 14,850円/5kg 23,650円/9.5kg |
249〜460円 | ラム生肉 | – |
モグワン | 5,456円/1.8kg | 303円 | チキン&サーモン | – |
シーザー(チキンと4種の農園野菜入り 超小粒) | 878円/700g
1,345円/1.5kg 2,829円/3kg |
94〜125円 | チキンミール | チキンミール、家禽類、BHA、BHT |
コスパがいいと評判のドッグフード30種の価格や主原料、気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査した時点の情報です)
それぞれのドッグフードを見比べてみると、価格が安いドッグフードには穀物やイモ類が主原料として使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、犬にとって必要のない添加物が使われている傾向があることが分かりますね。
ちなみに、“動物性油脂(動物性脂肪)”と“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといった必ずしも安全性に配慮されていないというわけではありません。
ただ、ここで取り上げた動物性油脂には、具体的に何の動物の油が使われているのかが分かりません。
それに加えて、添加されている酸化防止剤の種類が分からないことも気がかりです。
タンパク加水分解物に関しては、製造工程の補足がないことが気になりました。
なお、「ネルソンズ」と「ブラバンソンヌ」と「プラペ!」と「カナガン」と「モグワン」については、割引価格で購入できる定期コースが導入されています。
それぞれのドッグフードの割引後の価格や割引特典もまとめてみたので、参考にしてみてください。
商品名 | 価格/内容量 | 100gあたりの価格 |
---|---|---|
ネルソンズ | 7,356〜7,816円/5kg ※まとめ買い袋数に応じて15%or20%オフ |
147〜156円 |
ブラバンソンヌ(小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ) | 3,030円/1kg(5%オフ) 5,247円/2.5kg(10%オフ) |
210〜287円 |
プラペ!(CPチキン&ターキー) | 3,696〜4,389円/2kg 7,216〜8,569円/2kg×2袋 10,560〜12,540円/2kg×3袋 20,240〜24,035円/2kg×6袋 ※初回は20%オフ、2回目以降は5%オフ |
169〜219円 |
カナガン(チキン) | 4,030〜4,534円/2kg ※合計金額に応じて10%or15%or20%オフ |
202〜227円 |
モグワン | 4,364〜4,910円/1.8kg ※合計金額に応じて10%or15%or20%オフ |
222〜258円 |
定期購入割引と言っても、合計金額に応じて割引率が変わるドッグフードもあれば、継続回数に応じて割引額が変わるドッグフード、初回と2回目以降で割引率が変わるドッグフードなど様々です。
それと、ここで取り上げた5つのドッグフードの定期コースには継続回数の縛りはなく、解約にあたって違約金や解約金といった費用もかかりませんが、中には継続回数の縛りがあったり、解約時に費用が発生するドッグフードもあることには気をつけてください。
また、継続回数の縛りがないドッグフードも到着直前には解約できないので、定期コースを利用する際にはいつまでに解約手続きを済ませる必要があるかは前もって確認しておきましょう。
コスパのいいおすすめのドッグフード10選
これまでの内容を踏まえつつ、コスパのいいおすすめのドッグフードを10種類紹介します。
なお、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査)
ネルソンズ
通常購入時の価格 | 9,196円/5kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1〜2袋:7,816円(15%オフ) 3袋以上:7,356円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 | 147〜184円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
ネルソンズは中粒サイズのドライフードで、主原料として使われているチキンの割合が全体の5割を占めています。
また、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは不使用という条件も満たしていますし、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることから、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。
主要な成分バランスについては、高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をする愛犬の主食としてぴったりです。
そして、合計金額に応じて「15%or20%」オフの価格で購入できる定期コースが導入されていることも見逃せません。
ただ、サイズが5kgの1種類だけなので、小型犬を1匹飼いしている場合にはおすすめしておらず、中型犬・大型犬の愛犬を飼っていたり、小型犬を多頭飼いしている場合におすすめしています。
カナガン
※各項目はドライフード「チキン」のものです
通常購入時の価格 | 5,038円/2kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 | 202〜252円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
ネルソンズと同じく動物性原材料の割合が全体の5割以上、犬にとって必要のないものは不使用、穀物・牛肉・大豆不使用という3つの条件を満たしているカナガン。
また、メインのタンパク源が違う3種類のドライフードがあるほか、缶詰タイプのウェットフードまで取り揃えています。
ここで取り上げているのはドライフードの「チキン」で、粒サイズがネルソンズよりも小さめになっていることに加えて、主要な成分バランスについてはネルソンズよりも高タンパク・高脂質かつカロリーもやや高めです。
このことから、カナガン チキンは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして特におすすめです。
なお、サイズについては2.0kgの1種類で、合計金額に応じて「10%or15%or20%」オフの価格で購入できる定期コースが導入されています。
ホリスティックレセピー
※各項目は「ラム&ライス 小粒 成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,452円/800g 3,218円/2.4kg 7,980円/6.4kg 16,250円/18.1kg |
---|---|
100gあたりの価格 | 101〜189円 |
穀物 | 醸造米、玄米、大麦 |
【チキン&ライス】と【ラム&ライス】と【ソリューション】といった3つのシリーズがあり、それぞれで原材料の内容や成分バランスが細かく調整されているホリスティックレセピー。
この記事で取り上げている「ラム&ライス 小粒 成犬用」には主原料としてラム肉粉が使われており、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーが控えめなドライフードになっています。
そのほかのラインナップも脂質とカロリーが控えめなものが中心になっており、室内飼いされていることが多くて運動量がそれほど少ない傾向にある日本の飼い犬向き・・・と捉えることができます。
これといった割引特典はないものの、元々の価格がかなり手に取りやすいことに加えて、様々なサイズを取り揃えていることが魅力的です。
アーテミス
※各項目は「フレッシュミックス 成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
5,830円/3kg 10,560円/6kg 18,920円/13.6kg |
---|---|
100gあたりの価格 | 139〜194円 |
穀物 | 大麦、玄米、オーツ麦、黍 |
良質な原材料を使用、不要な添加物は不使用という2つの条件を満たしており、ほとんどのラインナップに動物性原材料が主原料として使われているアーテミス。
ここで取り上げた「フレッシュミックス 成犬用」は中型犬・大型犬向けに販売されているドライフードで、フレッシュチキンが主原料として使われている小麦グルテンフリーフードになっています。
主要な成分バランスについては、タンパク質・脂質・カロリーのどれもが標準的な範囲になっており、適度に運動をする成犬用フードとして向いています。
お手頃な値段で販売されていることも評価できますが、一部のラインナップに穀物が主原料として使われていることに加えて、タンパク質含有量がかなり控えめなことは気になりました。
プラチナムナチュラル
※各項目は「成犬用 チキン」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
3,358円/1.5kg |
---|---|
100gあたりの価格 | 224円 |
穀物 | 砕精米、トウモロコシ (グルテンフリー) |
素材そのものの香りと栄養素ができる限り損なわれないよう、水を使わずに素材の水分だけで調理されているプラチナムナチュラル。
それに加えて、良質な動物性原材料の割合が全体の7割を占めているのにもかかわらず、比較的手に取りやすい価格で販売されています。
この記事で取り上げた「成犬用 チキン」については、フレッシュチキンミートが主原料として使われている高タンパク・高脂質なフードで、アレルギーの原因になりやすい小麦は使われていません。
また、”チキン”以外にも”イベリコ+グリーン”や”ラム+ライス”、”ビーフ+ポテト”といったタンパク源の内容が違うラインナップがあり、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせやすくなっています。
ブラバンソンヌ
※各項目は「小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ」のものです
通常購入時の価格 | 330円/50g×3袋 3,190円/1kg 5,830円/2.5kg |
---|---|
定期購入時の価格 | 3,030円/1kg(5%オフ) 5,247円/2.5kg(10%オフ) |
100gあたりの価格 | 210〜319円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
ベルギー産プレミアムドッグフードのブラバンソンヌは、年齢や犬種(サイズ)、食の好みに配慮して選べるように、原材料の内容と成分バランスの傾向が違うドライフードを取り揃えています。
そして、どのドライフードも肉・魚が主原料、人間でも食べられる品質の原材料を使用、人工の酸化防止剤・香料・着色料不使用ということは共通しており、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることも特徴です。
また、これらの条件を満たしたドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されており,ここで取り上げた「小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ」の2.5kgサイズの100gあたりの値段は約233円となっています。
さらに、定期コースを利用することで10%の割引が適用され、100gあたりの値段は約210円となります。
(※1kgサイズの割引率は5%です)
それと、大型犬用フードは1袋10kgの大容量サイズで販売されており、定期コース利用時の100gあたりの値段は約139円と、小型犬用フードよりもグラムあたりの値段がかなり安いです。
ナチュラルバランス
※各項目は「ホールボディヘルス」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
2,255円/1kg 4,403円/2.27kg 10,450円/5.45kg |
---|---|
100gあたりの価格 | 192〜226円 |
穀物 | 大麦、オーツ麦、玄米 |
ナチュラルバランスは体質や飼育環境に合わせて、原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えています。
穀物・イモ類が主原料のドライフードもあるものの、どのラインナップも合成保存料や着色料、香料・調味料といった添加物は使われておらず、プレミアムドッグフードの中ではお手頃な値段で販売されています。
ここで取り上げた「ホールボディヘルス」は鶏肉が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、タンパク質・脂質・カロリーは標準的な範囲のドライフードです。
また、脂質とカロリーがかなり控えめに調整されたフードもあり、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬にも対応できます。
アカナ
※各項目は「スモールブリード 成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,480円/340g 5,478円/2kg 12,380円/6kg |
---|---|
100gあたりの価格 | 206〜435円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
良質な動物性原材料が主原料として使われているだけでなく、低GIの野菜と果物が使われている高タンパク・低炭水化物のドッグフードのアカナ。
また、犬種(サイズ)や食の好み、年齢や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したフードを取り揃えているのも特徴です。
この記事で取り上げた「スモールブリード 成犬用」については、高脂質でカロリーはやや控えめになっていますが、「ライト&フィット」という脂質とカロリーが控えめなフードも製造・販売しています。
それと、お試し購入しやすい少量サイズを販売していることや、お得な大容量サイズを販売していることも評価できます。
(※ラインナップによってサイズのバリエーションは異なります)
なお、アカナはほとんどのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していますが、【クラシック】というシリーズのフードには穀物(オーツ麦)が使われています。
シュプレモ
※各項目は「成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
4,241円/2kg 6,987円/4kg 11,106円/7.5kg 19,283円/13.5kg |
---|---|
100gあたりの価格 | 143〜212円 |
穀物 | モロコシ、大麦、オーツ麦、玄米、粗挽き米 |
ニュートロのシュプレモは、厳選された自然素材がたっぷりと使われているドッグフードです。
(超)小型犬向けのラインナップを中心に取り揃えていますが、この記事で取り上げた「成犬用」については全犬種対応のドライフードで、やや高脂質かつタンパク質とカロリーは標準的な範囲になっています。
そして、どのラインナップも動物性原材料が主原料、小麦グルテンフリーのレシピを採用、合成保存料や着色料といった添加物は不使用という点は変わらず、それらの条件を満たしたドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されています。
“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、コスパのよさに加えて流通量が多いドッグフードということを評価してピックアップしました。
モグワン
通常購入時の価格 | 5,456円/1.8kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,910円(10%オフ) 2〜4袋:4,637円(15%オフ) 5袋以上:4,364円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 | 242〜303円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
良質なチキンとサーモンがメインのタンパク源として使われていることに加えて、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しているモグワン。
また、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われておらず、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲の小粒サイズのドライフードになっています。
こういった特性上、室内飼いの小型犬用フードとして特におすすめですし、小粒のドライフードを少しずつ食べるのが好きな中型犬・大型犬用フードとしても向いています。
サイズについては1.8kgの1種類で、合計金額に応じて「10%or15%or20%」オフの価格で購入できる定期コースが導入されていることも評価できます。
コスパのいいドッグフード選びで迷った時はネルソンズがおすすめ
ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、ネルソンズをおすすめします。
当サイトがコスパのいいドッグフードとして、ネルソンズをおすすめする理由は以下の通りです。
- 主原料のチキンの割合が全体の5割
- 良質な原材料で作られている
- 犬にとって必要のないものは不使用
- 無理なく続けやすい販売価格
- 割引価格で購入できる定期コースあり
まず言えることは、ネルソンズは主原料のチキンの割合が全体の5割を占めていることに加えて、良質な原材料で作られているドライタイプのドッグフードということです。
また、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われていませんし、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることから、食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。
そして、無理なく続けやすい価格で販売されているだけでなく、合計金額に応じて「15%or20%」オフの価格で購入できる定期コースが導入されていることも見逃せません。
ただ、内容量が5kgの1種類だけなので、小型犬を1匹飼いしている場合はカナガン チキンなどの2kg以下のサイズがあるドッグフードを検討してみるといいでしょう。
安くてコスパのいいドッグフードに関するQ&A
安くてコスパのいいドッグフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!
ホームセンターの安いドッグフードでおすすめは?
ホームセンターで売られているドッグフードと言えば、大型犬や多頭飼い向けの大容量サイズであったり、そもそもの値段がお手頃なものが多いですよね。
と言っても、やはり値段が安くなるにつれて穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われている傾向があるので、価格面だけではなく原材料にも気を配っておかなければいけません。
肉・魚が主原料、人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用という条件を満たしており、ホームセンターでも買えるコスパのいいドッグフードということなら、この記事でも取り上げているシュプレモはおすすめできる内容のドッグフードです。
ホームセンターで買えるドッグフードの選び方のポイントや、そのほかにおすすめのドッグフードについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
市販の安いドッグフードでおすすめはある?
ホームセンターではなく”市販”という条件であればもう少し選択肢は多くなりますが、やはり販売価格と原材料の内容はある程度は比例します。
そのため、当サイトではどれだけ安いからと言っても穀物の割合が多いドッグフードであったり、犬にとって必要のない添加物が使われているドッグフードはおすすめしていません。
このことを踏まえたうえで、市販のドッグフードの中からコスパを重視して選ぶとするなら、シュプレモやアーテミスがおすすめです。
どちらも人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていませんし、年齢や体質、食の好みや飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したフードを取り揃えています。
ただし、店舗によって取り扱っているメーカー(ブランド)の種類は様々ですし、取り扱いのないラインナップがある可能性はあります。
市販のドッグフードの選び方やおすすめのドッグフードについては、以下の記事でまとめています。
安くてコスパのいい大型犬におすすめのドッグフードは?
ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなど、体の大きな大型犬向けのコスパのいいドッグフードということであれば、ネルソンズをおすすめします。
大型犬にネルソンズをおすすめする理由は良質なチキンが主原料、着色料などの犬に必要のないものは不使用、グレインフリーのレシピを採用という条件を満たしていることに加えて、噛みごたえのある大きめでトライアングル型のドライフードだからです。
そして、1袋5kgのパッケージで販売されていることもあり、原材料の内容の割に手に取りやすい価格で販売されています。
なお、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、大型犬全般のドッグフードの選び方については、以下のそれぞれの記事で詳しく解説しています。
安くてコスパのいい中型犬におすすめのドッグフードは?
ボーダーコリーやフレンチブルドッグ、コーギーといった中型犬の愛犬用にコスパのいいドッグフードを探している場合にも、直前の項目で取り上げたネルソンズがおすすめです。
ネルソンズの粒の大きさは12mm程度と、中型犬にも食べやすい中粒〜大粒と言えるくらいのサイズ感になっています。
また、ブリーダーパックほど1袋あたりの内容量が多くはなく、中型犬の愛犬にも食べられるくらいのほどよい量ということも、中型犬の愛犬用としてネルソンズをおすすめする理由の一つです。
以下のそれぞれの記事では、ボーダーコリーやフレンチブルドッグ、中型犬全般のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、よければ参考にしてみてください。
安くてコスパのいい小型犬におすすめのドッグフードは?
トイプードルやチワワ、柴犬やシーズーなどの(超)小型犬の愛犬向けのコスパのいいドッグフードということであれば、カナガンのドライフード「チキン」か「サーモン」をおすすめします。
肉・魚が主原料、犬に必要のないものは不使用、グレインフリーのレシピを採用、という点は直前の項目で取り上げたネルソンズと変わりませんが、カナガンのドライフードの粒は直径が約10mmのドーナツ型と、小型犬にも食べやすいサイズ感になっています。
また、1袋あたりの内容量は2kgと、小型犬の愛犬でも1ヶ月程度で食べ切れる量ですし、定期コースでまとめ買いするとお得に購入できることも強みです。
なお、トイプードルとチワワ、柴犬のドッグフードの選び方については、以下のそれぞれの記事で掘り下げて解説しています。
安くてコスパのいいドッグフードで子犬におすすめなのは?
“子犬の時期”という条件に絞って、この記事でピックアップした10種類のドッグフードの中から1種類だけ選ぶなら、カナガンのドライフード「チキン」がおすすめです。
原材料の内容については直前の項目でも取り上げた通りで、カナガンのドライフードのようなドーナツ型の粒は、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットもあります。
また、カナガンの「チキン」は高タンパクかつ脂質とカロリーも高めになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬の主食としてぴったりです。
以下の記事では、子犬のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードを詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
安いドッグフードでシニア犬(老犬・高齢犬)におすすめなのは?
シニア犬(老犬・高齢犬)向けのコスパのいいドッグフードを探しているということなら、カナガンのドライフードと同じ小粒でドーナツ型のモグワンをおすすめします。
また、高タンパクという点もカナガンの「チキン」と変わりませんが、モグワンは低脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、歳をとって活動量が落ちたシニア犬の愛犬用としても合わせやすいです。
中型犬・大型犬のシニア犬など、1ヶ月程度で1袋5kgの中粒〜大粒サイズのドライフードを食べ切れるということであれば、モグワンよりグラムあたりの価格が安いネルソンズもおすすめです。
なお、シニア犬(老犬・高齢犬)のドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
安い缶詰タイプのウェットドッグフードでおすすめはある?
カリカリとした食感のドライフードではなく、缶詰タイプのウェットドッグフードをコスパ重視で選ぶのであれば、アーテミスの缶詰はおすすめできる内容のウェットドッグフードです。
良質な原材料を使用、合成保存料・香料・着色料不使用、という条件を満たした主食用ウェットフードというだけでなく、1缶340gの大容量サイズで販売されていることもあってか、比較的手に取りやすい価格で販売されています。
また、「チキン缶」と「ダック缶」、「ターキー&サーモン缶」、「ラム缶」といった4種類があり、愛犬の食の好みに合わせて選べることも強みです。
以下の記事では、缶詰タイプのドッグフードの選び方のポイントを詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
安いフリーズドライのドッグフードはある?
フリーズドライのドッグフードは素材に加熱処理をせず、一度凍らせて真空状態で乾燥させるという手間ひまのかかる調理方法で作られていることもあり、一般的な調理方法のドライフードと比べてどうしても値段が高くなってしまいます。
このことから、主食としてフリーズドライのドッグフードを与えるとなるとコスパがいいとは言いづらく、“安い”という条件に絞ってもそもそもの値段が高いものばかりです。
そのため、コスパを重視して愛犬のドッグフードを選ぶとするなら、フリーズドライのドッグフードはおすすめしていません。
なお、フリーズドライのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
安くてコスパのいいグレインフリーのおすすめドッグフードは?
基本的には販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にあるので、安さを最重要視してドッグフードを選ぶとなると、その時点で”グレインフリー(穀物不使用)”という条件からは外れてしまいます。
このことを踏まえたうえで、「品質と価格のバランスが取れている」という意味合いで「コスパのいい」という表現を使うとするなら、ネルソンズは手に取りやすい価格で販売されているコスパのいいグレインフリーのドッグフードです。
ちなみに、ネルソンズは通販限定のドッグフードですが、店頭で販売されていない理由の一つとしては、流通にかかるコストをできるだけ省いて少しでもお手頃な価格で提供したい、という販売会社の意図があるからです。
以下の記事では、グレインフリーのドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、よければ参考にしてみてください。
安い小麦グルテンフリーのドッグフードでおすすめはどれ?
グレインフリーではなく、小麦グルテンフリーの安いドッグフードということであれば、ホリスティックレセピーがおすすめです。
これといった割引特典はないものの、元々の値段がかなり手に取りやすくなっているほか、様々なサイズを取り揃えています。
また、動物性原材料の割合はそれほど多くはないと推測できるものの、品質・内容が不明瞭な原材料や香料・着色料は不使用という条件は満たしており、日本で暮らす飼い犬向けに成分バランスが調整されています。
安くてコスパのいい無添加ドッグフードってある?
“無添加”という言葉を押し出しているドッグフードをいくつも見かけたことがあるかもしれませんが、実は完全無添加のドッグフードはほとんどありません。
と言っても、添加物の全てを避けるべきというわけではなく、主食としての基準を満たすために添加される合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。
そして、”不要なものが無添加”という意味で安くてコスパのいいドッグフードを絞り込むとするなら、この記事でピックアップした10種類のドッグフードはどれも条件を満たしています。
なお、不要なものが無添加のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
コスパのいいおすすめのプレミアムドッグフードは?
“プレミアム”という言葉から何となく高級感が漂いますが、ひと括りにプレミアムドッグフードと言っても明確な基準はなく、使われている原材料の内容にはかなりのバラつきがあります。
ただ、全体的な傾向としては安さをウリにしているドッグフードと比べれば、動物性原材料の割合が多かったり、香料・着色料といった犬に必要のないものが使われていないプレミアムドッグフードが多いです。
そして、品質と価格のバランスが取れたコスパのいいプレミアムドッグフード、ということで1種類だけピックアップするなら、ここまでに何度か取り上げているネルソンズをおすすめします。
以下の記事では、プレミアムドッグフードの選び方のポイントと、おすすめのプレミアムドッグフードを掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
安いドッグフードと高いドッグフードの違いは何?
直前の項目で触れたプレミアムドッグフードとも繋がる話ですが、安いドッグフードの中にもおすすめできる内容のものはありますし、その逆に高いドッグフードでも自信を持っておすすめできない内容のものはあります。
そのため、漠然と安いドッグフードと高いドッグフードと切り分けて考えることは難しいですが、やはり値段が安くなるにつれて肉・魚の割合が減って穀物の割合が増えたり、犬に必要のないものが使われている・・・などの傾向はあります。
その一方で、高いドッグフードは動物性原材料の割合や、原材料一つ一つの産地までが明記されていたり、手間ひまのかかる調理方法で作られているものもあります。
もちろん、愛犬の月々の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違うので、自分なりに品質と価格のバランスが取れていると思えるドッグフードを選ぶのが一番おすすめです。
コスパのいいヒューマングレード品質のおすすめドッグフードは?
これもプレミアムドッグフードと繋がる話で、ドッグフードの中にはヒューマングレード品質をウリにしているものもありますが、“ヒューマングレード”という言葉を使うにあたっても明確な基準はありません。
そのため、ヒューマングレードを謳っていても原材料の内容には差がありますし、一部の原材料だけがヒューマングレード品質のものもあれば、全ての原材料がヒューマングレード品質と説明されているものもあります。
このことを踏まえたうえで選ぶとするなら、ヒューマングレードの食肉工場から仕入れたチキン生肉、バターナッツスカッシュ、サツマイモ、エンドウ豆が使われているネルソンズをおすすめします。
(※その他の原材料はペットフード用に生産されたものを使用)
なお、ヒューマングレードのドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
コスパのいいオイルコーティングなしのドッグフードは?
中には、動物性の油脂が吹きかけられていないオイルコーティングなしのドッグフード与えたいけど、できるだけコスパのいいものがいいと考えている方もいるでしょう。
ただ、オイルコーティングなしのドッグフードは値段が高いものが多く、“安くてコスパのいい”という条件を付け加えて探すのは難しいです。
そして、この記事で取り上げている10種類のドッグフードについても、動物性の油脂が使われています。
と言っても、当サイトでは”サーモンオイル”や”鶏脂”といったように油脂の内容が明記されており、人工のものではなく天然由来の酸化防止剤が添加されていれば、オイルコーティングされているかどうかはそこまで気にしなくてもいいと考えています。
低脂肪の安いドッグフードでおすすめはある?
低脂肪で安いドッグフードは色々ありますが、脂質を減らすために肉・魚の割合を減らして、その代わりに穀物の割合を増やした低タンパク・高炭水化物のものはおすすめできません。
そして、”肉・魚が主原料で高タンパク”という条件を満たしていることが前提で、この記事で取り上げた10種類のドッグフードの中から低脂肪のドッグフードをピックアップするなら、モグワンをおすすめします。
また、繊維質の多いドッグフードは満腹感を得られやすくて食べ過ぎ防止に期待できる、というメリットがありますが、モグワンには適度に繊維質が含まれていることもおすすめする理由の一つです。
なお、低脂肪のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
おすすめの安い大容量(大袋)のドッグフードはどれ?
“コスパのいい”という条件に”大容量(大袋)”という条件を加えてドッグフードを選ぶなら、1袋10kgという形で販売されているブラバンソンヌの「大型犬の成犬用」がおすすめです。
ブリーダーパックに相当する大容量サイズということもあり、1袋2.5kgの「大型犬の子犬用」と比べるとグラムあたりの値段が約1.5倍も安くなっています。
(※調査時点の内容量と最安値を参考にしています)
ただし、大容量のドライタイプのドッグフードを購入するにあたっては、開封後1ヶ月程度で使い切れるということを前提に購入するようにしてくださいね。
以下の記事では、大容量(大袋)のドッグフードの選び方と、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
安いラム肉メインのおすすめドッグフードは?
安いラム肉メインのドッグフードということなら、この記事でも取り上げているホリスティックレセピーの「ラム&ライス」をおすすめします。
肉類(ラム肉粉)が主原料、小麦グルテンフリー、人工の酸化防止剤・香料・着色料不使用という条件を満たしており、かなり手に取りやすい価格で販売されています。
また、室内飼いされていることが多く、運動量が少ない傾向にある日本の飼い犬向けの成分バランスということも、ホリスティックレセピーをおすすめする理由の一つです。
なお、ラム肉メインのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
安い馬肉メインのおすすめドッグフードは?
「愛犬には馬肉メインのドッグフードを与えたいけど、できるだけ安いものがいい」と考えている方もいるでしょう。
ただ、メインのタンパク源として馬肉が使われているドッグフードは基本的に値段が高く、毎日の主食として与える場合はコスパがいいとは言えません。
また、動物性タンパク源が馬肉だけに限定されているドッグフードはかなり少なく、安さ重視で選ぶとなるとおすすめできるものは中々ない・・・というのが率直な感想です。
以下の記事では、馬肉メインのドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、よければ参考にしてみてください。
まとめ
愛犬のドッグフードを選ぶにあたってコスパは重要な要素の1つになりますが、どれだけ値段が安かったとしても、品質面や安全性に不安のあるドッグフードは”コスパがいい”とは言えません。
必ずしも当てはまるわけではないものの、一般的には値段が高くなるほど肉・魚の割合が増えたり、原材料の品質や製造工程にこだわりを持って作られている傾向があります。
対照的に、値段が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、犬にとって必要のない添加物が使われている傾向があります。
とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことも大切です。
ここまで読み進めたところで、もしもまだ愛犬のドッグフード選びに迷っているなら、まずはネルソンズをお試ししてみることをおすすめします。
現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でネルソンズを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。