小型の日本犬である柴犬は、ピンと立った三角形の耳やクルッと巻いた尻尾が印象的です。
そんな柴犬の餌を選ぶにあたっては、タンパク源の内容や脂質とカロリーのバランス、不要な添加物が使われていないかどうかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。
この記事では柴犬向けのドッグフードの選び方や、柴犬におすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
- 柴犬のドッグフードの選び方
- 柴犬用として口コミのいいドッグフード30種
- 柴犬におすすめのドッグフード10選
- 柴犬の餌で迷った時にはモグワンがおすすめ
- 柴犬の餌の量と回数
- 柴犬がドッグフードを食べない時の対処法
- 柴犬の餌代について
- 柴犬のドッグフードに関するQ&A
- 市販のドッグフードで柴犬におすすめなのは?
- 柴犬におすすめの国産ドッグフードはある?
- 柴犬におすすめの無添加ドッグフードは?
- 柴犬の子犬(パピー)におすすめのドッグフードは?
- 柴犬の成犬用としておすすめのドッグフードは?
- 柴犬のシニア犬(老犬)におすすめのドッグフードは?
- 安くてコスパのいい柴犬におすすめなドッグフードは?
- 柴犬におすすめのブリーダーパックの餌はある?
- 柴犬におすすめのグレインフリーのドッグフードは?
- 柴犬におすすめのチキンのドッグフードはある?
- 柴犬におすすめの低カロリーのドッグフードは?
- 柴犬におすすめの食いつきのいいドッグフードはある?
- 柴犬におすすめの缶詰タイプのドッグフードは?
- 柴犬におすすめのホームセンターのドッグフードは?
- まとめ
柴犬のドッグフードの選び方
柴犬のドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。
順番に見ていきましょう。
動物性タンパク源の割合に注目する
まず確認しておきたいことは、肉・魚といった動物性タンパク源の割合がどれくらいなのかです。
柴犬に限った話ではありませんが、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素です。
その一方で、ドッグフードの価格が安くなればなるほど穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がります。
このことから、柴犬には動物性タンパク源が主原料として使われている、高タンパクなドッグフードを選んであげることをおすすめしています。
ドッグフードの原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されており、最初に鶏肉や白身魚などの動物性原材料が記載されていれば、動物性タンパク源が主原料として使われているドッグフード・・・ということになります。
ただ、ドッグフードによっては第二原材料以降に穀物やイモ類・豆類などの植物性原材料が続いており、全体でみれば動物性タンパク源の割合がそれほど多くないケースがあることには気をつけてください。
原材料の品質に注目する
動物性タンパク源の割合とあわせて、原材料の品質にも注目しておきましょう。
ドッグフードの中には“家禽ミール”や“ミートミール”といった原材料が使われているものがありますが、どちらも具体的に何の動物の肉が使われているのか分かりません。
また、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。
それに対して、品質にこだわりを持って作られているドッグフードの場合には、”放し飼いチキン生肉”や”生サーモン”といったように原材料の内容が明記されており、「人間でも食べられる品質の原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。
ただ、”家禽ミール”や”ミールミール”が使われているドッグフードでも、公式サイトやパッケージに品質・内容についての補足がされていることがあるので、公開されている情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。
タンパク源の種類に注目する
特定のタンパク源にアレルギーのある柴犬は少なくないので、柴犬の餌を選ぶ時にはタンパク源の種類にも注目しておきたいところです。
アレルギーの原因は犬によって様々ですが、穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆が特にアレルギーの原因になりやすい傾向があります。
このことから、小麦アレルギーの愛犬には小麦不使用のドッグフードを、牛肉アレルギーの愛犬には牛肉不使用のドッグフードを・・・といったように、愛犬の体質に配慮してドッグフードを選んであげることも大切です。
なお、最近はグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードに注目が集まっていますが、穀物全般にアレルギーのない愛犬にはグレインフリーは必須ではありません。
ただ、タンパク源の種類がシンプルなドッグフードの方がアレルギーの原因を特定しやすいので、食に敏感な愛犬にはグレインフリーのドッグフードや、動物性タンパク源が限定されたドッグフードからお試ししてみるのも一つの手です。
脂質とカロリーのバランスに注目する
そのほかには、脂質とカロリーのバランスにも注目しておくべきです。
柴犬は猟犬として活躍していたこともあり、それなりの運動量を必要とする小型犬ですが、日頃から運動時間を十分に確保できる方もいればそうでない方もいるでしょう。
また、運動量だけでなく食事量にも配慮してドッグフードを選ぶことも大切です。
例えば、愛犬の運動時間を十分に確保できない場合や、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある場合には、脂質とカロリーが控えめなドッグフードを選んであげるのがおすすめです。
その逆に、愛犬の運動時間を十分に確保できる場合や、少食でたくさんの量が食べられない場合には、高脂質・高カロリーなドッグフードの方が向いています。
それと、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬には成犬時よりも高脂質・高カロリーなドッグフードを、歳をとって活動量が落ちたシニア犬には成犬時よりも低脂質・低カロリーなドッグフードを、といったように、愛犬の年齢に配慮してドッグフードを選ぶことも重要になります。
柴犬向けの成分が含まれているかに注目する
柴犬向けの成分が配合(強化)されているかどうかにも注目しておくといいでしょう。
具体的には、皮膚・被毛に関わるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスで、2つの脂肪酸はどちらか一方だけを摂り入れればいいというわけではなく、バランスよく摂り入れることが大切です。
そして、現時点の暫定的な見解ではあるものの、2つの脂肪酸のバランスは【オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸=5:1~10:1】くらいがいいのではないかと考えられているので、愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ちなみに、メインのタンパク源として魚が使われているドッグフードは、オメガ3脂肪酸の含有量が多い傾向があります。
不要な添加物が使われていないかに注目する
そのほかには、不要な添加物が使われていないかどうかにも注目すべきです。
ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているものがありますが、これらの添加物が涙やけやアレルギーの原因になることがあります。
BHA・BHT・没食子酸プロピルなどの人工の酸化防止剤については、ドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。
また、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
柴犬用として口コミのいいドッグフード30種
商品名 | 主原料 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | カロリー (100gあたり) |
オメガ6:オメガ3 | 気がかりな原材料 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロイヤルカナン(柴犬専用フード 成犬用) | とうもろこし | 24.0%以上 | 12.0%以上 | 10.5%以下 | 376kcal | ? | 動物性脂肪、加水分解タンパク |
プロマネージ(柴犬専用 成犬用) | 米 | 24.0%以上 | 12.0%以上 | 10.0%以下 | 350kcal | ? | チキンミール、家禽類、BHA、BHT |
ロータス | イワシ | 25%以上 | 14%以上 | 10%以下 | 342.8kcal | 5:1 | – |
日本犬 柴専用(成犬用 チキン味) | 穀類 | 21.0%以上 | 7.0%以上 | 10.0%以下 | 315kcal | ? | チキンミール、ポークミール、フェザーミール |
モグワン | チキン&サーモン | 27%以上 | 10%以上 | 9%以下 | 361.5kcal | 1.4:1 | – |
ウェルケア(柴専用 成犬〜シニア犬) | 肉類 | 25.5%以上 | 11.0%以上 | 10.0%以下 | 330kcal | ? | チキンミール |
シュプレモ(成犬用) | チキン(肉) | 24.0%以上 | 15.0%以上 | 10.0%以下 | 365kcal | 5.5:1 | タンパク加水分解物 |
スマック(柴犬用 子犬〜成犬用) | 穀類 | 25.0%以上 | 8.0%以上 | 10.0%以下 | 330kcal | ? | チキンミール、ポークミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂 |
ヒルズ サイエンスダイエット(小型犬用 成犬用 チキン) | トリ肉 | 21.0%以上 | 13.0%以上 | 10.0%以下 | 373.1kcal | 6.6:1 | 動物性油脂 |
ベストバランス(カリカリ仕立て 柴犬用) | 穀類 | 23.0%以上 | 10.0%以上 | 10.0%以下 | 約350kcal | ? | チキンミール、動物性油脂、pH調整剤 |
ユーカヌバ(成犬用 ラム&ライス) | ラム肉 | 22.0%以上 | 13.0%以上 | 9.0%以下 | 386kcal | ? | 動物性脂肪 |
アイムス(成犬用 体重管理用 小粒 チキン) | 小麦 | 21.0%以上 | 8.5%以上 | 10.0%以下 | 360kcal | 8.3:1 | チキンミール、家禽ミール、動物性油脂、BHA、BHT |
カナガン(チキン) | チキン生肉 | 29%以上 | 15%以上 | 9%以下 | 376kcal | 3.1:1 | – |
ゴン太のふっくらソフト(柴犬用) | 穀類 | 13.5%以上 | 3.4%以上 | 33%以下 | 260kcal | ? | チキンミール、ビーフミール、プロピレングリコール、pH調整剤、エリソルビン酸ナトリウム、着色料 |
スーパーゴールド(フィッシュ&ポテト 子犬・成犬用) | ポテト | 22.0%以上 | 12.0%以上 | 10.0%以下 | 355kcal | ? | 動物性脂肪 |
アーテミス(フレッシュミックス 成犬用) | フレッシュチキン | 23.0%以上 | 14.0%以上 | 10.0%以下 | 361.5kcal | 5.5:1 | – |
ネルソンズ | チキン | 28%以上 | 12%以上 | 10%以下 | 365.5kcal | ? | – |
アカナ(グラスフェッドラム) | 草を与えられて育った生ラム肉 | 31.0%以上 | 15.0%以上 | 12.0%以下 | 339.3kcal | 2.3:1 | – |
コストコ カークランド(成犬用 ラム・ライス&ベジタブル) | ラム | 23.0%以上 | 14.0%以上 | 10.0%以下 | 約365kcal | 5.5:1 | 香料 |
ピッコロ | 骨抜きチキン生肉 | 32.0% | 15.0% | 8.0% | 約355kcal | 3.1:1 | – |
このこのごはん(全年齢用) | 鶏肉 | 20.9%以上 | 8.0%以上 | 10.0%以下 | 343kcal | ? | – |
サイエンスダイエットプロ(皮膚サポート機能 小粒 1〜6歳) | ラム | 19.5%以上 | 12.5%以上 | 10.0%以下 | 372.4kcal | ? | 動物性油脂 |
ナウフレッシュ(成犬用) | ターキー生肉(骨抜き) | 26%以上 | 16%以上 | 10%以下 | 367.0kcal | 2.8:1 | – |
ニュートロ ナチュラルチョイス(小型犬用[成犬用]チキン&玄米) | チキン(肉) | 24.0%以上 | 16.0%以上 | 10.0%以下 | 375kcal | 10:1 | タンパク加水分解物 |
ビタワン(5つの健康バランス ビーフ味・野菜入り 小粒) | 穀類 | 20.0%以上 | 6.0%以上 | 10.0%以下 | 350kcal | ? | 牛肉粉、チキンミール、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、着色料、調味料 |
ファーストチョイス(成犬 アレルゲンケア 小粒 白身魚&スイートポテト) | えんどう豆 | 23%以上 | 10%以上 | 10%以下 | 330kcal | 1:8:1 | たん白加水分解物 |
プロプラン(成犬用 中型犬・大型犬 チキン) | チキン | 26%以上 | 16%以上 | 12%以下 | 約400kcal | ? | たんぱく加水分解物 |
うまか | 鶏肉 | 21.4%以上 | 9.5%以上 | 10.0%以下 | 350kcal | ? | – |
メディコート(お腹から健康サポート 1歳から) | 穀類 | 27.0%以上 | 11.0%以上 | 10.0%以下 | 約360kcal | – | ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂 |
オリジン(オリジナル) | 新鮮鶏肉 | 38%以上 | 18%以上 | 12%以下 | 386kcal | ? | – |
柴犬用として口コミのいい人気ドッグフードの主原料や主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかどうかを比較してみました。
それぞれのドッグフードの各項目を見比べてみると、動物性原材料ではなく植物性原材料が主原料として使われているドッグフードがあることや、タンパク質含有量に物足りなさを感じるドッグフードがあることが分かりますね。
また、脂質とカロリーの数値にかなりの開きがあることや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフードがあること、犬にとって必要のない添加物が使われているドッグフードがあることも分かります。
なお、“動物性油脂(動物性脂肪)”と“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていないというわけではありません。
ただ、ここで取り上げている動物性油脂は具体的に何の動物の油が使われているのかに加えて、添加されている酸化防止剤の種類についての説明がないことが気になりました。
タンパク加水分解物に関しては、製造工程の説明がされていないことが気がかりです。
柴犬におすすめのドッグフード10選
これまでの内容を踏まえつつ、柴犬におすすめの10種類のドッグフードを紹介します。
なお、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査)
モグワン
通常購入時の価格 | 5,456円/1.8kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,910円(10%オフ) 2〜4袋:4,637円(15%オフ) 5袋以上:4,364円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 (5袋を定期購入時) |
約242円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約294円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
メインのタンパク源としてチキンとサーモンが使われているモグワン。
動物性原材料の占める割合は全体の56.5%と多く、柴犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも見逃せません。
主要な成分バランスについては、高タンパクかつ脂質は控えめでカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をする柴犬の主食としてぴったりです。
カナガン
※各項目はドライフード「チキン」のものです
通常購入時の価格 | 5,038円/2kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 (5袋を定期購入時) |
約202円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約234円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
メインのタンパク源が違う3種類のドライフードがあるほか、缶詰タイプのウェットフードも取り揃えているカナガン。
ここで取り上げているのは第一原材料としてチキン生肉が、第二原材料として乾燥チキンが使われているドライフードの「チキン」で、モグワンと同じように穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しています。
主要な成分バランスについては、モグワンよりもタンパク質・脂質・カロリーが高めになっており、育ち盛りの子犬や運動量が多い活発な成犬、少食でたくさんの量が食べられない成犬用フードとして向いています。
また、カナガン チキンのオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【3.1:1】と、まずまずのバランスになっていることも評価できます。
ピッコロ
通常購入時の価格 | 5,038円/1.5kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 (5袋を定期購入時) |
約269円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約282円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
ピッコロは7歳以上のシニア犬向けに販売されているグレインフリーのドッグフードで、動物性原材料の占める割合も全体の約70%と非常に多いです。
もちろん、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われていませんし、シニア犬の関節に配慮して【グルコサミン/MSM/コンドロイチン】も配合されています。
成分バランスに関しては、高タンパク・高脂質かつカロリーはやや控えめに調整されていることから、若い頃とそれほど活動量が変わらないシニア犬用フードとしておすすめです。
なお、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスについては、カナガン チキンと同じく【3.1:1】となっています。
アーテミス
※各項目は「フレッシュミックス 成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
5,830円/3kg 10,560円/6kg 18,920円/13.6kg |
---|---|
100gあたりの価格 (3kgの価格を参照) |
約194円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約360円 |
穀物 | 大麦、玄米、オーツ麦、黍 |
アーテミスは年齢やサイズ、体質や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えています。
この記事で取り上げている「フレッシュミックス 成犬用」については、タンパク質・脂質・カロリーが標準的な範囲のドライフードになっており、適度に運動をする柴犬向け・・・と捉えることができます。
その一方で、高タンパク・高脂質・高カロリーなドライフードや、低脂質・低カロリーなドライフードもあり、愛犬の運動量と食事量に配慮して選べることが強みです。
また、全てのラインナップが小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも評価できます。
シュプレモ
※各項目は「成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
4,241円/2kg 6,987円/4kg 11,106円/7.5kg 19,283円/13.5kg |
---|---|
100gあたりの価格 (2kgの最安値を参照) |
約212円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約267円 |
穀物 | モロコシ、大麦、オーツ麦、玄米、粗挽き米 |
ニュートロのシュプレモもアーテミスと同じように、様々な小麦グルテンフリーのドッグフードを取り揃えています。
ここで取り上げた「成犬用」に関しては、タンパク質・脂質・カロリーが標準的な範囲に調整されていますが、「子犬用」は育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されています。
その一方で、「体重管理用」というドッグフードは高タンパクかつ低脂質・低カロリーになっており、年齢や飼育環境に配慮してしっかりと成分バランスが調整されている印象を受けました。
ただ、“タンパク加水分解物”の製造工程が分からないことは気になりました。
アカナ
※各項目は「グラスフェッドラム」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
6,012円/2kg 14,930円/6kg 20,790円/11.4kg |
---|---|
100gあたりの価格 (2kgの最安値を参照) |
約301円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約289円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
人用の食品レベルの動物性原材料がメインに使われていることはもちろん、低GIの野菜・果物が使われている高タンパク・低炭水化物のドッグフードのアカナ。
それに加えて、年齢や食の好み、サイズや飼育環境に配慮して原材料と成分バランスを調整した豊富なラインナップがあることも印象的です。
ここで取り上げている「グラスフェッドラム」に関しては、グレインフリーかつ動物性タンパク源が1種類に限定されていることから、穀物だけでなくラム肉以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応できます。
なお、アカナはほぼ全てのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していますが、【クラシック】というシリーズの3種類のドッグフードに関しては、タンパク源として穀物(オーツ麦)が使われています。
ウェルケア
※各項目は「柴専用 成犬〜シニア犬」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,958円/2.7kg(900g×3袋) 2,909円/5.5kg |
---|---|
100gあたりの価格 (3kgの最安値を参照) |
約73円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約116円 |
穀物 | 小麦粉、米糠、コーングルテンフィード、米粉、コーングルテンミール |
イースターのウェルケアは、特定の犬種別に成分バランスを調整した国産ドッグフードです。
そして、柴専用(成犬〜シニア犬)については適度にタンパク質を含みつつ、脂質とカロリーが控えめになっています。
こういった成分バランス上、運動量が少ない成犬や、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬向けと捉えることができます。
その一方で、小麦粉や米糠をはじめとした様々な穀物が使われていますが、100gあたり約73円というコスパの良さは大きな魅力です。
ナウフレッシュ
※各項目は「成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
5,170円/1.59kg 8,140円/2.72kg 14,850円/5.44kg 24,750円/9.98kg |
---|---|
100gあたりの価格 (2.72kgの最安値を参照) |
約299円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約455円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
カナダ産プレミアムドッグフードのナウフレッシュには、人用の食品レベルの新鮮な生肉、鮮魚とオイルが使われています。
ここで取り上げた「成犬用」については、やや高タンパク・高脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をする柴犬用の主食としておすすめです。
また、どのラインナップもグレインフリーのレシピを採用していることや、脂質とカロリーが控えめに調整されたドライフードを取り揃えていることも評価できます。
ただ、1日あたりの餌代は約455円ということで、ここまでに取り上げてきたドライフードと比べると月々の餌代は高めになります。
オリジン
※各項目は「オリジナル」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,762円/340g 7,840円/2kg 19,404円/6kg 27,720円/11.4kg |
---|---|
100gあたりの価格 (2kgの最安値を参照) |
約392円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約376円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
どのラインナップもグレインフリーのレシピを採用していることに加えて、動物性原材料が全体の8割以上を占めているオリジン。
それだけに非常に高タンパクなドライフードになっており、全体的に脂質とカロリーも高めな傾向があります。
こういった成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして向いています。
その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬や、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
うまか
通常購入時の価格 | 5,478円/1.5kg |
---|---|
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
初回:1,980円(63%オフ) 1袋:4,930円(10%オフ) 2袋以上:4,382円(20%オフ) ※2回目以降はまとめ買い袋数に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 (2袋以上を定期購入時) |
約292円 |
1日あたりの餌代 (8kgの成犬を想定) |
約453円 |
穀物 | 玄米、大麦 |
うまかは水たき料亭「博多華味鳥」が、人も食べられる良質な原材料を厳選して作った国産ドッグフードです。
主原料として使われているのは九州産華味鶏で、消化吸収に配慮して小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
また、食いつきをよくするために動物性の油脂が吹きかけられているドライフードが少なくない中、うまかは”ノンオイルコーティング”のドライフードということも見逃せません。
主要な成分バランスに関しては、脂質とカロリーがやや控えめかつ、ここで取り上げた10種類のドッグフードの中ではタンパク質が控えめなことから、「シニア犬にタンパク質が控えめなドッグフードを与えたい」と考えている場合におすすめです。
柴犬の餌で迷った時にはモグワンがおすすめ
ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、モグワンをおすすめします。
当サイトが柴犬用のドッグフードとして、モグワンをおすすめする理由は以下の通りです。
- 良質な動物性原材料が全体の56.6%を占めている
- 高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲
- グレインフリーかつ牛肉・大豆不使用のレシピを採用
- 犬にとって必要のないものが使われていない
- 無理なく続けやすい販売価格
まず言えることは、モグワンは放し飼いチキン生肉や生サーモンをはじめとした良質な動物性原材料が全体の56.5%を占めており、柴犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。
また、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をする柴犬の主食としてぴったりです。
それに加えて、アレルギーの原因になりやすい傾向のあるタンパク源が使われていないことや、香料・着色料といった犬にとって必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。
そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。
柴犬の餌の量と回数
猟犬として活躍していた小型犬の柴犬だからといって、そのほかの犬種とは給餌量の考え方が全く違うというわけではありません。
基本的には購入したドッグフードのパッケージや冊子、公式サイトなどに掲載されている給餌量を参考にすれば大丈夫です。
ただし、どのドッグフードの給餌量もあくまで“目安”でしかなく、実際には愛犬の体重や年齢はもちろん、飼育環境や体質によっても適量が変わってきます。
そのため、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給餌量を微調整するようにしてください。
便の固さに関してですが、柔らかめな便であれば餌の量が多すぎる可能性があり、反対に固めの便であれば餌の量が少ない可能性があります。
なお、成犬の餌の回数は1日2回が目安となりますが、食べすぎてしまう傾向のある愛犬の場合は3回に分けて様子見・・・といったように、食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。
子犬の給餌量と餌の回数の補足
育ち盛りの子犬の時期は成犬時よりもたくさんの栄養が必要なので、それに伴い1日あたりの餌の量も多くなります。
そして、成長が緩やかになるにつれて成犬時の給餌量に近づけていきます。
子犬の餌の回数に関しては、生後2〜3ヶ月くらいまでは1日4〜5回、生後4〜5ヶ月くらいまでは1日3〜4回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後6ヶ月を過ぎた子犬の餌の回数は、成犬と同じ1日2回が目安になります。
シニア犬の給餌量と餌の回数の補足
シニア犬の給餌量については、成犬時の1〜2割くらい減らした量が目安です。
ただ、シニア犬と呼ばれる年齢を迎えてすぐに活動量が落ちるわけではありませんし、これといった変化がなければ特に餌の量を減らさなくても大丈夫です。
また、シニア犬の餌の回数は1日2〜3回が目安になりますが、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合や、食が細くなってたくさんの量が食べられなくなった場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。
柴犬がドッグフードを食べない時の対処法
柴犬がドッグフードを食べない理由はいくつも考えられますが、主な理由の一つとして挙げられるのは、ドッグフードの風味や食感が気に入らないことです。
そんな時にすぐ試せる食いつきをよくする方法は、ドッグフードを電子レンジで少しだけ温めてから与えたり、ドライフードであれば人肌程度のぬるま湯でふやかしてから与えることです。
どちらもドッグフードの香りを強めて嗜好性を高める方法ですが、くれぐれも温めすぎには気をつけてくださいね。
そのほかには、餌の切り替えはじめの頃は警戒して食べないこともあります。
急な餌の切り替えは消化の負担にもなってしまうので、1日目は新しいドッグフードを1割ほど混ぜて与え、3日目は5割ほど・・・といったように、1週間くらいかけて少しずつドッグフードを切り替えるようにしてください。
また、新しいドッグフードに慣れてもらうためには、細かく砕いて切り替え前のドッグフードにふりかけて与えるのもおすすめです。
それと、開封したドッグフードは空気に触れる時間が長くなるほど風味が落ちてしまうので、日頃から高温多湿や直射日光、照明の当たる場所を避けて密閉保存しておくことも重要です。
柴犬の餌代について
柴犬の成犬時の平均体重は8〜10kg程度ということで、ポメラニアンやチワワなどの超小型犬と比べれば月々の餌代は高くなります。
ただ、ドッグフードによって販売価格やカロリーが違うこともあり、実際のところは与えるドッグフードによって餌代がかなり変わってきます。
そこで参考までに、柴犬におすすめの3種類のドッグフードの餌代の比較表を作ってみました。
(※どれも8kgの成犬に毎日の主食として与えることを想定しています)
ウェルケア (柴専用 オールステージ) |
モグワン | うまか | |
---|---|---|---|
1日あたり | 約116円 | 約294円 | 約453円 |
1ヶ月あたり | 約3,480円 | 約8,820円 | 約13,590円 |
3ヶ月あたり | 約10,440円 | 約26,460円 | 約40,770円 |
半年あたり | 約20,880円 | 約52,920円 | 約81,540円 |
1年あたり | 約41,760円 | 約105,840円 | 約163,080円 |
一概には言えないもののの、一般的にはドッグフードの販売価格が高くなればなるほど動物性原材料の割合が増えたり、原材料の品質や製造工程にこだわりを持って作られている傾向があります。
その反対に、ドッグフードの販売価格が安くなればなるほど穀物の割合が増えたり、品質が不明瞭な原材料が使われていたり、犬にとって必要のない添加物が使われている傾向があります。
とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。
柴犬のドッグフードに関するQ&A
柴犬のドッグフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!
市販のドッグフードで柴犬におすすめなのは?
市販のドッグフードの中から柴犬の餌を選ぶなら、この記事でも取り上げているアカナやナウフレッシュをおすすめします。
どちらも良質な動物性原材料が主原料、品質・内容が不明瞭な原材料や人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用、という条件を満たしていることに加えて、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しています。
また、年齢や飼育環境に合わせて成分バランスを調整したラインナップを取り揃えていることも強みです。
市販のドッグフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容のドッグフードは以下の記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
柴犬におすすめの国産ドッグフードはある?
“国産”という縛りで柴犬のドッグフードを選ぶとするなら、うまかがおすすめです。
国産ドッグフードの中には穀物が主原料として使われていたり、必ずしも使う必要のない添加物が使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているものも少なくありません。
そんな状況の中、うまかは九州産華味鳥が主原料かつ小麦グルテンフリーのドライフードになっており、合成保存料・香料・着色料といった添加物や、品質・内容が不明瞭な原材料は一切使われていません。
なお、国産ドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容の国産ドッグフードについては、以下の記事で詳しく解説しています。
柴犬におすすめの無添加ドッグフードは?
“無添加”をウリにしているドッグフードをいくつも見かけたことがあるかもしれませんが、実は完全無添加のドッグフードはほとんどありません。
と言っても、全ての添加物が避けた方がいいものというわけではなく、主食用としての基準を満たすために添加される合成ビタワン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。
そして、【犬に必要のないものが無添加】という意味で柴犬のドッグフードを選ぶとするなら、この記事で取り上げた10種類のドッグフードはどれもおすすめできる内容のドッグフードです。
以下の記事では、不要なものが無添加のドッグフードの選び方を掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
柴犬の子犬(パピー)におすすめのドッグフードは?
“子犬(パピー)”の時期という条件に絞って柴犬のドッグフードを選ぶとするなら、カナガンのドライフード「チキン」をおすすめします。
カナガンの「チキン」は良質な動物性原材料の割合が全体の半分以上、品質・内容が不明瞭な原材料や香料・着色料は不使用という条件を満たしていることに加えて、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しています。
また、粒の直径は約10mm、厚みは約4.5mmの小粒でドーナツ型で、高タンパクかつ脂質とカロリーも高めなドライフードになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用としてぴったりです。
なお、子犬(パピー)のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
柴犬の成犬用としておすすめのドッグフードは?
タンパク源の種類や成分バランスに特別なこだわりがない限りは、柴犬の成犬用としてはモグワンをおすすめします。
良質な動物性原材料の割合が全体の半分以上、穀物・牛肉・大豆不使用、香料・着色料不使用ということや、小粒でドーナツ型のドライフードということはカナガンの「チキン」と共通しています。
ただ、モグワンは高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的と言えるくらいの範囲になっており、適度に運動をする柴犬の成犬用として向いています。
柴犬のシニア犬(老犬)におすすめのドッグフードは?
7歳以上のシニア犬(老犬)の柴犬用のドッグフードとしても、モグワンをおすすめしています。
主要な成分バランスは歳をとって活動量が落ちたシニア犬にも向いていますし、小粒でドーナツ型のドライフードは軽めの力でも噛み砕きやすく、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットもあります。
また、【グルコサミン/MSM/コンドロイチン】が配合されていることも、シニア犬用フードとしてモグワンをおすすめする理由の一つです。
シニア犬(老犬)のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードは以下の記事でまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
安くてコスパのいい柴犬におすすめなドッグフードは?
コスパがいいと言っても、価格が安くなればなるほど穀物の割合が増えるだけでなく、品質・内容が不明瞭な原材料や不要な添加物が使われていることが多い傾向にあり、当サイトでは該当するドッグフードはおすすめしていません。
動物性原材料を主原料として使用、人工の酸化防止剤・着色料不使用という最低限の条件を満たしており、手に取りやすい価格で販売されている柴犬向けのドッグフードということであれば、この記事で取り上げたウェルケアをおすすめします。
これに加えて、小麦グルテンフリーという条件を追加するならシュプレモが候補の一つになるでしょう。
安くてコスパのいいドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
柴犬におすすめのブリーダーパックの餌はある?
中には柴犬の愛犬たちを多頭飼いしており、内容量が10kg以上のブリーダーパックのドッグフードを与えたいと考えている方もいるでしょう。
そんな場合には、11.4kgの大容量サイズがあるアカナの「グラスフェッドラム」がおすすめで、2kgと比べて約1.4倍お得になります。
(※調査時点の内容量と最安値を参考にしています)
ただし、ブリーダーパックのドッグフードを購入するにあたっては、開封後に1ヶ月程度で使い切れることを前提に購入するようにしてくださいね。
以下の記事では、ブリーダーパックのドッグフードの選び方のポイントを掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
柴犬におすすめのグレインフリーのドッグフードは?
“グレインフリー”という条件で柴犬のドッグフードを選ぶなら、モグワンをおすすめします。
これまでに触れている通り、モグワンはグレインフリーかつ良質な動物性原材料が贅沢に使われており、適度に運動をする柴犬向けの成分バランスになっています。
そして、粒の直径は8〜12mm程度、厚みは3〜4mm程度と、小型犬の柴犬にも食べやすいサイズ感のドライフードということも、グレインフリーのドッグフードとしてモグワンをおすすめする理由の一つです。
(※中型犬に分類されることもあります)
なお、グレインフリーのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
柴犬におすすめのチキンのドッグフードはある?
メインのタンパク源としてチキンが使われているドッグフードの中から柴犬の餌を選ぶとするなら、カナガンの「チキン」がおすすめです。
主原料として使われているチキン生肉は、ヒューマングレードの食品工場で加工された人間が食べられるほど新鮮で上質なもので、そのほかにも高タンパクな乾燥チキンや旨みたっぷりのチキングレイビーが配合されています。
(※乾燥原材料などはペットフード用に生産されたものが使われています)
また、動物性タンパク源が鶏肉・卵と少なめなグレインフリーのドッグフードということで、鶏肉以外の複数のタンパク源にアレルギーのある柴犬の愛犬にも対応しやすいです。
以下の記事では、チキンのドッグフードの選び方のポイントを詳しく解説しているので、よければ参考にしてみてください。
柴犬におすすめの低カロリーのドッグフードは?
食欲旺盛な柴犬の愛犬用として、低カロリーなドッグフードを探している方もいるでしょう。
そんな場合は、低カロリーかつ高タンパク・低脂質なドライフードのアカナの「ライト&フィット」がおすすめです。
その一方で、低脂質・低カロリーなドライフードの中には、肉・魚の割合を減らして穀物をかさ増しした低タンパク・高炭水化物のものもあり、該当するドライフードを選ぶのはおすすめしません。
低カロリーのドッグフードの選び方のポイントや、おすすめのドッグフードについては以下の記事で詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
柴犬におすすめの食いつきのいいドッグフードはある?
ドッグフードの風味や食感の好みは犬によって様々で、どんな柴犬でも気に入ってくれる食いつきのいいドッグフードはまずありません。
ただ、「食いつきがいい」という評判が多いドッグフードから選べば、闇雲にドッグフードを選ぶよりも気に入ってくれる可能性は上がります。
このことを踏まえたうえで選ぶとするなら、メインのタンパク源が違う3種類のドライフードと、缶詰タイプのウェットフードを1種類取り揃えており、食の好みに合わせて選べるカナガンがおすすめです。
なお、食いつきにこだわってドッグフードを選ぶ時のポイントや、食いつきがいいと評判のドッグフードについては、以下の記事で詳しく解説しています。
柴犬におすすめの缶詰タイプのドッグフードは?
カリカリとした食感のドライフードではなく、柔らかい食感の缶詰タイプのドッグフードということであれば、カナガンのウェットフードをおすすめします。
缶詰タイプのウェットフードもドライフードと同じく、良質な動物性原材料が主原料、グレインフリー、香料・着色料不使用という条件を満たしています。
そして、子犬からシニア犬にまで与えられる全年齢対応の主食用ウェットフードなので、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできて使い勝手がいいです。
以下の記事では、缶詰タイプのドッグフードの選び方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
柴犬におすすめのホームセンターのドッグフードは?
ホームセンターで売られているドッグフードと言えば、大容量でコスパのいいものであったり、そもそもの値段がかなり安いものが多いですよね。
ただ、やはり値段が安くなるにつれて穀物の割合が増えたり、犬にとって必要のないものが使われている傾向があるので、値段だけでなく原材料の内容にも気を配って選ばなくてはいけません。
このことを踏まえたうえで、ホームセンターで売られているドッグフードの中から柴犬用として選ぶとするなら、肉・魚が主原料、香料・着色料不使用、小麦グルテンフリーという条件を満たしているシュプレモをおすすめします。
なお、ホームセンターで買えるドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
まとめ
柴犬の餌を選ぶにあたっては、タンパク源の内容や脂質とカロリーのバランス、不要な添加物が使われていないかどうかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。
また、原材料の品質や、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスにも注目しておくといいでしょう。
現在は何百種類ものドッグフードが販売されていますが、最終的にどのドッグフードを買うのかを決めるのは愛犬ではなく飼い主である人間です。
だからこそ愛犬のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくドッグフード選びを心がけたいところですね。
ここまで読み進めたところで、もしもまだ柴犬のドッグフード選びに迷っているなら、まずはモグワンをお試ししてみることをおすすめします。
現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でモグワンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。