(超)小粒のドッグフードでおすすめはどれ?30種類の餌を徹底検証!

明確な基準はないものの、直径5〜7mm程度のドライフードが”超小粒”8〜10mm程度のドライフードが”小粒”と表示されていることが多く、口が小さな(超)小型犬用フードとして向いています。

また、(超)小粒のドライフードは水やぬるま湯でふやかしやすい、というメリットもあります。

この記事では(超)小粒のドッグフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容の(超)小粒のドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

目次
  1. (超)小粒のドッグフードの選び方
    1. 主原料として肉・魚が使われているか
    2. 品質・内容が不明瞭なものが使われていないか
    3. 犬に必要のない添加物が使われていないか
    4. 主要な成分バランスが愛犬に合っているか
    5. 賞味期限内に食べ切れる内容量(サイズ)か
  2. 口コミ・評判のいい(超)小粒のドッグフード30種
  3. (超)小粒のおすすめドッグフード10選
    1. モグワン
    2. ナチュラルワン
    3. POCHIザ・ドッグフード
    4. ヤムヤムヤム
    5. OBREMO(オブレモ)
    6. ナチュラルハーベスト
    7. アーテミス
    8. ナチュラルバランス
    9. シュプレモ
    10. カナガン
  4. 小粒のドッグフードで迷った時にはモグワンがおすすめ
  5. (超)小粒のドッグフードに関するQ&A
    1. 小粒でチキンメインのドッグフードでおすすめは?
    2. 小粒でフィッシュメインのドッグフードでおすすめは?
    3. 小粒で子犬におすすめのドッグフードはある?
    4. 小粒でシニア犬におすすめのドッグフードはある?
    5. 小粒でトイプードルやチワワなどの小型犬向けドッグフードは?
    6. 小粒のドッグフードを大型犬に与えるのはどう?
    7. 小粒と中粒のドッグフードのサイズ感の違いはどれくらい?
    8. 小粒で半生タイプのドッグフードでおすすめは?
    9. 超小粒の市販で買えるおすすめドッグフードはある?
    10. 小粒でグレインフリーのおすすめドッグフードは?
    11. 小粒で低脂肪のドッグフードでおすすめは?
    12. 小粒の無添加ドッグフードでおすすめは?
  6. まとめ

(超)小粒のドッグフードの選び方

(超)小粒のドッグフードを選ぶにあたって、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

主原料として肉・魚が使われているか

最初に確認しておきたいのは、主原料として肉・魚が使われているかどうかです。

この理由は、肉食傾向の雑食である犬にとって、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は大切な栄養素だからです。

その一方で、穀物が主原料として使われているドッグフードは少なくありませんが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。

 

このことから、(超)小粒のドッグフードを選ぶにあたっては、肉・魚が主原料として使われているドッグフードを選んであげることをおすすめします。

原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されているので、一番はじめに鶏肉や白身魚などの動物性原材料が記載されていれば、主原料として肉・魚が使われているドッグフードということになります。

品質・内容が不明瞭なものが使われていないか

次に確認しておきたいことは、品質・内容が不明瞭なものが使われていないかです。

例えば、“家禽ミール”“ミートミール”といった動物性原材料が使われているドッグフードがありますが、これだけでは具体的に何の動物の肉が使われているのかが分かりません。

また、“◯◯ミール”という動物性原材料には、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。

それに対して、品質にこだわりを持って作られているドッグフードであれば、新鮮鶏肉や生サーモンといったように原材料の名称が明記されており、「人用の食品と同じレベルの原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。

 

ただ、”◯◯ミール”という動物性原材料が使われていても、パッケージや公式サイトに品質・内容についての説明がされていることがあります。

そのため、「品質面・安全性ともにきちんと配慮されたドッグフードを選びたい」と考えている場合には、メーカーが公開している情報にもできる限り目を通しておくことをおすすめします。

犬に必要のない添加物が使われていないか

そのほかには、犬に必要のない添加物が使われていないかも確認しておくべきです。

店頭のドッグフードコーナーや通販サイトで販売されているドッグフードを見渡してみると、人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードも見られますが、これらの添加物が涙やけやアレルギーの原因になることがあります。

BHA・BHTなどの人工酸化防止剤に関しては、ドッグフードの酸化を抑える目的で添加されているものの、ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。

 

着色料についてはドッグフードの見た目を良くする目的で添加されますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく、香りで良し悪しを判断しています。

つまり、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はない・・・ということです。

また、食いつきをよくする目的で人工の香料・調味料が使われているドッグフードもありますが、品質にこだわりを持って作られているプレミアムドッグフードの多くは、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられてます。

主要な成分バランスが愛犬に合っているか

(超)小粒のドッグフードを選ぶにあたっては、主要な成分バランスにも注目しておきたいところです。

例えば、運動量が少ない成犬や歳をとって活動量が落ちたシニア犬には、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーが控えめなドッグフードがおすすめです。

対照的に、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬には、高タンパク・高脂質・高カロリーなドッグフードが向いています。

賞味期限内に食べ切れる内容量(サイズ)か

ドライタイプのドッグフードの開封後の賞味期限は1ヶ月程度と捉え、賞味期限内に愛犬が食べ切れる内容量(サイズ)を選ぶことも大切です。

サイズのバリエーションはドッグフードによって様々ではありますが、流通量の多いメジャーなドッグフードほど多くのサイズを展開している傾向にあり、1ヶ月程度で使い切れるサイズを選べば無駄なくドッグフードを購入できます。

また、開封したドライフードはできるだけ早めに使い切りたいと考えている場合は、あえてサイズが小さいドライフードをまとめ買いしたり、小分けされているドライフードを選ぶのもいいですね。

それと、メーカーによってはまとめ買い割引や定期購入割引を導入しているので、それらの割引情報も見逃さないようにしましょう。

口コミ・評判のいい(超)小粒のドッグフード30種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料 粒サイズ(直径)
サイエンスダイエットプロ(毎日の活力維持機能 成犬用小粒) チキン 20.0%以上 11.5%以上 10.0%以下 365kcal 動物性油脂
シーザー(チキンと4種の農園野菜入り 超小粒) チキンミール 25.0%以上 12.0%以上 10.0%以下 355kcal チキンミール、家禽類、BHA、BHT 5〜7mm
ワイルドレシピ(超小型犬〜小型犬用 成犬用 ターキー) ターキー(肉) 32.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 約375kcal タンパク加水分解物 約10mm
プロフェッショナルバランス(超小粒タイプ 1歳から) 穀類 25.5%以上 15.0%以上 10.0%以下 約380kcal チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂 約6mm
ミシュワン 小型犬用 肉類 21.5%以上 9.5%以上 10.0%以下 352kcal 約9mm
モグワン チキン&サーモン 27%以上 10%以上 9%以下 361.5kcal 8〜12mm
カナガン(チキン) チキン生肉 29%以上 15%以上 9%以下 376kcal 約10mm
ナウフレッシュ(スモールブリード 成犬用) ターキー生肉(骨抜き) 27%以上 17%以上 10%以下 371.1kcal 約10mm
ナチュラルハーベスト(マイリトルダーリン) ワイルドボアー 32.5%以上 13.0%以上 10.0%以下 345kcal 5〜7mm
アイムス(成犬用 小型犬用 チキン小粒) 肉類 26.0%以上 15.5%以上 10.0%以下 392kcal チキンミール、家禽ミール、BHA、BHT 約7mm
サイエンスダイエット(小粒 成犬用 チキン) トウモロコシ 19.0%以上 13.0%以上 10.5%以下 373.3kcal 動物性油脂 8〜10mm
ナチュラルバランス(ホールボディヘルス 小粒) 鶏肉 23.0%以上 13.0%以上 10.0%以下 361kcal 約8mm
ヤムヤムヤム(チキン ドライタイプ) 鶏肉 23.9%以上 8.5%以上 10.0%以下 348kcal 7〜8mm
PAL&I 鶏肉 18.0%以上 9.7%以上 10.0%以下 357kcal 8〜10mm
シュプレモ(超小型犬用 成犬用) チキン(肉) 28.0%以上 19.0%以上 10.0%以下 380kcal タンパク加水分解物 6〜7mm
ナチュラルチョイス(超小型犬 成犬用 チキン&玄米) チキン(肉) 25.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 370kcal タンパク加水分解物 約5mm
金の旨味(チキン) 鶏肉 20.6%以上 10.7%以上 10.0%以下 357kcal 約10mm
アーテミス(フレッシュミックス スモールブリード 成犬用) フレッシュチキン 25.0%以上 15.0%以上 10.0%以下 368.3kcal 約8mm
プロマネージ(グレインフリー 高たんぱくレシピ チキン小粒) チキンミール 32.0%以上 10.0%以上 9.5%以下 350kcal チキンミール、家禽類、ラムミール、BHA、BHT
コンボ(超小粒) 穀類 20.0%以上 9.0%以上 20.0%以下 310kcal チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、プロピレングリコール、pH調整剤、デヒドロ酢酸ナトリウム、膨張剤、着色料、エリソルビン酸ナトリウム、香料
POCHIザ・ドッグフード(ベーシック 3種のポルトリー) チキン生肉 30%以上 10%以上 10%以下 315kcal 7〜8mm
サクラペットフード(カリカリタイプ) 肉類 29.0%以上 8.5%以上 12.0%以下 約330kcal 動物性油脂 約8mm
JPスタイル 和の究み(小粒 1歳から) 穀類 23.5%以上 13.5%以上 10.0%以下 約360kcal チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂
DOZO 生馬肉 25.0%以上 10.7%以上 10.0%以下 355kcal 約8mm
OBREMO-オブレモ-(馬肉フード) 馬肉 19.8%以上 10.8%以上 10.0%以下 366kcal 約8mm
ナチュラハ グレインフリー(ターキー・チキン&野菜入り) チキン 33.0%以上 15.0%以上 10.0%以下 385kcal チキンミール、ターキーミール、酸味料 11〜15mm
ナチュラルワン 生肉 29%以上 8%以上 8%以下 311kcalkcal 約5mm
ビタワン(5つの健康バランス ビーフ味・野菜入り 小粒) 穀類 20.0%以上 6.0%以上 10.0%以下 350kcal 牛肉粉、チキンミール、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、着色料、香料 10〜12mm
ビューティープロ(成犬用 1歳から) 穀類 25.0%以上 13.5%以上 10.0%以下 380kcal チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂 約10mm

口コミ・評判のいい(超)小粒のドッグフード30種の主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかと粒サイズ(直径)を比較してみました。

それぞれドッグフードの項目に目を通してみると、主原料として穀物が使われているドッグフードがあることや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフードがあることが分かります。

また、タンパク質・脂質・カロリーのバランスや、粒サイズはドッグフードによって様々ということも分かりますね。

 

ちなみに、“動物性油脂”“タンパク加水分解物”については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありません。

ただ、ここで取り上げている動物性油脂は具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類の説明がないことが気になりました。

タンパク加水分解物に関しては、製造工程の説明がないことが気になるところです。

(超)小粒のおすすめドッグフード10選

これまでの内容を踏まえつつ、(超)小粒のおすすめドッグフードを10種類紹介します。

なお、販売価格や原材料については、調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで確認)

モグワン

モグワンドッグフードのパッケージ画像(表面1)

通常購入時の価格 5,456円/1.8kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,910円(10%オフ)
2〜4袋:4,637円(15%オフ)
5袋以上:4,364円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約258円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約188円
穀物 不使用
(グレインフリー)
粒サイズ
(直径)
8〜12mm

モグワンは全年齢・全犬種向けの主食用ドライフードで、メインのタンパク源として良質なチキンとサーモンが使われています。

もちろん、香料・着色料といった犬に必要のないものは一切使われていませんし、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しているので、それらのタンパク源にアレルギーのある愛犬にも安心して与えられます。

主要な成分バランスについては、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、室内飼いでそれほど運動量が多くない(超)小型犬用フードとしてぴったりです。

なお、実際にお試ししてみた限りでは粒サイズは8〜10mm程度のものが中心で、さらに中央に穴が空いたドーナツ型になっているので、軽めの力でも噛み砕きやすいです。

ナチュラルワン

ナチュラルワンドッグフードのパッケージ画像(表面1)

価格/内容量 通常購入:2,970円/800g×1袋
定期初回:980円/800g×1袋(67%オフ)
定期購入:4,840円/800g×2袋(18%オフ)
※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件
100gあたりの価格
(定期購入時)
約303円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約266円
穀物 大麦全粒粉、玄米粉、コーン蛋白
粒サイズ
(直径)
約5mm

【鶏肉/馬肉/魚肉/鶏レバー】といった良質な生肉の割合が全体の約5割を占めていることに加えて、アレルギーや消化吸収に配慮して小麦グルテンフリーのレシピを採用している国産ドッグフードのナチュラルワン。

また、動物性の油脂が吹きかけられない”ノンオイルコーティング”のドライフードということや、原材料そのものの香りや栄養素ができる限り損なわれないように、独自の低温加熱製法でじっくりと調理されていることも特徴です。

ナチュラルワンは高タンパクな一方で脂質とカロリーは控えめなので、運動量が少ない成犬やたくさんの量が食べたい成犬の主食として特におすすめです。

粒サイズについては直径が約5mm、長さが5〜10mm程度のペレット状になっており、口の小さな小型犬にも食べやすいサイズ感のドライフードと言えます。

POCHIザ・ドッグフード

POCHIドッグフードのパッケージ画像(表面2)
※各項目は「ベーシック 3種のポルトリー」のものです

価格/内容量 1,980円/1kg
5,390円/3kg
100gあたりの価格
(1kgの販売価格を参照)
約198円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約167円
穀物 不使用
(グレインフリー)
粒サイズ
(直径)
7〜8mm

「ワイルドサーモン」、「3種のポルトリー」、「ラム」といったメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えており、どれもグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているPOCHIザ・ドッグフード。

また、ウェットフードなどをトッピングして与えることを考慮して成分バランスが調製されていることもあり、どのラインナップも高タンパクかつ脂質とカロリーはかなり控えめになっています。

このような成分バランス上、トッピングなしでPOCHIザ・ドッグフードだけを与える場合、食べすぎてしまう傾向のある成犬・シニア犬向けと捉えることができます。

なお、「ワイルドサーモン」と「3種のポルトリー」には2種類の粒サイズがありますが、ここで取り上げたものは直径7〜8mm程度と、(超)小型犬にも食べやすい小粒サイズです。

ヤムヤムヤム

ヤムヤムヤムドッグフードのイメージ画像
※各項目は「チキン ドライタイプ」のものです

価格/内容量 270円/50g
1,870円/500g
4,220円/1.3kg
12,420円/1.3kg×3袋
※初回はドライタイプの500gとやわらかドライタイプの80g×5袋のセットを1,980円で購入可
100gあたりの価格
(1.3kg×3袋の販売価格を参照)
約318円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約255円
穀物 大麦、玄米、大麦ぬか
粒サイズ
(直径)
7〜8mm

メインの動物性タンパク源が違うフードを取り揃えているだけでなく、「ドライタイプ」と「やわらかタイプ」といった2タイプの主食用フードがあるヤムヤムヤム。

この記事で取り上げている「チキン ドライタイプ」は、鶏肉が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用している小粒サイズのドライフードです。

もちろん、必要のない人工添加物は使われていませんし、品質・内容が不明瞭な原材料も一切使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。

主要な成分バランスについては、適度にタンパク質を含みつつも脂質は控えめ、カロリーはやや控えめといったところで、室内飼いの成犬やシニア犬の主食としてぴったりです。

OBREMO(オブレモ)

OBREMO(オブレモ)ドッグフード 馬肉のイメージ画像
※各項目は「馬肉フード」のものです

価格/内容量 通常購入:5,552円/800g×1袋
定期初回:3,609円/800g×1袋
定期初回(クーポン利用時):2,776円/800g×1袋
定期購入:7,218円/800g×2袋
※定期購入時は35%オフ
※初回限定クーポン(obremo50off)利用時は50%オフ
※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件
100gあたりの価格
(定期購入時)
約451円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約370円
穀物 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ
粒サイズ
(直径)
約8mm

20種類以上の良質な国産原材料を使いつつ、肉・魚が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用している国産ドッグフードのOBREMO(オブレモ)。

それに加えて、保存料・香料・着色料不使用という条件も満たしていますし、動物性の油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフードということも特徴です。

また、小型犬の成犬向けに作られていることもあって粒の直径は約8mmと小さめで、主要な成分バランスも室内飼いの成犬向けに作られているという意図が明確に伝わってきます。

そして、メインのタンパク源が違う4種類のラインナップを取り揃えており、愛犬の食の好みやアレルギーに配慮して選べることも強みです。

ナチュラルハーベスト

※各項目は「マイリトルダーリン」のものです

価格/内容量 3,960円/1.1kg
7,920円/1.1kg×2袋
15,840円/1.1kg×4袋
22,440円/1.1kg×6袋
29,920円/1.1kg×8袋
100gあたりの価格
(1.1kg×6袋の販売価格を参照)
約340円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約231円
穀物 不使用
(グレインフリー)
粒サイズ
(直径)
5〜7mm

日本で暮らす飼い犬に配慮して成分バランスが調製されているナチュラルハーベスト。

全体的には脂質とカロリーが控えめな傾向があり、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われています。

ここで取り上げている「マイリトルダーリン」については、複数の動物性タンパク源(猪・七面鳥・ニシン・鶏卵)が使われており、かなり高タンパクなドライフードになっています。

また、粒の大きさについては直径5〜7mm程度と、子犬からシニア犬にまで食べやすい超小粒サイズです。

アーテミス

アーテミス アガリクスI/Sのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「フレッシュミックス スモールブリード 成犬用」のものです

価格/内容量 2,970円/1kg
5,830円/3kg
10,560円/6kg
18,920円/13.6kg
100gあたりの価格
(3kgの販売価格を参照)
約194円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約185円
穀物 玄米、黍
(グルテンフリー)
粒サイズ
(直径)
約8mm

年齢や犬種(サイズ)、体質や食の好みに合わせて、原材料の内容と成分バランスを調製したドッグフードを取り揃えているアーテミス。

この記事で取り上げている「フレッシュミックス スモールブリード 成犬用」は商品名の通り、小型犬の成犬向けに成分バランスが調製されており、粒サイズも直径約8mmと小粒になっています。

また、小型犬用と言っても内容量が「1kg/3kg/6kg/13.6kg」と幅広く、開封後は早めに使い切りたいなら1kgサイズを、多頭飼いしているならコスパのいい13.6kgサイズを・・・といった選び方もできます。

それと、アーテミスには缶詰タイプの主食用ウェットフードもあり、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えられることも強みです。

ナチュラルバランス

※各項目は「ホールボディヘルス 小粒」のものです

価格/内容量 2,310円/1kg
4,600円/1.82kg
100gあたりの価格
(1.82kgの販売価格を参照)
約253円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約174円
穀物 大麦、オーツ麦、玄米
粒サイズ
(直径)
約8mm

ナチュラルバランスも様々なラインナップを取り揃えており、愛犬の体質や飼育環境に合わせて選べるようになっています。

一部のドライフードに穀物・イモ類が主原料として使われていることは気になるものの、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていませんし、どのラインナップも小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

ここで取り上げた「ホールボディヘルス 小粒」は、主原料として鶏肉が使われている小粒サイズのドライフードで、タンパク質・脂質・カロリーは標準的な範囲になっています。

このような成分バランス上、室内飼いされていて運動量がそれほど多くない成犬の主食としておすすめです。

シュプレモ

シュプレモドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「超小型犬用 成犬用」のものです

価格/内容量 2,145円/800g
3,984円/2kg
6,487円/4kg
100gあたりの価格
(2kgの販売価格を参照)
約199円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約149円
穀物 モロコシ、オーツ麦、玄米、粗挽き米、大麦
粒サイズ
(直径)
6〜7mm

ニュートロのシュプレモも先に取り上げたアーテミスやナチュラルバランスと同じく、豊富なラインナップを取り揃えていますが、シュプレモは(超)小型犬向けのラインナップが中心になっています。

ただ、どのラインナップにも主原料として良質な動物性原材料が使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことは変わりません。

“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、流通量の多さと比較的手に取りやすい価格で販売されていることを評価してピックアップしました。

なお、この記事で取り上げているのは超小粒サイズのドライフード「超小型犬 成犬用」で、タンパク質・脂質・カロリーが高めになっていることから、活発な成犬や少食の成犬用フードとしておすすめです。

カナガン

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目はドライフード「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/2kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約214円
1日あたりの餌代
(4kgの成犬を想定)
約142円
穀物 不使用
(グレインフリー)
粒サイズ(直径) 約10mm

カナガンはメインのタンパク源が違う3種類のドライフードを取り揃えており、どれも小粒のドーナツ型になっています。

ここで取り上げているのは、良質な鶏肉の割合が全体の半分以上を占めている「チキン」で、高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めなグレインフリーのドライフードです。

そして、このような成分バランスの主食用ドライフードは、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬用フードとしてぴったりです。

また、【グルコサミン/MSM/コンドロイチン】が配合されていることも見逃せません。

小粒のドッグフードで迷った時にはモグワンがおすすめ

モグワンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、モグワンをおすすめします。

当サイトが小粒のドッグフードとして、モグワンをおすすめする理由は以下の通りです。

モグワンをおすすめする5つの理由
  • 小粒かつ噛み砕きやすいドーナツ型
  • メインのタンパク源として良質なチキンとサーモンを使用
  • 高タンパク・低脂質でカロリーは標準的な範囲
  • 香料・着色料など犬に必要のないものは不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、モグワンは直径8〜10mm程度の粒が中心で、さらに中央に穴が空いたドーナツ型になっているので、軽めの力でも噛み砕きやすいことです。

そして、メインのタンパク源として良質なチキンとサーモンが使われており、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。

また、高タンパク・低脂質でカロリーは標準的な範囲のドライフードということから、室内飼いでそれほど運動量が多くない(超)小型犬用フードとしてぴったりですし、犬に必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。

それに加えて、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

(超)小粒のドッグフードに関するQ&A

(超)小粒のドッグフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!

小粒でチキンメインのドッグフードでおすすめは?

ドッグフードの動物性タンパク源の定番と言えばチキンが挙げられますが、小粒でチキンメインのドッグフードを1種類選ぶとするなら、カナガンの「チキン」をおすすめします。

カナガンの「チキン」は直径が約10mm、厚みが約4.5mmの小粒のドライフードというだけでなく、モグワンと同じように真ん中に穴が空いたドーナツ型になっており、軽めの力でも噛み砕きやすいです。

それに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われていないことも見逃せません。

なお、チキンメインのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

小粒でフィッシュメインのドッグフードでおすすめは?

小粒でフィッシュメインのドッグフードということなら、カナガンのドライフード「サーモン」がおすすめです。

良質な動物性原材料の割合が全体の半分以上を占めていることや、グレインフリーのレシピを採用していること、香料・着色料といった犬に必要のないものが一切使われていないことは「チキン」と同じです。

ただ、カナガンの「サーモン」は動物性タンパク源が魚類だけに限定されているので、魚以外の複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

小粒で子犬におすすめのドッグフードはある?

“子犬の時期”という条件で小粒のドッグフードを選ぶなら、カナガンのドライフード「チキン」をおすすめします。

カナガンの「チキン」は高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用としてぴったりです。

また、場合によってはドライフードをふやかしてから与えることもあるかもしれませんが、小粒でドーナツ型のドライフードは水やぬるま湯でふやかしやすい、というメリットもあります。

以下の記事では、子犬のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

小粒でシニア犬におすすめのドッグフードはある?

歳をとったシニア犬のドッグフードということであれば、高タンパク・低脂質でカロリーは標準的な範囲のモグワンがおすすめです。

また、モグワンはカナガンのドライフードと同じくドーナツ型になっていることも、シニア犬用としておすすめする理由の一つです。

それに加えて、モグワンにはグルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも見逃せません。

なお、シニア犬のドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。

小粒でトイプードルやチワワなどの小型犬向けドッグフードは?

トイプードルやチワワなど、(超)小型犬の愛犬用として小粒のドッグフードを探している場合にもモグワンをおすすめします。

モグワンは子犬からシニア犬にまで与えられる全年齢対応の主食用フードで、モグワンのような成分バランスのドライフードは、室内飼いで運動量が少ない傾向にある(超)小型犬用としても合わせやすいです。

ただ、運動量が多い活発な(超)小型犬の愛犬ということであれば、モグワンよりも高脂質・高カロリーなカナガンの「チキン」を選ぶのもいいでしょう。

以下のそれぞれの記事では、トイプードル・チワワ向けのドッグフードの選び方や、(超)小型犬全般のドッグフードの選び方をまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

小粒のドッグフードを大型犬に与えるのはどう?

体の大きな大型犬の愛犬には大粒のドライフードを選ぶことをおすすめしていますが、中には噛みごたえのある大粒のドライフードが苦手だったり、小粒のドライフードを少しずつ食べるのが好きな大型犬の愛犬もいるでしょう。

ただ、さすがに超小粒のドッグフードだと小さすぎて食べづらい可能性があるのでモグワンカナガンのような中粒よりもやや小ぶりなサイズ感のドッグフードから試してみることをおすすめします。

また、粒の大きさだけでなく形状の好みも犬それぞれで違うので、粒の形にも気を配っておくといいでしょう。

なお、大型犬のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

小粒と中粒のドッグフードのサイズ感の違いはどれくらい?

ハッキリとした基準はありませんが、直径10mm以下のドライフードが小粒と表示されていることが多く、直径10〜12mm程度のドライフードが中粒と表示されていることが多いです。

そして、(超)小型犬用フードは超小粒〜小粒サイズに、中型犬用フードは小粒〜中粒サイズに、大型犬用は中粒〜大粒サイズに作られていることが多いです。

直前の項目で大型犬について触れましたが、小型犬でも小粒のドライフードではなく噛みごたえのある大きさのドライフードが好きなこともあるので、いつものドライフードと少し大きさの違うドライフードをお試ししてみるのもおすすめです。

小粒で半生タイプのドッグフードでおすすめは?

ドライフードよりも柔らかな食感の半生タイプの小粒のドッグフードということなら、ヤムヤムヤムの「やわらかタイプ」をおすすめします。

ヤムヤムヤムには人用の食品レベルの原材料が使われていることに加えて、チキン・マグロ・馬肉といったメインのタンパク源が違う半生フードがあり、愛犬の食の好みに合わせて選べます。

また、保存料が使われていないことや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも特徴です。

なお、半生タイプのドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。

超小粒の市販で買えるおすすめドッグフードはある?

超小粒という条件に”市販で買えるドッグフード”という条件を加えるなら、この記事でも取り上げているシュプレモの「超小型犬用(成犬用)」がおすすめです。

シュプレモは良質な肉・魚が主原料、香料・着色料不使用という条件を満たしているだけでなく、小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、プレミアムドッグフードの中では比較的手に取りやすい価格で販売されています。

そして、「超小型犬用(成犬用)」については、粒サイズだけでなく成分バランスも超小型犬向けに調整されています。

以下の記事では、市販のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、よければ参考にしてみてください。

小粒でグレインフリーのおすすめドッグフードは?

“グレインフリー”という条件に絞って小粒のドッグフードを選ぶなら、小粒かつドーナツ型のドライフードのモグワンをおすすめします。

モグワンはここまで何度か取り上げたように、良質な動物性タンパク源(チキン・サーモン)が主原料、香料・着色料不使用という条件を満たした高タンパクなグレインフリーのドッグフードです。

その一方で、脂質は控えめでカロリーは標準的な範囲になっており、小粒のドライフードを与えることが多いであろう小型犬の愛犬用の主食としてぴったりです。

なお、グレインフリーのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

小粒で低脂肪のドッグフードでおすすめは?

“低脂肪”という条件で小粒のドッグフードを選ぶとしても、直前の項目で取り上げたモグワンをおすすめします。

低脂肪のドッグフードを選ぶにあたっては、”脂質10〜12%以下(ドライフード)”が目安になりますが、モグワンの脂質は10%以上と条件を満たしています。

また、繊維質の多いドッグフードは満腹感を得られやすくて食べ過ぎ防止に期待できますが、モグワンの繊維質は4.75%以下と、適度に繊維質が含まれていることもおすすめする理由です。

低脂肪のドッグフードの選び方のポイントに関しては、以下の記事で掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

小粒の無添加ドッグフードでおすすめは?

“無添加”という言葉を全面に押し出したドッグフードをいくつも見かけたことがあるかもしれませんが、実は完全無添加のドッグフードはほとんどありません。

ただ、添加物の全てを避けるべきというわけでもなく、主食としての栄養基準を満たすために添加される合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。

そして、”犬に必要のないものが無添加”という意味で小粒のドッグフードを選ぶなら、この記事でピックアップした10種類のドッグフードはどれもおすすめできる内容です。

なお、不要なものが無添加のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

直径5〜7mm程度の超小粒のドライフードや、直径8〜10mm程度の小粒のドライフードは、口が小さな(超)小型犬用フードとして向いており、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットもあります。

ただ、(超)小粒のドッグフードと言っても原材料の内容は様々で、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているドッグフードや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフード、犬に必要のない添加物が使われているドッグフードも見られます。

また、愛犬の年齢や運動量、体質によっても最適なドッグフードは変わってくるので、原材料の内容と成分バランスにも注目してドッグフードを選ぶことが大切です。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだ小粒のドッグフード選びに迷っているなら、まずはモグワンをお試ししてみることをおすすめします。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でモグワンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。