ウェルネスドッグフードのパッケージ画像(表面1)

主原料として良質な肉・魚が使われているアメリカ産ドッグフードのWELLNESS(ウェルネス)。

また、【穀物不使用/コア/シンプル】といった原材料の内容や成分バランスの傾向が違うシリーズがあり、愛犬の年齢や体質、飼育環境に配慮してフードを選べることも特徴です。

今回はそんなウェルネスドッグフードの口コミ・評判を110件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ウェルネスドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 5.0
安全性 4.5
食いつき 4.5
コスパ 2.5
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,029円/800g
3,544円/1.8kg
※穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥
※2025年2月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 アメリカ
販売会社 ウェルペット・ジャパン合同会社
公式サイト Wellness Pet Food

当サイトのウェルネスドッグフードの総合評価はAランクです。

良質な肉・魚が主原料として使われているだけでなく、品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことは魅力的です。

また、豊富なラインナップを取り揃えていることも評価できますし、通販サイトとSNSで調査してみた限りでは、「食いつきがいい」という内容のレビューも目立ちました。

販売価格についてはやや高めではあるものの、品質面・安全性にはきちんと配慮されている印象を受けました。

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ウェルネスドッグフードの悪い口コミ・評判

続いて、ウェルネスドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「主食として与えるには値段が高い」、「粒の形が食べづらそう」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ウェルネスドッグフードは肉・魚が主原料かつアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることや、ラインナップによって粒の形状が違うことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(14件)
  • 粒の形が食べづらそう(12件)
  • 食いつきはいまいち(6件)
  • うちの犬には合わなかった(4件)
  • 原材料の内容が気がかり(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年10月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

値段が高い

ウェルネスドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。

参考までに一例を挙げると、ウェルネス穀物不使用シリーズの”小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥”の100gあたりの値段は約197円と、確かに市販の激安ドッグフードと比較するとかなり高いです。
(※1.8kgサイズの調査時点の販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いだけあって、どのラインナップにも良質な動物性タンパク源となる肉・魚が主原料として使われていたり、小麦グルテンフリーのレシピを採用していたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないなどのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

粒の形が食べづらそう

次に多かった悪い口コミ・評判は、「粒の形が食べづらそう」という内容のレビューです。

ウェルネスドッグフードには年齢に配慮して成分バランスが調整されたフードがあり、ラインナップによって粒の形状が違います。

とは言え、小粒のドライフードが好きな小型犬もいれば大粒で食べごたえのある小型犬もいますし、“小型犬”と書かれたドライフードを選んでも必ずしも気に入ってくれるとは限りません。

こういった理由もあり、粒の形状についての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

食いつきはいまいち

悪い口コミ・評判の中には「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」といった食いつきの悪さを指摘するレビューもありました。

食いつきが悪い原因として考えられるのは、ウェルネスドッグフードは原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

一般的には人工の香料を使って風味が整えられているドッグフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているドッグフードを食べ慣れている犬にとっては、ウェルネスドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

うちの犬には合わなかった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューで、具体的には「下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」という飼い主の声を確認できました。

下痢・嘔吐といった消化不良の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

ウェルネスドッグフードにはアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、”七面鳥(ターキー)”や”チキン”といった特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもありますし、穀物全般にアレルギーのある犬もいます。

ただ、ウェルネスドッグフードには穀物不使用のシリーズや動物性タンパク源が1種類に限定されたシリーズがあるので、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも幅広く対応できますよ。

原材料の内容が気がかり

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「ミールが使われているのが気になる」というレビューも見つかりました。

ミールと聞くと人間用の食肉としては出回らない”4Dミール(肉副産物)”を連想するかもしれませんが、ウェルネスの公式サイトに目を通してみると、【高品質な動物性タンパク源を使用】と書かれています。

ミールというのも”粉状にした”という本来の意味で使われているだけなので、品質面についてそこまで神経質になる必要はないでしょう。

ウェルネスドッグフードの良い口コミ・評判

ウェルネスドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ウェルネスドッグフードには良質な肉・魚が主原料として使われていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(36件)
  • うちの犬には合っている(18件)
  • 原材料に安心感がある(14件)
  • 粒の形が食べやすそう(4件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ウェルネスドッグフードの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」という内容のレビューが6件、「食いつきがいい」という内容のレビューが36件という件数を踏まえても、ウェルネスドッグフードは多くの犬に受け入れられている嗜好性が高いドッグフードと捉えてよさそうです。

これだけ食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、ウェルネスドッグフードには良質な肉・魚が主原料として使われており、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

また、【チキン/七面鳥/白身魚/サーモン】といったメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えており、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせやすいことも強みと言えます。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ウェルネスドッグフードにはアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることです。

どのラインナップに関しても小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているフードもかなり多いです。

また、【シンプルシリーズ】はグレインフリーかつ動物性タンパク源が1種類に限定されていることから、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

原材料に安心感がある

良い口コミ・評判の中には、「原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。

まず、食に敏感な愛犬を飼っている方にとっては、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、人工の酸化防止剤が使われているドッグフードは珍しくありませんが、ウェルネスドッグフードは天然由来のもので代用していることも安心感に繋がります。

そのほかにも、人工の香料・着色料といった余計な添加物が使われておらず、安全性にはしっかりと配慮されている印象を受けました。

粒の形が食べやすそう

「粒の形が食べづらそう」というレビューとは対照的に、「粒の形が食べやすそう」というレビューも見つかりました。

悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、ウェルネスドッグフードはラインナップによって粒の形状が違いますが、犬によって粒の大きさや形の好みはそれぞれです。

もし愛犬が気に入ってくれるかどうか心配な場合は、まずは一番容量が少ない800gサイズで様子を見てみるのもいいでしょう。

ウェルネスドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 値段が高い
粒の形が食べづらそう
食いつきはいまいち
うちの犬には合わなかった
原材料の内容が気がかり
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
原材料に安心感がある
粒の形が食べやすそう

ウェルネスドッグフードの悪い口コミ・評判は「主食として与えるには値段が高い」、「粒の形が食べづらそう」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ウェルネスドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ウェルネスドッグフードには良質な肉・魚が主原料として使われていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

ウェルネスドッグフードをお試ししてレビュー!

ウェルネスドッグフードのパッケージ画像(表面2)

ウェルネスドッグフード(穀物不使用 小型犬 1歳以上用 骨抜き七面鳥)を実際にお試ししてみました!

ウェルネスドッグフードのパッケージ画像(裏面)

パッケージの表面と裏面には商品の特徴や原材料一覧、成分表や給餌量が掲載されています。

原材料と成分についての詳しいレビューは後ほどの項目でしていきますが、内容が不明瞭な原材料は一切見当たらず、一つ一つの名称がきちんと書かれているのは好感を持てます。

ウェルネスドッグフードのパッケージ画像(側面)

また、パッケージ側面から粒の大きさ・形を確認できるようになっている仕様もユニークです。

ウェルネスドッグフードの中身

ウェルネスドッグフードの袋を開封してまず感じたのは、思っていたよりも香りが薄めなドライフードということです。

ほんのりとした自然な香りは漂ってきますが、いい意味で匂いに敏感な飼い主にも優しいドッグフードだと思いました。

ちなみに、今回は最小サイズの800gを購入しましたが、800gサイズでもパッケージ内側にシングルジッパーが付いています。

ウェルネスドッグフードのジッパー画像

このような配慮がされていることから密閉保存がしやすく、開封後に別の保存容器に移し替える手間が省けます。

ウェルネスドッグフードの盛り付け画像

先ほどの側面の画像でイメージはできているかもしれませんが、ウェルネス(穀物不使用 小型犬 1歳以上用 骨抜き七面鳥)の粒は三角形になっています。

ウェルネスドッグフードの粒

実際に手にとって確認してみると、大きさや形に多少のバラつきがあることも分かると思います。

試しにいくつかの粒をピックアップしてサイズを測ってみた結果・・・

ウェルネスドッグフードの粒の大きさ

直径は約10mmといったところでした。

それほど厚みのない粒なので、ドライフードを食べ慣れている小型犬なら問題なく食べられるでしょう。

ウェルネスドッグフードの種類

ウェルネスドッグフードには【ウェルネス】、【ウェルネス穀物不使用】、【ウェルネスコア】、【ウェルネスシンプル】、【プチアントレ】といった5つのシリーズがあり、それぞれで原材料の内容や成分バランスの傾向に違いがあります。

ウェルネス

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
小型犬子犬用 骨抜き七面鳥 オートミール、大麦、玄米、オート麦 28.0% 18.0% 10.0% 約381kcal
小型犬成犬用 骨抜き七面鳥 大麦、オートミール、オート麦、玄米 28.0% 15.0% 10.0% 約381kcal

ウェルネスシリーズのラインナップは2種類で、どちらのフードも骨抜き七面鳥が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

そして、高タンパク・高脂質・高カロリーという点も共通しており、子犬用は成犬用以上に脂質が高めになっています。

また、どのシリーズにも共通して言えることですが、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていません。

ウェルネス穀物不使用

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
子犬用 骨抜きチキン 骨抜きチキン 不使用 32.0% 17.0% 10.0% 約382kcal
小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥 骨抜き七面鳥 不使用 32.0% 16.0% 10.0% 約371kcal

ウェルネス穀物不使用シリーズのラインナップは2種類で、シリーズ名の通りグレインフリーのレシピを採用しています。

また、子犬用の主原料は骨抜きチキン、小型犬用(成犬用)の主原料は骨抜き七面鳥と、ラインナップによってメインのタンパク源が違います。

それと、子犬用は育ち盛りの子犬に配慮してか、成犬用よりも脂質とカロリーがやや高めになっています。

ウェルネスコア

シリーズ名 商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ウェルネスコア 小型犬 子犬用 骨抜き七面鳥 骨抜き七面鳥 不使用 38.0% 17.0% 10.0% 約378kcal
小型犬 成犬用 骨抜き七面鳥 骨抜き七面鳥 不使用 36.0% 15.0% 10.0% 約368kcal
小型犬 体重管理用 骨抜き七面鳥 骨抜き七面鳥 不使用 34.0% 13.0% 10.0% 約356kcal
小型犬 全年齢用 骨抜きチキン 骨抜きチキン 不使用 36.0% 16.0% 10.0% 約367kcal
成犬用 オーシャンフィッシュ 白身魚 不使用 34.0% 14.0% 10.0% 約363kcal
高齢犬用 骨抜き七面鳥 骨抜き七面鳥 不使用 33.0% 10.0% 10.0% 約335kcal
ウェルネスコアダイジェスティブヘルス 子犬用 骨抜きチキン&玄米 骨抜きチキン 玄米、大麦、オートミール 31.0% 15.5% 10.0% 約376kcal
小型犬成犬用 骨抜きチキン&玄米 骨抜きチキン 玄米、オートミール、大麦 33.0% 14.0% 10.0% 約369kcal
成犬用 骨抜きチキン&玄米 骨抜きチキン 玄米、大麦、オートミール 30.0% 12.0% 10.0% 約366kcal
成犬用 白身魚&玄米 白身魚 玄米、オートミール、大麦 30.0% 12.0% 10.0% 約361kcal
エイジングケア 骨抜きチキン&玄米 骨抜きチキン 玄米、大麦、白米 27.0% 10.0% 10.0% 約356kcal

ウェルネスコアはさらに【ウェルネスコア】、【ウェルネスコアダイジェスティブヘルス】の2シリーズに分かれており、前者のシリーズはグレインフリーのレシピを、後者のシリーズは小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。

ウェルネスコアは全体的にかなり高タンパクな傾向があり、小型の成犬用や全年齢用は運動量が多い活発な成犬用フードとして特におすすめです。

ウェルネスシンプル

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
小型犬 成犬用 サーモン&じゃがいも サーモン 不使用 29.0% 13.0% 10.0% 約355kcal
全犬種用 体重管理用 サーモン&じゃがいも サーモン 不使用 26.0% 8.0% 10.0% 約331kcal
全犬種用 成犬用 骨抜き七面鳥&じゃがいも 骨抜き七面鳥 不使用 26.0% 11.0% 10.0% 約350kcal

ウェルネスシンプルシリーズのラインナップは3種類で、グレインフリーかつ動物性タンパク源が1種類だけに限定されているのが特徴的です。

このことから、穀物全般にアレルギーのある愛犬はもちろん、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

成分バランスについては、そのほかのシリーズと比べると脂質とカロリーが控えめな傾向があり、運動量が少ない成犬向けフードと捉えることができます。

プチアントレ(ウェットフード)

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
グレービー仕立て チキン チキン煮汁 不使用 8.0% 2.0% 82.0% 約96kcal
グレービー仕立て チキン&ターキー チキン煮汁 不使用 8.0% 3.0% 82.0% 約97kcal
柔らか煮込み チキン チキン 不使用 6.0% 5.0% 78.0% 約105kcal
柔らか煮込み チキン(ローストラム入り) チキン 不使用 6.0% 5.0% 78.0% 約109kcal

プチアントレシリーズのラインナップは4種類で、どれに関しても1歳以上の成犬向けの主食用ウェットフードです。

そのため、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。

ただ、どのラインナップにも調味料が使われていることや、【グレービー仕立て】の原材料一覧に増粘多糖類・pH調整剤といった記載が見られることは気になりました。

ウェルネスドッグフードの原材料の評価

ウェルネスドッグフードの原材料一覧
※撮影した写真は旧パッケージのため、現行の商品の記載内容とは異なります

原材料一覧
骨抜き七面鳥、チキンミール(グルコサミンおよびコンドロイチン硫酸源)、乾燥粗挽きじゃがいも、レンズ豆、えんどう、サーモンミール、鶏脂(オメガ-6脂肪酸源)、乾燥ビートパルプ、亜麻仁(α-リノレン酸(オメガ-3脂肪酸)源)、サーモン油、たん白加水分解物、乾燥チコリ根(イヌリン(食物繊維)源)、ほうれん草、ブロッコリー、にんじん、パセリ、りんご、ブルーベリー、ケール、エンテロコッカス・フェシウム、バチルス・リケニフォルミス、バチルス・サブティリス、ユッカ抽出物、ビタミン類(E、ナイアシン、A、C、B1、パントテン酸、B6、B2、ビオチン、D3、B12、葉酸)、ミネラル類(亜鉛タンパク化合物、硫酸第一鉄、硫酸亜鉛、鉄タンパク化合物、亜セレン酸ナトリウム、硫酸銅、硫酸マンガン、マンガンタンパク化合物、銅タンパク化合物、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物)

ここからは、ウェルネスドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥」の原材料一覧です)

良質な肉・魚を主原料として使用

ウェルネスドッグフードの原材料の大きな特徴として挙げられるのは、どのラインナップにも良質な肉・魚が主原料として使われていることです。

その一方で、安さをウリにしたドッグフードのほとんどには、肉・魚よりも安く仕入れることができる穀物が主原料として使われています。

ただ、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは犬本来の食事内容に配慮されているとは言いづらいです。

 

また、小麦が使われているドッグフードは珍しくありませんが、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もあります。

それに対して、ウェルネスドッグフードは小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、全体的に高タンパクな成分バランスになっています。

それだけでなく、グレインフリー(穀物不使用)のドライフードや動物性タンパク源が1種類に限定されたドライフードも取り揃えており、複数のタンパク源にアレルギーのある犬たちにも幅広く対応できることが強みです。

 

原材料について気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは記載されておらず、割合が記載されているドッグフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。

ただ、高タンパクな成分バランスを踏まえると、動物性原材料の割合はそれなりに多いと推測できます。

犬にとって必要のないものは不使用

ウェルネスドッグフードには、犬にとって必要のないものが使われていないことも評価できます。

具体的には、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物のことです。

また、原材料一覧に”動物性油脂”という曖昧な記載がされているドッグフードもありますが、これだけでは何の動物の油が使われているのか分かりませんし、酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われている可能性も否定できません。

それに対して、ウェルネスドッグフードの原材料には”鶏脂”と油脂の種類が明記されていることに加えて、酸化防止剤の種類も”ミックストコフェロール”と掲載されています。
(※ミックストコフェロールは天然由来の酸化防止剤です)

ウェルネスドッグフードの成分の評価

ウェルネスドッグフードの成分表
※撮影した写真は旧パッケージのため、現行の商品の記載内容とは異なります

成分表
タンパク質 32.0%以上
脂質 16.0%以上
粗繊維 5.0%以下
灰分 10.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.4%以上
リン 1.0%以上
オメガ6脂肪酸 3.5%以上
オメガ3脂肪酸 1.0%以上
タウリン 0.09%以上
エネルギー 371kcal/100g

原材料の次は、ウェルネスドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「穀物不使用 小型犬用 1歳以上用 骨抜き七面鳥」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ウェルネスのドライタイプのドッグフードのタンパク質は26.0〜38.0%以上と、全体的に高タンパクな傾向があります。

その一方で、脂質は8.0〜18.0%以上、100gあたりのカロリーは約331〜382kcalと開きがあり、愛犬の年齢や飼育環境に配慮してフードを選ぶことができます。

例えば、ウェルネスシリーズの「小型犬子犬用」のタンパク質は28.0%以上、脂質は18.0%以上、100gあたりのカロリーは約381kcalと、高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしてぴったりです。

対照的に、ウェルネスコアシリーズの「高齢犬用」はタンパク質が33.0%以上、脂質が10.0%以上、100gあたりのカロリーが約335kcalと、高タンパクな一方で脂質とカロリーが控えめで、歳をとって運動量が落ちたシニア犬にしっかりと配慮されている印象を受けました。

ウェルネスドッグフードの給餌量

ウェルネスドッグフードの給餌量
※撮影した写真は旧パッケージのため、現行の商品の記載内容とは異なります

体重 運動量少なめ 運動量多め
1kg 25g 30g
2kg 45g 50g
4kg 70g 80g
6kg 95g 110g
8kg 120g 135g
10kg 145g 160g

ウェルネスドッグフード「穀物不使用 小型犬 1歳以上用 骨抜き七面鳥」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量あくまで”目安”でしかありません。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
800g 2,029円 2,255円
1.8kg 3,544円 3,547円

ウェルネスの公式サイトと楽天市場、Amazonでドッグフードの「穀物不使用 小型犬 1歳以上用 骨抜き七面鳥」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2025年2月に確認しました)

そして、そこまでの価格差は無かったものの、どちらの800g・1.6kgの2サイズともに最安値は楽天という結果になりました!

なお、ウェルネスドッグフードは通販だけでなく、イオンペットでも販売されているプレミアムドッグフードなので、ご自身の購入しやすい方法でお試しするのがいいでしょう。

ただ、通販サイトは一定金額以上の購入で送料が無料となる販売店も多いので、継続して愛犬に与えるなら通販サイトで購入するのがお手軽です。

ウェルネスドッグフードのお試しサンプルはある?

ウェルネスの公式サイトと楽天市場、Amazonでドッグフードのお試しサンプルの配布・販売状況を調査してみたところ、どこに関してもお試しサンプルの取り扱いはありませんでした。

そのため、ウェルネスドッグフードをお試しするにしても800gサイズ以上の本商品を1袋は購入する必要があります。

ただ、どちらにせよお試しサンプルくらいの少量だと、愛犬の食の好みや体質に合っているかどうかをしっかりと判断できません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛犬に合っているかをじっくりと確認することをおすすめしています。

まとめ

ウェルネスドッグフードは、主原料として良質な肉・魚が使われていることに加えて小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、全体的にかなり高タンパクな傾向があります。

また、タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違うドライフードとウェットフードを取り揃えており、愛犬の年齢や体質、飼育環境に配慮してフードを選べるようになっています。

そして、グレインフリーのドライフードや動物性タンパク源が1種類に限定されたドライフードもあるので、複数のタンパク源にアレルギーのある犬たちにも対応しやすいです。

販売価格については平均よりもやや高めと言えるくらいの範囲ですし、「愛犬には品質と価格のバランスが取れたドッグフードを与えたい」と考えているなら、ウェルネスドッグフードをお試ししてみる価値はあるでしょう。

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