
高品質な肉原材料が贅沢に使われているイギリス産プレミアムフードのカナガン。
犬にとって必要のない香料・着色料が使われていないのはもちろん、消化不良の原因になりにくいグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのも特徴です。
今回はカナガンドッグフード チキンの口コミ・評判を143件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
カナガンドッグフード チキンの悪い口コミ・評判
カナガンドッグフード チキンの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「市販の国産フードと比べると値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、カナガン チキンに使われている原材料の種類や餌の切り替え方が大きく関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合わなかった(21件)
- 値段が高い(18件)
- 食いつきはいまいち(17件)
という結果になっています。
(※口コミ・評判は2021年4月にAmazon、ツイッター、インスタグラムで調査しました)
うちの犬には合わなかった
カナガン チキンの悪い口コミ・評判で一番多かったのが、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューでした。
その中でも「軟便・下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」といった消化不良に関わるレビューが多かったです。
下痢や吐き戻しの原因としてまず考えられるのは、食物アレルギーか餌の急な切り替えです。
カナガン チキンはアレルギーの原因になりやすい穀物を使用していないグレインフリーのドッグフードですが、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、カナガン チキンには鶏肉と卵が使われていますが、犬によっては特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることがあります。
そのほかにも、イモ類・豆類がアレルギーの原因になることもあります。
(※カナガン チキンに使われているイモ類・豆類は、サツマイモ・エンドウ豆・ジャガイモです)
次の餌の切り替え方についてですが、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、カナガン チキンに慣れるまで下痢や吐き戻しが増える可能性があります。
急な餌の切り替えは消化不良の原因を特定しづらくなってしまうため、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。
また、吐き戻しに関しては一気食いが原因になっている可能性も考えられますね。
値段が高い
次に多かった悪い口コミ・評判は、「カナガン チキンは市販の国産フードに比べると値段が高い」というレビューです。
良質な動物性原材料が主原料として使われていることに加えて、香料・着色料が使われていないイギリス産のグレインフリーフードということもあり、カナガン チキンの100gあたりの値段は約252円と安くはありません。
(※通常購入時の販売価格を参考にしています)
いくら品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
ちなみに、カナガンの公式サイトでは定期コースが導入されており、注文金額に応じて10〜20%オフの値段でカナガン チキンを購入することができます。
また、カナガンの定期コースには継続回数の縛りがなく、次回お届け日の7日前までに連絡すれば初回限りで解約することもできるので、カナガン チキンをお試しするなら定期コースで1袋だけ注文し、10%オフの値段で購入するのがおすすめです。
食いつきはいまいち
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」という内容のレビューでした。
一般的には香料を使って風味が整えられたフードの方が食いつきがいい傾向にありますが、カナガン チキンには香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられています。
そのため、香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、カナガン チキンの風味にあまり魅力を感じられない可能性があります。
そのほかには、粒の形状が好みではなかった可能性も考えられますね。
カナガン チキンの粒はドーナツ型で、粒の大きさは直径10mmくらい、厚さは4.5mmくらいです。
まだ体が小さな子犬や小柄な成犬・シニア犬には食べやすいサイズと言えますが、大粒のドライフードが好きな愛犬にとっては食べごたえがないかもしれません。
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カナガンドッグフード チキンの総合評価
カナガンドッグフード チキンの良い口コミ・評判
カナガンドッグフード チキンの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して食べさせられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、カナガン チキンには良質な肉原材料が贅沢に使われていることや、消化不良の原因になりにくいグレインフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(45件)
- うちの犬には合っている(26件)
- 原材料に安心感がある(13件)
- 成分バランスがいい(3件)
という結果になっています。
食いつきがいい
カナガン チキンの口コミ・評判で一番多かったのが、「食いつきがいい」というレビューでした。
「あまり食べない」というレビューが17件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが45件という割合を踏まえると、カナガン チキンは比較的たくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いフードと捉えることができます。
また、公式サイトには【ユーザーアンケートの結果、90%が食いつきがいいと回答】、といった内容が掲載されています。
これはユーザー353人に対するアンケートということで、かなり信頼できる結果のように感じますね。
(※調査は2021年9月に販売会社のレティシアンが行ったものです)
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、カナガン チキンは消化不良の原因になりにくいグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることでしょう。
安さを押し出した激安フードのほとんどには、肉類よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、グレインフリーのレシピを採用しているカナガン チキンなら、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛犬にも安心して与えられます。
それと、カナガン チキンには繊維質も適度に含まれているので、愛犬の毎日のスッキリに配慮したいと考えている場合にもお試ししてみる価値はあるでしょう。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「カナガン チキンは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、食に敏感でお腹が弱い愛犬を飼っている方にとっては、消化不良の原因になりにくいグレインフリーのレシピを採用していることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、ドッグフードの中にはBHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が使われているものがありますが、カナガン チキンにはそれらの酸化防止剤が使われていません。
そのほかにも、着色料を使って色味をつけているフードもありますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。
着色料を使ってまでフードに色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。
このような理由もあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは、着色料が使われているフードは避けられがちな傾向があります。
それに対して、カナガン チキンには犬にとって必要のない着色料は使われておらず、人間目線ではなく犬目線で作られたドッグフードと捉えることができますね。
成分バランスがいい
良い口コミ・評判の中には、カナガン チキンの成分バランスを評価するレビューもありました。
カナガン チキンは良質な肉原材料が贅沢に使われているグレインフリーフードということもあり、一般的な成犬向けの主食用ドライフードと比較すると高タンパク・高脂質・高カロリーになっています。
このことから、運動量が多い活発な成犬や食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして特におすすめです。
また、カナガン チキンは子犬にも与えることができる全年齢対応フードで、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしても向いています。
カナガンドッグフード チキンの口コミ・評判まとめ
カナガンドッグフード チキンの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「市販の国産フードと比べると値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、カナガンドッグフード チキンの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して食べさせられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、カナガン チキンには良質な肉原材料が贅沢に使われていることや、消化不良の原因になりにくいグレインフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。
- うちの犬には合わなかった
- 値段が高い
- 食いつきはいまいち
- 食いつきがいい
- うちの犬には合っている
- 原材料に安心感がある
- 成分バランスがいい
カナガンドッグフードはチキンを含めて4種類
カナガンドッグフードにはチキンを含めて4種類のラインナップがあり、ドライフードについては3種類、ウェットフードについては缶詰タイプが1種類となっています。
ドライフード
商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
カナガンドッグフード チキン | チキン生肉 | 29% | 15% | 9% | 376kcal |
カナガンドッグフード サーモン | 生サーモン | 30% | 12% | 9% | 370kcal |
カナガンデンタルドッグフード | 七面鳥生肉 | 30% | 14% | 9% | 370kcal |
ドライフードは「カナガンドッグフード チキン」、「カナガンドッグフード サーモン」、「カナガンデンタルドッグフード」の3種類です。
どれも高タンパクなドライフードという点は共通していますが、それぞれで動物性タンパク源の内容が違い、カナガンデンタルには七面鳥生肉が主原料として使われています。
また、カナガンデンタルには天然の海藻を主成分とした、”プロデン・プラークオフ”が配合が配合されているのも特徴です。
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カナガンドッグフード サーモンを6段階で評価!愛犬家の口コミも検証
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カナガンデンタルドッグフードの口コミや評判を調査・検証!
ウェットフード(缶詰)
商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ | チキン | 8% | 3% | 86% | 115kcal |
缶詰タイプのウェットフード「カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ」は、良質な平飼いチキンを主原料として使いつつ、サツマイモやバナナ、ブロッコリーやリンゴといった野菜・果物がバランスよく配合されています。
主食として与えることができる基準を満たしたウェットフードなので、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできますよ。
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カナガンのウェットフード(缶詰)の口コミは?愛犬家のレビューを検証!
カナガン チキンのお試しサンプルについて
カナガン チキンのお試しサンプルの配布は行われていません。
ただ、100円モニターを募集していることがあり、タイミングが合えば100gのモニターセットをお試しすることができます。
とは言え、100円モニターの募集はいつ行われるのか分からないので、基本的にはお試しするにも2kgサイズの本商品を1袋は購入する必要があると思っておきましょう。
愛犬に合わなかった場合を考えると、本商品の注文に中々踏み切れないかもしれませんが、当サイトでは積極的にはモニターセットのような少量のお試しサンプルをおすすめしていません。
100gくらいの少量パックだと、ざっくりとした食いつきの判断しかできませんし、体質に合っているかどうかの判断もできませんからね。
そのため、当サイトでははじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入し、愛犬の食いつきと変化をじっくりと確認することをおすすめしています。
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カナガンドッグフード チキンの総合評価
カナガン チキンをお試ししてレビュー!
カナガンドッグフード チキンを実際にお試ししてみました!
カナガン チキンが到着してダンボールの中を開けてみると・・・
(※撮影した同梱物は2023年3月時点のものです)
カナガン チキンのほかに販売会社レティシアンのブランドブックや、定期コースの特典であるフードスクープが同梱されていました。
また、ライフステージ別のフードの与え方や新しいフードへの切り替え方、開封後のフードの保存方法や適切な給餌量のアドバイスが書かれた”お悩み解決ハンドブック”も同梱されており、初めて犬を飼う方にも配慮されていると感じました。
カナガン チキンのパッケージの裏面はこんな感じで、使われている原材料のこだわりや主要な原材料の特徴、原材料一覧と成分表が掲載されています。
(※ライフステージ別の給餌量の目安表は側面に掲載されています)
原材料の詳しいレビューは後ほどの項目でしていきますが、一つ一つの原材料の名称が具体的に書かれているだけでなく、動物性原材料の割合まで掲載されているのは好印象です。
実際に袋を開けてまず思ったことは、かなり強めの香りということ!
袋を覗き込まなくても感じ取れるくらいの香りで、これが食いつきのよさに繋がるのでしょうね。
ちなみに、カナガン チキンの袋にはダブルジッパーが付いています。
ジッパーが上下に二つついているので、きちんと閉めればシングルジッパーよりも密閉度は高いです。
少し慣れが必要かもしれませんが、コツさえ掴めばよほど問題ないでしょう。
カナガン チキンのようにジッパーが付いているフードは、開封後にわざわざ別の保存容器に移し替える手間がなくて楽ですよね。
カナガン チキンの粒は、中央に穴が空いたドーナツ型になっています。
こうやって手にとって確認してみると、粒によって大きさや形に多少のバラつきがあることがよく分かると思います。
試しにいくつかの粒をピックアップしてサイズを測ってみた結果・・・
直径は10mm程度、厚みは4.5mm程度といったところで、小型犬にも食べやすいサイズだと感じました。
カナガンドッグフード チキンの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E) |
ここからは、カナガンドッグフード チキンの原材料を評価していきます。
良質な肉原材料が贅沢に使われているドッグフード
まず第一に言えることは、カナガン チキンは良質な肉原材料が贅沢に使われているドッグフードということです。
主原料として使われているチキン生肉の割合は26%、第二原材料として使われている乾燥チキンの割合は25%と、2つの肉原材料が全体の半分以上の割合を占めています。
また、ドッグフードの中には品質や部位が不明瞭な肉原材料が使われているものがありますが、カナガン チキンにはヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉原材料が使われており、部位が不明瞭な原材料も見当たりません。
(※乾燥原材料などはペットフード用に生産されたものが使われています)
グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
カナガン チキンは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴です。
穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではありませんが、穀物が過剰に使われている低タンパク・高炭水化物のフードは肉食傾向の雑食である犬の食生活に配慮されたフードとは言いづらいです。
それに対して、カナガン チキンは良質な肉原材料が贅沢に使われているグレインフリーフードというだけあって、高タンパクなドッグフードになっています。
また、栄養バランスを考慮して【サツマイモ/エンドウ豆/ジャガイモ】といったイモ類・豆類、【リンゴ/ニンジン/ホウレンソウ/クランベリー】といった果物・野菜が配合されていることも見逃せません。
犬にとって必要のない香料・着色料は不使用
口コミ・評判の項目でも触れたように、カナガン チキンには犬にとって必要のない香料・着色料が使われていないことも評価できます。
香料を使って風味が整えられているフードは珍しくありませんが、カナガン チキンは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。
そして、フードの見た目をよくするために使われる着色料も使われておらず、人間ではなく犬の立場になって作られているドッグフードと捉えることができます。
それに加えて、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤も使われていません。
賞味期限と保存方法について
カナガン チキンの未開封時の賞味期限については、パッケージ裏側の中央あたりに印字されています。
BBDというアルファベット以降に【日/月/年】の順で印字されているので、カナガン チキンが届いたら念のために賞味期限を確認しておくことをおすすめします。
開封後は賞味期限にかかわらず、なるべく早く消費するようにしてください。
保存方法に関しては、高温多湿や直射日光・照明の当たる場所を避けた上で、できる限り空気に触れさせないことが大切です。
カナガンドッグフード チキンの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 29%以上 |
脂質 | 15%以上 |
粗繊維 | 5.25%以下 |
灰分 | 11.25%以下 |
水分 | 9%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 2.8% |
オメガ3脂肪酸 | 0.9% |
カルシウム | 1.86% |
リン | 1.42% |
エネルギー | 376kcal/100g |
原材料の次は、カナガンドッグフード チキンの成分を評価していきます。
子犬からシニア犬にまで対応の主食用フード
カナガン チキンは、子犬からシニア犬にまで与えられる全年齢対応の主食用フードです。
このことを踏まえつつ、カナガン チキンの主要な成分値を見てみるとタンパク質は29%以上と、良質な鶏肉の割合が全体の半分以上を占めていることもあり、高タンパクなドライフードになっています。
そして、脂質については15%以上、100gあたりのカロリーは376kcalと、一般的な成犬向けの主食用ドライフードと比べると脂質とカロリーが高めです。
こういった成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして特におすすめです。
もちろん、給餌量の調整次第で運動量が控えめな成犬や、歳をとって活動量が落ちたシニア犬にも問題なく与えられますよ。
なお、カナガン サーモンについてはチキンよりも脂質とカロリーがやや控えめになっており、食の好みだけでなく運動量と食事量に配慮してどちらかを選ぶこともできます。
カナガンドッグフード チキンの給餌量の目安
カナガンドッグフード チキンのパッケージには子犬と成犬の給餌量の目安が掲載されていますが、いずれに関してもあくまで”目安”でしかありません。
体質や飼育環境によって給餌量は変わってくるので、定期的に愛犬の体重を量って分量を調節するようにしましょう。
子犬の1日あたりの給餌量
成犬時の体重 | 2〜3ヶ月 | 4〜5ヶ月 | 6〜7ヶ月 |
---|---|---|---|
1〜5kg | 60〜70g | 80〜90g | 90〜100g |
5〜10kg | 140〜150g | 160〜170g | 170〜180g |
10〜15kg | 160〜170g | 180〜190g | 200〜210g |
15〜20kg | 200〜210g | 220〜230g | 240〜250g |
20〜25kg | 290〜300g | 310〜320g | 330〜340g |
25〜30kg | 350〜360g | 370〜380g | 390〜400g |
成犬時の体重 | 8〜9ヶ月 | 10〜11ヶ月 |
---|---|---|
1〜5kg | 80〜90g | 60〜70g |
5〜10kg | 160〜170g | 150〜160g |
10〜15kg | 200〜210g | 180〜190g |
15〜20kg | 240〜250g | 220〜230g |
20〜25kg | 330〜340g | 310〜320g |
25〜30kg | 410g | 390〜400g |
カナガン チキンの子犬の1日の給餌量の目安は表の通りです。
子犬は一度にたくさんの量を食べられないので、生後2ヶ月くらいまでは1日4回、生後3〜4ヶ月くらいまでは1日3回を目安にご飯の回数を分け、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後5ヶ月以降のご飯の回数は1日2回を目安にし、成犬になってからも基本的には同じ回数で大丈夫です。
成犬の1日あたりの給餌量
体重 | 給餌量 |
---|---|
1〜5kg | 25〜80g |
5〜10kg | 80〜140g |
10〜15kg | 140〜190g |
15〜20kg | 190〜235g |
20〜25kg | 235〜275g |
25〜30kg | 275〜315g |
カナガン チキンの成犬の1日の給餌量の目安は表の通りです。
もちろん、飼育環境や体質によって必要カロリーが変わってくるので、運動量が控えめな場合には1〜2割ほど減らすなどの工夫が必要になります。
なお、成犬のご飯の回数は1日2回が目安と説明しましたが、どうしても餌を食べすぎてしまう食欲旺盛な愛犬にはご飯の回数を3回に増やしてみてください。
ご飯の回数を増やすことで空腹の時間が短くなるので、結果的に食べすぎ防止に繋がります。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
公式 | 楽天 | Amazon | |
---|---|---|---|
販売価格 | 5,038円 | – | 5,918円 |
送料 | 880円 | – | 無料 |
カナガンドッグフード チキンは店舗では取扱いがない通販限定のドッグフードです。
(※販売状況と販売価格は2023年12月に確認しました)
また、正規販売店のレティシアンはAmazon以外の通販サイトには出店していないので、カナガン チキンの正規品を購入できるのは公式サイトとAmazonのどちらかになります。
楽天市場でカナガン チキンが出品されていたとしても転売品(非正規品)ですし、ヤフオクなどで出品されているものも個人が出品しているものです。
非正規品は賞味期限や管理状態に不安がありますし、利益を出すために定価よりも高額な値段で出品されているケースがほとんどなので、カナガン チキンを購入するなら公式サイトかAmazonを利用することをおすすめします。
それと、Amazonにも転売品が出品されていることがあるので、Amazonを利用する場合は販売業者が”レティシアン”になっているかどうかを必ず確認するようにしてください。
カナガン チキンの正規品の販売価格に関しては、公式サイトが5,038円+送料880円、Amazonが送料無料の5,918円です。
つまり、公式サイトとAmazonのどちらで注文しても総額は変わらない・・・ということになります。
ただ、公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースで注文すると割引価格でカナガン チキンを購入することができます。
公式サイトの定期コースについて
カナガン チキンの販売価格は通常5,038円ですが、定期コースを利用すると10%オフの4,534円で購入できます。
また、カナガン チキンの定期コースはまとめ買いするほど割引率が上がり、最大割引率は20%となっています。
定期コースのまとめ買い袋数に応じた割引率と、割引後の1袋あたりの販売価格は表の通りです。
袋数 | 割引率 | 販売価格 (1袋あたり) |
---|---|---|
1袋 | 10%オフ | 4,534円 |
2〜5袋 | 15%オフ | 4,282円 |
6袋以上 | 20%オフ | 4,030円 |
それと、カナガン チキンの定期コースには特に継続回数の縛りはなく、もし愛犬に合わないと感じた場合は1回限りで解約することもできます。
解約にあたって解約金や違約金といった費用もかからないので、まずは定期コースで1袋だけお試し注文してみて、愛犬の食いつきと変化を確認しながら継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。
ただ、解約手続きは次回お届け日の7日前までに行う必要があることには気をつけてください。
定期コースの休止や袋数の変更、解約手続きはマイページや電話、FAXやお問い合わせフォームから簡単に行えるので、心配な場合は配送周期に余裕を持たせておくといいでしょう。
カナガン チキンとモグワンの違いを比較
カナガン チキンの正規販売店のレティシアンは、モグワンというドッグフードも販売しています。
そして、カナガン チキンとモグワンは比較されることが多く、2つのドッグフードの違いがよく分からないというレビューも見かけたので、分かりやすいようにカナガン チキンとモグワンの販売価格や原材料、成分を比較してみました!
項目 | カナガン チキン | モグワン |
---|---|---|
内容量 | 2.0kg | 1.8kg |
通常購入時の価格 (1袋あたり) |
5,038円 | 5,038円 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
4,534〜4,030円(10〜20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
4,534〜4,030円(10〜20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
主原料 | チキン生肉 | チキン&サーモン |
動物性タンパク源 | 鶏、卵 | 鶏、魚 |
穀物 | 不使用 | 不使用 |
香料・着色料 | 無添加 | 無添加 |
保存料 | 無添加 | 無添加 |
タンパク質 | 29%以上 | 27%以上 |
脂質 | 15%以上 | 10%以上 |
エネルギー (100gあたり) |
376kcal | 361.5kcal |
1袋あたりの販売価格はどちらも変わりませんが、カナガン チキンはモグワンよりも内容量が多くなっており、グラムあたりの値段はカナガン チキンの方が安いです。
メインのタンパク源に関しては、どちらも鶏肉が使われています。
ただ、カナガン チキンの動物性タンパク源は鶏肉と卵、モグワンの動物性タンパク源は鶏肉と魚という違いがあるほかに、動物性タンパク源のほとんどが鶏肉となっているカナガン チキンに対して、モグワンは魚の割合も多くなっています。
穀物が一切使われていないグレインフリーのドライフードということと、犬にとって必要のない香料・着色料が使われていない点はカナガン チキンもモグワンも同じです。
成分バランスについては、モグワンはカナガン チキンよりもタンパク質と脂質とカロリーが控えめになっています。
このような成分バランスを踏まえて、カナガン チキンは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬用フードとして、モグワンは運動量が控えめな成犬やシニア犬用フードとしておすすめしています。
▼モグワンの詳しい解説はこちら
モグワンドッグフードの口コミはどう?評判を踏まえて6段階で評価!
カナガンドッグフード チキンの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 5.0 |
成分 | 4.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 4.0 |
コスパ | 3.5 |
総合評価 | Sランク (S〜Eの6段階評価) |
通常購入時の価格 | 5,038円/2kg×1袋 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
販売会社 | 株式会社レティシアン |
当サイトのカナガンドッグフード チキンの総合評価はSランクです。
犬にとって必要のない香料・着色料が使われていないことに加えて、良質な動物性タンパク源が贅沢に使われているグレインフリーフードということで、原材料の品質と安全性には文句のつけようがありません。
また、まとめ買いするほどお得な定期コースが導入されており、定期コースに継続回数の縛りがないことも評価できます。
そのため、まずは定期コースで1袋お試し注文してみて、愛犬の食いつきと変化を確認しながら継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。