
つぶらな瞳に大きな耳が印象的な超小型犬のチワワは、遊ぶことが好きで活発な一面もあります。
そんなチワワの餌を選ぶにあたっては、タンパク質の割合と種類、脂質とカロリーのバランスに注目してドッグフードを選んであげたり、チワワ向けの成分が配合(強化)されているかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。
この記事ではチワワ向けのドッグフードの選び方や、チワワにおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
- チワワのドッグフードの選び方
- チワワ用として口コミ・評判のいいドッグフード30種
- チワワにおすすめのドッグフード10選
- チワワの餌で迷った時にはモグワンがおすすめ
- チワワの餌の量と回数
- チワワがドッグフードを食べない時の対処法
- チワワの餌代について
- チワワのドッグフードに関するQ&A
- 市販のドッグフードでチワワにおすすめなのは?
- チワワにおすすめの国産ドッグフードはある?
- チワワの子犬(パピー)におすすめのドッグフードは?
- チワワの老犬(シニア犬・高齢犬)におすすめのドッグフードは?
- チワワにおすすめのグレインフリーのドッグフードは?
- チワワにおすすめの安くてコスパのいいドッグフードはある?
- チワワにおすすめの高級ドッグフードは?
- チワワにおすすめの小粒のドライフードは?
- チワワにおすすめの半生タイプのドッグフードは?
- チワワにおすすめのウェットタイプのドッグフードは?
- チワワ向けの柔らかいドッグフードの選び方のポイントは?
- チワワのドッグフードをふやかす場合のポイントは?
- チワワにおすすめの無添加ドッグフードは?
- チワワにおすすめの食いつきのいいドッグフードは?
- チワワにおすすめの低カロリーのドッグフードは?
- チワワにおすすめの鶏肉(チキン)メインのドッグフードは?
- チワワにおすすめの馬肉メインのドッグフードは?
- まとめ
チワワのドッグフードの選び方
チワワのドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。
順番に見ていきましょう。
肉・魚が主原料として使われているか
はじめに確認したおきたいのは、肉・魚(動物性原材料)が主原料として使われているかです。
これはチワワに限った話ではなく、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素です。
その一方で、ドッグフードの価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良や涙やけの原因になりえます。
このことからチワワには、肉・魚が主原料として使われている高タンパクなドッグフードを選んであげることをおすすめしています。
ドッグフードの原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されており、先頭に鶏肉やサーモンといった動物性原材料が記載されていれば、肉・魚が主原料として使われているドッグフード・・・ということになります。
ただ、第二原材料以降に穀物やイモ類・豆類が続いており、全体で見れば肉・魚の割合がそれほど多くないドッグフードもあるので、第二原材料以降と成分表のタンパク質含有量もあわせて確認しておきましょう。
良質な原材料が使われているか
タンパク質の割合だけでなく、原材料の品質にも気を配っておきたいところです。
例えば、”家禽ミール”や”ミートミール”といった動物性原材料が使われているドッグフードがありますが、どちらも具体的に何の動物の肉が使われているのか分かりませんし、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。
それとは対照的に、品質にこだわりを持って作られているドッグフードは”新鮮鶏肉”、”生サーモン”といったように原材料の内容が明記されており、「人用の食品レベルの原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。
ただ、家禽ミールやミートミールが使われているドッグフードでも、公式サイトやパッケージに内容と品質の補足がされていることがあるので、公開されている情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。
タンパク源の種類が愛犬に合っているか
特定のタンパク源にアレルギーのあるチワワも少なくないので、タンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。
アレルギーの原因は犬によって様々ではあるものの、穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆が特にアレルギーの原因になりやすい傾向があります。
そのため、小麦アレルギーの愛犬には小麦不使用のドッグフードを、牛肉アレルギーの愛犬には牛肉不使用のドッグフードを・・・といったように、愛犬の体質に合わせて選んであげることも大切です。
ちなみに、最近はグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードに注目が集まっていますが、穀物全般にアレルギーがなければグレインフリーは必須ではありません。
ただ、タンパク源の種類が少ないドッグフードはアレルギーの原因を特定しやすいというメリットがあるので、食に敏感な愛犬にはグレインフリーのドッグフードや、動物性タンパク源が限定されたドッグフードからお試ししてみるのも一つの手です。
脂質とカロリーのバランスは愛犬向きか
足腰や関節に負担がかかりやすいチワワですが、体重が増えすぎるとさらに負担が大きくなります。
このことから、愛犬の食事量と運動量に配慮してドッグフードを選ぶことも重要です。
例えば、運動量が少ない愛犬や食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬には、脂質とカロリーが控えめなドッグフードが向いています。
その逆に、少食でたくさんの量が食べられない愛犬や、運動量が多い活発な愛犬には脂質とカロリーが高めなドッグフードがおすすめです。
また、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬には成犬時よりも高脂質・高カロリーなドッグフードを、歳をとって活動量が落ちたシニア犬には成犬時よりも低脂質・低カロリーなドッグフードを・・・といったように、愛犬の年齢に配慮して選ぶことも大切なことです。
チワワ向けの成分が含まれているか
そのほかには、チワワ向けの成分が配合(強化)されているかに注目しておくといいでしょう。
先ほども触れたように、チワワは足腰や関節に負担がかかりやすいので、【グルコサミン/コンドロイチン/コラーゲン/ヒアルロン酸/MSM(メチルスルフォニルメタン)】といった成分が配合されているドッグフードが特におすすめです。
また、愛犬の毛並み・毛艶に配慮してドッグフードを選びたいと考えている場合には、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスに注目してみてください。
2つの脂肪酸はどちらか一方だけを摂り入れればいいというわけではなく、バランスよく摂り入れることが大切です。
そして、現時点の暫定的な見解ではあるものの、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【5:1~10:1】くらいがいいのではないかと考えられています。
不要な添加物が使われていないか
不要な添加物が使われていないかにも注目すべきです。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードも少なくありませんが、これらの人工添加物が涙やけやアレルギーの原因になることがあります。
BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤については、ドッグフードの酸化を抑えるために添加されるものの、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。
人工の着色料に関してはドッグフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。
つまり、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はないということです。
愛犬が食べやすい粒サイズかどうか
ドライフードの場合、愛犬が食べやすい粒サイズかどうかという点も重要です。
チワワは口が小さな超小型犬なので、これといったこだわりがなければ小粒サイズのドライフードがおすすめです。
また、カリカリとした食感が苦手な愛犬にはぬるま湯でふやかしてから与えるのもいいですし、ドライフードよりも水分量が多いセミモイスト(半生)タイプのドッグフードを選ぶのも一つの手です。
チワワ用として口コミ・評判のいいドッグフード30種
商品名 | 主原料 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | カロリー (100gあたり) |
オメガ6:オメガ3 | 気がかりな原材料 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロイヤルカナン(チワワ専用フード 成犬用) | 米 | 26.0%以上 | 14.0%以上 | 10.5%以下 | 393kcal | ? | 動物性脂肪、加水分解タンパク |
スタイルズ(チワワ用) | 肉類 | 12.5%以上 | 3.3%以上 | 35.0%以下 | 250kcal | ? | プロピレングリコール、pH調整剤、エリソルビン酸ナトリウム |
プロマネージ(チワワ専用) | チキンミール | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 10.0%以下 | 365kcal | ? | チキンミール、家禽類、BHA、BHT |
モグワン | チキン&サーモン | 27%以上 | 10%以上 | 9%以下 | 361.5kcal | 1.4:1 | – |
ベストバランス(カリカリ仕立て チワワ用) | 穀類 | 21.0%以上 | 11.0%以上 | 12.0%以下 | 約360kcal | ? | チキンミール、動物性油脂、pH調整剤 |
ナチュラルハーベスト(マイリトルダーリン) | ワイルドボアー | 32.5%以上 | 13.0%以上 | 10.0%以下 | 345kcal | 3.6:1 | – |
オブレモ(馬肉フード) | 馬肉 | 19.8%以上 | 10.8%以上 | 10.0%以下 | 366kcal | ? | – |
ドクタープロ(チワワフード) | チキンミール | 27.0%以上 | 15.0%以上 | 10.0%以下 | 367kcal | ? | チキンミール、ターキーミール |
ウェルケア(チワワ専用 成犬〜シニア犬) | 肉類 | 24.5%以上 | 11.0%以上 | 10.0%以下 | 335kcal | ? | チキンミール |
アカナ(スモールブリード 成犬用) | 新鮮鶏肉 | 31%以上 | 17%以上 | 12%以下 | 351kcal | 2.6:1 | – |
カナガン(チキン) | チキン生肉 | 29%以上 | 15%以上 | 9%以下 | 376kcal | 3.1:1 | – |
ユーカヌバ(小型犬用 成犬用) | 肉類 | 26.0%以上 | 16.0%以上 | 9.0%以下 | 405kcal | ? | 動物性脂肪 |
ヤムヤムヤム(チキン ドライタイプ) | 鶏肉 | 23.9%以上 | 8.5%以上 | 10.0%以下 | 348kcal | 4.9:1 | – |
やわか | 鶏肉 | 17.3%以上 | 7.6%以上 | 27.0%以下 | 287kcal | ? | – |
ナチュロル | 新鮮牛生肉 | 23〜27% | 10%以上 | 9%以下 | 400kcal | ? | – |
サイエンスダイエット(小型犬用 成犬用 チキン) | トリ肉 | 21.0%以上 | 13.0%以上 | 10.0%以下 | 373.1kcal | 6.6:1 | 動物性油脂 |
シュプレモ(超小型犬用 成犬用) | チキン(肉) | 28.0%以上 | 19.0%以上 | 10.0%以下 | 380kcal | 7:1 | タンパク加水分解物 |
ウィリアム | 肉類 | 26.5% | 19% | 10% | 397.8kcal | 6.7:1 | – |
ナチュラルチョイス(超小型犬 成犬用 チキン&玄米) | チキン(肉) | 25.0%以上 | 16.0%以上 | 10.0%以下 | 370kcal | 10:1 | タンパク加水分解物 |
ブッチ(ブラック・レーベル) | ビーフ | 10.5%以上 | 8.0%以上 | 74.5%(最大) | 116kcal | ? | – |
グランデリ(ふっくら仕立て 食べやすい超小粒 全成長段階) | 穀類 | 17.6%以上 | 7.5%以上 | 30%以下 | 約295kcal | ? | ビーフミール、ポークミール、チキンミール、ササミパウダー、油脂類、プロピレングリコール、pH調整剤、調味料、着色料、亜硝酸Na |
ドクターケアワン | 鶏肉 | 21.8%以上 | 8.3%以上 | 10.0%以下 | 347kcal | ? | – |
アイムス(成犬用 小型犬用 チキン小粒) | 肉類 | 26.0%以上 | 15.5%以上 | 10.0%以下 | 392kcal | 8.3:1 | チキンミール、家禽ミール、BHA、BHT |
アーテミス(フレッシュミックス スモールブリード 成犬用) | フレッシュチキン | 25.0%以上 | 15.0%以上 | 10.0%以下 | 368.3kcal | 6:1 | – |
コンボ(超小粒) | 穀類 | 20.0%以上 | 9.0%以上 | 20.0%以下 | 310kcal | ? | チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、プロピレングリコール、pH調整剤、デヒドロ酢酸ナトリウム、膨張剤、着色料、エリソルビン酸ナトリウム、香料 |
ロータス | イワシ | 25%以上 | 14%以上 | 10%以下 | 342.8kcal | ? | – |
シーザー(チキンと4種の農園野菜入り 超小粒) | チキンミール | 25.0%以上 | 12.0%以上 | 10.0%以下 | 355kcal | ? | チキンミール、家禽類、BHA、BHT |
ペディグリー(それいけ!小型犬 成犬用 チキン入り) | 穀類 | 21.0%以上 | 12.0%以上 | 10.5%以下 | 370kcal | ? | タンパク加水分解物、着色料、BHA、BHT、pH調整剤 |
ウェルネス(穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚) | 白身魚 | 26.0%以上 | 12.0%以上 | 10.0%以下 | 約356kcal | 2:1 | – |
ココグルメ(チキン&ベジタブル) | 国産鶏肉 | 13.2%以上 | 6.0%以上 | 71.4%以下 | 124kcal | ? | – |
チワワ用として口コミ・評判のいい人気ドッグフード30種の主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかどうかを比較してみました。
ひとつひとつの項目を見比べてみると、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているドッグフードがあることが分かりますね。
また、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフードがあることや、犬にとって必要のない添加物が使われているドッグフードがあることも分かります。
なお、“動物性油脂(動物性脂肪)”と“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”に関しては、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていないというわけではありません。
ただ、ここで取り上げている動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのかが分からないことに加えて、添加されている酸化防止剤の種類の補足がないことが気がかりです。
タンパク加水分解物についても、製造工程についての説明が見当たらないことが気になりました。
チワワにおすすめのドッグフード10選
これまでの内容を踏まえつつ、チワワにおすすめの10種類のドッグフードを紹介します。
なお、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査)
モグワン
通常購入時の価格 | 5,456円/1.8kg |
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定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,910円(10%オフ) 2〜4袋:4,637円(15%オフ) 5袋以上:4,364円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 (3袋を定期購入時) |
約258円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約148円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
メインのタンパク源として良質なチキンとサーモンが使われていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているモグワン。
動物性原材料の割合は全体の56.5%を占めており、チワワにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
また、口の小さなチワワにも食べやすい小粒サイズのドライフードということや、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも見逃せません。
主要な成分バランスについても、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、室内飼いで運動量がそこまで多くないチワワの主食としてぴったりです。
カナガン
※各項目はドライフード「チキン」のものです
通常購入時の価格 | 5,038円/2kg |
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定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 (2袋を定期購入時) |
約214円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約118円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
メインのタンパク源が違う3種類のドライフードがあるほか、缶詰タイプのウェットフードまで取り揃えているカナガン。
ここで取り上げているのは第一原材料としてチキン生肉が、第二原材料として乾燥チキンが使われているドライフードの「チキン」で、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることや、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることはモグワンと同じです。
ただ、カナガン チキンはモグワンよりも高タンパク・高脂質・高カロリーなドライフードになっており、育ち盛りの子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして向いています。
もちろん、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われていませんし、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスも【3.1:1】とまずまずです。
ウェルネス
※各項目は「穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚」のものです
価格/内容量 | 2,398円/800g 3,901円/1.8kg |
---|---|
100gあたりの価格 (1.8kgの販売価格を参照) |
約217円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約135円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
主原料として肉・魚を使いつつ、小麦グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しているウェルネス。
また、年齢や飼育環境に配慮して成分バランスを調整したドライフードを取り揃えており、愛犬の運動量や食事量に配慮してフードを選べるようになっています。
この記事で取り上げている「穀物不使用 全犬種用 1歳以上用 白身魚」については、やや高タンパクな一方で脂質とカロリーはやや控えめに調整されており、室内飼いの成犬向けと捉えることができます。
また、主食用ウェットフードも取り揃えており、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることができるのも強みです。
アカナ
※各項目は「スモールブリード 成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,480円/340g 5,478円/2kg 12,380円/6kg |
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100gあたりの価格 (2kgの最安値を参照) |
約274円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約123円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
アカナは良質な動物性原材料が主原料として使われているだけでなく、低GIの野菜・果物が使われている高タンパク・低炭水化物なドッグフードです。
また、犬種(サイズ)や食の好み、年齢や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整した様々なドライフードを取り揃えています。
ここで取り上げた「スモールブリード 成犬用」については、高タンパク・高脂質かつカロリーはやや控えめで、適度に運動をする成犬用フードとしておすすめです。
なお、アカナはほとんどのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していますが、【クラシック】というシリーズには穀物(オーツ麦)が使われています。
シュプレモ
※各項目は「超小型犬用 成犬用」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
2,145円/800g 3,984円/2kg 6,487円/4kg |
---|---|
100gあたりの価格 (2kgの最安値を参照) |
約199円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約120円 |
穀物 | モロコシ、オーツ麦、玄米、粗挽き米、大麦 |
ニュートロのシュプレモもアカナと同じように年齢や犬種(サイズ)、食の好みや飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したフードを取り揃えています。
この記事で取り上げている「超小型犬用 成犬用」については、高タンパク・高脂質かつカロリーは標準的なドライフードになっていますが、食べすぎてしまう傾向のある成犬向けに、脂質とカロリーがかなり控えめに調整されたドライフードもあります。
また、どのラインナップも肉・魚が主原料として使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していること、全体的に高タンパクな傾向があることも評価できます。
“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、プレミアムドッグフードの中ではかなり手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。
ココグルメ
通常購入時の価格 | 980円/100g×4袋(初回かつ1日500名限定) 2,480円/100g×4袋 6,238円/100g×12袋 7,491円/100g×16袋 |
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定期購入時の価格 | 4,990円/100g×12袋 5,990円/100g×16袋 ※定期コースは20%オフ |
100gあたりの価格 (16袋を定期購入時) |
約374円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約346円 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
ココグルメは水分量が多い手作りごはん風ドッグフードで、グレインフリーのレシピを採用した4種類の主食用フードを取り揃えています。
どのラインナップも高タンパクという点は変わりませんが、動物性タンパク源の種類が違ったり、脂質とカロリーのバランスに差が付けられていることから、愛犬の食の好みや体質、運動量や食事量に配慮してフードを選びやすいです。
また、柔らかな食感のココグルメは固形物を食べ慣れていない子犬や、シニア犬用フードとしても向いています。
ただ、ココグルメだけを主食として与えると餌代がかなり高くなってしまうので、主食用ドライフードにトッピングして与えたり、ローテーションして与えるのがおすすめです。
OBREMO(オブレモ)
※各項目は「馬肉フード」のものです
価格/内容量 | 通常購入:5,552円/800g×1袋 定期初回:3,609円/800g×1袋 定期初回(クーポン利用時):2,776円/800g×1袋 定期購入:7,218円/800g×2袋 ※定期購入時は35%オフ ※初回限定クーポン(obremo50off)利用時は50%オフ ※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
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100gあたりの価格 (定期購入時) |
約451円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約365円 |
穀物 | 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ |
OBREMO(オブレモ)は、小型犬向けに成分バランスや粒サイズが調整されているドライタイプの国産ドッグフードで、メインの動物性タンパク源が違う4種類のラインナップを取り揃えています。
この記事で取り上げているのは「馬肉フード」ですが、どのドライフードも肉・魚が主原料として使われており、品質・内容が不明瞭な原材料や着色料などの犬に必要のないものは一切使われていません。
また、小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、大麦や玄米といった穀物は消化吸収しやすいようアルファ化されています。
それに加えて、動物性の油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフード、ということも見逃せません。
ウェルケア
※各項目は「チワワ専用 成犬〜シニア犬」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
955円/1.35kg(450g×3袋) |
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100gあたりの価格 | 約71円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約53円 |
穀物 | 米糠、小麦粉、コーングルテンフィード、米粉、コーングルテンミール |
ウェルケアは日本国内の工場で作られている国産ドッグフードで、特定の犬種向けに成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。
チワワ専用フードについては適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーが控えめで、食べすぎてしまう傾向のある成犬や、活動量が落ちたシニア犬用フードとして向いています。
その一方で、【米糠/小麦粉/コーングルテンフィード/米粉/コーングルテンミール】といった穀物が使われていたり、“チキンミール”の品質についての補足がされていないことは気になります。
ただ、肉類が主原料かつ人工の酸化防止剤・着色料は不使用という要素を満たしており、100gあたり約71円というコスパの良さを評価してピックアップしました。
(※調査時点の最安値を参考にしています)
サイエンスダイエット
※各項目は「小型犬用 成犬用 チキン」のものです
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,145円/750g 1,973円/1.5kg 3,027円/3kg 4,440円/5kg |
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100gあたりの価格 (1.5kgの最安値を参照) |
約132円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約92円 |
穀物 | トウモロコシ、小麦、米 |
「犬を飼っている誰もが知っている」、と言ってもいいくらいメジャーなドッグフードのサイエンスダイエット。
年齢や犬種(サイズ)、食の好みや飼育環境に配慮して選べるように様々なフードを取り揃えており、ドライフードのラインナップが特に多いです。
この記事で取り上げた「小型犬用 成犬用 チキン」は、タンパク質がやや控えめな一方で脂質とカロリーは標準的な範囲になっており、「食が細いシニア犬にタンパク質が控えめなドッグフードを与えたい」と考えている場合に向いています。
穀物が主原料のドライフードがあることや、“動物性油脂”の内容が不明瞭であったりと、気になる点もそれなりに多いですが、流通量が多くてお手頃な価格のプレミアムドッグフードということは大きな魅力です。
やわか
価格/内容量 | 通常購入:6,578円/1.2kg 定期初回:4,378円/1.2kg(33%オフ) 定期購入:5,920円/1.2kg(10%オフ) |
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100gあたりの価格 (定期2回目以降) |
約493円 |
1日あたりの餌代 (3kgの成犬を想定) |
約439円 |
穀物 | 玄米、大麦 |
やわかは柔らかな食感の半生タイプのドッグフードで、主原料として九州産華味鳥が使われています。
半生タイプのドッグフードというと、様々な添加物が使われている印象があるかもしれませんが、やわかには香料・着色料といった余計な添加物は使われていません。
また、ノンオイルコーティングということもやわかの特徴の一つで、九州産華味鳥のほかにかつお節も使うことで、素材そのものの優しい味わいに仕上げられています。
それと、半生フードのやわかはドライフードと比べて低カロリーなので、柔らかな食感のフードが好きな愛犬だけでなく、食欲旺盛で食べ過ぎてしまう傾向のある愛犬用としてもおすすめです。
チワワの餌で迷った時にはモグワンがおすすめ
ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、モグワンをおすすめします。
当サイトがチワワのドッグフードとして、モグワンをおすすめする理由は以下の通りです。
- 良質なチキンとサーモンが贅沢に使われている
- 高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲
- チワワ向けの成分が含まれている
- 犬にとって必要のないものが使われていない
- 無理なく続けやすい販売価格
まず言えるのは、モグワンには良質なチキンとサーモンが贅沢に使われており、チワワにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。
また、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲に調整されていることから、室内飼いで運動量がそこまで多くないチワワの主食としてぴったりです。
それに加えて、口の小さなチワワにも食べやすい小粒のドライフードということや、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていること、香料・着色料といった犬にとって必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。
そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。
チワワの餌の量と回数
超小型犬のチワワだからといって、中型犬や大型犬とは給餌量の考え方が全然違うということはなく、基本的には購入したドッグフードのパッケージや冊子、公式サイトに掲載されている給餌量を参考にすれば大丈夫です。
ただ、どのドッグフードの給餌量もあくまで“目安量”でしかなく、実際のところは年齢や体重はもちろん、飼育環境や体質によっても最適な量が変わってきます。
そのため、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給餌量を調整するようにしてください。
便の固さについては、柔らかめな便をするようなら餌の量が多い可能性があり、その逆に固めの便をするようなら餌の量が少ない可能性があります。
なお、成犬の餌の回数は1日2回が目安ですが、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬には3回に分けて様子見・・・といったように、愛犬の食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。
子犬の給餌量と餌の回数の補足
育ち盛りの子犬は成犬時よりもたくさんの栄養が必要なこともあり、体重に対しての餌の量も多くなります。
そして、成長が緩やかになるにつれて成犬時の給餌量に近づけていきます。
(※子犬の月齢別の給餌量の目安が掲載されているドッグフードもあります)
子犬の餌の回数については、生後2〜3ヶ月頃までは1日4〜5回を、生後4〜5ヶ月頃までは1日3〜4回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後6ヶ月以降の子犬の餌の回数は、成犬と同じ1日2回が目安です。
シニア犬の給餌量と餌の回数の補足
7歳以上のシニア犬の給餌量に関しては、成犬時の1〜2割程度減らした量が目安になります。
ただ、7歳を過ぎてすぐに活動量が落ちるわけではありませんし、愛犬にこれといった変化がなければ餌の量を減らさなくても大丈夫です。
シニア犬の餌の回数に関しては1日2〜3回を目安にしつつ、食が細くなってたくさんの量が食べられなくなったり、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。
チワワがドッグフードを食べない時の対処法
チワワがドッグフードを食べない理由はいくつも考えられますが、主な理由として挙げられるのは、単純にドッグフードの風味や食感が気に入らないことです。
そんな時すぐに試せる食いつきをよくする方法は、ドッグフードを電子レンジで少しだけ温めてから与えたり、ドライフードであれば人肌程度のぬるま湯でふやかしてから与えることです。
どちらもドッグフードの香りを強めて嗜好性を高める方法ですが、くれぐれも温めすぎには注意してください。
そのほかには、餌の切り替えはじめの頃は警戒して食べないこともあります。
急な餌の切り替えは消化の負担にもなってしまうので、1日目は新しいドッグフードを1割ほど混ぜて与え、3日目は5割ほど・・・といったように、1週間くらいかけて少しずつドッグフードを切り替えるようにしてください。
また、新しいドッグフードに慣れてもらうためには、細かく砕いて切り替え前のドッグフードにふりかけて与えるのもおすすめです。
それと、開封後のドッグフードは空気に触れる時間が長くなるほど品質だけでなく風味も落ちてしまうので、日頃から高温多湿や直射日光、照明の当たる場所を避けて密閉保存しておくことも重要になります。
チワワの餌代について
チワワの成犬時の平均体重は1.5〜3kg程度ということで、それ以上に大きくなる小型犬や体重10kgを超える中型犬、30kg以上まで成長する大型犬と比べれば餌代は安いです。
ただ、ドッグフードによって販売価格やカロリーが違うこともあり、実際には与えるドッグフードによって餌代がかなり変わってきます。
そこで参考までに、チワワにおすすめの3種類のドッグフードの餌代の比較表を作ってみました。
(※どれも3kgの成犬に毎日の主食として与えることを想定しています)
ウェルケア (チワワ専用 オールステージ) |
モグワン | ココグルメ (チキン&ベジタブル) |
|
---|---|---|---|
1日あたり | 約53円 | 約148円 | 約346円 |
1ヶ月あたり | 約1,590円 | 約4,440円 | 約10,380円 |
3ヶ月あたり | 約4,770円 | 約13,320円 | 約31,140円 |
半年あたり | 約9,540円 | 約26,640円 | 約62,280円 |
1年あたり | 約19,080円 | 約53,280円 | 約124,560円 |
必ずしも当てはまるわけではありませんが、一般的にはドッグフードの販売価格が高くなるにつれて肉・魚の割合が増えたり、原材料の品質や製造工程にこだわりを持って作られている傾向があります。
その逆に、販売価格が安くなるにつれて肉・魚の割合が減って穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、犬にとって必要のない添加物が使われている傾向があります。
とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。
チワワのドッグフードに関するQ&A
チワワのドッグフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!
市販のドッグフードでチワワにおすすめなのは?
市販のドッグフードの中から選ぶのであれば、この記事でも取り上げているアカナやウェルネスをおすすめします。
どちらも良質な肉・魚が主原料、人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用という条件を満たしていることに加えて、体質や飼育環境、食の好みに配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したラインナップを取り揃えています。
また、愛犬にこれといったアレルギーがなく、コスパを重視して選びたいということであれば、ウェルケアが候補の一つになるでしょう。
市販のドッグフードの選び方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
チワワにおすすめの国産ドッグフードはある?
“国産”という縛りでチワワの餌を選ぶなら、この記事で取り上げたOBREMO(オブレモ)はおすすめできる内容の国産ドッグフードです。
穀物が主原料として使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われている国産ドッグフードも珍しくない中、オブレモには良質な肉・魚が主原料として使われており、品質・内容が不明瞭な原材料は一切使われていません。
また、犬にとって必要のない添加物も使われていませんし、小型犬向けに成分バランスと粒サイズが調整されているドライフードという点もおすすめする理由の一つです。
国産ドッグフードの選び方のポイントや、おすすめの国産ドッグフードについては、以下の記事で詳しく解説しています。
チワワの子犬(パピー)におすすめのドッグフードは?
“子犬(パピー)の時期”という条件に絞ってチワワのドッグフードを選ぶとするなら、カナガンのドライフード「チキン」をおすすめします。
カナガンの「チキン」は高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用としてぴったりです。
また、粒の直径が約10mm、厚みが約4.5mmのドーナツ型と、子犬にも食べやすいサイズ感のドライフードということも、カナガンの「チキン」をおすすめする理由です。
以下の記事では、子犬(パピー)のドッグフードの選び方のポイントを詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
チワワの老犬(シニア犬・高齢犬)におすすめのドッグフードは?
7歳以上の老犬(シニア犬・高齢犬)用ということであれば、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲のドライフードのモグワンがおすすめです。
また、モグワンはカナガンのドライフードと同じ小粒でドーナツ型になっており、このような形状のドライフードは軽めの力でも噛み砕きやすく、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットがあります。
それだけでなく、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも、老犬用としてモグワンをおすすめする理由の一つです。
なお、老犬(シニア犬・高齢犬)のドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。
チワワにおすすめのグレインフリーのドッグフードは?
“グレインフリー”という縛りでチワワのドッグフードを選ぶなら、モグワンやカナガンはおすすめできる内容のドッグフードです。
どちらも良質な肉・魚が主原料、香料・着色料などの犬に必要のないものは不使用、という条件を満たしており、さらに牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることから、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。
また、それぞれのドッグフードで動物性タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違うので、それらの要素にも注目しながら選ぶのがいいでしょう。
以下の記事では、グレインフリーのドッグフードの選び方と、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、よければ参考にしてみてください。
チワワにおすすめの安くてコスパのいいドッグフードはある?
ドッグフードを選ぶにあたってはコスパも重要ですが、いくら価格が安いからといって穀物が過剰に使われていたり、必要のない様々な添加物が使われているドッグフードは、本当の意味で”コスパがいい”とは言えません。
このことを踏まえつつ、【品質と価格のバランスが取れている】という意味で”コスパがいい”という表現を使うとするなら、この記事でも取り上げているウェルケアをおすすめします。
複数の穀物が使われていたり、チキンミールの品質の補足がないことは気になるものの、肉類が主原料、着色料不使用という条件を満たしたドッグフードの中では、かなり手に取りやすい価格で販売されています。
なお、安くてコスパのいいドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
チワワにおすすめの高級ドッグフードは?
“高級”という言葉を単純に価格の高さという意味に捉えて、この記事で取り上げた10種類のドッグフードの中からピックアップするなら、OBREMO(オブレモ)をおすすめします。
ラインナップによっても販売価格が違うのですが、「馬肉フード」の通常購入時の価格は1袋(800g)5,552円、100gあたりの価格に置き換えると約694円と、高級と言っていい価格帯のドライタイプのドッグフードです。
そして、価格が高いだけあって、人間でも食べられる良質な原材料を使用、余計な添加物は不使用、小麦グルテンフリーのレシピを採用、肉・魚を主原料として使用と、これらの条件を全て満たした国産ドッグフードになっています。
チワワにおすすめの小粒のドライフードは?
チワワ向けの小粒のドライフードを1種類選ぶとするのであれば、ここまでに何度か取り上げたモグワンがおすすめです。
モグワンの粒の直径は8〜12mm程度、厚みは3〜4mm程度のドーナツ型と、体の小さな超小型犬のチワワにも食べやすいサイズ感のドライフードです。
それに加えて、室内飼いでそれほど運動量が多くない(超)小型犬向けの成分バランスになっていることも、チワワにモグワンをおすすめする理由の一つです。
以下の記事では、(超)小粒のドライフードの選び方のポイントをまとめているので、よければ参考にしてみてください。
チワワにおすすめの半生タイプのドッグフードは?
ドライフードよりも水分量が多くて柔らかな食感の半生タイプのドッグフードということなら、やわかをおすすめします。
やわかには人用の食品レベルの良質な国産原材料が使われているだけでなく、肉類(九州産華味鳥)が主原料、小麦グルテンフリーのレシピを採用、余計な添加物は不使用という条件を満たしています。
また、動物性の油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングの半生フードということも特徴で、かつお節も使うことで素材を活かした優しい味わいに仕上げられています。
なお、半生タイプのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
チワワにおすすめのウェットタイプのドッグフードは?
“ウェットタイプ”という条件でチワワのドッグフードを選ぶなら、良質な国産原材料だけで作られている手作りごはん風ドッグフードのココグルメがおすすめです。
ココグルメには動物性タンパク源の内容が違う4種類の主食用フードがあることに加えて、穀物・牛肉・大豆といったタンパク源が使われておらず、愛犬の食の好みやアレルギーに配慮して選べます。
また、主食用フードはドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えたりなど、色々な与え方ができて使い勝手がいいです。
チワワ向けの柔らかいドッグフードの選び方のポイントは?
半生タイプ・ウェットタイプといった柔らかいドッグフードを選ぶにあたっても、基本的にはこの記事のはじめに解説した選び方のポイントを押さえておけば大丈夫です。
具体的には、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないか、香料・着色料・保存料・発色剤・酸化防止剤といった、必ずしも使う必要のないものが使われていないかどうかには、しっかりと気を配っておきたいところです。
また、おかず(トッピング)用フードだけでは必要な栄養をバランスよく摂り入れられないので、主食として与えるなら主食用としての栄養基準を満たしたフードを選ぶようにしてください。
以下の記事では、柔らかいドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードを詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
チワワのドッグフードをふやかす場合のポイントは?
場合によっては、ドライフードをふやかしてから与えることもあるかと思いますが、ドライフードをふやかすにあたって覚えておきたいのは、熱湯ではなくぬるま湯を使ってふやかすことです。
(※ぬるま湯ではなく水でもいいですが、冷水は避けてください)
熱湯を使わない理由は、高温で壊れてしまう栄養素があるからです。
また、ふやかした時に水分に栄養が溶け出しているので、水分も捨てずに一緒に与えるようにしましょう。
ちなみに、ドライフードをふやかす時間は10〜15分程度が目安になりますが、ふやかす時間を短くすればドライフードの食感を残した状態で与えられるので、愛犬の好みや成長に合わせてふやかし具合を調整してみてください。
チワワにおすすめの無添加ドッグフードは?
“無添加”を売り文句にしているドッグフードをいくつも見かけたことがあるかもしれませんが、実は完全無添加のドッグフードはほとんどありません。
ただ、全ての添加物を避けるべきというわけではなく、主食用としての栄養基準を満たすために添加される合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。
そして、“犬に不要なものが無添加”という意味でチワワのドッグフードを選ぶとするなら、この記事でピックアップした10種類のドッグフードはどれもおすすめできる内容のドッグフードです。
なお、不要なものが無添加のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
チワワにおすすめの食いつきのいいドッグフードは?
ドッグフードの風味や形状の好みは犬それぞれで違うので、どんなチワワでも気に入ってくれる食いつきのいいドッグフードはまずありません。
ただ、「食いつきがいい」という口コミが多いドッグフードから選べば、闇雲に選ぶよりも愛犬が気に入ってくれる可能性は高まります。
このことを踏まえたうえで選ぶとするなら、メインのタンパク源が違う3種類のドライフードと缶詰タイプのウェットフードがあり、愛犬の食の好みに合わせて選べるカナガンをおすすめします。
以下の記事では、食いつきにこだわってドッグフードを選ぶ時のポイントや、食いつきがいいと評判のドッグフードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
チワワにおすすめの低カロリーのドッグフードは?
中には食欲旺盛なチワワの愛犬に配慮して、低カロリーなドッグフードを探している方もいるでしょう。
そんな場合におすすめなのはアカナの「ライト&フィット」で、低カロリーかつ高タンパク・低脂質なドライフードになっています。
その一方で、低カロリーなドライフードの中には、肉・魚の割合を減らして穀物の割合を増やした低タンパク・高炭水化物のものもあり、該当するドッグフードを選ぶのはおすすめしません。
なお、低カロリーのドッグフードの選び方のについては、以下の記事で掘り下げて解説しています。
チワワにおすすめの鶏肉(チキン)メインのドッグフードは?
鶏肉(チキン)はドッグフードに使われる原材料の定番と言えますが、鶏肉メインのドッグフードの中からチワワ用として1種類選ぶとするなら、カナガンのドライフード「チキン」をおすすめします。
カナガンの「チキン」には第一原材料としてチキン生肉が、第二原材料として乾燥チキンが使われており、鶏肉だけで原材料全体の半分以上の割合を占めている高タンパクなドライフードになっています。
そして、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆が使われていないことも見逃せません。
以下の記事では、鶏肉(チキン)のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、こちらも参考にしてみてください。
チワワにおすすめの馬肉メインのドッグフードは?
食に敏感なチワワの愛犬に馬肉メインのドッグフードを与えたいと考えている場合には、OBREMO(オブレモ)の「馬肉フード」がおすすめです。
この理由は、動物性タンパク源が「馬肉/魚/卵黄」の3種類と少なめなことに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、馬肉以外の複数のタンパク源にアレルギーのあるチワワの愛犬にも対応しやすいからです。
また、小型犬向けに成分バランスと粒サイズが調整されていることも、オブレモをおすすめする理由の一つです。
なお、馬肉メインのドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
チワワの餌を選ぶにあたっては、タンパク質の割合と種類、脂質とカロリーのバランスに注目してドッグフードを選んであげたり、チワワ向けの成分が配合(強化)されているかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。
また、必要のない添加物が使われていないかどうかと、ドライフードであれば粒サイズにも注目しておくといいでしょう。
現在は何百種類ものドッグフードが販売されていますが、最終的にどのドッグフードを買うのかを決めるのは愛犬ではなく飼い主である人間です。
だからこそ愛犬のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくドッグフード選びを心がけたいところですね。
ここまで読み進めたところで、もしもまだチワワのドッグフード選びに迷っているなら、まずはモグワンをお試ししてみることをおすすめします。
現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でモグワンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。