PR

子猫の餌でおすすめはどれ?30種類のキャットフードを徹底比較!

おすすめキャットフード

育ち盛りの子猫の時期は、成猫の時期よりもたくさんの栄養が必要です。

そんな子猫の餌を選ぶにあたっては、主原料としてどんな原材料が使われているのかや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないか、脂質とカロリーのバランスに気を配りながら選んであげることが大切です。

この記事では、子猫向けのキャットフードの選び方と、子猫におすすめのキャットフードをまとめているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

子猫のキャットフードの選び方

子猫のキャットフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

主原料として肉・魚が使われているか

真っ先に確認しておきたいことは、主原料として肉・魚(動物性タンパク源)が使われているかどうかです。

これは子猫だけに限った話ではなく、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食動物の猫にとって大切な栄養素です。

その一方で、販売価格が安くなるにつれて肉・魚の割合が減り、肉・魚よりも安く仕入れられる穀物の割合が増える傾向にありますが、猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

 

このことから、当サイトでは育ち盛りの子猫には、肉・魚が主原料かつ高タンパクなキャットフードを選んであげることをおすすめしています。

なお、キャットフードの原材料一覧には使用割合が多い順に記載されているので、先頭に鶏肉や白身魚などの動物性タンパク源が記載されていれば、主原料として肉・魚が使われているキャットフードということになります。

ただし、第二原材料以降に穀物やイモ類・豆類が続いており、全体で見ると肉・魚の割合がそれほど多くないこともあるので、第二原材料以降にもきちんと目を通しておきましょう。

品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないか

主原料として使われている原材料を確認する際には、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないかも確認しておきたいところです。

例えば、原材料一覧に”ミートミール”や”家禽ミール”、”動物性油脂”といった表記がされていることがありますが、どれも具体的に何の動物の肉・油が使われているのかが分かりません。

また、”◯◯ミール”という動物性原材料には、人間用の食肉としては出回らない“4Dミール”が使われている可能性を、動物性油脂には人工の酸化防止剤が使われている可能性を否定できません。

 

それに対して、品質面にこだわりを持って作られているキャットフードの場合、“骨抜きチキン生肉”や”フレッシュチキン”といったように具体的な表記がされており、「人間用の食品レベルの原材料を使用」といったような補足がされていることがほとんどです。

そして、動物性油脂は”鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)”といったように、具体的な名称に加えて酸化防止剤の種類が補足されていることもあります。

ただ、◯◯ミールという動物性原材料や動物性油脂が使われていても、パッケージや公式サイトに品質・内容が補足されていることがあるので、メーカーが公開している情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。

猫にとって必要のない添加物が使われていないか

そのほかに気を配っておきたいことは、猫にとって必要のない添加物が使われていないかです。

キャットフードの中には、人工の酸化防止剤や人工の着色料が使われているものも少なくありませんが、これらの添加物がアレルギーの原因になることがあります。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤については、キャットフードの酸化を抑える目的で添加されるものの、ローズマリー抽出物・ミックストコフェロールといった天然由来のもので代用することもできます。

人工の着色料については、キャットフードの見た目を良くするために添加されますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、人工の着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はありません。

高脂質・高カロリーなキャットフードか

冒頭でも触れましたが、育ち盛りの子猫の時期は成猫の時期よりもたくさんの栄養が必要です。

また、まだ体の小さい子猫は一度にたくさんの量を食べることができないので、少量でもしっかりと栄養を摂り入れられる、高タンパクかつ高脂質・高カロリーなキャットフードを選んであげることをおすすめしています。

なお、「子猫用」や「成猫用」、「シニア猫用」といったように、年齢別のラインナップを取り揃えているブランド(メーカー)もありますが、ブランドによって成分バランスの傾向は様々です。

 

例えば、「子猫用」と書かれていてもタンパク質と脂質に物足りなさを感じるキャットフードも見られます。

そのため、「子猫用と書かれているから」という理由だけで選ぶのではなく、ご自身の目でしっかりと各成分値を確認することが大切です。

子猫が食べやすい形状のキャットフードを選ぶ

原材料の内容や成分バランスだけでなく、子猫が食べやすい形状のキャットフードを選んであげることも重要になります。

まだ固形物を食べ慣れていない時期には小粒のドライフードを選んであげたり、水分量が多くてやわらかな食感のウェットフードを選ぶといいでしょう。

ただ、ウェットフードはドライフードよりもグラムあたりの価格が高い傾向にあることに加えて、低カロリーという性質上たくさんの量を与えないといけないので、ドライフードに比べるとコスパが悪いです。

 

このことから、基本は毎日の主食にはドライフードを与え、ウェットフードはローテーションして与えたり、ドライフードにトッピングして与えることをおすすめしています。

もしドライフードのカリカリとした食感が苦手ということであれば、水やぬるま湯でふやかしてから与えるのもいいでしょう。

子猫用として評判のいいキャットフード30種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
ビューティープロ
(子猫用 12ヶ月頃まで)
穀類 40.0%以上 13.0%以上 10.0%以下 390kcal 牛肉粉、チキンミール、豚肉粉、動物性油脂、pH調整剤
ナチュラルチョイス
(室内で暮らす子猫用 チキン)
チキン(肉) 36.0%以上 19.0%以上 10.0%以下 390kcal タンパク加水分解物
サイエンスダイエット
(キトン チキン)
トリ肉 35.0%以上 21.5%以上 6.5%以下 425kcal 動物性油脂
ロイヤルカナン
(キトン)
肉類 34.0%以上 16.0%以上 6.5%以下 407kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
ピュリナワン ドライ
(1歳までの子ねこ用)
チキン 39%以上 18%以上 12%以下 約390kcal たんぱく加水分解物
カルカン パウチ
(離乳~12ヶ月までの子ねこ用 ゼリー仕立て まぐろ)
魚介類 8.0%以上 1.0%以上 88.0%以下 約63kcal ~等、調味料、増粘多糖類、発色剤
モグニャン 白身魚 27%以上 11%以上 5%以下 379kcal
アランズナチュラル チキン&ターキー 37% 14.4% 6% 399kcal
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て
(健康に育つ子ねこ用)
穀類 34.0%以上 21.0%以上 10.0%以下 約420kcal チキンミール、ポークミール、ビーフミール、動物性油脂、調味料、着色料
シーバ デュオ
(12ヶ月までの子ねこ用 香りのまぐろ味セレクション)
肉類 30.0%以上 17.0%以上 12.0%以下 405kcal チキンミール、牛・羊副産物、家禽ミール、~等、油脂類、着色料、BHA、BHT
アイムス
(12か月までの子ねこ用 チキン)
肉類 34.2%以上 16.2%以上 7.5%以下 386kcal チキンミール、家禽ミール、家禽類、BHA、BHT
デイリーディッシュ
(子猫用 チキン&ツナ なめらかムースタイプ)
チキン 5.5%以上 2.0%以上 90.0%以下 約60kcal 調味料、増粘多糖類
シュプレモ
(チキン&サーモン 子猫用)
チキン(肉) 38.0%以上 19.0%以上 8.0%以下 385kcal タンパク加水分解物
セレクトバランス
(キトン)
チキン 35.0%以上 16.5%以上 10.0%以下 375kcal
ミャウミャウ
(カリカリ小粒 子ねこ用)
穀類 32.0%以上 12.0%以上 10.0%以下 360kcal ビーフミール、ポークミール、動物性油脂
メディファス ドライ
(子ねこ 12か月まで)
穀類 32.5%以上 13.0%以上 10.0%以下 約390kcal ミートミール、チキンミール、動物性油脂
ワイルドレシピ ドライ
(キトン チキン 子猫用)
チキン(肉) 38.0%以上 18.0%以上 10.0%以下 385kcal タンパク加水分解物
グランツ
(チキン&サーモン)
脱水チキン 34.50% 16.00% 10.00% 367kcal
犬猫生活
(オールステージ用 国産の生鶏肉)
生肉 31%以上 15%以上 10%以下 373kcal
カナガン チキン 乾燥チキン 34%以上 16.7%以上 8%以下 405kcal
オールウェル
(健康に育つ子猫用)
穀類 34.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 約380kcal チキンミール、ポークミール、ビーフミール、動物性油脂
フィリックス
(やわらかグリル 子ねこ チキン)
肉類 13%以上 3.4%以上 82%以下 82kcal 家禽ミール等、増粘多糖類
レオナルド
(キトン グレインフリー)
新鮮な肉 34% 22% 10% 408kcal
アカナ
(ファーストフィーストキャット)
新鮮鶏肉 37%以上 18%以上 10%以下 385.0kcal
ねこ元気
(お魚と野菜入りミックス)
穀類 30.0%以上 9.0%以上 10.0%以下 約350kcal チキンミール、ポークミール、ビーフミール、動物性油脂、着色料
オリジン
(キトゥン)
新鮮鶏肉 40%以上 20%以上 10%以下 412.0kcal
フィジカライフ
(子猫用 チキン入り)
穀類 38.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 約380kcal チキンミール、ポークミール、ビーフミール、動物性油脂
モンプチ ドライ
(子ねこ用 5種のブレンド)
穀類 38%以上 15%以上 12%以下 378kcal ~等、家禽ミール、チキンミール、動物性油脂、たんぱく加水分解物
ジャガー 肉類 37%以上 14.88%以上 8%以下 387.5kcal
アーテミス フレッシュミックス
(フィーライン)
フレッシュチキン 30.0%以上 20.0%以上 10.0%以上 392.2kcal

子猫用として評判のいい30種類のキャットフードの主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました!

それぞれの項目を見比べてみると、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているキャットフードがあることや、品質・内容が不明瞭な原材料表記が見られるキャットフードがあることが分かります。

また、猫にとって必要のない添加物が使われているキャットフードがあることや、タンパク質・脂質・カロリーのバランスはキャットフードによって様々・・・ということも分かりますね。

 

なお、“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありません。

ただ、ここで取り上げたものは、製造工程の補足がされていないことが気になりました。

子猫におすすめのキャットフード10選

これまでの内容を踏まえつつ、子猫におすすめの10種類のキャットフードを紹介します。

ちなみに、販売価格や原材料については、調査した時点の情報を参考にしています。
(※2025年7月に公式サイトとAmazonで調査)

カナガン

カナガンキャットフード チキンのパッケージ画像(表面1)
※各項目はドライフード「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格 約336~269円
主原料 乾燥チキン
穀物 不使用
(グレインフリー)

良質な肉・魚が主原料、香料・着色料などの猫に必要のないものや、品質・内容が不明瞭な原材料は不使用、という条件を満たしていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているキャットフードのカナガン。

また、メインの動物性タンパク源が違うドライフードがあり、愛猫の食の好みやお悩みなどに配慮して選べるようになっています。

この記事で取り上げている「チキン」は、第一原材料として乾燥チキンが、第二原材料としてチキン生肉が使われており、適度にタンパク質と脂質を含みつつも高カロリーなドライフードになっています。

このような成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫用としてぴったりです。

\公式サイトなら最大20%オフ/

アランズナチュラル

アランズナチュラルキャットフードのイメージ画像1

通常購入時の価格 6,358円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:5,722円(10%オフ)
2〜3袋:5,404円(15%オフ)
4袋以上:5,086円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格 約424~339円
主原料 チキン&ターキー(乾燥チキン、ターキー生肉、ターキーオイル、加水分解ターキーレバーグレイビー)
穀物 不使用
(グレインフリー)

メインのタンパク源として良質なチキンとターキーが使われており、動物性原材料の割合が全体の7割以上を占めているアランズナチュラルキャットフード。

品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料が使われていないこと、グレインフリーのレシピを採用していることは、先に取り上げたカナガンと共通しています。

また、乳製品・牛肉・豚肉といった動物性タンパク源や、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆も使われておらず、食に敏感な愛猫にも対応しやすくなっています。

主要な成分バランスについても、高タンパク・高カロリーで脂質は標準的と言えるくらいの範囲に収まっており、育ち盛りの子猫用フードとしておすすめできます。

\公式サイトなら最大20%オフ/

ジャガー

ジャガーキャットフードのパッケージ画像(表面1)

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格 約336~269円
主原料 肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉)
穀物 不使用
(グレインフリー)

ジャガーキャットフードにはチキン生肉や鴨生肉、生サーモンや生マスなどの複数の動物性タンパク源が使われており、動物性の割合が実に全体の約8割を占めています。

さらに、グレインフリーのレシピを採用した高タンパクなキャットフードになっており、肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたキャットフード、という捉え方ができます。

また、適度に脂質を含みつつカロリーはやや高めになっているほか、着色料などの猫に必要のないものは一切使われていません。

それと、ジャガーはやや大きめなサイズ感のドライフードですが、真ん中に穴が空いたドーナツ型の粒になっており、このような形状のドライフードは軽めの力でも噛み砕きやすく、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットがあります。

\公式サイトなら最大20%オフ/

オリジン

オリジンキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「キトゥン」のものです

価格/内容量 1,980円/340g
8,800円/1.8kg
20,900円/5.4kg
100gあたりの価格 約582~387円
主原料 新鮮鶏肉
穀物 不使用
(グレインフリー)

厳選された良質な肉・魚が贅沢に使われていることに加えて、グレインフリーのレシピを採用している高タンパク・低炭水化物のキャットフードのオリジン。

もちろん、人工の酸化防止剤・香料・着色料は使われていませんし、動物性タンパク源の内容が違う複数のドライフードを取り揃えています。

この記事で取り上げた「キトゥン」については、かなり高タンパク・高脂質・高カロリーなドライフードになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫用としてぴったりです。

また、マグネシウム含有量に合わせて、カルシウムとリンの含有量がしっかりと調整されていることも見逃せません。

アカナ

アカナキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「ファーストフィーストキャット」のものです

価格/内容量 1,408円/340g
6,050円/1.8kg
100gあたりの価格 約414~336円
主原料 新鮮鶏肉
穀物 ホールオーツ
(グルテンフリー)

アカナはオリジンと同じチャンピオンペットフーズ社のキャットフードで、オリジンと比べると動物性原材料の割合が少なめな代わりに、それに比例して販売価格も安くなっています。

そして、人間でも食べられる高品質な原材料が使われていることや、着色料などの猫に必要のないものが一切使われていないことは共通しています。

この記事で取り上げた「ファーストフィーストキャット」については、タンパク質・脂質・カロリーがやや高めなドライフードになっており、育ち盛りの子猫用としておすすめできる内容のプレミアムキャットフードです。

なお、「ファーストフィーストキャット」には穀物(ホールオーツ)が使われていますが、ホールオーツはアレルギーの原因になりにくいタンパク源なので、これといったアレルギーがなければ特に気にする必要はないでしょう。

ワイルドレシピ

ニュートロ ワイルドレシピキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「キトン チキン 子猫用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,382円/400g
2,417円/1kg
4,501円/2kg
100gあたりの価格 約346~225円
主原料 チキン(肉)
穀物 不使用
(グレインフリー)

ニュートロのワイルドレシピには、3種類のドライタイプのキャットフードがあり、どれも高品質な肉・魚が主原料かつグレインフリーのレシピを採用しています。

そして、穀物の代わりに消化性に優れたエンドウマメやポテトが使われています。

主要な成分バランスについては、全体的に高タンパク・高脂質・高カロリーな傾向がありますが、ここで取り上げている「キトン チキン 子猫用」は最も高カロリーになっており、育ち盛りの子猫に配慮してきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、肉・魚が主原料のグレインフリーのキャットフードの中では、手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。

シュプレモ

※各項目は「チキン&サーモン 子猫用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,494円/400g
6,096円/2kg
100gあたりの価格 約374~305円
主原料 チキン(肉)
穀物 大麦、玄米

シュプレモもワイルドレシピと同じニュートロのキャットフードで、4種類(子猫用1種/成猫用3種)のドライフードを取り揃えています。

ただ、ワイルドレシピはグレインフリーのレシピを採用しているのに対して、シュプレモは小麦グルテンフリーのレシピを採用している、という違いがあります。

ここで取り上げた「チキン&サーモン 子猫用」については、タンパク質・脂質・カロリーがやや高めなドライフードになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫の主食としてぴったりです。

なお、販売価格は小麦グルテンフリーのシュプレモの方が安いというわけではなく、グレインフリーのワイルドレシピの方が安いです。
(※調査時点の最安値を参考にしています)

ナチュラルチョイス

ナチュラルチョイスキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「室内で暮らす子猫用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,521円/500g
3,535円/2kg
100gあたりの価格 約304~177円
主原料 チキン(肉)
穀物 粗挽き米、玄米、オートミール
(グルテンフリー)

ワイルドレシピとシュプレモに続いて、ナチュラルチョイスもニュートロのキャットフードで、店頭のペットフードコーナーで目にする機会も多いと思います。

そして、ラインナップはナチュラルチョイスが一番多く、愛猫の年齢や食の好み、お悩みなどに配慮して選べるようになっています。

この記事で取り上げているのは、もちろん子猫用フード(室内で暮らす子猫用 チキン)で、育ち盛りの子猫向けにタンパク質・脂質・カロリーが高めに調整されています。

また、「室内で暮らす子猫用 チキン」はグルテンフリーのレシピを採用しているほか、先に取り上げたワイルドレシピとシュプレモの子猫用フードよりもグラムあたりの価格は安いです。
(※調査時点の最安値を参考にしています)

セレクトバランス

セレクトバランスキャットフードのパッケージ画像(表面)
※各項目は「キトン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,375円/400g
4,015円/1.6kg
100gあたりの価格 約344~251円
主原料 チキン
穀物 不使用
(グレインフリー)

セレクトバランスは年齢やお悩みに配慮して選べるように、成分バランスの傾向が違う5種類のドライタイプのキャットフードを取り揃えています。

そして、どのドライフードも肉類(チキン)が主原料、合成保存料・香料・着色料不使用という条件を満たしているだけでなく、グレインフリーのレシピを採用しています。

ここで取り上げた「キトン」に関しては、タンパク質・脂質・カロリーが標準的と言えるくらいの範囲に収まっており、生後6ヶ月以降の子猫用としておすすめです。

また、セレクトバランスには生後4ヶ月までの子猫を対象にした「ベビー」というドライフードもあり、「キトン」よりも高脂質・高カロリーに調整されています。

ピュリナワン

ピュリナワンキャットフードのパッケージ画像(表面)
※各項目はドライフード「1歳までの子ねこ用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,082円/800g
2,164円/2kg
4,999円/4.4kg
100gあたりの価格 約135~108円
主原料 チキン
穀物 とうもろこしたんぱく、小麦たんぱく、米、とうもろこし、小麦

「猫を飼っている誰もが知っている」、と言ってもいいくらいメジャーなキャットフードのピュリナワン。

メインのタンパク源や成分バランスの傾向が違う様々なドライフードを取り揃えていますが、どのドライフードに関しても肉・魚が主原料として使われていることや、合成着色料・香料無添加ということは変わりません。

ここで取り上げている「1歳までの子ねこ用」は、高タンパクかつ脂質とカロリーも高めに調整されており、成分バランスについては文句のつけようがありません。

“たんぱく加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるところですが、手に取りやすい価格で販売されていることと、流通量が多くて気軽に買えることを評価してピックアップしてみました。

子猫の餌で迷った時にはカナガンがおすすめ

カナガンキャットフード チキンのパッケージ画像(表面2)

ここまで読み進めたところで愛猫のキャットフード選びに迷った時には、カナガンの「チキン」をおすすめします。

当サイトが子猫用のキャットフードとして、カナガンの「チキン」をおすすめする理由は以下の通りです。

  • 良質な鶏肉(乾燥チキン/チキン生肉)を贅沢に使用
  • 高カロリーなドライタイプのキャットフード
  • 着色料などの猫に必要のないものは不使用
  • グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、カナガンの「チキン」には第一原材料として乾燥チキンが、第二原材料としてチキン生肉が使われており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

また、高カロリーかつタンパク質と脂質も適度に含まれており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫用としてぴったりです。

もちろん、品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料などの猫に必要のないものは一切使われていませんし、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも見逃せません。

そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

\公式サイトなら最大20%オフ/

子猫の餌の量と回数について

育ち盛りの子猫の時期は、成猫の時期よりもたくさんの栄養が必要なこともあり、体重に対しての餌の量が多くなります。

そして、成長が緩やかになるにつれて成猫の時期の給餌量に近づけていきます。

と言っても、基本的にはキャットフードのパッケージや冊子、公式サイトなどに掲載されている給餌量の目安を参考にすれば大丈夫です。

 

ただ、どのキャットフードの給餌量もあくまで“目安量”にすぎず、実際のところは体重や月齢だけでなく、体質や飼育環境によっても適量が変わってきます。

そのため、愛猫の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしてください。

便の固さに関してですが、柔らかめなら餌の量が多い可能性が、反対に固めなら餌の量が少ない可能性があります。

 

なお、子猫の餌の回数については、生後5ヶ月くらいまでは1日3~5回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにしましょう。

生後6ヶ月以降の子猫の餌の回数は1日2~3回が目安ですが、一度にあまり食べられない子猫や食欲旺盛な子猫の場合は回数を多めに・・・といったように、愛猫の食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。

子猫のドライフードのふやかし方

固形物を食べ慣れていない子猫や、カリカリとした食感が好みではない子猫に、ドライフードをふやかしてから与えることもあるかと思います。

ドライフードをふやかすにあたって必ず押さえておきたいことは、熱湯ではなく水かぬるま湯を使ってふやかすことです。

熱湯を使わない理由は、高温で壊れてしまう栄養素があるからです。

また、ふやかした時に水分に栄養が溶け出しているので、水分も捨てずに一緒に与えるようにしましょう。

 

ドライフードをふやかす時間については、10~15分程度が目安になりますが、ふやかす時間を短めにすればドライフードの食感を残した状態で与えられます。

ふやかしたドライフードをいつまで与えるかは特に決まっていないので、愛猫の成長や好みに合わせてふやかし具合を調整してみてください。

子猫がキャットフードを食べない時の対処法

子猫がキャットフードを食べない原因はいくつも考えられますが、主な原因の一つとして挙げられるのは、単純にキャットフードの食感や風味が気に入らないことです。

そんな場合にお手軽に試せる食いつきをよくする方法は、直前の項目でも取り上げたように、ドライフードなら水やぬるま湯でふやかしてから与えたり、電子レンジで少しだけ温めてから与えることです。

どちらもキャットフードの香りを強めて嗜好性を高める方法ですが、くれぐれも温めすぎには気をつけてくださいね。

 

そのほかには、餌の切り替えはじめの頃は警戒して食べないこともあります。

急な餌の切り替えは消化の負担にもなってしまうので、1日目は切り替えたいキャットフードを1割ほど混ぜて与え、3日目には5割ほど・・・といったように、1週間くらいかけて少しずつキャットフードを切り替えるようにしましょう。

また、新しいドライフードに慣れてもらうためには、細かく砕いて切り替え前のドライフードにふりかけて与えるのもおすすめです。

それと、ドライフードが空気に触れる時間が長くなると品質・風味が落ちてしまうので、日頃から高温多湿や直射日光、照明の当たる場所を避けて密閉保存しておくことも大切です。

子猫のキャットフードに関するQ&A

子猫のキャットフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!

子猫におすすめのウェットフードは?

この記事では、子猫におすすめの10種類のドライフードをピックアップしましたが、ウェットフードという条件であればカナガンのウェットフードをおすすめします。

ウェットフードにも良質な肉・魚が贅沢に使われていることや、香料・着色料が使われていないことは変わりません。

また、主食用としての基準を満たしているので、主食用ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えることもできて使い勝手がいいです。

子猫におすすめの市販のキャットフードはある?

“市販”という条件に絞って子猫のキャットフードを選ぶなら、この記事でも取り上げたオリジンアカナをおすすめします。

どちらも複数のドライフードを取り揃えていますが、子猫用については育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮して、タンパク質・脂質・カロリーが高めに調整されています。

そして、品質・内容が不明瞭な原材料や、猫に必要のないものは一切使われていません。

グレインフリーで子猫におすすめのキャットフードは?

“グレインフリー”という条件付きで子猫のキャットフードを選ぶとするなら、カナガンの「チキン」やアランズナチュラルがおすすめです。

どちらもグレインフリーのレシピを採用しているだけでなく、高カロリーなドライタイプのキャットフードになっています。

また、カナガンについては動物性タンパク源が魚類だけに限定された「サーモン」もあり、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な子猫にも対応しやすいです。

なお、グレインフリーのキャットフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容のキャットフードについては、以下の記事で詳しく解説しています。

グルテンフリーで子猫におすすめのキャットフードは?

グレインフリー(穀物不使用)ではなく”グルテンフリー”ということなら、アカナの「ファーストフィーストキャット」をおすすめします。

「ファーストフィーストキャット」に使われているホールオーツは、アレルギーの原因になりにくい穀物ですし、原材料の品質面や安全性についても文句のつけようがないプレミアムキャットフードです。

また、子猫にも食べやすい小ぶりで三角形の粒ということも評価できます。

安くてコスパのいい子猫におすすめのキャットフードは?

キャットフードを選ぶにあたってはコスパも重要ですが、いくら値段が安いからといって穀物が過剰に使われているキャットフードや、猫に必要のないものがいくつも使われているキャットフードは、本当の意味でコスパがいいとは言えません。

このことを踏まえたうえで、【品質と価格のバランスが取れている】という意味で”コスパがいい”という表現を使うとするなら、ナチュラルチョイスをおすすめします。

肉・魚が主原料、香料・着色料不使用という条件を満たしていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているキャットフードの中では、比較的手に取りやすい価格で販売されています。

以下の記事では、安いキャットフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のコスパのいいキャットフードを詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

子猫におすすめの無添加キャットフードは?

“無添加”を謳っているキャットフードをいくつも見たことがあるかもしれませんが、実は完全無添加のキャットフードはほとんどありません。

ただ、添加物の全てを避けるべきというわけでもなく、主食用としての基準を満たすために添加されている合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。

そして、【猫に必要のないものが無添加】という意味で子猫のキャットフードを選ぶとするなら、この記事でピックアップした10種類のキャットフードは、どれもおすすめできる内容のキャットフードです。

子猫用でお試しサンプルのあるキャットフードは?

メーカーによっては少量のお試しサンプルを用意していることがあり、例えばこの記事で取り上げたニュートロの公式通販サイトでは、子猫用ドライフードのお試しサンプルを0円+送料500円で取り寄せることができるようになっています。

ただ、数食分くらいの少量サンプルだと、開封した本商品を最後まで食べてくれるかの判断や、体質に合っているかの判断がきちんとできません。

このことから、当サイトでは少量だけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

子猫用と成猫用キャットフードの違いは何?

おかず用ではなく、主食用ということを前提にして話を進めますが、子猫用と成猫用では栄養基準に違いがあり、子猫用は成猫用と比べて高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されていることがほとんどです。

その一方で、ブランド(メーカー)によっては、ライフステージ別の成分バランスがほぼ変わらないものもあります。

そのため、「子猫用」や「キトン」と記載されているから・・・という理由だけでキャットフードを選ぶのではなく、成分値にきちんと目を通したうえで購入することをおすすめします。

まとめ

育ち盛りの子猫の餌を選ぶにあたっては、主原料として肉・魚が使われているかどうかや、品質・内容が不明瞭な原材料表記はないか、不要な添加物が使われていないかに注目して選んであげることが大切です。

また、タンパク質・脂質・カロリーのバランスや、ドライフードであれば粒の大きさ・形状にも注目しておくとおいいでしょう。

現在は何百種類ものキャットフードが販売されていますが、最終的にどのキャットフードを買うのかを決めるのは愛猫ではなく飼い主である人間です。

だからこそ愛猫のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくキャットフード選びを心がけたいところですね。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだ子猫のキャットフード選びに迷っているなら、まずはカナガンをお試ししてみることをおすすめします。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でカナガンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

\公式サイトなら最大20%オフ/