フリーズドライのドッグフードでおすすめは?9種類の餌を徹底検証!

素材に加熱処理をせず、一度凍らせて真空状態で乾燥させたフリーズドライのドッグフードは、素材そのものの香りと栄養素が損なわれにくいという大きなメリットがあります。

また、フリーズドライのドッグフードは良質な動物性原材料が贅沢に使われているものが多いですが、手間ひまのかかる製法で作られていることも重なり、販売価格がかなり高い傾向にあります。

この記事ではフリーズドライのドッグフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

フリーズドライのドッグフードの選び方

フリーズドライのドッグフードを選ぶにあたって、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

目的に合わせて選ぶ

ドッグフードは主食用、おかず用、間食用といった目的別に分けられており、フリーズドライフードも例外ではありません。

そして、私たちが普段よく見かける主食用フードの多くは「総合栄養食」という記載があり、総合栄養食と水を与えるだけで必要な栄養をバランスよく摂り入れられるようになっています。

ちなみに、総合栄養食はAAFCO(全米飼料検査官協会)の栄養基準を満たしたフードのことですが、このほかにFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準を満たしたフードも、毎日の主食として与えられるフードです。

 

対照的に、おかず(トッピング)用フードや間食(おやつ)用フード、「栄養補助食」などと書かれているフードは必要な栄養をバランスよく摂り入れられず、それらだけを与えると栄養が偏ってしまいます。

そのため、主食として与えるなら総合栄養食と書かれているもの、もしくはFEDIAFの栄養基準を満たしたものを選ぶようにしてください。

なお、主食用フードはトッピング用としてもおやつ用としても活用できて使い勝手がいいので、当サイトでは特にこれといったこだわりがない場合には、主食用としての基準を満たしたフリーズドライのドッグフードをおすすめしています。

動物性タンパク源の内容で選ぶ

フードの目的を確認した次は、動物性タンパク源として何が使われているのかを確認しましょう。

これもフリーズドライのドッグフードに限らず、多くのフードは商品名に「チキン」や「ビーフ」といった風味が書かれているので、商品名を見るだけで愛犬の好みに合わせてざっくりと選ぶことはできます。

ただ、原材料一覧には使用している割合が多い順に記載されているので、動物性タンパク源の内容を確認すればより愛犬の好みに合わせやすいです。

 

また、体質によっては特定のタンパク源がアレルギーの原因になることがあります。

そのため、鶏肉アレルギーの愛犬には鶏肉不使用のフードを、鶏肉と牛肉アレルギーの愛犬には鶏肉・牛肉不使用のフードを・・・といったように、原因となるタンパク源を避けて選ぶ必要があります。

月々の餌代を考慮して選ぶ

冒頭でフリーズドライのドッグフードはかなり値段が高い傾向にあると説明しましたが、メーカー(ブランド)によって販売価格は様々です。

おすすめのフリーズドライのドッグフードについては後述しますが、ピックアップしたフードでもかなりの価格差があり、中には100gあたりの価格が3,000円を超えるものもありました。

いずれにせよ、フリーズドライのドッグフードを毎食与えるとなると月々の餌代が高くなりすぎるので、基本的にはドライフードとローテーションして与えたり、食いつきをよくするためにトッピングして与えたり、おやつやご褒美として与えるのがおすすめです。

このことを踏まえた上で、無理なく購入できる価格帯のフリーズドライのドッグフードを選ぶといいでしょう。

9種類のフリーズドライのドッグフードを比較!

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
K9ナチュラル(チキン・フィースト) 鶏肉 48.0%以上 34.0%以上 8.0%以下 498.6kcal
WOOF(チキン) 骨付きチキン 44%以上 38%以上 5%以下 556.0kcal
KAIMATA(グラスフェッド・ヴェニソン) ヴェニソン 56%以上 16%以上 5%以下 478.01kcal
モグキューブ ラム肉 32.0% 26.0% 5.0% 約485kcal
グランマルーシーズ(ピュアフォーマンス フィッシュ) タラ 31%以上 14%以上 6.5%以下 399kcal
サンデーペッツ(フリーズドライ ロー・ビーフ) ニュージーランド・グラスフェッドビーフ 41%以上 42%以上 3.3%以下 538kcal
グーディッシュ(チキンベース) 鶏肉 30.0%以上 25.0%以上 5.0%以下 450kcal
インスティンクト(ローロンジェビティ 成犬用 チキン) チキン(チキンボーンを含む) 36.0%以上 36.0%以上 6.0%以下 約507.3kcal
ペットパティース(フリーズドライ ラム) ※各成分値は水でふやかした後のもの ラム肉 12.00%以上 8.40%以上 75.00%以下

9種類のフリーズドライのドッグフードの主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました。

さすがに良質な動物性原材料が贅沢に使われていることに加えて、手間ひまのかかる製造方法で作られていることもあり、どれも人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていません。

また、全体的にかなり高タンパク・高脂質・高カロリーな傾向があることも分かりますね。

 

ちなみに、フリーズドライのドッグフードはそのままの状態でも与えられますが、主食として与える場合には、水やぬるま湯を加えて与えることを推奨しているメーカー(ブランド)が多いです。

おすすめなのは水ではなく人肌程度のぬるま湯を加える方法で、食感が生食に近くなるだけでなく、フードの香りが強くなって食いつきアップにも期待できます。

そして、水分補給を兼ねられるというのも大きなメリットです。

フリーズドライのおすすめドッグフード5選

これまでの内容を踏まえつつ、フリーズドライのおすすめドッグフードを5種類紹介します。

なお、販売価格や原材料については、調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年1月に公式サイトとAmazonで調査)

モグキューブ

通常購入時の価格 5,852円/425g
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:5,266円(10%オフ)
2〜3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(4袋を定期購入時)
約1,170円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約878円
穀物 不使用
(グレインフリー)

モグキューブはニュージーランド産のフリーズドライのドッグフードで、メインのタンパク源として使われているラム肉が全体の7割以上を占めています。

また、穀物不使用かつラム肉以外の肉類が使われておらず、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆も使われていないことから、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。
(※動物性タンパク源が1種類に限定されているわけではありません)

そして、グルコサミン・コンドロイチンが豊富に含まれている緑イ貝が配合されていることも見逃せません。

主要な成分バランスについては、やはり高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りの子犬や活発な成犬、少食な成犬の主食としてぴったりです。

K9ナチュラル

※各項目は「フリーズドライ チキン・フィースト」のものです

価格/内容量 303円/15g
2,415円/100g
6,718円/500g
21,414円/1.8kg
100gあたりの価格
(500gの販売価格を参照)
約1,344円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約537円
穀物 不使用
(グレインフリー)

メインのタンパク源が違うフリーズドライのドッグフードを取り揃えているK9ナチュラル。

この記事で取り上げているのは「チキン・フィースト」ですが、どのラインナップも高タンパク・高脂質・高カロリーということや、グレインフリーのレシピを採用していること、犬にとって必要のないものが一切添加されていないことは変わりません。

また、K9ナチュラルのように複数の風味を取り揃えている場合、鶏肉好きな愛犬には「チキン」をといった与え方だけでなく、同じ風味をすぐに食べ飽きてしまう愛犬なら複数の風味をローテーション・・・といった与え方ができることも強みです。

それと、K9ナチュラルはモグキューブと同じように、緑イ貝が配合されていることも評価できます。

サンデーペッツ

※各項目は「フリーズドライ ロー・ビーフ」のものです

価格/内容量 4,950円/454g
100gあたりの価格 約1,090円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約545円
穀物 不使用
(グレインフリー)

サンデーペッツには「ロー・ラム」、「ロー・ビーフ」といった2種類のフリーズドライのドッグフードがあるほか、5種類のトッピング用フリーズドライフードも取り揃えています。

この記事では使い勝手を考慮して、主食として与えられる「ロー・ビーフ」を取り上げましたが、やはり全体的に高タンパク・高脂質・高カロリーな傾向があります。
(※トッピング用フードの中には脂質とカロリーが控えめなものもあります)

サンデーペッツのフリーズドライの主食用フードは、動物性原材料の割合が9割以上と非常に多く、モグキューブやK9ナチュラルと同じように緑イ貝も含まれています。

もちろん、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていません。

WOOF

※各項目は「チキン」のものです

価格/内容量 1,429円/50g
5,594円/280g
21,450円/1kg
100gあたりの価格
(1kgの販売価格を参照)
約2,145円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約938円
穀物 不使用
(グレインフリー)

メインのタンパク源が違う、7種類のフリーズドライのドッグフードを取り揃えているWOOF。

また、WOOFはラインナップによって主要な成分バランスにも開きがあり、タンパク源だけでなく成分バランスに注目して選ぶこともできます。

ここで取り上げた「チキン」については、高タンパク・高脂質・高カロリーというフリーズドライフードによく見られる成分バランスで、鶏肉のほかにラム(グリーントライプ)も使われています。

良質な動物性原材料が贅沢に使われたグレインフリーのフリーズドライフード、という点はこれまでに紹介したフードと変わりません。

インスティンクト

※各項目は「ローロンジェビティ 成犬用 チキン」のものです

価格/内容量 8,250円/269g
100gあたりの価格 約3,067円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約2,893円
穀物 不使用
(グレインフリー)

インスティンクトは様々なタイプのドッグフードを取り揃えており、この記事で取り上げた「ローロンジェビティ」がフリーズドライのシリーズになっています。

「ローロンジェビティ 成犬用 チキン」については、やはり高タンパク・高脂質・高カロリーなフリーズドライフードで、そのほかのラインナップも「フィッシュ」を除けばこの傾向が当てはまります。

そして、インスティンクトのフリーズドライフードは、ここまでに取り上げた4種類のフードと比べると非常に高いことも特徴で、トッピングに使うとしても気軽に与えられるとは言いづらいです。

ただ、インスティンクトにはドライフードとフリーズドライを組み合わせた「ローブースト」というシリーズもあり、「ローロンジェビティ」よりは価格が抑えられているので、主食として与えるなら「ローブースト」をおすすめします。

フード選びで迷った時にはモグキューブがおすすめ

モグキューブドッグフードのパッケージ画像

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、モグキューブをおすすめします。

当サイトがフリーズドライのドッグフードの中でも、モグキューブをおすすめする理由は以下の通りです。

モグキューブをおすすめする5つの理由
  • 主食としてもおかずとしても与えられる
  • 良質なラム肉が全体の7割以上を占めている
  • アレルギーの原因になりにくいタンパク源を使用
  • グルコサミン・コンドロイチンが豊富な緑イ貝を配合
  • 割引価格で購入できる定期コースが導入されている

まず言えることは、モグキューブは主食としてもおかずとしても与えられる全年齢対応の主食用フリーズドライフードで、トッピング用やおやつ用に比べて使い勝手がいいことが挙げられます。

また、良質なラム肉が全体の7割以上を占めていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われており、食に敏感な愛犬に対応しやすいこともモグキューブをおすすめする理由の一つです。

それに加えて、グルコサミン・コンドロイチンが豊富な緑イ貝が配合されていることも見逃せません。

 

そして、10〜20%オフの価格で購入できる定期コースが導入されていることも評価できます。

ちなみに、モグキューブの定期コースには特に継続回数の縛りはないので、まずは定期コースで1袋お試ししてみて、愛犬の食いつきや体質に合っているかを確認しながら、定期コースを継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。
(※解約手続きは次回配送予定日の7日前までに行う必要があります)

まとめ

フリーズドライのドッグフードは、原材料そのものの香りと栄養素が損なわれにくいという大きなメリットがあり、良質な動物性原材料が贅沢に使われているものが多いです。

それだけに、どれも販売価格がかなり高い傾向にあるものの、ドライフードと併用して与えれば月々の餌代は抑えられます。

ただし、主食として与える場合には主食用フードとしての基準を満たしたフリーズドライフードを選ぶ必要があるので、ご自身の目できちんと表示を確認してから購入するようにしてください。

このことを踏まえた上で、愛犬の食の好みや体質に配慮して選ぶといいでしょう。