日本犬 柴専用ドッグフードを調査した評判や口コミを踏まえて評価!

イースターが製造・販売している「日本犬 柴専用」は商品名から連想できる通り、柴犬の特性と生活習慣に着目して作られているドッグフードです。

また、日本犬 柴専用には7種類のドライフードがあり、年齢や食の好みに合わせてフードを選ぶことができます。

今回はそんな日本犬 柴専用ドッグフードの口コミ・評判を122件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

日本犬 柴専用ドッグフードの悪い口コミ・評判

日本犬 柴専用ドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「我が家の愛犬はあまり食べない」、「気になる原材料が使われている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、日本犬 柴専用にはアレルギーの原因になりやすい原材料が使われていることや、単純に食の好みに合わなかったことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • うちの犬には合わなかった(14件)
  • 食いつきはいまいち(11件)
  • 原材料の内容が気がかり(5件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2021年10月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

うちの犬には合わなかった

日本犬 柴専用の悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューです。

具体的には「軟便・下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」という飼い主の声を確認できました。

これらの理由として考えられるのは、日本犬 柴専用には穀物が主原料として使われていることや食物アレルギー、餌の急な切り替えです。

 

穀物は肉類よりも安く仕入れることができ、穀物の割合が多いほどフードの販売価格が安くなる傾向がある一方で、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

また、穀物の中でも特に小麦が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、日本犬 柴専用にはどちらのタンパク源も使われています。

このことから体質によっては日本犬 柴専用が合わずに、下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がることがあります。

 

次の餌の切り替えに関してですが、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、餌の切り替えが早すぎると一時的に下痢や吐き戻しが増える可能性はあります。

餌の急な切り替えは消化不良の原因も特定しづらくなってしまうため、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。

食いつきはいまいち

次に多かった悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬はあまり食べない」、「残念ながら食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

食いつきのよさを評価する飼い主の声の方が遥かに多かったものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いフードはまずありません。

また、「”チキン味”は食べないけど”フィッシュ味”はよく食べる」というレビューもあり、実際に食べさせてみないことには何とも言えない・・・というのが率直な感想です。

原材料の内容が気がかり

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「原材料の内容が気がかり」というレビューでした。

まず、先ほども触れたように、日本犬 柴専用には穀物が主原料として使われていることや、小麦・大豆が使われていることが気がかりな要素と言えます。

それに加えて“チキンミール”、”フェザーミール”といった肉類の品質が不明瞭なことも気になります。

もし【愛犬には犬本来の食事内容に配慮されたフードを与えたい】と考えている場合には、良質な肉類が主原料として使われているフードを選んであげることをおすすめします。

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日本犬 柴専用ドッグフードの総合評価

日本犬 柴専用ドッグフードの良い口コミ・評判

日本犬 柴専用ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「値段が手頃で気軽に購入できる」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、日本犬 柴専用には2種類の風味に加えて鶏の旨味にこだわった”黒帯 鶏三昧”というシリーズがあることや、激安フードと言っていい価格帯のドッグフードということが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(62件)
  • お手頃な値段(14件)
  • うちの犬には合っている(11件)
  • 小粒で食べやすそう(3件)
  • 国産だから安心感がある(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

日本犬 柴専用の口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが11件、「食いつきがいい」というレビューが62件という件数を踏まえても、日本犬 柴専用は多くの犬に受け入れられている食いつきがいいフードと捉えてよさそうです。

食いつきのよさを評価する飼い主の声が目立った理由として考えられるのは、”チキン味”と”フィッシュ味”、”チキン&フィッシュ味”といった3種類の風味があることに加えて【黒帯 鶏三昧】というシリーズがあり、愛犬の食の好みに合わせやすくなっていることです。

なお、【黒帯 鶏三昧】に関しては、チキンオイルとチキンレバーを一粒一粒にコーティングしているといった違いがあります。

お手頃な値段

次に多かった良い口コミ・評判は、「日本犬 柴専用はお手頃な値段で販売されている」という内容のレビューです。

実際、日本犬 柴専用の100gあたりの値段は約30円と、激安フードと言っていい価格帯のドライタイプのドッグフードになっています。
(※成犬用 チキン味の2.2kgサイズの最安値を参考にしています)

その一方で、穀物が主原料として使われていたり、小麦・大豆が使われていたり、品質が不明瞭な原材料が使われていたりなど、気になる点が多いのも事実です。

ただ、原材料一覧を見る限りでは人工の酸化防止剤や着色料は使われていませんし、【愛犬の月々の餌代をできるだけ抑えたい】ということであれば、日本犬 柴専用は有力候補の一つになるでしょう。

うちの犬には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューでした。

この理由としてまず考えられるのは、日本犬 柴専用は全体的に脂質が控えめになっていることです。

というのも、体質によっては高脂質のフードが合わずに、下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がることがあるからです。

また、人工の酸化防止剤や着色料がアレルギーや涙やけの原因になることがありますが、先ほども触れた通り、日本犬 柴専用にはそれらの添加物が使われていないことも関係していると考えられます。

小粒で食べやすそう

良い口コミ・評判の中には、「小粒で食べやすそう」というレビューもありました。

リニューアル前のラインナップで一例を挙げると、”全成長段階用 チキン味”の粒の大きさは約7〜8mmくらいの小粒サイズになっており、噛む力があまり強くない犬にも食べやすいサイズと言えます。

ただ、小柄な犬でも大粒で噛みごたえのある粒の方が好きなこともありますし、粒の大きさに関する口コミ・評判はあまり参考にならない・・・と思っておいた方がいいでしょう。

国産だから安心感がある

通販サイトで日本犬 柴専用の口コミ・評判を調査していると、「国産だから安心感がある」という内容のレビューも見つかりました。

実際のところは国産だからといってどれも品質・安全性が優れているわけではなく、安さをウリにしているフードがまだまだ多いのが現状です。

原産国だけでフードの良し悪しは判断できないので、飼い主である私たちが原材料の内容や成分バランスに注目して、愛犬に合ったフードを選んであげることが大切になります。

日本犬 柴専用ドッグフードの口コミ・評判まとめ

日本犬 柴専用ドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「我が家の愛犬はあまり食べない」、「気になる原材料が使われている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、日本犬 柴専用ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「値段が手頃で気軽に購入できる」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、日本犬 柴専用には2種類の風味に加えて鶏の旨味にこだわった”黒帯 鶏三昧”というシリーズがあることや、激安フードと言っていい価格帯のドッグフードということが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • うちの犬には合わなかった
  • 食いつきはいまいち
  • 原材料の内容が気がかり
  • 食いつきがいい
  • お手頃な値段
  • うちの犬には合っている
  • 小粒で食べやすそう
  • 国産だから安心感がある

日本犬 柴専用ドッグフードの種類

イースターの日本犬 柴専用ドッグフードには【日本犬 柴専用】、【日本犬 柴専用 黒帯 鶏三昧】、【日本犬 柴専用 うまみ和え】という3つのシリーズがあります。

日本犬 柴専用

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
全成長段階用 チキン&フィッシュ味 27.0% 9.0% 10.0% 325kcal
成犬用 チキン味 21.0% 7.0% 10.0% 315kcal
成犬用 フィッシュ味 21.0% 7.0% 10.0% 315kcal
高齢犬用 チキン味 23.5% 8.0% 10.0% 320kcal
高齢犬用 フィッシュ味 23.5% 8.0% 10.0% 320kcal

【日本犬 柴専用】のラインナップは「全成長段階用 チキン&フィッシュ味」、「成犬用 チキン味」、「成犬用 フィッシュ味」、「高齢犬用 チキン味」、「高齢犬用 フィッシュ味」の5種類です。

全体的に脂質とカロリーが控えめになっており、「全成長段階用 チキン&フィッシュ味」は育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、そのほかのラインナップよりも高タンパクになっています。

なお、どのラインナップにも穀物が主原料として使われていることなど、原材料の内容自体はほぼ変わりません。

日本犬 柴専用 黒帯 鶏三昧

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
幼犬から成犬用 24.0% 9.0% 10.0% 335kcal
高齢犬用 22.5% 8.0% 10.0% 325kcal

【日本犬 柴専用 黒帯 鶏三昧】のラインナップは「幼犬から成犬用」、「高齢犬用」の2種類です。

「幼犬から成犬用」については、【日本犬 柴専用】シリーズの「全成長段階用 チキン&フィッシュ味」と比べるとややタンパク質が控えめですが、それを除けば主要な成分バランスにそこまでの差はありません。

「高齢犬用」にも同じことが言えるので、成分バランスに注目してどちらかのシリーズを選ぶのではなく、食の好みに合わせて選ぶといいでしょう。

なお、【黒帯 鶏三昧】はチキンオイルとチキンレバーを一粒一粒にコーティングされているという違いがあるものの、原材料の内容はほとんど同じです。

日本犬 柴専用 うまみ和え

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
鶏 レバー入り 4.3% 0.4% 93.0% 23kcal
鶏 錦糸卵入り 4.0% 0.5% 93.0% 24kcal
鶏まぐろ いりこ節入り 8.0% 0.4% 89.5% 35kcal
鶏まぐろ 焼きあご粉入り 7.8% 0.6% 89.5% 35kcal

【日本犬 柴専用 うまみ和え】のラインナップは「鶏 レバー入り」、「鶏 錦糸卵入り」、「鶏まぐろ いりこ節入り」、「鶏まぐろ 焼きあご粉入り」の4種類で、どれもおかず用ウェットフードになっています。

おかず用ウェットフードだけでは必要な栄養をバランスよく摂り入れることができないので、主食用ドライフードにトッピングして与えたり、しつけ後のご褒美やおやつとして与えるようにしましょう。

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日本犬 柴専用ドッグフードの総合評価

日本犬 柴専用ドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
穀類(小麦粉、コーングルテンフィード、ホミニーフィード、小麦ふすま、大麦糠、米糠)、豆類(乾燥おから、脱脂大豆)、肉類(チキンミール、ポークミールフェザーミール)、油脂類(牛脂、精製魚油(DHA・EPA源)、月見草オイル(リノール酸・γ-リノレン酸源))、緑茶粕、アルファルファミール、酵母エキス、ゼオライト、藻類(ケルプミール)、糖類(オリゴ糖)、パン酵母(セレン源)、乾燥カモミール、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類(炭酸カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ビタミン類(コリン、E、パントテン酸、B2、C、A、ナイアシン、イノシトール、B1、B6、葉酸、K、B12、ビオチン、D3)
※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、日本犬 柴専用ドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「成犬用 チキン味」の原材料一覧です)

穀物が主原料のドライタイプのドッグフード

日本犬 柴専用の原材料についてまず言えることは、穀物が主原料として使われていることです。

日本犬 柴専用に限らず、激安フードと言っていい価格帯のフードのほとんどには穀物が主原料として使われています。

その一方で、口コミ・評判の項目でも説明した通り、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いフードは犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

また、穀物の中で特にアレルギーになりやすい小麦が、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていることから、食に敏感な愛犬には合わない可能性はあります。

品質が不明瞭な原材料あり

日本犬 柴専用の原材料一覧には、【チキンミール/フェザーミール】といった品質が不明瞭な原材料が記載されていることも気になります。

公式サイトとパッケージを見た限りでは、肉類の品質についての説明は特に見当たりませんでした。

人工の酸化防止剤と着色料は不使用

日本犬 柴専用には、人工の酸化防止剤と着色料が使われていないことは評価できます。

人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われることに加えて、天然由来のものより効果が強いというメリットもあるため、「基準内なら使われていても問題ない」という考えも、「使われていること自体が問題」という考えも間違いとは言い切れません。

ただ、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

 

それなのに着色料を使って色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。

こういった背景もあり、人工のもの天然のものにかかわらず、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは、着色料が使われているフードは避けられがちな傾向があります。

日本犬 柴専用ドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 21.0%以上
脂質 7.0%以上
粗繊維 7.0%以下
灰分 8.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 0.8%以上
リン 0.6%以上
ナトリウム 0.2%以上
エネルギー 315kcal/100g

原材料の次は、日本犬 柴専用ドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「成犬用 チキン味」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

日本犬 柴専用のタンパク質は21.0〜27.0%以上、脂質は7.0〜9.0%以上、100gあたりのカロリーは315〜335kcalと、全体的に脂質とカロリーが控えめな傾向があります。

タンパク質に関しては全成長段階用は高めに、高齢犬用は標準的な範囲に、成犬用はやや控えめになっています。

このような成分バランスを踏まえると、室内飼いで運動量が少ない成犬・シニア犬向けのフードと言えます。

その一方で、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活溌な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬・シニア犬用フードとしては、カロリーが控えめすぎる印象を受けました。

 

それと、日本犬 柴専用には穀物が主原料として使われていることを踏まえると、植物性タンパク質の割合がかなり多いと推測できます。

このことから、【愛犬には動物性タンパク質がたっぷりと含まれているフードを与えたい】と考えている場合には、日本犬 柴専用は選択肢から外れます。

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日本犬 柴専用ドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
2.2kg 625円 1,010円
6kg 1,679円

イースターの公式サイトと楽天市場、Amazonで日本犬 柴専用の「成犬用 チキン味」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

また、Amazonでは6kgサイズは販売されておらず、最安値は楽天という結果になりました!

日本犬 柴専用を店頭で取り扱っている販売店はそれほど多くはないので、日本犬 柴専用を購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

日本犬 柴専用ドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 1.0
成分 2.0
安全性 5.0
食いつき 4.5
コスパ 5.0
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
625円/2.2kg
1,679円/6kg
※成犬用 チキン味
※2023年6月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 日本
販売会社 イースター株式会社

当サイトの日本犬 柴専用ドッグフードの総合評価はCランクです。

人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことと、非常に手に取りやすい価格帯のドライフードということが魅力と言えます。

その一方で、穀物が主原料として使われていることに加えて小麦・大豆が使われていること、肉類の品質が不明瞭なことが気になるところです。

とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。