カナガンは柴犬に合う?おすすめする7つの理由を徹底解説!

カナガンは犬種や年齢を問わない全犬種・全年齢対応のドッグフードなので、小型犬の柴犬はもちろん、子犬の時期からシニア犬の時期まで与えられます。

と言っても、「カナガンってどんな特徴があるフードなの?」「我が家の柴犬にも合わせやすいのかな?」、といった疑問を抱いている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、カナガンを柴犬におすすめする7つの理由を詳しく解説しているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

カナガンを柴犬におすすめする7つの理由

それでは早速、カナガンを柴犬におすすめする7つの理由を順番に見ていきましょう。

動物性原材料(肉・魚)を贅沢に使用

カナガンには3種類の主食用ドライフード(チキン/サーモン/デンタル)がありますが、どれについても動物性原材料の割合が全体の約6割を占めており、一般的な全犬種・全年齢対応の主食用ドライフードと比較すると、かなり高タンパクになっています。

例えば、「チキン」は第一原材料のチキン生肉の占める割合が26%、第二原材料の乾燥チキンの占める割合が25%となっており、鶏肉だけで全体の半分以上の割合を占めていることになります。

そして、このような原材料の割合を踏まえると、カナガンは肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフード、と言っていいでしょう。

人用の食品レベルの良質な原材料を使用

カナガンには、良質な原材料が使われていることもおすすめする理由の一つです。

ドライフードの「チキン」に使われているチキン生肉や、「サーモン」に使われている生サーモンは、ヒューマングレードの食肉工場で加工されたもので、人間が食べられるほど新鮮で上質なものが厳選されています。
(※乾燥原材料などはペットフード用に加工されたものが使われています)

そのほかの原材料についても一つ一つの名称がハッキリと明記されており、品質・内容が不明瞭な原材料は一切見当たりません。

先ほどの項目でも触れましたが、3種類のドライフードは動物性原材料の割合まで補足されており、品質面に対しての強いこだわりを感じられます。

香料・着色料といった必要のないものは不使用

カナガンには、香料や着色料が使われていないことも見逃せません。

ドライフードの「チキン」を実際にお試ししてみた限りでは、かなり香りが強いドライフードという印象を受けましたが、人工の香料を使って香り付けはされておらず、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。

着色料についてはフードの見た目をよくする目的で添加されますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

それに対して、犬にとって必要のないものが一切使われていないカナガンは、人間ではなく犬の立場になって作られているドッグフードと捉えることができますね。

グレインフリー(穀物不使用)のドッグフード

特定のタンパク源にアレルギーのある柴犬も少なくない中、カナガンはグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードということも強みになります。

と言うのも、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にあり、体質によっては穀物全般が合わないこともあるからです。

また、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、カナガンの各ドッグフードにはそれらのタンパク源も使われていません。

動物性タンパク源の違うラインナップがある

カナガンには「チキン/サーモン/デンタル」といった3種類のドライフードと、缶詰タイプのウェットフード「チキン」が1種類あります。

そして、ドライフードの「チキン」は動物性タンパク源が鶏と卵に、「サーモン」は魚だけに限定されているので、愛犬の食の好みや体質に合わせて選べます。

また、缶詰タイプのウェットフードも全犬種・全年齢対応の主食用フードなので、いつものドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えられます。

ウェットフードは水分量が多くてカロリー控えめという性質上、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬用フードとしてもおすすめです。

活発な柴犬向けの成分バランス

柴犬は猟犬として活躍していた犬種ということもあり、それなりの運動量を必要とする小型犬です。

それに対して、ドライフードの「チキン」は高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めで、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬用フードとしてぴったりです。

また、「サーモン」はチキンと比べると脂質がやや控えめで、タンパク源の内容だけでなく成分バランスに注目して選ぶこともできます。

ドライフードは子犬にも食べやすい小粒サイズ

全年齢対応のドライフードの中には、口の小さな小型犬には食べづらい中粒〜大粒サイズのものもありますが、カナガンのドライフードは小粒サイズになっています。

実際に「チキン」をお試しして見た限りででも、直径は10mm程度、厚みは4.5mm程度といったところで、子犬やシニア犬にも食べやすい粒サイズのドライフードと感じました。

それに加えて、真ん中に穴が空いたドーナツ型なので、軽めの力でも噛み砕きやすいです。

なお、ドライフードの「チキン」をお試ししてみた感想や口コミ・評判については、以下の記事にまとめています。

カナガン(チキン/サーモン)の1日あたりの給与量

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

柴犬の成犬時の平均体重は8〜10kgということで、カナガンの公式サイトに掲載されている給与量を参考にしながら、柴犬の平均体重付近の給与量表を作ってみました!
(※この記事で取り上げているのは「チキン」と「サーモン」の給与量で、「デンタル」と「ウェット」の給与量は別です)

ただ、実際には飼育環境や体質によって適量が変わってくるので、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給与量を微調整するようにしてください。

なお、便の固さについては、柔らかめであれば餌の量が多すぎる可能性が、その逆に固めであれば餌の量が少ない可能性があります。

子犬の1日あたりの給与量

成犬時の体重 2〜3ヶ月 4〜5ヶ月 6〜7ヶ月 8〜9ヶ月 10〜11ヶ月 12〜13ヶ月 14〜15ヶ月
5~10kg 140〜150g 160〜170g 170〜180g 160〜170g 150〜160g 140〜150g 成犬
10〜15kg 160〜170g 180〜190g 200〜210g 200〜210g 180〜190g 170g〜成犬 成犬

子犬の給与量の目安は表の通りです。

子犬の餌の回数については、生後2〜3ヶ月くらいまでは1日4〜5回を、生後4〜5ヶ月くらいまでは1日3〜4回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにするといいでしょう。

生後6ヶ月以降の餌の回数は、1日2回が目安になります。

成犬の1日あたりの給与量

体重 給与量
6kg 92g
7kg 104g
8kg 116g
9kg 128g
10kg 140g
11kg 150g
12kg 160g

成犬の給与量の目安は表の通りで、餌の回数は生後6ヶ月以降の子犬と同じ1日2回が目安です。

ただ、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬には1日3回に分けて様子見・・・といったように、愛犬の食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。

なお、公式サイトにはシニア犬の給与量の目安は掲載されていませんが、成犬時の1〜2割くらい減らした量を目安にしつつ、活動量などに合わせて給与量を調整するのがいいでしょう。

シニア犬の餌の回数に関しては、1日2〜3回が目安になります。

まとめ

カナガンは良質な肉・魚が贅沢に使われた高タンパクなドッグフードになっており、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフードと捉えることができます。

また、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることに加えて、動物性タンパク源の種類が違うドライフードを取り揃えており、食の好みだけでなく体質に配慮して選ぶこともできます。

そして、ドライフードの「チキン」については脂質とカロリーもやや高めになっており、育ち盛りの子犬や活発な成犬用フードとして特におすすめです。

「愛犬には品質面・安全性ともにきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えているなら、カナガンは自信を持っておすすめできる内容のフードです。