「ロニー」、「エリザベス」といったキャットフードを販売している、マッサンペットフーズ(株式会社ヒューマル)のオリジナルドッグフードの「ウィリアム」。
主原料として使われている肉類の占める割合が全体の58%と多く、高GI原材料を避けたグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。
今回はそんなウィリアムドッグフードの口コミ・評判を20件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ウィリアムドッグフードの悪い口コミ・評判
ウィリアムドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高い」、「成分バランスが気になる」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ウィリアムは良質な動物性原材料が主原料のグレインフリーフードということや、100gあたりのカロリーが400kcal近くあるドライフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(2件)
- 成分バランスが気になる(1件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2021年11月にAmazon、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査し、2023年6月に追加調査を行いました。
値段が高い
ウィリアムの悪い口コミ・評判の一つが、「値段が高い」という内容のレビューでした。
ウィリアムの100gあたりの値段は約263円と、ホームセンターやペットショップでよく見かける市販のドッグフードと比較すると確かに高いです。
もちろん値段が高いのには理由があり、主原料として使われている肉類の割合が全体の5割以上を占めていたり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているなどのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
(※解約などの手続きは次回配送予定日の1週間前までに行う必要があります)
成分バランスが気になる
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「成分バランスが気になる」という内容のレビューです。
具体的には、カロリーが高いことを気にする飼い主の声でした。
ウィリアムの100gあたりのカロリーは約397.8kcalと、確かに一般的な成犬用の主食用ドライフードと比較するとカロリーが高めです。
そのため、食欲旺盛な成犬や運動量が落ちたシニア犬に与える場合、与えすぎないよう特に気をつけなければいけません。
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ウィリアムドッグフードの総合評価
ウィリアムドッグフードの良い口コミ・評判
ウィリアムドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「開封部がマジックテープ型になっているのが便利」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ウィリアムには良質な鶏肉が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(8件)
- 原材料に安心感がある(4件)
- 保存しやすいパッケージ(3件)
- うちの犬には合っている(2件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ウィリアムの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューで、この理由として考えられるのは、ウィリアムには良質な肉類(鶏肉)が主原料として使われていることです。
全体の24%を占めている”脱水鶏肉”はじっくりと時間をかけて脱水した鶏肉のことで、手間ひまがかかるというデメリットがある反面、原材料の香りや栄養素ができる限り損なわれないという大きなメリットがあります。
それに加えて、栄養バランスや食いつきを考慮してサーモンオイルも配合されており、原材料そのものの香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められていると捉えることができます。
とは言え、そもそものレビュー総数が少ないこともあり、食いつきに関する口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。
原材料に安心感がある
次に多かった良い口コミ・評判は、「ウィリアムは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が使われているフードは少なくありませんが、ウィリアムは自然由来のビタミンEで代用していることが安心できる要素と言えるでしょう。
また、色味をつけるために人工の着色料を使っているフードがある一方で、ウィリアムには人工のもの天然のものにかかわらず、着色料そのものが使われていません。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありませんからね。
保存しやすいパッケージ
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「保存しやすいパッケージ」という内容のレビューです。
ウィリアムのパッケージの開封部にはジップロックのようなジッパーではなく、”EASY-LOCK”というマジックテープ型のジッパーが採用されています。
マジックテープ型は袋を簡単に閉めることができますし、密封タイプとは違って袋を閉めた後から空気を押し出すことができるんですよ。
うちの犬には合っている
良い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合っている」というレビューもありました。
この理由として考えられるのは、ウィリアムは鶏肉が主原料として使われている高タンパクなグレインフリーフードということです。
その一方で、フードの販売価格が安くなるほど穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。
また、豆類の中では大豆が、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、ウィリアムにはそれらのタンパク源が使われておらず、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。
ウィリアムドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
成分バランスが気になる | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
保存しやすいパッケージ | |
うちの犬には合っている |
ウィリアムドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高い」、「成分バランスが気になる」といった内容のレビューを確認できました。
その一方で、ウィリアムドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「開封部がマジックテープ型になっているのが便利」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、ウィリアムには良質な鶏肉が主原料として使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。
ウィリアムドッグフードのお試しサンプルについて
ウィリアムドッグフードの無料お試しサンプルはありませんが、公式サイトでは1袋200gのお試しサイズが送料無料の999円で販売されています。
お試しサイズは1購入につき2袋まで購入できるので、ざっくりとした食いつきくらいは確認できるでしょう。
とは言え、お試しサイズでは開封して時間が経ったフードを食べてくれるかの判断や、愛犬の体質に合っているかどうかをしっかりと判断できません。
こういった理由もあり、当サイトでは少量サイズのお試しは積極的にはおすすめしておらず、1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入して、愛犬の食いつきと変化を時間をかけて確認することをおすすめしています。
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ウィリアムドッグフードの総合評価
ウィリアムドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
肉類(脱水鶏肉 24%、鶏生肉 20%、鶏脂 9%、鶏タンパク質 5%)、サツマイモ、グリンピース、チコリ、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、サーモンオイル、亜麻仁、乾燥全卵、ビール酵母、マンナンオリゴ糖&βグルカン、アミノ酸類(タウリン)、ビタミン類(A、E、D3)、南極オキアミ、コンドロイチン硫酸、グルコサミン(動物組織由来)、ビルベリー、カウベリー、ペパーミント、リンゴ、ヒヨコ豆、ニンジン、トマト、シナモン、ムラサキウマゴヤシ、ローズヒップ、カモミール、イラクサ、アニス、フェヌグリーク、マリーゴールド、ユッカシジゲラ、海藻、オレガノ、セージ、マジョラム、タイム、クランベリー、スピルリナ、パセリ、ナシ、ブルーベリー、マルベリー、タピオカ、オレンジ |
ここからは、ウィリアムドッグフードの原材料を評価していきます。
良質な肉類(鶏肉)を主原料として使用
ウィリアムの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、良質な肉類が主原料として使われていることでしょう。
内訳は脱水鶏肉が24%、鶏生肉が20%、鶏脂が9%、鶏タンパク質が5%ということで、動物性原材料が全体の5割以上を占めていることになります。
また、乾燥肉が使われていないことも見逃せません。
一番割合が多い脱水鶏肉は調理に手間がかかるというデメリットがありますが、原材料の香りや栄養素ができる限り損なわれないというメリットがあります。
それに加えて、原材料一覧には”動物性油脂”などの曖昧な記載がなく、一つ一つの原材料が明記されていることも評価できますし、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも安心感に繋がります。
グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
ウィリアムは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのも特徴です。
安さをウリにしたフードのほとんどには肉類より安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もあります。
それに対して、ウィリアムには穀物が一切使われていないので、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある犬にも問題なく与えることができます。
それだけでなく、ウィリアムには高GI原材料が使われておらず、犬本来の食事内容に配慮されたドライタイプのプレミアムドッグフードと捉えることができます。
ウィリアムドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 26.5% |
粗脂肪 | 19% |
粗繊維 | 5.2% |
粗灰分 | 10.1% |
水分 | 10% |
オメガ6脂肪酸 | 2.0% |
オメガ3脂肪酸 | 0.30% |
カルシウム | 1.2% |
リン | 1.0% |
マグネシウム | 0.07% |
カロリー | 約397.8kcal/100g |
原材料の次は、ウィリアムドッグフードの成分を評価していきます。
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ウィリアムのタンパク質は26.5%、脂質は19%、100gあたりのカロリーは約398kcalと、やや高タンパクかつ高脂質・高カロリーなドッグフードになっています。
こういった成分バランス上、育ち盛りたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用の主食としてぴったりです。
その逆に、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬や、歳をとって運動量が落ちたシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
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ウィリアムドッグフードの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
公式 | 楽天 | Amazon | |
---|---|---|---|
販売価格 (1.8kg×1袋) |
4,730円 | – | 5,800円 |
送料 | 682円 | – | 無料 |
ウィリアムは通販限定のプレミアムドッグフードで、ホームセンターやペットショップなどでは店頭販売されていません。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
また、公式サイト以外で正規品が販売されているのはAmazonだけで、楽天市場をはじめとしたその他の通販サイトでは取り扱いがありません。
販売価格に関しては、公式サイトが税込4,730円(1袋1.8kg)+送料682円、Amazonが送料無料の税込5,800円ということで、公式サイトで注文した方が388円安いです。
それに加えて、公式サイトでは定期コースが導入されており、都度買いするよりもお得な価格でウィリアムを購入できるようになっています。
公式サイトの定期コースについて
1袋 | 3袋以上 | |
---|---|---|
販売価格 (1袋あたり) |
4,257円 | 4,257円 |
送料 | 682円 | 無料 |
ウィリアムの通常販売価格は4,730円ですが、定期コースを利用する場合は10%オフの4,257円で購入することができます。
また、3袋以上まとめ買いすると送料が無料になります。
定期コースと聞くと「継続の縛りがあるのではないか?」と思われる方もいるかもしれませんが、ウィリアムの定期コースにはこれといって継続回数の縛りはなく初回限りで解約することができますし、解約金や違約金といった費用もかかりません。
一時停止や解約などの手続きは次回配送予定日の1週間前までに行う必要があることには注意しなければいけませんが、心配な場合は配送周期に余裕を持たせておけばよほど問題はないでしょう。
配送周期については最短で14日間隔、最長で90日間隔での設定ができ、周期変更や解約手続きなどはマイページから行えますよ。
それと、定期コース利用時には2回目の配送時に珪藻土ブロック調湿剤の2個セットが同梱される、といった特典もあります。
ウィリアムドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 5.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | ※レビューが少ないため未評価 |
コスパ | 2.5 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 通常購入:4,730円/1.8kg 定期購入:4,257円/1.8kg ※定期購入時は10%オフ |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | オランダ |
販売会社 | 株式会社ヒューマル |
当サイトのウィリアムドッグフードの総合評価はAランクです。
主原料として使われている肉類の割合が全体の5割以上と多く、高GI原材料が使われていないグレインフリーのドライフードということが魅力的です。
また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも評価できます。
決して安いとは言えない価格帯のプレミアムフードですが、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されていることに加えて、200gサイズのお試しパックが送料無料で販売されていることは良心的と言えます。
ざっくりとした食いつきだけでも確認したいという場合はお試しパックで様子見するのもいいですし、まずは定期コースで1袋だけお試し注文してみて、愛犬に合っているかどうかをじっくりと確認しながら継続するか解約するかを検討するのもおすすめです。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイトが調査した226種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のフードを10種類ピックアップしています。