ほぼ全てのラインナップに動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、食の好みや体質に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えているドクタープロ。
また、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物が使われていないことも特徴です。
今回はそんなドクタープロドッグフードの口コミ・評判を103件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ドクタープロドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 3.5 |
成分 | 4.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 4.5 |
コスパ | 3.5 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,855円/800g 3,770円/2.4kg 8,800円/6.0kg ※チキン&ターキー オールステージ ※2023年6月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | ドライフード:アメリカ ウェットフード:タイ |
販売会社 | 株式会社ニチドウ |
当サイトのドクタープロドッグフードの総合評価はAランクです。
タンパク源の内容と成分バランスの傾向が違う様々なドライフードがあり、愛犬の食の好みや体質、お悩みに配慮して選べることは魅力的です。
また、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことや、「食いつきがいい」という飼い主の声が多かったこと、比較的手に取りやすい価格で販売されていることも評価できます。
その一方で、原材料の品質が不明瞭なことが気になったほか、一部のドライフードのタンパク質含有量には若干の物足りなさを感じました。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ドクタープロドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、ドクタープロドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「毎食与えるには値段が高い」、「我が家の愛犬はあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ドクタープロドッグフードは動物性原材料の割合が比較的多いことや、単純に食の好みに合わなかったことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(11件)
- 食いつきはいまいち(8件)
- うちの犬には合わなかった(3件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年7月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
ドクタープロドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。
参考までに一例を挙げると、“チキン&ターキー オールステージ”の2.4kgの100gあたりの値段は約160円ということで、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける激安ドッグフードと比較すると値段が高いです。
(※調査時点の最安値を参考にしています)
ただ、ドクタープロドッグフードの2倍以上の値段で販売されているドッグフードも珍しくはありませんし、激安ドッグフードだけでなく高級ドッグフードまでを含めて総合的に値段を比較すれば、ドクタープロドッグフードは平均的な価格帯と捉えることができます。
とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。
食いつきはいまいち
次に多かった悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」といった内容のレビューです。
「食いつきがいい」というレビューに比べれば遥かに件数は少なかったですが、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いドッグフードはまずありません。
ドクタープロドッグフードの食いつきが悪かった理由としてまず考えられるのは、単純に選んだ風味が食の好みに合わなかったことです。
ただ、ドクタープロドッグフードは”チキン&ターキー”や”ラム&オートミール”、”3フィッシュ2ポテト”などメインのタンパク源が違うラインナップを取り揃えており、風味の種類が限定されたドッグフードに比べれば食の好みに合わせやすくなっています。
うちの犬には合わなかった
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューです。
具体的には「軟便・下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」といった飼い主の声を確認できました。
軟便や吐き戻しの理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。
ドクタープロドッグフードにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもありますし、穀物全般が体質に合わない犬もいます。
そのため、食に敏感な愛犬にドクタープロドッグフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目しておくといいでしょう。
ドクタープロドッグフードの良い口コミ・評判
ドクタープロドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ドクタープロドッグフードはメインのタンパク源が違うドッグフードを取り揃えていることや、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(51件)
- うちの犬には合っている(16件)
- 成分バランスがいい(6件)
- 原材料に安心感がある(5件)
- お手頃な値段(3件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ドクタープロドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが8件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが51件という件数を踏まえても、ドクタープロドッグフードはたくさんの犬たちに受け入れられている嗜好性が高いドッグフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、ドクタープロドッグフードは動物性原材料の割合が比較的多く、原材料の香りを活かして風味が整えられていることです。
また、悪い口コミ・評判の項目でも触れたように、ドクタープロドッグフードにはメインの動物性タンパク源が違うドッグフードがあり、食の好みに合わせて選びやすいことも理由の一つと考えられます。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、ドクタープロドッグフードにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることです。
ドッグフードの販売価格が安くなるにつれて穀物の割合が増える傾向にあり、小麦が使われているドッグフードは珍しくありませんが、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすいという問題があります。
また、豆類の中では大豆が、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすい傾向がある一方で、ドクタープロドッグフードには小麦・大豆・牛肉といったタンパク源が使われていません。
そして、”一膳シリーズ”というグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したシリーズがあり、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応できます。
そのほかにも、人工の酸化防止剤・着色料がアレルギーや涙やけの原因になることもありますが、ドクタープロドッグフードにはそれらの添加物が使われていないことも評価できます。
成分バランスがいい
良い口コミ・評判の中には、「ドクタープロドッグフードの成分バランスがいい」という内容のレビューもありました。
ドクタープロドッグフードは、やや高タンパク・高脂質かつカロリーは標準的な範囲のドライフードが多いですが、脂質とカロリーが控えめな”高齢犬・体重管理用”というドライフードもあります。
このことから、食の好みやアレルギーだけでなく、愛犬の食事量や運動量に配慮して選ぶこともできます。
ただ、”高齢犬・体重管理用”については、タンパク質含有量に若干の物足りなさを感じました。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
まず、食に敏感な愛犬を飼っている方にとっては、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。
先ほども触れたように、ドクタープロドッグフードには小麦・大豆・牛肉といったタンパク源が使われておらず、動物性タンパク源の種類を限定したドッグフードやグレインフリーのレシピを採用したドッグフードもあります。
また、これも先ほどまでに触れましたが、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことも安心感に繋がります。
人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、ドクタープロドッグフードには天然由来の酸化防止剤が使われています。
着色料についてはドッグフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
お手頃な値段
「値段が高い」という悪いレビューとは対照的に、「お手頃な値段」というレビューも確認できました。
悪い口コミ・評判の項目でも説明した通り、店頭で販売されている激安ドッグフードだけでなく、通販でしか購入しづらい高級ドッグフードまでを含めて比較すれば、ドクタープロドッグフードは平均的な価格帯と捉えることができます。
もちろん、値段が高くなればなるほど動物性原材料の割合が増えたり、手間ひまのかかる製造方法で作られているなどの違いもでてきます。
ただ、【愛犬には品質と価格のバランスが取れたドッグフードを与えたい】と考えているのであれば、ドクタープロドッグフードは有力候補の一つになるでしょう。
ドクタープロドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
食いつきはいまいち | |
うちの犬には合わなかった | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
成分バランスがいい | |
原材料に安心感がある | |
お手頃な値段 |
ドクタープロドッグフードの悪い口コミ・評判は「毎食与えるには値段が高い」、「我が家の愛犬はあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ドクタープロドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ドクタープロドッグフードはメインのタンパク源が違うドッグフードを取り揃えていることや、アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ドクタープロドッグフードの種類
シリーズ名 | タイプ | 商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
対象 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドクタープロ | ドライ | チキン&ターキー オールステージ | チキンミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 27.0% | 15.0% | 10.0% | 367kcal | 全年齢 |
ラム&オートミール オールステージ | ラムミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 25.0% | 15.0% | 10.0% | 364kcal | 全年齢 | ||
3フィッシュ2ポテト | サーモンミール | 大麦、オートミール | 26.0% | 14.0% | 10.0% | 347kcal | 全年齢 | ||
pHコントロール | チキンミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 27.0% | 15.0% | 10.0% | 367kcal | 全年齢 | ||
ラム&オートミール デンタルケア | ラムミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 25.0% | 14.0% | 10.0% | 364kcal | 全年齢 | ||
3フィッシュ2ポテト デンタルケア | サーモンミール | 大麦、オートミール | 26.0% | 14.0% | 10.0% | 347kcal | 全年齢 | ||
チキン&ターキー 高齢犬・体重管理用 | 玄米 | 玄米、ブリューワーズライス、オートミール | 21.0% | 8.0% | 10.0% | 330kcal | 成犬・シニア犬 | ||
ラム&オートミール 高齢犬・体重管理用 | ラムミール | 玄米、ブリューワーズライス、オートミール、大麦 | 21.0% | 10.0% | 10.0% | 326kcal | 成犬・シニア犬 | ||
ダックスフード | チキンミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 27.0% | 15.0% | 10.0% | 367kcal | 全年齢 | ||
チワワフード | チキンミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 27.0% | 15.0% | 10.0% | 367kcal | 全年齢 | ||
トイプードルフード | チキンミール | ブリューワーズライス、玄米、オートミール | 27.0% | 15.0% | 10.0% | 367kcal | 全年齢 | ||
ウェット(缶詰) | ササミ | ササミ | 不使用 | 11.2% | 0.3% | 85.0% | ? | ※おかず用 | |
ドクタープロ 一膳 | ドライ | 鶏・じゃがいも | 乾燥チキン粉 | 不使用 | 26.0% | 13.5% | 10.0% | 約350kacl | 全年齢 |
豚・じゃがいも | 乾燥ポーク粉 | 不使用 | 27.0% | 13.5% | 10.0% | 約350kcal | 全年齢 | ||
魚・じゃがいも | キャットフィッシュ | 不使用 | 25.0% | 13.5% | 10.0% | 約345kcal | 全年齢 |
ドクタープロドッグフードは主食用ドライフードが14種類、おかず用ウェットフード(缶詰タイプ)が1種類というラインナップになっています。
そして、どれも小麦不使用のレシピを採用していることや、人工の酸化防止剤・着色料が使われていないことは変わりません。
また、「チキン&ターキー 高齢犬・体重管理用」を除けば、どのドッグフードにも動物性タンパク源が主原料として使われています。
主食用ドライフードについては、やや高タンパク・高脂質かつカロリーは標準的な範囲なものが多いですが、2種類の「高齢犬・体重管理用」はそのほかのドライフードと比べると、タンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されています。
【一膳シリーズ】に関しては、動物性タンパク源が主原料かつグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したドライフードになっています。
ドクタープロドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキンミール・ブリューワーズライス・玄米・鶏脂・オートミール・トマト繊維・ターキーミール・天然フレーバー・サーモンミール・乾燥全卵・乾燥乳タンパク質・ビール酵母・食塩・トルラ酵母・キャノーラオイル・クランベリー・パパイヤ抽出物・ユッカ抽出物・グルコサミン・コンドロイチン硫酸・ラクトフェリン・ビタミン類(塩化コリン・ビタミンE・パントテン酸・ビタミンA・ナイアシン・ビタミンB2・ビタミンB1・ビタミンB6・ビタミンD3・ビタミンK3・葉酸・ビオチン・ビタミンB12・耐熱性ビタミンC)・ミネラル類(リン酸二カルシウム・塩化カリウム・塩化カルシウム・酸化亜鉛・亜鉛蛋白化合物・硫酸第一鉄・酸化マンガン・硫酸銅・マンガン蛋白化合物・ヨウ素酸カルシウム・銅蛋白化合物・亜セレン酸ナトリウム・炭酸コバルト)・酸化防止剤(ローズマリー抽出物) |
ここからは、ドクタープロドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「チキン&ターキー オールステージ」の原材料一覧です)
動物性タンパク源の割合が比較的多いドッグフード
ドクタープロドッグフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、動物性タンパク源の割合が比較的多いことです。
ほぼ全てのラインナップに動物性タンパク源が主原料として使われていることもあってか、全体的に高タンパクなドッグフードが多いです。
(※「チキン&ターキー 高齢犬・体重管理用」だけは穀物が主原料として使われています)
また、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉と、穀物の中でアレルギーの原因になりやすい小麦、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも強みと言えます。
そして、「チキンミール/ラムミール/サーモンミール」といったように、メインのタンパク源が違うドッグフードを取り揃えていることや、動物性タンパク源の種類が限定されたドッグフードがあること、【一膳】というグレインフリーのシリーズがあることも見逃せません。
このことから、愛犬の食の好みだけでなく、アレルギーに配慮して選びやすくなっています。
それに加えて、人工の酸化防止剤・着色料も使われておらず、安全性にもしっかりと配慮されている印象を受けました。
ドクタープロドッグフードの原材料について気になる点を挙げるとすれば、原材料の品質や割合についての記載がなく、それらが明記されているドッグフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。
ドクタープロドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 27.0%以上 |
粗脂肪 | 15.0%以上 |
粗繊維 | 5.0%以下 |
粗灰分 | 8.0%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カルシウム | 1.5%以上 |
リン | 1.0%以上 |
エネルギー | 367kcal/100g |
原材料の次は、ドクタープロドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「チキン&ターキー オールステージ」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ドクタープロのドライタイプのドッグフードのタンパク質は21.0〜27.0%以上、脂質は8.0〜15.0%以上、カロリーは100gあたり326〜367kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあります。
全体的にはやや高タンパク・高脂質かつカロリーは標準的な範囲なドライフードが多く、該当するドライフードは適度に運動をする成犬の主食としてぴったりです。
また、2種類の「高齢犬・体重管理用」については、タンパク質・脂質・カロリーが控えめになっています。
ただ、脂質とカロリーが控えめという点ではシニア犬や食べすぎてしまう傾向のある成犬向けと言えるものの、タンパク質含有量には若干の物足りなさを感じました。
肉食傾向の雑食である犬にとってタンパク質は大切な栄養素なので、当サイトでは特別な事情がない限りは子犬と成犬には高タンパクなドッグフードを、シニア犬には適度にタンパク質が含まれているドッグフードを選んであげることをおすすめしています。
それと、ドクタープロドッグフードには高カロリーなラインナップはないことから、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
800g | 2,200円 | 1,855円 | – |
2.4kg | 5,225円 | 3,770円 | 4,600円 |
6.0kg | 11,770円 | 8,800円 | 7,988円 |
ドクタープロドッグフードを販売しているニチドウの公式サイトと楽天市場、Amazonで「チキン&ターキー オールステージ」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトには定価は掲載されているものの、直接購入することはできませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
そして、Amazonでは800gサイズは販売されておらず、2.4kgサイズの最安値は楽天、6.0kgサイズの最安値はAmazonという結果になりました!
ドクタープロドッグフードは店頭ではあまり販売されていないので、ドクタープロドッグフードを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、まとめ買いで送料無料となる販売店も多いですからね。
ただ、どうしても店頭で購入したいというこだわりがあるなら、公式サイトで最寄りの取扱店舗を探してみるといいでしょう。
⇒Dr.PROお取り扱い店舗一覧
まとめ
ドクタープロドッグフードは原材料の品質が不明瞭なことや、一部のドライフードのタンパク質含有量に若干の物足りなさを感じたものの、ほぼ全てのラインナップに動物性タンパク源が主原料として使われています。
そして、タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違うドッグフードを取り揃えており、愛犬の食の好みや体質、お悩みに配慮して選べることが魅力と言えます。
また、人工の酸化防止剤・着色料といった、必ずしも使う必要のない添加物が使われていないことも評価できます。
販売価格については平均的な範囲に収まっているので、「愛犬には品質と価格のバランスが取れたドッグフードを与えたい」と考えているなら、ドクタープロドッグフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。