チキン(鶏肉)のドッグフードのおすすめ7選|30種類の餌を徹底検証!

ドッグフードに使われる動物性タンパク源の定番と言えば、高タンパク・低脂質なチキン(鶏肉)が挙げられ、様々なドライフードやウェットフードが製造・販売されています。

そして、チキンのドッグフードは選択肢が多い分、「どのドッグフードを選べばいいのか分からない」、「どのドッグフードもいまいち違いが分からない」と悩んでしまう方もいるでしょう。

そこでこの記事では、チキン(鶏肉)のドッグフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

目次
  1. チキン(鶏肉)のドッグフードの選び方
    1. 主原料としてチキンが使われているか
    2. チキン以外の動物性タンパク源が使われているか
    3. 品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないか
    4. 着色料などの不要な添加物が使われていないか
  2. 評判のいいチキン(鶏肉)のドッグフード30種
  3. チキン(鶏肉)のドッグフードのおすすめ7選
    1. カナガン
    2. ネルソンズ
    3. OBREMO(オブレモ)
    4. ナチュラルチョイス
    5. やわか
    6. ドッグフード工房
    7. アカナ
  4. チキン(鶏肉)のドッグフードで迷った時はカナガンがおすすめ
  5. チキン(鶏肉)のドッグフードに関するQ&A
    1. ドッグフードの原材料のチキンミールとは?
    2. ドッグフードのラムとチキンの違いは何?
    3. チキンのドッグフードで小型犬におすすめなのは?
    4. 柴犬におすすめのチキンのドッグフードはある?
    5. 幼犬におすすめのチキンのドッグフードは?
    6. シニア犬におすすめのチキンのドッグフードは?
    7. チキンの国産ドッグフードでおすすめはある?
    8. 市販のチキンのドッグフードでおすすめは?
    9. チキンのウェットドッグフードでおすすめは?
    10. グレインフリーでチキンのドッグフードでおすすめは?
    11. チキンのソフトタイプのドッグフードでおすすめは?
    12. ドライタイプのチキンのドッグフードでおすすめは?
    13. チキンの無添加ドッグフードでおすすめは?
  6. まとめ

チキン(鶏肉)のドッグフードの選び方

チキン(鶏肉)のドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

主原料としてチキンが使われているか

まず確認しておきたいことは、主原料としてチキンが使われているかどうかです。

当たり前のように感じるかもしれませんが、商品名に「チキン」や「鶏肉」と書かれていてもチキンが主原料として使われているとは限りません。

そして、そのほかの動物性タンパク源が主原料として使われていたり、穀物やイモ類・豆類が主原料として使われていることもあります。

 

また、販売価格が安くなるにつれて動物性タンパク源の割合が減り、穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは、下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。

このことから、特別なこだわりがない限りは主原料としてチキン、あるいはそのほかの動物性タンパク源が使われており、高タンパクなドッグフードを選んであげることをおすすめしています。

主原料の確認方法自体は簡単で、ドッグフードの原材料一覧には使用割合が多い順に掲載されているので、はじめにチキン生肉や乾燥鶏肉などと記載されていれば、チキンが主原料のドッグフードということになります。

チキン以外の動物性タンパク源が使われているか

主原料として使われている原材料を確認する時には、そのほかの動物性タンパク源もあわせて確認しておきましょう。

愛犬に特にこれといったアレルギーがなければ、動物性タンパク源の種類にはそれほど神経質になる必要はないですが、食に敏感な愛犬にはできるだけ動物性タンパク源の種類が少ないドッグフードを選ぶことをおすすめします。

この理由は、タンパク源がシンプルな方がアレルギーの原因を特定しやすいからです。

 

なお、牛脂や豚脂などの油脂類自体はアレルギーの原因になりませんが、タンパク質がきちんと除去されていない場合はアレルギーの原因になりえます。

そのため、もしアレルギーに配慮して動物性タンパク源がシンプルなドッグフードを探している場合には、念のために油脂類にも気を配っておくといいでしょう。

品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないか

そのほかには、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないかも確認しておくべきです。

例えば、ドッグフードの中には“チキン等”“家禽類”といったような記載がされているものがありますが、これだけでは具体的に何の動物の肉が使われているのかが分かりません。

対照的に、品質面にこだわりを持って作られているドッグフードの場合は、新鮮チキンや骨抜きチキンといったように一つ一つの原材料が明記されており、「人用の食品レベルの原材料を使用」といったような補足がされていることがほとんどです。

ただ、公式サイトやパッケージに品質・内容の補足がされていることもあるので、メーカーが公開している情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。

着色料などの不要な添加物が使われていないか

不要な添加物が使われていないかどうかも確認しておきましょう。

具体的には人工の酸化防止剤や着色料といった添加物で、これらの添加物がアレルギーや涙やけの原因になることもあります。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤については、ドッグフードの酸化を抑える目的で添加されるものの、ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。

着色料に関しては見た目をよくする目的で添加されますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。

評判のいいチキン(鶏肉)のドッグフード30種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
オメガ6:オメガ3 気がかりな原材料 動物性原材料
カナガン(チキン) チキン生肉 29%以上 15%以上 9%以下 376kcal 3.1:1 チキン生肉、乾燥チキン、チキンオイル、乾燥卵、チキングレイビー、サーモンオイル
ペディグリー(旨みチキン&緑黄色野菜入り) 穀類 18.0%以上 10.0%以上 10.5%以下 330kcal チキン等、パーム油等、タンパク加水分解物、着色料、BHA、BHT、pH調整剤 チキン加水分解物、チキン等
グランデリ フレシャス(低脂肪設計 チキン・ビーフ入り) 穀類 22.0%以上 9.0%以上 10.0%以下 約355kcal チキンミール、ビーフミール、ポークミール、動物性油脂、調味料 チキンミール、チキンエキス、ビーフミール、ポークミール、乾燥ささみ加工品、ビーフ、フィッシュミール、フィッシュエキス、まぐろミール、かつお節、動物性油脂、チーズパウダー
サイエンスダイエット(小型犬用 成犬用 チキン) トリ肉 21.0%以上 13.0%以上 10.0%以下 373.1kcal 6.6:1 動物性油脂 チキン、ターキー、動物性油脂、トリ肉エキス、ポークエキス
ニュートロ ナチュラルチョイス(小型犬用[成犬用]チキン&玄米) チキン(肉) 24.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 375kcal 10:1 タンパク加水分解物 チキン(肉)、チキンミール、鶏脂、乾燥卵
ネルソンズ チキン 28%以上 12%以上 10%以下 365.5kcal チキン生肉、乾燥チキン、チキンオイル、チキングレイビー、サーモンオイル
メディコート グレインフリー(1歳から チキン味) 肉類 31.5%以上 15.5%以上 10.0%以下 約30kcal ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂 ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂、フィッシュオイル
やわか 鶏肉 17.3%以上 7.6%以上 27.0%以下 287kcal 鶏肉、かつお節、チキンエキス、卵黄粉末
POCHIザ・ドッグフード(ベーシック 3種のポルトリー) ポルトリー 30%以上 10%以上 10%以下 315kcal チキン生肉、ターキー生肉、ダック生肉、チキンレバー、ポルトリー脂肪(チキン、ダック、ターキー、ホロホロ鳥)、鶏卵粉、サーモン油、緑イ貝
アカナ(スモールブリード 成犬用) 新鮮鶏肉 31%以上 17%以上 12%以下 351kcal 2.6:1 新鮮鶏肉、乾燥鶏肉、乾燥七面鳥肉、鶏脂肪、新鮮鶏内蔵、新鮮卵、生ヘイク、フィッシュオイル、乾燥ニシン、生七面鳥レバー
ドッグフード工房(鶏肉) 鶏肉 22%以上 6%以上 6%以下 360kcal 鶏肉、本鰹節、すなぎも、鰯粉
ヤムヤムヤム(チキン ドライタイプ) 鶏肉 23.9%以上 8.5%以上 10.0%以下 348kcal 4.9:1 鶏肉、カツオ節、鶏がらスープ、卵黄パウダー
ボッシュ(ハイプレミアム 小型犬用 チキン&キビ) フレッシュチキン 25.00% 14.00% 10.00% 382kcal フレッシュチキン、鶏肉粉、加水分解タンパク質(鶏肉)、全卵、魚粉(サケ、イワシ、アカウオ、ニシン)、魚油
プラチナムナチュラル(成犬用) チキン フレッシュチキンミート 26.00% 16.00% 19.00% 353.50kcal フレッシュチキンミート、乾燥チキンタンパク質、加水分解チキンタンパク質、サーモンオイル、ミドリイガイエキス
オリジン(オリジナル) 新鮮鶏肉 38%以上 18%以上 12%以下 386kcal 3:1 新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮鶏内蔵、生の丸ごとニシン、生の丸ごとヘイク、新鮮卵、生七面鳥レバー、ディハイレート鶏肉、ディハイレート七面鳥肉、ディハイレートサバ、ディハイレートイワシ、ディハイレートニシン、鶏脂肪
セレクトバランス(成犬用 チキン) 乾燥チキン 22.0%以上 13.0%以上 10.0%以下 350kcal 乾燥チキン、鶏脂、チキンエキス、乾燥卵、乾燥ミルクプロテイン
ビューティープロ(成犬用 1歳から) 穀類 25.0%以上 13.5%以上 10.0%以下 380kcal チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂 チキンミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂、フィッシュエキスパウダー、マリンコラーゲン、小魚粉末、カゼインホスホペプチド
K9ナチュラル(チキン・フィースト) 鶏肉 48.0%以上 34.0%以上 8.0%以下 498.6kcal 鶏肉、卵、ホキオイル、緑イ貝
ピュリナワン(ほぐし粒入り 成犬用 チキン) チキン 26%以上 16%以上 12%以下 約399kcal たんぱく加水分解物 チキン、牛脂、チキンミール
ロイヤルカナン(ミニインドア 成犬用) 19.0%以上 12.0%以上 10.5%以下 378kcal 動物性油脂、加水分解タンパク 鶏、七面鳥、ダック、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、魚油
オブレモ(鶏肉フード) 鶏肉 21.9%以上 11.8%以上 10.0%以下 360kcal 鶏肉、鰹節、卵黄粉末
コストコ カークランド(成犬用 チキン・ライス・ベジタブル) 鶏肉 26.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 約375kcal 6.3:1 チキンミール、香料 鶏肉、チキンミール、鶏脂、卵加工品、フィッシュミール
スーパーゴールド(チキンプラス 成犬用) 25.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 360kcal 鶏、鶏脂肪、チキンダイジェスト、魚肉、乾燥卵
ファーストチョイス(成犬 小粒 チキン) コーン 24%以上 9%以上 10%以下 333kcal 7:1 たんぱく加水分解物 鶏肉、鶏脂、サーモンオイル
クプレラ(プレミアムチキン) 鶏肉 22%以上 5%以上 10%以下 340kcal 鶏肉
パーフェクション(チキン) 鶏肉 24%以上 18%以上 10%以下 370kcal 3:1 鶏肉、鶏肉脂肪、サーモン、乾燥全卵、チーズミール、魚油
シーザー(チキンと4種の農園野菜入り 超小粒) チキンミール 25.0%以上 12.0%以上 10.0%以下 355kcal チキンミール、家禽類、BHA、BHT チキンミール、鶏脂、チキンエキス、家禽類
ユーカヌバ(小型犬用 成犬用) 肉類 26.0%以上 16.0%以上 9.0%以下 405kcal 動物性脂肪 鶏、七面鳥、動物性脂肪、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、魚油
ミンチスペシャル(小型犬) 肉類 13.5%以上 4.5%以上 36.0%以下 255kcal チキン等、油脂類、プロピレングリコール、pH調整剤、エリソルビン酸ナトリウム、着色料、香料、発色剤 チキン等、チーズ等
ピュアロイヤル(チキン) ササミ 25.0%以上 8.0%以上 35.0%以下 275kcal ササミ、鶏肉、鮭白子、卵、チーズ

チキン(鶏肉)が使われていて評判のいいドッグフード30種の主原料と主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかと動物性原材料を比較してみました!

一つ一つの項目を見比べてみると、チキンが主原料として使われていないだけでなく、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているドッグフードがあることが分かりますね。

また、タンパク質含有量に物足りなさを感じるドッグフードや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフードがあることも分かります。

そして、動物性タンパク源としてチキンだけが使われているドッグフードは、かなり少ないことも分かります。

 

なお、“動物性油脂(動物性脂肪)”“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありません。

ただ、ここで取り上げた動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類の補足がされていないことが、タンパク加水分解物は製造工程の補足がされていないことが気になりました。

チキン(鶏肉)のドッグフードのおすすめ7選

これまでの内容を踏まえつつ、メインのタンパク源としてチキン(鶏肉)が使われている、おすすめのドッグフードを10種類紹介します。

販売価格や原材料については、調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査)

カナガン

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目はドライフード「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/2kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(2袋を定期購入時)
約214円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約171円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナガンドッグフード「チキン」には第一原材料としてチキン生肉が、第二原材料として乾燥チキンが使われており、動物性原材料の割合は実に全体の約6割を占めています。

そして、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用した高タンパクなドライタイプのドッグフードになっており、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフードと捉えることができます。

もちろん、品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料などの犬に必要のないものは一切使われていません。

カナガンの「チキン」は脂質とカロリーもやや高めなので、育ち盛りの子犬や活発な成犬用として特におすすめです。

ネルソンズ

ネルソンズドッグフードのパッケージ(表面1)

通常購入時の価格 9,196円/5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1〜2袋:7,816円(15%オフ)
3袋以上:7,356円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(2袋を定期購入時)
約156円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約164円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ネルソンズは中型犬・大型犬向けに作られている大きめの粒サイズのドッグフードで、主原料として使われているチキンの割合は原材料全体の約5割を占めています。

そして、動物性タンパク源がチキンだけに限定されていることから、チキン以外の複数の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

主要な成分バランスについては、高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をする中型犬・大型犬の愛犬の主食としてぴったりです。

また、大粒で噛みごたえのあるドライフードが好きな小型犬の愛犬用としてもおすすめですが、ネルソンズは1袋5kgで販売されているので、多頭飼いしている場合に限られます。

OBREMO(オブレモ)

OBREMO(オブレモ)の「鶏肉フード」のイメージ画像11
※各項目は「鶏肉フード」のものです

価格/内容量 通常購入:4,830円
定期初回:3,140円/800g×1袋
定期初回(クーポン利用時):2,415円/800g×1袋
定期購入:6,280円/800g×2袋
※定期購入時は35%オフ
※初回限定クーポン(obremo50off)利用時は50%オフ
※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件
100gあたりの価格
(定期購入時)
約393円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約475円
穀物 大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、はと麦、あわ、きび、ひえ

OBREMO(オブレモ)は小型犬向けに作られている国産ドッグフードで、厳選された良質な原材料を使用、動物性タンパク源が主原料、犬に必要のないものは不使用という条件を満たしています。

また、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているほか、動物性の油脂が吹きかけられていないノンオイルコーティングのドライフードということも特徴です。

そして、大麦や玄米などの穀物は消化吸収しやすいようにアルファ化されています。

この記事で取り上げた「鶏肉フード」については、タンパク質・脂質・カロリーが標準的な範囲になっており、給餌量の調整で子犬からシニア犬までの幅広い年齢に対応しやすいです。

ナチュラルチョイス

※各項目は「小型犬用[成犬用]チキン&玄米」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,092円/1kg
4,503円/3kg
8,889円/6kg
100gあたりの価格
(3kgの販売価格を参照)
約150円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約128円
穀物 オートミール、玄米、大麦、粗挽き米、米糠

ニュートロのナチュラルチョイスは、年齢や体質、飼育環境やお悩みに配慮して選べるように、タンパク源の内容と成分バランスの傾向が違う様々なドッグフードを取り揃えています。

そして、どのドッグフードにも動物性タンパク源が主原料として使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることは変わりません。

この記事で取り上げたのは、チキンが主原料の「小型犬用[成犬用]チキン&玄米」で、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーはやや高めで、比較的運動量が多い小型犬の愛犬用としておすすめです。

“タンパク加水分解物”の製造工程の補足がされていないことは気になるものの、流通量が多くて近場のお店で気軽に買えることや、プレミアムドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されていることを評価してピックアップしてみました。

やわか

やわかドッグフードのパッケージ画像1

価格/内容量 通常購入:6,578円/1.2kg
定期初回:4,378円/1.2kg(33%オフ)
定期購入:5,920円/1.2kg(10%オフ)
100gあたりの価格
(定期2回目以降)
約493円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約661円
穀物 玄米、大麦

やわかは主原料として九州産華味鳥が使われている、半生タイプの国産ドッグフードです。

半生タイプのドッグフードと聞くと、様々な添加物が使われている印象を受ける方もいるかもしれませんが、やわかには人工の酸化防止剤や香料・着色料といった余計な添加物は一切使われていません。

そして、九州産華味鳥のほかにかつお節も使うことで、素材そのものの優しい味わいに仕上げられています。

また、子犬やシニア犬の愛犬を飼っている方にとっては、歯で簡単に噛み切れるくらいの柔らかさで小ぶりな粒ということも強みです。

ドッグフード工房

※各項目は「鶏肉 小粒」のものです

通常購入時の価格 250円/50g
1,280円/300g
2,480円/750g
5,980円/2kg
6,400円/300g×5袋
7,440円/750g×3袋
9,920円/750g×4袋
12,400円/750g×5袋
14,880円/750g×6袋
定期購入時の価格 5,440円/300g×5袋
6,696円/750g×3袋
8,432円/750g×4袋
10,417円/750g×5袋
12,355円/750g×6袋
※定期購入時は最大17%オフ
100gあたりの価格
(750g×6袋を定期購入時)
約275円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約253円
穀物 うるち米、小麦

ドッグフード工房は人用の食品レベルの原材料を使用、人工の酸化防止剤・香料・着色料不使用という条件を満たした国産ドッグフードです。

また、2種類の粒サイズのドライフードを取り揃えているほか、小麦が使われているドライフードと小麦不使用のドライフードがあり、愛犬の好みやアレルギーに配慮して選べます。

この記事で取り上げた「鶏肉」は適度にタンパク質を含みつつも低脂質に、カロリーについては標準的な範囲になっており、室内飼いの小型犬用として向いています。

ただ、ドッグフードは1歳以上の成犬・シニア犬向けに作られているので、育ち盛りの子犬用フードを探しているということなら選択肢からは外れます。

アカナ

アカナドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「スモールブリード 成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,950円/340g
4,820円/2kg
11,480円/6kg
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約241円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約163円
穀物 不使用
(グレインフリー)

アカナは良質な動物性原材料が贅沢に使われていることに加えて、低GIの野菜・果物が使われており、高タンパク・低炭水化物のドッグフードになっています。

また、先に取り上げたニュートロのナチュラルチョイスと同じように、犬種(サイズ)や食の好み、年齢や飼育環境に配慮して、タンパク源の内容と成分バランスを調整したラインナップを取り揃えています。

この記事で取り上げた「スモールブリード 成犬用」については、小型犬の成犬向けに成分バランスが調整されていますが、食欲旺盛な成犬向けに脂質とカロリーが控えめに調整された「ライト&フィット」というドッグフードもあります。

なお、アカナのチキンメインのドッグフードには複数の動物性タンパク源が使われているので、食に敏感な愛犬に与えようと考えている場合には、タンパク源の種類にも気を配って選ぶのがおすすめです。

チキン(鶏肉)のドッグフードで迷った時はカナガンがおすすめ

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、カナガンをおすすめします。

当サイトがチキン(鶏肉)のドッグフードとして、カナガンをおすすめする理由は以下の通りです。

カナガンをおすすめする5つの理由
  • チキンの割合が全体の半分以上を占めている
  • 品質・内容が不明瞭な原材料は不使用
  • 香料・着色料などの必要のないものは不使用
  • 穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、カナガンの「チキン」はチキンの割合が全体の半分以上を占めており、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素である、動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

そして、品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料などの犬に必要のないものは一切使われておらず、品質面にもこだわりを持って作られているドライタイプのドッグフードになっています。

また、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用していることから、チキン以外の複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

それに加えて、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

チキン(鶏肉)のドッグフードに関するQ&A

チキン(鶏肉)のドッグフードに関するよくある質問を一覧にしてみました!

ドッグフードの原材料のチキンミールとは?

ドッグフードの原材料としてよく見かける”チキンミール”とは、鶏肉を乾燥させて粉末状にしたものです。

ただ、チキンミールの部位や品質はメーカーによって様々で、公式サイトやパッケージに何の補足もされていない場合は判断が難しく、人用の食品としては出回らないものが使われている可能性も否定できません。

その一方で、選び方の項目でも触れた通り、品質面にこだわりを持って作られているドッグフードの多くは、”新鮮チキン”や”骨抜きチキン生肉”といったように原材料が明記されています。

なお、公式サイトやパッケージに品質の補足がされている場合の一例ですが、「副産物ミール不使用」といったような説明がされていたり、「フードとして適さない部位は不使用」といったような説明がされています。

ドッグフードのラムとチキンの違いは何?

ドッグフードに使われるラムとチキンの違いについてですが、どちらも高タンパク・低脂質な動物性原材料という点は共通しています。

ただ、動物性タンパク源の中でチキンは比較的アレルギーの原因になりやすい傾向にあるのに対して、ラムはアレルギーの原因になりにくい傾向にある動物性タンパク源という違いがあります。

また、チキンがメインのドッグフードはお手頃な価格で販売されているものが多い一方で、ラムがメインのドッグフードは販売価格が高めです。

チキンのドッグフードで小型犬におすすめなのは?

口の小さな小型犬用としてチキンのドッグフードを選ぶとするなら、カナガンの「チキン」をおすすめします。

カナガンの「チキン」は粒の直径が約10mm、厚みが約4.5mmの小粒のドーナツ型ということで、軽めの力でも噛み砕きやすくなっています。

そして、高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めなドライフードということで、それなりに運動量が多い小型犬用として特におすすめです。

なお、小型犬のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

柴犬におすすめのチキンのドッグフードはある?

中型犬に分類されることもある小型犬の柴犬用としても、カナガンの「チキン」をおすすめします。

特定のタンパク源にアレルギーのある柴犬も少なくありませんが、カナガンの「チキン」は動物性タンパク源の種類が少なめのグレインフリーのドッグフードということで、食に敏感な柴犬にも対応しやすくなっています。

また、高タンパクで脂質とカロリーも高めなカナガンの「チキン」は、それなりの運動量を必要とする小型犬である柴犬用として向いています。

以下の記事では、柴犬のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

幼犬におすすめのチキンのドッグフードは?

“幼犬”の時期という条件に絞ってチキンのドッグフードを選ぶにしても、カナガンの「チキン」がおすすめです。

カナガンの「チキン」をおすすめする理由の一つは、幼犬にも食べやすい小粒のドーナツ型のドライフードということで、水やぬるま湯でふやかしやすいという強みもあります。

また、主要な成分バランスについても、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な幼犬の主食としてぴったりです。

なお、幼犬(子犬)のドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。

シニア犬におすすめのチキンのドッグフードは?

シニア犬向けのチキンのドッグフードということであれば、OBREMO(オブレモ)の「鶏肉フード」をおすすめします。

オブレモは小型犬向けに作られていることもあり、歳をとったシニア犬にも食べやすいサイズ感のドライフードになっていますし、チキンが主原料かつ適度にタンパク質が含まれています。

そして、脂質とカロリーは標準的と言えるくらいの範囲で、活動量が落ちたシニア犬用としても向いています。

以下の記事では、シニア犬のドッグフードの選び方のポイントを詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

チキンの国産ドッグフードでおすすめはある?

“国産”という条件でチキンのドッグフードを選ぶとしても、OBREMO(オブレモ)の「鶏肉フード」がおすすめです。

国産ドッグフードの中には穀物が主原料として使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料や不要な添加物が使われているものも少なくありません。

そんな状況の中、オブレモは主原料としてチキンを使用、人用の食品レベルの良質な原材料を使用、不要な添加物は不使用という条件を満たしていることに加えて、ノンオイルコーティングのドライフードになっています。

なお、国産ドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

市販のチキンのドッグフードでおすすめは?

市販のチキンのドッグフードの中から選ぶとするなら、ナチュラルチョイスをおすすめします。

この記事では「小型犬用[成犬用]チキン&玄米」を取り上げていますが、そのほかにもチキンが主原料として使われているラインナップを豊富に取り揃えており、どれも香料・着色料といった犬に必要のないものは使われていません。

そして、店舗によって取り扱っているラインナップが違うものの、愛犬の年齢や飼育環境に配慮して選べることも強みです。

市販のドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードは以下の記事で詳しくまとめています。

チキンのウェットドッグフードでおすすめは?

チキンのウェットドッグフードということであれば、カナガンの犬用缶詰「チキン ウェットタイプ」がおすすめです。

カナガンの犬用缶詰には犬に必要のないものは一切使われておらず、素材そのものの香りと栄養素ができる限り損なわれないよう、128℃の温度でじっくりと調理されています。

そして、子犬からシニア犬にまで与えられる全年齢対応の主食用ウェットフードなので、ドライフードにトッピングして与えるだけでなく、主食としてそのまま与えることもできて使い勝手がいいです。

グレインフリーでチキンのドッグフードでおすすめは?

“グレインフリー”という条件に絞ってチキンのドッグフードを選ぶとするなら、カナガンの「チキン」やネルソンズをおすすめします。

どちらも良質なチキンの割合が全体の半分以上を占めている高タンパクなドライフードで、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆も使われていません。

そして、カナガンの「チキン」はやや高脂質・高カロリーな小粒のドライフードに、ネルソンズは脂質とカロリーが標準的な範囲な中粒のドライフードになっているので、愛犬の体の大きさや運動量に合わせて選ぶのがいいでしょう。

なお、グレインフリーのドッグフードの選び方については、以下の記事で掘り下げて解説しています。

チキンのソフトタイプのドッグフードでおすすめは?

ソフトタイプのチキンのドッグフードということなら、この記事でも取り上げたやわかがおすすめです。

ソフトタイプのドッグフードの中には様々な添加物が使われているものもありますが、やわかには余計な添加物が一切使われていないことに加えて、動物性の油脂も吹きかけられていないノンオイルコーティングのドッグフードになっています。

また、九州産華味鳥が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しているので、小麦アレルギーの愛犬にも安心して与えられます。

以下の記事では、ソフト(半生)タイプのドッグフードの選び方のポイントと、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

ドライタイプのチキンのドッグフードでおすすめは?

ドライタイプのチキンのドッグフードを1種類選ぶとするなら、カナガンの「チキン」をおすすめします。

ここまでに何度も取り上げている通り、良質なチキンの割合が全体の半分以上、穀物・牛肉・大豆不使用、品質・内容が不明瞭な原材料や犬に必要のないものは不使用、という条件を満たした高タンパクなドライタイプのドッグフードになっています。

そして、これらの条件を満たしたドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されていることも、カナガンの「チキン」をおすすめする理由の一つです。

チキンの無添加ドッグフードでおすすめは?

“無添加”という言葉を押し出しているドッグフードをいくつも見かけたことがあるかもしれませんが、実は完全無添加のドッグフードはほとんどありません。

ただ、すべての添加物を避けるべきというわけではなく、主食用としての栄養基準を満たすために添加される合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。

そして、“犬に必要のないものが無添加”という意味でチキンのドッグフードを選ぶとするなら、この記事でピックアップした7種類のドッグフードはどれもおすすめできる内容のドッグフードです。

なお、不要なものが無添加のドッグフードの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

チキン(鶏肉)はドッグフードに使われる動物性タンパク源の定番と言え、様々なドライフードやウェットフードが製造・販売されています。

ただ、商品名にチキン(鶏肉)と書かれていても、チキンの割合がそれほど多くないドッグフードもありますし、穀物が主原料として使われている低タンパク・高炭水化物のドッグフードもあります。

また、品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料などの必ずしも使う必要のない添加物が使われているドッグフードもあるので、原材料一覧にはきちんと目を通しておくべきです。

それと、食に敏感な愛犬のドッグフードを探しているということであれば、チキン以外のタンパク源にも気を配っておくといいでしょう。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだチキンのドッグフード選びに迷っているなら、まずはカナガンをお試ししてみることをおすすめします。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でカナガンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。