人間でも食べられる品質の原材料が使われているドイツ産のプレミアムドッグフード「ボッシュ」。
人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないのはもちろん、年齢や体質、飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスが調整された様々なドライフードを取り揃えています。
今回はそんなボッシュドッグフードの口コミ・評判を109件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ボッシュドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 4.5 |
食いつき | 4.0 |
コスパ | 2.5 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
2,200円/1kg 5,500円/3kg 22,000円/15kg ※ハイプレミアム ミニ ラム&ライス ※2023年8月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | ドイツ |
販売会社 | 有限会社グローバルエクセレントプロダクツ |
公式サイト | bosch:ボッシュ ペットフードの正規輸入元/有限会社グローバルエクセレントプロダクツ |
当サイトのボッシュドッグフードの総合評価はBランクです。
人間でも食べられる良質な原材料を使用、着色料などの犬に必要のないものは不使用という条件を満たしていることに加えて、タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違うラインナップを取り揃えていることは評価できます。
また、動物性タンパク源が1種類だけに限定されたグレインフリーのドライフードがあることも魅力的です。
その一方で、タンパク質含有量に物足りなさを感じるフードがあることや、決して安いとは言えない価格も総合評価に影響しています。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
ボッシュドッグフードの悪い口コミ・評判
続いて、ボッシュドッグフードの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ボッシュドッグフードは高品質な原材料が使われているドイツ産プレミアムドッグフードということや、人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 値段が高い(10件)
- 食いつきはいまいち(8件)
- うちの犬には合わなかった(2件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2021年7月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
ボッシュドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。
実際、ボッシュドッグフードの100gあたりの値段は約220円と、ホームセンターやペットショップでよく見かける国産ドッグフードよりもかなり高いです。
(※ハイプレミアムシリーズの成犬用 ラム&ライスの1kgサイズの調査時点の販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いだけあって、人間でも食べられる高品質な原材料が使われていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないなどのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないですし、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
食いつきはいまいち
次に多かった悪い口コミ・評判は「うちの犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」といった食いつきの悪さを指摘するレビューでした。
食いつきが悪い原因として考えられるのは、ボッシュドッグフードには人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。
一般的には人工の香料が使われているドッグフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、愛犬が人工の香料が使われていないドッグフードを食べ慣れていない場合、餌の切り替えに苦労するかもしれません。
うちの犬には合わなかった
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」というレビューです。
軟便・下痢の理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。
ボッシュドッグフードはどのラインナップに関しても比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、【ハイプレミアムプラス】というシリーズ以外のフードには【コーン/大麦/米/キビ】などの穀物が使われていますが、穀物全般にアレルギーのある犬もいます。
また、鶏肉やラム肉、マス(魚肉)やヤギ肉など、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあります。
ただ、ボッシュドッグフードには、動物性タンパク源が1種類に限定されたグレインフリーのシリーズ”ハイプレミアムプラス”があるので、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。
ボッシュドッグフードの良い口コミ・評判
ボッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ボッシュドッグフードには原材料の内容が違う様々なドライフードがあることや、アレルギーに配慮してタンパク源の種類が限定されたフードまで取り揃えていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(32件)
- うちの犬には合っている(27件)
- 原材料に安心感がある(25件)
- お手頃な値段(4件)
- 成分バランスがいい(3件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ボッシュドッグフードの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。
「あまり食べない」というレビューが8件、「食いつきがいい」というレビューが32件という割合を踏まえても、ボッシュドッグフードは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいドッグフードと捉えてよさそうです。
ボッシュドッグフードには人工の香料が使われていないにもかかわらず、食いつきのよさを評価する飼い主の声にこれだけ偏ったのは、原材料の内容が違う様々なドライフードを取り揃えていることが関係していると考えられます。
全体的にはチキン(鶏肉)風味のフードが多いですが、成犬用フードには”ラム&ライス”、”マス&ポテト”、”鴨&ポテト”といった風味もあり、愛犬の食の好みに合わせて選ぶこともできます。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューでした。
この理由として考えられるのは、ボッシュドッグフードはどのラインナップにも比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることに加えて、動物性タンパク源が1種類に限定されたグレインフリーフードも取り揃えていることです。
また、肉類や穀物といったタンパク源だけでなく、人工の酸化防止剤・着色料がアレルギーや涙やけの原因になることもありますが、ボッシュドッグフードにはそれらの添加物が使われていないことも関係していると考えられます。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「ボッシュドッグフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
ボッシュドッグフードには、人工の酸化防止剤や着色料が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、ボッシュドッグフードには天然由来の酸化防止剤が使われています。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまで色味をつける意味はありません。
お手頃な値段
良い口コミ・評判の中には、「ボッシュドッグフードはお手頃な値段で販売されている」という内容のレビューもありました。
さすがに市販の激安ドッグフードと比較すると高額と言わざるをえませんが、通販でしか手に入れづらい高級ドッグフードまでを含まえて販売価格を比較してみると、ボッシュドッグフードは極端に販売価格が高いわけではありません。
平均よりも少し高めと言えるくらいの価格帯なので、【愛犬には品質と価格のバランスが取れたドッグフードを与えたい】と考えているなら、有力候補の一つになるでしょう。
成分バランスがいい
通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「成分バランスがいい」といった内容のレビューも確認できました。
ボッシュドッグフードのラインナップは23種類と多く、年齢や犬種(サイズ)・飼育環境に配慮して成分バランスが細かく調整されています。
例えば、子犬用フードは高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、シニア犬用フードはタンパク質・脂質・カロリーがかなり控えめです。
また、タンパク質が極端に制限されたフードもあり、ボッシュドッグフードのラインナップだけで様々な悩みに対応できるようになっています。
ボッシュドッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
食いつきはいまいち | |
うちの犬には合わなかった | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
原材料に安心感がある | |
お手頃な値段 | |
成分バランスがいい |
ボッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は「市販の国産ドッグフードと比較すると値段が高い」、「残念ながらあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ボッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ボッシュドッグフードには原材料の内容が違う様々なドライフードがあることや、アレルギーに配慮してタンパク源の種類が限定されたフードまで取り揃えていることが関係していると考えられます。
ボッシュドッグフードの種類
シリーズ | 対象 | 商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ハイプレミアム | 子犬 | パピー | フレッシュチキン | 米、大麦、コーン | 28.00% | 17.00% | 10.00% | 396kcal |
小型・中型の子犬 | ミニジュニア | フレッシュチキン | コーン、米、キビ | 26.00% | 17.00% | 10.00% | 396kcal | |
中型・大型の子犬 | ミディアムジュニア | フレッシュチキン | 大麦、コーン、米 | 26.00% | 13.00% | 10.00% | 377kcal | |
成犬 | チキン&キビ | フレッシュチキン | キビ、大麦、コーン、米 | 21.50% | 10.50% | 10.00% | 365kcal | |
ラム&ライス | フレッシュチキン | 米、大麦、ソルガム、コーン、黄キビ | 21.50% | 10.50% | 10.00% | 365kcal | ||
ライト | 鶏肉粉 | 米、大麦、コーン、キビ | 20.00% | 6.00% | 10.00% | 317kcal | ||
センシティブ ラム&ライス | 米 | 米、ライスプロテイン | 22.50% | 14.00% | 10.00% | 377kcal | ||
スペシャルライト | 米 | 米、大麦 | 13.00% | 10.00% | 10.00% | 365kcal | ||
小型の成犬 | ミニ ラム&ライス | フレッシュチキン | 米、コーン、キビ、コーングルテン | 25.00% | 14.00% | 10.00% | 382kcal | |
ミニ チキン&キビ | フレッシュチキン | キビ、コーン、米 | 25.00% | 14.00% | 10.00% | 382kcal | ||
ミニライト | フレッシュチキン | 米、コーン、キビ、コーングルテン | 20.00% | 7.00% | 10.00% | 320kcal | ||
シニア犬 | シニア | 鶏肉粉 | 米、大麦、コーン、キビ | 19.00% | 6.00% | 10.00% | 320kcal | |
小型のシニア犬 | ミニシニア | フレッシュチキン | 米、コーン、キビ、コーングルテン | 19.00% | 7.00% | 10.00% | 321kcal | |
ハイプレミアム+(プラス) | 成犬 | マス&ポテト | ジャガイモ | 不使用 | 21.00% | 12.00% | 10.00% | 360kcal |
ダチョウ&ポテト | ジャガイモ | 不使用 | 21.00% | 12.00% | 10.00% | 359kcal | ||
ソフト 鴨&ポテト | 新鮮な鴨 | 不使用 | 22.00% | 13.50% | 18.00% | 339kcal | ||
小型の成犬 | ミニ ホロホロ鳥&スイートポテト | 新鮮なホロホロ鳥 | 不使用 | 24.00% | 14.00% | 19.00% | 331kcal | |
シニア犬 | ソフトシニア ヤギ&ポテト | 新鮮なヤギ | 不使用 | 19.00% | 6.00% | 18.00% | 274kcal | |
ライフプロテクション | 成犬 | センシブル リナール&リダクション | キビ | キビ | 13.50% | 9.50% | 10.00% | 359kcal |
シニア犬 | シニア エイジ&ウェイト | 鶏肉 | 黄キビ、ソルガム | 19.00% | 7.00% | 10.00% | 335kcal | |
ボッシュBIO(ビオ) | 子犬 | パピー キャロット&ハーブ | 新鮮な有機鶏肉 | 有機ライス、有機全粒大麦、有機ライスプロテイン、有機全粒オート麦 | 26.00% | 14.00% | 10.00% | 378kcal |
成犬 | アップル&ハーブ | 新鮮な有機鶏肉 | 有機ライス、有機全粒大麦、有機全粒オート麦、有機ライスプロテイン | 22.00% | 13.00% | 10.00% | 366kcal | |
シニア犬 | シニアトマト&ハーブ | 新鮮な有機鶏肉 | 有機ライス、有機全粒大麦 | 19.00% | 8.00% | 10.00% | 336kcal |
ボッシュドッグフードには【ハイプレミアム】、【ハイプレミアム+(プラス)】、【ライフプロテクション】、【ボッシュBIO(ビオ)】といった4つのシリーズがあります。
【ハイプレミアム】は子犬用が3種類、成犬用が8種類、シニア犬用が2種類というラインナップで、年齢だけでなく犬種(サイズ)に配慮して成分バランスを調整したフードまで取り揃えています。
また、成犬用フードには運動量が少ない割に食欲旺盛な犬向けに、脂質とカロリーがかなり控えめに調整された「(ミニ)ライト」もあります。
「スペシャルライト」はタンパク質が極端に制限されているので、ご自身だけの判断で愛犬に与えるのは避けてください。
【ハイプレミアム+(プラス)】は成犬用が4種類、シニア犬用が1種類というラインナップで、動物性タンパク源が1種類に限定されたグレインフリーのレシピを採用しているのが特徴です。
そして、【ライフプロテクション】は成犬用とシニア犬用が1種類ずつというラインナップで、特定の悩みのある犬向けに成分バランスが調整されたグルテンフリーフードになっています。
「センシブル リナール&リダクション」は「スペシャルライト」と同じようにタンパク質量が制限されているので、特別な事情がない限りはそのほかのラインナップを選ぶようにしましょう。
【ボッシュBIO(ビオ)】に関しては、100%有機生産物であると証明できる原材料だけが使われているシリーズで、子犬用と成犬用とシニア犬用がそれぞれ1種類ずつというラインナップになっています。
ボッシュドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
フレッシュチキン(25%)・米(15%)・コーン・キビ・ラム肉粉(5%)・鶏肉粉・コーングルテン・ビートパルプ(糖分除去)・動物性脂肪・加水分解タンパク質・全卵(ドライ)・肉粉・魚粉・亜麻仁・エンドウ豆・魚油・酵母(ドライ、マンナンオリゴ糖0.1%、sグルカン0.06%)・岩塩・グリーンリップドマッセルエキス(0.1%)・塩化カリウム・チコリ(ドライ) ※気がかりな原材料は赤色で記載 |
ここからは、ボッシュドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ハイプレミアム ミニ ラム&ライス」の原材料一覧です)
高品質な原材料を使用したプレミアムドッグフード
ボッシュドッグフードの特徴としてまず挙げられるのは、高品質な原材料が使われているドイツ産のプレミアムドッグフードということでしょう。
また、ほとんどのラインナップには肉類が主原料として使われていることに加えて、どのラインナップにも比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われています。
さらに、動物性タンパク源が1種類に限定されたグレインフリー(穀物不使用)フードもあり、食に敏感な犬たちにも幅広く対応することができるようになっています。
ただ、穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではないので、愛犬にこれといったアレルギーがない場合には、グラムあたりの販売価格が安い穀物が使われているラインナップがおすすめです。
犬にとって必要のないものは不使用
ボッシュドッグフードには、犬にとって必要のないものが使われていないことも見逃せません。
酸化を抑えるためにBHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤が添加されているドッグフードは少なくありませんが、ボッシュドッグフードはα-トコフェロールという天然由来の酸化防止剤を添加することで酸化を抑えています。
それだけでなく、色味をつけるための着色料が使われていないことや、人工の香料を使わずに原材料そのものの香りで風味を整えていることも評価できます。
原材料について気がかりな点を挙げるとすれば、“動物性脂肪”には具体的に何の動物の脂肪が使われているのかが分からないことと、“加水分解タンパク質”の製造工程が分からないことです。
ボッシュドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 25.0% |
粗脂肪 | 14.0% |
粗繊維 | 2.5% |
粗灰分 | 6.0% |
カルシウム | 1.2% |
リン | 0.95% |
マグネシウム | 0.12% |
ナトリウム | 0.3% |
エネルギー | 382kcal/100g |
原材料の次は、ボッシュドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ハイプレミアム ミニ ラム&ライス」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ボッシュドッグフードのタンパク質は13.00〜28.00%、脂質は6.00〜17.00%、100gあたりのカロリーは317〜396kcalと、種類によって成分バランスにかなりの差があります。
(※水分量が多いソフトタイプは除外しています)
例えば、「ハイプレミアム パピー」のタンパク質は28.00%、脂質は17.00%、100gあたりのカロリーは396kcalと、成犬用フードよりも高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしてぴったりです。
その一方で、「ハイプレミアム シニア」のタンパク質は19.00%、脂質は7.00%、100gあたりのカロリーは320kcalと、成犬用フードよりも低タンパク・低脂質・低カロリーになっています。
ただ、成犬用・シニア犬用フードは全体的にタンパク質量が物足りない印象も受けました。
犬にとってタンパク質は大切な栄養素なので、成分バランスにこれといったこだわりがないなら1歳以上の成犬には高タンパクなフードを、7歳以上のシニア犬には適度にタンパク質が含まれているフードを選んであげることをおすすめします。
ボッシュドッグフードの給餌量
体重 | 1日あたりの給餌量 |
---|---|
2kg | 45g |
3kg | 50g |
4kg | 75g |
5kg | 85g |
6kg | 100g |
8kg | 125g |
10kg | 145g |
12.5kg | 170g |
15kg | 200g |
ボッシュドッグフードの「ハイプレミアム ミニ ラム&ライス」の給餌量の目安は表の通りです。
そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1kg | – | 2,200円 | 2,200円 |
3kg | – | 5,500円 | 5,500円 |
15kg | – | 22,000円 | – |
総輸入元であるグローバルエクセレントプロダクツの公式サイトと楽天市場、Amazonでボッシュドッグフードの販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することができませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年8月に確認しました)
そして、楽天とAmazonで「ハイプレミアム ミニ ラム&ライス」の販売価格を確認してみると、Amazonでは15kgサイズは販売されておらず、どのサイズも最安値は同じという結果になりました!
ボッシュドッグフードを店頭で取り扱っている販売店は少ないので、ボッシュドッグフードを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用することをおすすめします。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
ただ、どうしても店頭で購入したいというこだわりがあるなら、公式サイトで最寄りの取扱店舗を探してみるといいでしょう。
▼公式サイトの正規販売店一覧ページはこちら
正規販売店のご紹介
ボッシュドッグフードのお試しサンプルはある?
ボッシュドッグフードのお試しサンプルの配布・販売状況を調査してみたところ、楽天市場で有料のお試しサンプルが販売されていました。
ただ、2〜3食分くらいの量だと愛犬に合っているかどうかをしっかりと判断することができません。
そのため、当サイトでははじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入し、愛犬の食いつきと変化を時間をかけて確認することをおすすめしています。
まとめ
ボッシュは人間でも食べられる品質の原材料が使われているドイツ産プレミアムドッグフードで、香料・着色料といった犬に必要のないものも一切使われていまぜん。
そして、愛犬の年齢や犬種(サイズ)、飼育環境に配慮して選べるように、タンパク源の内容や成分バランスの傾向が違う様々なラインナップを取り揃えています。
また、どのラインナップにも比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているほか、動物性タンパク源が1種類だけに限定されたグレインフリーのドライフードがあることも強みです。
それだけに、決して安いとは言えない価格で販売されてはいるものの、「愛犬には品質にこだわりを作られているプレミアムドッグフードを与えたい」と考えているなら、ボッシュドッグフードをお試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した233種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。