ペットラインが製造・販売しているメディコートドッグフードは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したドライフードも取り揃えています。
また、メディコート グレインフリーには肉類が主原料として使われており、かなり高タンパクかつ脂質とカロリーも高めになっています。
今回はそんなメディコート グレインフリーの口コミ・評判を95件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
メディコート グレインフリーの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 3.0 |
安全性 | 4.5 |
食いつき | 4.5 |
コスパ | 4.5 |
総合評価 | Aランク (S~Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 2,345円/2kg(500g×4) 4,372円/4.5kg 7,167円/6kg(500g×4) ※1歳から チキン味 ※2024年4月に楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 成犬・シニア犬 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | ペットライン株式会社 |
当サイトのメディコート グレインフリーの総合評価はAランクです。
肉類が主原料かつ穀物不使用のレシピを採用しているメディコート グレインフリーは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフードと捉えることができます。
その一方で、一部品質・内容が不明瞭な原材料が使われていることは気になりましたが、グレインフリーのレシピを採用しているドライフードの中では、かなり手に取りやすい価格で販売されていることが魅力と言えます。
「愛犬には国産のグレインフリーのドッグフードを与えたいけど、月々の餌代はできるだけ抑えたい」と考えているなら、メディコート グレインフリーは有力候補の一つになるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。
メディコート グレインフリーの悪い口コミ・評判
続いて、メディコート グレインフリーの口コミ・評判を見ていきましょう。
まず、悪い口コミ・評判については「食いつきはいまいちだった」、「うちの愛犬には合わなかった」、「小粒すぎて食べづらそう」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、メディコート グレインフリーには人工の香料・調味料が使われていないことや、タンパク源の種類が関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(6件)
- うちの犬には合わなかった(4件)
- 小粒で食べづらそう(3件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2024年4月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
メディコート グレインフリーの悪い口コミ・評判でまず確認できたのが、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、メディコート グレインフリーには人工の香料や調味料が使われていないことです。
そのため、それらの添加物が使われていないドッグフードを食べ慣れていない場合、メディコート グレインフリーの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、メディコート グレインフリーには”チキン”と”フィッシュ”の2種類がありますが、単純に選んだ風味が食の好みに合わなかった可能性も考えられますね。
うちの犬には合わなかった
そのほかには、「うちの犬には合わなかったようで、軟便気味になった」という内容のレビューも見られました。
軟便の理由として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。
メディコート グレインフリーは商品名の通り、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、メディコート グレインフリーには大豆が使われており、体質によっては合わない可能性があります。
また、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあるものの、メディコート グレインフリーの”ミートミール”には具体的に何の動物の肉が使われているのかが分からず、アレルギーの原因を特定しづらいです。
それとメディコート グレインフリーは脂質が高めになっていますが、高脂質なドッグフードが合わずに消化不良を起こすこともありますよ。
小粒で食べづらそう
通販サイトとSNSで調査した悪い口コミ・評判の中には、「小粒で食べづらそう」という内容のレビューもありました。
実際、メディコート グレインフリーは小型犬にも食べやすい小粒サイズになっています。
そのため、体の大きな中型犬・大型犬にとっては食べづらいかもしれません。
メディコート グレインフリーの良い口コミ・評判
メディコート グレインフリーの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「値段がお手頃なのが嬉しい」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、メディコート グレインフリーには肉類が主原料として使われていることや、グレインフリーのドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されていることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(31件)
- お手頃な値段(17件)
- うちの犬には合っている(14件)
- 小粒で食べやすそう(8件)
- 原材料に安心感がある(8件)
- 小分け包装されていて便利(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
メディコート グレインフリーの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが6件、「食いつきがいい」というレビューが31件という件数を踏まえても、メディコート グレインフリーは多くの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いドッグフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、メディコート グレインフリーには肉類が主原料として使われていることと、動物性油脂を使って風味が整えられていることです。
また、“チキン”と”フィッシュ”の2種類の風味を取り揃えており、食の好みに合わせてどちらかを選べることも関係していると考えられます。
お手頃な値段
次に多かったメディコート グレインフリーの良い口コミ・評判は、「お手頃な値段」という内容のレビューです。
参考までに一例を挙げると、”1歳から チキン味”の100gあたりの値段は約117円と、グレインフリーのドッグフードの中ではかなり手に取りやすい値段で販売されています。
(※2kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)
その一方で、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていることが気になるところですが、「穀物不使用かつできるだけ安い国産ドッグフードを探している」ということであれば、メディコート グレインフリーは有力候補になるでしょう。
うちの犬には合っている
そのほかには、「うちの犬には合っている」という内容のレビューも見られました。
この理由として考えられるのは、メディコート グレインフリーは穀物不使用かつ肉類が主原料の高タンパクなドッグフードということです。
対照的に、安さをウリにしているドッグフードの多くには穀物が主原料として使われていますが、肉食寄りの雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、メディコート グレインフリーなら小麦はもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも与えられます。
小粒で食べやすそう
「小粒で食べづらそう」というレビューとは対照的に、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューも確認できました。
悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、メディコート グレインフリーは口の小さな小型犬にも食べやすい小粒サイズのドライフードになっています。
ただ、大粒で噛みごたえのあるドライフードが好きな小型犬もいますし、粒の大きさについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。
原材料に安心感がある
通販サイトとSNSで調査した良い口コミ・評判の中には、「メディコート グレインフリーは原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。
まず、小麦や穀物全般にアレルギーのある愛犬を飼っている方にとっては、それらが使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
また、人工の香料が使われていないことや、着色料が使われていないことも安心感に繋がります。
そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
小分け包装されていて便利
そのほかには、「小分け包装されていて便利」という内容の良い口コミ・評判も見られました。
メディコート グレインフリーの2kgサイズは”500g×4袋”に、6kgサイズは”500g×12袋”に小分けされているので、開封後の保存方法にそれほど神経質にならずに済みます。
ただ、4.5kgサイズは小分けされていないので、勘違いして購入してしまわないよう気をつけてくださいね。
メディコート グレインフリーの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
うちの犬には合わなかった | |
小粒で食べづらそう | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
お手頃な値段 | |
うちの犬には合っている | |
小粒で食べやすそう | |
原材料に安心感がある | |
小分け包装されていて便利 |
メディコート グレインフリーの悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいちだった」、「うちの愛犬には合わなかった」、「小粒すぎて食べづらそう」といった内容のレビューを確認できました。
その一方で、メディコート グレインフリーの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのドッグフード」、「値段がお手頃なのが嬉しい」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、メディコート グレインフリーには肉類が主原料として使われていることや、グレインフリーのドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されていることが関係していると考えられます。
なお、以下の記事ではメディコートドッグフード全般の口コミ・評判を整理し、原材料と成分も踏まえて総合的な評価をしているので、あわせて参考にしてみてください。
メディコート グレインフリーの種類
商品名 | 主原料 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
1歳から チキン味 | 肉類(ミートミール、チキンミートミール、チキンレバーパウダー) | 31.5% | 15.5% | 10.0% | 約380kcal |
1歳から フィッシュ味 | 肉類(ミートミール、チキンミートミール、チキンレバーパウダー) | 31.5% | 15.5% | 10.0% | 約380kcal |
メディコート グレインフリーのラインナップは「1歳から チキン味」、「1歳から フィッシュ味」の2種類です。
風味は分けられているものの、どちらも主原料として使われているのは肉類(ミートミール、チキンミートミール、チキンレバーパウダー)と変わらず、「1歳から フィッシュ味」はフィッシュオイルを使って風味が整えられています。
また、タンパク源の種類や主要な成分バランスにも違いはないので、単純に愛犬の食の好みに合わせてどちらかを選ぶといいでしょう。
メディコート グレインフリーの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから、脱脂大豆)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイル:DHA・EPA源)、セルロース、糖類(フラクトオリゴ糖)、セレン酵母、加工でん粉、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) ※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質・内容が不明瞭な原材料は赤色で記載 |
ここからは、メディコート グレインフリーの原材料を評価していきます!
(※表は「1歳から チキン味」の原材料一覧です)
グレインフリーかつ肉類が主原料のドライフード
メディコート グレインフリーの原材料の特徴として挙げられるのは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることに加えて、肉類が主原料として使われていることでしょう。
このことから、小麦や穀物全般にアレルギーのある愛犬にも与えられますし、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に近いドッグフードと捉えることができます。
ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているので、該当する愛犬に与えるのは避けてください。
品質・内容が不明瞭な原材料あり
メディコートには“ミートミール”と“動物性油脂”が使われていますが、具体的に何の動物の肉・油が使われているかが分からないことは気になります。
また、動物性原材料の品質についての説明がされていないことや、動物性油脂に使われている酸化防止剤の種類の説明がないことも気になるところです。
ただ、原材料一覧を見る限りでは人工の香料・調味料は使われていませんし、色味をつけるための着色料が使われていないことも評価できます。
メディコート グレインフリーの成分の評価
成分表 | |
---|---|
たんぱく質 | 31.5%以上 |
脂質 | 15.5%以上 |
粗繊維 | 8.0%以下 |
灰分 | 8.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カルシウム | 1.0%標準値 |
リン | 0.7%標準値 |
ナトリウム | 0.4%標準値 |
エネルギー | 約380kcal/100g |
原材料の次は、メディコート グレインフリーの成分を評価していきます!
(※表は「1歳から チキン味」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
メディコート グレインフリーのタンパク質は31.5%以上、脂質は15.5%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり約380kcalと、かなり高タンパクかつ脂質とカロリーも高めなドライフードになっています。
こういった成分バランス上、運動量が多い活発な成犬や少食な成犬用フードとして特におすすめです。
その一方で、運動量が少ない成犬や食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬、歳をとったシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
なお、メディコート グレインフリーには、子犬向けに成分バランスが調整されたラインナップはありません。
メディコート グレインフリーの給餌量
体重 | 1~3歳 | 4~6歳 | 7歳~ |
---|---|---|---|
1kg | 35g | 30g | 25g |
2kg | 55g | 50g | 45g |
3kg | 80g | 65g | 60g |
4kg | 95g | 85g | 75g |
5kg | 115g | 100g | 85g |
6kg | 130g | 115g | 100g |
8kg | 160g | 140g | 125g |
10kg | 190g | 165g | 145g |
15kg | 260g | 225g | 195g |
20kg | 320g | 280g | 245g |
30kg | 435g | 380g | 330g |
40kg | 540g | 470g | 410g |
メディコート グレインフリー「1歳から チキン味」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この給餌量はあくまで“目安”にすぎず、実際には飼育環境や体質によって最適な給餌量は変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
2kg(500g×4) | – | 2,480円 | 2,345円 |
4.5kg | – | 4,372円 | 4,390円 |
6kg(500g×12) | – | 7,167円 | 7,255円 |
メディコートの販売元のペットラインの公式サイトと楽天市場、Amazonで「1歳から チキン味」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入できませんでした。
(※ペットラインしあわせマルシェのお試し品は除外しています)
そして、2kgサイズの最安値はAmazon、4.5kg・6kgの2サイズの最安値は楽天という結果になりました!
(※販売価格は2024年4月に確認しました)
と言っても、ほとんど価格差はないので、ご自身の使い勝手のいいサイトで購入するのがいいでしょう。
また、メディコート グレインフリーは店頭でも販売されています。
メディコート グレインフリーのお試しサンプルはある?
公式サイトと楽天・Amazonで調査してみた限りでは、メディコート グレインフリーのお試しサンプルの無料配布は行われていませんでした。
その代わり、販売元が運営している「ペットラインしあわせマルシェ」では、お得な価格で「1歳から チキン味」をお試し購入できるようになっています。
1商品1回限りという条件があるものの、サンプルのような少量サイズではなく2kgサイズをお試しできるので、愛犬の好みや体質に合っているかを時間をかけて確認できますよ。
▼ペットラインしあわせマルシェのメディコート販売ページはこちら
犬/メディコート|ペットラインしあわせマルシェ
まとめ
メディコート グレインフリーは肉類が主原料、穀物不使用、香料・着色料不使用という条件を満たしており、グレインフリーのドライフードの中ではかなり手に取りやすい価格で販売されています。
ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているので、該当する愛犬には対応できません。
また、動物性原材料の品質についての補足がされていないことや、ミートミールには何の動物の肉が使われているのか、動物性油脂には何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類が分からないことが気になりました。
とは言え、どれだけ品質面にこだわってドッグフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことをおすすめしています。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。