チワワとダックスフンドのミックス犬であるチワックスは、それぞれの特徴を受け継いだ活発で好奇心旺盛な(超)小型犬です。
そんなチワックスの餌を選ぶにあたっては、適正な体型を維持できるようにタンパク質・脂質・カロリーのバランスに注目してドッグフードを選んであげたり、チワックス向けの成分が配合(強化)されているかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。
この記事ではチワックス向けのドッグフードの選び方や、チワックスにおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
チワックスのドッグフードの選び方
チワックスのドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。
順番に見ていきましょう。
肉・魚が主原料として使われているか
はじめに確認しておきたいのは、肉・魚が主原料として使われているかどうかです。
チワックスに限った話ではなく、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク源は、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素です。
その一方で、ドッグフードの販売価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、小麦やとうもろこしなどの穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良や涙やけの原因になりえます。
このような理由もあり、チワックスには肉・魚が主原料かつ高タンパクなドッグフードを選んであげることをおすすめしています。
ドッグフードの原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されており、先頭に”鶏肉”や”白身魚”といった動物性原材料が記載されていれば、肉・魚が主原料のドッグフードということになります。
ただ、ドッグフードによっては第二原材料以降に穀物やイモ類、豆類が続いており、全体で見れば肉・魚の割合がそれほど多くないケースもあるので、第二原材料以降と成分表のタンパク含有量もきちんと確認しておきましょう。
良質な原材料が使われているか
タンパク源の割合だけでなく、原材料の品質にも注目しておきたいところです。
例えば、”ミートミール”や”家禽ミール”といった動物性原材料が使われているドッグフードがありますが、どちらも具体的に何の動物の肉が使われているのかが分かりません。
また、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。
対照的に、品質にこだわりを持って作られているドッグフードの場合、”骨抜きチキン生肉”や”脱水鶏肉”といったように原材料の内容が明記されており、「人間でも食べられる品質の原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。
ただ、ミートミールや家禽ミールが使われているドッグフードでも、パッケージや公式サイトに品質と内容についての補足がされていることがあるので、公開されている情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。
脂質・カロリーのバランスが愛犬に合っているか
チワワとダックスフンドの特徴を受け継いだチワックスは足腰や関節に負担がかかりやすく、体重が増えすぎると負担が大きくなってしまいます。
そのため、愛犬の食事量と運動量に配慮してドッグフードを選ぶことも重要です。
例えば、運動量が少ない愛犬や食べすぎてしまう傾向のある愛犬には脂質とカロリーが控えめなドッグフードが向いていますし、少食でたくさんの量が食べられない愛犬には脂質とカロリーが高めなドッグフードがおすすめです。
また、育ち盛りの子犬には成犬時よりも高脂質・高カロリーなドッグフードを、活動量が落ちたシニア犬には成犬時よりも低脂質・低カロリーなドッグフードを・・・といったように、年齢に配慮してドッグフードを選ぶことも大切なことです。
チワックス向けの成分が含まれているか
そのほかには、チワックス向けの成分が配合(強化)されているかにも注目しておくといいでしょう。
チワックスは足腰や関節に負担がかかりやすいので、【グルコサミン/コンドロイチン/コラーゲン/ヒアルロン酸/MSM(メチルスルフォニルメタン)】といった成分が配合されているドッグフードが特におすすめです。
必要のない添加物が使われていないか
必要のない添加物が使われていないかにも注目しておくべきです。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードも少なくありませんが、これらの添加物が涙やけやアレルギーの原因になることがあります。
BHA・BHTなどの人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、ローズマリー抽出物やミックストコフェロールといった天然由来のもので代用することもできます。
着色料についてはドッグフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。
そのため、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。
チワックス用として評判のいいドッグフード30種
商品名 | 主原料 | タンパク質 | 脂質 | 水分 | カロリー (100gあたり) |
気がかりな原材料 |
---|---|---|---|---|---|---|
シュプレモ (超小型犬用 成犬用) |
チキン(肉) | 28.0%以上 | 19.0%以上 | 10.0%以下 | 380kcal | タンパク加水分解物 |
アイムス (成犬用 小型犬用 チキン小粒) |
肉類 | 25.0%以上 | 14.0%以上 | 12.0%以下 | 365kcal | チキンミール、家禽ミール、BHA、BHT |
サイエンスダイエット (小型犬用 成犬用 チキン) |
トリ肉 | 21.0%以上 | 13.0%以上 | 10.0%以下 | 369.9kcal | 動物性油脂 |
スーパーゴールド フィッシュ&ポテト (子犬・成犬用) |
ポテト | 22.0%以上 | 12.0%以上 | 10.0%以下 | 355kcal | 動物性脂肪 |
ナチュラルチョイス (超小型犬 成犬用 チキン&玄米) |
チキン(肉) | 25.0%以上 | 16.0%以上 | 10.0%以下 | 370kcal | タンパク加水分解物 |
ビューティープロ (成犬用 1歳から) |
穀類 | 25.0%以上 | 13.5%以上 | 10.0%以下 | 380kcal | チキンミール、動物性油脂 |
ピュリナワン (ほぐし粒入り 成犬用 チキン) |
チキン | 26%以上 | 16%以上 | 12%以下 | 約399kcal | たんぱく加水分解物 |
このこのごはん | 鶏肉 | 20.9%以上 | 8.0%以上 | 10.0%以下 | 343kcal | – |
ブッチ (ブラック・レーベル) |
ビーフ | 10.5%以上 | 8.0%以上 | 74.5%(最大) | 116kcal | – |
ペディグリー (それいけ!小型犬 成犬用 チキン入り) |
穀類 | 21.0%以上 | 12.0%以上 | 10.5%以下 | 370kcal | タンパク加水分解物、着色料、BHA、BHT、pH調整剤 |
モグワン チキン&サーモン | チキン&サーモン | 27%以上 | 10%以上 | 9%以下 | 361.5kcal | – |
ワイルドレシピ (超小型犬〜小型犬用 成犬用 チキン) |
チキン(肉) | 32.0%以上 | 16.0%以上 | 10.0%以下 | 375kcal | タンパク加水分解物 |
ココグルメ (チキン&ベジタブル) |
国産鶏肉 | 13.1%以上 | 5.4%以上 | 72.6%以下 | 116kcal | – |
ロイヤルカナン (超小型犬の成犬用) |
米 | 22.0%以上 | 16.0%以上 | 10.5%以下 | 400kcal | 動物性油脂、加水分解タンパク |
カナガン チキン | チキン生肉 | 29%以上 | 15%以上 | 9%以下 | 376kcal | – |
うまか | 鶏肉 | 21.4%以上 | 9.5%以上 | 10.0%以下 | 350kcal | – |
OBREMO(オブレモ) 鶏肉フード |
鶏肉 | 21.9%以上 | 11.8%以上 | 10.0%以下 | 360kcal | – |
ナウフレッシュ (スモールブリード 成犬用) |
ターキー生肉(骨抜き) | 27%以上 | 17%以上 | 10%以下 | 371.1kcal | – |
ミシュワン 小型犬用 | 肉類 | 21.5%以上 | 9.5%以上 | 10.0%以下 | 352kcal | – |
オリジン (オリジナル) |
新鮮鶏肉 | 38%以上 | 18%以上 | 12%以下 | 386kcal | – |
アランズナチュラル | ラム | 19.25%以上 | 11%以上 | 9%以下 | 341kcal | – |
フェイヴワン (チキン) |
チキン、ターキーとサーモン | 29% | 15% | 8% | 384kcal | – |
ナチュラルハーベスト (マイリトルダーリン) |
ワイルドボアー | 32.5%以上 | 13.0%以上 | 10.0%以下 | 345kcal | – |
やわか | 鶏肉 | 17.3%以上 | 7.6%以上 | 27.0%以下 | 287kcal | – |
アーテミス アガリクスI/S | フレッシュチキン | 24.0%以上 | 14.0%以上 | 10.0%以下 | 約358.9kcal | – |
ペロリコ ライト | 肉類 | 22.5%以上 | 8.0%以上 | 9.5%以下 | 326.9kcal | – |
ペトコトフーズ (冷凍フレッシュ チキン) |
国産鶏肉 | 11%以上 | 5.0%以上 | 70.0%以下 | 130kcal | – |
アカナ (スモールブリードレシピ 成犬用) |
新鮮鶏肉 | 31%以上 | 17%以上 | 12%以下 | 351.0kcal | – |
ヤムヤムヤム (チキン やわらかドライタイプ) |
鶏肉 | 18.7%以上 | 6.5%以上 | 30%以下 | 277kcal | – |
愛犬元気 (成犬用) |
穀類 | 22.0%以上 | 10.0%以上 | 10.0%以下 | 約355kcal | チキンミール、動物性油脂、着色料 |
チワックスや小型犬用として評判のいいドッグフード30種類の主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかどうかを比較してみました。
ひとつひとつの項目に目を通してみると、肉・魚ではなく穀物・イモ類が主原料として使われているドッグフードがあることや、ドッグフードによって主要な成分値にかなりの開きがあることが分かりますね。
また、品質が不明瞭な原材料が使われているドッグフードや、犬にとっては必要のない添加物が使われているドッグフードがあることも分かります。
なお、“動物性油脂(脂肪)”と“タンパク加水分解物”については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいもの・・・というわけではありません。
ただ、ここで抜き出した動物性油脂については、具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類が分からないことが気になるところです。
タンパク加水分解物に関しても、製造工程の説明がされていないことが気になりました。
チワックスにおすすめのドッグフード10選
これまでの内容を踏まえつつ、チワックスにおすすめの10種類のドッグフードを紹介します。
ちなみに、販売価格は公式サイトとAmazonで調査しており、最安値で購入できるサイトの価格を優先して掲載しています。
公式サイトとAmazonで価格差がない場合や、公式サイトで販売されていないものに関しては、Amazonの価格を掲載しています。
(※商品情報と販売価格は2025年9月に確認しました)
モグワン チキン&サーモン
メインのタンパク源としてチキンとサーモンを使いつつ、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているモグワンの「チキン&サーモン」。
動物性原材料の占める割合は全体の56.5%と多く、チワックスにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。
もちろん、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われていませんし、【グルコサミン/MSM/コンドロイチン】が配合されていることも評価できます。
主要な成分バランスについては、高タンパクかつ脂質は控えめでカロリーは標準的な範囲になっており、室内飼いで運動量が少ない傾向にあるチワックスの主食としてぴったりです。
主原料 | チキン&サーモン |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:27%以上 脂質:10%以下 水分:9%以下 カロリー:361.5kcal/100g |
対象 | 全犬種・全年齢 |
粒サイズ | 直径:約10mm 厚さ:約4.5mm 形状:リング型 |
特長 | ・グレインフリー ・グルコサミン、MSM、コンドロイチン配合 ・軽めの力で噛み砕きやすいリング型の粒 |
通常購入時の価格 | 5,456円/1.8kg |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,910円(10%オフ) 2〜4袋:4,637円(15%オフ) 5袋以上:4,364円(20%オフ) ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の7日前まで |
100gあたりの価格 (3袋を定期購入時) |
約258円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約168円 |
カナガン チキン
メインのタンパク源が違うドライフードがあり、愛犬の食の好みやお悩みに配慮して選べるカナガンドッグフード。
ここで取り上げているのは「チキン」で、第一原材料としてチキン生肉が、第二原材料として乾燥チキンが使われており、さらに穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しています。
また、モグワンと同じように香料・着色料は使われておらず、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されています。
ただ、カナガンの「チキン」はモグワンの「チキン&サーモン」よりも高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りの子犬や活発な成犬、少食の成犬・シニア犬用としておすすめです。
主原料 | チキン生肉 |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:29%以上 脂質:15%以上 水分:9%以下 カロリー:376kcal/100g |
対象 | 全犬種・全年齢 |
粒サイズ | 直径:約10mm 厚さ:約4.5mm 形状:リング型 |
特長 | ・グレインフリー ・グルコサミン、MSM、コンドロイチン配合 |
通常購入時の価格 | 5,038円/2kg |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の7日前まで |
100gあたりの価格 (2袋を定期購入時) |
約214円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約127円 |
OBREMO(オブレモ) 鶏肉フード
OBREMO(オブレモ)はドライタイプの国産ドッグフードで、主原料として良質な動物性タンパク源が使われていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
そして、この記事で取り上げている「鶏肉フード」を含めて、メインの動物性タンパク源が違う4種類のドライフードを取り揃えており、愛犬の食の好みや体質に配慮して選べるようになっています。
また、室内飼いの小型犬に配慮して、成分バランスや粒サイズが調整されていることも特徴です。
さらに、動物性の油脂が吹きかけられていない”ノンオイルコーティング”のドライフードになっており、鰹節を使ってお出汁のような自然な香りに仕上げられています。
主原料 | 鶏肉 |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:21.9%以上 脂質:11.8%以上 水分:10.0%以下 カロリー:360kcal/100g |
対象 | 小型犬・全年齢 |
粒サイズ | 直径:約8mm 厚さ:約3mm 形状:円型 |
特長 | ・小麦グルテンフリー ・ノンオイルコーティング |
価格/内容量 | 通常購入:5,410円×1袋 定期初回:3,516円/800g×1袋 定期初回(クーポン利用時):2,705円/800g×1袋 定期購入:7,032円/800g×2袋 ※定期購入時は35%オフ ※初回限定クーポン(obremo50off)利用時は50%オフ ※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 ※定期便の回数縛りなし ※手続き期限は商品到着予定日の3日前まで |
100gあたりの価格 (定期購入時) |
約440円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約404円 |
ペロリコ ライト
ペロリコ ライトは商品名から連想できる通り、脂質とカロリーが控えめに調整されているドッグフードです。
低脂質・低カロリーなドッグフードの中には、肉・魚の割合を減らして穀物の割合を増やしているものもありますが、ペロリコ ライトは良質な肉類が主原料かつ、グレインフリーのレシピを採用しています。
さらに、繊維質が豊富に含まれていることから満腹感を得られやすいですし、早食い傾向のある犬に配慮してクロス型の粒になっており、原材料や成分バランスだけでなく、フードの形状にもこだわりを感じられます。
そして、このような特性上、食欲旺盛でたくさんの量が食べたい成犬用としておすすめです。
主原料 | 肉類(チキン生肉、乾燥ダック、チキンタンパク) |
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主な成分値 | タンパク質:22.5%以上 脂質:8.0%以上 水分:9.5%以下 カロリー:326.9kcal/100g |
対象 | 全犬種・成犬以上 |
粒サイズ | 直径:約9mm 厚さ:約4.5mm 形状:クロス型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性タンパク源として鶏、鴨、魚を使用 |
通常購入時の価格 | 5,852円/1.8kg |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:5,266円(10%オフ) 2〜3袋:4,974円(15%オフ) 4袋以上:4,681円(20%オフ) ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の7日前まで |
100gあたりの価格 (3袋を定期購入時) |
約276円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約202円 |
ナチュラルハーベスト マイリトルダーリン
ナチュラルハーベストは日本で暮らす飼い犬に配慮して成分バランスが調整されており、ドライフードについては全体的に脂質とカロリーが控えめな傾向があるほか、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われています。
そして、着色料などの犬に必要のないものは不使用、品質・内容が不明瞭な原材料は不使用という条件を満たしているだけでなく、一つ一つの原材料の産地までが公開されています。
この記事で取り上げている「マイリトルダーリン」には、七面鳥肉や猪肉、鶏肉や魚肉、豚肉や卵といった動物性タンパク源が使われていることに加えて、グレインフリーのレシピを採用しているドライフードです。
主要な成分バランスについては、適度に脂質を含みつつも高タンパクに、カロリーはやや控えめに調整されており、あまり運動量が多くないチワックスの成犬用としておすすめです。
主原料 | ターキー |
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主な成分値 | タンパク質:32.5%以上 脂質:13.0%以上 水分:10.0%以下 カロリー:340kcal/100g |
対象 | 全犬種・全年齢 |
粒サイズ | 直径:約5~7mm 形状:円型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性タンパク源として七面鳥、猪、鶏、魚、卵を使用 |
価格/内容量 | 3,960円/1.1kg 7,920円/1.1kg×2袋 15,840円/1.1kg×4袋 22,440円/1.1kg×6袋 29,920円/1.1kg×8袋 |
100gあたりの価格 (1.1kg×6袋の販売価格を参照) |
約340円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約228円 |
アカナ スモールブリードレシピ 成犬用
良質な動物性原材料が贅沢に使われているだけでなく、低GIの野菜と果物が使われている高タンパク・低炭水化物のドッグフードのアカナ。
また、年齢や犬種(サイズ)、食の好みや体質などに配慮して、タンパク源の内容と成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。
ここで取り上げている「スモールブリードレシピ 成犬用」は、高タンパク・高脂質でカロリーはやや控えめといったところで、それなりに運動をするチワックスの成犬用としておすすめです。
それと、アカナにはグレインフリーかつ動物性タンパク源が限定された【シングル】というシリーズがあり、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも幅広く対応しやすいです。
主原料 | 新鮮鶏肉 |
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主な成分値 | タンパク質:31%以上 脂質:17%以上 水分:12%以下 カロリー:351.0kcal/100g |
対象 | 小型犬・成犬以上 |
粒サイズ | 直径:約10~15mm 形状:円型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性原材料の割合が約6割 |
価格/内容量 | 1,248円/340g 5,236円/2kg 12,178円/6kg |
100gあたりの価格 (340gの販売価格を参照) |
約367円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約193円 |
アーテミス アガリクスI/S 小粒
アーテミスも先に取り上げたアカナのように、タンパク源の内容と成分バランスの傾向が違うドッグフードを取り揃えており、どのラインナップにも良質な原材料が使われているほか、人工の酸化防止剤・香料・着色料は使われていません。
この記事で取り上げた「アガリクスI/S 小粒」は、主原料としてフレッシュチキンが使われている小麦グルテンフリーのドライフードで,タンパク質・脂質・カロリーは標準的と言える範囲に収まっています。
このような成分バランス上、適度に運動をするチワックスの成犬やシニア犬用としておすすめです。
また、アーテミスには缶詰タイプの主食用ウェットフードもあり、いつものドライフードにトッピングして与えるだけでなく、ドライフードの代わりにそのまま与えられることも強みです。
主原料 | フレッシュチキン |
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主な成分値 | タンパク質:24.0%以上 脂質:14.0%以上 水分:10.0%以下 カロリー:約358.9kcal/100g |
対象 | 全犬種・全年齢 |
粒サイズ | 直径:約8mm 厚さ:約5mm 形状:円型 |
特長 | ・小麦グルテンフリー ・アガリクス、EF-2001乳酸菌を配合 |
価格/内容量 | 2,750円/1kg 5,720円/3kg 9,900円/6.8kg |
100gあたりの価格 (1kgの販売価格を参照) |
約275円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約218円 |
シュプレモ 超小型犬用 成犬用
※パッケージ画像は「超小型犬~小型犬用 体重管理用」のものです
ニュートロのシュプレモは年齢や犬種(サイズ)、飼育環境や食の好みに配慮して、原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えています。
この記事で取り上げている「超小型犬用 成犬用」は、高タンパク・高脂質かつカロリーも高めなドライフードで、運動量が多い活発なチワックスの成犬や、少食のチワックスの成犬用としておすすめです。
その一方で、脂質とカロリーが控えめに調整されたドライフードもあり、愛犬の食事量と運動量に合わせて選びやすいです。
“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、肉・魚が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用したドッグフードの中では、かなり手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。
主原料 | チキン(肉) |
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主な成分値 | タンパク質:28.0%以上 脂質:19.0%以上 水分:10.0%以下 カロリー:380kcal/100g |
対象 | 超小型犬・成犬以上 |
粒サイズ | 直径:約6~7mm 形状:楕円形 |
特長 | ・小麦グルテンフリー ・17種類の厳選自然素材を使用 |
価格/内容量 | 1,616円/800g 3,410円/2kg 6,214円/4kg |
100gあたりの価格 (2kgの販売価格を参照) |
約171円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約115円 |
このこのごはん
このこのごはんは小型犬向けに販売されている国産ドッグフードで、国産鶏肉を主原料として使いつつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
それに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆も使われておらず、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。
また、合成保存料・香料・着色料などの犬に必要のないものは一切使われていませんし、”ノンオイルコーティング”のドライフードということも大きな特徴です。
主要な成分バランスについては、タンパク質・脂質・カロリーがやや控えめになっており、「歳をとって活動量が落ちたシニア犬にタンパク質が控えめなフードを与えたい」、と考えている場合におすすめです。
主原料 | 鶏肉 |
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主な成分値 | タンパク質:20.9%以上 脂質:8.0%以上 水分:10.0%以下 カロリー:343kcal/100g |
対象 | 小型犬・全年齢 |
粒サイズ | 直径:7~8mm 形状:円型 |
特長 | ・小麦グルテンフリー ・ノンオイルコーティング |
価格/内容量 | 通常購入:3,850円/1kg 定期初回:3,278円/1kg 定期購入:6,556円/1kg×2袋 ※定期購入時は15%オフ ※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回発送日の10日前まで |
100gあたりの価格 (定期購入時) |
約328円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約249円 |
サイエンスダイエット 小型犬用 成犬用 チキン
「犬を飼っているなら知らない人はいない」、と言ってもいいくらいメジャーなドッグフードのサイエンスダイエット。
シュプレモと同じように、原材料の内容と成分バランスが違う様々なラインナップを取り揃えています。
ここで取り上げた「小型犬用 成犬用 チキン」については、タンパク質がやや控えめな一方で脂質とカロリーは標準的な範囲で、「少食のシニア犬にタンパク質が控えめなドッグフードを与えたい」と考えている場合に向いています。
“動物性油脂”の内容が不明瞭であったり、ラインナップによっては穀物が主原料として使われていたりなど、気になる点もそれなりに多いですが、流通量が多くてお手頃な値段で販売されているプレミアムドッグフードということを評価してピックアップしました。
主原料 | トリ肉(チキン、ターキー) |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:21.0%以上 脂質:13.0%以上 水分:10.0%以下 カロリー:373kcal/100g |
対象 | 小型犬・成犬以上 |
粒サイズ | 直径:約7mm 形状:円型 |
特長 | ・主原料としてトリ肉(チキン、ターキー)を使用 ・小型犬の成犬に配慮して成分バランスを調整 |
価格/内容量 | 1,200円/750g 2,345円/1.5kg 3,421円/3kg 5,105円/5kg |
100gあたりの価格 (1.5kgの販売価格を参照) |
約156円 |
1日あたりの餌代 (3.5kgの成犬を想定) |
約125円 |
チワックスの餌で迷った時にはモグワンがおすすめ
ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、モグワンの「チキン&サーモン」をおすすめします。
当サイトがチワックス用のドッグフードとして、モグワンの「チキン&サーモン」をおすすめする理由は以下の通りです。
- 良質なチキンとサーモンの占める割合が全体の56.5%
- 高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲
- チワックス向けの成分が含まれている
- 犬にとって必要のないものは不使用
- 定期コース利用で最大20%の割引が適用
まず言えるのは、モグワンの「チキン&サーモン」は良質なチキンとサーモンの割合が全体の56.5%を占めており、チワックスにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。
また、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲になっており、室内飼いで運動量が少ない傾向にあるチワックスの主食としてぴったりです。
それだけでなく、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることや、香料・着色料といった犬にとって必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。
そして、公式サイトでは最大20%の割引が適用される定期コースが導入されており、定期コースに継続回数の縛りがなく、気軽にお試しできることも嬉しいポイントです。
チワックスの餌の量と回数について
チワワとダックスフンドのミックス犬のチワックスだからといって、そのほかの(超)小型犬と餌の量の考え方が全然違うというわけではありません。
基本的には購入したドッグフードのパッケージや冊子、公式サイトに掲載されている給餌量を目安にすれば大丈夫です。
ただ、どのドッグフードの給餌量もあくまで“目安”でしかなく、実際には愛犬の体重や年齢だけでなく、飼育環境や体質によっても適量が変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら給餌量を微調整するようにしてください。
便の固さについてですが、柔らかめの便をするようなら餌の量が多い可能性があり、反対に固めの便をするようなら餌の量が少ない可能性があります。
それと、成犬の餌の回数の目安は1日2回とされていますが、食べすぎてしまう傾向のある愛犬なら3回に分けて様子見・・・といったように、食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。
子犬の給餌量と餌の回数の補足
育ち盛りの子犬はたくさんの栄養が必要なので、成犬時と比べて体重に対しての餌の量が多くなります。
そして、成長が緩やかになるにつれて、徐々に成犬時の給餌量に近づけていきます。
子犬の餌の回数に関しては、生後2〜3ヶ月頃までは1日4〜5回を、生後4〜5ヶ月頃までは1日3〜4回を目安にしつつ、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後6ヶ月以降の子犬の餌の回数は、成犬と同じ1日2回が目安です。
シニア犬の給餌量と餌の回数の補足
7歳以上のシニア犬の給餌量については、成犬時の1〜2割程度減らした量が目安になります。
ただ、7歳を過ぎたからといって急に活動量が落ちるわけではありませんし、愛犬にこれといった変化がなければ餌の量は減らさなくても大丈夫です。
シニア犬の餌の回数に関しては1日2〜3回を目安にしつつ、食が細くなってたくさんの量が食べられなくなったり、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。
チワックスの餌代について
チワックスは成犬時の平均体重が3.5kgほどの超小型犬ということで、体の大きな中型犬や大型犬に比べれば餌代は安いです。
と言っても、ドッグフードによって販売価格やカロリーが違うことから、実際のところは与えるドッグフードによっても餌代が変わってきます。
そこで参考までに、チワックスにおすすめの3種類のドッグフードの餌代を比較してみました!
(※どれも3.5kgの成犬に毎日の主食として与えることを想定しています)
シュプレモ (超小型犬用 成犬用) |
モグワン (チキン&サーモン) |
このこのごはん | |
---|---|---|---|
1日あたり | 約115円 | 約168円 | 約249円 |
1ヶ月あたり | 約3,450円 | 約5,040円 | 約7,470円 |
3ヶ月あたり | 約10,350円 | 約15,120円 | 約22,410円 |
半年あたり | 約20,700円 | 約30,240円 | 約44,820円 |
1年あたり | 約41,400円 | 約60,480円 | 約89,640円 |
必ずしも当てはまるわけではありませんが、ドッグフードの販売価格が高くなるにつれて動物性原材料の割合が増えたり、品質面や製造工程、調理方法にこだわりを持って作られている傾向があります。
対照的に、販売価格が安くなるにつれて動物性原材料の割合が減って穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、着色料などの犬に必要のない添加物が増える傾向にあります。
とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面と安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のドッグフードの中から選ぶことをおすすめしています。
チワックスの子犬のドッグフードでおすすめは?
子犬の時期という条件でチワックスのドッグフードを選ぶとするなら、カナガンの「チキン」をおすすめします。
動物性原材料の割合が全体の半分以上を占めていることや、グレインフリーのレシピを採用していること、香料・着色料が使われていない小ぶりでリング型のドライフードということはモグワンと変わりません。
また、関節に配慮した成分が配合されていることも共通していますが、カナガンの「チキン」はモグワンの「チキン&サーモン」よりも高タンパク・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用としてぴったりです。
なお、以下の記事ではチワックスの子犬のドッグフードの選び方や、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
まとめ
チワックスの餌を選ぶにあたっては、適正な体型を維持できるようにタンパク質・脂質・カロリーのバランスに注目してドッグフードを選んであげたり、チワックス向けの成分が配合(強化)されているかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。
また、原材料の品質や必要のない添加物が使われていないかにも注目しておくといいでしょう。
現在は何百種類ものドッグフードが販売されていますが、最終的にどのドッグフードを買うのかを決めるのは愛犬ではなく飼い主である人間です。
だからこそ愛犬のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくドッグフード選びを心がけたいところですね。
ここまで読み進めたところで、もしもまだチワックスのドッグフード選びに迷っているなら、まずはモグワンをお試ししてみることをおすすめします。
なお、モグワンの公式サイトでは、まとめ買い袋数に応じて最大20%の割引が適用される定期コースが導入されており、1袋(1.8kg)だけの購入でも10%の割引が適用され、通常価格5,456円のところを546円オフの4,910円で購入できます。
また、定期コースには特に継続回数の縛りはなく、次回配送予定日の7日前までに手続きすれば何回目からでも解約できます。
このことから、モグワンをお試しするならまずは定期コースで1袋だけ購入してみて、愛犬に合っているかどうかを確認しながら、定期コースを継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。