
ミシュワン・小型犬用は、良質な動物性タンパク源(鶏肉/馬肉/鶏レバー)を主原料として使いつつ、グルテンフリーのレシピを採用しているドライタイプの国産ドッグフードです。
また、関節に配慮してコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸を豊富に含む”緑イ貝”が配合されていたり、噛む力が弱い犬にも食べやすい楕円形の小粒サイズになっているのも特徴です。
この記事ではミシュワン・小型犬用の口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ミシュワン・小型犬用の口コミ・評判(暫定版)
ミシュワン・小型犬用は2022年9月に販売が開始された通販限定のドッグフードということもあり、調査時点では口コミ・評判がほとんど見つかりませんでした。
(※口コミ・評判は2022年10月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)
ミシュワン・小型犬用の口コミ・評判は今後も定期的に調査しますが、現状は公式サイトに掲載されているレビューを検証していきます。
食いつきがいい
確認できた口コミ・評判の一つが、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
この理由としてまず考えられるのは、ミシュワン・小型犬用は鶏肉・馬肉・鶏レバーといった良質な動物性タンパク源を主原料として使いつつ、国産かつお節をふんだんに使って風味が整えられていることです。
また、小型犬向けに作られている粒の大きさや厚さ、食感も食いつきに影響していると考えられます。
とは言え、公式サイト以外ではほとんどレビューが見当たりませんし、食いつきについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。
成分が良さそう
そのほかに確認できた口コミ・評判は、「配合されている成分が良さそう」という内容のレビューです。
ミシュワン・小型犬用には、関節に配慮してコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸が豊富に含まれている”緑イ貝”が配合されていたり、お腹のスッキリに配慮して”乳酸菌”や”イヌリン”が配合されています。
また、主要な成分バランスについても、脂質とカロリーがやや控えめに調整されており、室内飼いで運動量が少ない傾向にある日本の飼い犬向けの主食用フードと捉えることができます。
粒の大きさがちょうどいい
口コミ・評判の中には、「粒の大きさがちょうどいい」という内容のレビューもありました。
ミシュワン・小型犬用の粒は約9mm×6mm程度の楕円形で、厚さも約2.5mmと薄めのドライフードです。
このことから、まだ固形物を食べ慣れていない子犬用としても、歳をとって噛む力が弱くなったシニア犬用フードとしても向いています。
ミシュワン・小型犬用の口コミ・評判まとめ
ミシュワン・小型犬用の口コミ・評判は「食いつきがいい」、「成分が良さそう」、「粒の大きさがちょうどいい」といった内容のレビューを確認できました。
このような内容のレビューが見られた理由は、国産かつお節をふんだんに使って風味が整えられていることや、関節に配慮して”緑イ貝”が配合されていること、小型犬向けに作られている小粒のドライフードということが関係していると考えられます。
- 食いつきがいい
- 成分が良さそう
- 粒の大きさがちょうどいい
ミシュワン・小型犬用のお試しサンプルについて
調査してみた限りでは、ミシュワン・小型犬用のお試しサンプルの無料配布や有料販売は行われていませんでした。
そのため、ミシュワン・小型犬用をお試しするにしても、1kgサイズの本商品を最低1袋は購入する必要があります。
ただ、どちらにせよ数食分くらいの少量サンプルだと、愛犬の食の好みや体質に合っているかをしっかりと判断することができません。
このことから、当サイトでは少量サンプルのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入してみて、本当に愛犬に合っているかどうかをじっくりと確認することをおすすめしています。
なお、ミシュワン・小型犬用の公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると約20%オフかつ初回は送料無料でミシュワン・小型犬用を購入できるようになっています。
また、定期コースと言っても特に継続回数の縛りはないので、お試し購入するにせよ継続して購入するにせよ、定期コースの割引特典を利用した方がお得です。
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ミシュワン・小型犬用の総合評価
ミシュワン・小型犬用の原材料の評価
原材料一覧 |
---|
肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、マグロ、黒米、赤米、イヌリン(水溶性食物繊維)、コラーゲンペプチド、発酵調味液、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ、フラクトオリゴ糖、昆布、大根葉、ごぼう、人参、緑イ貝、乳酸菌、DHA含有精製魚油粉末、セレン酵母、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、むらさきいも、さつまいも、あかもく、わかめ、白菜、高菜、パセリ、青じそ、タウリン、L-トレオニン、ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム) |
ここからは、ミシュワン・小型犬用の原材料を評価していきます。
良質な肉類が主原料のグルテンフリーフード
ミシュワン・小型犬用の原材料の特徴としてまず挙げられることは、良質な肉類(鶏肉/馬肉/鶏レバー)が主原料として使われている国産ドライフードということです。
その一方で、販売価格が安くなればなるほど穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物メインのフードは肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もあるのに対して、ミシュワン・小型犬用は小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも評価できます。
そのほかにも、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、ミシュワン・小型犬用にはそれらのタンパク源も使われていません。
なお、ミシュワン・小型犬用はグレインフリー(穀物不使用)フードではないものの、使われている穀物はどれもアレルギーの原因になりにくいタンパク源で、食に敏感でお腹が弱い愛犬にも対応しやすくなっています。
人工の酸化防止剤や着色料は不使用
ミシュワン・小型犬用には、人工の酸化防止剤や着色料が使われていないことも見逃せません。
人工の酸化防止剤が使われているフードについては、定められた基準を超えないように使われていますし、天然由来のものより効果が強力というメリットもあります。
ただ、犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然のものに関わらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
また、食いつきをよくするために人工の香料や調味料が使われているフードもある中、ミシュワン・小型犬用は天然の原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることも評価できます。
それに加えて、国内専門工場で人用の食品と同じレベルで製造されており、品質面と安全性にはきちんと配慮されている印象を受けました。
ミシュワン・小型犬用の成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 21.5%以上 |
脂質 | 9.5%以上 |
粗繊維 | 1.0%以下 |
灰分 | 5.9%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
エネルギー | 352kcal/100g |
原材料の次は、ミシュワン・小型犬用の成分を評価していきます。
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ミシュワン・小型犬用のタンパク質は21.5%、脂質は9.5%、カロリーは100gあたり352kcalと、タンパク質・脂質・カロリーがやや控えめなドライフードになっています。
タンパク質含有量に物足りなさを感じるものの、脂質とカロリーが控えめという点を踏まえれば、室内飼いで運動量が少ない傾向にある日本の飼い犬向きの成分バランスと言えるでしょう。
ただ、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
その一方で、「歳をとって活動量が落ちたシニア犬にタンパク質が控えめに調整されたフードを与えたい」、と考えている場合にはぴったりのフードです。
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ミシュワン・小型犬用の総合評価
ミシュワン・小型犬用の給餌量
体重 | ~4ヶ月 | ~9ヶ月 | ~12ヶ月 | 1~2歳 | 3~6歳 | 7歳以上 |
---|---|---|---|---|---|---|
1kg | 60g | 50g | 40g | 37g | 31g | 27g |
1.5kg | 80g | 66g | 53g | 49g | 42g | 36g |
2kg | 100g | 84g | 67g | 62g | 53g | 45g |
3kg | 136g | 113g | 91g | 84g | 71g | 62g |
4kg | 169g | 141g | 112g | 104g | 88g | 76g |
5kg | 199g | 166g | 133g | 123g | 104g | 90g |
6kg | 229g | 191g | 152g | 142g | 120g | 103g |
7kg | 257g | 214g | 171g | 159g | 134g | 116g |
8kg | 284g | 236g | 189g | 176g | 149g | 128g |
9kg | 310g | 256g | 207g | 192g | 162g | 140g |
10kg | 335g | 280g | 224g | 208g | 176g | 152g |
ミシュワン・小型犬用の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この給餌量はあくまで“目安量”でしかなく、実際には愛犬の体質や飼育環境によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給餌量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
公式 | 楽天 | Amazon | |
---|---|---|---|
販売価格 (1kg×1袋) |
3,980円 | 3,980円 | 4,800円 |
送料 | 770円 | 無料 | 無料 |
ミシュワン・小型犬用はペットショップやホームセンターなどの店頭では販売されていない、通販限定の国産ドッグフードです。
(※販売状況と販売価格は2022年10月に確認しました)
そして、公式サイトと楽天市場、Amazonで販売価格を調査してみたところ、公式サイトと楽天が1袋(1kg)3,980円、Amazonが4,800円となっていました。
ただ、楽天とAmazonは送料無料で注文できるのに対して、公式サイトでは別途770円の送料が発生することから、送料を加味すれば楽天が最安値・・・ということになりますね。
これだけ聞くと、公式サイトで注文するメリットは特にないように思えますが、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されており、定期コースを利用すると楽天よりもお得にミシュワン・小型犬用を購入できるようになっています。
公式サイトの定期コースについて
初回 | 2回目以降 | |
---|---|---|
販売価格 | 3,184円 (1kg×1袋) |
6,368円 (1kg×2袋) |
送料 | 無料 | 770円 |
公式サイトのミシュワン・小型犬用の通常価格は3,980円となっていますが、定期コースを利用すると約20%オフの3,184円かつ初回は送料無料で購入でき、総額は楽天より796円安くなります。
2回目以降については別途送料が発生し、2袋以上のまとめ買いが条件になるものの、引き続き約20%オフの価格で購入できるようになっています。
ちなみに、定期コースと聞くと継続回数の縛りを連想するかもしれませんが、ミシュワン・小型犬用の定期コースには継続回数の縛りは特になく、愛犬に合わないと感じた時には初回限りで解約することもできます。
また、解約金や違約金などの手数料もかかりません。
ただ、定期コースの解約手続きは次回配送日の7日前までに行う必要があることには注意してくださいね。
なお、2回目の配送は初回の2週間後、3回目からは30日毎に1回が基本の配送周期になっています。
解約手続きに関しては、公式LINEと問い合わせフォームから行えます。
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ミシュワン・小型犬用の総合評価
通常のミシュワンとミシュワン・小型犬用の違い
ミシュワンには小型犬用だけでなく、全犬種向け用のドライフードもあります。
(※ここでは全犬種向け用を”通常のミシュワン”と記載しています)
それぞれのフードの違いを比較しやすいように、主原料やタンパク源の種類、主要な成分や販売価格をまとめてみました。
項目 | ミシュワン | ミシュワン・小型犬用 |
---|---|---|
主原料 | チキン、ターキーとサーモン | 鶏肉、馬肉、鶏レバー |
動物性タンパク源 | 鶏、七面鳥、魚 | 鶏、馬、魚、卵 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
大麦、玄米、大麦ぬか、黒米、赤米、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ (グルテンフリー) |
人工の酸化防止剤・着色料 | 無添加 | 無添加 |
タンパク質 (以上) |
29% | 21.5% |
脂質 (以上) |
15% | 9.5% |
カロリー (100gあたり) |
384kcal | 352kcal |
内容量 | 2.0kg | 1.0kg |
通常購入時の価格 (1袋あたり) |
5,478円 | 3,980円 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
3,834〜4,378円(20〜30%オフ) ※まとめ買い袋数に応じて割引率が変動 |
3,184円(20%オフ) |
100gあたりの価格 (通常購入時) |
約274円 | 約398円 |
原産国 | イギリス | 日本 |
まず、どちらのフードもメインのタンパク源として鶏肉が使われていることは変わりませんが、そのほかのタンパク源の内容が違います。
大きな違いとしては、通常のミシュワンはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのに対して、ミシュワン・小型犬用には”大麦”や”玄米”などの穀物が使われていることが挙げられます。
そのため、愛犬が穀物全般にアレルギーがある場合には、通常のミシュワンを選びましょう。
また、通常のミシュワンには”七面鳥”が使われており、ミシュワン・小型犬用には”馬肉”が使われている、といった違いもあります。
主要な成分バランスについては、通常のミシュワンは高タンパク質・高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りの子犬や活発な成犬、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしておすすめです。
タンパク質・脂質・カロリーがやや控えめなミシュワン・小型犬用は、成分の評価の項目で触れた通り、歳をとって活動量が落ちたシニア犬の主食として向いています。
それと、通常のミシュワンの1袋あたりの内容量は2kg、ミシュワン・小型犬は1kgという違いや、定期購入時の割引率にも違いがあり、グラムあたりの価格は通常のミシュワンの方が安いです。
そのほかには、通常のミシュワンはイギリスで製造されているのに対して、ミシュワン・小型犬用は日本で製造されているという違いがあります。
▼通常のミシュワンの詳しい解説はこちら
ミシュワンドッグフードの口コミはどう?評判も踏まえて5項目で評価!
ミシュワン・小型犬用の総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | ※レビューが少ないため未評価 |
コスパ | 1.5 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 | 通常購入:3,980円/1kg×1袋 定期初回:3,184円/1kg×1袋 定期購入:6,368円/1kg×2袋 ※定期購入時は約20%オフ ※定期2回目以降は2袋以上のまとめ買いが条件 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | ラトゥーリアジャパン株式会社 |
当サイトのミシュワン・小型犬用の総合評価はBランクです。
良質な動物性タンパク源が主原料として使われていることや、グルテンフリーのレシピを採用していること、関節に配慮してコンドロイチン硫酸やヒアルロン酸を豊富に含む緑イ貝が配合されていることは魅力的です。
また、粒の大きさや形が小型犬向けに作られていることも評価できますが、決して安いとは言えない販売価格も評価に影響しています。
ただ、公式サイトでは割引価格で購入できる定期コースが導入されており、初回は送料無料で注文できることは良心的と言えます。
定期コースは継続回数の縛りもないので、まずは定期コースで1袋お試し注文してみて、本当に愛犬に合っているかどうかをじっくりと確認しながら、継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。