ドーベルマンにおすすめのドッグフード7選|餌の選び方まで徹底解説!

引き締まった筋肉質な体つきが印象的な大型犬のドーベルマン。

そんなドーベルマンの餌を選ぶにあたっては、動物性タンパク質の割合や品質に注目してドッグフードを選んであげたり、余計な添加物が使われていないかどうかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。

この記事ではドーベルマン向けのドッグフードの選び方や、ドーベルマンにおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ドーベルマンのドッグフードの選び方

ドーベルマンのドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

肉・魚が主原料の高タンパクなドッグフードを選ぶ

まずはじめに注目しておきたいのは、肉・魚が主原料かつ高タンパクなドッグフードかどうかです。

なぜなら、肉・魚から摂り入れることができる動物性タンパク質は、ドーベルマンの引き締まった筋肉質な体型を維持するために大切な栄養素だからです。

ドッグフードの原材料一覧には使われている割合が多い順で掲載されており、先頭に”鶏肉”や”白身魚”といった動物性原材料が記載されていれば、肉・魚が主原料として使われているドッグフード・・・ということになります。

 

ただ、肉・魚が主原料として使われていても、第二原材料以降に穀物やイモ類・豆類が続いており、全体で見れば動物性原材料の割合がそれほど多くないドッグフードもあることには注意してください。

とは言え、動物性原材料の割合が多いほど高タンパクな傾向があるので、タンパク質含有量もあわせて確認しておけばまず問題にはならないでしょう。

なお、プレミアムドッグフードの中には動物性原材料の割合まで掲載されているものも少なくありません。

高品質な原材料が使われているドッグフードを選ぶ

肉・魚といった動物原材料の割合とタンパク質含有量のほかに、原材料の品質にも注目しておくべきです。

例えば、ドッグフードの中には“家禽ミール”“ミートミール”といった原材料が使われているものがありますが、どちらも具体的に何の動物の肉が使われているのかが分かりません。

また、人用の食肉としては出回らない“4Dミール(肉副産物)”が使われている可能性も否定できません。

 

それに対して、品質にこだわりのあるドッグフードであれば”新鮮チキン”や”骨抜き生サーモン”といったように内容が明記されており、「人用の食品レベルの原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。

ただ、”ミール”が使われていてもパッケージや公式サイトに品質と内容が補足されているドッグフードもあるので、公開されている情報はできる限り確認しておくことをおすすめします。

余計な添加物が使われていないドッグフードを選ぶ

そのほかには、余計な添加物が使われていないかどうかにも注目しておきたいところです。

具体的には、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤や、ドッグフードに色味をつけるために使われる人工の着色料で、これらの添加物がアレルギーや涙やけの原因になることがあります。

人工の酸化防止剤はドッグフードの酸化を抑えるために使われるものの、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することができます。

また、犬は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。

ドーベルマン用として評判のいいドッグフード20種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
ダイヤモンドナチュラル(チキン&ライス) チキン 26.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 370.8kcal
カナガン(チキン) チキン生肉 29%以上 15%以上 9%以下 376kcal
ネルソンズ チキン 28%以上 12%以上 10%以下 365.5kcal
ブッチ(ブラック・レーベル) ビーフ 10.5%以上 8.0%以上 74.5%(最大) 116kcal
ナウフレッシュ(成犬用) ターキー生肉(骨抜き) 26%以上 16%以上 10%以下 367kcal
ロイヤルカナン(大型犬の成犬用) 肉類 24.0%以上 15.0%以上 10.5%以下 398kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
モグワン チキン&サーモン 27%以上 10%以上 9%以下 361.5kcal
アカナ(ラージブリード 成犬用) 新鮮鶏肉 31%以上 15%以上 12%以下 337.5kcal
INUMESHI(フィースト 1歳以上 大型犬用) 乾燥チキン 25.0% 14.0% 8.0% 377kcal
ナチュラルチョイス(中型犬〜大型犬用[成犬用]ラム&玄米) ラム(肉) 22.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 355kcal タンパク加水分解物
ビルジャック(ラージブリード 成犬用) 23.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 401kcal 鶏副産物ミール、BHA
フィッシュ4ドッグ(ファイネスト サーモン) サーモン 23%以上 10%以上 10%以下 367.3kcal
アーテミス アガリクス I/S フレッシュチキン 24.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 約358.9kcal
オリジン(オリジナル) 新鮮鶏肉 38%以上 18%以上 12%以下 386kcal
サイエンスダイエット(大型犬用 成犬用 チキン) トウモロコシ 19.6%以上 12.8%以上 10.0%以下 368.2kcal 動物性油脂
ナチュロル 新鮮牛生肉 23〜27% 10%以上 9%以下 400kcal
ブラバンソンヌ(大型犬の成犬用 チキン) チキン 24%以上 14%以上 9%以下 346kcal
アイムス(成犬用 健康維持用 ラム&ライス 小粒) 肉類 21.0%以上 10.5%以上 10.0%以下 369kcal チキンミール、ラムミール、BHA、BHT
アボダーム(ダック&ガルバンゾー) ダック 25.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 357kcal
シュプレモ(成犬用) チキン(肉) 24.0%以上 15.0%以上 10.0%以下 365kcal タンパク加水分解物

ドーベルマン用として評判のいいドッグフード20種類を比較してみました。

それぞれのドッグフードを見比べてみると、タンパク含有量に物足りなさを感じるものや、犬にとって必要のない添加物が使われているドッグフードがあることが分かりますね。

また、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているドッグフードがあることや、ドッグフードによって脂質とカロリーの数値にかなりの差があることも分かります。

 

なお、“動物性油脂”“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといって必ずしも安全性に配慮されていないというわけではありません。

ただし、ここで抜き出した動物性油脂については具体的に何の動物の油が使われているのか分からないことに加えて、添加されている酸化防止剤の種類が分からないことが気になりました。

タンパク加水分解物は、製造工程について触れられていないことが気がかりです。

ドーベルマンにおすすめのドッグフード7選

これまでの内容を踏まえつつ、ドーベルマンにおすすめの7種類のドッグフードを紹介します。

なお、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年11月に公式サイトとAmazonで調査)

ネルソンズ

ネルソンズドッグフードのパッケージ(表面1)

通常購入時の価格 9,196円/5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1〜2袋:7,816円(15%オフ)
3袋以上:7,356円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約147円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約633円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ネルソンズは中型犬・大型犬向けに販売されている中粒サイズのプレミアムドッグフードで、良質な鶏肉の占める割合が全体の半分以上を占めています。

それに加えて、グレインフリー(穀物不使用)かつ動物性タンパク源の種類が限定されていることから、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。

もちろん、着色料などの犬にとって必要のないものは一切使われていません。

主要な成分バランスに関しては、高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をする成犬の主食としてぴったりです。

アカナ

アカナドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「ラージブリード 成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
17,727円/11.4kg
100gあたりの価格 約156円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約513円
穀物 不使用
(グレインフリー)

アカナは年齢や犬種(サイズ)、食の好みや体質に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えています。

この記事で取り上げている「ラージブリード 成犬用」は、高タンパク・高脂質かつカロリーは控えめに調整されており、それほど運動量が多くない成犬や食欲旺盛な成犬、運動量が落ちたシニア犬用フードとしておすすめです。

その一方で、高タンパク・高脂質・高カロリーなドッグフードもあり、愛犬の食事量と運動量に合わせて選べることが強みです。

なお、アカナはほとんどのラインナップがグレインフリーのレシピを採用していますが、【クラシックシリーズ】には穀物(オーツ麦)が使われています。

カナガン

カナガンドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目はドライフード「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/2kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(5袋を定期購入時)
約202円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約814円
穀物 不使用
(グレインフリー)

良質な動物性原材料の割合が全体の半分以上、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用、犬にとって必要のないものは不使用という3つの要素を満たしたドッグフードのカナガン。

それに加えて、メインのタンパク源が違う3種類のドライフードがあるほか、缶詰タイプのウェットフードまで取り揃えています。

ここで取り上げているのはドライフードの「チキン」で、高タンパクかつやや高脂質・高カロリーになっていることから、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、運動量が多い活発な成犬用フードとして向いています。

また、関節に配慮して【グルコサミン/MSM/コンドロイチン】が配合されていることも見逃せません。

フィッシュ4ドッグ

※各項目は「ファイネスト サーモン(大粒)」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,485円/400g
4,730円/1.5kg
7,920円/3kg
13,750円/6kg
21,780円/12kg
100gあたりの価格
(12kgの販売価格を参照)
約182円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約744円
穀物 不使用
(グレインフリー)

フィッシュ4ドッグは商品名から連想できる通り、動物性タンパク源として魚が使われているドッグフードです。

ラインナップによって魚の種類は違いますが、どれに関しても魚以外の動物性タンパク源が使われていません。

このことから、魚好きの愛犬向けフードとしてだけでなく、魚以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬用フードとしてもおすすめです。

ここで取り上げた「ファイネスト サーモン(大粒)」は、やや高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的な範囲になっており、適度に運動をするドーベルマン向けと捉えることができます。

ブラバンソンヌ

ブラバンソンヌのイメージ画像
※各項目は「大型犬の成犬用 チキン」のものです

通常購入時の価格 330円/50g×3袋
15,400円/10kg
定期購入時の価格 13,860円/10kg
※定期購入時は10%オフ
100gあたりの価格
(10kgを定期購入時)
約139円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約520円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ベルギー産プレミアムドッグフードのブラバンソンヌは、先に取り上げたアカナと同じように、年齢や犬種(サイズ)、食の好みや体質に配慮して選べるように、原材料の内容と成分バランスの傾向が違うドライフードを取り揃えています。

そして、どのラインナップにも肉・魚が主原料として使われていることや、着色料などの犬に必要のないものが使われていないこと、人間でも食べられる高品質な原材料が使われていることは共通しています。

この記事で取り上げている「大型犬の成犬用 チキン」は、適度にタンパク質と脂質を含みつつもカロリーはやや控えめで、大型犬の成犬向けにきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

さらに、粒の直径が約14〜15mmと噛み応えのある大粒サイズになっていることや、鶏肉以外の動物性タンパク源が使われていないことも見逃せません。

モグワン

モグワンドッグフードのパッケージ画像(表面1)

通常購入時の価格 5,456円/1.8kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,910円(10%オフ)
2〜4袋:4,637円(15%オフ)
5袋以上:4,364円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(5袋を定期購入時)
約242円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約999円
穀物 不使用
(グレインフリー)

モグワンはグレインフリーのレシピを採用しているイギリス産プレミアムドッグフードで、メインのタンパク源としてチキンとサーモンが使われています。

また、動物性原材料とのバランスを考えて【トマト/アスパラガス/ショウガ/バナナ/リンゴ/クランベリー】など、様々な野菜と果物も配合されています。

それと、カナガンの「チキン」と同じように、【グルコサミン/MSM/コンドロイチン】が配合されているのも特徴的です。

主要な成分バランスは最初に紹介したネルソンズと似ていますが、モグワンは小粒サイズのドライフードになっているので、小粒のドライフードを少しずつ食べるのが好きな愛犬用フードとしておすすめしています。

ロイヤルカナン

※各項目は「大型犬の成犬用」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
6,980円/4kg
14,440円/10kg
17,450円/15kg
100gあたりの価格
(10kgの最安値を参照)
約144円
1日あたりの餌代
(40kgの成犬を想定)
約659円
穀物 コーン、コーンフラワー、小麦、米、コーングルテン

「犬を飼っているなら知らない人はいない」・・・と言ってもいいくらいメジャーなドッグフードのロイヤルカナン。

年齢や犬種、飼育環境に合わせて、原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えていることに加えて、プレミアムドッグフードの中では手に取りやすい価格で販売されていることが魅力と言えます。

また、うっかりドッグフードを切らしてしまった時にも近所の販売店で気軽に買えることも強みです。

ただ、一部のラインナップに穀物が主原料として使われていることや、“動物性油脂”の内容が不明瞭なこと、“加水分解タンパク”の製造工程が不明瞭なことは気になります。

ドーベルマンの餌で迷った時はネルソンズがおすすめ

ネルソンズドッグフードのパッケージ(表面2)

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、ネルソンズをおすすめします。

当サイトがドーベルマン用のドッグフードとして、ネルソンズをおすすめする理由は以下の通りです。

ネルソンズをおすすめする5つの理由
  • 高品質な動物性原材料の占める割合が全体の5割
  • 高タンパクかつ脂質とカロリーは標準的
  • 穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用
  • 犬にとって必要のないものは不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、ネルソンズは良質な動物性原材料の占める割合が全体の5割を占めており、ドーベルマンにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

それに加えて、脂質とカロリーは標準的な範囲になっていることから、適度に運動をするドーベルマンの主食としてぴったりです。

また、穀物・大豆不使用のレシピを採用しているだけでなく、動物性タンパク源の種類もシンプルになっていることや、香料・着色料といった犬にとって必要のないものが一切使われていないことも見逃せません。

そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

ドーベルマンの餌代について

ドーベルマンは40kg前後まで成長する大型犬ということで、小型犬や中型犬と比べると月々の餌代もかなり高くなります。

ただ、ドッグフードの種類によって販売価格やカロリーが様々なこともあり、与えるドッグフードによっても餌代が大きく変わってきます。

そこで参考までに、ドーベルマンにおすすめの3種類のドッグフードの餌代を比較してみました。
(※40kgの成犬に毎日の主食として与えることを想定しています)

アカナ
(ラージブリード 成犬用)
ネルソンズ モグワン
1日あたり 約513円 約633円 約999円
1ヶ月あたり 約15,390円 約18,990円 約29,970円
3ヶ月あたり 約46,170円 約56,970円 約89,910円
半年あたり 約92,340円 約113,940円 約179,820円
1年あたり 約184,680円 約227,880円 約359,640円

必ずしも当てはまるわけではありませんが、一般的にはドッグフードの販売価格が高くなればなるほど動物性原材料の割合が増えたり、原材料の品質や製造工程にこだわりを持って作られている傾向があります。

対照的に、ドッグフードの販売価格が安くなればなるほど動物性原材料の割合が減り、その代わりに穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物が使われている傾向があります。

とは言え、愛犬の餌代にいくらまでかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のドッグフードを選ぶことをおすすめしています。

ドーベルマンの餌の量と回数

運動量が多い活発な大型犬のドーベルマンだからといって、そのほかの犬種とは給餌量の考え方が全然違うというわけではありません。

基本的には購入したドッグフードのパッケージや、公式サイトに掲載されている給餌量を参考にすれば大丈夫です。

ただ、どのドッグフードの給餌量についてもあくまで“目安量”でしかなく、実際には愛犬の体重や年齢はもちろん、体質や飼育環境によっても最適な量が変わってきます。

そのため、愛犬の便の状態や体重を確認しながら給餌量を調整するようにしてください。

 

便の状態に関しては、柔らかめの便をするようなら餌の量が多すぎる可能性があり、その逆に固めの便をするようなら餌の量が少ない可能性があります。

また、成犬の餌の回数は1日2回が目安になりますが、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合は3回に分けて様子見・・・といったように、体質や食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。

子犬の給餌量と餌の回数の補足

育ち盛りの子犬は成犬時以上にたくさんの栄養が必要なため、その分だけ1日あたりの餌の量も多くなります。

そして、成長が緩やかになるにつれて成犬時の給餌量に近づけていきます。

子犬の餌の回数については、生後6ヶ月くらいまでは1日4回を、生後6ヶ月以降から1歳半くらいまでは1日2〜3回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにするといいでしょう。

1歳半以降の餌の回数は、成犬時と同じ1日2回が目安になります。

シニア犬の給餌量と餌の回数の補足

シニア犬の給餌量に関しては、成犬時の1〜2割くらい減らした量が目安です。

ただ、シニア犬と言われる年齢を迎えても活動量が変わらない犬もいますし、これといった変化がなければ餌の量は減らさなくても大丈夫です。

シニア犬の餌の回数については1日2〜3回を目安にしつつ、一度にたくさんの量が食べられなくなった場合や、一度にたくさん食べると消化不良を起こしてしまう場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。

ドーベルマンがドッグフードを食べない時の対処法

ドーベルマンがドッグフードを食べない理由はいくつも考えられますが、主な理由の一つとして挙げられるのは、単純にドッグフードの風味や食感が好みではないことです。

そんな時にすぐ試せる食いつきをよくする方法は、ドッグフードを電子レンジで少しだけ温めてから与えたり、ドライフードの場合は人肌程度のぬるま湯でふやかしてから与えることです。

どちらもドッグフードの香りを強めて嗜好性を高める方法になりますが、くれぐれも温めすぎには気をつけてくださいね。

 

そのほかには、餌の切り替えはじめの頃は警戒して食べないこともあります。

急な餌の切り替えは消化の負担にもなってしまうので、1日目は新しいドッグフードを1割ほど混ぜて与え、3日目は5割ほど・・・といったように、1週間くらいかけて少しずつドッグフードを切り替えるようにしてください。

また、新しいドッグフードに慣れてもらうためには、細かく砕いて切り替え前のドッグフードにふりかけて与えるのもおすすめです。

それと、ドッグフードが空気に触れる時間が長くなれば品質だけでなく風味も落ちてしまうので、日頃から高温多湿や直射日光、照明の当たる場所を避けて密閉保存することも重要になります。

ドーベルマンの子犬におすすめの餌は?

子犬の時期という条件でドーベルマンの餌を選ぶなら、カナガンのドライフード「チキン」をおすすめします。

動物性タンパク源(鶏肉)の割合が全体の半分以上を占めるグレインフリーのドッグフードということに加えて、ネルソンズと比べて高脂質・高カロリーになっており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用としてぴったりです。

また、カナガンの「チキン」の粒の直径は約10mm、厚みは約4.5mmのドーナツ型とネルソンズよりも小ぶりで、子犬の時期にも食べやすいサイズ感と言えます。

なお、子犬のドッグフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容のドッグフードは以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

まとめ

ドーベルマンの餌を選ぶにあたっては、動物性タンパク質の割合や品質に注目してドッグフードを選んであげたり、必要のない添加物が使われていないかどうかに注目してドッグフードを選んであげることが大切です。

また、食に敏感な愛犬ならタンパク源の種類にも注目しておくべきですし、愛犬の運動量と食事量にも配慮して選ぶべきです。

現在は何百種類ものドッグフードが販売されていますが、最終的にどのドッグフードを買うのかを決めるのは愛犬ではなく飼い主である人間です。

だからこそ愛犬のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくドッグフード選びを心がけたいところですね。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだドーベルマンのドッグフード選びに迷っているなら、まずはネルソンズをお試ししてみることをおすすめします。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でネルソンズを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。