アニモンダ(犬用)の口コミってどう?ドッグフードの評判を徹底調査!

人用の食品と同じレベルの原材料が使われているドイツ産のドッグフード「アニモンダ」。

また、食の好みに合わせやすいように様々なウェットフードを取り揃えていることや、年齢や状態に配慮して成分バランスを調整したフードを取り揃えていることも特徴です。

今回はそんなアニモンダドッグフードの口コミ・評判を105件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

アニモンダ(犬用)の悪い口コミ・評判

アニモンダ(犬用)の悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「市販の国産フードと比較すると値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アニモンダには人工の香料が使われていないことや、人用の食品と同じレベルの良質な原材料が使われていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(13件)
  • 値段が高い(9件)
  • うちの犬には合わなかった(3件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2021年11月にAmazon、楽天、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

食いつきはいまいち

アニモンダの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「あまり食べない」、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューでした。

「食いつきがいい」という内容のレビューに比べれば遥かに件数は少ないものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いフードはまずありません。

食いつきが悪い理由としてまず考えられるのは、アニモンダはどのラインナップも原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

 

一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が嗜好性が高い傾向にあるので、人工の香料が使われているフードを食べ慣れていない犬にとっては、アニモンダの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、アニモンダには状態に配慮して特別に成分バランスが調整されたシリーズがありますが、タンパク質が制限されているフードは食いつきが悪い傾向にあることも理由の一つとして考えられます。

値段が高い

次に多かった悪い口コミ・評判は、「アニモンダは値段が高い」という内容のレビューです。

ラインナップによって販売価格に差がありますが、フォムファインステンシリーズのウェットフードを例に挙げると100gあたりの値段は約310円と、確かに激安価格で販売されている国産の缶詰と比べると高いです。

もちろん値段が高いだけあって、人用の食品と同じレベルの良質な原材料が使われていたり、人工の保存料・香料・着色料が使われていなかったり、多くのラインナップがグレインフリーのレシピを採用しているなどのこだわりがあります。

なお、通常のグランカルノシリーズは100gあたり約210円と比較的お手頃な値段で販売されているので、シリーズ別の原材料の内容と販売価格を踏まえつつ、無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめします。

うちの犬には合わなかった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかったようで下痢気味になった」という内容のレビューでした。

この理由として考えられるのは、食物アレルギーと餌の急な切り替えです。

アニモンダはほとんどのラインナップがグルテンフリー(orグレインフリー)のレシピを採用していますが、犬によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、アニモンダには牛肉が使われているフードが多いですが、牛肉は肉類の中で特にアレルギーの原因になりやすいという問題があります。

また、そのほかの肉類がアレルギーの原因になることもありますし、特定のイモ類・豆類が体質に合わない犬もいます。

そのため、食に敏感な愛犬にアニモンダを与えようと考えているなら、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目しておくといいでしょう。

 

次の餌の切り替えに関してですが、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、餌の切り替えが早すぎると一時的に下痢や吐き戻しといった消化不良を起こす可能性はあります。

餌の急な切り替えは消化不良の原因も特定しづらくなってしまうため、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。

それと、アニモンダには脂質が高めなフードがありますが、体質によって高脂質のフードが合わずに消化不良を起こすこともありますよ。

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アニモンダドッグフードの総合評価

アニモンダ(犬用)の良い口コミ・評判

アニモンダ(犬用)の良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アニモンダは動物性タンパク源の組み合わせが違う様々なウェットフードを取り揃えていることや、人工の保存料・香料・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(71件)
  • 原材料に安心感がある(6件)
  • うちの犬には合っている(3件)

という結果になっています。

食いつきがいい

アニモンダの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが13件、「食いつきがいい」というレビューが71件という件数を踏まえても、アニモンダは多くの犬に受け入れられている嗜好性が高いフードと捉えてよさそうです。

この理由として考えられるのは、”牛・豚・鳥”や”豚・牛・鳥・ウサギ”、”七面鳥・牛・豚・子羊”といったように、動物性タンパク源の組み合わせが違う様々なウェットフードを取り揃えており、食の好みに合わせて選びやすいことです。

今挙げたのはほんの一例で、【フォムファインステン】シリーズの成犬用フードだけでも10種類以上の味のバリエーションがありますよ。

原材料に安心感がある

次に多かった良い口コミ・評判は、「アニモンダは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、アニモンダはどのラインナップにも、人用の食品と同じレベルの良質な原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われておらず、ほとんどのラインナップがグルテンフリー(orグレインフリー)のレシピを採用しています。

 

それに加えて、動物性タンパク源が1種類だけに限定されたフードもあり、複数のタンパク源にアレルギーのある犬たちにも幅広く対応しやすいのが強みです。

さらに、人工の保存料・香料・着色料といった添加物が一切使われておらず、品質面と安全性にはきちんと配慮されている印象を受けました。

うちの犬には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューでした。

この理由として考えられるのは、アニモンダには比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることです。

先ほども触れましたが、小麦や大豆といったタンパク源が使われておらず、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているラインナップも豊富です。

そして、動物性タンパク源の組み合わせが違うフードや、動物性タンパク源が1種類に限定されたフードもあるので、特定の肉・魚にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

アニモンダ(犬用)の口コミ・評判まとめ

アニモンダ(犬用)の悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「市販の国産フードと比較すると値段が高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、アニモンダ(犬用)の良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えることができるフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アニモンダは動物性タンパク源の組み合わせが違う様々なウェットフードを取り揃えていることや、人工の保存料・香料・着色料が使われていないことが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきはいまいち
  • 値段が高い
  • うちの犬には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 原材料に安心感がある
  • うちの犬には合っている

アニモンダドッグフードの種類

アニモンダドッグフードは大きく分けると【フォムファインステン】、【グランカルノ】、【インテグラプロテクト】といった3つのシリーズがあり、それぞれで原材料の内容や成分バランスの傾向が違うフードを取り揃えています。

ドライフード

シリーズ名 種類 タンパク質 脂質 水分 エネルギー
(100gあたり)
インテグラプロテクト 腎臓ケア 16% 20% 8% 416kcal
胃腸ケア 26.5% 13.5% 8% 380kcal
アレルギーケア 24.5% 16% 6% 403kcal

現在ドライフードがあるのはインテグラプロテクトシリーズだけで、どれも体質・状態に配慮して特別に成分バランスが調整されたフードになっています。

そのため、ご自身だけに判断で愛犬に与えるのは避けてください。

ウェットフード(缶詰/トレイ)

シリーズ名 種類 タンパク質 脂質 水分 エネルギー
(100gあたり)
フォムファインステン 子犬用(全4種) 10% 7% 80% 103kcal
成犬用(全11種) 10.5% 4.5% 81% 83~86kcal
シニア犬用(全3種) 9.5% 4% 82% 79kcal
フォムファインステン グルメ 成犬用(全10種) 9% 4.7~6% 82% 84~86kcal
フォムファインステン in ソース 成犬用(全4種) 9.5% 5.3% 82% 88kcal
フォムファインステン スナックプディング 成犬用(全2種) 3.0% 2.0% 92% 36kcal
グランカルノ 子犬用(全2種) 11% 8% 77% 115kcal
成犬用(全13種) 11~11.5% 4~7% 78~80% 88~120kcal
シニア犬用(全1種) 10.5% 8% 77.5% 117kcal
グランカルノ シングルプロテイン 成犬用(全3種) 10~11% 5.1~8% 75~80% 91~122kcal
グランカルノ スーパーフード 成犬用(全4種) 10~10.5% 5.2~8% 75~80% 91~122kcal
インテグラプロテクト 腎臓ケア(全4種) 4~6.6% 11~14% 73~80% 116~168kcal
胃腸ケア(全1種) 9% 5% 79% 96kcal
アレルギーケア(全5種) 9~11% 5~8% 78~80% 94~113kcal

アニモンダはウェットフードの種類が豊富で、さらに【フォムファインステン】は4つの、【グランカルノ】は3つのシリーズに分かれています。

ドイツ語で”最高級”という意味の【フォムファインステン】は、年齢に合わせたバラエティ豊かな風味が魅力で、カロリー控えめな「ライトランチ」というラインナップもあります。

【フォムファインステン グルメ】については、良質な肉のパテで野菜や果物などのフィリングを包み込んだ2層構造になっており、【フォムファインステン in ソース】は肉類と野菜を合わせてソースに絡ませたウェットフードになっています。

【フォムファインステン スナックプディング】に関しては、なめらかな食感を楽しめる犬用おやつです。

 

【グランカルノ】と【グランカルノ シングルプロテイン】、【グランカルノ スーパーフード】の違いはシリーズ名から連想できる通りで、【グランカルノ シングルプロテイン】については動物性タンパク源が1種類に限定されたシリーズです。

そして、【グランカルノ スーパーフード】は近年話題の”スーパーフード”が配合されているシリーズになっています。

【インテグラプロテクト】に関しては、ドライフードと同じように特別に成分バランスが調整されたシリーズです。

アニモンダ(犬用)のお試しサンプルについて

アニモンダの公式サイトと楽天市場、Amazonでドッグフードのお試しサンプルの取り扱い状況を調査してみたところ、どこに関してもお試しサンプルの配布・販売はしていませんでした。

このことから、アニモンダをお試しするにしても本商品を最低1個は購入する必要があります。

ただ、どちらにせよ数食分くらいのお試しサンプルだと愛犬の食の好みや体質に合っているのかどうかをしっかりと判断できないので、当サイトでははじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入することをおすすめしています。

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アニモンダドッグフードの総合評価

アニモンダ(犬用)の原材料の評価

原材料一覧
牛肉(肺、レバー、肉、心臓、腎臓、乳房)、鶏 (肉、心臓、胃、レバー、ネック)、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム
栄養添加物 (1kgあたり):3a671 200IU、3b202 0.75mg、3b503 1.4mg、3b605 25mg
※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載

ここからは、アニモンダ(犬用)の原材料を評価していきます。
(※表は「グランカルノ 牛・鶏」の原材料一覧です)

良質な原材料が使われているドイツ産フード

アニモンダの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、どのラインナップにも人用の食品と同じレベルの良質な原材料が使われていることでしょう。

そして、動物性原材料の占める割合が多いウェットフードは高タンパクなものが多く、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

また、「鳥・牛・豚・子牛」や「豚・牛・鳥・鹿」、「豚・牛・鳥・ウサギ」や「鳥・豚・牛・タラ」といったように、動物性タンパク源の組み合わせが違うフードを取り揃えており、食にこだわりがあるグルメな愛犬の好みに合わせやすいことも強みです。

 

その一方で、【グランカルノ】の”シングルプロテイン”と”スーパーフード”の2シリーズは動物性タンパク源が1種類だけに限定されており、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。

あえて気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは掲載されていないことから、動物性原材料の割合が明記されたフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。

グレインフリーのラインナップが多い

アニモンダは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているラインナップが多いのも特徴です。

一部のラインナップには穀物が使われているものの、穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリーは必須ではありません。

小麦が使われているラインナップに関しても同じことが言えるので、食に敏感な愛犬にアニモンダを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目して選ぶといいでしょう。

それと、人工の保存料や着色料がアレルギーの原因になることがありますが、アニモンダにはそれらの添加物が一切使われていないことも評価できます。

アニモンダ(犬用)の成分の評価

成分表
タンパク質 11%
脂肪 7%
粗繊維 0.5%
粗灰分 1.8%
水分 78%
エネルギー 120kcal/100g

原材料の次は、アニモンダ(犬用)の成分を評価していきます。
(※表は「グランカルノ 牛・鶏」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アニモンダの主食用ウェットフードは肉類の割合が多いこともあってか、全体的に高タンパクな傾向があります。

ただ、脂質とカロリーについてはそれなりの開きがあることから、愛犬の運動量や食事量に配慮してフードを選ぶこともできます。

また、インテグラプロテクトシリーズにはタンパク質が制限されたフードもあり、アニモンダのラインナップ内だけで様々な状況に対応することができるのが強みです。

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アニモンダドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 836円 836円 836円

アニモンダを販売しているジャーマンペットの公式サイトと楽天市場、Amazonでドッグフードの「グランカルノ 牛・鶏」の販売状況を調査してみたところ、最安値はどこも変わらずという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

また、アニモンダは通販だけでなく店頭でも販売されているドイツ産プレミアムフードです。

通販ではなく店頭で購入したいという場合には、アニモンダの公式サイトで最寄りの取扱店を探してみるといいでしょう。
ショップリスト|animonda

アニモンダドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 5.0
安全性 5.0
食いつき 4.5
コスパ 2.5
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
836円/400g
※グランカルノ「牛・鶏」
※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ドイツ
販売会社 ジャーマンペット株式会社

当サイトのアニモンダドッグフードの総合評価はAランクです。

人用の食品と同じレベルの原材料が使われていることや、年齢や体質・状態に配慮して成分バランスを調整したフードを取り揃えていることが魅力的です。

また、動物性タンパク源の組み合わせが違うフードを取り揃えており、食の好みに合わせやすいことも評価できます。

「食にこだわりがあるグルメな愛犬に、品質面・安全性ともにきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えているなら、一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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