ダイヤモンドナチュラルドッグフードを口コミも踏まえて5項目で評価!

ダイヤモンドペットフーズ社が手がける自社ブランドフードの「ダイヤモンド」。

ダイヤモンドには原材料の内容や成分バランスが違う5つのシリーズがあり、愛犬の年齢や体質だけでなく【品質を重視】、【価格を重視】といったように、様々な状況に合わせてフードを選ぶことができます。

そして、この記事を書くにあたって小麦不使用の「ダイヤモンドナチュラル」、穀物不使用の「ダイヤモンドナチュラル・グレインフリー」の2シリーズに焦点を当てて口コミ・評判を調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ダイヤモンドナチュラルの悪い口コミ・評判

ダイヤモンドナチュラルは流通量がそれほど多くないドッグフードということもあってか、確認できたレビューは25件と多くはありませんでした。

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューです。

このような内容のレビューが見られた理由は、ダイヤモンドナチュラルに使われているタンパク源の種類や餌の切り替え方、食の好みが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • うちの犬には合わなかった(2件)
  • 食いつきはいまいち(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2022年2月にツイッター(現X)とインスタグラムで調査し、2024年4月にXで追加調査を行いました。

うちの犬には合わなかった

「うちの犬には合わなかった」という2件の悪い口コミ・評判は、どちらも「吐く回数が増えた」という飼い主の声でした。

消化不良の理由として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

“ダイヤモンドナチュラル”は小麦不使用のレシピを、”ダイヤモンドナチュラル・グレインフリー”は穀物不使用のレシピを採用しているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。

アレルギーと聞くと穀物だけに気を取られがちですが、実際には特定の肉類が原因であったり、特定のイモ類・豆類が原因になることもあります。

 

例えば、肉類の中でも牛肉はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ダイヤモンドナチュラルには牛肉が使われているラインナップがあります。

そのため、食に敏感な愛犬にダイヤモンドナチュラルを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目して購入を検討するといいでしょう。

食いつきはいまいち

そのほかに見つかったダイヤモンドナチュラルの悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、単純に選んだ種類が食の好みに合わなかったことです。

また、ダイヤモンドナチュラルは原材料そのものの香りで風味が整えられていますが、一般的には人工の香料・調味料で風味が整えられているフードの方が嗜好性が高い傾向にあります。

このことから、それらの添加物が使われていないフードを食べ慣れていない犬にとっては、ダイヤモンドナチュラルの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

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ダイヤモンドナチュラルドッグフードの総合評価

ダイヤモンドナチュラルの良い口コミ・評判

ダイヤモンドナチュラルの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、ダイヤモンドナチュラルはメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えていることや、小麦不使用(orグレインフリー)のレシピを採用していることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(9件)
  • うちの犬には合っている(8件)
  • お手頃な値段(4件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ダイヤモンドナチュラルの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

食いつきのよさを評価する声が多かった理由として考えられるのは、ダイヤモンドナチュラルはメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えており、愛犬の食の好みに合わせてフードを選びやすくなっていることです。

また、ほぼ全てのラインナップに動物性タンパク源が主原料として使われており、天然由来の原材料の香りを活かして風味が整えられていることも関係していると考えられます。
(※”シニア チキン&ライス”だけは穀物が主原料として使われています)

ただ、そもそものレビュー件数が23件と少ないこともありますし、食いつきについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

うちの犬には合っている

「うちの犬には合わなかった」という悪い口コミ・評判とは対照的に、「うちの犬には合っている」という内容のレビューも確認できました。

この理由としてまず考えられるのは、ダイヤモンドナチュラル(グレインフリー)シリーズに使われているタンパク源の内容です。

悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、”ダイヤモンドナチュラル”は小麦不使用のレシピを、”ダイヤモンドナチュラル・グレインフリー”は穀物不使用のレシピを採用しています。

 

それに加えて、グレインフリーシリーズは動物性タンパク源が1〜3種類に限定されていることから、複数のタンパク源にアレルギーのある犬たちにも幅広く対応しやすくなっています。

また、人工の酸化防止剤や着色料がアレルギーの原因になることもありますが、ダイヤモンドナチュラルにはそれらの人工添加物が使われていないことも評価できます。

お手頃な値段

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「ダイヤモンドナチュラルはお手頃な値段で販売されている」という内容のレビューです。

参考までに、「グレインフリー チキン&スウィートポテト」を例に挙げると100gあたりの値段は約140円と、動物性タンパク源が主原料かつ穀物不使用のドライフードの中ではかなり手に取りやすい価格帯になっています。
(※2.27kgサイズの最安値を参考にしています)

もちろん、値段が高くなればなるほど動物性原材料の割合が増えたり、製造工程にもひと手間かけていたりする傾向があります。

ただ、「愛犬には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」ということであれば、ダイヤモンドナチュラルは有力候補の一つになるでしょう。

ダイヤモンドナチュラルの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ うちの犬には合わなかった
食いつきはいまいち
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
お手頃な値段

ダイヤモンドナチュラルは流通量がそれほど多くないドッグフードということもあってか、確認できたレビューは多くはありませんでした。

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューです。

その一方で、ダイヤモンドナチュラルの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「お手頃な値段で販売されている」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、ダイヤモンドナチュラルはメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えていることや、小麦不使用(orグレインフリー)のレシピを採用していることが関係していると考えられます。

ダイヤモンドナチュラルドッグフードの種類

「ダイヤモンドナチュラルシリーズ」は小麦不使用のレシピを、「ダイヤモンドナチュラル・グレインフリーシリーズ」は穀物不使用のレシピを採用している・・・という違いだけでなく、それぞれのシリーズで成分バランスにも大きな違いがあります。

ダイヤモンドナチュラル

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
スモールブリード パピー チキン&ライス 32.0% 22.0% 10.0% 399.5kcal
ラージブリード パピー ラム&ライス 27.0% 15.0% 10.0% 365.0kcal
チキン&ライス 26.0% 16.0% 10.0% 370.8kcal
ビーフ&ライス 25.0% 15.0% 10.0% 351.8kcal
ラム&ライス 23.0% 14.0% 10.0% 355.0kcal
ラージブリード チキン&ライス 23.0% 13.0% 10.0% 349.9kcal
ラージブリード ラム&ライス 22.0% 12.0% 10.0% 342.5kcal
ライト ラム&ライス 18.0% 6.0% 10.0% 303.5kcal
シニア チキン&ライス 25.0% 11.0% 10.0% 340.0kcal
エクストリーム アスリート チキン&ライス 32.0% 25.0% 10.0% 471.0kcal

ダイヤモンドナチュラルシリーズは子犬向けフードが2種類、成犬向けフードが6種類、シニア犬向けフードと全年齢対応フードが1種類ずつというラインナップです。

子犬向けフードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、成犬向けフードよりも高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されており、さらに「スモールブリード(小型犬向け)」と「ラージブリード(大型犬向け)」で成分バランスが違います。

成犬向けフードはラインナップが豊富で、犬種だけでなく食の好みに合わせてフードを選びやすくなっています。

ただ、「ライト」に関してはタンパク質が控えめ過ぎることが気になりました。

 

その一方で、シニア犬向けフードは適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーが控えめに調整されており、歳をとって活動量が落ちたシニア犬にしっかりと配慮されている印象を受けます。

「エクストリーム アスリート」は運動量が多い活発な愛犬向けフードで、一般的なドライタイプのドッグフードと比較すると、脂質とカロリーがかなり高めになっています。

ダイヤモンドナチュラル・グレインフリー

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
チキン&スウィートポテト 24% 14% 10% 358.0kcal
ビーフ&スウィートポテト 24% 14% 10% 358.0kcal
白身魚&スウィートポテト 24% 14% 10% 358.0kcal

ダイヤモンドナチュラル・グレインフリーシリーズのラインナップは3種類で、どれも全犬種・全年齢対応フードになっています。

そして、成分バランスについては特に違いはなく、適度にタンパク質と脂質を含みつつ、カロリーも標準的な範囲と言えるドライフードです。

3種類のフードの違いはタンパク源の種類で、「チキン&スウィートポテト」には【鶏/魚】が、「ビーフ&スウィートポテト」には【牛/ラム/魚】が、「白身魚&スウィートポテト」には【魚】が動物性タンパク源として使われています。

このことから食の好みだけでなく、アレルギーに配慮してフードを選ぶこともできます。

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ダイヤモンドナチュラルドッグフードの総合評価

ダイヤモンドナチュラルドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
チキン、チキンミール、サツマイモ、エンドウ⾖、ひよこ⾖、エンドウ粉、鶏脂肪(混合トコフェロールで保存)、トマト滓、ナチュラルフレーバー、フィッシュミール、亜⿇仁、⾷塩、塩化コリン、乾燥チコリ根、ユッカエキス、トマト、ブルーベリー、ラズベリー、ラクトバチルス∙アシドフィルス、ビフィドバクテリウム∙アニマリス、ラクトバチルス∙ロイテリ、ビタミンEサプリメント、鉄タンパク化合物、亜鉛タンパク化合物、銅タンパク化合物、硫酸第⼀鉄、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ化カリウム、硝酸チアミン(ビタミンB1)、マンガンタンパク化合物、酸化マンガン、アスコルビン酸、ビタミンAサプリメント、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、ビタミンB12サプリメント、リボフラビン(ビタミンB2)、ビタミンDサプリメント、葉酸

ここからは、ダイヤモンドナチュラルドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表はグレインフリーシリーズの「チキン&スウィートポテト」の原材料一覧です)

小麦不使用orグレインフリーのレシピを採用

ダイヤモンドナチュラルの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、「ダイヤモンドナチュラルシリーズ」は小麦不使用のレシピを、「ダイヤモンドナチュラル・グレインフリーシリーズ」はグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることでしょう。

このことから、小麦にアレルギーのある愛犬はもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも対応できます。

それに加えて、動物性タンパク源の種類が違うフードを取り揃えており、愛犬の食の好みや体質に合わせて選びやすいことも強みです。

 

ダイヤモンドナチュラルの原材料について気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは記載されておらず、割合が明記されているドッグフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。

ただ、お手頃な販売価格と一部のフードに穀物が主原料として使われていることを踏まえると、動物性原材料の割合はそこまで多くはないかもしれません。

品質・内容が不明瞭な原材料は不使用

ダイヤモンドナチュラルには、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないことも評価できます。

もしかすると”チキンミール”、”ビーフミール”、”ラムミール”といった動物性原材料の品質を気にする方もいるかもしれませんが、【動物副産物は不使用】とのことで安心していいでしょう。

また、動物性油脂の種類も”鶏脂肪”と明記されていることに加えて、添加されている酸化防止剤の種類まで記載されていることも安心感に繋がりますね。

そして、人工の酸化防止剤や着色料といった、犬にとって必要のない人工添加物が使われていないことも見逃せません。

ダイヤモンドナチュラルドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 24.0%以上
脂質 14.0%以上
粗繊維 5.0%以下
水分 10.0%以下
オメガ6脂肪酸 2.4%以上
オメガ3脂肪酸 0.3%以上
エネルギー 358.0kcal/100g

原材料の次は、ダイヤモンドナチュラルドッグフードの成分を評価していきます。
(※表はグレインフリーシリーズの「チキン&スウィートポテト」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ダイヤモンドナチュラルのタンパク質は18.0〜32.0%以上、脂質は6.0〜25.0%以上、100gあたりのカロリーは303.5〜471.0kcalと、ラインナップによって成分バランスにかなりの開きがあります。

例えば、「スモールブリード パピー チキン&ライス」のタンパク質は32.0%以上、脂質は22.0%以上、100gあたりのカロリーは399.5kcalと、高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されており、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしてぴったりです。

また、成犬用フードは適度にタンパク質と脂質を含みつつもカロリーは標準的な範囲のものが多く、室内飼いで運動量が控えめな成犬の主食としておすすめできます。

 

ただ、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードの「ライト ラム&ライス」はタンパク質が18.0%以上と、タンパク質が控えめ過ぎるというのが率直な感想です。

タンパク質は犬にとって大切な栄養素なので、給餌量の調整が難しい愛犬には低脂質・低カロリーかつ、高タンパクなフードを選んであげることをおすすめしています。

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ダイヤモンドナチュラルドッグフードの総合評価

ダイヤモンドナチュラルドッグフードの給餌量

体重 1日あたりの給餌量
2kg 49g
5kg 97g
9kg 152g
13kg 201g
18kg 258g
27kg 350g
36kg 434g
45kg 514g

ダイヤモンドナチュラル・グレインフリー「チキン&スウィートポテト」成犬向けの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon Yahoo! ルーセントウォーター
2.27kg 7,700円 4,800円 3,087円
6.35kg 13,200円 6,800円 5,254円
12.7kg 19,800円 9,000円 7,521円

ダイヤモンドナチュラルの販売状況を調査してみたところ、楽天とAmazonでは取り扱いがありませんでした。

そこで、そのほかの通販サイトも調査してみた結果、公式サイト以外ではヤフーショッピングとルーセントウォーターという通販サイトで取扱いがありました。

そして、「グレインフリー チキン&スウィートポテト」の販売価格を確認してみると、最安値はどのサイズもルーセントウォーターという結果になりました!

なお、店頭での取り扱い情報は見当たらず、「ダイヤモンドのドッグフードは基本的には通販サイトを通して購入する必要がある」・・・と思っておいた方がよさそうです。
(※販売状況と販売価格は2023年5月に確認しました)

ダイヤモンドナチュラルドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき ※レビューが少ないため未評価
コスパ 3.5
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
3,087円/2.27kg
5,254円/6.35kg
7,521円/12.7kg
※グレインフリー チキン&スウィートポテト
※2023年5月に公式サイト・ヤフー・ルーセントウォーターで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社なのまがり

当サイトのダイヤモンドナチュラルドッグフードの総合評価はAランクです。

小麦不使用orグレインフリーのレシピを採用していることに加えて、ほとんどのラインナップに動物性タンパク源が主原料として使われているにもかかわらず、手に取りやすい価格で販売されていることは魅力的です。

また、年齢や犬種別に成分バランスを調整したフードを取り揃えていることも評価できます。

もしあなたが「愛犬には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」と考えているなら、ダイヤモンドナチュラルを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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