ロイヤルカナンキャットフードの愛猫家の評判は?口コミを徹底検証!

猫種や年齢、飼育環境やお悩み別に原材料の内容と成分バランスを調整した、様々なキャットフードを取り揃えているロイヤルカナン。

また、流通量が多いメジャーなキャットフードということから近場のお店で手軽に買え、うっかりフードを切らしてしまう心配が少ないことも強みです。

今回はそんなロイヤルカナンキャットフードの口コミ・評判を126件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判

ロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判は「うちの猫には合わなかったみたい」、「食いつきはいまいちだった」、「粒の形が食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ロイヤルカナンキャットフードに使われているタンパク源の種類や、単純に風味が好みに合わなかったことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • うちの猫には合わなかった(5件)
  • 食いつきはいまいち(4件)
  • 粒の形が食べづらそう(3件)
  • 値段が高い(2件)
  • 原産国の変更が気になる(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2023年6月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

うちの猫には合わなかった

ロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「吐き戻しが増えた」、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声を確認できました。

吐き戻しや下痢といった消化不良の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

例えば、ドライフードには小麦とトウモロコシが使われていますが、穀物の中でも特に小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にあり、体質によっては合わない可能性はあります。

 

また、穀物全般が合わなかったり、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあるので、食に敏感な愛猫にロイヤルカナンキャットフードを与えようと考えているなら、タンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。

そのほかには、高脂質のフードが合わずに消化不良に繋がることがありますし、吐き戻しについては一気食いが原因の可能性も考えられますね。

食いつきはいまいち

次に多かったロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、単純にロイヤルカナンキャットフードの風味や形状が好みに合わなかったことです。

ロイヤルカナンキャットフードは豊富なラインナップを取り揃えているものの、風味の種類自体は鶏肉ベースのものがほとんどで、食にこだわりのあるグルメな愛猫の好みには合わせづらいです。

また、原材料一覧を見る限りではドライフードには人工の香料は使われていませんが、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている猫にとっては、ロイヤルカナンのドライタイプのキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

粒の形が食べづらそう

そのほかに見つかったロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判は、「粒の形が食べづらそう」という内容のレビューです。

ロイヤルカナンキャットフードの猫種や年齢別のドライフードは、それぞれで粒の形も食べやすいように工夫されていますが、猫によって粒の大きさ・形の好みは様々で、愛猫の猫種に対応したものを選んでも気に入ってくれるとは限りません。

そのため、こればかりは食べさせてみないことには何とも言えない・・・というのが率直な感想です。

値段が高い

通販サイトとSNSでロイヤルカナンキャットフードの口コミ・評判を調査していると、「値段が高い」という内容のレビューも見つかりました。

参考までに一例を挙げると、ドライフード”インドア”の100gあたりの値段は約148円ということで、確かに店頭のペットフードコーナーでよく見かける激安フードと比べれば値段は高いです。
(※2kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

ただ、激安フードだけでなく高級フードまでを含めて総合的に比較すれば、ロイヤルカナンキャットフードは手に取りやすい価格帯と捉えることができます。

とは言え、愛猫の餌代にどれくらいかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のフードの中から選ぶことをおすすめしています。

原産国の変更が気になる

ロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判の中には、「原産国の変更が気になる」という内容のレビューもありました。

ロイヤルカナンはフランスのペットフードブランドですが、日本で販売されているロイヤルカナンキャットフードが全てフランスの工場で製造されているわけではなく、徐々に韓国の工場での製造に移行してきています。

韓国の工場はフランスの工場と同じ品質基準を満たしており、最新の原材料クリーニング設備やパッキングシステムが導入されているものの、原材料の品質や安全性を気にする方々は少なくないようです。

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ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

ロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判

ロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足」、「うちの猫には合っている」、「信頼できるブランド」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ドライフードは動物性油脂を使って風味が整えられていることや、肉類が主原料かつ適度にタンパク質が含まれているラインナップがそれなりに多いことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(74件)
  • うちの猫には合っている(16件)
  • 信頼できるブランド(10件)
  • 成分バランスがいい(5件)
  • 粒の形が食べやすそう(3件)
  • 原材料に安心感がある(2件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

今回調査した126件のレビューのうち、「食いつきはいまいち」というレビューが5件、「食いつきがいい」というレビューが74件という件数を踏まえても、ロイヤルカナンキャットフードはたくさんの猫たちに受け入れられている、と捉えてよさそうです。

ここまで食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、肉類が主原料として使われているドライフードがそれなりに多く、”動物性油脂”を使って風味が整えられていることです。

また、ウェットフードには”調味料(アミノ酸類)”が使われていることも関係していると考えられます。

うちの猫には合っている

次に多かったロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ロイヤルカナンのドライタイプのキャットフードは肉類が主原料かつ、適度にタンパク質が含まれているラインナップがそれなりに多いことです。

対照的に、販売価格が安くなるにつれて穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物が過剰に使われているフードは下痢や吐き戻しの原因になりえます。

また、ロイヤルカナンキャットフードに使われている穀物は、消化吸収に配慮して余分な食物繊維や脂肪分が取り除かれていることも関係していると考えられます。

信頼できるブランド

そのほかに見つかったロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判は、「信頼できるブランド」という内容のレビューです。

やはり、多くのペットショップやホームセンターの店頭で販売されているメジャーなキャットフードということもあり、ブリーダーや猫友に勧められたのをキッカケにして、ロイヤルカナンキャットフードを愛猫に与えている方々が目立ちました。

また、流通量が多いロイヤルカナンキャットフードは、うっかりフードを切らしてしまった時にも近場のお店で手軽に買えることも強みです。

成分バランスがいい

ロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判の中には、「成分バランスがいい」という内容のレビューもありました。

ロイヤルカナンキャットフードの特徴の一つとして、猫種や年齢、飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整した、様々なラインナップを取り揃えていることが挙げられます。

中には、商品名が違うだけで大して成分バランスが変わらないフードを販売しているブランドもありますが、ロイヤルカナンキャットフードはラインナップによって成分バランスがかなり違います。

また、分かりやすい商品名が付けられているフードが多く、直感的にフードを選べることも強みと言えます。

粒の形が食べやすそう

「粒の形が食べづらそう」というレビューとは対照的に、「粒の形が食べやすそう」というレビューも確認できました。

悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、粒サイズの好みは猫それぞれで違うので、愛猫の猫種・年齢に対応したフードを選んだからといって必ずしも気に入ってくれるとは限りません。

ただ、色々な粒サイズを取り揃えているという意味では、愛猫の粒サイズの好みの傾向を把握するのに役立つかもしれません。

原材料に安心感がある

通販サイトとSNSでロイヤルカナンキャットフードの口コミ・評判を調査していると、「原材料に安心感がある」という内容のレビューも見られました。

キャットフードの中には、見た目を良くするために着色料が使われているものがありますが、ロイヤルカナンキャットフードには着色料が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

それに対して、猫に必要のない着色料が使われていないロイヤルカナンキャットフードは、人間ではなく猫目線で作られているキャットフードと捉えることができますね。

ロイヤルカナンキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ うちの猫には合わなかった
食いつきはいまいち
粒の形が食べづらそう
値段が高い
原産国の変更が気になる
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
信頼できるブランド
成分バランスがいい
粒の形が食べやすそう
原材料に安心感がある

ロイヤルカナンキャットフードの悪い口コミ・評判は「うちの猫には合わなかったみたい」、「食いつきはいまいちだった」、「粒の形が食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ロイヤルカナンキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足」、「うちの猫には合っている」、「信頼できるブランド」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ドライフードは動物性油脂を使って風味が整えられていることや、肉類が主原料かつ適度にタンパク質が含まれているラインナップがそれなりに多いことが関係していると考えられます。

ロイヤルカナンキャットフードの種類

ロイヤルカナンはドライタイプのキャットフードだけでなく、ウェットタイプのキャットフードも豊富に取り揃えています。

ドライフード

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
アメリカンショートヘアー(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 29.0% 14.0% 6.5% 383kcal
ブリティッシュショートヘアー(子猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 35.0% 18.0% 6.5% 419kcal
ブリティッシュショートヘアー(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 32.0% 17.0% 6.5% 401kcal
ラグドール(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 30.0% 16.0% 6.5% 399kcal
ノルウェージャンフォレストキャット(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 28.0% 14.0% 6.5% 382kcal
ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン(子猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 30.0% 20.0% 6.5% 422kcal
ペルシャ・チンチラ・ヒマラヤン(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 28.0% 20.0% 6.5% 414kcal
メインクーン(子猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 34.0% 21.0% 6.5% 426kcal
メインクーン(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 29.0% 18.0% 6.5% 403kcal
シャム(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 35.0% 14.0% 6.5% 404kcal
ベンガル(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 38.0% 16.0% 6.5% 404kcal
ヘアボールケア(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 32.0% 13.0% 6.5% 376kcal
ライト ウェイトケア(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 34.0% 8.0% 6.5% 335kcal
ヘアー&スキンケア(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 31.0% 20.0% 6.5% 415kcal
オーラルケア(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 28.0% 13.0% 6.5% 372kcal
ユリナリーケア(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 31.0% 11.0% 6.5% 376kcal
アロマ エクシジェント(成猫用) とうもろこし 31.0% 13.0% 6.5% 387kcal
セイバー エクシジェント(成猫用) コーン 31.0% 14.0% 6.5% 395kcal
プロテイン エクシジェント(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 39.0% 13.0% 6.5% 391kcal
センシブル(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 31.0% 20.0% 6.5% 428kcal
ステアライズド(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 35.0% 10.0% 6.5% 363kcal
ステアライズド 7+(中高齢猫用) コーン 34.0% 10.0% 6.5% 368kcal
エイジング ステアライズド 12+(高齢猫用) コーン 28.0% 13.0% 6.5% 388kcal
アペタイト コントロール(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 32.0% 10.0% 6.5% 341kcal
アペタイト コントロール ステアライズド7+(中高齢猫用) 植物性分離タンパク 32.0% 10.0% 6.5% 350kcal
インドア(成猫用) 小麦 25.0% 11.0% 6.5% 374kcal
インドア ロングヘアー(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥) 28.0% 13.0% 6.5% 382kcal
インドア 7+(中高齢猫用) コーン 25.0% 11.0% 6.5% 377kcal
ベビーキャット ミルク(子猫用) ミルクプロテイン 31.0% 37.0% 3.5% 532kcal
マザー&ベビーキャット(子猫用/母猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 32.0% 23.0% 6.5% 442kcal
キトン(子猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 34.0% 16.0% 6.5% 407kcal
フィット(成猫用) 肉類(鶏、七面鳥、ダック) 30.0% 13.0% 6.5% 384kcal
エイジング 12+(高齢猫用) 植物性分離タンパク 28.0% 17.0% 6.5% 408kcal

ロイヤルカナンのドライタイプのキャットフードのラインナップは表の通りで、特定の猫種向けに成分バランスが調整されたドライフードや、年齢やお悩み別に成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

また、口コミ・評判の項目でも触れた通り、粒の大きさ・形も工夫されています。

ただ、一部のラインナップに肉類ではなく穀物が主原料として使われていることや、タンパク質含有量に物足りなさを感じるものがあることは気になりました。

ウェットフード

商品名 主原料 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ヘアボールケア(成猫用) 肉類(鶏、豚) 5.0% 0.7% 85.0% 72kcal
ライト ウェイトケア(成猫用) 豚肉 8.0% 0.9% 85.5% 73kcal
インテンス ビューティ(成猫用) 肉類(鶏、豚) 10.0% 1.7% 81.0% 94kcal
ユリナリーケア(成猫用) 肉類(豚、鶏) 7.2% 1.0% 85.0% 75kcal
ステアライズド(成猫用) 肉類(鶏、豚) 7.0% 0.6% 84.0% 73kcal
アペタイト コントロール(成猫用) 鶏肉 6.2% 0.2% 85.5% 74kcal
センサリー テイスト(成猫用) 肉類(豚、鶏) 9.5% 0.8% 82.5% 93kcal
センサリー スメル(成猫用) 肉類(鶏、豚) 9.4% 0.7% 82.6% 92kcal
センサリー フィール(成猫用) 肉類(豚、鶏) 8.5% 0.8% 82.6% 92kcal
インドア グレービー(成猫用) 鶏肉 7.7% 1.3% 83.8% 86kcal
インドア ゼリー(成猫用) 鶏肉 7.7% 1.3% 83.9% 85kcal
インドア ローフ(成猫用) 豚肉 8.7% 1.1% 83.8% 83kcal
インドア 7+ グレービー(中高齢猫用) 鶏肉 8.4% 0.8% 83.7% 86kcal
インドア 7+ ゼリー(中高齢猫用) 鶏肉 8.1% 1.8% 83.8% 86kcal
インドア 7+ ローフ(中高齢猫用) 鶏肉 8.8% 0.9% 84.0% 83kcal
マザー&ベビーキャット(子猫用/母猫用) 肉類 8.5% 3.5% 81.5% 96kcal
キトン グレービー(子猫用) 鶏肉 10.0% 2.0% 81.2% 103kcal
キトン ゼリー(子猫用) 鶏肉 10.0% 2.0% 82.8% 97kcal
キトン ローフ(子猫用) 鶏肉 10.0% 1.9% 81.4% 100kcal
インスティンクティブ グレービー(成猫用) 肉類(豚、鶏) 10.0% 0.8% 82.5% 85kcal
インスティンクティブ ゼリー(成猫用) 肉類(鶏、豚、七面鳥) 9.8% 2.5% 81.0% 91kcal
インスティンクティブ ローフ(成猫用) 肉類(鶏、豚) 10.0% 1.3% 83.0% 82kcal
インスティンクティブ 7+(中高齢猫用) 肉類(豚、鶏) 8.5% 0.5% 83.5% 78kcal
エイジング 12+(高齢猫用) 肉類(豚、鶏) 7.5% 2.0% 83.0% 87kcal

ロイヤルカナンのウェットタイプのキャットフードのラインナップは表の通りで、年齢やお悩み別に成分バランスを調整したウェットフードを取り揃えています。

ドライフードよりも水分量が多くて柔らかな食感のウェットフードは、まだ固形物を食べ慣れていない子猫や歳をとったシニア猫にも食べやすいですし、水分補給を兼ねて与えられることも強みです。

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ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

ロイヤルカナン(猫用)のお試しサンプルはある?

公式サイトと楽天市場、Amazonを確認してみた限りでは、ロイヤルカナンキャットフードのお試しサンプルの無料配布や有料販売は行われていませんでした。

ペットショップやホームセンターの店頭などで、お試しサンプルの取り扱いがある可能性はありますが、どちらにせよ数食分くらいの少量サンプルだけでは、愛猫の食の好みと体質に合っているかの判断がきちんとできません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

幸いなことに、ロイヤルカナンは”おいしさ満足保証”という対象製品1袋限りの返金制度を設けているので、もし愛猫に合わなかった時にはおいしさ満足保証を利用するといいでしょう。
(※”対象製品”という条件があることには気をつけてください)

▼ロイヤルカナンのおいしさ満足保証の詳細はこちら
おいしさ満足保証|ロイヤルカナン|Royal Canin JP

ロイヤルカナンキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
小麦、米、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、肉類(鶏、七面鳥、ダック)、コーン、動物性油脂、小麦粉、植物性繊維、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、ビートパルプ、大豆油、酵母および酵母エキス、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、フラクトオリゴ糖、サイリウム、アミノ酸類(L-リジン、タウリン、DL-メチオニン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、Cl、K、Na、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、C、ナイアシン、ビオチン、B2、パントテン酸カルシウム、A、B1、B6、B12、葉酸、D3)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
※アレルギーの原因になりやすい原材料、内容が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、ロイヤルカナンキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「インドア」の原材料一覧です)

肉類が主原料のドライフードがそれなりに多い

ロイヤルカナンのドライタイプのキャットフードは、肉類が主原料として使われているものがそれなりに多いことは評価できます。

このことから、穀物が過剰に使われているブランドと比べれば、肉食動物の猫本来の食事内容に近いドライフードと捉えることができます。

なお、穀物が主原料として使われているのは「インドア」、「インドア7+」、「エイジング12+」、「アロマ エクシジェント」、「セイバー エクシジェント」、「ステアライズド 7+」、「エイジング ステアライズド 12+」、「アペタイト コントロール ステアライズド7+」です。

ただ、過去のリニューアル前の「インドア」には肉類が主原料として使われていましたし、今後のリニューアルで原材料の割合が変更される可能性も大いに考えられます。

グルテンフリーorグレインフリーのドライフードはなし

ロイヤルカナンキャットフードには、グルテンフリーのレシピを採用したドライフードや、グレインフリーのレシピを採用したドライフードはありません。

特にこれといったアレルギーがなければ、グルテンフリーorグレインフリーにこだわる必要はありませんが、小麦アレルギーや穀物全般にアレルギーのある愛猫には対応できないということは覚えておきましょう。

一部内容が不明瞭な原材料あり

ロイヤルカナンキャットフードの原材料一覧を見て気になったのは、“動物性油脂”“加水分解タンパク”です。

動物性油脂については、具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類が天然由来のものなのか、それとも天然由来のものなのかが分からないことが気になるところです。

加水分解タンパクに関しては、製造工程の補足がされていないことが気になりました。

ただ、以前はBHA・BHTといった人工の酸化防止剤が使われていたのに対して、現在製造されている商品の原材料一覧には、それらの人工の酸化防止剤の記載がないことは評価できます。

ロイヤルカナンキャットフードの成分の評価

成分表
たんぱく質 25.0%以上
脂質 11.0%以上
粗繊維 4.8%以下
灰分 8.4%以下
水分 6.5%以下
食物繊維 11.5%
エネルギー 374kcal/100g

原材料の次は、ロイヤルカナンキャットフードの成分を評価していきます!
(※表はドライフード「インドア」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ロイヤルカナンのドライタイプのキャットフードのタンパク質は25.0〜39.0%以上、脂質は8.0〜21.0%以上、水分は6.5%以下、カロリーは100gあたり335〜428kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスにかなりの開きがあります。

例えば、子猫用ドライフードは育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮してか、通常の成猫用ドライフードと比べてタンパク質・脂質・カロリーが高めな傾向があります。

その一方で、体重管理が必要な成猫用ドライフードについては、通常の成猫用ドライフードと比べて脂質とカロリーが控えめな傾向があります。

ただ、全体的にはカロリーが高めなドライフードが多く、「インドア」などの一部のラインナップについては、タンパク質含有量が控えめ過ぎる印象を受けました。

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ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

ロイヤルカナンキャットフードの給餌量

体重 標準体型の猫 太り気味の猫
3kg 45g 36g
4kg 56g 44g
5kg 65g 52g
6kg 74g 59g

ロイヤルカナンのドライタイプのキャットフード、「インドア」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップも公式サイトやパッケージに給餌量の目安が掲載されていますが、どれに関してもあくまで“目安”でしかありません。

実際には体質や飼育環境によって適量が変わってくるので、愛猫の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしましょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,108円 745円 1,336円
2kg 4,556円 2,965円 3,829円
4kg 8,096円 5,300円 6,800円
10kg 19,572円 12,248円 15,140円

公式通販サイトのマイロイヤルカナンと楽天市場、Amazonでドライタイプのキャットフード「インドア」の販売状況を調査してみたところ、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

ロイヤルカナンキャットフードを店頭で取り扱っている販売店は非常に多いので、店頭の価格も参考にしながらご自身の購入しやすい方法でお試しするのがいいでしょう。

ただ、通販サイトは一定金額以上の購入で送料が無料になる販売店も多いので、継続して購入するなら通販サイトでまとめ買いするのがお手軽です。

ロイヤルカナンとピュリナワンの違いを比較!

ロイヤルカナンと同じくメジャーなキャットフードのピュリナワンですが、ラインナップの多さという点ではロイヤルカナンのキャットフードに軍配が上がります。

ただ、ロイヤルカナンは穀物が主原料として使われているドライタイプのキャットフードがそれなりに多い一方で、ピュリナワンのドライタイプのキャットフードはどれも肉・魚が主原料として使われています。

また、ピュリナワンにはグレインフリーのドライタイプのキャットフードもあるほか、小分け包装されているという違いもあるので、タンパク源の割合・内容や、コスパ面と使い勝手のよさも考慮して選ぶのがいいでしょう。

なお、以下の記事ではロイヤルカナンとピュリナワンのキャットフードの違いを掘り下げて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

ロイヤルカナンキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 2.5
成分 3.0
安全性 4.0
食いつき 5.0
コスパ 4.0
総合評価 Bランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
745円/400g
2,965円/2kg
5,300円/4kg
12,248円/10kg
※ドライフード「インドア」
※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 フランス
(種類により異なる)
販売会社 ロイヤルカナン ジャポン合同会社

当サイトのロイヤルカナンキャットフードの総合評価はBランクです。

穀物が主原料として使われているドライフードがあることや、一部内容が不明瞭な原材料が使われていること、タンパク質含有量に物足りなさを感じるドライフードがあることは気になるものの、豊富なラインナップを取り揃えていることは魅力的です。

また、流通量が多くてうっかりフードを切らしてしまう心配が少ないことや、手に取りやすい価格で販売されていることも評価できます。

どれだけ原材料の内容にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のフードの中から選ぶことをおすすめしています。

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