ホリスティックレセピー(猫用)の口コミは?評判を踏まえて徹底評価!

肉類(鶏肉or鶏肉粉)が主原料として使われていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているホリスティックレセピーキャットフード。

また、人工の酸化防止剤や人工の香料・着色料は使われておらず、年齢と飼育環境に配慮して成分バランスを調整した4種類のドライフードを取り揃えています。

今回はそんなホリスティックレセピーキャットフードの口コミ・評判を129件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ホリスティックレセピー(猫用)の悪い口コミ・評判

ホリスティックレセピーキャットフードの悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいちだった」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、食いつきの悪さを指摘するレビューが特に多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ホリスティックレセピーには人工の香料が使われていないことや、風味の種類が限定されていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(24件)
  • うちの猫には合わなかった(7件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2023年9月にAmazon、楽天、X(旧ツイッター)、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

ホリスティックレセピーキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

この理由として考えられるのは、ホリスティックレセピーキャットフードには人工の香料が使われていないことで、一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあります。

そのため、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている猫にとっては、ホリスティックレセピーキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、ホリスティックレセピーキャットフードはどれも鶏肉ベースのドライフードになっており、食にこだわりのあるグルメな愛猫の好みに合わせづらいこともデメリットと言えます。

うちの猫には合わなかった

そのほかに見つかったホリスティックレセピーキャットフードの悪い口コミ・評判は、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「吐き戻しが増えた」、「軟便・下痢気味になった」といったレビューを確認できました。

吐き戻しや下痢の理由として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。

ホリスティックレセピーキャットフードには、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているものの、猫によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、メインのタンパク源として使われている鶏肉がアレルギーの原因になることがありますし、特定の豆類・イモ類がアレルギーの原因になることもあります。

そのため、食に敏感な愛猫にホリスティックレセピーキャットフードをお試ししようと考えている場合には、タンパク源の種類にも注目して購入を検討するといいでしょう。

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ホリスティックレセピーキャットフードの総合評価

ホリスティックレセピー(猫用)の良い口コミ・評判

ホリスティックレセピーキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの猫には合っているみたい」、「値段が手頃で気軽に買える」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ホリスティックレセピーキャットフードは鶏肉や鶏脂、ナチュラルフレーバーを使って風味が整えられていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(45件)
  • うちの猫には合っている(26件)
  • お手頃な値段(13件)
  • 原材料に安心感がある(8件)
  • 成分バランスがいい(6件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ホリスティックレセピーキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

ただ、「食いつきはいまいち」というレビューが24件、「食いつきがいい」というレビューが45件という件数を踏まえると、ホリスティックレセピーキャットフードの嗜好性は高くもなく低くもない平均レベルくらい・・・という印象を受けました。

食いつきのよさを評価する声が見られた理由として考えられるのは、主原料として鶏肉or鶏肉粉を使いつつ、鶏脂やナチュラルフレーバーも使われており、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

また、ホリスティックレセピーキャットフードには330gの少量サイズもあるので、もし愛猫が食べてくれるかどうか心配な場合には、少量サイズでお試ししてみるのも一つの手です。

うちの猫には合っている

次に多かったホリスティックレセピーキャットフードの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、ホリスティックレセピーキャットフードは肉類が主原料かつ小麦グルテンフリーのレセピーを採用していることです。

対照的に、販売価格が安くなるにつれて肉類の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いフードは下痢や吐き戻しの原因になりえます。

また、穀物の中でも小麦トウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ホリスティックレセピーキャットフードには小麦とトウモロコシが使われておらず、それらにアレルギーのある愛猫にも安心して与えられます。

お手頃な値段

そのほかに見つかったホリスティックレセピーキャットフードの良い口コミ・評判は、「お手頃な値段」という内容のレビューです。

参考までに一例を挙げると、”7際まで”の100gあたりの値段は約126円と、肉類が主原料かつ小麦グルテンフリーのレセピーを採用しているドライフードの中では、かなり手に取りやすい値段で販売されています。
(※1.6kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

もちろん、値段が高くなればなるほど肉類の割合が増えたり、手間ひまのかかる調理方法で作られていたり、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用している・・・などのこだわりが増える傾向にあります。

と言っても、穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではありませんし、「愛猫には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」と考えているなら、ホリスティックレセピーキャットフードは候補の一つになるでしょう。

原材料に安心感がある

通販サイトとSNSで調査した口コミ・評判の中には、「ホリスティックレセピーキャットフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューも見られました。

まず、ホリスティックレセピーキャットフードには人工のものではなく、天然由来の酸化防止剤が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、色味をつけるための着色料が使われていないことも安心感に繋がります。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目ではなく香りで良し悪しを判断しているので、猫目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありませんからね。

成分バランスがいい

そのほかに見つかったホリスティックレセピーの良い口コミ・評判は、「成分バランスがいい」という内容のレビューです。

このような内容のレビューが見られた理由は、ホリスティックレセピーキャットフードは室内飼いされていることが多くて運動量が少ない傾向にある、日本の飼い猫に合わせて成分バランスが調整されたドライフードになっていることです。

さらに、ライフステージや飼育環境に配慮して主要な成分バランスが調整されたラインナップがあり、状況に合わせてフードを選べることも強みと言えます。

ホリスティックレセピー(猫用)の口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
うちの猫には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
お手頃な値段
原材料に安心感がある
成分バランスがいい

ホリスティックレセピーキャットフードの悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいちだった」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、食いつきの悪さを指摘するレビューが特に多い傾向にありました。

その一方で、ホリスティックレセピーキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの猫には合っているみたい」、「値段が手頃で気軽に買える」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ホリスティックレセピーキャットフードは鶏肉や鶏脂、ナチュラルフレーバーを使って風味が整えられていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。

ホリスティックレセピーキャットフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
7歳まで 32.0% 19.0% 10.0% 365kcal
7歳から 26.0% 9.0% 10.0% 324kcal
ライト 体重管理・去勢猫用 27.0% 9.0% 10.0% 318kcal
EC-12乳酸菌 32.0% 19.0% 10.0% 365kcal

ホリスティックレセピーキャットフードのラインナップは「7歳まで」、「7歳から」、「ライト 体重管理・去勢猫用」、「EC-12乳酸菌」の4種類です。

そして、どれも肉類(鶏肉or鶏肉粉)が主原料として使われているドライフードということや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることは変わりません。

また、日本で過ごす飼い猫向けに成分バランスが調整されていることもあってか、全体的にカロリーが控えめな傾向があります。

なお、「EC-12乳酸菌」は「7歳まで」と主要な成分バランスは変わりませんが、乳酸菌を100gあたり1,100億個以上配合しているという違いがあります。

ホリスティックレセピー(猫用)のサンプルはある?

ホリスティックレセピーキャットフードの販売元のパーパス公式サイトや公式通販サイト、楽天市場やAmazonを調査してみた限りでは、お試しサンプルの無料配布や有料販売は行われていませんでした。

ただ、どちらにせよ数食分くらいの少量サンプルだけでは、愛猫の食の好みや体質に合っているかの判断がきちんとできません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

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ホリスティックレセピーキャットフードの総合評価

ホリスティックレセピー(猫用)の原材料の評価

原材料一覧
鶏肉、鶏肉粉、米、豆粉、鶏脂、乾燥卵製品、豆タンパク、ポテトタンパク、ツナミール、ナチュラルフレーバー、酵母エキス、ひまわり油、アルファルファミール、ビートパルプ、オーツ麦繊維、トマト粗、醸造酵母、亜麻仁、クランベリーパウダー、チコリエキス、ユッカフォーム抽出物、塩化カリウム、塩化ナトリウム、リン酸、DL-メチオニン、タウリン、アスコルビン酸、イノシトール、塩化コリン、ミネラル類(アミノ酸キレート化鉄、アミノ酸キレート化亜鉛、アミノ酸キレート化銅、アミノ酸キレート化マンガン、アミノ酸キレート化コバルト、鉄、亜鉛、炭酸カルシウム、銅、マンガン、セレン、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、B1、B2、B6、葉酸、ビオチン、B12)、サッカロマイセス・セレビシエ、ラクトバチルス・アシドフィルス、エンテロコッカスフェシウム、アスペルギウス・ニガー、バチルス・サブチルス、酸化防止剤(ミックストコフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス)

ここからは、ホリスティックレセピーキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「7歳まで」の原材料一覧です)

肉類が主原料かつ小麦グルテンフリーのドライフード

ホリスティックレセピーキャットフードの特徴としてまず挙げられるのは、肉類が主原料として使われていることです。

その一方で、安さをウリにしているドライフードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、穀物の割合が多いフードは肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

そして、穀物が主原料として使われているドライフードと比較すると、ホリスティックレセピーキャットフードは猫本来の食事内容に配慮されたドライフードと捉えることができますね。

また、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ホリスティックレセピーキャットフードは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも評価できます。

猫にとって必要のないものは不使用

ホリスティックレシピキャットフードには、人工の酸化防止剤や人工の香料、着色料が使われていないことも見逃せません。

口コミ・評判の項目でも触れましたが、人工の酸化防止剤は天然由来のもので代用することができますし、人工の香料に頼らず原材料の香りを活かして風味を整えることはできます。

また、着色料は猫にとって必要のない添加物です。

そして、原材料一覧を見る限りでは品質・内容が不明瞭なものは見当たりませんし、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。

ホリスティックレセピー(猫用)の成分の評価

成分表
タンパク質 32.0%以上
脂質 19.0%以上
粗繊維 5.0%以下
粗灰分 8.0%以下
水分 10.0%以下
マグネシウム 0.1%以下
カルシウム 1.0%以下
リン 0.8%以上
タウリン 0.18%以上
エネルギー 365kcal/100g

原材料の次は、ホリスティックレセピーキャットフードの成分を評価していきます!
(※表は「7歳まで」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ホリスティックレセピーキャットフードのタンパク質は26.0〜32.0%以上、脂質は9.0〜19.0%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり318〜365kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに開きがあります。

例えば、「7歳まで」と「EC-12乳酸菌」については、タンパク質とカロリーがやや控えめな一方で脂質はやや高めになっており、カロリーがやや控えめという点では、室内飼いで運動量がそれほど多くない成猫向けと捉えることができます。

その一方で、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や、運動量が多い活発な成猫用フードとしては、タンパク質含有量とカロリーに物足りなさを感じました。

また、「7歳から」と「ライト 体重管理・去勢猫用」は、タンパク質・脂質・カロリーがかなり控えめになっていますが、タンパク質含有量に関しては控えめ過ぎる印象を受けました。

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ホリスティックレセピーキャットフードの総合評価

ホリスティックレセピーキャットフードの給餌量

体重 子猫 成猫
1kg 35~50g 21g
2kg 55~75g 44g
3kg 75~95g 66g
4kg 85~110g 90g
5kg 100~125g 109g
6kg 110~140g 131g
7kg 153g
8kg 175g
9kg 198g
10kg 219g

ホリスティックレセピーキャットフード「7歳まで」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップも公式サイトやパッケージに給餌量の目安が掲載されていますが、どれに関してもあくまで“目安”でしかありません。

実際には体質や飼育環境によって適量が変わってくるので、愛猫の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしましょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
330g 880円 619円 980円
1.6kg 3,740円 2,020円 2,980円
2.4kg 5,390円 4,350円
4.8kg 9,350円 6,559円 7,119円
15kg 23,100円 12,045円 13,900円

ホリスティックレセピーの販売元であるパーパスの公式通販サイトと楽天市場、Amazonでキャットフード「7歳から」の販売状況を調査してみたところ、Amazonでは2.4kgサイズは販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年4月に確認しました)

そして、どのサイズも楽天が最安値という結果になりました!

ホリスティックレセピーキャットフードは店頭ではあまり販売されていないので、ホリスティックレセピーキャットフードを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販ならわざわざ重い袋を持ち運ぶ手間が省けますし、一定金額以上の購入で送料が無料になる販売店も多いですからね。

ホリスティックレセピーキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき 2.5
コスパ 4.5
総合評価 Bランク
(S~Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
619円/330g
2,020円/1.6kg
6,559円/4.8kg
12,045円/15kg
※7歳まで
※2023年4月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社パーパス

当サイトのホリスティックレセピーキャットフードの総合評価はBランクです。

肉類が主原料、小麦グルテンフリー、人工の酸化防止剤や人工の香料、着色料不使用という条件を満たしたフードの中では、かなり手に取りやすい価格で販売されていることが魅力的です。

その一方で、全体的にタンパク質含有量に物足りなさを感じたことや、タンパク質含有量が控えめ過ぎる印象を受けるラインナップがあること、「食いつきはいまいち」という口コミ・評判がそれなりに見られたことも総合評価に影響しています。

とは言え、愛猫の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。

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