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現在は様々なメーカーから色々なキャットフードが販売されており、「愛猫にはどのフードを選んであげればいいのか分からない」と悩んでしまう飼い主も少なくありません。

ひとくくりにキャットフードといっても、原材料の内容や成分バランスは様々ですし、品質と価格が必ずしも比例するわけではありません。

この記事では、キャットフードを選ぶにあたって押さえておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した63種類のキャットフードをまとめています。

また、比較しやすいように口コミ・評判のいいキャットフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のキャットフードを10種類ピックアップしているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

キャットフードの選び方について

それではまずは、キャットフードを選ぶにあたって押さえておきたいポイントを順番にあげていきます。

目的に合わせてフードを選ぶ

確実に押さえておきたいのは、目的(主食・おかず・おやつ)に合わせてフードを選ぶことです。

そして、主食として与える場合は「総合栄養食」と記載されているフード、もしくはFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準を満たしたフードを選ぶようにしてください。

これらのほかに「一般食」、「副食」、「栄養補完食」というフードがありますが、どれも主食用フードとしての栄養基準は満たしていません。

主食用以外のフードについては、手作り食のベースフードにしたり、主食用フードにトッピングして与えたり、留守番やしつけ後のご褒美として与える・・・といった与え方が基本になります。

タイプ(形状)に注目してフードを選ぶ

キャットフードには「ドライフード」、「セミモイスト/ソフトドライフード」、「ウェットフード」といったタイプ(形状)があり、それぞれのフードで水分量が違うことから食感も変わってきます。

現在、主食用フードとして主流になっているのは、カリカリとした食感から"カリカリ"と呼ばれるドライフードで、3タイプのフードの中では最も水分量が少なく、グラムあたりの価格が安い傾向にあります。

そして、ドライフードの水分量が10%程度なのに対して、"半生フード"とも呼ばれるセミモイスト/ソフトドライフードの水分量は25〜35%と多く、もっちり・ふわっとした食感に仕上げられています。

ウェットフードについては、水分量が75%程度とセミモイスト/ソフトドライフード以上に多く、生肉に近い食感かつ香りが強いことから食いつきがいい傾向にあります。

愛猫の年齢に合わせてフードを選ぶ

「子猫用」、「成猫用」、「シニア猫用」といったように、年齢に合わせて成分バランスを調整したラインナップを取り揃えているメーカーも多いので、愛猫の年齢に対応したフードの中から選ぶようにしましょう。

必ずしも当てはまるわけではありませんが、子猫用は成猫用よりもタンパク・脂質・カロリーが高めに、シニア猫用は成猫用よりもタンパク質・脂質・カロリーが低めに調整されていることが多い傾向にあります。

また、年齢別に特定の成分が強化されていたり、飼育環境やお悩みに配慮して成分バランスを調整したフードを製造・販売しているメーカーも少なくありません。

そのほかに、子猫からシニア猫にまで与えられる「全年齢対応(全成長段階)用」があり、全年齢対応フードは年齢に合わせてフードを切り替える手間が省けるほか、歳の離れた愛猫たちを多頭飼いしている場合にも使い勝手がいいです。

肉・魚が主原料のフードを選ぶ

肉食動物の猫にとって、肉・魚から摂り入れられるタンパク質は大切な栄養素です。

その一方で、販売価格が安くなるにつれて肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いフードは下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。

このことから、原材料の割合に特別なこだわりがない限りは、肉・魚が主原料として使われているフードの中から選ぶことをおすすめしています。

なお、原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されているので、はじめにチキンやサーモンといった動物性原材料が記載されていれば、肉・魚が主原料として使われているフードということになります。

原材料の品質に注目してフードを選ぶ

キャットフードの中には"家禽ミール"や"ミートミール"、"動物性油脂"が使われているものありますが、どれも具体的に何の動物の肉・油が使われているのかが分かりません。

また、"◯◯ミール"という動物性原材料については、人用の食品としては出回らない"4Dミール"が使われている可能性も否定できません。

対照的に、品質にこだわりを持って作られているフードのほとんどは、"チキン生肉"や"生サーモン"といったように原材料の名称が明記されており、「人用の食品レベルの原材料を使用」といったような補足がされています。

ただ、"◯◯ミール"という動物性原材料が使われていても、公式サイトやパッケージに品質・内容の補足がされていることがあるので、メーカーが公開している情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。

タンパク源の種類に注目してフードを選ぶ

体質によっては特定のタンパク源がアレルギーの原因になることもあるので、タンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。

猫によってアレルギーの原因は様々ですが、穀物の中では小麦トウモロコシが、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

そして、小麦アレルギーの愛猫には小麦不使用のフードを、牛肉と大豆アレルギーの愛猫には牛肉・大豆不使用のフードを・・・といったように、該当するタンパク源が含まれていないフードを選んであげる必要があります。

なお、最近はグレインフリー(穀物不使用)フードに注目が集まっていますが、穀物全般にアレルギーのない猫にとってはグレインフリーは必須ではありません。

不要な添加物が使われていないフードを選ぶ

そのほかに気を配っておきたいのは、不要な添加物が使われていないかどうかです。

例えば、フードの酸化を抑えるためにBHA・BHTといった人工の酸化防止剤が使われていることがありますが、ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。

また、見た目をよくするために着色料が使われているフードもありますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

そして、食いつきをよくする目的で香料・調味料が使われているフードもありますが、品質にこだわりを持って作られているフードの場合、それらの添加物に頼らず原材料そのものの香りで風味が整えられていることがほとんどです。

63種類のキャットフードを5つの項目で徹底評価!

当サイト「いぬらば×ねこらば」では、キャットフードを【原材料/成分/安全性/食いつき/コスパ】の5つの項目で評価しています。

そして、各項目の点数に基づいて、【S/A/B/C/D/E】の6段階で総合的な評価をしています。

全キャットフード一覧

総合評価 評価基準
Sランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が4.4点以上
Aランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が4.0〜4.3点
Bランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が3.6〜3.9点
Cランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が3.2〜3.5点
Dランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が2.8〜3.1点
Eランク 「原材料・成分・安全性・食いつき・コスパ」の5項目の平均が2.7以下

※キャットフード名をクリックすると詳細に移動します。

総合評価 キャットフード名
Sランク アランズナチュラル
グランツ
ジャガー
ワイルドレシピ
Aランク アカナ
エリザベス
オリジン
カークランド
カナガン ウェット
カナガン サーモン
カナガン チキン
カナガンデンタル
シュプレモ
セレクトバランス
ソリッドゴールド
デイリーディッシュ
ナチュラハ グレインフリー
ナチュラルチョイス
ナチュラルバランス
ピュアボウル
ピュリナワン ウェット
ピュリナワン グレインフリー
ピュリナワン ドライ
ブッチ
ブラバンソンヌ
ブリスミックス
ペトコトフーズ
マックアダムズ
モグニャン
レオナルド
ロニー
Bランク アーテミス
アートゥー
アイムス
アボダーム
犬猫生活
ウェルネス
ヴェラス
エルモ
キアオラ
キャットスタンス
サイエンスダイエット
シシア
ジウィピーク
ナウフレッシュ
ねこひかり
ファインペッツ
ホリスティックレセピー
ヤラー
ロイヤルカナン
Cランク オールウェル
クプレラ
ドクターズダイエット
ねこ元気
ファーストチョイス
メディファス ドライ
ラシーネ
Dランク キャネット
キャラットミックス
銀のスプーン
銀のスプーン 三ツ星グルメ
シーバ
ルナ
Eランク -

5つの項目別の評価基準

まず、原材料の項目は「肉・魚を主原料として使用」、「高品質な原材料を使用」、「グレインフリーのレシピを採用」という3つの条件を満たしている場合を満点としています。

そして、肉・魚以外が主原料として使われている場合や、穀物が使われている場合、品質・内容が不明瞭な原材料が使われている場合が減点対象です。

成分の項目は【子猫/成猫/シニア猫】のライフステージ別で評価をしており、子猫用としてはタンパク質含有量やカロリーが控えめすぎる場合は減点、シニア猫用としては脂質やカロリーが高すぎる場合は減点、といったように点数をつけています。

また、動物性タンパク源が主原料として使われていないフードについては、大きめの減点をしています。

 

安全性の項目は人工の酸化防止剤・香料・着色料など、必ずしも使う必要のない添加物が使われている場合が減点対象で、特に着色料が使われているフードは大きめの減点をしています。

そのほかには、"動物性油脂"に添加されている酸化防止剤の種類が分からない場合や、"タンパク加水分解物"の製造工程が不明瞭な場合も減点対象です。

食いつきの項目は、主に通販サイトやSNSで調査した口コミ・評判の比率をもとに点数をつけていますが、販売開始されたばかりの新しいフードや流通量が少なく、口コミ・評判がほとんど見られない場合は"未評価"としています。

 

コスパの項目に関しては100gあたりの最安値を参考にして点数をつけており、お試しサンプルがあるフードや初回割引、定期購入割引などの特典があるフードは加点しています。

また、ドライフードは基本的に1.5kg前後の価格を参考にしていますが、小分けされている場合やまとめ買い割引があり、1ヶ月前後で食べ切れる状態で販売されているフードは、一番安く購入できる条件の価格で点数をつけています。

口コミ・評判がいいキャットフード30種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
カナガン(チキン) 乾燥チキン 34.0%以上 16.7%以上 8.0%以下 405kcal -
ミャウミャウ(カリカリ小粒タイプ ささみ味) 穀類 30.0%以上 10.0%以上 10.0%以下 340kcal 動物性油脂
ファインペッツ アヒル肉 32% 20% 8% 427kcal -
ロイヤルカナン(インドア) 小麦 25.0%以上 11.0%以上 6.5%以下 374kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
ナチュラルチョイス(室内猫用 成猫用 チキン) チキン 33.0%以上 14.0%以上 10.0%以下 360kcal タンパク加水分解物
オリジン(オリジナルキャット) 新鮮鶏肉 40%以上 20%以上 10%以下 416.0kcal -
ワイルドレシピ(成猫用 チキン) チキン 40.0%以上 18.0%以上 10.0%以下 380kcal タンパク加水分解物
キャラットミックス(かつお仕立ての味わいブレンド) 穀類 23.4%以上 8.1%以上 10.0%以下 335kcal 動物性油脂、着色料
ピュリナワン(インドアキャット チキン) チキン 34%以上 12%以上 12%以下 351kcal たんぱく加水分解物
懐石2dish(枕崎のかつお節ペア) 穀類 27.0%以上 9.0%以上 10.0%以下 340kcal 動物性油脂、着色料
モンプチ(5種のフィッシュブレンド) 穀類 31.0%以上 11.0%以上 12.0%以下 350kal 動物性油脂、たんぱく加水分解物、着色料
犬猫生活 生肉 31%以上 15%以上 10%以下 373kcal -
アイムス(成猫用 インドアキャット チキン) 肉類 30.6%以上 12.6%以上 7.5%以下 366kcal BHA、BHT
シーバ デュオ(香りのまぐろ味セレクション) 肉類 30.0%以上 17.0%以上 12.0%以下 405kcal 油脂類、着色料、BHA、BHT、香料
ジウィピーク(エアドライ ラム) 生肉 35.0%以上 33.0%以上 14.0%以下 560kcal -
ジャガー 肉類 37%以上 14.88%以上 8%以下 387.5kcal -
グランツ(チキン&サーモン) 脱水チキン 36%以上 17%以上 10%以下 361kcal -
サイエンスダイエット(インドアキャット) トリ肉 29.0%以上 6.0%以上 10.5%以下 315kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
ねこひかり 鶏肉 32.4%以上 13.5%以上 7.0%以下 424kcal -
アカナ(ワイルドプレイリーキャットレシピ) 新鮮鶏肉 37%以上 18%以上 10%以下 393kcal -
アーテミス(フレッシュミックス フィーライン) フレッシュチキン 30.0%以上 20.0%以上 10.0%以下 392kcal -
ナチュラルバランス(ホールボディヘルス) チキンミール 34.0%以上 17.0%以上 10.0%以下 365kcal -
ビューティープロ(下部尿路の健康維持 低脂肪 1歳から) 穀類 35.0%以上 8.1%以上 10.0%以下 340kcal 動物性油脂、pH調整剤
カルカン(まぐろと野菜味) 穀類 28.0%以上 10.0%以上 12.0%以下 355kcal BHA、BHT、着色料
キャネットチップ(ミックス) 穀類 27.0%以上 9.0%以上 10.0%以下 350kcal 動物性油脂、着色料
アートゥー(サーモン) サーモン 33%以上 20%以上 8%以下 402kcal -
ウェルネスコア(室内猫用 サーモン) サーモン 38.0%以上 10.0%以上 10.0%以下 327kcal -
銀のスプーン(贅沢うまみ仕立て) 穀類 30.0%以上 16.0%以上 10.0%以下 400kcal 油脂類、着色料、調味料
クプレラ(ホリスティックグレインフリー) 魚類 31%以上 12%以上 10%以下 395kcal -

口コミ・評判がいいキャットフード30種の主原料と主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかどうかをまとめてみました。

ひとつひとつのフードの主原料を見比べてみると、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているものも少なくありません。

また、タンパク質含有量に物足りなさを感じるフードや、人工の酸化防止剤着色料が使われているフードがあることも分かります。

 

なお、"動物性油脂(動物性脂肪)""タンパク加水分解物(加水分解タンパク)"については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいもの・・・というわけではありません。

ただ、ここで取り上げた動物性油脂は具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類についての補足がないことが気になるところです。

タンパク加水分解物に関しても、製造工程の説明がないことが気になりました。

評判を踏まえたおすすめキャットフード10選

愛猫家からの口コミ・評判がいい30種類のキャットフードの中から、おすすめのキャットフードを10種類ピックアップしました!

なお、販売価格や原材料、成分は調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年7月に公式サイトとAmazonで調査)

ジャガー

ジャガーキャットフードのパッケージ画像(表面1)

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約285円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約147円
穀物 不使用
(グレインフリー)

厳選された良質な原材料を使用、グレインフリーのレシピを採用、猫にとって必要のないものは不使用、という3つの要素を満たしているキャットフードのジャガー。

さらに、ジャガーには【チキン生肉/生鴨肉/生サーモン】などの動物性原材料が贅沢に使われており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられます。

そして、高タンパクな一方でカロリーは高すぎず、給餌量の調整次第で子猫からシニア猫までの幅広い年齢に対応しやすいです。

また、ジャガーには繊維質も適度に含まれていることから、飲み込んだ毛の排出に配慮したいと考えている場合にもおすすめです。

グランツ

グランツキャットフード(リニューアル前)のパッケージ表面
※写真は旧パッケージのものです
※各項目は「チキン&サーモン」のものです

通常購入時の価格 6,000円/500g×3袋
定期購入時の価格 初回:980円/500g×1袋+50g×2袋
2回目以降:4,800円/500g×3袋
※定期初回は63%オフ
※定期2回目以降は20%オフ
100gあたりの価格
(定期2回目以降)
約320円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約198円

フランス発のグレインフリーのプレミアムキャットフードのグランツ。

グランツはメインのタンパク源の内容が違う3種類のラインナップがありますが、どれも適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーが控えめに調整されています。

このような成分バランス上、完全室内飼いされていることが多く、運動量が少ない傾向にある日本の飼い猫向け・・・と言えるでしょう。

また、成猫用フードの「チキン」は動物性タンパク源が1種類だけに限定されていることから、穀物全般だけでなく鶏肉以外の動物性タンパク源にアレルギーのある愛猫にも与えられます。

カナガン

カナガンキャットフード チキンのパッケージ画像(表面2)
※各項目は「チキン」のものです

通常購入時の価格 5,038円/1.5kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(3袋を定期購入時)
約285円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約143円
穀物 不使用
(グレインフリー)

カナガンキャットフードは"チキン"と"サーモン"と"デンタル"といった3種類のグレインフリーの主食用ドライフードと、缶詰タイプの主食用ウェットフードを取り揃えています。

そして、ドライフードのチキンは動物性タンパク源が鶏と卵、サーモンは魚だけとシンプルなことから、愛猫の食の好みだけでなくアレルギーに配慮してフードを選ぶこともできます。

各ドライフードの主要な成分バランスについては、適度にタンパク質を含みつつカロリーは高めになっており、運動量が多い活発な成猫や、食が細くてたくさんの量が食べられない成猫用の主食として特におすすめです。

また、マグネシウム含有量にあわせてカルシウムとリンの含有量がしっかりと調整されていることも評価できます。

アカナ

アカナキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「ワイルドプレイリーキャット」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,499円/340g
5,880円/1.8kg
12,166円/4.5kg
100gあたりの価格
(1.8kgの最安値を参照)
約327円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約245円
穀物 不使用
(グレインフリー)

アカナキャットフードはグレインフリーのレシピを採用しているドライフードと、グルテンフリーのレシピを採用しているドライフードを取り揃えています。

そして、どのラインナップについてもメインのタンパク源として良質な肉・魚が使われていることは変わらず、全体的にかなり高タンパクな傾向があります。

ここで取り上げた「ワイルドプレイリーキャット」については、脂質とカロリーも高めに調整されているドライフードで、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や、運動量多い活発な成猫の主食としておすすめです。

また、高タンパクかつ脂質とカロリーがやや控えめなフードもあり、愛猫の運動量と食事量に合わせてフードを選ぶことができます。

ウェルネス

※各項目は「ウェルネスコア 室内猫用 サーモン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,430円/400g
2,456円/800g
100gあたりの価格
(800gの最安値を参照)
約307円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約215円
穀物 不使用
(グレインフリー)

どのラインナップも小麦グルテンフリーのレシピを採用しているウェルネス。

ここで取り上げた「ウェルネスコア 室内猫用 サーモン」は、メインのタンパク源としてサーモンが使われている高タンパクなグレインフリーフードで、運動量が少ない室内飼いの猫に配慮して、脂質とカロリーは控えめに調整されています。

その反対に、高脂質・高カロリーなドライフードもありますし、形状や風味が違う様々な主食用ウェットフードまで取り揃えています。

また、ドライフードには鶏肉がメインのものと魚肉がメインのものがあり、愛猫の食の好みに合わせて選びやすいことも強みの一つです。

ナチュラルチョイス

ナチュラルチョイスキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「室内猫用 成猫用 チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,171円/500g
3,818円/2kg
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約191円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約115円
穀物 粗挽き米、玄米、オーツ麦繊維
(グルテンフリー)

ニュートロのキャットフードのナチュラルチョイスは、年齢や体質、飼育環境や食の好みに合わせて、原材料の内容と成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

例えば、ここで取り上げている「室内猫用 成猫用 チキン」については、外飼いよりも運動量が少ない室内飼いの成猫に配慮して、脂質とカロリーがやや控えめに調整されています。

また、どのラインナップにも主原料として動物性タンパク源が使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも見逃せません。

しいて言うなら、"タンパク加水分解物"の製造工程が不明瞭な点は気になるものの、比較的手に取りやすい価格で販売されていることと、流通量の多さも評価してピックアップしてました。

ピュリナワン

ピュリナワンキャットフードのパッケージ画像(表面)
※各項目は「インドアキャット チキン」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,780円/2kg(500g×4袋)
4,698円/4.4kg(400g×11袋)
100gあたりの価格
(2kgの最安値を参照)
約107円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約69円
穀物 コーングルテン、小麦、米、小麦たんぱく、大麦

ナチュラルチョイスと同じように年齢や体質、飼育環境や食の好みに合わせてフードを選べるように、原材料の内容と成分バランスを調整した様々なキャットフードを取り揃えているピュリナワン。

ここで取り上げた「インドアキャット チキン」については、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーは控えめになっており、室内飼いでそれほど運動量が多くない成猫用フードとしてぴったりです。

その一方で、"たんぱく加水分解物"の製造工程が分からないことは気になりました。

また、ほとんどのラインナップに小麦が使われているものの、ナチュラルチョイス以上にお手頃な価格で販売されていることは魅力的です。

ナチュラルバランス

ナチュラルバランスキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「ホールボディヘルス」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
2,465円/1kg
5,927円/2.85kg
100gあたりの価格
(1kgの最安値を参照)
約247円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約121円
穀物 玄米、オート麦
(グルテンフリー)

人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことに加えて、消化吸収の負担になりにくい原材料が使われているナチュラルバランスキャットフード。

ここで取り上げた「ホールボディヘルス」というドライフードは、適度にタンパク質を含みつつカロリーがやや控えめに調整されていますが、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛猫向けに、脂質とカロリーがかなり控えめに調整されたフードもあります。

また、どのドライフードも小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、うち2種類はグレインフリーのレシピを採用しているので、穀物全般にアレルギーのある愛猫にも対応できます。

それだけでなく、タンパク源の内容が違う様々なウェットフードを販売していることも見逃せません。

犬猫生活

犬猫生活キャットフードのパッケージ画像1
※各項目は「オールステージ用 国産の生鶏肉」のものです

価格/内容量 通常購入:6,908円/750g×2袋
定期購入:5,258円/750g×2袋
※定期購入時は23%の割引が適用
100gあたりの価格
(定期購入時)
約351円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約205円
穀物 不使用
(グレインフリー)

日本国内の工場で作られている国産キャットフードの犬猫生活は、主原料として鶏肉や牛肉、魚肉といった良質な生肉が使われています。

もちろん、人工の酸化防止剤・香料・着色料は使われていませんし、動物性の油脂が吹きかけられていない"ノンオイルコーティング"のドライフードということも特徴の一つです。

ここで取り上げた「オールステージ用 国産の生鶏肉」は、グレインフリーのドライフードにしてはタンパク質がやや控えめで、脂質とカロリーについては標準的な範囲に収まっています。

このことから、「歳をとって活動量が落ちたシニア猫にタンパク質が控えめなフードを与えたい」、と考えている場合におすすめです。

オリジン

オリジンキャットフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「オリジナルキャット」のものです

価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,800円/340g
7,920円/1.8kg
14,800円/5.4kg
100gあたりの価格
(1.8kgの最安値を参照)
約440円
1日あたりの餌代
(4kgの成猫を想定)
約286円
穀物 不使用
(グレインフリー)

オリジンはアカナと同じチャンピオンペットフーズ社のキャットフードで、動物性原材料の割合は実に全体の8割以上を占めています。

ここでは「オリジナルキャット」というフードを取り上げていますが、どのラインナップも非常に高タンパク・高脂質・高カロリーということは変わらず、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や活発な成猫用フードとしておすすめです。

そして、動物性原材料が贅沢に使われている高タンパク・低炭水化物のオリジンは、肉食動物の猫本来の食事内容に配慮されたドライタイプのキャットフードと言えるでしょう。

それだけに決して安いとは言えない価格帯のドライフードになっており、ここまでにピックアップしたフードの中ではグラムあたりの価格が一番高いです。

まとめ

ジャガーキャットフードのイメージ画像12

愛猫家からの口コミ・評判も考慮して、おすすめできる内容のキャットフードを10種類紹介しましたが、実際には猫の年齢や体質、飼育環境によって最適なフードは変わってきます。

また、愛猫の餌代にいくらかけられるかによっても、購入できるフードの選択肢の幅が違ってきます。

ひとつ確かなことを挙げるとすれば、最終的にどのフードを買うかを決めるのは、愛猫ではなく私たち飼い主ということです。

だからこそ愛猫のことを第一に考えた上で、自分自身も納得のいくキャットフード選びを心がけたいところですね。

 

ここまで読み進めたところで、まだ愛猫のキャットフード選びに迷っている時にはジャガーをおすすめします。

当サイトがジャガーをおすすめする理由は以下の通りです。

ジャガーをおすすめする5つの理由
  • 良質な動物性原材料を贅沢に使用
  • 高タンパクかつカロリーが高すぎない
  • グレインフリーのレシピを採用
  • 猫にとって必要のないものは不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず第一に、ジャガーには良質な動物性原材料が贅沢に使われており、肉食動物の猫にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

また、高タンパクな一方でカロリーは高すぎず、給餌量の調整次第で子猫からシニア猫までの幅広い年齢に対応しやすいことも強みです。

そして、グレインフリーのレシピを採用していることや、猫にとって必要のないものが使われていないことも見逃せません。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でジャガーを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。