ラシーネキャットフードの口コミは?愛猫家の評判を調査・検証!

日本ペットフードが製造・販売しているラシーネキャットフードは、”日本猫”向けに販売されているユニークなドライタイプの国産キャットフードです。

また、色味をつけるための着色料が使われていないほか、トッピング素材や成分バランスが違う4種類のラインナップを取り揃えていることも特徴です。

今回はそんなラシーネキャットフードの口コミ・評判を110件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

ラシーネキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 1.0
成分 1.5
安全性 4.0
食いつき 5.0
コスパ 4.5
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 732円/600g(150g×4袋)
1,590円/1.18kg(236g×5袋)
※かつお節&まぐろ節入り
※2024年5月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 日本
販売会社 日本ペットフード株式会社

当サイトのラシーネキャットフードの総合評価はCランクです。

通販サイトとSNSで調査してみた限りでは、「食いつきがいい」という内容の口コミ・評判が非常に多く、お手頃な値段で販売されていることや、着色料が使われていないことは評価できます。

その一方で、穀物が主原料として使われていることや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていること、全体的にタンパク質含有量が控えめなことが気になりました。

そのため、「愛猫には肉・魚が主原料かつ高タンパクなキャットフードを与えたい」と考えている場合には、ラシーネキャットフードは選択肢から外れます。

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ラシーネキャットフードの悪い口コミ・評判

続いて、ラシーネキャットフードの口コミ・評判を見ていきましょう。

まず、悪い口コミ・評判については「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「値段が高めのキャットフード」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、その中でも食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、単純にラシーネキャットフードの風味が食の好みに合わなかったことや、トッピング素材の形や固さが食べづらかったことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(9件)
  • 値段が高い(4件)
  • うちの猫には合わなかった(4件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2024年5月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

ラシーネキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

この理由としてまず考えられるのは、単純にラシーネキャットフードの風味が食の好みに合わなかったことです。

例えば、原材料一覧を見る限りではラシーネキャットフードには人工の香料・調味料が使われていないので、それらの添加物が使われているキャットフードを食べ慣れている猫には、ラシーネキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、ラシーネキャットフードには”かつお節”や”にぼし削り”などの素材がトッピングされていますが、それらの素材が固くて食べづらそうというレビューも見られました。

値段が高い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「ラシーネキャットフードは値段が高い」という内容のレビューです。

参考までに一例を挙げると、”かつお節&まぐろ節入り”の1.18kgサイズの100gあたりの値段は約135円と、穀物が主原料として使われているキャットフードの中では値段が高めになっています。
(※調査時点の最安値を参考にしています)

値段が高くなる理由として考えられるのは、ドライフードとは別にトッピング素材が入っていることが考えられます。

と言っても、激安キャットフードだけでなく高級キャットフードまでを含めて値段を比較すれば、ラシーネキャットフードはかなり手に取りやすい価格帯なので、結局のところは原材料の内容をどこまで重視するかによって値段の捉え方は変わってきます。

うちの猫には合わなかった

悪い口コミ・評判の中には「うちの猫には合わなかったようで、ラシーネキャットフードに切り替えたら吐く回数が増えた」、という内容のレビューもありました。

吐き戻しや下痢といった消化不良の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

例えば、穀物の中でも小麦トウモロコシが、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ラシーネキャットフードにはそれらのタンパク源が使われています。

また、ラシーネキャットフードには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いキャットフードが合わずに下痢や吐き戻しに繋がることもあります。

ラシーネキャットフードの良い口コミ・評判

ラシーネキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて気に入っている」、「うちの猫には合っている」、「お手頃な値段だから買いやすい」といった内容のレビューがあり、そのほとんどが食いつきのよさを評価する飼い主の声でした。

このような内容のレビューが目立った理由は、ラシーネキャットフードは動物性油脂を使って風味が整えられていることや、トッピング素材が入っていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(74件)
  • うちの猫には合っている(7件)
  • お手頃な値段(4件)
  • 小粒で食べやすそう(4件)
  • 保存に便利な小分け包装(4件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ラシーネキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが9件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが74件という件数を踏まえても、ラシーネキャットフードはたくさんの猫たちに受け入れられている嗜好性の高いキャットフードと捉えてよさそうです。

これだけ食いつきのよさを評価する声に偏った理由としてまず考えられるのは、ラシーネキャットフードは動物性油脂を使って風味が整えられていることです。

それに加えて、”かつお節”や”にぼし削り”がトッピングされており、「それらの素材を気に入っている」という飼い主の声も印象的でした。

うちの猫には合っている

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。

悪い口コミ・評判の項目で食物アレルギーについて触れましたが、愛猫に特にこれといったアレルギーがなければ、タンパク源の種類を気にしすぎる必要はありません。

また、体質によって高脂質のキャットフードが合わないことがありますが、ラシーネキャットフードは脂質が控えめなドライフードということも関係しているかもしれません。

お手頃な値段

「値段が高い」というレビューとは対照的に、「お手頃な値段」という内容のレビューも見られました。

値段についても悪い口コミ・評判の項目で説明しましたが、ラシーネキャットフードは手に取りやすい価格帯のドライタイプの国産キャットフードです。

その一方で、穀物が主原料として使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたりなど、気になる部分もあります。

ただ、「愛猫の月々の餌代はできるだけ抑えたい」と考えているなら、ラシーネキャットフードは候補の一つになるでしょう。

小粒で食べやすそう

通販サイトとSNSでラシーネキャットフードの口コミ・評判を調査していると、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューもありました。

ラシーネキャットフードは粒サイズも日本猫向けに設計されており、”11歳以上用”についてはシニア猫に配慮して薄型になっています。

とは言え、「トッピング素材が食べづらそう」というレビューも見られましたし、キャットフードの形状についての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

保存に便利な小分け包装

良い口コミ・評判の中には、「保存に便利な小分け包装」という内容のレビューもありました。

参考までに一例を挙げると、”かつお節&まぐろ節入り”の600gサイズは【150g×4袋】、1.18kgサイズは【236g×5袋】といったように小分けされています。

そして、このような配慮がされていることから、開封後のフードの保存方法にそれほど神経質にならずに済みます。

ラシーネキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
値段が高い
うちの猫には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
うちの猫には合っている
お手頃な値段
小粒で食べやすそう
保存に便利な小分け包装

ラシーネキャットフードの悪い口コミ・評判は「愛猫の食いつきはいまいちだった」、「値段が高めのキャットフード」、「うちの猫には合わなかった」といった内容のレビューがあり、その中でも食いつきの悪さを指摘するレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ラシーネキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて気に入っている」、「うちの猫には合っている」、「お手頃な値段だから買いやすい」といった内容のレビューがあり、そのほとんどが食いつきのよさを評価する飼い主の声でした。

このような内容のレビューが目立った理由は、ラシーネキャットフードは動物性油脂を使って風味が整えられていることや、トッピング素材が入っていることが関係していると考えられます。

ラシーネキャットフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
かつお節&まぐろ節入り 27.0% 10.5% 10.0% 360kcal
にぼし削り入り 27.0% 10.5% 10.0% 360kcal
避妊・去勢後用 27.0% 9.0% 10.0% 355kcal
11歳以上用 26.0% 10.0% 10.0% 360kcal

ラシーネキャットフードのラインナップは「かつお節&まぐろ節入り」、「にぼし削り入り」、「避妊・去勢後用」、「11歳以上用」の4種類です。

と言っても、どのラインナップも使われている原材料の傾向は変わらず、主要な成分値もそこまで変わりません。

そのため、単純に愛猫の食の好みに合わせて選んだり、ライフステージに合わせて選ぶのがいいでしょう。

なお、「11歳以上用」以外のラインナップは、全年齢対応の主食用ドライフードです。

ラシーネキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
穀類(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)、肉類(チキンミール牛肉粉、豚肉)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、カツオブシ、マグロブシ、マリンコラーゲン)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂)、脱脂大豆、L-カルニチン、ビール酵母(β-グルカン源)、オリゴ糖、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、銅、亜鉛、ヨウ素)、pH調整剤、アミノ酸類(タウリン、トリプトファン、メチオニン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、N-アセチルグルコサミン、コンドロイチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質・内容が不明瞭な原材料、気がかりな添加物は赤色で記載

ここからは、ラシーネキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表は「かつお節&まぐろ節入り」の原材料一覧です)

穀物が主原料として使われているドライフード

ラシーネキャットフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、穀物(トウモロコシ、コーングルテンミール、小麦粉、パン粉)が主原料ということです。

穀物は肉・魚よりも安く仕入れられ、穀物の割合が増えるほど販売価格が安くなる傾向にある一方で、肉食動物の猫本来の食事内容からは遠ざかります。

また、口コミ・評判の項目でも触れましたが、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすく、体質によってはラシーネキャットフードが合わない可能性があります。

そのほかにも、牛肉や大豆といったタンパク源が使われているので、食に敏感な愛猫にラシーネキャットフードを与えようと考えている場合には、タンパク源の割合と種類にも注目して購入を検討するといいでしょう。

品質・内容が不明瞭な原材料あり

ラシーネキャットフードには“チキンミール”“牛肉粉”“豚肉粉”といった動物性原材料が使われていますが、品質についての補足がされていないことが気になりました。

また、“動物性油脂”については具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤が天然由来のものなのか、それとも人工のものなのかが分かりません。

そして、”pH調整剤”が使われていることも気になりましたが、色味をつけるための着色料が使われていないことは評価できます。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はありません。

ラシーネキャットフードの成分の評価

成分表
たんぱく質 27.0%以上
脂質 10.5%以上
粗繊維 3.0%以下
灰分 9.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.0%以上
リン 0.8%以上
マグネシウム 0.10%(標準値)
エネルギー 360kcal/100g

原材料の次は、ラシーネキャットフードの成分を評価していきます!
(※表は「かつお節&まぐろ節入り」の成分値です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ラシーネキャットフードのタンパク質は26.0〜27.0%以上、脂質は9.0〜10.5%以上、カロリーは100gあたり355〜360kcalと、ラインナップによって主要な成分値に若干の差があります。

と言っても、全体的には低脂質かつカロリーもやや控えめになっており、室内飼いされていることが多くて運動量が少ない傾向にある”日本猫”向けのドライフード、と捉えることができます。

ただ、タンパク質含有量については控えめ過ぎる印象を受けました。

また、穀物が主原料として使われていることから、「愛猫には肉・魚が主原料かつ高タンパクなキャットフードを与えたい」と考えている場合には、必然的にラシーネキャットフードは選択肢から外れます。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
600g(150g×4袋) 732円 753円
1.18kg(236g×5袋) 1,590円 1,646円

ラシーネキャットフードの公式サイトと楽天市場、Amazonで「かつお節&まぐろ節入り」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入できませんでした。
(※販売状況と販売価格は2024年5月に確認しました)

そして、どちらのサイズも僅差で楽天が最安値という結果になりましたが、送料を加味するとAmazonの方が安くなることもあります。

また、ラシーネキャットフードは店頭でも販売されている国産キャットフードなので、ご自身の購入しやすい方法でお試しするのがいいでしょう。

ただ、通販サイトは一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いので、継続して購入するなら通販サイトでまとめ買いするのがお手軽です。

まとめ

ラシーネキャットフードは、日本猫向けに販売されているドライタイプの国産キャットフードで、トッピング素材や成分バランスが違う4種類のラインナップを取り揃えています。

そして、着色料が使われていないことや、手に取りやすい価格で販売されていることが魅力と言えますが、肉・魚ではなく穀物が主原料として使われており、タンパク質含有量が控えめなことが気になりました。

また、チキンミールや牛肉粉、豚肉粉といった動物性原材料の品質や、動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのか、添加されている酸化防止剤の種類の補足がされていないことも気になるところです。

とは言え、愛猫の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のキャットフードの中から選ぶことをおすすめしています。

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