大きくてがっしりとした体に、もふもふの被毛が特徴的なノルウェージャンフォレストキャット。
そんなノルウェージャンフォレストキャットの餌を選ぶにあたっては、主原料としてどんな原材料が使われているのかや、品質・内容が不明瞭な原材料は使われていないか、繊維質が適度に含まれているかに注目して選んであげることが大切です。
この記事ではノルウェージャンフォレストキャット向けのキャットフードの選び方や、ノルウェージャンフォレストキャットにおすすめのキャットフードをまとめているので、ぜひ愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
ノルウェージャンフォレストキャットのキャットフードの選び方
ノルウェージャンフォレストキャットのキャットフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。
順番に見ていきましょう。
動物性タンパク源が主原料として使われているか
はじめに確認しておきたいことは、動物性タンパク源(肉・魚)が主原料として使われているかです。
これはノルウェージャンフォレストキャットだけに限った話ではなく、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食動物の猫にとって大切な栄養素です。
その一方で、価格が安くなるにつれて動物性タンパク源の割合が減り、その代わりに穀物の割合が増える傾向にありますが、猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のキャットフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因になりえます。
このような理由もあり、タンパク源の割合に特別なこだわりがない限りは、ノルウェージャンフォレストキャットには動物性タンパク源が主原料かつ、高タンパクなキャットフードを選んであげることをおすすめしています。
ちなみに、原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されているので、先頭に鶏肉やサーモンといった肉・魚が記載されていれば、動物性タンパク源が主原料のキャットフードということになります。
品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないか
主原料として使われている原材料の次は、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないかを確認しましょう。
例えば、“ミートミール”や“家禽ミール”、“動物性油脂”といった動物性原材料が使われているキャットフードがありますが、どれも具体的に何の動物の肉・油が使われているのかが分かりません。
そして、”◯◯ミール”という動物性原材料には、人用の食肉としては出回らない“4Dミール”が使われている可能性を、動物性油脂には酸化を抑えるために人工の酸化防止剤が添加されている可能性を否定できません。
それに対して、品質面にこだわりを持って作られているキャットフードの場合は、“チキン生肉”や”骨抜きサーモン”といったように原材料の内容が明記されており、「人用の食品レベルの原材料を使用」といった補足がされていることがほとんどです。
また、動物性油脂についても”鶏脂(ミックストコフェロールで保存)”といったように、何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類が補足されているキャットフードもあります。
ただ、ここで取り上げた動物性原材料が使われていても、公式サイトやパッケージなどに、原材料の品質・内容が補足されていることがあります。
そのため、メーカーが公開している情報にはできる限り目を通しておくことをおすすめします。
猫にとって必要のない添加物が使われていないか
そのほかには、猫にとって必要のない添加物が使われていないかにも気を配っておくべきです。
キャットフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているものがありますが、これらの添加物がアレルギーの原因になることがあります。
BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤は、キャットフードの酸化を抑える目的で添加されるものの、ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。
そして、着色料はキャットフードの見た目を良くする目的で添加されますが、そもそもの問題として猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。
つまり、猫目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでキャットフードに色味をつける意味はない・・・ということです。
適度に繊維質が含まれているか
ノルウェージャンフォレストキャットのキャットフードを選ぶにあたっては、繊維質がどの程度含まれているかにも注目しておきたいところです。
ノルウェージャンフォレストキャットは長毛種ということもあり、毛づくろいをした時にたくさんの毛を飲み込みやすいです。
そして、飲み込んだ毛を体の外に出すには【便と一緒に出すか】、【吐き戻すか】のどちらかになりますが、吐き戻しは負担になってしまいます。
このことから、飲み込んだ毛を便と一緒に排出されるよう配慮するために、適度に繊維質が含まれているキャットフードを選ぶのがおすすめです。
オメガ6とオメガ3のバランスが取れているか
ノルウェージャンフォレストキャットのもふもふの被毛に配慮したいと考えているなら、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスにも気を配っておきましょう。
毛並み・毛艶に関わる成分である2つの脂肪酸は、どちらか一方だけを摂り入れればいいというわけではなく、バランスよく摂り入れることが大切です。
そして、暫定的な見解ではあるものの、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは、【5:1~10:1】くらいがいいのではないかと考えられているので、愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。
ノルウェージャンフォレストキャット向けの餌は?30種のフードを比較!
商品名 | 主原料 | タンパク質 | 脂質 | 繊維質 | 水分 | カロリー (100gあたり) |
オメガ6:オメガ3 | 気がかりな原材料 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロイヤルカナン (ノルウェージャンフォレストキャット専用フード 成猫用) |
肉類 | 28.0%以上 | 14.0%以上 | 6.6%以下 | 6.5%以下 | 382kcal | ? | 動物性油脂、加水分解タンパク |
カナガン チキン | 乾燥チキン | 34%以上 | 16.7%以上 | 3.25%以下 | 8%以下 | 405kcal | 3.6:1 | – |
ジャガー | 肉類 | 37%以上 | 14.88%以上 | 5.25%以下 | 8%以下 | 387.5kcal | ? | – |
ファインペッツ | 魚類 | 29% | 16% | 2.5% | 8% | 395kcal | 7.8:1 | – |
ピュリナワン グレインフリー (チキン) |
チキン | 35%以上 | 14%以上 | 2%以下 | 12%以下 | 約413kcal | ? | たんぱく加水分解物 |
モグニャン | 白身魚 | 27%以上 | 11%以上 | 5.25%以下 | 5%以下 | 379kcal | 1.9:1 | – |
アランズナチュラル | チキン&ターキー | 37%以上 | 14.4%以上 | 4.3%以下 | 6%以下 | 399kcal | ? | – |
go! (センシティブ LID ダック) |
ダック生肉(骨抜き) | 31%以上 | 15%以上 | 3.5%以下 | 10%以下 | 422.2kcal | 3.6:1 | – |
サイエンスダイエット (室内猫の毛玉・体重ケア 成猫用 チキン) |
トリ肉 | 29.0%以上 | 6.0%以上9.5%以下 | 9.0%以下 | 10.5%以下 | 314.4kcal | 13.6:1 | 動物性油脂 |
ナチュラルチョイス (毛玉トータルケア 成猫用 チキン) |
チキン(肉) | 33.0%以上 | 16.0%以上 | 6.0%以下 | 10.0%以下 | 365kcal | 11.7:1 | タンパク加水分解物 |
グランツ (チキン&サーモン) |
脱水チキン | 34.50% | 16.00% | 5.00% | 10.00% | 367kcal | 1.4:1 | – |
メディファス グレインフリー (1歳から チキン&フィッシュ味) |
肉類 | 32.5%以上 | 16.0%以上 | 7.5%以下 | 10.0%以下 | 約370kcal | ? | ミートミール、チキンミール、動物性油脂 |
オリジン (オリジナルキャット) |
新鮮鶏肉 | 40%以上 | 20%以上 | 3%以下 | 10%以下 | 416.0kcal | 3.1:1 | – |
ねこ元気 (お魚と野菜入りミックス) |
穀類 | 30.0%以上 | 9.0%以上 | 3.0%以下 | 10.0%以下 | 約350kcal | ? | チキンミール、ポークミール、ビーフミール、動物性油脂、着色料 |
モンプチ ドライ (5種のフィッシュブレンド) |
穀類 | 30%以上 | 13%以上 | 5%以下 | 12%以下 | 370kcal | ? | 動物性油脂、たんぱく加水分解物、着色料 |
ハッピーキャット (アトランティックサーモン) |
ポルトリープロテイン | 33.0% | 15.0% | 3.0% | 9.0% | 380kcal | 8.75:1 | – |
ワイルドレシピ (成猫用 チキン) |
チキン | 42.0%以上 | 18.0%以上 | 4.0%以下 | 10.0%以下 | 約380kcal | 10:1 | タンパク加水分解物 |
カルカン パウチ (ゼリー仕立て まぐろ) |
肉類 | 8.5%以上 | 1.0%以上 | 0.5%以下 | 88.0%以下 | 約61.7kcal | ? | ~等、調味料、増粘多糖類、発色剤 |
ブラバンソンヌ (成猫用 チキン) |
チキン | 29%以上 | 16%以上 | 3.5%以下 | 9%以下 | 414kcal | 3.5:1 | – |
ソリッドゴールド (インディゴムーン) |
ドライチキン | 42.0%以上 | 20.0%以上 | 3.0%以下 | 10.0%以下 | 386.0kcal | 3:1 | – |
シュプレモ (成猫用 チキン&サーモン) |
チキン(肉) | 35.0%以上 | 14.0%以上 | 4.0%以下 | 8.0%以下 | 365kcal | 6:1 | タンパク加水分解物 |
プラチナム (成猫用 チキン) |
フレッシュチキンミート | 35% | 17% | 3% | ? | 386kcal | ? | – |
デイリーディッシュ (成猫用 サーモン&チキン グルメ仕立てのパテタイプ) |
サーモン | 11.5%以上 | 4.5%以上 | 1.0%以下 | 78.0%以下 | 98.7kcal | ? | 増粘多糖類 |
三ツ星グルメ (香りお魚仕立て お魚レシピ) |
穀類 | 30.0%以上 | 16.0%以上 | 3.0%以下 | 10.0%以下 | 約400kcal | ? | チキンミール、ビーフミール、ポークミール、油脂類、調味料、着色料 |
マックアダムズ | 放し飼いチキン丸鶏 | 29.5%以上 | 14%以上 | 4.25%以下 | 8%以下 | 379.0kcal | ? | – |
アーテミス オソピュア (サーモン&ガルバンゾー) |
フレッシュサーモン | 35.0%以上 | 18.0%以上 | 3.0%以下 | 10.0%以下 | 386.1kcal | 4.7:1 | – |
アカナ (インドアエントリー) |
新鮮鶏肉 | 37%以上 | 14%以上 | 6%以下 | 10%以下 | 363.0kcal | 4:1 | – |
ナウフレッシュ (成猫用) |
ターキー生肉(骨抜き) | 31%以上 | 18%以上 | 3.5%以下 | 10%以下 | 387.2kcal | 5.6:1 | – |
アイムス (成猫用 インドアキャット チキン) |
肉類 | 30.6%以上 | 12.6%以上 | 3.0%以下 | 7.5%以下 | 366kcal | 40:1 | チキンミール、家禽ミール、家禽類、BHA、BHT |
シーバ デュオ (香りのまぐろ味セレクション) |
肉類 | 30.0%以上 | 17.0%以上 | 5.0%以下 | 12.0%以下 | 405kcal | ? | チキンミール、牛・羊副産物、家禽ミール、~等、油脂類、着色料、BHA、BHT |
ノルウェージャンフォレストキャット用として評判のいいものを中心にして、30種類のキャットフードの主原料と主要な成分値、気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました!
一つ一つの項目を順番に見ていくと、動物性タンパク源ではなく穀物が主原料として使われているキャットフードがあることや、主要な成分バランスはキャットフードによって様々ということが分かります。
また、着色料や調味料が使われているキャットフードがあることや、品質・内容が不明瞭な原材料表記がされているキャットフードがあることも分かります。
なお、“加水分解タンパク(タンパク加水分解物)”については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありませんが、ここで取り上げているものは製造工程の説明がないことが気になりました。
ノルウェージャンフォレストキャットにおすすめのキャットフード10選
これまでの内容を踏まえつつ、ノルウェージャンフォレストキャットにおすすめの10種類のキャットフードを紹介します。
ちなみに、販売価格は公式サイトとAmazonで調査しており、最安値で購入できるサイトの価格を優先して掲載しています。
公式サイトとAmazonで価格差がない場合や、公式サイトで販売されていないものに関しては、Amazonの価格を掲載しています。
(※商品情報と販売価格は2025年10月に確認しました)
ジャガー
チキン生肉や鴨生肉、生サーモンなど複数の動物性タンパク源が使われており、動物性原材料の割合が全体の約80%を占めているジャガー。
また、着色料などの猫に必要のないものは使われておらず、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴です。
主要な成分バランスについては、高タンパクで脂質は標準的と言えるくらいの範囲に、カロリーはやや高めと言えるくらいの範囲で、給餌量の調整で子猫からシニア猫までの幅広い年齢に対応しやすいです。
そして、適度に繊維質が含まれていることも、ノルウェージャンフォレストキャット用としてジャガーをおすすめする理由です。
主原料 | 肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉) |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:37%以上 脂質:14.88%以上 繊維質:5.25%以下 水分:8%以下 カロリー:387.5kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 直径:約11mm 厚さ:約4mm 形状:リング型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性原材料の割合が約8割 ・軽めの力で噛み砕きやすいリング型の粒 |
通常購入時の価格 | 5,038円/1.5kg |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ) 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の7日前まで |
100gあたりの価格 (3袋を定期購入時) |
約285円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約162円 |
カナガン チキン
良質な動物性タンパク源が主原料、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用、香料・着色料不使用という条件を満たしているほか、動物性タンパク源の内容が違う複数のキャットフードを取り揃えているカナガン。
この記事で取り上げているのはドライフードの「チキン」で、適度にタンパク質と脂質を含みつつも高カロリーな全年齢用ドライフードになっています。
このような成分バランス上、育ち盛りの子猫や運動量が多い活発な成猫、少食の成猫・シニア猫用としておすすめです。
それと、ドライフードの「サーモン」に関しては、動物性タンパク源が魚類だけに限定されていることから、鶏肉アレルギーの愛猫には「サーモン」を・・・といったように、食の好みだけでなくアレルギーに配慮して選ぶこともできます。
主原料 | 乾燥チキン |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:34%以上 脂質:16.7%以上 繊維質:3.25%以下 水分:8%以下 カロリー:405kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 直径:約10mm 厚さ:約4.5mm 形状:円型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性原材料の割合が6割以上 |
通常購入時の価格 | 5,038円/1.5kg |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,534円(10%オフ 2〜4袋:4,282円(15%オフ) 5袋以上:4,030円(20%オフ) ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の7日前まで |
100gあたりの価格 (3袋を定期購入時) |
約285円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約157円 |
アランズナチュラル
メインのタンパク源として良質なチキンとターキーが使われており、動物性原材料の割合が全体の約7割を占めているアランズナチュラル。
そして、動物性原材料だけでは摂り入れられない栄養を補うために、ジャガイモやエンドウ豆などのイモ類・豆類が配合されています。
グレインフリーのレシピを採用していることや、香料・着色料などの猫に必要のないものが一切使われていないことは、先に取り上げている2種類のキャットフードと変わりません。
主要な成分バランスに関しては、適度に脂質を含みつつも高タンパク・高カロリーになっており、運動量が多めの成猫や少食の成猫用として特におすすめです。
主原料 | チキン&ターキー |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:37%以上 脂質:14.4%以上 繊維質:4.3%以下 水分:6%以下 カロリー:399kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 直径:約8mm 厚さ:約5mm 形状:円型 |
特長 | ・グレインフリー ・チキンとターキーの割合が約7割 |
通常購入時の価格 | 6,358円/1.5kg |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:5,722円(10%オフ) 2〜3袋:5,404円(15%オフ) 4袋以上:5,086円(20%オフ) ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の7日前まで |
100gあたりの価格 (3袋を定期購入時) |
約360円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約211円 |
グランツ チキン&サーモン
※パッケージ画像はリニューアル前のものです
原材料の大半は人用の食品と変わらない鮮度と部位が使われており、工程ごとに厳しい品質管理が行われている工場で作られているグランツ。
また、メインの動物性タンパク源や粒サイズが違う、「チキン&サーモン」と「チキン」、「サーモン」といった3種類のドライフードを取り揃えており、愛猫の食の好みや体質に配慮して選べます。
この記事で取り上げているのは「チキン&サーモン」ですが、主要な成分バランスの傾向は変わらず、適度にタンパク質と脂質を含みつつ、カロリーはやや控えめ~標準的と言えるくらいの範囲になっています。
そして、このような成分バランスの主食用ドライフードは、室内飼いされていることが多くて運動量が少ない傾向にある日本の飼い猫向け、という捉え方ができます。
主原料 | 脱水チキン |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:34.50% 脂質:16.00% 繊維質:5.00% 水分:10.00% カロリー:367kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 一辺:約6mm 厚さ:約3mm 形状:三角形 |
特長 | ・グレインフリー ・小粒サイズのドライフード |
通常購入時の価格 | 6,000円/500g×3袋 |
定期購入時の価格 | 初回:980円/500g×1袋+50g×2袋 2回目以降:4,800円/500g×3袋 ※定期初回は63%オフ ※定期2回目以降は20%オフ ※定期コースの回数縛りなし ※手続き期限は次回配送日の5営業日前まで |
100gあたりの価格 (定期2回目以降) |
約320円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約253円 |
オリジン オリジナルキャット
※パッケージ画像は旧パッケージのものです
オリジンは良質な動物性原材料が贅沢に使われていることに加えて、グレインフリーのレシピを採用している、高タンパク・低炭水化物のキャットフードです。
そして、ここで取り上げている「オリジナルキャット」を含めて、計5種類のドライフードを取り揃えていますが、どれも高脂質・高カロリーな傾向があることは変わりません。
このような成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫や運動量が多い活発な成猫、少食の成猫用フードとしておすすめです。
もちろん、着色料などの猫に必要のないものは使われていませんし、原材料の個々の生産者まで辿れるトレーサビリティも整っており、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。
主原料 | 新鮮鶏肉 |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:40%以上 脂質:20%以上 繊維質:3%以下 水分:10%以下 カロリー:416.0kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 直径:約8~10mm 厚さ:約3~4mm 形状:円型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性原材料の割合が8割以上 |
価格/内容量 | 1,485円/340g 6,600円/1.8kg 15,675円/5.4kg |
100gあたりの価格 (1.8kgの販売価格を参照) |
約367円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約238円 |
アカナ インドアエントリー
※パッケージ画像は「ワイルドプレイリーキャット」の旧パッケージのものです
アカナはオリジンと同じチャンピオンペットフーズ社のキャットフードで、オリジンに比べると動物性原材料の割合がやや少なくなっているものの、高タンパク・低炭水化物のドライタイプのキャットフードということは変わりません。
そして、ラインナップ数はオリジンよりも多くなっているほか、動物性タンパク源が魚類だけに限定されているフードがあり、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な愛猫にも対応しやすくなっています。
また、ここで取り上げている「インドアエントリー」については、そのほかのラインナップよりも脂質とカロリーが控えめに調整されており、愛猫の運動量・食事量に配慮して選ぶこともできます。
なお、アカナは7種類のラインナップのうちの3種類がグレインフリーのレシピを、「インドアエントリー」を含めた4種類がグルテンフリーのレシピを採用しています。
主原料 | 新鮮鶏肉 |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:37%以上 脂質:14%以上 繊維質:6%以下 水分:10%以下 カロリー:363.0kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 一辺:約10mm 形状:トライアングル型 |
特長 | ・グルテンフリー ・室内飼いの成猫に配慮して成分バランスを調整 |
価格/内容量 | 1,236円/340g 4,347円/1.8kg 9,725円/4.5kg |
100gあたりの価格 (1.8kgの販売価格を参照) |
約242円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約161円 |
アーテミス オソピュア サーモン&ガルバンゾー
アーテミスには【フレッシュミックス】と【オソピュア】という2つのシリーズがあり、【フレッシュミックス】は小麦グルテンフリーのレシピを、【オソピュア】はグレインフリーのレシピを採用しています。
ここで取り上げている【オソピュア】の「サーモン&ガルバンゾー」は、主原料としてフレッシュサーモンが使われているだけでなく、魚類(サーモン)以外の動物性タンパク源が使われていません。
そして、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーはやや高めになっており、運動量が多めの成猫や少食の成猫用としておすすめです。
また、【オソピュア】には缶詰タイプの主食用ウェットフードもあり、いつものドライフードにトッピングして与えたり、ドライフードの代わりにそのまま与えたりなど、状況に合わせて色々な与え方ができることも強みです。
主原料 | フレッシュサーモン |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:35.0%以上 脂質:18.0%以上 繊維質:3.0%以下 水分:10.0%以下 カロリー:386.1kcal/100g |
対象 | 全年齢 |
粒サイズ | 直径:約9mm 厚さ:約3mm 形状:円型 |
特長 | ・グレインフリー ・動物性タンパク源が魚類のみ |
価格/内容量 | 3,850円/900g 6,380円/1.8kg 12,650円/4.5kg |
100gあたりの価格 (1.8kgの販売価格を参照) |
約354円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約269円 |
ハッピーキャット アトランティックサーモン
※パッケージ画像は「グレインフリー シーフィッシュ(現在は廃盤)」のものです
ハッピーキャットは年齢や食の好み、体質やお悩みなどに配慮して、原材料の内容と成分バランスを調整したキャットフードを取り揃えています。
この記事で取り上げた「アトランティックサーモン」については、主原料としてポルトリープロテインが使われているグルテンフリーのキャットフードで、タンパク質・脂質・カロリーは標準的と言えるくらいの範囲になっています。
このことから、適度に運動をする成猫用としておすすめです。
また、グルコサミンとコンドロイチンを豊富に含む、緑イ貝が配合されていることも見逃せません。
主原料 | ポルトリープロテイン |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:33.0% 脂質:15.0% 繊維質:3.0% 水分:9.0% カロリー:380.0kcal/100g |
対象 | 成猫以上 |
粒サイズ | 直径:約7.5~11mm 厚さ:約4.5~7.5mm 形状:円型 |
特長 | ・グルテンフリー ・緑イ貝配合 |
価格/内容量 | 1,331円/300g 4,356円/1.3kg 9,317円/4kg 18,634円/10kg |
100gあたりの価格 (1.3kgの販売価格を参照) |
約335円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約209円 |
ピュリナワン グレインフリー チキン
※パッケージ画像は「1歳までの子ねこ用」のものです
ピュリナワンもハッピーキャットと同じように、タンパク源の内容や成分バランスを調整した様々なキャットフードを取り揃えています。
ここで取り上げた「グレインフリー チキン」は商品名の通り、グレインフリーのレシピを採用しているほか、新鮮な肉・魚を主原料として使用、合成着色料・香料不使用という条件も満たしています。
そして、やや高タンパクかつ脂質は標準的な範囲に、カロリーについてはかなり高めになっていることから、運動量が多い活発な愛猫や少食の愛猫用としておすすめです。
“たんぱく加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になるものの、流通量が多いメジャーなキャットフードということと、手に取りやすい価格も加味してピックアップしてみました。
主原料 | チキン |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:35%以上 脂質:14%以上 繊維質:2%以下 水分:12%以下 カロリー:約413kcal/100g |
対象 | 成猫以上 |
粒サイズ | 直径:約6~10mm 形状:円型、トライアングル型、ほぐし粒 |
特長 | ・グレインフリー ・使い勝手のいい小分け包装 |
価格/内容量 | 1,936円/1.6kg(400g×4袋) |
100gあたりの価格 | 約121円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約97円 |
シュプレモ 成猫用 チキン&サーモン
厳選された17種類の自然素材が使われており、動物性タンパク源が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用しているシュプレモ。
それに加えて、品質が不明瞭な原材料や香料・着色料不使用という条件を満たしているほか、メインの動物性タンパク源や成分バランスの傾向が違う4種類のドライフードを取り揃えています。
ここで取り上げている「成猫用 チキン&サーモン」は、適度にタンパク質と脂質を含みつつもカロリーはやや控えめで、室内飼いで運動量が少ない成猫の主食としてぴったりです。
また、子猫用フードについては、成猫用フードよりも高タンパク・高脂質・高カロリーで、年齢に合わせてきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。
主原料 | チキン(肉) |
---|---|
主な成分値 | タンパク質:35.0%以上 脂質:14.0%以上 繊維質:4.0%以下 水分:8.0%以下 カロリー:365kcal/100g |
対象 | 成猫以上 |
粒サイズ | 直径:約8~10mm 形状:円型 |
特長 | ・小麦グルテンフリー ・17種類の自然素材を厳選 |
価格/内容量 | 1,439円/400g 4,837円/2kg |
100gあたりの価格 (2kgの販売価格を参照) |
約242円 |
1日あたりの餌代 (5.5kgの成猫を想定) |
約181円 |
ノルウェージャンフォレストキャットの餌で迷った時はジャガーがおすすめ
ここまで読み進めたところで愛猫のキャットフード選びに迷った時には、ジャガーをおすすめします。
当サイトがノルウェージャンフォレストキャット用のフードとして、ジャガーをおすすめする理由は以下の通りです。
- 動物性原材料の割合が全体の約80%
- 品質・内容が不明瞭な原材料は不使用
- 着色料などの猫に必要のないものは不使用
- 高タンパクでカロリーは高すぎない
- 定期コース利用で最大20%の割引が適用
まず言えることは、ジャガーはチキン生肉などの動物性原材料の割合が全体の約80%を占めており、ノルウェージャンフォレストキャットにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。
それに加えて、品質・内容が不明瞭な原材料や、着色料などの猫に必要のないものは一切使われていませんし、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているので、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛猫にも与えられます。
また、高タンパクでカロリーは高すぎず、給餌量の調整で幅広い年齢に対応しやすいことも強みです。
そして、公式サイトでは最大20%の割引が適用される定期コースが導入されており、定期コースに継続回数の縛りがなく、気軽にお試しできることも嬉しいポイントです。
ノルウェージャンフォレストキャットの子猫の餌でおすすめは?
“子猫用”という条件に絞ってノルウェージャンフォレストキャットの餌を選ぶとするなら、カナガンのチキンをおすすめします。
第一原材料として乾燥チキンが、第二原材料としてチキン生肉が使われていることに加えて、グレインフリーのレシピを採用しており、適度にタンパク質と脂質を含みつつも高カロリーなドライフードになっています。
このような成分バランス上、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫用としてぴったりです。
以下の記事では、子猫のキャットフードの選び方を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
ノルウェージャンフォレストキャットの餌の量と回数
大きくてがっしりとした体のノルウェージャンフォレストキャットですが、そのほかの猫種と餌の量の考え方が全然違うというわけではありません。
基本的にはキャットフードのパッケージや、公式サイトに掲載されている給餌量を参考にすれば大丈夫です。
ただ、どのフードにしても掲載されている給餌量はあくまで“目安量”にすぎず、実際のところは年齢や体重だけでなく、体質や飼育環境によっても適量が変わってきます。
そのため、愛猫の便の固さや体重を確認しながら、給餌量を調整するようにしてください。
なお、便の固さについてですが、柔らかめな便なら餌の量が多い可能性が、反対に固めな便なら餌の量が少ない可能性があります。
それと、成猫の餌の回数は1日2回が目安ですが、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛猫なら回数を増やして様子見・・・といったように、食事量に合わせて回数を増やす分には問題ありません。
子猫の餌の量と回数の補足
育ち盛りの子猫の時期は成猫の時期よりもたくさんの栄養が必要なので、体重に対しての餌の量も多くなります。
そして、成長が緩やかになるにつれて、成猫の時期の給餌量に近づけていきます。
子猫の餌の回数に関しては、生後5ヶ月くらいはまでは1日3~5回を目安にして、1日の必要量を食べられるようにしましょう。
生後6ヶ月以降の子猫の餌の回数は、1日2~3回が目安です。
シニア猫の餌の量と回数の補足
シニア猫の給餌量については、成猫の時期の1~2割くらい減らした量が目安になります。
ただ、シニア猫と言われる年齢を迎えてすぐに活動量が落ちるわけではありませんし、愛猫にこれといった変わりがなければ餌の量を減らさなくても大丈夫です。
シニア猫の餌の回数は1日3~4回を目安にしつつ、一回であまり量を食べられなくなった場合や、消化吸収に配慮してゆっくりと食べさせたい場合には、餌の回数を多めにしてあげるといいでしょう。
ノルウェージャンフォレストキャットの餌代について
ノルウェージャンフォレストキャットは体が大きな猫種ということもあり、一般的なサイズの猫種に比べると月々の餌代は高くなります。
と言っても、キャットフードによって販売価格やカロリーが違うので、実際には与えるキャットフードによっても餌代が大きく変わってきます。
そこで参考までに、ノルウェージャンフォレストキャットにおすすめの3種類のキャットフードの餌代を比較してみました!
(※どれも5.5kgの成猫に毎日の主食として与えることを想定しています)
ピュリナワン (グレインフリー チキン) |
ジャガー | アーテミス オソピュア (サーモン&ガルバンゾー) |
|
---|---|---|---|
1日あたり | 約97円 | 約162円 | 約269円 |
1ヶ月あたり | 約2,910円 | 約4,860円 | 約8,070円 |
3ヶ月あたり | 約8,730円 | 約14,580円 | 約24,210円 |
半年あたり | 約17,460円 | 約29,160円 | 約48,420円 |
1年あたり | 約34,920円 | 約58,320円 | 約96,840円 |
一概には言えないものの、一般的には価格が高くなるにつれて動物性タンパク源の割合が増えたり、品質面にこだわりを持って作られていたり、手間ひまのかかる調理法で作られている傾向があります。
対照的に、価格が安くなるにつれて動物性タンパク源の割合が減り、それよりも安く仕入れられる穀物の割合が増えたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、猫にとって必要のない添加物が使われている傾向があります。
とは言え、愛猫の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質面・安全性に気を配りつつも、無理なく購入できる価格帯のフードの中から選ぶことをおすすめしています。
まとめ
ノルウェージャンフォレストキャットの餌を選ぶにあたっては、動物性タンパク源が主原料として使われているかや、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていないかに気を配って選んであげることが大切です。
また、着色料などの猫にとって必要のないものが使われていないかや、適度に繊維質が含まれているかにも注目しておくといいでしょう。
現在は様々なキャットフードが販売されていますが、原材料の種類や割合、成分バランスは様々です。
最終的に愛猫に与えるフードを購入するのは私たち飼い主ですし、だからこそ愛猫のことを第一に考えたうえで、自分自身も納得のいくキャットフード選びを心がけたいところですね。
ここまで読み進めたところで、もしもまだノルウェージャンフォレストキャットのキャットフード選びに迷っているなら、まずはジャガーをお試ししてみることをおすすめします。
なお、ジャガーの公式サイトでは、まとめ買い袋数に応じて最大20%の割引が適用される定期コースが導入されており、1袋(1.5kg)だけの購入でも10%の割引が適用され、通常価格5,038円のところを504円オフの4,534円で購入できます。
また、定期コースには特に継続回数の縛りはなく、次回配送予定日の7日前までに手続きすれば何回目からでも解約できます。
このことから、ジャガーをお試しするならまずは定期コースで1袋だけ購入してみて、愛猫に合っているかどうかを確認しながら、定期コースを継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。