ノーフォークテリアにおすすめの餌5選｜15種類のドッグフードを比較！

胴長短足で垂れた耳が可愛らしく、好奇心旺盛で非常に活発な小型犬でもあるノーフォークテリア。

そんなノーフォークテリアの餌を選ぶにあたっては、主原料として使われている原材料や脂質とカロリーのバランス、ノーフォークテリア向けの成分が配合（強化）されているかどうかに注目して選んであげることが大切です。

この記事ではノーフォークテリア向けのドッグフードの選び方や、ノーフォークテリアにおすすめのドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ノーフォークテリアのドッグフードの選び方

ノーフォークテリアのドッグフードを選ぶにあたって、いくつか注目しておきたいポイントがあります。

順番に見ていきましょう。

主原料として動物性タンパク源が使われている

まずはじめに確認しておきたいことは、主原料として動物性タンパク源（肉・魚）が使われているかどうかです。

これはノーフォークテリアだけに限った話でははなく、肉・魚から摂り入れられる動物性タンパク質は、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素です。

その一方で、ドッグフードの販売価格が安くなるにつれて動物性タンパク源の割合が減り、動物性タンパク源よりも安く仕入れられる小麦やトウモロコシなどの穀物の割合が増える傾向にあります。

ただ、犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のドッグフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。

このことから、タンパク源の割合に特にこれといったこだわりがない限りは、ノーフォークテリアの愛犬には動物性タンパク源が主原料として使われており、高タンパクなドッグフードを選んであげることをおすすめしています。

ドッグフードの原材料一覧には使われている割合が多い順に記載されているので、最初に鶏肉や白身魚といった肉・魚が記載されていれば、主原料として動物性タンパク源が使われているドッグフードということになります。

脂質とカロリーのバランスが愛犬に合っている

タンパク質含有量を確認する際には、脂質とカロリーのバランスにも気を配っておきましょう。

ノーフォークテリアは猟犬としても活躍している小型犬ということもあり、好奇心旺盛で非常に活発な一面があります。

その一方で、胴長短足という体型から足腰や関節に負担がかかりやすいので、体重が増えすぎて余計な負担をかけてしまわないよう気をつけなければいけません。

そのため、食欲旺盛な愛犬や運動量が少なめな愛犬には脂質とカロリーが控えめなドッグフードを、少食の愛犬や運動量が多い活発な愛犬には脂質とカロリーが高めなドッグフードを・・・といったように、運動量・食事量に配慮して選んであげるといいでしょう。

また、年齢（ライフステージ）に合わせてドッグフードを選ぶのも大切なことで、子犬には成犬期よりも高脂質・高カロリーなドッグフードが、シニア犬には成犬期よりも低脂質・低カロリーなドッグフードがおすすめです。

ノーフォークテリア向けの成分が配合されている

そのほかには、ノーフォークテリア向けの成分が配合（強化）されているかにも注目しておきたいところです。

直前の項目でも触れたように、ノーフォークテリアは足腰や関節に負担がかかりやすいので、【グルコサミン/コンドロイチン/コラーゲン/ヒアルロン酸/MSM（メチルスルフォニルメタン）】といった成分が配合（強化）されているドッグフードが特におすすめです。

また、トイマンチェスターテリアの皮膚・被毛に配慮してドッグフードを選びたいと考えている場合には、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスに注目してみてください。
（※2つの脂肪酸の含有量が掲載されていないドッグフードもあります）

2つの脂肪酸はどちらか一方だけではなくバランスよく摂り入れることが大切で、現時点の暫定的な見解ではあるものの、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【5:1～10:1】くらいがいいのではないかと考えられています。

犬にとって必要のない添加物が使われていない

犬にとって必要のない添加物が使われていないかどうかも、きちんと確認しておきましょう。

ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているもの珍しくありませんが、それらの添加物がアレルギーや涙やけの原因になることがあります。

BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤は、ドッグフードの酸化を抑える目的で添加されるものの、ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。

着色料については見た目を良くする目的で添加されますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでドッグフードに色味をつける意味はありません。

ノーフォークテリア向けの餌は？15種類のドッグフードを比較！

ノーフォークテリアや小型犬用として評判のいい15種類のドッグフードの主原料と主な成分値、オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸のバランスと気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました！

一つ一つの項目に目を通していくと、主原料として穀物・イモ類が使われているドッグフードがあることや、タンパク質含有量に物足りなさを感じるドッグフードがあることが分かります。

また、“◯◯ミール”という動物性原材料が使われており、品質面についての補足が特にされていないドッグフードや、人工の酸化防止剤・調味料・着色料が使われているドッグフードも見られました。

なお、“動物性油脂（動物性脂肪）”と“タンパク加水分解物（加水分解タンパク）”に関しては、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありません。

ただ、ここで取り上げた動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の補足がないことが、タンパク加水分解物は製造工程の補足がされていないことが気になりました。

ノーフォークテリアにおすすめのドッグフード5選

これまでの内容を踏まえつつ、ノーフォークテリアにおすすめの5種類のドッグフードを紹介します。

ちなみに、販売価格や原材料は調査した時点の情報を参考にしています。
（※2025年4月に公式サイトとAmazonで調査）

カナガン

※各項目は「チキン」のものです

メインの動物性タンパク源が違う複数のドライフードがあり、愛犬の食の好みやお悩みに配慮して選べるカナガン。

この記事で取り上げている「チキン」は第一原材料としてチキン生肉が、第二原材料として乾燥チキンが使われており、2つの動物性タンパク源の割合が全体の半分以上を占めています。

そして、高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めで、好奇心旺盛で活発なノーフォークテリアの主食としてぴったりです。

また、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも評価できますし、オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸の割合は【3.1:1】とまずまずのバランスです。

モグワン

良質な動物性タンパク源（チキンとサーモン）が主原料、着色料などの犬に必要のないものは不使用、という条件を満たしていることに加えて、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しているモグワン。

また、先に取り上げたカナガンの「チキン」と同じように、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも、ノーフォークテリアのドッグフードとしてモグワンをおすすめする理由の一つです。

主要な成分バランスについては、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲になっていることから、それほど運動量が多くない成犬や歳をとったシニア犬用としておすすめです。

なお、モグワンとカナガンの「チキン」は小ぶりでドーナツ型の粒になっていますが、このような形状のドライフードは軽めの力で噛み砕きやすく、水やぬるま湯でふやかしやすいというメリットがあります。

ブラバンソンヌ

※各項目は「小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ」のものです

ブラバンソンヌには人間でも食べられる高品質な原材料が使われており、年齢や体質、食の好みに合わせて選べるように、タンパク源の内容や成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えています。

そして、どのフードも動物性タンパク源が主原料として使われていることや、犬に必要のないものが一切使われていないことは共通しており、グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用しています。

この記事で取り上げた「小型犬の成犬用 オーシャンフィッシュ」は、高タンパク・高脂質でカロリーはやや控えめ～標準的と言えるくらいの範囲になっており、適度に運動をするノーフォークテリアの成犬用としておすすめです。

また、関節に配慮してグルコサミン・コンドロイチンが配合されていることも見逃せません。

アカナ

※各項目は「スモールブリードレシピ 成犬用」のものです

良質な動物性原材料が贅沢に使われているだけでなく、低GIの野菜と果物が使われている高タンパク・低炭水化物のドッグフードのアカナ。

また、先に取り上げたブラバンソンヌ以上に豊富なラインナップを取り揃えており、ほぼ全てのフードがグレインフリーのレシピを採用しています。
（※【クラシック】というシリーズにはオーツ麦が使われています）

例えば、この記事で取り上げた「スモールブリードレシピ 成犬用」は、高脂質な一方でカロリーはやや控えめなドライフードですが、低脂質・低カロリーな「ライト＆フィットレシピ」というドライフードもあり、愛犬の運動量・食事量に配慮して選べます。

さらに、動物性タンパク源が1種類だけに限定された【シングル】というシリーズもあり、複数のタンパク源にアレルギーのある食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。

POCHIザ・ドッグフード

※各項目は「ベーシック ワイルドサーモン」のものです

POCHIザ・ドッグフードのドライフードには、良質な動物性タンパク源が主原料として使われていることに加えて、グレインフリーのレシピを採用していることもあってかかなり高タンパクです。

その一方で、ウェットフードなどをトッピングして与えることを考慮されていることから、脂質とカロリーはかなり控えめに調整されています。

このような成分バランス上、トッピングなしでPOCHIザ・ドッグフード（ドライ）を与えると仮定した場合、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬・シニア犬向け、という捉え方ができます。

もちろん、品質・内容が不明瞭な原材料や、香料・着色料などの犬に必要のないものは一切使われていませんし、「ワイルドサーモン」のほかに「3種のポルトリー」と「ラム」があり、食の好みや体質に配慮して選ぶこともできます。

まとめ

ノーフォークテリアのドッグフードを選ぶにあたっては、主原料として動物性タンパク源が使われているかや、脂質とカロリーのバランスが愛犬に合っているか、グルコサミン・コンドロイチンといった成分が配合されているかに注目して選んであげることが大切です。

また、オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸のバランスや、着色料などの犬に必要のないものが使われていないかにも気を配っておくといいでしょう。

ここまで読み進めたところで、もしもまだノーフォークテリアの愛犬のドッグフード選びに迷っているなら、まずはカナガンの「チキン」をお試ししてみることをおすすめします。

当サイトがノーフォークテリア用のドッグフードとして、カナガンの「チキン」をおすすめする理由は以下の通りです。

まず言えるのは、カナガンの「チキン」には主原料として良質な鶏肉が使われており、ノーフォークテリアにとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れられることです。

そして、高タンパクかつ脂質とカロリーもやや高めなドライフードということで、好奇心旺盛で活発なノーフォークテリアの主食としてぴったりです。

また、グルコサミン・MSM・コンドロイチンが配合されていることも、ノーフォークテリア用としてカナガンの「チキン」をおすすめする理由の一つで、香料・着色料などの犬に必要のないものが一切使われていないことも評価できます。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でカナガンを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。