レオナルドキャットフードを愛猫家の評判も踏まえて5項目で評価!

良質な原材料を使用、人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用という条件を満たしていることに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したドライフードも取り揃えているレオナルドキャットフード。

また、年齢に合わせて成分バランスを調整したドライフードがあるほか、ウェットフードの種類も豊富です。

今回はそんなレオナルドキャットフードの口コミ・評判を126件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

レオナルドキャットフードの悪い口コミ・評判

レオナルドキャットフードの悪い口コミ・評判は「残念ながら食いつきはいまいち」、「うちの猫には合わなかったみたい」、「値段が高くて気軽には買えない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、レオナルドには人工の香料・調味料が使われていないことや、タンパク源の種類が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(13件)
  • うちの猫には合わなかった(7件)
  • 値段が高い(3件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2023年9月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

レオナルドの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

この理由としてまず考えられるのは、単純に選んだフードの風味や食感が好みではなかったことです。

また、レオナルドには人工の香料・調味料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていますが、一般的には人工の香料・調味料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあります。

そのため、それらの人工添加物が使われていないフードを食べ慣れていない猫にとっては、レオナルドの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

うちの猫には合わなかった

次に多かった悪い口コミ・評判は「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声を確認できました。

消化不良の原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

レオナルドはタンパク源の種類が違う様々なキャットフードを取り揃えていますが、何かしらのタンパク源が体質に合わずに消化不良を起こしてしまった可能性が考えられます。

食物アレルギーというと穀物だけを連想しがちですが、特定の動物性タンパク源やイモ類・豆類が原因になることもあるので、食に敏感な愛猫にレオナルドを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも注目しておくといいでしょう。

値段が高い

通販サイトとSNSで調査した悪い口コミ・評判の中には、「レオナルドは値段が高い」という内容のレビューもありました。

良質な原材料を使用、人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用という条件を満たしていることもあり、店頭のペットフードコーナーでよく見かける激安フードと比較すると、レオナルドの値段はかなり高いです。

どれだけ品質面にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで踏まえてお試しすることをおすすめします。

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レオナルドキャットフードの総合評価

レオナルドキャットフードの良い口コミ・評判

レオナルドキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えられるキャットフード」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューがあり、その中でも食いつきのよさを評価する声が特に多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、レオナルドは動物性タンパク源の種類が違う様々なドライフードや、ウェットフードを取り揃えていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(71件)
  • 原材料に安心感がある(15件)
  • うちの猫には合っている(11件)
  • 成分バランスがいい(6件)

という結果になっています。

食いつきがいい

レオナルドの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが13件、「食いつきがいい」というレビューが71件という件数を踏まえても、レオナルドはたくさんの猫たちに受け入れられているキャットフードと捉えてよさそうです。

食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、レオナルドは動物性タンパク源の種類が違うキャットフードを取り揃えていることです。

特に、ウェットフードのラインナップが豊富で、食にこだわりのあるグルメな愛猫の好みにも合わせやすくなっています。

原材料に安心感がある

次に多かったレオナルドの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」といった内容のレビューです。

まず、レオナルドには厳選された良質な原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、レオナルドには人工のものではなく、天然由来の酸化防止剤が添加されていることや、着色料が使われていないことも安心感に繋がります。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありませんからね。

うちの猫には合っている

そのほかに見つかったレオナルドの良い口コミ・評判は、「うちの猫には合っている」という内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、レオナルドには動物性タンパク源が主原料として使われていることや、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したドライフードも取り揃えていることです。

その一方で、安さをウリにしているフードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、肉食動物の猫は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

また、穀物の中でも小麦とトウモロコシはアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、グレインフリーのレシピを採用しているフードなら、小麦とトウモロコシはもちろん穀物全般にある愛猫にも与えられます。

成分バランスがいい

調査した口コミ・評判の中には、「レオナルドは成分バランスがいい」という内容のレビューもあり、具体的にはミネラルバランスやカロリーに注目する飼い主の声を確認できました。

レオナルドはカルシウム・リン・マグネシウムのバランスがしっかりと調整されていますし、年齢に配慮して成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

全体的には高脂質・高カロリーなドライフードが多く、運動量が多い活発な成猫や少食の成猫用フードとして特におすすめです。

レオナルドキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
うちの猫には合わなかった
値段が高い
良い口コミ 食いつきがいい
原材料に安心感がある
うちの猫には合っている
成分バランスがいい

レオナルドキャットフードの悪い口コミ・評判は「残念ながら食いつきはいまいち」、「うちの猫には合わなかったみたい」、「値段が高くて気軽には買えない」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、レオナルドキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「安心して与えられるキャットフード」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューがあり、その中でも食いつきのよさを評価する声が特に多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、レオナルドは動物性タンパク源の種類が違う様々なドライフードや、ウェットフードを取り揃えていることが関係していると考えられます。

レオナルドキャットフードの種類

レオナルドキャットフードにはタンパク源の種類の違うドライフードや、年齢に合わせて成分バランスを調整したドライフードがあるほか、缶詰タイプのウェットフードとパウチタイプのウェットフードも取り揃えています。

ドライフード

対象 商品名 タンパク質 脂質 水分 エネルギー
(100gあたり)
子猫 キトン グラニュラースタート 34% 22% 10% 428kcal
キトン 34% 22% 10% 410kcal
キトン グレインフリー 34% 22% 10% 408kcal
成猫 ラム 32% 20% 10% 397kcal
ダック 32% 20% 10% 399kcal
フィッシュ 32% 20% 10% 397kcal
ライト 35% 12.5% 10% 361kcal
コンプリート 32/16 32% 16% 10% 385kcal
グレインフリー サーモン 32% 20% 10% 394kcal
グレインフリー ポートリー 32% 18% 10% 386kcal
グレインフリー マキシム 32% 18% 10% 386kcal
フレッシュミート ダック ローカーボ・フォーミュラ 40% 22% 10% 415kcal
フレッシュミート サーモン ローカーボ・フォーミュラ 40% 22% 10% 415kcal
フレッシュミート ビーフ ローカーボ・フォーミュラ 40% 22% 10% 415kcal
シニア猫 シニア 28% 15% 10% 374kcal

ドライフードは子猫用が3種類、成猫用が11種類、シニア猫用が1種類というラインナップです。

このうち、「グラニュラースタート」はミルクや水に混ぜやすい形状の離乳食になっており、固形物を食べ慣れていない子猫用としてぴったりです。

また、成猫用には「フィッシュ/ダック/ラム」といったメインのタンパク源が違うラインナップがありますが、主要な成分バランス(タンパク質・脂質・カロリー)はほとんど変わりません。

 

「ライト」については、そのほかの成猫用フードと比べると脂質とカロリーが控えめで、食の好みだけでなく食事量、運動量に合わせて選ぶこともできます。

そして、商品名に”グレインフリー”と付けられているドライフードは穀物不使用のレシピを採用しており、”フレッシュミート”と付けられているものは穀物不使用かつ、かなり高タンパクなドライフードになっています。

ウェットフード

シリーズ 商品名
クオリティーセレクション 缶詰タイプ 豊富なダッグ(鴨)
豊富なビーフ
ピュアポートリー
豊富なレバー
豊富な海洋魚
豊富なウサギ
キトンポートリー(子猫)
ファイネスト セレクション パウチタイプ キジとクランベリー
ピュアターキー
水牛+ブルーベリー
鹿+ブルーベリー
ラム&クランベリー
子牛&ベジタブル
ポートリー+卵
ダック&チーズ
ウサギ&クランベリー
マス+キャットニップ(またたび)
ミートメニュー
ピュアチキン
フィッシュ&シュリンプ
ピュアビーフ
キトン(子猫用)
+エクストラ フィレ 鹿肉入り
ターキー
サーモン
ラム
ニシン
チキン
+エクストラ プルドビーフ ラム
カモ
チキン
ターキー
ビーフ
ドリンク サーモン
ダック&チーズ
ビーフ

レオナルドのウェットフードに関しては「クオリティーセレクション」、「ファイネストセレクション」、「+エクストラ フィレ」、「+エクストラ ブルドビーフ」、「ドリンク」の5シリーズに分けられています。

このうち、「ドリンク」は水分を取りたがらない愛猫や、ドライフードの補助に便利な成猫用補助食になっています。

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レオナルドキャットフードの総合評価

レオナルドキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
サーモン(30%)、米、フィッシュミール(海魚より)(12.5%)、低灰分家禽タンパク質乾燥(12.5%)、トウモロコシ、家禽肉脂肪、海洋動物プランクトン粉 (オキアミ 5%)、加水分解された家禽肉レバー、ライ麦モルト、乾燥卵、乾燥醸造酵母(2.5%)、圧搾されたブドウ種(1.5%)、チアシード(1.3%)、乾燥イナゴマメさや、塩化ナトリウム、塩化カリウム、チコリイヌリン
※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載

ここからは、レオナルドキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「フィッシュ」の原材料一覧です)

良質な原材料が使われているドイツ産キャットフード

レオナルドはペット先進国ドイツ産のキャットフードということもあり、厳選された良質な原材料が使われています。

原材料一覧を見る限りでは内容が不明瞭なものは一切使われていませんし、ドライフード「フィッシュ」を例に挙げると、”サーモン(30%)”といったように動物性原材料の割合まで明記されており、品質面へのこだわりを感じられます。

それに加えて、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用したドライフードまで取り揃えており、食に敏感な愛猫にも対応しやすいことも強みです。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物も使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。

レオナルドキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 32%
粗脂肪 20%
粗灰分 8.5%
粗繊維 2.3%
水分 10%
カルシウム 1.2%
リン 0.8%
マグネシウム 0.09%
ナトリウム 0.4%
エネルギー 397kcal/100g

原材料の次は、レオナルドキャットフードの成分を評価していきます!
(※表はドライフード「フィッシュ」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

レオナルドのドライフードのタンパク質は28〜40%、脂質は12.5〜22%、水分は10%、カロリーは100gあたり361〜428kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスにかなりの差があります。

全体的な傾向としては、適度にタンパク質を含みつつも高脂質・高カロリーなドライフードが多く、運動量が多い活発な成猫や少食な成猫用フードとして特におすすめです。

また、子猫用ドライフードについては、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子猫に配慮してか、通常の成猫用フード以上に脂質とカロリーが高めになっています。

その一方で、シニア猫用ドライフードはタンパク質・脂質・カロリーが通常の成猫用フードよりも控えめに調整されていますが、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用としては脂質とカロリーが高めで、タンパク質含有量には若干の物足りなさを感じました。

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レオナルドキャットフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
400g 1,672円 1,672円 1,672円
2kg 6,875円 6,875円 6,875円

レオナルドキャットフードの販売元のオキナワペットフードの公式サイトと楽天市場、Amazonでドライフード「フィッシュ」の販売状況を調整してみたところ、公式サイトの販売価格と楽天・Amazonの最安値は同じという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年9月に確認しました)

レオナルドは取扱店が少ないキャットフードなので、レオナルドを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販ならわざわざ重い袋を持ち運ぶ手間が省けますし、一定金額以上の購入で送料無料になる販売店も多いですからね。

レオナルドキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 4.5
コスパ 2.0
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 1,672円/400g
6,875円/2kg
※ドライフード「成猫用 フィッシュ」
※2023年9月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ドイツ
販売会社 有限会社オキナワペットフード

当サイトのレオナルドキャットフードの総合評価はAランクです。

良質な原材料を使用、香料・着色料などの猫に必要のないものは不使用という条件を満たしており、タンパク源の種類や成分バランスが違う様々なドライフードを取り揃えていることは魅力的です。

また、グレインフリーのレシピを採用しているドライフードもあるほか、ウェットフードの種類も豊富で、食の好みや体質に配慮して選べることも評価できます。

決して安いとは言えない価格帯のキャットフードではあるものの、「愛猫には品質面・安全性ともにきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えている場合には、レオナルドを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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