アーテミスキャットフードを徹底評価!愛猫家の口コミ・評判はどう?

人用の食品レベルの原材料を使用、人工の酸化防止剤・香料・着色料は不使用という条件を満たしていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているアーテミスキャットフード。

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているドライフードとウェットフードもあり、愛猫の食の好みやアレルギーに配慮して選びやすくなっています。

今回はそんなアーテミスキャットフードの口コミ・評判を104件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛猫のキャットフード選びの参考にしてみてください。

アーテミスキャットフードの悪い口コミ・評判

まずはじめに、SNSで調査したアーテミスキャットフードの悪い口コミ・評判をピックアップしてみました!

アーテミスキャットフードの悪い口コミ・評判は「我が家の愛猫の食いつきはいまいちだった」、「うちの猫には合わなかったみたい」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、単純に風味や食感が好みに合わなかったことや、選んだフードのタンパク源の種類が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(18件)
  • うちの猫には合わなかった(10件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2023年9月にAmazon、楽天、X、インスタグラムで調査しました。

食いつきはいまいち

アーテミスキャットフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

この理由としてまず考えられるのは、単純に風味や食感が好みに合わなかったことですが、アーテミスキャットフードは2種類のドライフードと5種類のウェットフードを取り揃えているので、食にこだわりのあるグルメな愛猫の好みにも合わせやすいです。

また、アーテミスキャットフードには人工の香料・調味料が使われていませんが、それらの添加物が使われている猫にとっては、アーテミスキャットフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

うちの猫には合わなかった

次に多かったアーテミスキャットフードの悪い口コミ・評判は、「うちの猫には合わなかった」という内容のレビューです。

具体的には「下痢気味になった」という飼い主の声や、「吐き戻しが増えた」という飼い主の声を確認できました。

下痢や吐き戻しの原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

 

アーテミスキャットフードには比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているものの、猫によってアレルギーの原因は様々です。

例えば、”フレッシュミックス フィーライン”には【大麦/米糠】が使われていますが、体質によっては穀物全般が合わないこともありますし、主原料として使われている鶏肉などの特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもあります。

そのため、食に敏感な愛猫にアーテミスキャットフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目しておくといいでしょう。

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アーテミスキャットフードの総合評価

アーテミスキャットフードの良い口コミ・評判

次に、SNSで調査したアーテミスキャットフードの良い口コミ・評判をピックアップしてみました!

アーテミスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて気に入っている」、「安心して愛猫に与えられる」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アーテミスは風味・食感が違うキャットフードを取り揃えていることや、猫に必要のないものが一切使われていないことが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(51件)
  • 原材料に安心感がある(18件)
  • うちの猫には合っている(7件)

という結果になっています。

食いつきがいい

アーテミスキャットフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

ただ、「食いつきはいまいち」というレビューが18件、「食いつきがいい」というレビューが51件という件数を踏まえると、アーテミスキャットフードの食いつきは高くもなく低くもない平均レベルくらい・・・という印象を受けました。

食いつきについてのメリットを挙げるとすれば、悪い口コミ・評判の項目でも触れた通り、風味や食感の違うフードを取り揃えており、食の好みに合わせて選びやすいことです。

また、缶詰タイプのウェットフードは主食用としての栄養基準を満たしており、主食用ドライフードの代わりにそのまま与えられることも強みです。

原材料に安心感がある

次に多かったアーテミスキャットフードの良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、アーテミスキャットフードには人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

それに加えて、人工の酸化防止剤ではなく天然由来の酸化防止剤が添加されていることや、香料に頼らずに原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていること、色味をつけるための着色料が使われていないことも安心感に繋がります。

そもそもの問題として、猫は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、猫にとっては着色料を使ってまで色味をつける意味はありませんからね。

うちの猫には合っている

「うちの猫には合わなかった」というレビューとは対照的に、「うちの猫には合っている」という内容のレビューも見られました。

この理由として考えられるのは、アーテミスキャットフードにはアレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることでしょう。

具体的には、アーテミスキャットフードは小麦グルテンフリーのドライフードを1種類、グレインフリーのドライフードを1種類、グレインフリーのウェットフードを5種類取り揃えています。

それに加えて、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉や、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われておrず、食に敏感な愛猫にも対応しやすくなっています。

アーテミスキャットフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
うちの猫には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
原材料に安心感がある
うちの猫には合っている

アーテミスキャットフードの悪い口コミ・評判は「我が家の愛猫の食いつきはいまいちだった」、「うちの猫には合わなかったみたい」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、アーテミスキャットフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて気に入っている」、「安心して愛猫に与えられる」、「うちの猫には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アーテミスは風味・食感が違うキャットフードを取り揃えていることや、猫に必要のないものが一切使われていないことが関係していると考えられます。

アーテミスキャットフードの種類

アーテミスキャットフードのラインナップはドライフードが2種類、缶詰タイプのウェットフードが5種類で、どれも子猫からシニア猫にまで与えられる全年齢対応の主食用フードとなっています。

ドライフード

シリーズ名 商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
フレッシュミックス フィーライン フレッシュチキン 大麦、米糠 30.0% 20.0% 10.0% 392.2kcal
オソピュア グレインフリー フィーライン サーモン&ガルバンゾー フレッシュサーモン グレインフリー(不使用) 35.0% 18.0% 10.0% 386.1kcal

アーテミスキャットフードのドライフードは「フレッシュミックス フィーライン」、「オソピュアグレインフリー フィーライン サーモン&ガルバンゾー」の2種類です。

「フレッシュミックス フィーライン」は小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、メインのタンパク源として鶏肉が使われています。

「オソピュアグレインフリー フィーライン サーモン&ガルバンゾー」については、シリーズ名の通り穀物不使用のレシピを採用しており、サーモンが主原料として使われています。

ウェットフード(缶詰)

シリーズ名 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(1缶あたり)
オソピュア グレインフリー ツナ缶 12.0% 1.5% 85.0% 65kcal
ツナ&サーモン缶 12.0% 1.5% 85.0% 66kcal
ツナ&パンプキン缶 12.0% 1.5% 85.0% 64kcal
ツナ&チキン缶 12.0% 1.5% 85.0% 65kcal
ツナ&シュリンプ缶 12.0% 1.5% 85.0% 65kcal

アーテミスキャットフードの缶詰タイプのウェットフードのラインナップは表の通りで、どれもグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているほか、主原料としてツナが使われています。

主要な成分バランスはほとんど変わらないので、成分値に注目して選ぶというよりは、食の好みやアレルギーに配慮しながら選ぶのがいいでしょう。

アーテミスキャットフードのお試しサンプルはある?

アーテミスキャットフードの販売元のケイエムテイの公式サイトを確認してみた限りでは、お試しサンプルの無料配布はされていませんでしたが、楽天市場では有料のお試しサンプルが販売されていることがあります。

と言っても、数食分くらいの少量サンプルでは、愛猫の食の好みや体質に合っているかの判断がしっかりとできません。

このことから、当サイトでは少量サンプルだけのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで本商品を購入してみて、本当に愛猫に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。

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アーテミスキャットフードの総合評価

アーテミスキャットフードの原材料の評価

原材料一覧
フレッシュチキン・ドライチキン・えんどう豆・大麦・米糠・鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)・チキンスープ(天然風味料)・ドライ魚肉・フラックスシード・硫酸水素ナトリウム・塩化コリン・タウリン・乾燥チコリ根・ケルプ・人参・リンゴ・トマト・ブルーベリー・ほうれん草・クランベリー・ローズマリーエキス・パセリフレーク・グリーンティエキス・大麦エキス・L‐カルニチン・ラクトバチルスアシドフィルス・ビフィドバクテリウム アニマリス・ラクトバチルスロイテリ・キレート亜鉛・ビタミンE・ナイアシン・キレートマンガン・キレート銅・硫酸亜鉛・硫酸マンガン・硫酸銅・チアミン硝酸塩・ビタミンA・ビオチン・ヨウ化カリウム・パントテン酸カルシウム・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ビタミンB12・酸化マンガン・亜セレン酸塩ナトリウム・ビタミンD・葉酸

ここからは、アーテミスキャットフードの原材料を評価していきます!
(※表はドライフード「フレッシュミックス フィーライン」の原材料一覧です)

人用の食品レベルの良質な原材料を使用

アーテミスキャットフードの特徴としてまず挙げられるのは、人用の食品レベルの良質な原材料が使われていることです。

また、各ラインナップの原材料一覧に目を通してみても内容が不明瞭な原材料は一切見当たらず、原材料一つ一つの名称が明記されていることも評価できます。

さらに、”鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)”といったように、動物性の油脂に添加されている酸化防止剤の種類が補足されていることも見逃せません。

そして、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物も使われておらず、品質面・安全性ともにきちんと配慮されている印象を受けました。

小麦グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用

アーテミスキャットフードは、小麦グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用していることも特徴です。

唯一グレインフリーのレシピを採用していない「フレッシュミックス フィーライン」についても、大麦・米糠といったアレルギーの原因になりにくい穀物が使われています。

タンパク源の内容が違うこともあってか、「フレッシュミックス フィーライン」は「オソピュア グレインフリー」よりも販売価格が安くなっているので、愛猫に特にこれといったアレルギーがなければ、前者のフードからお試ししてみるのもいいでしょう。

アーテミスキャットフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 30.0%以上
粗脂質 20.0%以上
粗繊維 3.0%以下
粗灰分 6.1%以下
水分 10.0%以下
オメガ6脂肪酸 3.4%以上
オメガ3脂肪酸 0.6%以上
カルシウム 1.00%
リン 0.90%
ナトリウム 0.37%
マグネシウム 0.09%
エネルギー 392.2kcal/100g

原材料の次は、アーテミスキャットフードの成分を評価していきます!
(※表はドライフード「フレッシュミックス フィーライン」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アーテミスのドライタイプのキャットフードのタンパク質は30.0〜35.0%以上、脂質は18.0〜20.0%以上、水分は10.0%以下、カロリーは100gあたり386.1〜392.2kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに差があります。

ただ、一般的な成猫向けの主食用ドライフードと比べると、どちらも脂質とカロリーがやや高めということは共通しており、運動量が多くて活発な成猫や少食の成猫用フードとしておすすめです。

その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成猫や、歳をとって活動量が落ちたシニア猫用フードとしてのおすすめ度は下がります。

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アーテミスキャットフードの総合評価

アーテミスキャットフードの給餌量

体重 離乳期~4ヶ月 4~9ヶ月 9~12ヶ月 成猫 運動量少なめ
~1kg ~54g ~45g ~36g
1~2kg 54~90g 45~75g 36~60g
2~3kg 90~122g 75~102g 60~81g 57~71g 49~61g
3~4kg 122~152g 102~126g 81~101g 71~84g 61~72g
4~5kg 152~179g 126~149g 101~119g 84~96g 72~82g
5~6kg 179~205g 149~171g 119~137g 96~108g 82~92g
6~7kg 205~231g 171~192g 137~154g 108~119g 92~102g
7~8kg 119~130g 102~111g

アーテミスキャットフード「フレッシュ フィーライン」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップも公式サイトやパッケージに給餌量の目安が掲載されていますが、どれに関してもあくまで“目安”でしかありません。

実際には体質や飼育環境によって適量が変わってくるので、愛猫の体重や便の固さを確認しながら給餌量を調整するようにしましょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
500g 1,540円 1,540円 1,540円
1kg 2,530円 2,530円 2,530円
2kg 4,840円 4,840円 4,840円
6kg 10,670円 10,670円 10,670円

アーテミスキャットフードの販売元のケイエムテイの公式サイトと楽天市場、Amazonでドライフード「フレッシュミックス フィーライン」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することができませんでした。
(※販売状況と販売価格は2024年5月に確認しました)

そして、公式サイトに掲載されている販売価格と楽天・Amazonの最安値は同じ、という結果になりました!

アーテミスキャットフードは店頭ではあまり販売されていないプレミアムフードなので、アーテミスキャットフードを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

ただ、通販ではなく店頭で購入したいというこだわりがあるなら、公式サイトで取扱店を調べることもできますよ。
アーテミス 取扱店舗一覧|株式会社ケイエムテイ

アーテミスキャットフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 3.5
安全性 5.0
食いつき 3.5
コスパ 3.0
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 1,540円/500g
2,530円/1kg
4,840円/2kg
10,670円/6kg
※ドライフード「フレッシュミックス フィーライン」
※2024年5月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 カナダ
販売会社 株式会社ケイエムテイ

当サイトのアーテミスキャットフードの総合評価はBランクです。

人用の食品レベルの良質な原材料を使用、猫に必要のないものは不使用ということで、原材料の品質面・安全性には文句のつけようがありません。

ただ、運動量が控えめな成猫やシニア猫用フードとしては、ドライフードの脂質とカロリーが高めな印象を受けたことや、「食いつきはいまいち」という内容のレビューもそれなりに見られたことも総合評価に影響しています。

販売価格については平均的な範囲に収まっているので、「愛猫には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」と考えているなら、アーテミスキャットフードを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。