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カナガンとロイヤルカナンドッグフードを4つの項目で比較・検証!

カナガンドッグフード

カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードは、「愛犬には品質面・安全性ともにきちんと配慮されたドッグフードを与えたい」、と考えている愛犬家から注目を集め続けている海外産ドッグフードです。

ただ、2つのドッグフードは販売価格はもちろん、原材料の内容や成分バランスの傾向などの違いが多く、それらの違いを理解したうえで愛犬に合ったフードを選んで挙げる必要があります。

そこでこの記事では、カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードを4つの項目で比較し、2つのドッグフードの違いをできるだけ分かりやすくまとめてみたので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

カナガンドッグフードとロイヤルカナンのラインナップの比較

商品名 ドライフード ウェットフード ミルク
カナガン 8種類 11種類 なし
ロイヤルカナン 80種類 7種類 1種類

カナガンもロイヤルカナンもドライタイプのドッグフードだけでなく、ウェットタイプのドッグフードも取り揃えているほか、ロイヤルカナンには子犬用ミルクもあります。

そして、カナガンのドライタイプのドッグフードは8種類なのに対して、ロイヤルカナンのドライタイプのドッグフードは80種類と非常に多いです。

その一方で、カナガンのウェットタイプのドッグフードは11種類、ロイヤルカナンのウェットタイプのドッグフードは7種類と、ウェットタイプのドッグフードについてはカナガンの方が多くなっています。

ただ、全てのドッグフードを取り上げるともの凄いボリュームになってしまうので、ここではカナガンのドライタイプのドッグフードと、ロイヤルカナンのドライタイプのドッグフード8種類を比較していくことにします。

カナガンドッグフードとロイヤルカナンの原材料の比較

商品名 種類 主原料 動物性タンパク源 穀物 香料・着色料
カナガン チキン チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加
チキン 子犬用 チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加
チキン シニア用 チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加
チキン 大型犬用 チキン生肉 鶏、卵 不使用 無添加
ラム ラム生肉 羊、卵 不使用 無添加
ハイランドフィースト ダック生肉 鴨、七面鳥、鶏、雉、魚、卵 不使用 無添加
サーモン 生サーモン 不使用 無添加
デンタル ターキー生肉 七面鳥、鶏、卵 不使用 無添加
ロイヤルカナン ミニ インドア 子犬用 鶏、七面鳥、鴨 米、超高消化性小麦タンパク、コーン、コーンフラワー、コーングルテン 無添加
ミニ インドア 成犬用 鶏、七面鳥、鴨 米、コーン、超高消化性小麦タンパク 無添加
ミニ インドア シニア犬用 コーン 鶏、七面鳥、鴨 コーン、米、超高消化性小麦タンパク、コーンフラワー、コーングルテン 無添加
ミニ ライトウェイトケア 肉類 鶏、七面鳥、鴨 コーン、大麦、米、コーングルテン、コーンフラワー 無添加
マキシ 子犬用 肉類 鶏、七面鳥、鴨 超高消化性小麦タンパク、米、コーンフラワー、コーン、小麦粉、コーングルテン 無添加
マキシ 成犬用 肉類 鶏、七面鳥、鴨 コーン、コーンフラワー、小麦、米、コーングルテン 無添加
マキシ 高齢犬用 肉類 鶏、七面鳥、鴨 コーン、小麦粉、米、コーングルテン、小麦、超高消化性小麦タンパク 無添加
マキシ ライトウェイトケア 肉類 鶏、七面鳥、鴨 コーン、大麦、コーンフラワー、コーングルテン、小麦 無添加

それでは次に、カナガンドッグフード(ドライフード)と、ロイヤルカナンドッグフード(ドライフード8種)の原材料を比較していきましょう!

カナガンドッグフードとロイヤルカナンの主原料の比較

それぞれのドライフードの主原料に目を通してみると、カナガンドッグフードはどれも肉・魚が主原料として使われており、動物性原材料の割合が全体の6割を占めています。

それに対して、ロイヤルカナンの3種類の室内飼いの小型犬用ドライフードには穀物(米orコーン)が主原料として使われています。

ロイヤルカナンはここで取り上げた「ミニ ライトウェイトケア」や、4種類の大型犬用ドライフードのように、肉・魚が主原料として使われているドライフードもありますが、全体的には穀物が主原料のドライフードがそれなりに多いです。

このことから、「愛犬には肉・魚が豊富に使われているドライフードを与えたい」と考えている場合には、カナガンドッグフードをおすすめします。

カナガンドッグフードとロイヤルカナンのタンパク源の比較

カナガンドッグフードはラインナップによって動物性タンパク源が違い、「チキン」や「子犬用」などの鶏肉メインのドライフードには鶏・卵が使われています。

そして、「ラム」には羊・卵が、「ハイランドフィースト」には鴨・七面鳥・鶏・雉・魚・卵が、「サーモン」には魚が、「デンタル」には七面鳥・鶏・卵が使われています。

ロイヤルカナンドッグフードも動物性タンパク源はラインナップによって変わってきますが、鶏・七面鳥・鴨が使われているドライフードが多いです。

それ以外の動物性タンパク源が使われているフードもあるので、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬のフードの切り替えを検討している場合には、肉・魚の種類に注目しておくといいでしょう。

 

カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードのタンパク源の大きな違いとして挙げられるのは、カナガンドッグフードはどれもグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることです。

対照的に、ロイヤルカナンドッグフードは小麦が使われているものが多いですが、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

そのため、食に敏感な愛犬のドッグフードを探している場合にも、タンパク源の種類が少ないカナガンドッグフード(※)をおすすめしています。
(※動物性タンパク源の種類が多い「ハイランドフィースト」を除く)

香料・着色料や不明瞭な原材料の有無の比較

人工の香料・着色料といった添加物が使われているフードは少なくありませんが、カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードにはそれらの添加物は使われていません。

また、カナガンドッグフードには内容が不明瞭な原材料は使われておらず、原材料一つ一つの名称がハッキリと書かれています。

ロイヤルカナンドッグフードについても、原材料一覧にはほとんどの原材料が明記されていますが、しいて言うなら”動物性油脂”に何の動物の油が使われているか分からないことが気になりました。

カナガンドッグフードとロイヤルカナンの成分の比較

商品名 種類 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
粗繊維
(以下)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
カナガン チキン 29% 15% 5.25% 9% 376kcal
チキン 子犬用 38% 17% 3% 10% 393kcal
チキン シニア用 31% 12% 4.7% 9% 372kcal
チキン 大型犬用 34% 17% 3% 10% 391kcal
ラム 30% 16% 3% 10% 382kcal
ハイランドフィースト 35% 19% 3% 10% 397.1kcal
サーモン 26% 15% 4.7% 9% 380kcal
デンタル 30% 15.5% 4.7% 9% 394kcal
ロイヤルカナン ミニ インドア 子犬用 25.0% 16.0% 2.5% 10.5% 396kcal
ミニ インドア 成犬用 19.0% 12.0% 2.2% 10.5% 378kcal
ミニ インドア シニア犬用 22.0% 12.0% 2.4% 10.5% 383kcal
ミニ ライトウェイトケア 28.0% 9.0% 9.6% 10.5% 319kcal
マキシ 子犬用 28.0% 14.0% 3.5% 10.5% 380kcal
マキシ 成犬用 24.0% 15.0% 2.3% 10.5% 398kcal
マキシ 高齢犬用 24.0% 15.0% 3.7% 10.5% 389kcal
マキシ ライトウェイトケア 25.0% 9.0% 12.4% 10.5% 301kcal

続いては、カナガンドッグフード(ドライフード)と、ロイヤルカナンドッグフード(ドライフード8種)の主要な成分バランスの比較です。

カナガンドッグフードは「子犬用」と「シニア用」を除くと、どれも全年齢対応の主食用ドライフードになっており、全体的に高タンパクな傾向があります。

そして、脂質とカロリーについては、標準的~高めと言えるくらいの範囲になっています。

 

ロイヤルカナンドッグフードについては、カナガンドッグフードと比べるとタンパク質は控えめで、ここで取り上げたドライフードに関しては、脂質とカロリーは標準的~やや高めと言える範囲に収まっているものが多いです。

ただ、「ライトウェイトケア」という脂質とカロリーが控えめに調整されたドライフードがあり、愛犬の食事量・運動量に配慮して選べることが強みです。

これらのことを踏まえて、「愛犬には動物性タンパク源が贅沢に使われている高タンパクなドッグフードを与えたい」と考えている場合には、カナガンドッグフードをおすすめします。

そして、体重管理が必要な愛犬にはロイヤルカナンドッグフードの「ライトウェイトケア」がおすすめです。

カナガンドッグフードとロイヤルカナンの値段の比較

商品名 種類 通常購入時の価格 定期購入時の価格
(1袋あたり)
100gあたりの価格
カナガン チキン 5,038円/2kg×1袋 1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約252〜202円
チキン 子犬用 5,852円/2kg×1袋 1袋:5,266円(10%オフ)
2~3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約293~234円
チキン シニア用 5,852円/1.5kg×1袋 1袋:5,266円(10%オフ)
2~3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約390~312円
チキン 大型犬用 5,852円/2kg×1袋
28,028円/12kg×1袋
<2kgサイズ>
1袋:5,266円(10%オフ)
2~3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)

<12kgサイズ>
1袋以上:22,422円(20%オフ)

※合計金額に応じて割引率が変動

約293~187円
ラム 7,568円/2kg×1袋 1袋:6,811円(10%オフ)
2袋:6,432円(15%オフ)
3袋以上:6,054円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約378~303円
ハイランドフィースト 6,358円/2kg×1袋 1袋:5,722円(10%オフ)
2~3袋:5,404円(15%オフ)
4袋以上:5,086円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約318~254円
サーモン 5,038円/2kg×1袋 1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約252〜202円
デンタル 5,852円/2kg×1袋 1袋:5,266円(10%オフ)
2〜3袋:4,974円(15%オフ)
4袋以上:4,681円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約293〜234円
ロイヤルカナン ミニ インドア 子犬用 2,167円/800g
4,463円/2kg
8,213円/4kg
通常購入時と同じ 約271〜205円
ミニ インドア 成犬用 1,968円/800g
4,067円/2kg
7,456円/4kg
14,353円/8kg
通常購入時と同じ 約246〜179円
ミニ インドア シニア犬用 2,061円/800g
4,287円/2kg
6,954円/3.5kg
通常購入時と同じ 約258〜199円
ミニ ライトウェイトケア 2,364円/800g
4,881円/2kg
8,936円/4kg
17,229円/8kg
通常購入時と同じ 約296〜215円
マキシ 子犬用 8,213円/4kg
18,348円/10kg
24,372円/15kg
通常購入時と同じ 約205~162円
マキシ 成犬用 7,456円/4kg
16,683円/10kg
22,158円/15kg
通常購入時と同じ 約186~148円
マキシ 高齢犬用 23,277円/15kg 通常購入時と同じ 約155円
マキシ ライトウェイトケア 6,931円/3kg
22,381円/12kg
通常購入時と同じ 約231~187円

成分の次は、カナガンドッグフード(ドライフード)と、ロイヤルカナンドッグフード(ドライフード8種)の値段を比較してみました!

カナガンドッグフードとロイヤルカナンの内容量・販売価格

カナガンドッグフードの1袋あたりの内容量は2kgのものが多いですが、「シニア用」については1袋あたり1.5kg若干少なめで、「大型犬」には1袋あたり12kgの大容量サイズもあります。

そして、それぞれのドライフードで配合されている原材料の内容や割合が違うためか、ラインナップによって販売価格は様々です。

また、カナガンドッグフードの公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると合計金額に応じて【10%or15%or20%】の割引が適用されるようになっています。

それに対して、ロイヤルカナンドッグフードの内容量には【800g/2kg/3.5kg/8kg】などのバリエーションがあり、ラインナップによって内容量と販売価格に違いが見られます。

カナガンドッグフードとロイヤルカナンのグラムあたりの値段

サイズ別の販売価格だけでは、カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードのコスパをいまいち比較しづらいと感じたので、100gあたりの値段も算出して上記の表にまとめてみました!

グラムあたりの値段を見比べてみると、全体的にはロイヤルカナンドッグフードの方が安い傾向にあります。

ただ、カナガンの「チキン」と「サーモン」、「大型犬用」の12kgサイズはそのほかの5種類のラインナップに比べて値段が安くなっています。

 

そして、カナガンの3種類(チキン/サーモン/大型犬用)のドライフードと、ロイヤルカナンのドライフードの値段を比較した場合、そこまでの価格差がないという見方もできます。

あえて言うなら、小型犬の愛犬たちを多頭飼いしていて容量の多い袋を購入したいという場合や、開封したドライフードはできるだけ早めに使い切りたいから少量サイズがいいという場合には、ロイヤルカナンドッグフードの方が対応しやすいです。

こんな場合はカナガンドッグフードがおすすめ

「愛犬には肉・魚が豊富に使われているドッグフードを与えたい」と考えているなら、肉・魚の割合が全体の約6割を占めているカナガンドッグフードをおすすめします。

また、食に敏感な愛犬にはグレインフリーのレシピを採用しており、動物性タンパク源の内容が違うドライフードを取り揃えているカナガンドッグフードが合わせやすいです。

そして、カナガンの各ドライタイプのドッグフードは高タンパクなことに加えて、脂質とカロリーも標準的〜高めと言えるくらいの範囲になっており、それなりに運動をする愛犬用フードとして特におすすめです。

こんな場合はロイヤルカナンドッグフードがおすすめ

種類によって内容量に違いがありますが、ロイヤルカナンのドライタイプのドッグフードには様々な内容量のバリエーションがあり、多頭飼いしているなら大容量サイズを、早めに使い切りたいなら少量サイズを・・・といったように使い分けれることが強みです。

また、流通量が多いメジャーなブランドということもあり、うっかりフードを切らしてしまった時にも近場のお店で気軽に買える、ということも強みの一つと言えます。

ただ、主原料に穀物が使われているドライフードがそれなりに多いので、「肉・魚が主原料として使われているドッグフードを与えたい」と考えているなら、タンパク源の種類と割合にも気を配っておきましょう。

まとめ

カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードは、どちらも品質面・安全性にこだわる愛犬家たちから注目を集め続けているドッグフードではありますが、原材料の内容や成分バランスの傾向にはかなりの違いがあります。

例えば、カナガンドッグフードは肉・魚の割合が全体の約6割を占めているのに対して、ロイヤルカナンドッグフードは肉・魚ではなく穀物が主原料として使われているドライフードがそれなりに多いです。

また、ロイヤルカナンの多くのドライタイプのドッグフードには小麦が使われているのに対して、カナガンドッグフードは小麦を含めた穀物が一切使われていない、グレインフリーのレシピを採用しているという違いもあります。

そして、カナガンドッグフードとロイヤルカナンドッグフードは販売価格と内容量も違うので、コスパ面や使い勝手のよさも踏まえてどちらかを選ぶといいでしょう。

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