ピナクルドッグフードの評判は?愛犬家の口コミも踏まえて徹底評価!

グルテンフリーのレシピを採用していることに加えて、動物性タンパク源の内容が違う4種類の全年齢対応フードを取り揃えているピナクルドッグフード。

また、タンパク質・食物繊維・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれており、完全食品に近いと評価されている”キヌア”が使われているのも特徴です。

今回はそんなピナクルドッグフードの口コミ・評判を107件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ピナクルドッグフードの悪い口コミ・評判

ピナクルドッグフードの悪い口コミ・評判は「粒が大きくて固いから小型犬には食べづらそう」、「我が家の愛犬はあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、単純にフードの形状・風味の好みの問題や、ラインナップ別のタンパク源の種類が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 粒が大きくて固い(10件)
  • 食いつきはいまいち(8件)
  • うちの犬には合わなかった(5件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年10月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

粒が大きくて固い

ピナクルの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「大粒だから小型犬には食べづらそう」、「粒が固くて子犬には食べづらそう」といった内容のレビューでした。

ピナクルの粒の大きさは10mmくらいで厚みもあるので、小柄な成犬や子犬、シニア犬には食べづらいかもしれません。
(※粒の大きさは2022年のリニューアル前の商品を参考にしています)

フードの大きさについては食べやすいように砕いてあげることで解決できますし、固さについては水やぬるま湯でふやかしてあげることで解決できます。

ただ、なるべく愛犬の食事の準備に手間をかけたくないということであれば、まずは少量サイズで愛犬が問題なく食べられるかどうかを確認してみるのもいいでしょう。

食いつきはいまいち

次に多かった悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」という内容のレビューでした。

これに関しては粒の大きさ・固さも関係しているでしょうし、ピナクルには人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることも関係していると考えられます。

一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われていないフードを食べ慣れていない犬にとっては、ピナクルの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

うちの犬には合わなかった

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」という内容のレビューでした。

軟便・下痢の理由として考えられるのは、食物アレルギーと餌の急な切り替えです。

ピナクルにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々で、【鶏肉/卵/鴨/七面鳥/魚】といった特定の動物性タンパク源や、特定の豆類・イモ類が合わないこともあります。

また、ピナクルはどのラインナップも脂質がやや高めになっていますが、体質によっては高脂質のフードが合わないこともありますよ。

▼総合評価をチェックする
ピナクルドッグフードの総合評価

ピナクルドッグフードの良い口コミ・評判

ピナクルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ピナクルにはメインの動物性タンパク源が違う4種類のドライフードがあることや、グルテンフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(35件)
  • うちの犬には合っている(24件)
  • 原材料に安心感がある(17件)
  • お手頃な値段(5件)
  • 粒の形・固さがちょうどいい(3件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ピナクルの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが8件、「食いつきがいい」というレビューが35件という件数を踏まえても、ピナクルは比較的多くの犬に受け入れられている食いつきがいいフードと捉えてよさそうです。

食いつきのよさを評価する飼い主の声が多かった理由として考えられるのは、ピナクルには肉・魚が主原料として使われていることに加えて、動物性タンパク源が違う4種類のドライフードを取り揃えており、食の好みに合わせやすいことです。

例えば、魚風味のフードが好きな愛犬にはトラウトかサーモンがメインのフードを・・・といった選び方ができますし、同じ風味のフードを食べ飽きてしまうグルメな愛犬には4種類のフードをローテーションするのもいいですね。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューで、この理由として考えられるのは、ピナクルは肉・魚が主原料として使われているグルテンフリーフードということです。

安さをウリにしているフードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、ピナクルは小麦不使用のレシピを採用しているので、小麦アレルギーのある愛犬にも与えられます。

それに加えて、どのラインナップも動物性タンパク源の種類がシンプルになっており、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいことも強みです。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「ピナクルは原材料に安心感がある」という内容のレビューでした。

酸化を抑えるために人工の酸化防止剤・保存料が使われているフードは珍しくありませんが、ピナクルには天然由来の酸化防止剤が使われていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、色味をつけるために人工の着色料が使われているフードがありますが、ピナクルには着色料そのものが使われていません。

そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありませんからね。

お手頃な値段

通販サイトとSNSでピナクルの口コミ・評判を調査していると、「お手頃な値段で販売されている」という内容のレビューも見つかりました。

現在の商品の値段は100gあたり約210円と、決して安いとは言えない価格帯のプレミアムフードです。
(※”ターキー&パンプキン with ボーンブロス”の1.2kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

ただ、2022年のリニューアル前の商品の100gあたりの値段は約130円と、肉・魚がメインかつタンパク源がシンプルなフードにしては、かなり手に取りやすい値段で販売されていました。
(※”チキン&スイートポテト”の2.0kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

リニューアル前の商品にも人工の酸化防止剤・香料・着色料は使われていませんでしたし、「食に敏感な愛犬に品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」、と考えている方々を中心に購入されている印象を受けました。

粒の形・固さがちょうどいい

「粒が大きくて固い」というレビューとは対照的に、「粒の形・固さがちょうどいい」というレビューもありました。

中粒のピナクルは(超)小型犬には食べづらいサイズと言えるかもしれませんが、中型犬・大型犬にとっては食べやすいサイズと言えます。

とは言え、大粒で噛みごたえのあるドライフードが好きな小型犬もいますし、10mmくらいのサイズなら小粒と捉える方もいることから、粒の形・固さについてのレビューはあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。
(※粒の大きさは2022年のリニューアル前の商品を参考にしています)

ピナクルドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 粒が大きくて固い
食いつきはいまいち
うちの犬には合わなかった
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
原材料に安心感がある
お手頃な値段
粒の形・固さがちょうどいい

ピナクルドッグフードの悪い口コミ・評判は「粒が大きくて固いから小型犬には食べづらそう」、「我が家の愛犬はあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ピナクルドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ピナクルにはメインの動物性タンパク源が違う4種類のドライフードがあることや、グルテンフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。

ピナクルドッグフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
トラウト&パンプキン with トラウトボーンブロス 29.0% 15.0% 10.0% 345kcal
ダック&スイートポテト with ボーンブロス 29.0% 15.0% 10.0% 364kcal
サーモン&パンプキン with サーモンボーンブロス 29.0% 15.0% 10.0% 348kcal
ターキー&パンプキン with ボーンブロス 29.0% 15.0% 10.0% 363kcal

ピナクルドッグフードのラインナップは「トラウト&パンプキン with トラウトボーンブロス」、「ダック&スイートポテト with ボーンブロス」、「サーモン&パンプキン with サーモンボーンブロス」、「ターキー&パンプキン with ボーンブロス」の4種類です。

どのラインナップに関してもグルテンフリーのレシピを採用していることに加えて、動物性タンパク源の種類がシンプルになっています。

また、どれも子犬からシニア犬にまで与えられる全年齢対応のドライフードで、ラインナップによってカロリーに若干の差があるものの、タンパク質と脂質には差がありません。

このことから、それぞれのフードの成分バランスに注目して選ぶというよりは、愛犬の食の好みやアレルギーに配慮して選ぶのがおすすめです。

ピナクルドッグフードのお試しサンプルについて

ピナクルドッグフードのお試しサンプルの無料配布は行われていませんが、80gの少量サイズが販売されています。

ただ、数食分くらいの少量サイズだと物珍しさで食べているだけの可能性がありますし、愛犬の体質に合っているかどうかの判断がしっかりとできません。

このことから、当サイトでは少量サイズのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入してみて、本当に愛犬に合っているかをじっくりと確認することをおすすめしています。

▼総合評価をチェックする
ピナクルドッグフードの総合評価

ピナクルドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
ターキー、乾燥ターキー、オートミール、ひよこ豆、キビ、卵、亜麻仁、パンプキン、アルファルファ、キャノーラオイル、ターキースープ、ナチュラルフレーバー、塩化カリウム、ビートパルプ、ココナッツオイル、ブルーベリー、クランベリー、にんじん、りんご、トマト繊維、パンプキンシード、チアシード、キヌア、海藻、塩、タウリン、塩化コリン、ビタミンE、ビタミンC、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB1、ビタミンB12、ビタミンD3、葉酸、硫酸亜鉛、硫酸鉄、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、セレニウム酵母、銅アミノ酸キレート、硫酸銅、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム、ローズマリーエキス、スペアミント、緑茶エキス

ここからは、ピナクルドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ターキー&パンプキン with ボーンブロス」の原材料一覧です)

肉・魚が主原料かつ動物性タンパク源がシンプル

ピナクルの原材料の特徴の一つとして挙げられるのは、肉・魚が主原料かつ動物性タンパク源の種類がシンプルということです。

フードの販売価格が安くなるほど、肉類よりも安く仕入れることができる穀物の割合が増える傾向にあります。

ただ、口コミ・評判の項目でも触れたように、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

それに対して、ピナクルには肉・魚が主原料として使われており、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

 

さらに、「トラウト&パンプキン」と「サーモン&パンプキン」は動物性タンパク源が魚、「ダック&スイートポテト」は鴨と卵、「ターキー&パンプキン」は七面鳥と卵と、どのラインナップもシンプルになっています。

このことから、食の好みに合わせて選べるだけでなく、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

グルテンフリーのドッグフード

ピナクルはどのラインナップに関しても、グルテンフリーのレシピを採用しています。

それに加えて、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないので、小麦や大豆にアレルギーのある愛犬にも問題なく与えられます。

そのほかにも、人工の酸化防止剤や着色料がアレルギーや涙やけの原因になることがありますが、ピナクルにはそれらの添加物が使われていないことも評価できます。

そして、アレルギーの原因になりやすい原材料が使われていない一方で、タンパク質・食物繊維・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれている、”キヌア”が使われていることも見逃せません。

ピナクルドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 29.0%以上
粗脂肪 15.0%以上
粗繊維 6.0%以下
水分 10.0%以下
粗灰分 10.0%以下
エネルギー 363kcal/100g

原材料の次は、ピナクルドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ターキー&パンプキン with ボーンブロス」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ピナクルのタンパク質は29.0%以上、脂質は15.0%以上、カロリーは100gあたり345〜364kcalと、ラインナップによってカロリーに若干の差があるもののタンパク質と脂質に差はなく、高タンパク・高脂質なドライフードになっています。

このような成分バランス上、給餌量の調整で運動量が少ない愛犬にも、適度に運動をする愛犬にも対応しやすいです。

ただ、高カロリーなフードがないことから育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

また、「シニア犬に適度にタンパク質を含みつつ低脂質なフードを与えたい」、と考えている場合にも向いていません。

▼総合評価をチェックする
ピナクルドッグフードの総合評価

ピナクルドッグフードの給餌量

体重 子犬 成犬 シニア犬
1~5kg 55~122g 46~102g 42~91g
5~9kg 122~188g 102~157g 91~141g
9~14kg 188~271g 157~226g 141~204g
14~18kg 271~338g 226~282g 204~253g
18~27kg 338~487g 282~406g 253~366g
27~36kg 487~637g 406~531g 366~478g
36~46kg 637~803g 531~669g 478~602g

ピナクルドッグフード「ターキー&パンプキン with ボーンブロス」の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
80g 440円 358円 386円
1.2kg 3,300円 2,640円 2,506円
4.0kg 9,900円 8,027円 8,914円
8.0kg 18,150円 13,140円 15,240円

ピナクルの総輸入代理店の公式通販サイト「いぬのための」と楽天市場、Amazonで「ターキー&パンプキン with ボーンブロス」の販売状況を調査してみたところ、1.2kgサイズの最安値はAmazon、それ以外のサイズの最安値は楽天という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)

ピナクルを店頭で取り扱っている販売店はそれほど多くはないので、ピナクルを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

ピナクルドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 2.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
358円/80g
2,640円/1.2kg
8,027円/4.0kg
13,140円/8.0kg
※ターキー&パンプキン with ボーンブロス
※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社Biペットランド

当サイトのピナクルドッグフードの総合評価はBランクです。

どのラインナップにも肉・魚が主原料として使われていることに加えて、動物性タンパク源の種類がシンプルなグルテンフリーフードということが魅力的です。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも強みの一つですが、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。

どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

あわせて読みたい