モグワンとシュプレモドッグフードのパッケージ画像1

モグワンとシュプレモは、どちらも愛犬家からの評判がいいプレミアムドッグフードです。

ただ、SNSなどで様々な口コミが見られるだけに、「愛犬にはモグワンとシュプレモのどちらを選べばいいのか分からない」「モグワンとシュプレモの違いがよく分からない」、と悩んでしまう方もいるでしょう。

そこでこの記事では、モグワンとシュプレモを4つの項目で比較し、2つのドッグフードの違いをできるだけ分かりやすくまとめてみたので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

モグワンとシュプレモのラインナップの比較

商品名 ドライフード ウェットフード
モグワン 1種類 なし
シュプレモ 14種類 9種類

まずはじめに、モグワンとシュプレモドッグフードのラインナップを比較してみました!

モグワンは犬種や年齢を問わない全犬種・全年齢対応の主食用ドライフードが1種類だけなのに対して、シュプレモには14種類の主食用ドライフードと9種類の主食用ウェットフードがあります。

そして、シュプレモのドッグフードは年齢や体質、食の好みや飼育環境に合わせて原材料の内容や成分バランスが調整されています。

ただ、全てのラインナップを取り上げるとなるとかなりのボリュームになってしまうので、この記事ではシュプレモはドライフード6種類に絞って原材料や主要な成分値、値段を比較していくことにします。

モグワンとシュプレモの原材料の比較

モグワンドッグフードの中身

商品名 種類 主原料 動物性タンパク源 穀物 香料・着色料
モグワン チキン&サーモン 鶏、魚 不使用(グレインフリー) 無添加
シュプレモ 子犬用 チキン(肉) 鶏、羊、魚、卵 大麦、オーツ麦、玄米、モロコシ(小麦グルテンフリー) 無添加
成犬用 チキン(肉) 鶏、羊、魚、卵 モロコシ、大麦、オーツ麦、玄米、粗挽き米(小麦グルテンフリー) 無添加
シニア犬用 チキン(肉) 鶏、羊、魚、卵 モロコシ、オーツ麦、玄米、大麦、粗挽き米(小麦グルテンフリー) 無添加
小型犬用 成犬用 チキン(肉) 鶏、羊、魚、卵 モロコシ、オーツ麦、玄米、粗挽き米、大麦(小麦グルテンフリー) 無添加
体重管理用 チキン(肉) 鶏、羊、魚、卵 玄米、モロコシ、大麦、オーツ麦、粗挽き米(小麦グルテンフリー) 無添加
草原のレシピ チキン(肉) 鶏、羊 不使用(グレインフリー) 無添加

次に、モグワンとシュプレモのドライフード6種類の原材料と動物性タンパク源、穀物が使われているかと、必ずしも使う必要のない添加物が使われていないかどうかを比較してみました!

モグワンとシュプレモのどちらについても、主原料として肉・魚が使われていることや、小麦が使われていないこと、香料・着色料が使われていないことは共通しています。

このことから、モグワンもシュプレモも肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたドッグフード、と捉えることができます。

 

また、シュプレモは大麦やオーツ麦、玄米などの穀物が使われているラインナップが中心になっているのに対して、モグワンはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

そして、シュプレモにもグレインフリーのドライフードがあり、モグワンもシュプレモのグレインフリーのドライフードも動物性タンパク源の種類が少なめです。

そのため、食に敏感な愛犬用フードとしてモグワンとシュプレモのどちらかで迷っているなら、ラインナップ別のタンパク源の種類に注目しながら選ぶといいでしょう。

それと、モグワンもシュプレモも原材料一覧に一つ一つの名称がハッキリと書かれていることに好感を持てますが、しいて言うならシュプレモに使われている“タンパク加水分解物”の製造工程の説明がないことは気になりました。

モグワンとシュプレモの成分の比較

商品名 種類 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
モグワン 27% 10% 9% 361.5kcal
シュプレモ 子犬用 30.0% 19.0% 10.0% 380kcal
成犬用 24.0% 15.0% 10.0% 365kcal
シニア犬用 26.0% 13.0% 10.0% 355kcal
小型犬用 成犬用 26.0% 17.0% 10.0% 375kcal
体重管理用 26.0% 9.0%(12.0%以下) 10.0% 335kcal
草原のレシピ 30.0% 16.0% 10.0% 365kcal

原材料に続いて、モグワンとシュプレモのドライフード6種類の主要な成分バランス(タンパク質・脂質・カロリー)を比較してみました!

モグワンは高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲のドライフードになっており、室内飼いで運動量がそれほど多くない成犬・シニア犬向け、という捉え方ができます。

それに対して、シュプレモは「子犬用」は「成犬用」よりも高タンパク・高脂質・高カロリーに、「シニア犬用」は「成犬用」よりも低脂質・低カロリーに・・・といったように、年齢に合わせて成分バランスが調整されています。

また、「小型犬用 成犬用」は「成犬用」よりも高タンパク・高脂質・高カロリーに、「体重管理用」は「シニア犬用」以上に脂質とカロリーが控えめに調整されており、犬種(サイズ)や飼育環境に配慮してきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

 

そのため、愛犬の年齢や運動量・食事量に合わせてフードを選びたいと考えている場合には、シュプレモの方が選択肢の幅が広いです。

その一方で、成分バランスにこれといったこだわりがない場合にはモグワンがおすすめで、モグワンのような全犬種・全年齢対応の主食用ドライフードは、歳が離れた愛犬たちや犬種の違う愛犬たちを多頭飼いしている場合にも使い勝手がいいです。

モグワンとシュプレモの値段の比較

モグワンドッグフードの盛り付け画像

商品名 種類 通常購入時の価格 定期購入時の価格
(1袋あたり)
100gあたりの価格
モグワン 5,038円/1.8kg×1袋 1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
約280〜224円
シュプレモ 子犬用 2,686円/1kg
6,710円/3kg
12,844円/6kg
通常購入時と同じ 約269〜214円
成犬用 4,785円/2kg
8,901円/4kg
15,222円/7.5kg
24,809円/13.5kg
通常購入時と同じ 約239〜184円
シニア犬用 5,023円/2kg
9,341円/4kg
15,985円/7.5kg
26,044円/13.5kg
通常購入時と同じ 約251〜193円
小型犬用 成犬用 2,548円/1kg
6,380円/3kg
12,508円/6kg
通常購入時と同じ 約255〜208円
体重管理用 5,023円/2kg
9,341円/4kg
15,985円/7.5kg
26,044円/13.5kg
通常購入時と同じ 約251〜193円
草原のレシピ 2,521円/800g
5,316円/2kg
9,671円/4kg
通常購入時と同じ 約315〜242円

成分の次は、モグワンとシュプレモのドライフード6種類の値段を比較してみました!

まず、モグワンの内容量は1袋1.8kgの1種類だけなのに対して、シュプレモのドライフードの内容量には3種類以上のバリエーションがあります。

また、どちらも公式(通販)サイトで定期コースが導入されており、モグワンは定期コースを利用すると合計金額に応じて10%or15%or20%の割引が適用されます。

 

そして、それぞれのフードで販売価格も違いますが、単純に内容量別の値段を見比べただけではコスパを比較しづらいと感じたので、100gあたりの値段も算出して表にまとめてみました。

グラムあたりの値段で比較してみると、シュプレモの小麦グルテンフリーのレシピを採用したドライフードが安い傾向にあり、モグワンは中間くらいの価格帯に、シュプレモの「草原のレシピ」が一番高くなっていることが分かりますね。

こんな場合はモグワンドッグフードがおすすめ

モグワンドッグフードのパッケージ画像(表面2)

室内飼いで運動量がそれほどない成犬・シニア犬には、高タンパク・低脂質かつカロリーは標準的な範囲のドライフードのモグワンが向いています。

また、モグワンは犬種・年齢を問わない全犬種・全年齢対応の主食用フードなので、ライフステージに合わせて餌を切り替える手間が省け、年齢が離れた愛犬たちや犬種が違う愛犬たちを多頭飼いしている場合にも使い勝手がいいです。

それに加えて、グレインフリーかつ動物性タンパク源の種類が少ないことから、食に敏感な愛犬にも対応しやすいです。

そして、シュプレモのグレインフリーのドライフードよりもグラムあたりの値段が安くなっており、「愛犬にはコスパのいいグレインフリーのドライフードを与えたい」と考えているならモグワンをおすすめします。

こんな場合はシュプレモドッグフードがおすすめ

シュプレモドッグフードのパッケージ画像(表面2)

シュプレモの小麦グルテンフリーのドライフードは、モグワンよりもグラムあたりの値段が安い傾向にあることから、原材料の内容よりも値段を重視して選ぶならシュプレモがおすすめです。

また、通販限定のプレミアムドッグフードのモグワンとは違い、シュプレモは店頭でも販売されているプレミアムドッグフードということから、うっかりフードを切らしてしまっても近場の販売店で手早く補充できる、という強みがあります。

そして、シュプレモのドライフードの内容量には3種類以上のバリエーションがあることから、大型犬の愛犬には大容量サイズを、開封後にできるだけ早めに使い切りたいなら少量サイズを・・・といったように、状況に合わせて選ぶこともできます。

それと、「愛犬の年齢や運動量・食事量に合わせてフードを選びたい」というこだわりがある場合には、ラインナップ別に成分バランスが調整されているシュプレモの方が選択肢の幅が広いです。

まとめ

モグワンとシュプレモのドライフードは、どちらも肉・魚が主原料、小麦不使用、香料・着色料不使用という条件を満たしたプレミアムドッグフードです。

また、モグワンはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、シュプレモにもグレインフリーのドライフードはありますが、グラムあたりの値段はシュプレモのグレインフリーのドライフードよりモグワンの方が安いです。

ただ、シュプレモは年齢や犬種(サイズ)、飼育環境に配慮して成分バランスを調整したラインナップを取り揃えているほか、内容量にも3種類以上のバリエーションがあり、状況に合わせてフードを選べることが強みと言えます。

原材料や成分については、どちらも甲乙つけがたい内容のドッグフードなので、コスパ面や使い勝手のよさも踏まえて選ぶのがいいでしょう。