2種類の高品質な生肉を使いつつ、白米・トウモロコシ・じゃがいもといった高GI食材が使われていないナチュラリーフレッシュドッグフード。
それに加えて、人工の酸化防止剤・着色料といった添加物は使われておらず、食の好みや体質に配慮して選べるように4種類のドライフードを取り揃えているのも特徴です。
今回はそんなナチュラリーフレッシュドッグフードの口コミ・評判を105件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ナチュラリーフレッシュ(犬用)の悪い口コミ・評判
ナチュラリーフレッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「残念ながら食いつきはいまいち」、「市販のドッグフードと比べると値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ナチュラリーフレッシュドッグフードに使われているタンパク源の種類や、人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- うちの犬には合わなかった(4件)
- 食いつきはいまいち(3件)
- 値段が高い(2件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2022年1月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
うちの犬には合わなかった
ナチュラリーフレッシュドッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューで、具体的には「軟便・下痢気味になった」、「吐く回数が増えた」といった飼い主の声を確認できました。
これらの理由として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。
ナチュラリーフレッシュドッグフードには比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていますが、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、ナチュラリーフレッシュドッグフードは小麦グルテンフリーのレシピを採用しているものの、ハトムギやトウジンビエ、大麦など穀物全般にアレルギーのある犬もいます。
また、【鶏肉/豚肉/七面鳥】といった特定の動物性タンパク源が合わないこともあるので、食に敏感な愛犬にナチュラリーフレッシュドッグフードを与えようと考えている場合には、ラインナップ別のタンパク源の種類にも注目して購入を検討するといいでしょう。
食いつきはいまいち
次に多かった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューです。
食いつきが悪かった理由として考えられるのは、ナチュラリーフレッシュドッグフードには人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。
一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が嗜好性が高い傾向にあるので、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、ナチュラリーフレッシュドッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
そのほかには、単純に選んだ風味が好みではなかったことも理由の一つとして考えられますね。
値段が高い
悪い口コミ・評判の中には、「値段が高い」といった内容のレビューもありました。
参考までに”チキン&ダック”を例に挙げると100gあたりの値段は約210円と、確かに市販のドッグフードと比較すると高いです。
(※2.27kgサイズの販売価格を参考にしています)
ただ、プレミアムフードの中にはナチュラリーフレッシュドッグフードの2倍以上の値段で販売されているものもありますし、激安フードから高級フードまでを含めて総合的に比較すれば、ナチュラリーフレッシュドッグフードは平均的な価格帯と捉えることができます。
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ナチュラリーフレッシュドッグフードの総合評価
ナチュラリーフレッシュ(犬用)の良い口コミ・評判
ナチュラリーフレッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な肉類が主原料として使われていることや、食の好みや体質に合わせてフードを選べるように4種類のラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(51件)
- うちの犬には合っている(20件)
- 原材料に安心感がある(10件)
- 成分バランスがいい(9件)
- 粒の大きさがちょうどいい(6件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ナチュラリーフレッシュドッグフードの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが3件だけだったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが51件という件数を踏まえても、ナチュラリーフレッシュドッグフードはたくさんの犬たちに気に入られている嗜好性が高いフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する声がこれだけ多かった理由としてまず考えられるのは、ナチュラリーフレッシュドッグフードには良質な肉類が主原料として使われており、原材料そのものの香りを活かしてきちんと風味が整えられていることです。
また、”チキン&ダック(+緑イ貝 スモールブリード)”、”ポーク&ビーフ”、”ターキー&ラビット”といった動物性原材料の内容が違うフードを取り揃えており、愛犬の食の好みに合わせやすいことも強みと言えます。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、ナチュラリーフレッシュドッグフードには比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることです。
安さをウリにしているドッグフードのほとんどには、小麦やとうもろこし・大豆といったタンパク源が使われていますが、これらのタンパク源はアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。
それに対して、ナチュラリーフレッシュドッグフードにはこれらのタンパク源が使われておらず、鶏肉にアレルギーのある犬には”ポーク&ビーフ”を、牛肉にアレルギーのある犬には”チキン&ダック”を・・・といったように、体質に配慮してフードを選ぶことができます。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードも少なくない中、ナチュラリーフレッシュドッグフードにはそれらの添加物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われるものの、ナチュラリーフレッシュドッグフードには天然由来の酸化防止剤が使われています。
着色料についてはフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
成分バランスがいい
良い口コミ・評判の中には、ナチュラリーフレッシュドッグフードの成分を評価する声もありました。
例えば、【白米・トウモロコシ・じゃがいも】といった高GI食材を使わず、低GIの穀物や豆類が使われていることです。
それに加えて、4種類のラインナップそれぞれで主要な成分バランスが違い、愛犬の運動量や食事量に配慮してフードを選べることも強みと言えます。
また、小型犬向けのスモールブリードには関節に配慮して、コンドロイチンやグルコサミンを含む緑イ貝が配合されていることも見逃せません。
粒の大きさがちょうどいい
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は「噛みごたえがあるサイズの粒」、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューです。
全4種類のドライフードのうち、スモールブリード以外の粒は少し大きめの12〜14mm程度となっており、中型犬・大型犬や一気食いをしがちな小型犬向けのフードと捉えることができます。
その一方で、スモールブリードは7〜8mmくらいの小粒サイズで、固形物を食べ慣れていない子犬やシニア犬にも食べやすいサイズ感と言えますね。
ナチュラリーフレッシュ(犬用)の口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | うちの犬には合わなかった |
食いつきはいまいち | |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
原材料に安心感がある | |
成分バランスがいい | |
粒の大きさがちょうどいい |
ナチュラリーフレッシュドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「残念ながら食いつきはいまいち」、「市販のドッグフードと比べると値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ナチュラリーフレッシュドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、良質な肉類が主原料として使われていることや、食の好みや体質に合わせてフードを選べるように4種類のラインナップを取り揃えていることが関係していると考えられます。
ナチュラリーフレッシュドッグフードの種類
商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー (100gあたり) |
対象 |
---|---|---|---|---|
チキン&ダック | 23.0% | 15.0% | 374.7kcal | 全年齢 |
ポーク&ビーフ | 24.0% | 15.0% | 371kcal | 成犬・シニア犬 |
ターキー&ラビット | 24.0% | 12.0% | 353.5kcal | 成犬・シニア犬 |
チキン&ダック+緑イ貝 スモールブリード | 26.0% | 16.0% | 360kcal | 全年齢 |
ナチュラリーフレッシュドッグフードの種類は「チキン&ダック」、「ポーク&ビーフ」、「ターキー&ラビット」、「チキン&ダック+緑イ貝 スモールブリード」の4種類です。
「スモールブリード」以外のラインナップに関しては、動物性タンパク源の種類が違うことを除けば原材料の内容はほとんど変わりません。
ただ、「チキン&ダック」は子犬からシニア犬にまで与えることができる全年齢対応のドライフードとなっているのに対して、「ポーク&ビーフ」と「ターキー&ラビット」は成犬・シニア犬向けのドライフードになっています。
また、「ターキー&ラビット」は脂質とカロリーがやや控えめという違いもあります。
「スモールブリード」に関しては、小型犬向けに粒のサイズが小さめになっていたり、関節に配慮して緑イ貝が配合されているのが特徴で、そのほかのラインナップと比較するとタンパク質もやや高めです。
ナチュラリーフレッシュ(犬用)のサンプルはある?
ナチュラリーフレッシュドッグフードのお試しサンプルの無料配布は行われていません。
ただ、どちらにせよ数食分くらいの少量サイズだと、愛犬の食いつきや体質に合っているかをしっかりと判断することができません。
このことから、積極的には少量サイズの購入はおすすめしておらず、1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入してみて、本当に愛犬に合っているかどうかを時間をかけて確認することをおすすめしています。
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ナチュラリーフレッシュドッグフードの総合評価
ナチュラリーフレッシュドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
骨抜き鶏肉、乾燥全卵、エンドウマメ、白インゲンマメ、ハトムギ、トウジンビエ、トマトポマース、エンドウマメタンパク、鶏脂肪(ミックストコフェロールで保存)、サーモンオイル、二リン酸カルシウム、骨抜き鴨肉、天然香味料、炭酸カルシウム、キヌア、塩化ナトリウム、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンEサプリメント、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸 (ビタミンC)、ナイアシン、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、リボフラビン、ビタミンB12サプリメント、硝酸チアミン、塩化ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸)、ミネラル類(硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅、硫酸マンガン、亜鉛タンパク化合物、鉄タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム、銅タンパク化合物)、乾燥チコリ根、酵母エキス、トリポリリン酸ナトリウム、リンゴ、ニンジン、クランベリー、ホウレンソウ、サツマイモ、大麦若葉、乾燥枯草菌発酵産物、乾燥リケニホルミス菌発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィラス発酵産物、乾燥ラクトバチルス・カゼイ発酵産物、乾燥ビフィズス菌発酵産物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥アスペルギルス・オリゼー発酵産物、酸化防止剤(ビタミンEサプリメント) |
ここからは、ナチュラリーフレッシュドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「チキン&ダック」の原材料一覧です)
2種類の肉類が使われているドライフード
ナチュラリーフレッシュドッグフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、どのラインナップにも2種類の肉類が使われていることです。
これにより、食の好みやアレルギーに配慮して愛犬に合ったフードを選ぶことができます。
また、ナチュラリーフレッシュドッグフードに使われている肉類や野菜、果物は全て人用と同じレベルの品質で、原材料一覧を見る限りでは内容が不明瞭な原材料も見当たりません。
それに加えて、原材料そのものの香りや栄養素をできる限り損なわないように、75℃の低温でゆっくりと調整されていることも評価できます。
ナチュラリーフレッシュドッグフードの原材料について気になる点を挙げるとすれば、肉類の割合までは掲載されておらず、割合が明記されているプレミアムフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。
小麦グルテンフリーのレシピを採用
ナチュラリーフレッシュドッグフードは、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも見逃せません。
穀物全般にアレルギーのある犬には与えることはできないものの、ハトムギやトウジンビエといった穀物はアレルギーの原因になりにくいタンパク源なので、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。
それと、グレインフリー(穀物不使用)を謳っていても、じゃがいもなどの高GI食材が使われているフードも少なくありませんが、ナチュラリーフレッシュドッグフードには低GI食材が使われていることも特徴です。
ナチュラリーフレッシュドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 23.0%以上 |
粗脂質 | 15.0%以上 |
粗繊維質 | 3.5%以下 |
水分 | 10.0%以下 |
カルシウム | 1.2%以上 |
リン | 1.0%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 3.00%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.35%以上 |
エネルギー | 375kcal/100g |
原材料の次は、ナチュラリーフレッシュドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「チキン&ダック」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
ナチュラリーフレッシュドッグフードのタンパク質は23.0〜26.0%以上、脂質は12.0〜16.0%以上、100gあたりのカロリーは353.5〜374.7kcalと、ラインナップによって成分に若干の開きがあります。
例えば、「ターキー&ラビット」のタンパク質は24.0%以上、脂質は12.0%以上、100gあたりのカロリーは353.5kcalと、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーはやや控えめで、室内飼いで運動量が少ない成犬やシニア犬の主食としておすすめです。
その一方で、「ターキー&ラビット」よりも高脂質・高カロリーな「ポーク&ビーフ」は、運動量が多い成犬向けフードと捉えることができます。
ただ、全年齢対応フードの「チキン&ダック」については、育ち盛りの子犬用としてはタンパク質に物足りなさを、「チキン&ダック+緑イ貝 スモールブリード」についてはカロリーにやや物足りなさを感じました。
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ナチュラリーフレッシュドッグフードの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
1kg | 2,570円 | 2,570円 | – |
2.27kg | 4,820円 | 4,820円 | 4,820円 |
4.54kg(2.27kg×2袋) | 9,240円 | 9,240円 | 9,240円 |
9.08kg(2.27kg×4袋) | 18,260円 | 18,260円 | – |
ナチュラリーフレッシュドッグフードを販売しているGREEN DOGの公式サイトと楽天市場、Amazonで「チキン&ダック」の販売状況を調査してみたところ、Amazonでは1kgと9.08kgは販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
そして、公式サイトの価格と楽天・Amazonの最安値は変わらず、という結果になりました。
そのため、ご自身が利用しやすいサイトで購入するのがいいでしょう。
ナチュラリーフレッシュドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 3.0 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
2,570円/1kg 4,820円/2.27kg 9,240円/4.54kg 18,250円/9.08kg ※チキン&ダック ※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 全年齢対応 (種類により異なる) |
原産国 | カナダ |
販売会社 | 株式会社カラーズ |
当サイトのナチュラリーフレッシュドッグフードの総合評価はAランクです。
タンパク質がやや控えめな印象を受けるラインナップもあることや、肉類の割合が分からないことは気になるものの、高GI食材が使われていない小麦グルテンフリーフードということは評価できます。
また、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことや、肉類の内容が違う4種類のドライフードを取り揃えており、愛犬の食の好みや体質に配慮して選べることも魅力と言えます。
プレミアムフードの中では手に取りやすい価格帯と言えますし、「愛犬には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」と考えているなら、ナチュラリーフレッシュドッグフードは自信を持っておすすめできる内容のドッグフードです。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。