AZ(アゼット)ドッグフードの評判ってどう?口コミを徹底検証!

犬の年齢や体質に合わせて、原材料の内容と成分バランスを調整したドライフードを取り揃えているAZ(アゼット)ドッグフード。

どのラインナップもカロリーが控えめな傾向があり、穀物全般にアレルギーのある犬に配慮したグレインフリーフードも販売しています。

今回はそんなAZ(アゼット)ドッグフードの口コミ・評判を120件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

AZ(アゼット)ドッグフードの悪い口コミ・評判

まずはじめに、SNSで調査したAZ(アゼット)ドッグフードの悪い口コミ・評判をピックアップしてみました!

AZ(アゼット)ドッグフードの悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」、「原材料について気になることがある」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、アゼットには人工の香料が使われていないことや、原材料の種類と餌の切り替え方が関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきはいまいち(8件)
  • うちの犬には合わなかった(3件)
  • 原材料で気になることがある(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年5月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査し、2023年9月にXで追加調査を行いました。

食いつきはいまいち

アゼットの悪い口コミ・評判で一番多かったのは「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「残念ながらあまり食べない」というレビューでした。

食いつきが悪い原因としてまず考えられるのは、アゼットは人工の香料を使わずに原材料そのものの香りを活かして風味を整えていることです。

一般的には人工の香料が使われているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬にはアゼットの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、アゼットの子犬用フードとシニア犬用フードは風味の種類が限定されており、子犬とシニア犬の食の好みに合わせにくいこともデメリットと言えます。

うちの犬には合わなかった

次に多かった悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューで、「吐く回数が増えた」という飼い主の声が印象的でした。

アゼットに切り替えて吐き戻しが増えた原因として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。

アゼットには食物アレルギーに配慮されたグレインフリー(穀物不使用)フードもありますが、そのほかのラインナップには【米・コーン・コーングルテンミール】といった穀物が使われています。

米とコーンは小麦に比べればアレルギーの原因になりにくいものの、食に敏感な愛犬には合わない可能性があります。

 

また、特定の肉原材料や豆類・イモ類にアレルギーのある犬もおり、グレインフリーだからといって消化不良を起こさないわけではありません。

そのほかには、一気食いが吐き戻しに繋がっている可能性も考えられますね。

原材料で気になることがある

悪い口コミ・評判の中には、「アゼットの原材料で気になることがある」という内容のレビューもありました。

例えば、成犬用フードの原材料一覧に目を通してみると、第一〜第三原材料までが穀物(コーン・ライス・コーングルテンミール)となっています。

そして、アゼットの原材料一覧には肉原材料の割合までは掲載されていませんが、第一〜第三原材料までが穀物ということを踏まえると、肉原材料の割合はそこまで多くはないと推測することができますね。

また、アゼットのドッグフードは全体的にタンパク質がそれほど多くはないので、【動物性タンパク質がたっぷりと含まれたフードを与えたい】と考えている場合にはあまりおすすめできません。

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AZ(アゼット)ドッグフードの総合評価

AZ(アゼット)ドッグフードの良い口コミ・評判

次に、SNSで調査したAZ(アゼット)ドッグフードの良い口コミ・評判をピックアップしてみました!

AZ(アゼット)ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、原材料の香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められていることや、穀物全般にアレルギーのある犬に配慮したグレインフリーフードも製造・販売していることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(49件)
  • うちの犬には合っている(23件)
  • 原材料に安心感がある(18件)
  • お手頃な値段(6件)
  • 小粒で食べやすそう(6件)
  • 成分バランスがいい(5件)

という結果になっています。

食いつきがいい

アゼットの口コミ・評判で一番多かったのが、「食いつきがいい」というレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが8件、「食いつきがいい」というレビューが49件という割合を踏まえても、アゼットは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいフードと捉えてよさそうです。

また、人工の香料が使われていないにもかかわらず、ここまで食いつきのよさを評価する飼い主の声が多かったのは、原材料の香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められている裏付けにもなりますね。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。

この理由として考えられるのは、アゼットはアレルギーに配慮した2種類のグレインフリーフード(ラム&ポテト/フィッシュ&ポテト)を取り揃えていることです。

2種類のグレインフリーフードには穀物だけでなく、牛肉・鶏肉といった肉原材料も使われておらず、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。

また、アゼットには繊維質も適度に含まれているので、愛犬の毎日のスッキリに配慮したいと考えている場合にもおすすめできます。

原材料に安心感がある

良い口コミ・評判の中には、「アゼットは原材料に安心感がある」という内容のレビューもありました。

まず、穀物全般にアレルギーのある愛犬を飼っている方にとっては、グレインフリーフードを製造・販売していることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、ドッグフードの中には人工の酸化防止剤や着色料が使われているものがありますが、アゼットにはそれらの人工添加物が一切使われていません。

 

人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われるものの、アゼットには天然由来の酸化防止剤が使われています。

そもそもの問題として、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

お手頃な値段

通販サイトとSNSでアゼットの口コミ・評判を調査していると、「お手頃な値段で販売されている」というレビューも見つかりました。

アゼットの100gあたりの値段は約170円と、確かに人工の酸化防止剤や香料・着色料が使われておらず、比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われているフードの中では手に取りやすい値段と言えます。
(※成犬用の1kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

もちろん、値段が高くなるほど肉原材料の割合が増えたり、製造工程に一手間かけられていたりといった違いはあります。

ただ、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、アゼットは【愛犬には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい】と考えている方々を中心に購入されている印象を受けました。

小粒で食べやすそう

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「アゼットは小粒で食べやすそう」というレビューです。

アゼットドッグフードのラインナップは全6種類となっており、種類によって粒のサイズが違います。

そして、幼犬用とシニア犬用(成犬・シニア犬用 ライト)は小粒サイズになっているので、まだ固形物を食べ慣れていない子犬やシニア犬にも食べやすいと思います。

また、グレインフリーフードの”フィッシュ&ポテト”も小粒サイズになっており、成犬用は並粒と小粒の2種類が製造・販売されています。

成分バランスがいい

調査した口コミ・評判の中には、「アゼットは成分バランスがいい」といった内容のレビューもありました。

アゼットのドッグフードはどのラインナップもカロリーが控えめになっており、運動量がそれほど多くない室内飼いの愛犬や、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬用の主食としてぴったりです。

その逆に、運動量が多い活発な愛犬や、食が細くてたくさんの量が食べられない愛犬用フードとしてはあまりおすすめできません。

AZ(アゼット)ドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 食いつきはいまいち
うちの犬には合わなかった
原材料で気になることがある
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
原材料に安心感がある
お手頃な値段
小粒で食べやすそう
成分バランスがいい

AZ(アゼット)ドッグフードの悪い口コミ・評判は「残念ながらあまり食べない」、「うちの犬には合わなかった」、「原材料について気になることがある」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、AZ(アゼット)ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、原材料の香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められていることや、穀物全般にアレルギーのある犬に配慮したグレインフリーフードも製造・販売していることが関係していると考えられます。

AZ(アゼット)ドッグフードの種類

商品名 主原料 穀物 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
エネルギー
(100gあたり)
アダルト-成犬用- コーン コーン、ライス、コーングルテンミール 22.0% 12.0% 約333.00kcal
パピー-幼犬用- コーン コーン、コーングルテンミール、ライス 26.0% 17.0% 約354.50kcal
ライト-シニア・ダイエット犬用- コーン コーン、ライス、コーングルテンミール 24.0% 9.0% 約318.00kcal
グロース-成長期・活溌犬用- ライス ライス、コーングルテンミール、コーン 22.0% 15.0% 約348.00kcal
グレインフリー アレルギーケア ラム&ポテト ラムミール 不使用 22.0% 12.0% 約315.50kcal
グレインフリー アレルギーケア フィッシュ&ポテト タピオカ 不使用 22.0% 12.0% 約319.00kcal

AZ(アゼット)ドッグフードのラインナップは6種類で、このうち2種類はグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

全体的にはタンパク質・脂質・カロリーがやや控えめな傾向があり、体重管理が必要な成犬やシニア犬向けフードの「ライト」と、グレインフリーフードの「ラム&ポテト」と「フィッシュ&ポテト」は特にカロリーが控えめです。

子犬用フードの「パピー」は成犬用フードより高タンパク・高脂質に調整されているものの、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬用フードとしてはカロリーが物足りない印象を受けます。

それと、肉類が主原料として使われているのは「ラム&ポテト」だけで、どのラインナップも肉類の割合はそれほど多くはないと推測することができますね。

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AZ(アゼット)ドッグフードの総合評価

AZ(アゼット)ドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
コーン、ライス、コーングルテンミール、ミートボーンミール、牛脂、ラムミール、動物たんぱくエキス、チキンオイル、ミネラル類(クロライド、ナトリウム、亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸、B2、B1、B6、葉酸、ビオチン、K3、B12)、ツナオイル、レシチン、メチオニン、オリゴ糖、タウリン、月見草油、ピコリン酸クローム、保存料(プロピオン酸)、エステル化グルコマンナン、ユッカエキス、グルコサミン・コンドロイチン硫酸、エンザイム(酵素)
※内容が不明瞭な原材料は赤色で記載

ここからは、AZ(アゼット)プロフェッショナルドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「成犬用」の原材料一覧です)

肉類が主原料なのは「ラム&ポテト」だけ

アゼットで肉類が主原料として使われているのは「ラム&ポテト」だけで、実際に「成犬用」の原材料一覧を見てみると、第一原材料にコーン、第二原材料にライス、第三原材料にコーングルテンミールが使われていることが分かります。

これらの穀物は小麦に比べればアレルギーの原因にはなりにくいものの、犬の体質によっては合わないことがあります。

また、アゼットのドッグフードは全体的にタンパク質がそれほど多くはないです。

そのため、【愛犬には動物性タンパク質がたっぷりと含まれているフードを与えたい】と考えている場合にはあまりおすすめできません。

 

それと、アゼットに使われている肉原材料は牛肉・羊肉・鶏肉の3種類(魚を含めると4種類)とのことですが、ミートボーンミールにはそのうち何種類の肉原材料が使われているのか分かりません。

もし愛犬が牛肉と鶏肉のどちらかにアレルギーがある場合には、牛肉・鶏肉が使われていない「ラム&ポテト」か「フィッシュ&ポテト」を選んであげるといいでしょう。

ただ、牛脂とチキンオイルのタンパク質がしっかりと取り除かれていない場合、それらの油脂類がアレルギーの原因になる可能性はあります。

人工の酸化防止剤や着色料は不使用

アゼットには、人工の酸化防止剤や着色料が使われていません。

牛脂やチキンオイルといった油脂類には酸化を抑えるために何かしらの酸化防止剤が使われていると考えられますが、公式サイトでは【アゼットにはBHA・BHTといった人工の酸化防止剤は使用していない】といった説明がされています。

また、アゼットのフードの色味は一律ではありませんが、原材料として使われているコーンの収穫時期によって微妙な違いが出るとのことです。

人工の香料が使われていないことも評価できますし、原材料の安全性に関しては特に気になる点はありません。

AZ(アゼット)ドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 22.0%以上
粗脂肪 12.0%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 8.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 0.5%以上
リン 0.4%以上
エネルギー 約333.00kcal/100g

原材料の次は、AZ(アゼット)プロフェッショナルドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「成犬用」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

アゼットのタンパク質は22.0〜26.0%以上、脂質は9.0〜17.0%以上、100gあたりのカロリーは約315.50〜354.50kcalと、種類によって成分バランスに開きがあるものの、全体的にタンパク質・脂質・カロリーが控えめな傾向があります。

例えば、「成犬用」のタンパク質は22.0%以上、脂質は12.0%以上、100gあたりのカロリーは約333.00kcalとなっており、室内飼いで運動量が少ない成犬向けの成分バランスと言えるでしょう。

また、「ライト」は「成犬用」よりも脂質とカロリーが控えめに調整されていることから、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬にも対応できます。

ただ、高脂質・高カロリーな1歳以上の成犬用フードは製造・販売されておらず、運動量が多い活発な成犬や食が細くてたくさんの量が食べられない成犬・シニア犬用フードとしては向いていません。

 

「パピー」に関しては、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、成犬用フードよりも高タンパク・高脂質・高カロリーに調整されています。

高タンパク・高脂質という点では子犬向きと言えますが、子犬用フードにしてはカロリーがやや控えめな印象を受けました。

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AZ(アゼット)ドッグフードの総合評価

AZ(アゼット)ドッグフードの給餌量

体重 1日あたりの給餌量
1〜5kg 39〜131g
5〜10kg 131〜220g
10〜25kg 220〜436g
25〜45kg 436〜678g
45kg以上 678g以上

AZ(アゼット)ドッグフードの「成犬用」の給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
1kg 1,700円 1,656円 1,956円
3kg 4,300円 4,193円 4,193円
5kg 6,800円 6,731円
10kg 11,000円 10,892円 10,892円

AZ(アゼット)の公式サイトと楽天市場とAmazonで「成犬用」の販売状況を調査してみたところ、楽天では5kgサイズが販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年5月に確認しました)

そして、1kgサイズの最安値は楽天、5kgサイズの最安値はAmazon、3kg・10gの2サイズについては楽天とAmazonで最安値は変わらず、という結果になりました!

アゼットは店頭ではあまり販売されていないプレミアムフードなので、アゼットを購入するなら販売状況も一緒に確認できる通販サイトを利用することをおすすめします。

通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料になる販売店も多いですしね。

AZ(アゼット)ドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 2.5
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 4.5
コスパ 3.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
1,656円/1kg
4,193円/3kg
6,731円/5kg
10,892円/10kg
※成犬用
※2023年5月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 タイ
販売会社 アゼットジャパン株式会社

当サイトのAZ(アゼット)ドッグフードの総合評価はBランクです。

人工の酸化防止剤や香料・着色料といった添加物が使われておらず、運動量が少ない室内飼いの犬向けにカロリーが控えめに調整されていることが魅力です。

ただ、肉類が主原料として使われているのは「ラム&ポテト」だけで、どのラインナップも肉類の割合がそれほど多くはないと推測できることも評価に影響しています。

とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。

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