モグワンとうまかはどちらも通販限定のドッグフードで、メインのタンパク源として鶏肉が使われていたり、香料・着色料といった添加物が使われていないなどの共通点があります。
そして、2つのドッグフードが比較されることも少なくはなく、「モグワンとうまかのどちらを選べばいいのか分からない」という飼い主の意見をちらほら見かけます。
そこでこの記事では、モグワンとうまかを5つの項目で比較し、それぞれの違いをできるだけ分かりやすくまとめてみたので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
モグワンとうまかの原材料の比較
項目 | モグワン | うまか |
---|---|---|
主原料 | チキン&サーモン | 鶏肉 |
動物性タンパク源 | 鶏、魚 | 鶏、魚、卵 |
穀物 | 不使用 (グレインフリー) |
玄米、大麦 (小麦グルテンフリー) |
大豆 | 不使用 | 使用 |
香料・着色料 | 無添加 | 無添加 |
まずはじめに比較したのは、モグワンとうまかの主原料を含めた動物性タンパク源の種類と穀物・大豆が使われているか、不要な添加物が使われていないかです。
モグワンには主食用としてチキン(鶏肉)&サーモン(魚)が使われており、うまかには主原料として鶏肉が使われています。
ただ、モグワンの動物性タンパク源は「鶏/魚」の2種類なのに対して、うまかには卵を含めた3種類の動物性タンパク源が使われています。
また、モグワンはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用している一方で、うまかは「玄米/大麦」が使われている小麦グルテンフリーのドライフードで、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい傾向にある大豆も使われています。
アレルギーの原因は犬によって様々ではあるものの、タンパク源の種類がシンプルという点では、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にはモグワンの方が合わせやすい・・・という見方ができますね。
とは言っても、愛犬にこれといったアレルギーがなければ、特に気にする必要はありません。
なお、冒頭でも触れましたが、香料・着色料などの犬にとって必要のないものが一切使われていない点は、モグワンとうまかも同じです。
モグワンとうまかの成分の比較
項目 | モグワン | うまか |
---|---|---|
タンパク質 (以上) |
27% | 21.4% |
脂質 (以上) |
10% | 9.5% |
水分 (以下) |
9% | 10.0% |
エネルギー (100gあたり) |
361.5kcal | 350kcal |
原材料の次は、モグワンとうまかの主要な成分値(タンパク質・脂質・カロリー)を比較してみました。
どちらも全年齢対応の主食用ドライフードですが、モグワンはうまかよりも高タンパクになっています。
その一方で、うまかはモグワンよりもカロリーが控えめです。
そして、このような成分バランスの違いを踏まえて、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な成犬にはモグワンを、歳をとって活動量が落ちたシニア犬にはうまかをおすすめしています。
モグワンとうまかの粒の大きさの比較
項目 | モグワン | うまか |
---|---|---|
直径 | 8〜12mm | 約10mm |
厚さ | 3〜4mm | 約2mm |
形状 | ドーナツ型 | 楕円形 |
主要な成分バランスの次は、粒の大きさを比較してみました。
モグワンについては直径が8〜12mm、厚さが3〜4mmのドーナツ型のドライフードです。
うまかについては直径が約10mm、厚さが約2mmの楕円型のドライフードということで、直径の平均はどちらも変わらないものの、うまかの方がやや薄めの粒になっています。
と言っても、どちらも口が小さな小型犬にも食べやすいサイズ感ではあるので、粒サイズに注目してどちらかを選ぶよりも原材料や成分、販売価格といったその他の要素に注目して購入を検討するといいでしょう。
モグワンとうまかの値段の比較
項目 | モグワン | うまか |
---|---|---|
通常購入時の価格 | 5,456円/1.8kg×1袋 | 5,478円/1.5kg×1袋 |
定期購入時の価格 (1袋あたり) |
1袋:4,910円(10%オフ) 2〜4袋:4,637円(15%オフ) 5袋以上:4,364円(20%オフ) ※合計金額に応じて割引率が変動 |
初回:1,980円(63%オフ) 1袋:4,930円(10%オフ) 2袋以上:4,382円(20%オフ) ※2回目以降はまとめ買い袋数に応じて割引率が変動 |
100gあたりの価格 | 約303〜242円 | 約365〜132円 |
1日あたりの餌代 (5kgの成犬を想定) |
約261〜209円 | 約400〜145円 |
次は、モグワンとうまかの値段を比較してみました。
モグワンは1袋1.8kgで、うまかは1袋1.5kgで販売されており、どちらもそれ以外のサイズはありません。
そして、モグワンは1袋5,456円で、うまかは1袋5,478円で販売されており、販売価格はモグワンの方が安いです。
ちなみに、より分かりやすいように100gあたりの値段で比較してみると、モグワンは約303円、うまかは約365円となります。
また、モグワンもうまかも公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると割引価格で購入できるようになっています。
具体的には、モグワンの定期コースは1袋なら10%、2〜4袋のまとめ買いなら15%、5袋以上のまとめ買いなら20%の割引が、うまかは初回は63%の割引が、2回目以降は1袋なら10%、2袋以上なら20%の割引が適用されます。
初回に限ればグラムあたりの値段はうまかの方が安くなるものの、2回目以降のグラムあたりの値段はモグワンの方が安いので、「できるだけ愛犬の月々の餌代を抑えたい」と考えているならモグワンがおすすめです。
モグワンとうまかの原産国の違い
モグワンとうまかはどちらも日本の企業が開発したドッグフードですが、モグワンはイギリスの工場で製造されているのに対して、うまかは日本の工場で製造されています。
当サイトでは原産国の違いは重要視しておらず、あくまで原材料の品質や動物性タンパク源の割合、不要な添加物が使われていないかや成分バランスに注目して、愛犬のフードを選ぶことをおすすめしています。
ただ、それでも「愛犬には国産のドッグフードを与えたい」と考えており、モグワンとうまかのどちらかで迷っているなら、必然的にうまかということになります。
こんな場合はモグワンがおすすめ
まず、愛犬が穀物全般や大豆にアレルギーがあるなら、それらのタンパク源が使われていないモグワンに選択肢が絞られます。
また、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬や運動量が多い活発な愛犬にいは、高タンパクでうまかよりもカロリーが高いモグワンが向いています。
そして、できるだけ愛犬の月々の餌代を抑えたいと考えている場合には、うまかよりもグラムあたりの値段が安いモグワンがおすすめです。
こんな場合はうまかがおすすめ
うまかは一般的な全年齢対応の主食用ドライフードと比べて、タンパク質・脂質・カロリーが控えめになっており、「歳をとって活動量が落ちたシニア犬にタンパク質が控えめなフードを与えたい」、と考えている場合に向いています。
また、イギリスで製造されているモグワンに対して、うまかは日本国内で製造されていることから、「愛犬には国産のドッグフードを与えたい」と考えているなら、必然的に選択肢はうまかに絞られます。
それと、うまかは定期コース初回は割引率が優遇されているので、”初回購入時”という条件に限定すれば、グラムあたりの値段はうまかの方が安いです。
まとめ
モグワンとうまかはどちらも通販限定のドッグフードで、メインのタンパク源として鶏肉が使われていたり、香料・着色料といった添加物が使われていないなどの共通点があります。
ただ、モグワンは穀物・大豆不使用のレシピを採用しているのに対して、うまか玄米・大麦といった穀物と大豆が使われている小麦グルテンフリーのドライフード、という違いがあります。
また、主要な成分値にも違いがあり、モグワンは高タンパクなドライフードになっています。
それに加えて、モグワンとうまかは販売価格にも開きがあるので、コスパ面も考慮してどちらかを選ぶといいでしょう。