NAAF(ナーフ)ドッグフードを愛犬家の口コミも踏まえて徹底評価!

鹿児島県産の原材料だけで作られていることに加えて、生産・加工も鹿児島で行われているNAAF(ナーフ)ドッグフード。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも特徴です。

この記事ではそんなNAAFドッグフードの口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

NAAF(ナーフ)ドッグフードの悪い口コミ・評判

NAAF(ナーフ)ドッグフードは流通量がそれほど多くないこともあってか、口コミ・評判はほとんど確認できませんでした。
(※口コミ・評判は2022年7月にツイッター、インスタグラムで調査しました)

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューです。

うちの犬には合わなかった

「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューですが、具体的には「軟便(下痢)気味になった」という飼い主の声でした。

軟便の理由として考えられるのは、食物アレルギーと餌の急な切り替えです。

NAAFのドライフードとテリーヌはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、動物性タンパク源の中でも牛肉は特にアレルギーの原因になりやすく、特定のイモ類・豆類が体質に合わない犬もいます。

ただ、NAAFは原材料がかなりシンプルなドッグフードなので、様々なタンパク源が使われているフードに比べれば、食に敏感な愛犬にも対応はしやすいです。

 

次の餌の切り替えに関してですが、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、餌の切り替えが早すぎると一時的に軟便(下痢)気味になる可能性はあります。

餌の急な切り替えは消化不良の原因も特定しづらくなってしまうため、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。

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NAAF(ナーフ)ドッグフードの総合評価

NAAF(ナーフ)ドッグフードの良い口コミ・評判

NAAF(ナーフ)ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい」、「原材料に安心感がある」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、NAAFには鹿児島県産の動物性原材料が贅沢に使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

食いつきがいい

NAAFの良い口コミ・評判でまず確認できたのが、「食いつきがいい」というレビューでした。

この理由として考えられるのは、NAAFには鹿児島県産の動物性原材料が贅沢に使われており、原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることです。

例えば、3種類あるドライフードはどれも動物性原材料が7割以上を占めていますし、それぞれで動物性原材料の種類と割合が違うことから、愛犬の食の好みに合わせて選ぶこともできます。

とは言え、そもそものレビュー総数が少なかったこともあり、食いつきについての口コミ・評判はあまり参考にならない・・・というのが率直な感想です。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「NAAFは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、小麦や穀物全般にアレルギーのある愛犬を飼っている方にとっては、ドライフードとテリーヌはグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることが安心感のある要素と言えるでしょう。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われているドッグフードは少なくありませんが、NAAFにはそれらの添加物が使われていないことも安心感に繋がります。

人工の香料は食いつきをよくするために使われますが、先ほどの項目でも触れた通り、NAAFは原材料そのものの香りで風味が整えられています。

 

人工の酸化防止剤についてはフードの酸化を抑えるために使われることもあり、「基準内であれば使われていても問題ない」という考え方も、「使われていること自体が問題」という考え方も間違いとは言い切れません。

ただ、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、少なくとも着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

それなのに着色料を使って色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。

それに対して、必ずしも使う必要のない添加物が一切使われていないNAAFは、人間目線ではなく犬目線で作られているドッグフードと捉えることができますね。

NAAF(ナーフ)ドッグフードの口コミ・評判まとめ

NAAF(ナーフ)ドッグフードは流通量がそれほど多くないこともあってか、口コミ・評判はほとんど確認できませんでした。

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかった」という内容のレビューです。

その一方で、NAAF(ナーフ)ドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい」、「原材料に安心感がある」といった内容のレビューを確認できました。

このような内容のレビューが見られた理由は、NAAFには鹿児島県産の動物性原材料が贅沢に使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • うちの犬には合わなかった
  • 食いつきがいい
  • 原材料に安心感がある

NAAF(ナーフ)ドッグフードの種類

NAAF(ナーフ)にはドライフードだけでなく、テリーヌやおやつなど様々な風味、形状のドッグフードがあります。

ここでは、ドライフードとテリーヌのラインナップの主要な成分をまとめてみました。

ドライフード

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
NAAF STANDARD 60.1% 5.3% 7.2% 480kcal
NAAF PORK&BEEF 57.6% 11.9% 8.4% 450kcal
NAAF FISH&CHICKEN 66.7% 6.6% 7.9% 398kcal

ドライフードは「NAAF STANDARD」、「NAAF PORK&BEEF」、「NAAF FISH&CHICKEN」の3種類です。

どれも動物性原材料の占める割合は全体の7割以上とかなり多く、さらにグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、非常に高タンパクなドライフードになっています。

また、カロリーも全体的に高めになっていますが、脂質に関しては控えめな傾向があります。

なお、公式サイトでは後述するテリーヌは総合栄養食(※)と説明されていますが、ドライフードについては確認できませんでした。
(※主食として与えることができる栄養基準を満たしたフードのことです)

テリーヌ

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
21.0% 6.6% 68.0% 164kcal
16.4% 11.1% 70.6% 135kcal
17.5% 0.8% 70.8% 141kcal
15.5% 1.0% 72.2% 123kcal
15.1% 3.4% 69.8% 159kcal
ダチョウ 14.6% 2.3% 69.8% 153kcal
鹿 15.2% 0.9% 70.0% 150kcal

テリーヌは「牛/豚/鶏/魚/馬/ダチョウ/鹿」の7種類です。

全体的にかなり高タンパクなウェットタイプのドッグフードではありますが、水分量が多いこともあってカロリーは控えめです。

必要な栄養をバランスよく摂り入れられる主食用フードという性質上、主食としてそのまま与えるのはもちろん、トッピング用として使ったりおやつ代わりに与えるにもいいですね。

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NAAF(ナーフ)ドッグフードの総合評価

NAAF(ナーフ)ドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
鹿児島県産鶏肉+鹿児島県産牛赤身肉70%、鹿児島県産紅はるか+鹿児島県産安納芋20%、鹿児島県産人参+鹿児島県産南瓜10%

ここからは、NAAF(ナーフ)ドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表はドライフード”NAAF STANDARD”の原材料一覧です)

鹿児島県産の原材料だけで作られたドッグフード

NAAFの特徴としてまず挙げられるのは、鹿児島県産の原材料だけで作られたドッグフードということです。

それに加えて、生産・加工も鹿児島県で行われており、Nフードサービスが製造から販売までを一貫して行っています。

そして、ドライフードの動物性原材料の占める割合は全体の70%以上と多く、肉食傾向の雑食である犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

 

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることから、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛犬にも問題なく与えられることも強みです。

さらに、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は一切使われておらず、品質面・安全性ともに配慮された国産ドッグフードと捉えることができます。

ただ、公式サイトを見た限りでは製造工場の設備や原材料の品質管理体制などには触れられていないので、それらの細かな説明があればより安心感が増すと思いました。

NAAF(ナーフ)ドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 60.1%以上
粗脂肪 5.3%以上
粗繊維 1.9%以下
粗灰分 2.3%以下
水分 7.2%以下
カルシウム 152mg/100g
マグネシウム 72mg/100g
ナトリウム 62mg/100g
エネルギー 480kcal/100g

原材料の次は、NAAF(ナーフ)ドッグフードの成分を評価していきます。
(※表はドライフード”NAAF STANDARD”の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

NAAFのドライフードのタンパク質は57.6〜66.7%以上、脂質は5.3〜11.9%以上、カロリーは100gあたり398〜480kcalと、全体的に高タンパク・高カロリーなドライフードになっています。

その一方で、脂質については控えめになっており、主要な成分バランスを見た限りでは食が細くてたくさんの量が食べられない成犬向け・・・と捉えることができます。

もちろん、給餌量さえ調整できれば平均的な食事量の愛犬にも問題なく与えることができます。

 

ただ、ビタミン・ミネラルといった栄養添加物が添加されていないことに加えて、テリーヌとは違って公式サイトに総合栄養食と記載されていないことが気になりました。

また、かなり高タンパクなドッグフードという性質上、「歳をとったシニア犬にタンパク質が控えめなフードを与えたい」と考えている場合には選択肢から外れます。

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NAAF(ナーフ)ドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
1kg 2,550円

NAAFドッグフードを製造・販売しているNフードサービスの公式通販サイトと楽天市場、AmazonでNAAFの販売状況を調査してみたところ、楽天とAmazonでは一部のおやつだけしか販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年10月に確認しました)

そして、公式サイトのドライフード(NAAF STANDARD)の販売価格については、1袋(1kg)2,550円となっていました。

なお、ドライフードは種類によって販売価格が違い、送料は920〜1,690円と配送地域によって違います。
(※鹿児島以外の離島は1,520円の別途料金が発生)

NAAF(ナーフ)ドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき ※レビューが少ないため未評価
コスパ 1.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量 2,550円/1kg
※ドライフード「NAAF STANDARD」
対応年齢 全年齢対応
原産国 日本
販売会社 Nフードサービス株式会社

当サイトのNAAF(ナーフ)ドッグフードの総合評価はBランクです。

鹿児島県産の原材料だけで作られていることや、人工の酸化防止剤や着色料・香料・着色料といった添加物が一切使われていない国産ドッグフードということは魅力的です。

それに加えて、動物性原材料が贅沢に使われていることも評価できますが、それだけに決して安い価格とは言えない国産ドッグフードです。

どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。