バツグンドッグフードを5つの項目で徹底評価!口コミも調査・検証

人用の食品レベルの国産原材料で作られている、チヨペットのBATSUGUN(バツグン)ドッグフード。

それに加えて、人工の酸化防止剤や着色料、香料・調味料といった添加物は使われておらず、【馬肉/チキン/Fish】といったメインのタンパク源が違う3種類のラインナップを取り揃えています。

今回はそんなバツグンドッグフードの口コミ・評判を68件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

バツグンドッグフードの悪い口コミ・評判

バツグンドッグフードの悪い口コミ・評判については、「食いつきはいまいち」という内容のレビューを2件だけ確認できました。
(※口コミ・評判は2023年2月にAmazon、楽天、インスタグラムで調査しました)

食いつきはいまいち

バツグンの食いつきが悪い理由として考えられるのは、天然由来の原材料そのもの香りで風味が整えられており、人工の香料・調味料といった添加物が使われていないことです。

このことから、それらの添加物が使われているフードを食べ慣れている犬の場合、バツグンの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、単純に選んだ種類(風味)が好みでなかった可能性も考えられますね。

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バツグンドッグフードの総合評価

バツグンドッグフードの良い口コミ・評判

バツグンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい」、「うちの犬に合っている」、「原材料に安心感がある」という内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、バツグンは良質な肉・魚が主原料かつ天然由来の原材料の香りを活かして風味が整えられていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(32件)
  • うちの犬には合っている(22件)
  • 原材料に安心感がある(12件)

という結果になっています。

食いつきがいい

バツグンの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが2件、「食いつきがいい」というレビューが32件という件数を踏まえても、バツグンは良質な肉・魚を主原料として使い、天然由来の原材料そのもの香りを活かしてきちんと風味が整えられている・・・と捉えてよさそうです。

ただ、バツグンには人工の香料・調味料といった添加物が使われていないにも関わらず、ここまで食いつきのよさを評価する声に偏ったことには正直意外でした。

そのほかの要因として考えられるのは、【馬肉/チキン/Fish】といったメインのタンパク源が違う3種類のラインナップがあり、食の好みに合わせて選べることです。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。

具体的には「いい便が出るようになった」、「毛艶が良くなった気がする」といった飼い主の声を確認できました。

これらの理由としてまず考えられるのは、バツグンは肉・魚が主原料として使われており、穀物は消化しやすいように丹念に焙煎されていることです。

また、穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、それらのタンパク源が使われていないことも理由の一つでしょう。

 

それと、毛艶についてはオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の含有量も関係していると考えられます。

2つの脂肪酸はどちらか一方だけを摂り入れればいいというわけではなく、バランスよく摂り入れることが大切です。

そこで気になって成分表に目を通してみましたが、残念ながら2つの脂肪酸の含有量までは掲載されていませんでした。

なお、現時点の暫定的な見解ではあるものの、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスは【5:1~10:1】くらいがいいのではないかと考えられているので、愛犬のフード選びの参考にしてみてください。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず第一に、バツグンは人用の食品レベルの国産原材料で作られていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、人工の酸化防止剤や着色料といった添加物が使われているフードが少なくない中、バツグンにはそれらの添加物が使われていないことも安心感に繋がります。

人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われるもので、「基準内であれば使われていても問題ない」という考え方も、「使われていること自体が問題」という考え方のどちらも間違いとは言い切れません。

 

ただ、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものに関わらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はないです。

そして、人工の酸化防止剤や着色料は涙やけやアレルギーの原因になりえます。

このような理由もあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは、人工の酸化防止剤や着色料が使われているフードは避けられがちな傾向があります。

バツグンドッグフードの口コミ・評判まとめ

バツグンドッグフードの悪い口コミ・評判については、「食いつきはいまいち」という内容のレビューを確認できました。

その一方で、バツグンドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい」、「うちの犬に合っている」、「原材料に安心感がある」という内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、バツグンは良質な肉・魚が主原料かつ天然由来の原材料の香りを活かして風味が整えられていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 食いつきはいまいち
  • 食いつきがいい
  • うちの犬には合っている
  • 原材料に安心感がある

バツグンドッグフードの種類

商品名 タンパク質 脂質 水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
馬肉 22.2% 11.5% 7.0% 396kcal
チキン 27.6% 11.2% 7.0% 390kcal
Fish 27.4% 9.7% 7.0% 387kcal

バツグンドッグフードのラインナップは「馬肉」、「チキン」、「Fish」の3種類で、ラインナップによってメインの動物性タンパク源や成分バランスが違います。

ただ、どのラインナップにも人用の食品レベルの国産原材料が使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることは同じです。

また、人工の酸化防止剤や着色料、香料や調味料といった人工添加物も使われていません。

その一方で、「チキン」についてはシニア犬や関節が気になる成犬に配慮して、グルコサミンやコンドロイチンが豊富なサメ軟骨乾燥粉末が配合されている・・・といった違いもあります。

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バツグンドッグフードの総合評価

バツグンドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
馬肉(ツラ・ネック・細切れ使用)、玄米粉、白米粉、大豆、黒豆、はと麦、まる麦、さらし小豆(ゆで小豆)、エゴマ 、米ぬか、じゃがいも、ニンジン、キャベツ、小松菜、かぼちゃ、昆布、鰯魚粉、鰹節粉、リンゴ皮パウダー、干し椎茸、高野豆腐、おから、卵殻カルシウム、ポチの水(飲用水)、焚黒糖
※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載

ここからは、バツグンドッグフードの原材料を評価していきます!
(※表は「馬肉」の原材料一覧です)

良質な国産原材料で作られているドライフード

バツグンの特徴としてまず挙げられるのは、良質な国産原材料で作られているドライフードということです。

人用の食品レベルの原材料を自社工場で調理しており、公式サイトでは原材料一つ一つの情報(産地など)が開示されています。

また、人工の酸化防止剤や着色料、香料・調味料といった添加物が使われていないことも評価できます。

肉・魚が主原料かつ小麦グルテンフリー

バツグンはどのラインナップも肉・魚が主原料かつ、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも見逃せません。

穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、バツグンなら小麦アレルギーの愛犬にも問題なく与えられます。

ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆は使われているので、該当する愛犬に与えるのは避けてください。

なお、バツグンには玄米粉や白米粉、はと麦などの様々な穀物が使われていますが、穀物類は消化しやすいように丹念に焙煎を行われているので、愛犬にこれといったアレルギーがないなら特に気にする必要はないでしょう。

バツグンドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 22.2%
粗脂肪 11.5%
粗繊維 3.7%
粗灰分 4.5%
水分 7.0%以下
カルシウム 0.98%
リン 0.66%
マグネシウム 0.23%
ナトリウム 0.07%
エネルギー 396kcal/100g

原材料の次は、バツグンドッグフードの成分を評価していきます!
(※表は「馬肉」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

まず前提として押さえておきたいことや、バツグンは総合栄養食の基準を満たしていないドライフードということです。

いわゆる”一般食”という括りになりますが、2つのフードの違いを簡単に説明すると、前者は犬に必要な栄養をバランスよく摂り入れられる主食用フードで、後者はそうでないフードということです。

それを踏まえながら成分表を見てみると、バツグンの脂質は9.7〜11.5%、カロリーは100gあたり387〜396kcalと、低脂質・高カロリーなドッグフードになっています。

タンパク質については「チキン」が27.6%、「Fish」が27.4%と高タンパクな一方で、「馬肉」は22.2%と2つのフードに比べると控えめです。

 

このような成分バランスを踏まえると、「チキン」と「Fish」は食が細くてたくさんの量が食べられない成犬用フードとして、「Fish」はそれに加えてタンパク質が控えめなフードを与えたいと考えている場合に向いています。

対照的に、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬用フードとしては、バツグンのような高カロリーなドライフードはおすすめしていません。

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バツグンドッグフードの総合評価

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
100g 500円
400g 2,018円 2,018円 1,760円
1kg 3,778円 3,778円 3,300円
2.5kg 9,009円 9,009円 9,009円
4.5kg 15,367円 15,367円 13,420円

バツグンの販売元であるチヨペットの公式サイトと楽天市場、Amazonで「馬肉」の販売状況を調査してみたところ、100gの少量サイズは公式サイト以外では販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年2月に確認しました)

そして、400g・1kg・4.5kgの最安値はAmazon、2.5kgについては公式サイトの価格と楽天、Amazonの最安値は変わらずという結果になりました!

なお、公式サイトを確認した限りでは、バツグンを店頭で取り扱っている販売店の情報は見当たりませんでした。

バツグンドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 3.5
成分 3.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 1.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
500円/100g
1,760円/400g
3,300円/1kg
9,009円/2.5kg
13,420円/4.5kg
※馬肉
※2023年2月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 日本
販売会社 株式会社Chiyo-pet

当サイトのバツグンドッグフードの総合評価はBランクです。

一般食に当てはまることも踏まえて成分の項目は3点としていますが、人用の食品レベルの国産原材料で作られていることに加えて、人工の酸化防止剤や着色料、香料や調味料といった添加物が一切使われていないことは魅力的です。

また、メインのタンパク源が違う3種類のラインナップがあり、愛犬の食の好みや体質に配慮して選べることも強みですが、決して安いとは言えない販売価格も総合評価に影響しています。

どれだけ品質にこわだってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。