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肉・魚が一切使われていない代わりに、メインのタンパク源として昆虫が使われている珍しいドッグフードのヨラ(YORA)。

それに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しており、食に敏感な愛犬にも対応しやすくなっています。

この記事ではそんなヨラドッグフードの口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

※ヨラドッグフードは2022年7月をもって販売終了となりました。

ヨラドッグフードの悪い口コミ・評判

ヨラドッグフードは流通量が少ない通販限定のプレミアムフードということもあってか、口コミ・評判はほとんど確認できませんでした。

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判が「継続して与えるには値段が高い」、「残念ながら食いつきはいまいち」、「原材料の内容で気になる点がある」といった内容のレビューです。

このような内容のレビューが見られた理由として考えられるのは、ヨラは香料・着色料不使用かつ小麦グルテンフリーのドッグフードということや、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(2件)
  • 食いつきはいまいち(1件)
  • 原材料の内容が気になる(1件)
  • うちの犬には合わなかった(1件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2021年11月にAmazon、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

値段が高い

ヨラの悪い口コミ・評判の一つとして、「値段が高い」という内容のレビューを確認できました。

実際、ヨラの100gあたりの値段は約360円と、ペットショップやホームセンターのペットフードコーナーでよく見かけるドッグフードと比較するとかなり高いです。
(※通常購入時の販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いだけあって、香料・着色料といった添加物が使われていなかったり、アレルギーの原因になりにくい小麦グルテンフリーのレシピを採用しているなどの違いがあります。

 

また、メインのタンパク源が穀物や豆類・イモ類ではなく”昆虫”ということも関係しているでしょう。

どれだけ原材料の内容にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

なお、ヨラの公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると1袋だけの購入でも10%の割引が適用されます。

定期コースは初回限りで解約することもできるので、お試し購入するにしても定期コースの割引特典を活用した方がお得に購入できますよ。

食いつきはいまいち

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。

食いつきが悪い理由としてまず考えられるのは、ヨラには香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、ヨラの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

 

また、ヨラは昆虫が主原料として使われている珍しいドッグフードということも、食いつきの良し悪しに繋がっていると考えられます。

そのため、食にこだわりのあるグルメな愛犬の場合、フードの切り替えに苦労するかもしれません。

原材料の内容が気になる

悪い口コミ・評判の中には、「原材料の内容が気になる」といったレビューもありました。

具体的には、「昆虫の種類が分からない」という飼い主の声です。

ヨラの原材料一覧に目を通してみると、主原料として使われている昆虫の項目には【乾燥昆虫/昆虫/昆虫オイル】と記載されており、確かに何の種類の昆虫が使われているのかが分かりません。

 

ただ、オランダの世界最大の食用昆虫工場から仕入れているとのことですし、品質面と安全性については問題ないと考えています。

なお、”昆虫食”と聞くと見た目を気にする方もいるかもしれませんが、ヨラに使われている昆虫は粉状に加工されており元々の形状は残っていないので、肉・魚が使われているドッグフードと見た目は特に変わりませんよ。

うちの犬には合わなかった

そのほかには、「うちの犬には合わなかったようで、吐く回数が増えた」というレビューも見つかりました。

この理由として考えられるのは、食物アレルギーと餌の急な切り替えです。

ヨラには肉・魚といったタンパク源が使われておらず、小麦グルテンフリーのレシピを採用していますが、犬によってアレルギーの原因は様々です。

 

例えば、【オーツ麦/トウモロコシ】といった穀物がアレルギーの原因になることがあります.。

そのほかにも、【ジャガイモ/エンドウ豆】といったイモ類・豆類が体質に合わないこともあります。

そのため、食に敏感な愛犬にヨラを与えようと考えているなら、タンパク源の種類に注目して購入を検討するといいでしょう。

 

次の餌の切り替えに関してですが、急な餌の切り替えは消化の負担になってしまうので、餌の切り替えが早すぎると一時的に下痢や吐き戻しといった消化不良を起こす可能性はあります。

餌の急な切り替えは消化不良の原因も特定しづらくなってしまうため、当サイトでは1週間から10日ほどかけてゆっくりと切り替えることをおすすめしています。

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ヨラドッグフードの総合評価

ヨラドッグフードの良い口コミ・評判

ヨラドッグフードの良い口コミ・評判に関しては、「食いつきがいい」という内容のレビューを3件確認できました。

食いつきがいい

「食いつきがいい」というレビューが見られた理由として考えられるのは、ヨラにはメインのタンパク源として昆虫が使われており、良質な原材料そのものの香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められていることです。

ドッグフードに限らず昆虫食に馴染みがない方がほとんどだと思いますが、ヨラの開発者は「これだ!」という味に出会うまで29ものレシピを試したとのことで、多くの犬に受け入れられるよう風味が整えられていると捉えることができます。

とは言え、そもそものレビュー総数が少ないこともあり、食いつきについて口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

ヨラドッグフードの口コミ・評判まとめ

ヨラドッグフードは流通量が少ない通販限定のプレミアムフードということもあり、口コミ・評判はほとんど確認できませんでした。

そんな状況の中で見つかった悪い口コミ・評判が「継続して与えるには値段が高い」、「残念ながら食いつきはいまいち」、「原材料の内容で気になる点がある」といった内容のレビューです。

その一方で、「食いつきがいい」という内容の良い口コミ・評判も確認できました。

この理由として考えられるのは、ヨラにはメインのタンパク源として昆虫が使われており、良質な原材料そのものの香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められていることです。

口コミ・評判一覧
  • 値段が高い
  • 食いつきはいまいち
  • 原材料の内容が気になる
  • うちの犬には合わなかった
  • 食いつきがいい

ヨラドッグフードのお試しサンプルについて

ヨラドッグフードのお試しサンプルの無料配布や、有料販売は行われていません。

このことから、ヨラを初めてお試しするにしても、1.5kgサイズの本商品を最低1袋は購入する必要があります。

ただ、ヨラの公式サイトでは最大で20%の割引が適用される定期コースが導入されており、1袋だけの購入でも10%の割引が適用されます。

また、ヨラの定期コースは初回限りでも解約することができ、解約するにあたって解約金や違約金といった費用もないので、ヨラをお試しするなら定期コースの割引特典を活用するのがおすすめです。

※ヨラドッグフードは2022年7月をもって販売終了となりました。

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ヨラドッグフードの総合評価

ヨラドッグフードの原材料の評価

ヨラドッグフードのイメージ画像1

原材料一覧
昆虫 42.5%(乾燥昆虫 27%、昆虫 8.5%、昆虫オイル 7%)、オーツ麦、ジャガイモ、トウモロコシ、エンドウ豆、ビール酵母、海藻、亜麻仁、トマト搾滓、乾燥ビート、チコリー繊維、乾燥カボチャ、乾燥ニンジン、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、乾燥ケール、乾燥パセリ、ユッカエキス、酸化防止剤(植物油性トコフェロールエキス)、ビタミン類(A、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)

ここからは、ヨラドッグフードの原材料を評価していきます。

昆虫が主原料として使われているドッグフード

ヨラの原材料の大きな特徴として挙げられるのは、何と言っても昆虫が主原料として使われていることでしょう。

昆虫以外の動物性タンパク源は一切使われていないので、牛肉や鶏肉などの特定の動物性タンパク源にアレルギーのある犬にも与えることができます。

なお、ヨラ以外の特定の動物性タンパク源にアレルギーのある犬向けフードとしては、動物性タンパク源を使わず植物性タンパク源だけが使われているフードもあります。

 

ただ、穀物やイモ類・豆類といった植物性タンパク源がメインのフードは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらく、低タンパク・高炭水化物のフードも少なくありません。

その一方で、ヨラは昆虫が全体の4割以上を占めており、犬にとって大切な栄養素である動物性タンパク質をしっかりと摂り入れることができます。

小麦グルテンフリーのレシピを採用している

ヨラは、小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも評価できます。

小麦が使われているフードは珍しくありませんが、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすく、体質によっては下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がります。

また、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも見逃せません。

 

穀物全般にアレルギーのない犬にとってはグレインフリー(穀物不使用)は必須ではないので、愛犬が小麦と複数の肉類にアレルギーがあるということであれば、それらのタンパク源が使われていないヨラは有力候補の一つになるでしょう。

それと、昆虫はほかの動物性タンパク源と比較するとアレルギーの原因になりにくいと言われているので、食に敏感な愛犬のローテーション用フードとしてもおすすめできます。

香料・着色料不使用のドライフード

ヨラには香料・着色料といった添加物が使われていないことも強みです。

ドッグフードの中には香料を使って風味が整えられているものもありますが、ヨラは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。

また、食べ物の見た目では良し悪しを判断していない犬にとっては必要のない着色料もつかわれておらず、人間ではなく犬の立場になって作られているドッグフードと捉えることができますね。

それに加えて、BHA・BHT・没食子酸プロピルといった人工の酸化防止剤を使わず、天然由来のもの(植物油性トコフェロールエキス)で代用していることも評価できます。

ヨラドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 24%以上
脂質 15%以上
粗繊維 5%以下
灰分 8%以下
水分 9%以下
オメガ6脂肪酸 4.2%
オメガ3脂肪酸 0.5%
カルシウム 1.2%
エネルギー 361kcal/100g

原材料の次は、ヨラドッグフードの成分を評価していきます。

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ヨラのタンパク質は24%以上、脂質は15%以上、100gあたりのカロリーは361kcalと、一般的な全年齢対応フードと比較すると、タンパク質・脂質・カロリーのどれもが標準的な範囲に収まっている印象を受けました。

こういった成分バランス上、室内飼いされていて運動量がそれほど多くない成犬用の主食としてぴったりです。

また、若い頃と運動量がそれほど変わらないシニア犬用フードとしてもおすすめできます。

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ヨラドッグフードの総合評価

ヨラドッグフードの給餌量

ヨラドッグフードの盛り付け画像

ヨラドッグフードの公式サイトとパッケージには「子犬(生後6ヶ月〜)」、「成犬(1〜7歳)」、「シニア犬(7歳〜)」の3ステージに分けて給餌量の目安が掲載されています。

ただ、どれに関してもあくまで”目安”でしかなく、実際には体質や飼育環境によって適切な給餌量は変わってきます。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

子犬の1日あたりの給餌量

成犬時の体重 6~7ヶ月 8~9ヶ月 10~11ヶ月 12~13ヶ月 14~15ヶ月
1-5kg 100-90g 80-70g 60g-成犬 成犬 成犬
5-10kg 210g 200-190g 180-170g 成犬 成犬
10-15kg 230-240g 240-230g 220-210g 200g-成犬 成犬
15-20kg 290-300g 300-290g 280-270g 260g-成犬 成犬
20-25kg 350-360g 360-350g 340-330g 320g-成犬 成犬
25-30kg 410-420g 430g 420-410g 410-390g 380-370g
30-35kg 460-470g 480g 470-460g 460-450g 450-420g

子犬の月齢と体重別の給餌量の目安は表の通りです。

生後6ヶ月以降の子犬の餌の回数については、後述する成犬と同じように1日2回を目安にするといいでしょう。

成犬の1日あたりの給餌量

体重 給餌量
1-5kg 26-86g
5-10kg 86-145g
10-15kg 145-197g
15-20kg 197-244g
20-25kg 244-289g
25-30kg 289-331g
30-35kg 331-372g

成犬の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

ただ、活動量によって必要カロリーに開きが出てくるので、愛犬の体重を定期的に確認しつつ、食べすぎてしまう傾向があるなら餌の量を1〜2割ほど減らす・・・といった工夫も必要になります。

餌の回数については1日2回が目安ですが、愛犬が食欲旺盛で給餌量の調整が難しいと感じている場合は、空腹の時間を短くするために3回以上に分けるのも一つの手です。

シニア犬の1日あたりの給餌量

体重 給餌量
1-5kg 25-82g
5-10kg 82-139g
10-15kg 139-188g
15-20kg 188-233g
20-25kg 233-276g
25-30kg 276-316g
30-35kg 316-355g

シニア犬の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。

若い頃よりも活動量が落ちるのに比例して必要カロリーが減るため、成犬と比較すると給餌量が少なくなります。

シニア犬の餌の回数に関しては、1日2〜3回を目安にするといいでしょう。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

公式 楽天 Amazon
販売価格 5,456円 6,160円
送料 704円 無料

ヨラドッグフードはホームセンターやペットショップでは店頭販売されていない、通販限定のプレミアムドッグフードです。
(※ヨラドッグフードは2022年7月をもって販売終了となりました)

また、正規販売店のレティシアンはAmazon以外の通販サイトには出店しておらず、ヨラを購入できるのは公式サイトとAmazonのどちらかです。

ヨラの販売価格については、公式サイトが5,456円(1袋1.5kg)+送料704円、Amazonが送料無料の6,160円ということで、どちらで注文しても送料込みの総額は変わりません。

ただ、ヨラの公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると割引価格でヨラを購入できるようになっています。

公式サイトの定期コースについて

ヨラの通常販売価格は1袋5,456円ですが、定期コースを利用する場合は10%オフの4,910円で購入することができます。

また、ヨラの定期コースはまとめ買いするほど割引率が上がっていき、最大割引率は20%となっています。

定期コースのまとめ買い袋数に応じた割引率と、割引後の1袋あたりの販売価格は表の通りです。

袋数 割引率 販売価格
(1袋あたり)
1袋 10%オフ 4,910円
2〜4袋 15%オフ 4,637円
5袋以上 20%オフ 4,364円

ちなみに、定期コースと聞くと継続の縛りを連想する方もいるかもしれませんが、ヨラの定期コースには特に継続の縛りはなく、愛犬に合わないと感じた時には初回限りで解約することもできます。

また、解約にあたっての違約金や解約金といった費用もかかりません。

解約手続きは次回配送予定日の7日前までに行う必要があることだけは注意しなければいけませんが、配送周期に余裕を持たせておけばよほど心配はないでしょう。

なお、配送周期については1〜13週間までの1週間単位で設定でき、配送周期や袋数の変更、休止や解約の手続きはマイページにログインして簡単に行えますよ。

 

それと、公式サイトの定期コースは2回目の配送時にドッグフード専用スクープが同梱されるという特典や、3袋以上のまとめ買いで送料と代引手数料が無料になるという特典もあります。

このことから、愛犬がヨラを気に入ってくれて継続して購入する場合には、3袋以上まとめ買いすることをおすすめしています。

ヨラドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.0
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき ※レビューが少ないため未評価
コスパ 1.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
通常購入時の価格 5,456円/1.5kg×1袋
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,910円(10%オフ)
2〜4袋:4,637円(15%オフ)
5袋以上:4,364円(20%オフ)
※まとめ買い袋数に応じて割引率が変動
対応年齢 生後6ヶ月以降
原産国 イギリス
販売会社 株式会社レティシアン

当サイトのヨラドッグフードの総合評価はBランクです。

決して安いとは言えない価格帯のプレミアムフードですが、動物性タンパク源として昆虫が使われていることに加えて、小麦・大豆といったアレルギーの原因になりやすいタンパク源が使われていないことは魅力的です。

また、香料・着色料といった添加物が使われていないことや、室内飼いされていることが多くて運動量がそれほど多くはない傾向にある、日本の飼い犬向けの成分バランスになっていることも評価できます。

 

それと、公式サイトではまとめ買いするほどお得な定期コースが導入されており、定期コースに継続回数の縛りがないことも良心的と言えます。

そのため、まずは定期コースで1袋お試し注文してみて、愛犬の食いつきと変化を確認しながら継続するか解約するかを検討するのがおすすめです。

※ヨラドッグフードは2022年7月をもって販売終了となりました。

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