ピュアラックスドッグフードを評判や口コミも踏まえて5項目で評価!

良質な動物性原材料を主原料として使いつつ、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているアメリカ産ドッグフードのピュアラックス。

また、タンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることから、愛犬の食の好みや体質に合わせてフードを選ぶことができます。

今回はそんなピュアラックスドッグフードの口コミ・評判を110件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

そして、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ピュアラックスドッグフードの悪い口コミ・評判

ピュアラックスドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高くて気軽には買えない」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「食べづらそうな粒」といった内容のレビューがあり、その中でも値段の高さを指摘するレビューが特に多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ピュアラックスは良質な動物性原材料が主原料として使われていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(27件)
  • 食いつきはいまいち(4件)
  • 食べづらそうな粒(3件)

という結果になっています。
(※口コミ・評判は2023年1月にAmazon、ツイッター、インスタグラムで調査しました)

値段が高い

ピュアラックスの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。

実際、ピュアラックスの100gあたりの値段は約270円と、決して安いとは言えない価格帯のドライタイプのドッグフードです。
(※”ターキー&レンズ豆”の1.8kgサイズの販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いのには理由があり、良質な動物性原材料が主原料として使われていたり、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていない・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

食いつきはいまいち

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。

食いつきのよさを評価する声の方が遥かに多かったものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いフードはまず存在しません。

ピュアラックスを食べない理由としてまず考えられるのは、人工の香料を使って風味が整えられておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

 

このことから、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬にとっては、ピュアラックスの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

また、単純に選んだ風味が食の好みに合わなかった可能性も考えられますね。

食べづらそうな粒

悪い口コミ・評判の中には「粒が固くて食べづらそう」、「大粒で食べづらそう」といった内容のレビューもありました。

粒の固さについてのレビューはいずれもシニア犬を飼っている方の声で、噛む力があまり強くない愛犬にピュアラックスを与える場合には、ぬるま湯でふやかしてから与えるなどの工夫が必要になるかもしれません。

粒の大きさも同じことが言えますが、ピュアラックスには小型犬向けに作られている小粒サイズの”スモールブリードドッグ”というラインナップもあるので、口が小さな愛犬にはスモールブリードドッグを選ぶといいでしょう。

なお、スモールブリードドッグの粒の大きさは8mm程度で、そのほかの通常の主食用ドライフードの粒の大きさは12mm程度になっています。

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ピュアラックスドッグフードの良い口コミ・評判

ピュアラックスドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの犬には合っている」、「原材料に安心感があるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ピュアラックスは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(38件)
  • うちの犬には合っている(13件)
  • 原材料に安心感がある(13件)
  • 粒の大きさが丁度いい(12件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ピュアラックスの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが4件、「食いつきがいい」というレビューが38件という件数を踏まえても、ピュアラックスは多くの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いフードと捉えてよさそうです。

これだけ食いつきのよさを評価する声に偏った理由として考えられるのは、良質な原材料そのものの香りを活かしてきちんと風味が整えられていることです。

また、”骨抜きターキー”に”骨抜きラム肉”、”骨抜きサーモン”といったように、タンパク源の種類が違うドライフードを取り揃えており、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせやすいことも理由の一つとして考えられます。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、ピュアラックスは良質な動物性原材料が主原料として使われている高タンパクなドライフードということです。

対照的に、安さをウリにしたほとんどのフードには穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。

そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。

 

また、穀物の中では小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、ピュアラックスにはそれらのタンパク源が使われていません。

そのほかにも、人工の酸化防止剤・着色料が涙やけやアレルギーの原因になることがありますが、悪い口コミ・評判の項目でも触れたように、ピュアラックスにはそれらの添加物が一切使われていないことも評価できます。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

まず、食に敏感な愛犬を飼っている方にとっては、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることや、タンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることが安心できる要素と言えるでしょう。

また、人工の酸化防止剤や着色料が使われているフードは珍しくありませんが、ピュアラックスにはそれらの添加物が一切使われていないことも見逃せません。

人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われるものの、ピュアラックスには天然由来の酸化防止剤が使われています。

 

人工の着色料についてはフードの見た目をよくするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。

そのため、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はないです。

そして、人工の酸化防止剤と着色料は必ずしも使う必要のない添加物ということもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは避けられがちな傾向があります。

粒の大きさが丁度いい

「食べづらそうな粒」というレビューとは対照的に、「粒の大きさが丁度いい」というレビューも確認できました。

悪い口コミ・評判の項目でも触れましたが、通常の主食用ドライフードは12mm程度の中粒サイズになっており、小型犬向けの”スモールブリードドッグ”は8mm程度の小粒サイズになっています。

このことから、粒サイズが限定されたフードに比べれば愛犬の好みに合わせやすいです。

ただ、大粒で噛みごたえのあるドライフードが好きな小型犬もいますし、粒の大きさについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

ピュアラックスドッグフードの口コミ・評判まとめ

ピュアラックスドッグフードの悪い口コミ・評判は「値段が高くて気軽には買えない」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「食べづらそうな粒」といった内容のレビューがあり、その中でも値段の高さを指摘するレビューが特に多い傾向にありました。

その一方で、ピュアラックスドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの犬には合っている」、「原材料に安心感があるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ピュアラックスは良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられていることや、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

口コミ・評判一覧
  • 値段が高い
  • 食いつきはいまいち
  • 食べづらそうな粒
  • 食いつきがいい
  • うちの犬には合っている
  • 原材料に安心感がある
  • 粒の大きさが丁度いい

ピュアラックスドッグフードの種類

商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
水分
(以下)
エネルギー
(100gあたり)
ターキー&レンズ豆 30.0% 15.0% 10.0% 370.0kcal
ラム肉&ヒヨコ豆 28.0% 15.0% 10.0% 366.0kcal
サーモン&エンドウ豆 30.0% 15.0% 10.0% 370.0kcal
スモールブリードドッグ 28.0% 18.0% 10.0% 384.0kcal
ステラホリスティックヘルス 20.0% 10.0% 10.0% 330.0kcal

ピュアラックスドッグフードには5種類のラインナップがあり、どれも穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しています。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも同じで、全体的に高タンパク・高脂質な傾向があります。

ただ、ラインナップによって動物性タンパク源の種類が違い、「ターキー&レンズ豆」と「サーモン&エンドウ豆」、「スモールブリードドッグ」は動物性タンパク源として七面鳥と魚が、「ラム肉&ヒヨコ豆」はラムが使われています。

このことから愛犬の食の好みだけでなく、アレルギーに配慮してフードを選ぶこともできます。

 

それと、小型犬向けの「スモールブリードドッグ」は小粒サイズというだけでなく、そのほかの通常の主食用フードよりも高脂質・高カロリーに調整されています。

なお、「ステラホリスティックヘルス」は特別に成分バランスが調整されたフードなので、ご自身だけの判断で愛犬に与えるのは避けてください。

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ピュアラックスドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
骨抜きターキー(16%)、乾燥ターキー(16%)、レンズ豆(15%)、ヒヨコ豆(15%)、エンドウ豆(14%)、チキン脂肪(保存料として混合トコフェロール使用)(6%)、亜麻の種(3%)、天然香味料(3%)、骨抜きサーモン(3%)、乾燥サーモン(2%)、トマトポマース(2%)、ココナッツ油(1%)、昆布(1%)、塩(0.5%)、第二リン酸カルシウム(0.5%)、チコリ根(0.4%)、ビタミン類(0.1%)(ビタミンEサプリメント、ナイアシンサプリメント、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンA酢酸塩、チアミン硝酸塩、塩酸ピリドキシン、リボフラビンサプリメント、ビタミンD₃サプリメント、ビオチン、ビタミンB₁₂サプリメント、葉酸)、リンゴ(0.1%)、ニンジン(0.1%)、カボチャの種(0.1%)、ユッカシジゲラ抽出物(0.1%)、クランベリー(0.1%)、塩化コリン(0.1%)、塩化カリウム(0.1%)、ミネラル類(0.1%)(硫酸第一鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、酸化マンガン、硫酸銅、アミノ酸キレート化鉄、アミノ酸キレート化マンガン、アミノ酸キレート化亜鉛、アミノ酸キレート化銅、亜セレン酸ナトリウム、炭酸コバルト、エチレンジアミン・ジヒドロヨウ素)、混合トコフェロール(0.1%)、タウリン(0.1%)、L-カルニチン(0.1%)、ターメリック(0.1%)、酵素(0.1%)(麹菌発酵摘出物、トリコデルマ・リーゼイ菌発酵抽出物、アスペルギルス・ニガー菌発酵抽出物、カンジダ・ルゴサ菌発酵抽出物、パパイヤ、パイナップル)、プロバイオティクス(0.1%)(エンテロコッカス・フェシウム菌発酵生成物、ラクトバチルス・アシドフィルス菌発酵生成物、ラクトバチルス・カゼイ菌発酵生成物)、ローズマリー抽出物(0.1%)

ここからは、ピュアラックスドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「ターキー&レンズ豆」の原材料一覧です)

動物性原材料が主原料のドライフード

ピュアラックスの特徴としてまず挙げられるのは、動物性原材料が主原料として使われているドライフードということです。

その一方で、フードの販売価格が安くなるにつれて動物性原材料の割合が減り、その代わりに穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物の割合が多いフードは犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

また、ピュアラックスは人用の食肉としては出回らない”肉副産物”不使用ということで、品質面にきちんと配慮されて作られている印象を受けました。

それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が一切使われていないことも評価できます。

グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用

ピュアラックスは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも特徴の一つです。

穀物の中でも特に小麦がアレルギーの原因になりやすいという問題がありますが、グレインフリーのピュアラックスなら小麦はもちろん、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも与えられます。

また、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われていないことも見逃せません。

それだけでなく、ラインナップによって動物性タンパク源の種類が違うことから、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。

ピュアラックスドッグフードの成分の評価

成分表
粗タンパク質 30.0%以上
粗脂肪 15.0%以上
粗繊維 4.0%以下
水分 10.0%以下
灰分 8.0%以下
カルシウム 1.2%以上
リン 1.0%以上
マグネシウム 0.12%以下
オメガ6脂肪酸 3.4%以上
オメガ3脂肪酸 1.2%以上
エネルギー 370kcal/100g

原材料の次は、ピュアラックスドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「ターキー&レンズ豆」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ピュアラックスの通常の主食用フードのタンパク質は28.0〜30.0%以上、脂質は15.0〜18.0%以上、カロリーは100gあたり366.0〜384.0kcalと、ラインナップによって主要な成分バランスに若干の開きがあります。

と言っても、全体的に高タンパク・高脂質な傾向があることは変わらず、給餌量の調整で運動量がそれほど多くない愛犬から運動量が多い活発な愛犬にまで対応しやすいです。

その一方で、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬や、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

当サイトでは、食べすぎてしまう傾向のある成犬には高タンパク・低脂質・低カロリーなフードを、シニア犬には適度にタンパク質を含みつつ低脂質・低カロリーなフードを選んであげることをおすすめしています。

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最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
120g 436円 436円
400g 1,210円 1,210円 1,210円
1.8kg 4,840円 4,840円 4,840円
10kg 20,570円 20,570円

ピュアラックスの公式サイトと楽天市場、Amazonでドッグフード「ターキー&レンズ豆」の販売状況を調査してみたところ、Amazonでは120gと10kgの2サイズは販売されていませんでした。
(※販売状況と販売価格は2023年7月に確認しました)

そして、どのサイズも楽天とAmazonの最安値と公式サイトの販売価格は変わらず、という結果になりました!

ただ、公式サイトでは定期コースが導入されており、まとめ買い袋数に応じて割引価格で購入できるようになっているため、ピュアラックスを継続して愛犬に与えるなら公式サイトの定期コースを利用した方がお得です。

なお、公式サイトを見た限りでは、ピュアラックスを店頭で取り扱っている販売店情報はありませんでした。

ピュアラックスドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 4.5
成分 4.0
安全性 5.0
食いつき 5.0
コスパ 2.5
総合評価 Aランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
436円/120g
1,210円/400g
4,840円/1.8kg
20,570円/10kg
※ターキー&レンズ豆
※2023年7月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
原産国 アメリカ
販売会社 株式会社ワイ・エス・エンタープライズ

当サイトのピュアラックスドッグフードの総合評価はAランクです。

動物性原材料が主原料として使われていることに加えて、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われており、さらにタンパク源の種類が違うラインナップを取り揃えていることが魅力的です。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことや、「食いつきがいい」という口コミ・評判が多かったことも評価できます。

決して安いとは言えない価格帯のドッグフードですが、「食に敏感な愛犬に品質面と安全性にきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えているなら、ピュアラックスを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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