オーガニックのチキンやエンドウ豆など、飛び抜けて高品質な原材料が使われているカナダ産プレミアムドッグフードのgather(ギャザー)。
ギャザードッグフードには「フリーエーカー」、「エンドレスバレー」といった2種類のラインナップがあり、それぞれで原材料の内容と成分バランスの傾向に違いがあります。
今回はそんなgather(ギャザー)ドッグフードの口コミ・評判を81件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
ギャザードッグフードの悪い口コミ・評判
ギャザードッグフードの悪い口コミ・評判は「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「市販の国産フードと比べるとかなり高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、ギャザードッグフードには人工の香料が使われていないことや、良質な原材料が使われているプレミアムフードということが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(6件)
- 値段が高い(5件)
- うちの犬には合わなかった(2件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2021年11月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
ギャザードッグフードの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきはいまいち」という内容のレビューでした。
「食いつきがいい」というレビューに比べれば遥かに少ないものの、どんな犬でも気に入ってくれる嗜好性の高いフードはまずありません。
例えば、ギャザードッグフードには人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていますが、一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあります。
そのため、人工の香料が使われていないフードを食べ慣れていない犬には、ギャザードッグフードの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
値段が高い
次に多かった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
実際、ギャザードッグフードの100gあたりの値段は約390円と、確かにホームセンターやペットショップでよく見かける市販の国産フードと比較するとかなり高いです。
(※”フリーエーカー”の1.4kgサイズの販売価格を参考にしています)
もちろん値段が高いだけあって、飛び抜けて高品質な原材料が使われていたり、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われているなどのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
うちの犬には合わなかった
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「うちの犬には合わなかったようで、軟便・下痢気味になった」という内容のレビューでした。
軟便・下痢の理由として考えられるのは、餌の急な切り替えや食物アレルギーです。
ギャザードッグフードにはアレルギーの原因になりにくい原材料が使われているものの、犬によってアレルギーの原因は様々です。
例えば、”フリーエーカー”に使われている鶏肉が合わない犬もいますし、”エンドレスバレー”に使われている穀物(大麦/オート麦)が合わない犬もいます。
もし食に敏感な愛犬にギャザードッグフードを与えようと考えているなら、タンパク源の種類に注目して購入を検討するといいでしょう。
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gather(ギャザー)ドッグフードの総合評価
ギャザードッグフードの良い口コミ・評判
ギャザードッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきが愛犬お気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、”フリーエーカー”には良質な鶏肉が贅沢に使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていない小麦グルテンフリーのドッグフードということが関係していると考えられます。
(※”エンドレスバレー”には動物性原材料が使われていません)
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(40件)
- 原材料に安心感がある(16件)
- うちの犬には合っている(12件)
という結果になっています。
食いつきがいい
ギャザードッグフードの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが6件だけだったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが40件という割合を踏まえても、ギャザードッグフードは多くの犬に受け入れられている嗜好性の高いフードと捉えてよさそうです。
食いつきのよさを評価する飼い主の声が目立った理由として考えられるのは、”フリーエーカー”には良質な鶏肉が贅沢に使われていることに加えて、原材料の栄養素や風味ができる限り損なわれないように、手間ひまかけて乾燥して水分を飛ばしていることです。
(※エンドレスバレーには動物性原材料が使われていません)
また、以前は鶏肉が主原料の”フリーエーカー”のほかにタラが主原料の”ワイルドオーシャン”というフードがあり、食の好みに合わせてどちらかを選べたことも理由の一つでしょう。
原材料に安心感がある
次に多かった良い口コミ・評判は、「ギャザードッグフードは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているフードも少なくない中、ギャザードッグフードにはそれらの添加物が使われていないことも安心できる要素と言えるでしょう。
人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われるものの、ギャザードッグフードは天然由来のもので代用しています。
着色料についてはフードに色味をつけるために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
うちの犬には合っている
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューです。
この理由として考えられるのは、“フリーエーカー”は動物性タンパク源が限定されたグレインフリーフードということと、”エンドレスバレー”は動物性原材料が使われていない小麦グルテンフリーのフードということです。
鶏肉以外の動物性タンパク源にアレルギーのある犬には”フリーエーカー”で対応できますし、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることから、穀物全般にアレルギーのある犬にも与えることができます。
そして、”エンドレスバレー”には動物性タンパク源が使われておらず、食に敏感な愛犬にも幅広く対応しやすいことが強みです。
ギャザードッグフードの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
うちの犬には合わなかった | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
原材料に安心感がある | |
うちの犬には合っている |
ギャザードッグフードの悪い口コミ・評判は「我が家の犬の食いつきはいまいち」、「市販の国産フードと比べるとかなり高い」、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、ギャザードッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきが愛犬お気に入りのフード」、「安心して与えることができるドッグフード」、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、“フリーエーカー”には良質な鶏肉が贅沢に使われていることや、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていない小麦グルテンフリーのドッグフードということが関係していると考えられます。
(※”エンドレスバレー”には動物性原材料が使われていません)
gather(ギャザー)ドッグフードの種類
商品名 | 主原料 | 穀物 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|
フリーエーカー | チキン | 不使用 | 30% | 15% | 362.8kcal |
エンドレスバレー | エンドウ豆 | 大麦、オート麦 | 22% | 11% | 350.2kcal |
gather(ギャザー)ドッグフードのラインナップは「フリーエーカー」、「エンドレスバレー」の2種類で、どちらに関しても1歳以上の成犬向けの主食用ドライフードです。
「フリーエーカー」は動物性タンパク源が鶏肉だけに限定されたグレインフリーフードで、高タンパクかつやや高脂質でカロリーは標準的と言える範囲になっています。
「エンドレスバレー」は動物性原材料が一切使われていない小麦グルテンフリーのフードで、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーはやや控えめになっています。
「エンドレスバレー」に関しては、複数の動物性タンパク源にアレルギーのある犬にも対応できることがメリットと言えます。
その一方で、肉・魚が一切使われていないフードは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。
そのため、特別な事情がない限りは「エンドレスバレー」だけを与え続けるのはおすすめしておらず、肉・魚をトッピングして与える時のベース食にしたり、ローテーションフードとして組み込むことをおすすめしています。
なお、以前は「ワイルドオーシャン」というフードも販売されていましたが、原材料調達困難という理由で販売終了しています。
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gather(ギャザー)ドッグフードの総合評価
gather(ギャザー)ドッグフードの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
チキン(オーガニック)、乾燥チキン(オーガニック)、エンドウ豆(オーガニック)、レンズ豆、鶏脂肪、乾燥クリル粉(MSC認証)、フラックスシード(オーガニック)、ブルーベリー、クランベリー、乾燥ローズマリー、卵殻粉、ビタミン類(ビタミンAサプリメント、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、ナイアシン、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、d-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12サプリメント)、ミネラル類(タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、タンパク質キレート銅、タンパク質キレートマンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン酵母)、タウリン、酸化防止剤(ミックストコフェロール) |
ここからは、gather(ギャザー)ドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「フリーエーカー」の原材料一覧です)
高品質な原材料が使われているカナダ産フード
ギャザードッグフードの原材料の特徴としてまず挙げられるのが、高品質な原材料が使われていることでしょう。
参考までに「フリーエーカー」を例に挙げると、オーガニックのチキンやエンドウ豆、フラックスシードといった原材料が使われており、4Dミール(副産物)や産地を特定できないミートミールといった原材料は使われていません。
それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも評価できます。
あえて気になる点を挙げるとすれば、動物性原材料の割合までは掲載されておらず、割合が明記されたプレミアムフードと原材料の内容を比較しづらいことくらいです。
ただ、かなり高タンパクかつ脂質も高めという成分バランスを踏まえると、動物性原材料の割合はかなり多いと推測することができます。
小麦グルテンフリーorグレインフリーのレシピを採用
ギャザードッグフードは、小麦グルテンフリーorグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用していることも見逃せません。
グレインフリーのレシピを採用しているのは「フリーエーカー」で、穀物全般にアレルギーのある愛犬にも問題なく与えることができます。
それに加えて、動物性タンパク源も限定されていることから、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすいです。
小麦グルテンフリーのレシピを採用しているのは「エンドレスバレー」で、さらに大きな特徴として動物性原材料が一切使われていないことが挙げられます。
gather(ギャザー)ドッグフードの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 30%以上 |
脂質 | 15%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
灰分 | 8.5%以下 |
水分 | 10%以下 |
カルシウム | 1.1%以上 |
リン | 0.8%以上 |
オメガ6脂肪酸 | 1.6%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.6%以上 |
エネルギー | 362.8kcal/100g |
原材料の次は、gather(ギャザー)ドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「フリーエーカー」の成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
鶏肉が主原料として使われている「フリーエーカー」のタンパク質は30%以上、脂質は15%以上、100gあたりのカロリーは362.8kcalと、高タンパクかつやや高脂質でカロリーは標準的な範囲になっています。
こういった成分バランス上、適度に運動をする成犬用の主食としてぴったりですし、給餌量の調整がきちんとできれば運動量が少ない成犬・シニア犬にも問題なく与えることができます。
エンドウ豆が主原料として使われている「エンドレスバレー」についてはタンパク質が22%以上、脂質が11%以上、100gあたりのカロリー350.2kcalと、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーはやや控えめです。
成分バランスだけに注目すれば歳をとったシニア犬向けと捉えることができますが、「エンドレスバレー」には動物性原材料が一切使われていないので、これといったこだわりがなければ「フリーエーカー」を選んであげることをおすすめしています。
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gather(ギャザー)ドッグフードの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
454g | 1,958円 | 1,958円 | 1,958円 |
1.4kg | 5,390円 | 5,390円 | 5,390円 |
2.72kg | 9,900円 | 9,900円 | 9,900円 |
7.25kg | 23,980円 | 23,980円 | 23,980円 |
ギャザードッグフードを販売しているグローバルペットニュートリションの公式サイトと楽天市場、Amazonで「フリーエーカー」の販売状況を調査してみたところ、最安値はどこも変わらずという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年6月に確認しました)
ギャザードッグフードを店頭で販売している店舗はそれほど多くはないので、ギャザードッグフードを購入するなら販売状況も一緒に確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。
通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。
gather(ギャザー)ドッグフードの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 5.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 1.0 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
1,958円/454g 5,390円/1.4kg 9,900円/2.72kg 23,980円/7.25kg ※フリーエーカー ※2023年6月に公式サイト・楽天・Amazonで確認 |
対応年齢 | 成犬・シニア犬 |
原産国 | カナダ |
販売会社 | グローバルペットニュートリション株式会社 |
当サイトのgather(ギャザー)ドッグフードの総合評価はAランクです。
オーガニックのチキンやエンドウ豆などの高品質な原材料が使われていることに加えて、アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが魅力と言えます。
また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことや、「食いつきがいい」という口コミ・評判が目立ったことも評価できます。
気軽に購入できる価格帯とは言いづらいものの、「食に敏感な愛犬に品質面、安全性にきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えているなら、一度お試ししてみる価値はあるでしょう。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。