老舗鰹節屋の「金虎」が製造・販売している国産ドッグフード「おさかな」。
おさかなには焼津で水揚げされた刺身用のカツオ・マグロが使われており、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのも特徴です。
この記事ではそんな金虎のドッグフードおさかなの口コミ・評判、原材料と成分をもとに総合的な評価をしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
金虎のドッグフードおさかなの悪い口コミ・評判
金虎のドッグフードおさかなは比較的新しい商品ということもあってか、調査時点で確認できたレビューは36件と多くはありませんでした。
そんな状況の中、「値段が高い」といった内容の悪い口コミ・評判を2件確認できました。
なお、口コミ・評判は2021年10月にAmazon、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
値段が高い
「値段が高い」というレビューの理由は、おさかなは高品質な原材料が使われている国産グレインフリーフードということが関係していると考えられます。
実際、おさかなの100gあたりの値段は約330円と、市販の激安フードとは10倍近くの価格差があります。
(※ドライフードの2kgサイズの通常購入時の販売価格を参考にしています)
どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
ただ、金虎の公式サイトでは定期コースが導入されており、定期コースを利用すると送料無料かつ10%オフの値段でおさかなのドライフードを購入することができます。
(※定期コースは2袋or3袋のセット販売で、北海道・沖縄・離島は別途配送料が発生します)
定期コースには継続の縛りもありませんし、これから愛犬におさかなのドライフードを与えていこうと考えている場合には、定期コースを利用した方がお得です。
また、おさかなのドライフードには400gのお試しサイズもあり、初回は割引価格で注文できることも良心的と言えます。
(※400gサイズを注文できるのは1世帯1回限りです)
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金虎のドッグフードおさかなの総合評価
金虎のドッグフードおさかなの良い口コミ・評判
金虎のドッグフードおさかなの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、おさかなには良質な魚介類が主原料として使われていることや、犬にとって必要のないものが一切使われていないグレインフリーフードということが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(25件)
- うちの犬には合っている(5件)
- 原材料に安心感がある(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
おさかなの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」というレビューでした。
レビュー総数自体が少ないものの、食いつきが悪いというレビューが全く見つからなかったことを踏まえると、おさかなは多くの犬に受け入れられている食いつきがいいフードと捉えてよさそうです。
おさかなのドライフードには人工の香料が使われていないことに加えて、動物性油脂が使われていないノンオイルコーティングのドライフードなのに、ここまで食いつきのよさを評価するレビューに偏ったのは正直驚きでした。
この理由は、良質な原材料そのものの香りを活かしてしっかりと嗜好性が高められていることが関係していると考えられます。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」といった内容のレビューで、この理由として考えられるのは、おさかなは動物性タンパク源が魚だけに限定されたグレインフリーフードということです。
その一方で、市販の激安フードのほとんどは肉・魚よりも安く仕入れられる穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦が、肉類の中では牛肉が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、おさかなにはそれらのタンパク源が使われておらず、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。
原材料に安心感がある
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「おさかなは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。
人工の酸化防止剤や着色料が使われているドッグフードは珍しくありませんが、おさかなにはそれらの人工添加物が一切使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われているものの、最近は天然由来の酸化防止剤が使われているフードが増えてきています。
人工の着色料はフードに色味をつけるために使われていますが、犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えればフードに色味をつける意味はありません。
金虎のドッグフードおさかなの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 値段が高い |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
原材料に安心感がある |
金虎のドッグフードおさかなは比較的新しい商品ということもあってか、調査時点で確認できたレビュー総数は多くはなかったものの、「値段が高い」といった内容の悪い口コミ・評判を確認できました。
その一方で、金虎のドッグフードおさかなの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えることができるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、おさかなには良質な魚介類が主原料として使われていることや、犬にとって必要のないものが一切使われていないグレインフリーフードということが関係していると考えられます。
金虎のドッグフードおさかなの種類
種類 | 主原料 | 穀物 | タンパク質(以上) | 脂質(以上) | 水分(以下) | カロリー(100gあたり) |
---|---|---|---|---|---|---|
ドライフード | 魚介類(まぐろ、かつお、かつお節、かつおエキス) | 不使用 | 25% | 9% | 10% | 346kcal |
ウェットフード(まぐろ) | まぐろ | 不使用 | 14% | 0.5% | 85% | 85kcal |
ウェットフード(かつお) | かつお | 不使用 | 14% | 0.5% | 85% | 77.5kcal |
金虎のドッグフードおさかなにはドライフードだけでなく、メインのタンパク源が違う2種類のウェットフードもあります。
ドライフードについては、魚介類が主原料として使われていることに加えてグレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しており、子犬からシニア犬までの全年齢に対応した主食用フードになっています。
2種類のウェットフードは魚が主原料ということや、グレインフリーのレシピを採用していることはドライフードと共通していますが、”おやつ”として販売されています。
そのため、しつけ後のご褒美やドライフードにトッピングして与えるようにしましょう。
金虎のドッグフードおさかなをお試ししてレビュー!
金虎のドッグフードおさかなを実際にお試ししてみました!
おさかなのパッケージはかつおと海を感じさせるデザインになっており、裏面には給餌量や原材料一覧、成分表といった商品情報が掲載されています。
原材料と成分についての詳しいレビューは後ほどの項目でしていきますが、原材料一つ一つの名称が明記されており、内容が不明瞭な原材料が一切使われていないことには好感を持てます。
さっそくおさかなの袋を開けてみると、魚介の香ばしい香りが漂ってきました!
つけ麺やお好み焼きなどに使われている魚粉そのものの香りで、人間の私にも美味しそうと思えるドッグフードです。
ちなみに、今回は1kgサイズをお試ししましたが、パッケージ内側にはジッパーが付いているので、開封後にわざわざ別の保存容器に移し替える手間も省けます。
おさかなをお皿に盛り付けてみるとこんな感じで、小ぶりで丸形の粒になっています。
こうやって手にとってみると、粒の大きさに多少のバラつきがあることや、粒の厚みがより分かりやすいと思います。
また、ベタつきは全く感じられませんでした。
さらにここからいくつかの粒を取り出し、サイズを測ってみた結果・・・
直径はおおよそ8mm程度といったところで、口が小さな小型犬にも食べやすそうな粒サイズのドライフードだと感じました。
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金虎のドッグフードおさかなの総合評価
金虎のドッグフードおさかなの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
魚介類(まぐろ、かつお、かつお節、かつおエキス)、でん粉類(さつまいも、ばれいしょ)、脱脂大豆、酵母、マッシュポテト、なたね油、ごま、食物繊維、野菜類(トマト、かぼちゃ、ブロッコリー)、ミネラル類(Ca、P、Cl、K、Na、Zn、Fe、Cu)、ビタミン類(C、コリン、E、ナイアシン、パントテン酸、A、B2、B6、B1、葉酸、B12) ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、金虎のドッグフードおさかなの原材料を評価していきます。
(※表はドライフードの原材料一覧です)
高品質な原材料が使われている国産ドライフード
おさかなの特徴としてまず挙げられるのは、高品質な原材料が使われている国産ドライフードということです。
原材料は人間の食品用の魚や野菜ということに加えて、製造・販売しているのは鰹節屋ということもあり、焼津産の刺身用魚肉かつお節が使われているといったこだわりもあります。
また、動物性タンパク源が魚だけに限定されているので、牛肉や豚肉や乳製品といった特定の動物性タンパク源にアレルギーのある愛犬にも与えることができます。
グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用
おさかなは、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しているのも強みです。
市販の激安フードのほとんどには穀物が主原料として使われていますが、穀物の割合が多いフードは肉食傾向である雑食の犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすく、穀物全般にアレルギーのある犬もいます。
それに対して、おさかなには穀物が一切使われていないので、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある犬にも対応できます。
ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているため、該当する愛犬には与えないようにしてください。
犬にとって必要のないものは不使用
おさかなには人工の酸化防止剤や着色料など、犬にとって必要のないものが一切使われていないことも評価できます。
それに加えて、ドライフードは”動物性油脂”が使われていないノンオイルコーティングということも見逃せません。
ドライフードの中には食いつきをよくするために動物性油脂でコーティングされているものがありますが、動物性油脂に添加されている酸化防止剤は原材料に掲載する必要はなく、酸化を防ぐために人工の酸化防止剤が使われている可能性があります。
ただ、人工の香料や動物性油脂は手軽に嗜好性を高められるというメリットがあり、それらが使われているフードを食べ慣れている愛犬の場合、ノンオイルコーティングのドライフードの香りにあまり魅力を感じられないかもしれません。
とは言え、魚風味のフードが好きな愛犬なら気に入ってくれる可能性は高いと思います。
金虎のドッグフードおさかなの成分の評価
成分表 | |
---|---|
タンパク質 | 25%以上 |
脂質 | 9%以上 |
粗繊維 | 5%以下 |
灰分 | 10%以下 |
水分 | 10%以下 |
エネルギー | 346kcal/100g |
原材料の次は、金虎のドッグフードの成分を評価していきます。
(※表はドライフードの成分表です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
おさかなのドライフードのタンパク質は25%以上、脂質は9%以上、100gあたりのカロリーは346kcalと、適度にタンパク質を含みつつ脂質とカロリーは控えめになっています。
こういった成分バランス上、室内飼いで運動量がそれほど多くない成犬やシニア犬の主食としてぴったりです。
なお、種類別の項目でも説明した通り、おさかなのドライフードは全年齢対応の主食用フードです。
そのため、給餌量の調整次第で育ち盛りの子犬や活発な成犬にも問題なく与えられますよ。
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金虎のドッグフードおさかなの総合評価
金虎のドッグフードおさかなの給餌量
体重 | 4〜6ヶ月 | 7〜12ヶ月 | 1〜6歳 | 7歳〜 |
---|---|---|---|---|
1kg | 51g | 40g | 36g | 28g |
2kg | 85g | 68g | 61g | 48g |
3kg | 115g | 92g | 83g | 65g |
4kg | 143g | 114g | 103g | 80g |
5kg | 169g | 135g | 122g | 95g |
7kg | 218g | 14g | 157g | 122g |
10kg | 284g | 228g | 205g | 159g |
15kg | 386g | 308g | 278g | 216g |
20kg | 478g | 383g | 344g | 268g |
金虎のドッグフードおさかな(ドライフード)の1日あたりの給餌量の目安は表の通りです。
ただ、この給餌量はあくまで”目安”であって、実際には愛犬の飼育環境や体質によって適量が変わってきます。
そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
400g | 1,500円 (初回は999円) |
– | 1,500円 |
1kg | 3,300円 | – | 4,100円 |
2kg(1kg×2) | 6,600円 | – | 7,000円 |
3kg(1kg×3) | 9,900円 | – | – |
金虎の公式サイトと楽天市場とAmazonでドッグフードおさかなのドライフードの販売状況を調査した結果、400gサイズ以外は公式サイトが最安値という結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年10月に確認しました)
ただ、Amazonは送料無料で注文できるのに対して、公式サイトは配送地域に応じて880〜2,860円の送料が発生するので、送料を加味すれば最安値はAmazonということになります。
これだけ聞くと、公式サイトを通しておさかなを購入するメリットがないように思えるかもしれませんが、公式サイトの400gサイズは初回に限り、送料無料の999円で購入できるようになっています。
また、公式サイトでは定期コースも導入されており、定期コースを利用すると送料無料かつ割引価格でおさかなを購入できます。
(※初回の400gサイズ、定期コースともに北海道・沖縄・離島は別途配送料が発生します)
公式サイトの定期コースについて
定期コース | 2袋セット | 3袋セット |
---|---|---|
販売価格 | 5,940円 (10%オフ) |
8,910円 (10%オフ) |
送料 | 無料 | 無料 |
公式サイトの1kgサイズ2袋の通常販売価格は6,600円、1kgサイズ3袋の販売価格は6,600円となっていますが、定期コースを利用すると10%オフとなり2袋なら5,940円、3袋なら8,910円で購入することができます。
(※定期コースの対象は1kgサイズ2袋以上です)
定期コースと聞くと継続の縛りを連想する方もいるかと思いますが、おさかなの定期コースには特に継続の縛りはありません。
そのため、1ヶ月くらいはかけて愛犬の食いつきと体質に合っているかをじっくりと確認したいと考えている場合にも、定期コースを利用すれば都度買いするよりお得におさかなをお試しすることができます。
ただ、解約手続きは次回配送日の1週間前までに行う必要があることには気をつけてくださいね。
金虎のドッグフードおさかなの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.5 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 5.0 |
コスパ | 1.5 |
総合評価 | Aランク (S〜Eの6段階評価) |
通常購入時の価格 (ドライフード) |
1,500円/400g 3,300円/1kg 6,600円/1kg×2袋 9,900円/1kg×3袋 ※初回は400gを999円で購入可 |
定期購入時の価格 (ドライフード) |
5,940円/1kg×2袋 8,910円/1kg×3袋 ※定期購入時は10%オフ |
対応年齢 | 全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社金虎 |
当サイトの金虎のドッグフードおさかなの総合評価はAランクです。
高品質な原材料が使われているグレインフリー(穀物不使用)の国産ドッグフードということに加えて、動物性タンパク源が魚だけに限定されていることが魅力と言えます。
それだけに決して安いとは言えない価格帯のドッグフードですが、割引価格で購入できる定期コースが導入されていることは評価できます。
そのため、まずはお試しサイズでざっくりとした食いつきを確認してから定期コースを利用するのもいいですし、はじめから1ヶ月くらいは様子見するつもりで定期コースを利用し、愛犬に合っているかをじっくりと確認しながら継続するか解約するかを検討するのもおすすめです。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。