わんこのきちんとごはんは、シニア犬向けに販売されている高タンパク・低脂質・低カロリーな国産ドッグフードです。
「フィッシュ」、「ポーク」といったメインの動物性タンパク源が違う2種類のフードを取り揃えており、どちらも小麦グルテンフリーのレシピを採用しています。
今回はそんなわんこのきちんとごはんの口コミ・評判を106件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!
また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。
わんこのきちんとごはんの悪い口コミ・評判
わんこのきちんとごはんの悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「そのほかのフードと比べると値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、わんこのきちんとごはんには人工の香料や動物性の油脂が使われていないことや、動物性原材料が主原料かつ小麦グルテンフリーのレシピを採用していることが関係していると考えられます。
悪い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきはいまいち(7件)
- 値段が高い(5件)
という結果になっています。
なお、口コミ・評判は2023年1月に楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。
食いつきはいまいち
わんこのきちんとごはんの悪い口コミ・評判の一つは、「食いつきはいまいち」といった内容のレビューでした。
わんこのきちんとごはんを食べない理由として考えられるのは、人工の香料や動物性の油脂が使われていない”ノンオイルコーティング”のドライフードということです。
一般的にはそれらを使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、ノンオイルコーティングのドライフードを食べ慣れていない犬にとっては、わんこのきちんとごはんの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。
また、選んだ風味が愛犬の好みではなかったことも理由の一つとして考えられますね。
値段が高い
そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「値段が高い」という内容のレビューです。
実際、わんこのきちんとごはんの100gあたりの値段は約550円と、ホームセンターやペットショップのペットフードコーナーでよく見かける市販の激安フードと比べるとかなり高いです。
(※300gサイズを単品購入した際の価格を参考にしています)
もちろん値段が高いのには理由があり、動物性原材料が主原料として使われていたり、小麦グルテンフリーのレシピを採用していたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないなどのこだわりがあります。
とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
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わんこのきちんとごはんの総合評価
わんこのきちんとごはんの良い口コミ・評判
わんこのきちんとごはんの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「食べやすそうな粒のドライフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、わんこのきちんとごはんは原材料そのものの香りが損なわれにくい低温低圧製法で調理されていることや、比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。
良い口コミ・評判の内容別の件数は、
- 食いつきがいい(40件)
- うちの犬には合っている(17件)
- 粒の大きさ・固さがちょうどいい(13件)
- 原材料に安心感がある(10件)
- 少量パックなのがいい(10件)
- 成分バランスがいい(4件)
という結果になっています。
食いつきがいい
わんこのきちんとごはんの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。
「食いつきはいまいち」というレビューが7件、「食いつきがいい」というレビューが40件という件数を踏まえても、わんこのきちんとごはんは多くの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いフードと捉えてよさそうです。
これだけ食いつきのよさを評価するレビューに偏った理由としてまず考えられるのは、原材料そのものの香りと栄養素ができる限り損なわれないよう、低温低圧製法で一晩かけてじっくりと乾燥させていることです。
また、”フィッシュ”と”ポーク”といった2種類の風味があり、愛犬の食の好みに合わせて選べることも理由の一つでしょう。
うちの犬には合っている
次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。
この理由としてまず考えられるのは、わんこのきちんとごはんは動物性原材料が主原料として使われている高タンパクなドライフードということです。
その一方で、安さをウリにしているほとんどのドライフードには穀物が主原料として使われていますが、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
そして、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは下痢や吐き戻し、涙やけの原因になりえます。
また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすい傾向にありますが、わんこのきちんとごはんは小麦グルテンフリーのレシピを採用していることも関係していると考えられます。
粒の大きさ・固さがちょうどいい
そのほかに見つかった良い口コミ・評判は「粒の大きさがちょうどいい」、「粒の固さがちょうどいい」といった内容のレビューです。
わんこのきちんとごはんは7歳以上のシニア犬向けに作られているフードということもあって、粒の大きさは直径で4mmほど、長さは5〜10mmほどの小粒サイズのドライフードになっています。
そのため、チワワなどの口が小さな犬種にも食べやすいサイズ感と言えるでしょう。
とは言え、大粒で食べごたえのあるドライフードが好きな小型犬もいますし、粒の形状についての口コミ・評判はそれほど参考にはならない・・・というのが率直な感想です。
原材料に安心感がある
良い口コミ・評判の中には、「原材料に安心感がある」という内容のレビューもあり、わんこのきちんとごはんには人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。
人工の香料が使われていないのはこれまでに何度か触れている通りで、わんこのきちんとごはんは原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。
人工の酸化防止剤についてはフードの酸化を抑えるために使われるものですが、わんこのきちんとごはんには酸化防止剤が使われていません。
人工の着色料はフードの見た目を良くするために使われるものの、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。
少量パックなのがいい
そのほかには、「少量パックなのがいい」という内容のレビューも確認できました。
わんこのきちんとごはんの本商品は1袋300gで販売されており、袋の内側は遮光性の高いアルミ仕様になっています。
このことから、開封後のフードが酸化して品質や風味が落ちる前に使い切ることができますし、保存方法についてもそれほど神経質にならずに済みます。
成分バランスがいい
楽天とツイッター、インスタグラムで口コミ・評判を調査していると、「成分バランスがいい」という内容のレビューも見つかりました。
わんこのきちんとごはんは高タンパクな一方で脂質とカロリーが控えめで、歳をとって活動量が落ちたシニア犬に配慮してしっかりと成分バランスが調整されている印象を受けます。
また、このような成分バランスのフードは、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしてもおすすめできます。
わんこのきちんとごはんの口コミ・評判まとめ
項目 | 口コミ内容 |
---|---|
悪い口コミ | 食いつきはいまいち |
値段が高い | |
良い口コミ | 食いつきがいい |
うちの犬には合っている | |
粒の大きさ・固さがちょうどいい | |
原材料に安心感がある | |
少量パックなのがいい | |
成分バランスがいい |
わんこのきちんとごはんの悪い口コミ・評判は「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「そのほかのフードと比べると値段が高い」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
その一方で、わんこのきちんとごはんの良い口コミ・評判は「食いつきがいいお気に入りのフード」、「うちの犬には合っている」、「食べやすそうな粒のドライフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。
このような内容のレビューが目立った理由は、わんこのきちんとごはんは原材料そのものの香りが損なわれにくい低温低圧製法で調理されていることや、比較的アレルギーの原因になりにくい原材料が使われていることが関係していると考えられます。
ドッグフード「わんこのきちんとごはん」の種類
商品名 | タンパク質 (以上) |
脂質 (以上) |
水分 (以下) |
エネルギー (100gあたり) |
---|---|---|---|---|
フィッシュ | 28% | 9% | 10% | 340kcal |
ポーク | 28% | 9% | 10% | 345kcal |
わんこのきちんとごはんのラインナップは「フィッシュ」、「ポーク」の2種類です。
「ポーク」の方が少しだけカロリーが高いですが、そのほかの主要な成分バランスに違いはありません。
原材料についてもメインの動物性タンパク源が違うだけなので、食の好みやアレルギーに配慮して選べば大丈夫です。
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わんこのきちんとごはんの総合評価
わんこのきちんとごはんの原材料の評価
原材料一覧 |
---|
生肉(季節の魚)、穀物(大麦全粒粉、玄米粉、脱脂大豆、たかきび、脱脂米ぬか)、魚粉、ヤシ粉末、サツマイモ、煎りゴマ、ひまわり油、脱脂粉乳、乳清タンパク、海草粉末、卵殻カルシウム、クランベリー、ガラクトオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、ビフィズス菌、乳酸菌 ※アレルギーの原因になりやすい原材料は赤色で記載 |
ここからは、わんこのきちんとごはんの原材料を評価していきます。
(※表は「フィッシュ」の原材料一覧です)
肉・魚が主原料として使われている国産フード
わんこのきちんとごはんの特徴としてまず挙げられるのは、肉・魚が主原料として使われている国産フードということでしょう。
対照的に、販売価格が安くなるほど肉・魚の割合が減って穀物の割合が増える傾向にありますが、穀物の割合が多いドッグフードは、肉食傾向の雑食である犬本来の食事内容に配慮されているとは言いづらいです。
また、穀物の中でも小麦が、肉類の中では牛肉がアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、わんこのきちんとごはんにはそれらのタンパク源が使われていないことも見逃せません。
それに加えて、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないことも評価できます。
ただ、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているので、該当する愛犬に与えるのは避けてください。
わんこのきちんとごはんの成分の評価
成分表 | |
---|---|
粗タンパク質 | 28%以上 |
粗脂肪 | 9%以上 |
粗繊維 | 2%以下 |
粗灰分 | 7%以下 |
水分 | 10%以下 |
エネルギー | 340kcal/100g |
原材料の次は、わんこのきちんとごはんの成分を評価していきます。
(※表は「フィッシュ」の成分値です)
タンパク質・脂質・カロリーのバランス
わんこのきちんとごはんのタンパク質は28%以上、脂質は9%以上、カロリーは100gあたり340〜345kcalと、高タンパク・低脂質・低カロリーなドライフードになっています。
こういった成分バランス上、歳をとって活動量が落ちたシニア犬用フードとしてぴったりです。
また、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬用フードとしても向いています。
その一方で、食が細くなってたくさんの量が食べられなくなったシニア犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。
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わんこのきちんとごはんの総合評価
最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査
内容量 | 公式 | 楽天 | Amazon |
---|---|---|---|
50g | 330円 | 330円 | – |
300g | 1,650円 | 1,650円 | – |
300g×3袋 | 2,970円 | 2,970円 | – |
300g×7袋 | 6,600円 | 6,600円 | – |
300g×14袋 | 11,880円 | 11,880円 | – |
わんこのきちんとごはんの公式通販サイトのシアンシアンと楽天市場、Amazonで販売状況を調査してみたところ、Amazonではわんこのきちんとごはんは販売されていませんでした。
(※販売状況は2023年5月に確認しました)
そして、シアンシアンの販売価格と楽天の最安値は変わらず、という結果になりました!
わんこのきちんとごはんは店頭でほとんど取り扱いがない国産ドッグフードなので、わんこのきちんとごはんを購入するなら販売状況をあわせて確認できる通販サイトを利用するといいでしょう。
なお、50gサイズは初回限定のお試し商品で、送料無料で注文できるようになっています。
ちなみに、シアンシアンの基本の送料は660円で、6,600円以上のまとめ買いで送料が無料になります。
(※沖縄・離島は特別料金として別途660円が発生します)
わんこのきちんとごはんの総合評価
項目 | 詳細 |
---|---|
原材料 | 4.0 |
成分 | 4.0 |
安全性 | 5.0 |
食いつき | 4.5 |
コスパ | 2.0 |
総合評価 | Bランク (S〜Eの6段階評価) |
価格/内容量 (調査時点の最安値) |
330円/50g 1,650円/300g 2,970円/300g×3袋 6,600円/300g×7袋 11,880円/300g×14袋 ※2023年5月に公式サイト・楽天で確認 |
対応年齢 | 成犬・シニア犬 |
原産国 | 日本 |
販売会社 | 株式会社レガールファクトリー |
当サイトのわんこのきちんとごはんの総合評価はBランクです。
肉・魚が主原料として使われていることや、小麦グルテンフリーのレシピを採用していること、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていないノンオイルコーティングのドライフードということが魅力的です。
また、原材料そのものの香りと栄養素が損なわれにくい低温低圧製法で調理されていることや、歳をとって活動量が落ちたシニア犬向けにきちんと成分バランスが調整されていることも評価できます。
それだけに決して安いとは言えない価格帯のプレミアムフードなので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。
この記事では、ドッグフードを選ぶにあたって最低限確認しておきたいポイントや、当サイト「いぬらば×ねこらば」が調査した238種類のドッグフードをまとめています。また、比較しやすいように口コミ・評判のいいドッグフードを30種類に絞り、さらにその中からおすすめできる内容のドッグフードを10種類ピックアップしています。