いぬのしあわせドッグフードを評判や口コミを踏まえて5項目で評価!

チャーミングな商品名が印象的なドッグフード「いぬのしあわせ」は、ペットラインが製造・販売しているドライタイプの国産ドッグフードです。
(※以前は日清ペットフードが製造・販売していました)

いぬのしあわせは、その他の市販のドッグフードと比較してもかなり手に取りやすい価格で販売されており、着色料が使われていないことも特徴の一つです。

今回はそんないぬのしあわせドッグフードの口コミ・評判を106件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

※いぬのしあわせは2023年3月をもって販売終了となりました。

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いぬのしあわせドッグフードの悪い口コミ・評判

いぬのしあわせドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「残念ながら食いつきはいまいち」といった内容のレビューがあり、特に「うちの犬には合わなかった」という飼い主の声が多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、いぬのしあわせにはアレルギーの原因になりやすい原材料が使われていることが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • うちの犬には合わなかった(7件)
  • 食いつきはいまいち(2件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2021年12月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

うちの犬には合わなかった

いぬのしあわせの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「うちの犬には合わなかった」といった内容のレビューで、具体的には「吐く回数が増えた」、「軟便・下痢気味になった」という飼い主の声です。

吐き戻しや下痢といった消化不良の原因として考えられるのは、急な餌の切り替えや食物アレルギーです。

いぬのしあわせには”小麦粉”が使われていますが、穀物の中でも小麦は特にアレルギーの原因になりやすい傾向にあります。

 

また、特定の動物性タンパク源がアレルギーの原因になることもありますが、いぬのしあわせには”ミートミール”という内容が不明瞭な原材料が記載されており、アレルギーの原因を特定しづらくなっています。

そのほかにも、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい一方で、いぬのしあわせには”大豆ミール”が使われています。

食いつきはいまいち

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は、「食いつきはいまいち」という内容のレビューです。

食いつきが悪い理由として考えられるのは、いぬのしあわせには人工の香料が使われていないことです。

いぬのしあわせは食いつきをよくするために使われる動物性油脂でコーティングされていますが、犬によって食の好みは様々です。

そして、いぬのしあわせは風味の種類が限定されており、食にこだわりのあるグルメな愛犬の好みに合わせて選べないこともデメリットと言えます。

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いぬのしあわせドッグフードの総合評価

いぬのしあわせドッグフードの良い口コミ・評判

いぬのしあわせドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのフード」、「値段が手頃だから気軽に買える」、「小粒だからか食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、いぬのしあわせは動物性油脂でコーティングされていることや、肉・魚より安く仕入れることができる穀物が主原料として使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(45件)
  • お手頃な値段(19件)
  • 小粒で食べやすそう(15件)
  • うちの犬には合っている(8件)
  • 保存に便利な小分け包装(5件)
  • 原材料に安心感がある(5件)

という結果になっています。

食いつきがいい

いぬのしあわせの口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが2件だけだったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが45件という件数を踏まえても、いぬのしあわせはたくさん犬に受け入れられている食いつきがいいフードと捉えてよさそうです。

この理由として考えられるのは、動物性油脂でコーティングされているドライフードということです。

ただ、動物性油脂は手軽に嗜好性を高めることができるというメリットがある一方で、体質によっては涙やけの原因になることもあります。

お手頃な値段

次に多かった良い口コミ・評判は、「お手軽な値段」という内容のレビューです。

いぬのしあわせの100gあたりの値段は約40円と、そのほかの市販の国産ドッグフードと比較してもかなり手に取りやすい値段で販売されています。
(※小粒・1歳からの1.3kgサイズの調査時点の最安値を参考にしています)

ただ、穀物が主原料として使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われているなど気になる点も多いです。

とは言え、「愛犬の月々の餌代をできる限り抑えたい」ということであれば、いぬのしあわせは有力候補の一つになるでしょう。

小粒で食べやすそう

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「いぬのしあわせは小粒で食べやすそう」という内容のレビューです。

いぬのしあわせには5種類のラインナップがありますが、そのうちの4種類が小粒サイズのドライフードになっています。

そして、小粒は中粒よりもタンパク質・脂質・カロリーがやや高めに調整されていることを踏まえると、(超)小型犬向けに作られているドッグフードと捉えることができます。
(※1歳からの成分値を比較しています)

うちの犬には合っている

良い口コミ・評判の中には、「うちの犬には合っている」というレビューもありました。

この理由として考えられるのは、いぬのしあわせは全体的に脂質が控えめな傾向があることです。

というのも、体質によっては高脂質のフードが合わない犬もおり、下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がるからです。

保存に便利な小分け包装

通販サイトとSNSで口コミ・評判を調査していると、「小分けされているから保存に便利」という内容のレビューも見つかりました。

参考までに”小粒・1歳から”を例に挙げると内容量は1.3kgと2.6kgの2サイズになっており、1.3kgサイズは4パックに、2.6kgサイズは6パックに小分けされています。

このことから、開封して品質や風味が落ちる前に食べきることができ、保存方法についてもそれほど神経質にならずに済みます。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は「原材料に安心感がある」という内容のレビューで、その全てが着色料を使われていないことを評価する声でした。

色味をつけるために人工の着色料が使われているフードは珍しくありませんが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

それなのに着色料を使って色味をつけるのは、犬ではなく飼い主である人間の興味を惹くためです。

そして、着色料は犬にとって必要のない添加物ということもあり、安全性最優先でフードを選びたいと考えている愛犬家からは避けられがちな傾向があります。

いぬのしあわせドッグフードの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ うちの犬には合わなかった
食いつきはいまいち
良い口コミ 食いつきがいい
お手頃な値段
小粒で食べやすそう
うちの犬には合っている
保存に便利な小分け包装
原材料に安心感がある

いぬのしあわせドッグフードの悪い口コミ・評判は「うちの犬には合わなかった」、「残念ながら食いつきはいまいち」といった内容のレビューがあり、特に「うちの犬には合わなかった」という飼い主の声が多い傾向にありました。

その一方で、いぬのしあわせドッグフードの良い口コミ・評判は「食いつきがいい愛犬お気に入りのフード」、「値段が手頃だから気軽に買える」、「小粒だからか食べやすそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、いぬのしあわせは動物性油脂でコーティングされていることや、肉・魚より安く仕入れることができる穀物が主原料として使われていることが関係していると考えられます。

※いぬのしあわせは2023年3月をもって販売終了となりました。

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いぬのしあわせドッグフードの種類

粒サイズ 商品名 タンパク質
(以上)
脂質
(以上)
エネルギー
(100gあたり)
小粒 1歳から 22.0% 11.0% 約345kcal
1歳から 低脂肪タイプ 22.0% 9.0% 約335kcal
7歳から 22.0% 9.0% 約335kcal
11歳から 22.0% 11.0% 約345kcal
中粒 1歳から 20.0% 10.0% 約340kcal

いぬのしあわせは成犬・シニア犬向けの主食用ドライフードで、ラインナップは小粒が4種類、中粒が1種類となっています。

ただ、どのラインナップも主要な成分バランスにあまり差はなく、全体的にタンパク質・脂質・カロリーが控えめです。

また、原材料の内容もほとんど変わらず、どのラインナップも穀物が主原料として使われているドライフードになっています。

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いぬのしあわせドッグフードの総合評価

いぬのしあわせドッグフードの原材料の評価

原材料一覧
穀類(小麦粉、ホミニーフィード、とうもろこし、コーングルテンミール、脱脂米糠)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイル(DHA・アラキドン酸含有))、大豆ミール、魚介類(フィッシュミール、魚肉抽出物)、ビートパルプ、野菜類(パプリカ、キャベツパウダー、にんじんパウダー、ほうれん草パウダー、かぼちゃパウダー)、クロレラ、オリゴ糖、乳類(チーズパウダー、ミルクパウダー)、セレン酵母、β-グルカン、グルコサミン、クローブ、バジル、ローズマリー、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
※アレルギーの原因になりやすい原材料、品質が不明瞭な原材料、気がかりな添加物は赤色で記載

ここからは、いぬのしあわせドッグフードの原材料を評価していきます。
(※表は「小粒・1歳から」の原材料一覧です)

穀物が主原料として使われているドライフード

いぬのしあわせの原材料の特徴としてまず挙げられるのは、穀物が主原料として使われていることです。

穀物は肉・魚よりも安く仕入れることができ、穀物の割合が増えるほどフードの販売価格が安くなる傾向があります。

その一方で、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多いフードは犬本来の食事内容に配慮されたフードとは言いづらいです。

 

また、穀物の中でも特に小麦はアレルギーの原因になりやすいという問題もありますが、いぬのしあわせには”小麦粉”が使われています。

それに加えて、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆も使われていることから、いぬのしあわせは食に敏感な愛犬用フードとしてのおすすめ度は下がります。

品質・内容が不明瞭な原材料あり

いぬのしあわせの原材料一覧には“ミートミール”“動物性油脂”など、品質・内容が不明瞭な原材料が記載されていることも気になります。

まず、”ミートミール”は何の動物の肉が使われているのかが分かりませんし、公式サイトやパッケージにはミールの品質についての説明は特にされていませんでした。

また、動物性油脂に何の動物の油が使われているのかも分かりませんし、添加されている酸化防止剤が人工のものなのか、それとも天然由来のものなのかの判断もできません。

ただ、人工の香料・着色料が使われていないことは評価できます。

賞味期限と保存方法について

いぬのしあわせの開封前の賞味期限は、製造日から約1年半となっています。

開封後は賞味期限にかかわらず、できるだけ早めに使い切るようにしてください。

ただ、いぬのしあわせはどのラインナップも小分け包装されているので、主食として与える分には特に問題なく使い切れるでしょう。

保存方法については、高温多湿や直射日光の当たる場所を避けた上で、できる限り空気に触れさせないことが大切です。

いぬのしあわせドッグフードの成分の評価

成分表
タンパク質 22.0%以上
脂質 11.0%以上
粗繊維 5.0%以下
灰分 9.0%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 0.90%以上
リン 0.72%以上
エネルギー 約345kcal/100g

原材料の次は、いぬのしあわせドッグフードの成分を評価していきます。
(※表は「小粒・1歳から」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

いぬのしあわせのタンパク質は20.0〜22.0%以上、脂質は9.0〜11.0%以上、100gあたりのカロリーは約335〜345kcalと、全体的にタンパク質・脂質・カロリーが控えめです。

脂質とカロリーが控えめという点だけに注目すれば、室内飼いで運動量が少ない成犬・シニア犬向けと捉えることができますが、成犬の主食としてはタンパク質がやや控えめな印象を受けました。

また、穀物が主原料として使われていることを踏まえると、植物性タンパク質の割合がかなり多いと推測できます。

このことから、タンパク質の内容にもこだわって愛犬のフードを選びたいということであれば、いぬのしあわせは選択肢から外れます。

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いぬのしあわせドッグフードの総合評価

いぬのしあわせドッグフードの給餌量

体重 1日あたりの給餌量
1kg 30g
2kg 55g
3kg 75g
4kg 90g
5kg 110g
7kg 140g
8kg 150g

いぬのしあわせドッグフードの「小粒・1歳から」の給餌量の目安は表の通りです。

そのほかのラインナップのパッケージにも給餌量の目安が掲載されていますが、どのラインナップの給餌量もあくまで”目安”でしかありません。

そのため、愛犬の体重や便の固さを確認しながら分量を調整するようにしてください。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
1.3kg 458円 458円
2.6kg 808円 830円

ペットラインの公式サイトと楽天市場、Amazonでいぬのしあわせの「小粒・1歳から」の販売状況を調査してみたところ、公式サイトからは直接購入することができませんでした。
(※販売状況と販売価格は2022年9月に確認しました)

そして、1.3kgサイズの最安値は楽天もAmazonで変わらず、2.6kgの最安値は楽天という結果になりました!

いぬのしあわせは店頭ではあまり販売されていないドッグフードなので、いぬのしあわせを買うなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

いぬのしあわせドッグフードの総合評価

項目 詳細
原材料 1.0
成分 2.0
安全性 4.5
食いつき 5.0
コスパ 5.0
総合評価 Cランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
458円/1.3kg
808円/2.6kg
※小粒・1歳から
※2022年9月に楽天・Amazonで確認
対応年齢 成犬・シニア犬
原産国 日本
販売会社 ペットライン株式会社

当サイトのいぬのしあわせドッグフードの総合評価はCランクです。

「食いつきがいい」という口コミ・評判が非常に多く、市販のドッグフードの中でもかなり手に取りやすい価格で販売されていることが魅力と言えます。

その一方で、穀物が主原料として使われていたり、品質・内容が不明瞭な原材料が使われていたり、全体的にタンパク質がやや控えめな傾向があることなど気になる点も多いです。

とは言え、愛犬の餌代にいくらかけられるかは飼い主それぞれで違いますし、当サイトでは品質・安全性に気を配りつつも無理なく購入できる価格帯のフードを選ぶことをおすすめしています。

※いぬのしあわせは2023年3月をもって販売終了となりました。

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