ハッピードッグの口コミや評価は?ドッグフードの評判を調査・検証!

人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことに加えて、人用の食品レベルの原材料が使われているドイツ産ドッグフードのハッピードッグ。

それだけでなく、年齢やサイズ、体質や飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整した、様々なフードを取り揃えています。

今回はそんなハッピードッグの口コミ・評判を114件調査し、悪いレビューと良いレビューに分けて整理してみました!

また、原材料と成分をもとに総合的な評価もしているので、ぜひあなたの愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

ハッピードッグの悪い口コミ・評判

ハッピードッグの悪い口コミ・評判は「値段が高いのがネック」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「粒が大きくて固いから小型犬には食べづらそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ハッピードッグには人用の食品レベルの原材料が使われていることや、人工の香料が使われていないことが関係していると考えられます。

悪い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 値段が高い(13件)
  • 食いつきはいまいち(10件)
  • 粒が大きくて固い(10件)
  • 原材料の割合が気になる(4件)

という結果になっています。

なお、口コミ・評判は2022年11月にAmazon、楽天、ツイッター(現X)、インスタグラムで調査しました。

値段が高い

ハッピードッグの悪い口コミ・評判で一番多かったのは、「値段が高い」という内容のレビューでした。

参考までに一例を挙げると、小型犬向けシリーズの【ミニ フィット&バイタル】の100gあたりの値段は約303円ということで、確かにホームセンターやペットショップでよく見かける市販の激安フードと比較するとかなり高いです。
(※1kgサイズの販売価格を参考にしています)

もちろん値段が高いだけあって、どのラインナップにも人用の食品レベルの原材料が使われていたり、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われていなかったり、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われている・・・などのこだわりがあります。

とは言え、どれだけ品質にこだわってフードを選んでも継続できなければ意味がないので、現実的に無理なく購入できるかどうかということまで考えてお試しすることをおすすめします。

食いつきはいまいち

次に多かった悪い口コミ・評判は「食いつきはいまいち」、「あまり食べない」といった食いつきの悪さを指摘するレビューでした。

食いつきのよさを評価する声の方が目立ったものの、どんな犬でも絶対に気に入ってくれる嗜好性の高いフードはまずありません。

ハッピードッグの食いつきが悪かった理由としてまず考えられるのは、人工の香料が使われておらず、原材料そのものの香りで風味が整えられていることです。

一般的には人工の香料を使って風味が整えられているフードの方が食いつきがいい傾向にあるので、人工の香料が使われているフードを食べ慣れている犬には、ハッピードッグの風味にあまり魅力を感じられない可能性はあります。

粒が大きくて固い

そのほかに見つかった悪い口コミ・評判は「想像していたより大粒だった」、「粒の厚みがあって固い」といった内容のレビューで、主に小型の愛犬を飼っている方々の声でした。

ハッピードッグは中・大型犬向けのシリーズ、小型犬向けのシリーズといったように、犬種(サイズ)に合わせたラインナップを取り揃えていますが、風味の好みと同じように粒の形状の好みも犬それぞれで違います。

そのため、場合によっては愛犬が食べやすいサイズに砕いて与えたり、ぬるま湯でふやかしてから与えるなどの工夫が必要になるかもしれません。

原材料の割合が気になる

悪い口コミ・評判の中には、「原材料の割合が気になる」という内容のレビューもあり、具体的には動物性原材料と植物性原材料の割合を気にする飼い主の声を確認できました。

ハッピードッグにはポテトや大麦、コーンなどの植物性原材料が主原料として使われているラインナップもそれなりに多いですが、植物性原材料の割合が増えれば増えるほど、肉食動物の雑食である犬本来の食事内容からは遠ざかります。

公式サイトには【粗タンパク質量のおよそ90%は動物由来成分】と補足されているものの、それぞれのフードにどれくらい動物性原材料が使われているのかまでは把握できません。

せっかくなら、原材料一覧に動物性原材料の割合を明記したり、フード別に動物性原材料の使用率を明記すればより安心感が増すと思いました。

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ドッグフード「ハッピードッグ」の総合評価

ハッピードッグの良い口コミ・評判

ハッピードッグの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ハッピードッグは様々な風味のラインナップを取り揃えていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

良い口コミ・評判の内容別の件数は、

  • 食いつきがいい(36件)
  • うちの犬には合っている(18件)
  • 原材料に安心感がある(13件)
  • 小粒で食べやすそう(6件)
  • お手頃な値段(4件)

という結果になっています。

食いつきがいい

ハッピードッグの良い口コミ・評判で一番多かったのは、「食いつきがいい」という内容のレビューでした。

「食いつきはいまいち」というレビューが10件だったのに対して、「食いつきがいい」というレビューが36件という件数を踏まえても、ハッピードッグは比較的多くの犬たちに受け入れられている嗜好性の高いフードと捉えてよさそうです。

ハッピードッグには人工の香料は使われていないものの、半分以上のラインナップには動物性原材料が主原料として使われており、良質な原材料そのものの香りを活かして風味が整えられています。

また、”チキン精肉”や”ラムプロテイン”、”ダックプロテイン”などメインの動物性タンパク源が違う様々なラインナップがあり、愛犬の食の好みに合わせて選びやすいことも強みです。

うちの犬には合っている

次に多かった良い口コミ・評判は、「うちの犬には合っている」という内容のレビューです。

この理由としてまず考えられるのは、ハッピードッグには比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることです。

穀物の中では小麦が、豆類の中では大豆がアレルギーの原因になりやすい傾向がありますが、ハッピードッグはどのラインナップも小麦・大豆不使用のレシピを採用しています

それだけでなく、グレインフリー(穀物不使用)フードや動物性タンパク源が限定されたフードも取り揃えており、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。

原材料に安心感がある

そのほかに見つかった良い口コミ・評判は、「ハッピードッグは原材料に安心感がある」という内容のレビューです。

人工の酸化防止剤や着色料が使われているフードは珍しくありませんが、ハッピードッグにはそれらの添加物が使われていないことが安心できる要素と言えるでしょう。

人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑えるために使われるものの、ハッピードッグは天然由来のもので代用しています。

着色料についてはフードの見た目を良くするために使われますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していないので、犬の立場になって考えれば着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はありません。

小粒で食べやすそう

「粒が大きくて固い」というレビューとは対照的に、「小粒で食べやすそう」という内容のレビューも確認できました。

これに関しては悪い口コミ・評判の項目でも触れた通りで、フードの形状の好みは犬それぞれで違います。

大粒で食べごたえのあるドライフードが好きな小型犬もいますし、セミモイストフードやウェットフードが好きな犬もいるので、粒の大きさについての口コミ・評判はそれほど参考にならない・・・というのが率直な感想です。

お手頃な値段

良い口コミ・評判の中には、「ハッピードッグはお手頃な値段」という内容のレビューもありました。

価格重視の激安フードと比べると”高い”と言わざるをえないハッピードッグですが、ハッピードッグの1.5〜2倍近くの値段で販売されているプレミアムフードも珍しくありません。

激安フードだけでなく、それらの高級フードも含めて総合的に比較すれば、ハッピードッグは平均よりもやや高めの価格帯のフードと捉えることができます。

そのため、「愛犬には品質と価格のバランスが取れたフードを与えたい」と考えているなら、ハッピードッグは選択肢の一つになるでしょう。

ハッピードッグの口コミ・評判まとめ

項目 口コミ内容
悪い口コミ 値段が高い
食いつきはいまいち
粒が大きくて固い
原材料の割合が気になる
良い口コミ 食いつきがいい
うちの犬には合っている
原材料に安心感がある
小粒で食べやすそう
お手頃な値段

ハッピードッグの悪い口コミ・評判は「値段が高いのがネック」、「我が家の愛犬の食いつきはいまいち」、「粒が大きくて固いから小型犬には食べづらそう」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

その一方で、ハッピードッグの良い口コミ・評判は「食いつきがよくて満足している」、「うちの犬には合っている」、「安心して与えられるドッグフード」といった内容のレビューが多い傾向にありました。

このような内容のレビューが目立った理由は、ハッピードッグは様々な風味のラインナップを取り揃えていることや、比較的アレルギーの原因になりにくいタンパク源が使われていることが関係していると考えられます。

ドッグフード「ハッピードッグ」の種類

ドッグフード「ハッピードッグ」には5シリーズの主食用ドライフードがあり、それぞれで原材料の内容と成分バランスの傾向が違います。

なお、主食用としての栄養基準を満たした5シリーズのドッグフードとは別に、タンパク質・リン・ナトリウム含有量が制限されたナノNなど、特別に成分バランスが調整されたフードもあります。

ただ、それらのフードは通常の主食用フードとしての基準を満たしていないという性質上、ご自身だけの判断で愛犬に与えるのは避けてください。

シリーズ名 商品名 主原料 穀物 タンパク質 脂質 水分 エネルギー
(100gあたり)
対象
ヤング センシブル パピー サーモン&ポテト チキン精肉 30.0% 16.0% 9% 379.5kcal 生後4週〜6ヶ月までの子犬
センシブル ジュニア サーモン&ポテト チキン精肉 米、米粉 26.0% 13.0% 9% 364.5kcal 生後7ヶ月以降の子犬
センシブル パピー ラム&ライス ラムプロテイン 米粉、コーン粉、コーン 30.0% 16.0% 9% 379.5kcal 生後4週〜6ヶ月までの子犬
センシブル ジュニア ラム&ライス ラムプロテイン 米粉、コーン粉、コーン 26.0% 13.0% 9% 364.5kcal 生後7ヶ月以降の子犬
フィット&バイタル ミディアム(成犬用) チキンプロテイン コーン、コーン粉、米粉、大麦 24.0% 13.0% 9% 352kcal 中型の成犬・シニア犬
マキシ(成犬用) チキンプロテイン コーン、コーン粉、米粉、大麦 23.0% 13.0% 9% 352.0kcal 大型の成犬・シニア犬
ライト カロリーコントロール(低脂肪) チキンプロテイン コーン、コーン粉、米粉、大麦 25.5% 7.0% 9% 309.8kcal 中型・大型の成犬
シニア チキンプロテイン 米、米粉、コーン、コーン粉、大麦 21.0% 10.0% 9% 340.5kcal 中型・大型のシニア犬
センシブル インディア 米、ライスプロテイン 24.0% 10.0% 9% 338.0kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
モンタナ ポテト 不使用 21.0% 10.0% 9% 326.5kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
ピエモンテ ダックプロテイン 不使用 23.5% 14.0% 9% 353.5kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
アフリカ ポテトフレーク 不使用 20.0% 10.0% 9% 331.8kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
カリビック ポテトフレーク 不使用 23.0% 12.0% 9% 343.5kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
ニュージーランド ラムプロテイン 米粉、コーン粉、コーン、ライスプロテイン 21.0% 12.0% 9% 341.8kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
トスカーナ ダックプロテイン コーン粉、コーン、米粉 24.0% 7.5% 9% 322.8kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
アイルランド 大麦 大麦、全粒オーツ麦 21.0% 10.0% 9% 335.3kcal 中型・大型の成犬・シニア犬
ミニ フィット&バイタル ミニベビー&ジュニア チキンプロテイン コーン粉、米粉 29.0% 16.0% 9% 365.3kcal 小型の子犬
ミニ(成犬用) コーン コーン、米粉 26.0% 14.0% 9% 355.3kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ ライト(低脂肪) コーン コーン、米粉 24.0% 7.0% 9% 320.3kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ シニア コーン コーン、米粉 23.0% 10.0% 9% 342.3kcal 小型のシニア犬
ミニ センシブル ミニ インディア 米、ライスプロテイン 26.0% 12.0% 9% 346.0kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ モンタナ ポテト 不使用 24.0% 12.0% 9% 334.8kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ センシブル パピー ラムプロテイン 米、コーン粉、コーン、ライスプロテイン 30.0% 16.0% 9% 380.0kcal 小型の子犬
ミニ ピエモンテ ダックプロテイン 不使用 25.0% 14.0% 9% 353.5kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ アフリカ ポテトフレーク 不使用 24.0% 12.0% 9% 341.8kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ ニュージーランド ラムプロテイン 米粉、ライスプロテイン、コーン、コーン粉 24.0% 12.0% 9% 341.8kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ アイルランド 大麦 大麦 24.0% 12.0% 9% 343.5kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ XSジャパン チキン精肉 米、米粉、ライスプロテイン、コーン 27.0% 16.0% 9% 371.0kcal 超小型の成犬・シニア犬
ミニ XSバリ チキン精肉 米、米粉、ライスプロテイン、コーン 27.0% 16.0% 9% 373.0kcal 超小型の成犬・シニア犬
ミニ フランス ポテトフレーク 不使用 24.0% 12.0% 9% 345.3kcal 小型の成犬・シニア犬
ミニ トスカーナ ダックプロテイン コーン粉、コーン、米粉 24.0% 7.5% 9% 322.8kcal 小型の成犬・シニア犬

対象犬種(サイズ)ごとにシリーズを分けると、【ミニ フィット&バイタル】と【ミニ センシブル】は小型犬用、【フィット&バイタル】と【センシブル】は中型犬・大型犬用となります。

【ヤング】に関しては子犬用のシリーズで、”パピー”は生後4週〜6ヶ月まで、”ジュニア”は生後7ヶ月以降といったように、月齢別に成分バランスを調整したドライフードを取り揃えています。

成分バランスの傾向としては、小型犬用シリーズは中型犬・大型犬用シリーズよりもタンパク質・脂質・カロリーが高めなフードがほとんどで、子犬用フードは成犬用フードよりも高タンパク・高脂質・高カロリーです。

 

その一方で、シニア犬用フードは成犬向けフードよりも、タンパク質・脂質・カロリーが控えめに調整されています。

それと、【(ミニ)センシブル】はグレインフリーフードや動物性タンパク源が限定されたフードを取り揃えており、複数のタンパク源にアレルギーのある愛犬にも対応しやすくなっています。

ハッピードッグのお試しサンプルについて

ハッピードッグのお試しサンプルの無料配布は行われていませんが、80gの少量サイズが有料販売されています。

ただ、数食分くらいの少量サイズだと、愛犬の好みや体質に合っているかをしっかりと判断することができません。

このことから、当サイトでは少量サイズのお試しは積極的にはおすすめしておらず、はじめから1ヶ月くらいは様子見できるサイズ(量)を購入してみて、本当に愛犬に合っているかどうかをじっくりと確認することをおすすめしています。

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ドッグフード「ハッピードッグ」の総合評価

ハッピードッグの原材料の評価

原材料一覧
コーン、チキンプロテイン**、ポルトリー脂肪、米粉、ポテトプロテイン*、サーモンミール、フィッシュミール、ラムプロテイン*、ひまわり油、ビートファイバー*、アップルポマス*(0.6%)、菜種油、乾燥全卵、塩化ナトリウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化カリウム、海藻*(0.15%)、亜麻仁(0.15%)、ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム(ハーブ:0.14%)*、緑イ貝*(0.02%)、イースト抽出物*、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、コリン、葉酸)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、天然由来トコフェロール(酸化防止剤として)(*乾燥)(**乾燥一部加水分解)

ここからは、ハッピードッグの原材料を評価していきます。
(※表は「ミニ・成犬用」の原材料一覧です)

良質な原材料で作られているドイツ産ドッグフード

ハッピードッグの特徴としてまず挙げられるのは、人用の食品レベルの良質な原材料で作られているドイツ産ドッグフードということです。

人用の食肉として出回らない“副産物ミール”をはじめとした、品質に不安のある原材料は一切使われておらず、新鮮な肉や魚に野菜、ハーブや植物オイルが使われた消化に優しいフードになっています。

また、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことも評価できます。

それに加えて、”加水分解レバー”の製造工程についても”酵素分解”と公式サイトに明記されており、品質面だけでなく安全性にもしっかりと配慮されている印象を受けました。

小麦・大豆不使用のレシピを採用

ハッピードッグはどのラインナップも、小麦・大豆不使用のレシピを採用していることも見逃せません。

これらのタンパク源は、安さをウリにしているほとんどのドッグフードに使われていますが、アレルギーの原因になりやすい傾向のあるタンパク源でもあります。

そして、体質によっては下痢や吐き戻しといった消化不良に繋がります。

もちろん、犬によってアレルギーの原因は様々で、穀物全般が体質に合わないこともあれば、特定の動物性タンパク源にアレルギーのある犬もいます。

 

ただ、ハッピードッグにはグレインフリー(穀物不使用)かつ動物性タンパク源が限定されたフードもあるので、食に敏感な犬たちにも幅広く対応しやすいです。

ハッピードッグの原材料について気になったのは、植物性原材料が主原料として使われているフードがあることと、それぞれのフードの動物性原材料の割合がどれくらいなのかが不明瞭なことです。

ハッピードッグの成分の評価

成分表
粗タンパク質 26.0%
粗脂肪 14.0%
粗繊維 3.0%
粗灰分 6.5%
粗炭水化物 41.5%
水分 9%
カルシウム 1.5%
リン 1.0%
ナトリウム 0.4%
マグネシウム 0.09%
オメガ6脂肪酸 2.8%
オメガ3脂肪酸 0.3%
エネルギー 355.3kcal/100g

原材料の次は、ハッピードッグの成分を評価していきます。
(※表は「ミニ・成犬用」の成分表です)

タンパク質・脂質・カロリーのバランス

ハッピードッグの通常の主食用ドライフードのタンパク質は20.0〜30.0%、脂質は7.0〜16.0%、カロリーは100gあたり309.8〜379.5kcalと、ラインナップによって成分バランスにかなりの開きがあります。

例えば、生後4週〜6ヶ月までの子犬用フードの「センシブル パピー&サーモン&ポテト」のタンパク質は30.0%、脂質は16.0%、カロリーは100gあたり379.5kcalと、育ち盛りでたくさんの栄養が必要な子犬に配慮して、高タンパク・高脂質・高カロリーになっています。

その一方で、「ミニ ライト」のタンパク質は24.0%、脂質は7.0%、カロリーは100gあたり320.3kcalと、適度にタンパク質を含みつつも低脂質・低カロリーに調整されており、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある成犬の主食としてぴったりです。

 

そのほかのラインナップを見る限りでも、年齢や犬種(サイズ)、飼育環境に配慮してきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

ただ、中には植物性タンパク源が主原料として使われているフードもあるので、「愛犬には動物性タンパク源が主原料として使われているフードを与えたい」と考えているなら、成分バランスだけでなく主原料にも注目して選ぶといいでしょう。

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ドッグフード「ハッピードッグ」の総合評価

ドッグフード「ハッピードッグ」の給餌量

体重 1日あたりの給餌量
1kg 25g
2kg 45g
3kg 60g
4kg 75g
5kg 90g
6kg 100g
8kg 125g
10kg 150g

ハッピードッグの「ミニ・成犬用」の給餌量の目安は表の通りです。

ただ、この給餌量はあくまで“目安量”でしかなく、実際のところは愛犬の飼育環境や体質によって適量が変わってきます。

そのため、愛犬の便の固さや体重を確認しながら給餌量を調整するようにしてください。

最安値は?公式・楽天・Amazonで価格を調査

内容量 公式 楽天 Amazon
80g 330円 330円 330円
300g 1,150円 1,150円
800g 2,420円 2,420円 2,420円
4kg 9,350円 9,350円 9,350円

ハッピードッグの公式通販サイトと楽天市場、Amazonで「ミニ・成犬用」の販売状況を調査してみたところ、公式通販サイトの販売価格と楽天市場、Amazonの最安値は変わらずという結果になりました!
(※販売状況と販売価格は2023年10月に確認しました)

ハッピードッグは店頭ではあまり取り扱いのないドイツ産プレミアムフードなので、ハッピードッグを購入するなら販売状況もあわせて確認できる通販サイトを利用するのがお手軽です。

通販なら重い袋を持ち運ぶ手間がありませんし、一定金額以上の購入で送料無料となる販売店も多いですからね。

ただ、もし店頭で直接購入したいというこだわりがある場合には、公式サイトで最寄りの販売店を探してみるといいでしょう。
販売店一覧|HAPPY DOG-ドイツ産の無添加ナチュラルドッグフード

ドッグフード「ハッピードッグ」の総合評価

項目 詳細
原材料 3.5
成分 4.5
安全性 5.0
食いつき 4.0
コスパ 2.5
総合評価 Bランク
(S〜Eの6段階評価)
価格/内容量
(調査時点の最安値)
330円/80g
1,150円/300g
2,420円/800g
9,350円/4kg
※ミニ フィット&バイタル「ミニ・成犬用」
※2023年10月に公式サイト・楽天・Amazonで確認
対応年齢 全年齢対応
(種類により異なる)
原産国 ドイツ
販売会社 ワールドプレミアム株式会社

当サイトのドッグフード「ハッピードッグ」の総合評価はBランクです。

一部のラインナップに植物性原材料が主原料として使われていることや、動物性原材料の割合が不明瞭な点は気になるものの、人工の酸化防止剤・香料・着色料が使われておらず、人用の食品レベルの原材料が使われていることは魅力的です。

また、年齢やサイズ、体質や飼育環境に配慮して、原材料の内容と成分バランスを調整したフードを取り揃えていることも評価できます。

品質面・安全性はもちろん、タンパク源の内容や成分バランスにもこだわって愛犬のフードを選びたいと考えているなら、ハッピードッグを一度お試ししてみる価値はあるでしょう。

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